睡眠と覚醒の狭間は、いつだって狭い。
熟睡もできず、かといって目覚めに抗っている。そんな微睡みの時間のことだった。
「んぅ、ん、はぁ⋯⋯。んちゅぅ⋯⋯っ」
酷く淫靡な水音が、耳朶を震わせていた。目を開けば薄暗い天井が見え、音のした方に視線を向ければ、そこでは──。
「んちゅ、んぅ⋯⋯。あら、目が覚めたかしら?」
そこでは妖しい笑みを浮かべた雪ノ下の母親が、俺の肉竿を握っていた。
マジかよ、と口に出かけた言葉を飲み込む。また例の淫夢なのだろう。しかしあろうことか同級生の母親の夢を見るなんて、自分でもどうかと思った。
「ええ、まあ⋯⋯。っていうか、うぉ⋯⋯っ」
「んぅ、んちゅぅ、ちゅぷっ、れろっ、んぅぅ⋯⋯っ♡」
何してるんです? と聞こうとした俺の肉棒を、ははのんは再び口に咥え込んだ。熟年の技を思わせる濃厚なフェラチオに、ゾクゾクと背中に快感が奔る。
彼女が着ているのは、白絹を思わせる浴衣だ。その時代を感じる格好と結われた髪を見ていると、まるで江戸時代にでもタイムスリップしたみたいに感じる。
「っ⋯⋯! はぁ⋯⋯っ。何で、こんなことしてるんですか」
「んぅっ、んちゅぅぅっ⋯⋯♡ 確かめに来たのよ。あなたが雪ノ下家に相応しいかどうか」
そう言われても、全然意味が分からなかった。
会話の流れから察するに俺が雪ノ下の家に婿入りするような口振りだが、今のところそんな予定はない。しかし俺の戸惑いなど気にもしていないははのんは、俺の股間を弄っている。
「はぁ、ぅぁ⋯⋯。やめましょうよ、こんなこと⋯⋯。うぉ⋯⋯っ!」
「あら、あなたのここは一言もそんなことは言っていないみたいよ?」
そう言うと雪ノ下の母親は、また俺の肉竿に顔を近づけた。ずっぷりと咥え込まれると、途端に絡みついてきた舌が強烈な快感を運んでくる。
「んぅっ、んちゅぅぅぅっ、れろっ、ずちゅうぅぅ⋯⋯っ♡」
「うぁ、は、あぁ⋯⋯」
触ってもいいものかとためらいながらも、その頭を掴んで距離を取ろうとする。しかし雪ノ下の母親はより熱烈に吸い付いてくると、舌の動きを激しくさせていく。
「んちゅっ、んぅっ、んんん⋯⋯っ」
男の精を搾り取らんとする、圧倒的な口淫だった。やめさせたくとも身体には力が入らず、意識も注意も全てその快感の奔流に飲まれていく。
「雪ノ下、さん⋯⋯。もうやめ、うぅ⋯⋯っ!」
呼んだ瞬間に目が合って、その姿が娘の一人と重なった。同級生の母親にフェラチオされているだけじゃなくあいつのことを思い起こしてしまうなんて、自分でもどうかしている。
「んちゅっ、んぅ⋯⋯。はぁ⋯⋯っ いいから出しなさい。んちゅぅっ⋯⋯っ」
命令口調で言った後に、またははのんは俺の淫棒に舌を伸ばす。じゅぷじゅぷとねちっこく舐め回され、窄められた唇に愛撫される。これ以上なく大きくなった陰茎は、もう我慢できないと脈打っていた。
「は、ああぁぁっ⋯⋯! 出るっ、ああっ、イクっ!!」
ドピュどぴゅドピュッ! びゅっ、びゅるるるるるっ!! どぴゅぅっ!!
雪ノ下の母親にペニスを咥えられたまま、俺は思いっきり射精していた。
じりりと背中に刺激が走り抜け、天にも登りそうなほどの快感に満たされる。それから逃れる術を持たない俺は、彼女の言う通りに放精を続けるしかなかった。
「んっ、んんぅっ♡ ん、んんっ♡」
びゅくんっ、びゅくっ! びゅるっ、ドピュぅっ!!
一滴も零すまいと吸い付いてくるははのんの舌の上に、特濃の精液を吐き出し続ける。粘度の高いものが尿道を駆けていくたびに、全身が快感に震えた。
俺の射精の勢いが弱まってきてもなお、彼女は肉棒を咥えこんだまま離さない。その様子に困惑していると、ようやくははのんは俺のペニスから口を離した。
「ん⋯⋯。はぁ⋯⋯♡」
そして口内に出されたものを、コクンと嚥下する。
俺の精液を飲み干した美熟女は、どこまでも恍惚とした表情を浮かべていた。
「ふふっ♡ 濃くて美味しいわ♡」
ああまただ、とその顔を見て思う。俺の精液を飲み干した瞬間、それが媚薬であるかのように彼女たちは乱れていくのだ。
「では、こちらにも頂こうかしら」
ははのんはそう言うと、するりと浴衣の間から生足を出した。その艶めかしさに唾を飲み込んでいると、俺に跨ってその入口を晒す。
「では比企谷くんのを、こちらでも確かめさせてもらうわね♡」
「え、ちょ⋯⋯。う、おぉっ⋯⋯っ!」
にゅるり、と肉竿が飲み込まれていくと、その熱さと気持ちよさに声が出てしまう。
円熟味の増した膣とは、ここまで心地いいものなのだろうか。入れているだけでビクビクとペニスを反応させてしまうぐらい、その穴は快楽の
「は、あぁぁ⋯⋯♡ ふふっ♡ いいものをお持ちなのね?」
淫らで
恐らく俺は、初めて上品な淫靡さというものに触れたのだろう。その上同級生の母親とセックスしてしまっているという、どうしようもない背徳感。それに満たされてなお、俺は流されることに抗う。
「ちょっと、待ってください⋯⋯。流石にこれは、うぅっ!」
「んっ♡ ああぁっ♡ こんなにっ♡んんっ♡ 大きいなんて⋯⋯っ♡」
俺の意見など聞き入れるつもりなどないのだろう、ははのんはそう言って腰を振り始める。
由比ヶ浜の母親と致した時にも思ったことだが、熟した女体でしか出せないエロさと気持ちよさがあると思う。特に雪ノ下の母親のような固いイメージのある女性だと、乱れた時の様子がやたら股間にクるのだ。
「あぁ♡ んっ、は♡ あぁ⋯⋯♡ あなたのことを、見直さなければいけないようね⋯⋯♡」
浴衣が邪魔になってきたのか、ははのんはそう言ってしゅるりと裸身を露わにした。
その瞬間露わになったのは、柔らかそうで
「はぁ、う、あぁ⋯⋯」
「ふふっ♡ あなたのここも、悦んでくれているみたいね?」
そう言うと雪ノ下の母親は、俺の肉竿が収まっている下腹をのあたりを撫でて見せる。その仕草があまりにも扇情的で、またグンッ! と陰茎が硬くなった。
「ねえ、私にばかり動かせて、あなたは動かないつもりなのかしら?」
「⋯⋯⋯⋯」
そりゃ貴女が勝手にのってきたからでしょうが、と口を
「⋯⋯分かりました」
俺がそう答えると、ははのんはくすりと
「ふふっ♡ では、私とタイミングを合わせてね⋯⋯♡ は、ん⋯⋯♡ あ♡ ああぁ⋯⋯っ♡♡」
「うぉ、ぉお⋯⋯っ!」
ははのんが腰を振り始めると、それに合わせて俺も下から彼女を突き上げる。数度の腰振りでリズムが合ってくると、ぷるんと大きく乳房が揺れた。
「ああぁっ♡ そうよ⋯⋯♡ 上手ね♡ あ♡ ああぁっ♡♡」
まるで幼い子どもを褒めるかのようにそう言うと、ははのんは腰を振る動きを激しくさせていく。普段の彼女のイメージとその行為はあまりにかけ離れていて、ギャップにもまた興奮してしまう。
「ふふっ♡ 比企谷くん、もう射精しそうになっているのね?」
「は、あぁぁ⋯⋯っ。はい⋯⋯」
そう素直に認めざるを得ないぐらい俺は雪ノ下の母親とのセックスで昂り、今にも発射しそうなほどペニスを硬くさせていた。とても二人の娘を産んだ後とは思えないぐらい締まる膣が気持ちが良すぎるし、まだ一度しか射精していないのもあって全然我慢がきかないのだ。
「ふふっ、いいわよ♡ 出しなさい♡」
その命令口調が、また俺を高みへと連れて行ってしまう。許されてしまえば俺を制限するものは何もなくなって、全てを我慢できなくなる。
「は、うぁ、ぁあっ⋯⋯出ますっ!」
「んっ♡ あっ♡ あっ♡ あぁっ♡ このまま奥に出すのよ♡ あ♡ぁ♡あぁあぁぁっ~~──♡♡」
びゅるるるるるるるるうううぅぅっ!! びゅっ、ビュクッ! びゅくんっ、ドピュぅぅっっ!!
俺が射精を始めると、雪ノ下の母親は膣内で精液を受け入れながら仰け反っていた。
意識も何もかもを持っていかれてしまうほどの、強烈な快感。うねり狂った膣道の狭さに、頭がおかしくなりそうだった。
「ああぁぁっ⋯⋯♡ そうよ、たくさん出しなさい♡ あぁぁっ♡♡」
びゅぷっ、びゅるるるるるっ! びゅるるっ、ドピュッ、びゅクゥッ!!
頭が真っ白になりながら、彼女の膣奥へと射精を続ける。
膣内は精液を吸引するように蠢いて、搾り取られるとはまさこのことかという深い実感に包まれていた。苛烈なまでの快楽が体中を走り回って、全身が性感帯になってしまったかのようにさえ感じられる。
「は、あぁぁ⋯⋯♡ ふふ♡ 凄い勢いで出すのね♡ 膣奥に精子を浴びせられて、感じてしまったわ♡」
あまりにも蠱惑的で、淫蕩すぎる台詞。それに合わせるようにしゅるりと解けてきていた髪から
──参った。これでは大人になったどこかの誰かさんと、致しているみたいではないか。
「さあ、次はあなたの方からしてくれないとね」
「⋯⋯はい」
そして俺は、いま何と答えた? 欲に
「さあ」
しかし──その濡れ羽色の髪を広げて待っている彼女を相手に、我慢なんてできるだろうか?
同級生の母親で、当然俺とはずいぶん齢が離れている。たぶんうちの母親と歳はさほど変わらないだろう。だからこんなことはやめるべきだと分かっているのに──。
「ん⋯⋯っ、ああぁぁっ♡♡」
──俺は自らの意思で、雪ノ下の母親と繋がっていた。
「は、あぁ⋯⋯。うぁ⋯⋯」
はしたなく開かれたははのんの脚の間で、俺はずっぷりと生のペニスをその生膣に挿入していた。まるでそれを悦ぶかのように膣道がうねって、快感に変わっていく。
「はぁ♡んっ♡ 聞いていた通りの絶倫ね♡ 連続でできるなんて♡」
そう言って俺を受け入れるように腕を開いた彼女に別の誰かを重ねてしまって、またグンッと肉竿が硬くなった。最低な興奮の仕方なのに、俺の分身はそこから得られる快感を求めてしまっている。
「⋯⋯動きますよ」
「ええ。好きに動きなさい♡ ⋯⋯あっ♡」
俺が腰を振り始めると、ははのんはさっきよりもいくらか甘い声で喘ぎを漏らした。
膣奥までペニスを突き入れればぶるぶると乳房が揺れて、キュンと膣が締まる。その光景と気持ちよさに、思わず身震いしてしまう。
「ふっ、うぅ⋯⋯。はぁ⋯⋯」
「んっ♡ あ♡ あぁ⋯⋯♡ 奥までっ⋯⋯♡ ん、あぁ⋯⋯っ♡♡」
ゆっくり深くまで入って、また抜ける直前まで腰を引く。快感が強すぎて、全くペースを上げることができない。
一旦腰を止めてクールダウンしようかとも思うのだが、見咎められそうだし何より腰を止められないのだ。例えゆっくりでも、彼女の快感を貪り続けたくて、止まれない。
「あぁ、ぁん⋯⋯♡ 遠慮せずに、少し乱暴なぐらいでもいいのよ?」
「は、あぁ⋯⋯。はい⋯⋯」
俺の状況を、分かった上で言っているんだろうか。まるで煽るような言葉が、また射精を近づけてきてしまう。
「ふー⋯⋯っ」
「んあっ♡」
最奥までペニスを送り届けると、俺は体重をかけたまま動きを止める。あまりに興奮しすぎて、射精しそうだったからだ。
「ふふ⋯⋯っ♡ ずいぶん興奮しているみたいね?」
「⋯⋯⋯⋯」
それに答えられないまま、俺はじっと射精感が過ぎるのを待っていた。ははのんにしてみれば、例え発射が早かろうが精液が得られればそれでいいのだろう。しかし、俺にも男の矜持というものがある。
「ほら、若いのだから休んでいちゃ駄目よ。もっと激しくしてごらんなさい♡」
「は、い⋯⋯」
ようやく快感の波が過ぎ去ってくれると、俺はそう答えて腰を振り始めた。途端にまた強烈な刺激に見舞われるが、さっきよりは我慢できそうだ。
「は、あぁ⋯⋯。雪ノ下さんの中、凄いですね⋯⋯」
「んんっ♡ は、あぁ⋯⋯♡ 嬉しいことを言ってくれるのね♡」
そんな素直な感想は、あの雪ノ下の母親さえ嬉しいものなのだろうか。妖艶に笑いかけられて、またドキッとしてしまう。
「あぁっ♡ んあああぁぁっ♡ いいわ⋯⋯♡ 比企谷くんの、本当に立派ね♡ あ♡ぁ♡ああぁぁっ♡♡」
段々と調子を得てきて、俺はピストンのリズムを上げていく。ゆさゆさと揺れる胸を見ながら、その行為に没頭していってしまう──。
「はぁ、は、あぁ⋯⋯っ。もう、出そうです⋯⋯っ!」
「あん♡あ♡ぁ♡あっ♡ いいわ♡ んんあぁっ♡ 比企谷くんの、またたくさん出してちょうだい♡」
許されがまま、求められるがままに、俺は腰振りの動きを大きくしていく。パァンッ! パァンッ! と野蛮なセックスの音を立てながら、何度も何度も彼女の最奥を突きまくる。
「はぁっ、はぁっ、あぁ⋯⋯っ! 出るっ、イキますよっ!」
「あ♡ァ♡あっ♡ ああぁぁっ♡ 出して♡ はぁ、あああぁぁっ♡ 比企谷くんの、たくさんっ♡♡」
そう言って俺を見つめてくる顔は、本当に
だからなのか俺は、あり得ない行動に走ってしまう──。
「は、ああぁぁっ、出るっ! イクっ!!」
「あんっ♡あんっ♡あっ♡ 私も、んんあああぁぁっ♡♡」
叫ぶように喘ぐ雪ノ下の母親からペニスを抜き去ると、俺は彼女に跨った。亀頭の先をその美しい顔に向けながら、自らそれをシゴきあげる。
「ふっ、うぅぅっ⋯⋯っ! 出るっ! 出ますっ!!」
びゅくビュクびゅくっ! ドぴゅっ、びゅ、びゅるるっ! ドピュぅぅぅっ!!
そして勢いよく、その顔に生殖液を浴びせかけた。
一切の許可も得ていないままの顔射で、瞬く間に雪ノ下の母親の顔が汚れていく。その唇に、鼻に、睫毛に、髪に、俺の白濁したザーメンが降り注いでいた。
「ああぁぁ⋯⋯♡ ん⋯⋯♡ どうして、顔に⋯⋯♡」
びゅるるるううぅぅぅっ! ビュッ、びゅくっ! ドピュっ! ドぷぅっ!!
非難されるかと思ったが、ははのんは顔面にザーメンをぶっかけられながら笑顔を浮かべていた。
これでは痴女そのものじゃないかと思うと、またビュッ! と勢いよく精液が飛び出す。過剰なまでの興奮のままに、俺は彼女の顔を白く汚し続けていた。
「ん⋯⋯。もう⋯⋯どうして中に出してくれないの⋯⋯♡」
やはりというか、膣内射精しないことには不満を覚えているらしい。しかしその顔は恍惚としたままで、とろんと快感に蕩けた目が俺を見ていた。
「比企谷くん、顔に出してしまった分を集めなさい。全部飲ませて欲しいの」
「⋯⋯はい」
そう言われれば断れるはずもなく、俺は指を使ってぶちまけてしまったザーメンを集める。それをははのんの口の中に落としていくと、彼女は嬉しそうにそれをゴックンした。
「ん、はぁ⋯⋯♡ やっぱり比企谷くんの精液は、美味しいわね♡」
びくんっ、とまた肉竿が反応する。彼女の顔中を精液まみれにしてもまだ、全然出したりないのだ。
「ふふっ♡ 本当に元気ね♡ 次はちゃんと中に出しなさい♡」
「⋯⋯はい」
もうその返事に、さっきまでの違和感はない。俺の方ももう、我慢なんてできるわけがなかった。
「なら、今度は後ろからいいですか」
「ええ、もちろん♡」
ははのんは見たこともないぐらい嬉しそうな表情を浮かべると、俺の手に引かれるがまま立ち上がった。ベッドから下りて壁に手をつかせると、歳を感じさせない美尻を掴む。
「あん⋯⋯♡ 比企谷くん、早く入れて♡」
本当にいつもの凛とした姿は何だったんだと思うぐらい、彼女の表情は性行為への期待ではしたないものになっていた。そんな顔をされては俺の方も期待してしまうし、邪なことも考えてしまう。
「じゃあ、入れますよ」
「あ♡ あああああああぁぁっ♡」
立ちバックで挿入すると、ははのんはぐりんとその細身を仰け反らせる。その反応は、主導権がこちらに移ったことを示唆していた。
「は、あぁ⋯⋯。入りましたよ⋯⋯」
「あんっ♡ ええ⋯⋯入ったわ♡ 比企谷くんの逞しいのが⋯⋯♡ あっ♡」
俺が腰を振り始めると、ははのんは可愛らしい喘ぎを漏らす。そんな声を出されては、また嗜虐心が刺激されてしまうではないか。
「はぁ、ふっ、ふっ、は、あぁ⋯⋯っ!」
「あっ♡あっ♡あんっ♡ あああぁぁっ♡ すごい、わっ♡ 比企谷くんの、一番奥に♡ ああぁぁっ♡ 奥にクるっ♡♡」
段々とははのんの反応から、余裕がなくなってきているのを感じていた。性感が彼女の凛々しさ正しさを壊し、ただの女へと変えていっているのだ。
そう考えると、堪らなかった。あの雪ノ下の母親を、自らの肉棒で狂わせているという事実。それがどこまでも俺を、果てのない欲へと駆り立てる。
「は、あぁ⋯⋯。もうちょっと、激しくしますよ⋯⋯っ!」
「あ♡ァ♡ああああぁぁっ♡♡♡」
俺が腰振りの速度を上げると、また喘ぎ声が大きくなった。
何度も射精した後だから、まだ限界は遠い。その余裕に任せて、俺は激しくははのんの膣奥を突き倒す。
「あっ♡あっ♡あっ♡ これ、だめっ♡ んんんああああああぁっ♡ 比企谷くんっ♡ もう少し、ゆっくり⋯⋯あ♡ あああぁぁっ♡♡」
「はぁ、はぁ⋯⋯っ。さっき言いましたよね。乱暴なぐらいでもいいって」
俺がそう言うと、雪ノ下の母親はぶるると身体を震わせていた。膣も合わせてキュンと締まり、快感はどんどんと大きくなっていく。
「ふっ、う、あぁ⋯⋯っ。雪ノ下さん」
「やぁ、んっ♡ ああぁぁっ♡」
そう言って彼女の片足を持ち上げると、脚を開かせた状態でペニスを突き入れた。あられもない格好で男根をぶち込まれ、ははのんの口から悩めかしい声が漏れる。
「はぁ、はっ、あぁ⋯⋯っ。凄い締付けですよっ」
「んんああああぁっ♡ これっ♡ すごいっ♡ 比企谷くんのっ♡ 深いのっ♡♡」
ははのんから大人の余裕なんてものは全て抜け落ちて、ただ快感に任せて喘いでいた。それにひたすら興奮して、俺は立ちバックで腰を振りまくる。
「あっ♡あっ♡ あんっ♡ ふぅぅっ♡ あ♡あんっ♡ これっ、もうっ♡♡」
不安定な状態で突かれ、その身体は絶頂を迎えようとしていた。こっちの方も、そろそろ限界が近い。
「ふっ、ふっ、ふっ、は、あぁ⋯⋯っ! 雪ノ下さん、出しますよっ。また中にっ!」
「ああああぁぁっ♡ 出して♡ 出してぇっ♡ 比企谷くんの、たくさん中にちょうだいっ♡」
快感に素直になったははのんは、そう言って俺を振り返る。その顔は快楽に蕩け、いつもの淑女然とした雰囲気は痴女のそれになっていた。
「はっ、あぁぁっ、じゃあ、出しますよっ! 一番奥にっ⋯⋯!」
「あっ♡あんっ♡あ♡ 出し、てぇっ♡ 比企谷くんの精子っ♡ 子宮に注いで♡ あああぁ~~──っ♡♡」
びゅるるるううぅぅぅっ! ビュッ、びゅくっ! ドピュっ! ドぷぅっ!!
雪ノ下の母親に求められるがまま、またも膣奥に生殖液をぶちまける。
ただ奔放に、彼女を孕ませる勢いで最奥にザーメンを叩きつけていく。脳が灼けるような快感に促され、俺は何度も狭い膣に精子を注ぎ込んでいた。
「あああぁぁ♡ おくっ♡ すごいっ、のぉっ♡ あああぁぁっ♡♡」
びゅくビュクびゅくっ! ドぴゅっ、びゅ、びゅるるっ! ドピュぅぅぅっ!!
ははのんはあられもない格好で中出しされて、叫ぶように喘ぎ声を上げていた。
まったく、彼女の娘たちがこんな姿を見たらどう思うだろうか。そんな意地の悪いことを考えながら、俺は最後の一滴まで雪ノ下の母親の膣奥にザーメンを出し続けていた。
「は、あぁ⋯⋯。いっぱい出しましたよ」
「ん、はぁぁ⋯⋯♡ ええ⋯⋯♡ あっ♡」
俺が射精の終わったペニスを引き抜くと、ははのんは可愛らしい喘ぎ声を上げて挿入を名残惜しんでいた。開かせたままの脚の間からトロッとザーメンが溢れて、太ももの内側を伝い落ちていく。
「ああ⋯⋯っ♡ またたくさん出してくれたのね♡」
ははのんは溢れ出てくる白濁液を見て、顔に悦びの表情を浮かべた。
その光景は人妻に中出ししてしまった実感を俺に植え付け、筆舌に尽くしがたい背徳感が果てのない欲を刺激して──。
「⋯⋯もう一回、いいですか」
──妖艶な笑みを浮かべながら頷く彼女に、俺はまたペニスを挿入するのだった。
* * *
翌日。
あいも変わらず俺は、酷い疲労感に苛まれていた。
あの手の夢を見ると、いつもこうだ。まるであの行為が現実の出来事だったかのように身体が重たくなり、日中異常なまでの眠気に襲われる。ならばやめておけばいいのにと思うのだが、行為を止められたためしがない。
「ふぁ⋯⋯」
欠伸をしながら、放課後の廊下を行く。
何故かああいう夢を見た次の日は当の本人とエンカウントする確立が高いのだが、さすがに部活に出ていれば会うこともないだろう。
そう思っていたのだが。
「あら、比企谷くん」
一階の廊下で鉢合わせたその相手は、雪ノ下の母親その人だった。なんでここに⋯⋯と考えたところで、保護者会の理事をやっているとかいう話を思い出す。
これは迂闊だった。途中でマッ缶を買おうとした自分を恨んでいると、ははのんはいつもより柔和な笑みを俺に向けてくる。
「ごきげんよう。今から部活動かしら」
「⋯⋯まあ、そんなところです」
むしろそれ以外の何物でもないのだが、どうにも歯切れの悪い答えを返してしまう。
というか、まともに顔が見られない。見れば乱れに乱れていた彼女の姿が思い起こされ、自己嫌悪に苛まれるのだ。
「そう。では雪乃のことをよろしくお願いするわね。あと、陽乃のことも」
「⋯⋯はい?」
思わずそう、聞き返していた。
雪ノ下のことを言うのならば、部活仲間ということもあるから分かる。しかし何故、姉までよろしくされなければいけないのだろうか。
「あの、なんで陽乃さんもなんですかね」
本来であれば、俺と陽乃さんには何の接点もなかったはずなのだ。直近の出来事に鑑みても、今以上の関係性を構築する兆しはない。
そんな当然の疑問を顔に浮かべた俺を見ると、雪ノ下の母親はくすりと艶笑する。
「理由を伝えましょうか」
勿体ぶった物言いをするその唇は、魅惑的な孤を描いていた。
ああ、これではまるで、あの夢のままではないか。
そんなことを考えている俺に向けて、雪ノ下の母親は言葉を続ける。
「あなたが雪ノ下家に相応しいことは、充分に分かったからよ♡」
そう言った声音には、確かな艶がのっていて。
俺はまた股間に血が集まってくるのを、止められないのだった⋯⋯。