2434♥R18チャンネル 作:EROスター
にじさんじのH級バラエティ、始まります!
「はい!というわけで始まりましたにじさんじのH級バラエティ!略して裏バラ!表の方でやってるB級のバラエティをパク……んんっ!リスペクトしつつ、裏チャンネルでしかできないあれやこれやをやっちゃおうって番組です!司会進行は私、月ノ美兎でお送りさせていただきます!」
にじさんじ公式裏チャンネルにプレミア公開された動画の冒頭で、笑顔の美兎が視聴者たちに挨拶をする。
裏チャンネルにアクセスできる一部の選ばれしリスナーたちはにじさんじ運営が始めた新たな試みに興味と興奮を募らせながらその番組を視聴していた。
「早速ですが、今回のゲストをお呼びしましょう!第一回のゲストはこの方!リゼ・ヘルエスタさんです!」
「あ、どうも~……あの、こんなぬるっとした感じでやっちゃって大丈夫なんですか?私、打ち合わせとかもしてないんですけど……?」
「いいのいいの~!今回はそういう感じでお送りするから、リゼは何も気にせずに撮影に参加しとけ~!」
表の人気番組であるB級バラエティよろしく、打ち合わせを全くしないまま撮影に臨んでいることに不安を抱いているリゼがMCである美兎にそう問いかければ、彼女は笑顔を浮かべて楽観的な答えを返してみせた。
「美兎さんがそう言うのなら信じますけど……それで、この番組って何をするんですか?」
「本家みたいに各回のテーマに合わせた映像が流れるから、それを見ながら野次を飛ばす感じで!ほら、打ち合わせとか必要なさそうですよね!?」
「まあ、そうですけど……じゃあ、今回のテーマは何なんですか?」
「よく聞いてくれたな、リゼ!記念すべき第一回のテーマは……ずばり『催眠』だ!!」
キュピーン!という音を響かせながら、人差し指を立てた美兎がリゼの質問に答える。
まだぽかんとしている彼女に対して、美兎はこう話を続けていった。
「我々にじさんじライバーはこうして裏チャンネルでドスケベな配信をしていたりするわけですが……まだそういうことに慣れてなかったり、恥ずかしさが捨て切れてない人たちもいます。今回は、そういった羞恥を捨て切れていないライバーにドスケベになる催眠をかけ、面白おかしくエロいことをしちゃおうって企画です!」
「な、なるほど……!よくわかりましたけど、催眠かぁ……本当に効くんですかね?」
「ぷっ……!おやおや~?もしかしてリゼは催眠術を疑ってるのか~?」
「疑ってるっていうか、信じてないっていうか……実際本当に効くか疑問じゃないですか?」
「ぷぷぷぷっ!なるほど、なるほど~……!そんなリゼに朗報!今回、ドスケベ催眠を受けて痴態を晒してきたのは……他でもないリゼさんなんですよ~!」
「え……?ええっ!?」
催眠術が本当に効くのかと疑問を抱いていたリゼは、美兎から信じられないことを告げられて驚きに叫びを上げてしまった。
目を見開いた彼女は、美兎やスタッフたちを見回しながら言う。
「ま、待ってください!私、そんなことした記憶なんてないんですけど!?」
「そりゃあ、今も催眠にかかってますからね~!しっかりばっちり映像は撮影してあって、ご丁寧に編集までされてるものがここに届いてますから!これを見れば、リゼがドスケベ催眠にかかって、ド変態なことをしてきたってことがわかると思うぞ~!」
「も、もしかして……その時の記憶を忘れるよう、催眠術をかけられてるってことですか……?うそ、信じられない……!!」
美兎がここで嘘をつくわけがない。つまり本当に自分は催眠術にかけられ、変態的な行為を楽しむ姿を撮影され、そのことを忘れているということだ。
そして、今から見せられるのは心の奥に秘めた変態性を解放した自分自身の痴態であることを理解したリゼが顔を真っ赤にする中、能天気な美兎が言う。
「まあ、これを見ればリゼも何か思い出すでしょ!リスナーさんたちも我慢の限界でしょうし、早速VTR、いってみよう!」
「あああ……っ!?私、何したんだろう?全然覚えてないよ~……!!」
いったい、催眠にかかった自分は何をしてしまったのか?恐ろしく不安になりながらもそれを確かめるためにリゼがモニターへと視線を向ける。
ややあって、彼女とこの配信を見ているリスナーたちの目に、その時の映像が流れ始めた――。