※この作品はR-18です。

ヒロインたちが淫魔化して八幡から搾精する話。   作:滝 

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由比ヶ浜結衣と川崎沙希が淫魔化して八幡から搾精する話。

 

 

 その時間は、いつも波に漂うような心地よい感覚の後にやってくる。

 

「まだ気づかないね」

「脱がされても気づかないとか、熟睡しすぎでしょ」

 

 ヒソヒソと囁き合う声には、確かな妖艶さが宿っていた。

 ゆっくりと意識が向こうからやってくる感じと、さわさわと身体を撫で回される感触。ああ、間違いなくこれはいつものやつだ。

 

「⋯⋯何やってんだ、二人とも」

「あ、やっと起きた」

「比企谷、そんなに疲れてたの?」

 

 まぶたを開くなり目に飛び込んできたのは、身につけているのはレースの下着だけという姿になった同級生たちだった。

 由比ヶ浜も川崎も、サキュバスよろしく黒い下着だ。それがやたらに白い肢体を際立たせて、年齢以上の清艶さを醸し出していた。

 

「んー、ヒッキーももう分かってるんでしょ?」

「今日もあんたの精液、もらいにきたから」

 

 もうこの状況も慣れたとは言え、なんとも理解しがたい理由だ。

 きっと理屈ではないのだろう。その下着姿に生唾を呑み込んでしまうのと一緒で、本能的なものなのだ。

 

「じゃあ沙希。言ってたやつやろっか」

「本気? ⋯⋯まあいいけど」

 

 きっと俺が目覚める前に何らかのやり取りがあったのだろう。そう言うと二人はブラを外して、惜しげもなくその豊満な胸をさらけ出した。

 

「あは♡ ヒッキー、めっちゃ見てる」

「はぁ⋯⋯。男子って、本当胸好きだよね。服の上からでもジロジロ見てくるし⋯⋯」

 

 それ、俺のこと言ってるんじゃないよな? と思いながらも、二人の乳房から目が離せない。二人ともモデル並みに大きく形のいいおっぱいをしているから、なおさらだ。

 

「ほら、ヒッキーはここ」

「おい、何するつもり──」

「いいから」

 

 俺の言葉が鋭い声に遮られると、促されるまま腰を上げさせられる。いつの間にか全裸に剥かれているし、俺の下半身は完全に準備が整っていた。

 

「はい、じゃあヒッキーの好きなやついくよ」

「二人がかりでやってあげるんだから、ちゃんと堪能しなよ」

「うおぉ⋯⋯っ」

 

 そうして俺のペニスは、その深すぎる谷間に包みこまれていた。しかも二人がかりだから、何とも贅沢な光景になっている。

 こうしてダブルパイズリをしてもらうのは初めてでもないが⋯⋯。同級生二人にしてもらっているという背徳感といやらしすぎる光景に、肉竿をビクンビクンと反応させてしまう。

 

「あは♡ ヒッキーのビクビクしてる♡」

「すご⋯⋯。ガチガチになってるし⋯⋯」

 

 悦びながら胸を動かす由比ヶ浜に、どこか冷静さを残した川崎。その二人のギャップがまたエロくて、睾丸が上がってくるのが分かった。まだ一度も射精していない状況で、この光景も行為も刺激が強すぎるのだ。

 

「ふふっ♡ 好きな時にイッてもいいよ♡ 今日もいっぱいシようね♡」

「たくさん出せるのがあんたの取り柄なんだから、頑張んなさいよ」

 

 さっきからアメとムチをうまい具合に使われて、俺の中で衝動が渦を巻いている。

 本能のまま全てをぶちまけられたら、どれだけ気持ちいいだろうか? 行為は始まったばかりだというのに、もうそんな妄想に取り憑かれてしまっていた。

 

「あ⋯⋯♡ ヒッキーのここ、もうパンパンになってきたよ♡」

「んっ、れろ⋯⋯っ、ふふっ♡ もう我慢汁出してる♡」

「は、おぉ⋯⋯っ。これ、やばい⋯⋯っ!」

 

 由比ヶ浜がそう言って亀頭を舌で突くと、川崎は長い舌をカリ首にまとわりつかせてくる。パイズリだけでも気持ちいいのに、舌技まで加わるともう駄目だった。

 

「ね、もう出そう? あたしの顔にいっぱいカケてね♡」

「出すならこっちにもだよ。出るところ見ててあげるから」

 

 二人は俺を見上げながら、その美巨乳で青筋だった肉棒を擦り上げてくる。

 こんなのもう、我慢できるわけがない。──そう思った瞬間に、俺は限界を迎えた。

 

「は、あぁぁ⋯⋯っ! 出るっ! イクっ!!」

「いいよヒッキー♡ 出して♡ あっ♡」

「ほらっ、出しな♡ あ♡ あぁ⋯⋯っ♡」

 

 ドプっ! びゅるるるぅぅぅぅぅぅっ!! びゅっ、ビューっ、びゅくっ! ビュルルるるるぅぅぅぅっ!!

 

 俺は由比ヶ浜と川崎の胸にペニスを挟まれたまま、思いっきり射精していた。

 放物線を描きながら飛んでいく白濁液が、由比ヶ浜のお団子頭に、川崎の眉間にと降り注ぐ。暴れまわる肉棒は快感のままにザーメンを撒き散らし、同級生の女の子たちを白く汚していた。

 

「あぁ♡ ヒッキーの出たぁ♡」

「すご⋯⋯♡ 比企谷の、やっぱり量多いね」

 

 ビューッ、びゅぅぅっ! びゅっ、ドプッ、びゅるるぅぅぅっ、びゅくっ、どぷぅっ!!

 

 あまりの快感と興奮で、返事の代わりに吐精で応える。

 おっぱいを寄せ合い笑顔で顔射を受け入れている二人は、まるで対になった女神のようだった。

 

「あは♡ 沙希の顔、ヒッキーのでドロドロだ♡」

「由比ヶ浜だって⋯⋯♡」

 

 ようやく射精が収まると、二人は猫のようにお互いの顔を舐め出した。俺がたっぷり顔に浴びせてしまったザーメンを、まるでミルクのように舐め取り嚥下していく。

 

「やっぱり、一回目が一番美味しいね♡」

「ん⋯⋯。すっごい濃いしね。比企谷の、いっつも喉にまとわりついてくるし♡」

 

 もはやゴックンなど当たり前になった二人は、精飲の感想を言い合っている。そんな様子を見てまた興奮してしまうのだから、どうしようもない。

 

「じゃあ、沙希からでいいよ」

「ありがと」

 

 そんなやり取りの後に、川崎はショーツを脱ぎ捨てて全裸になった。眼前に現れた抜群のプロポーションに、思わず釘付けになる。

 

「比企谷はそのままでいいから」

 

 そう言って川崎は跨ってくると、また生で俺のペニスを──受け入れるかと思っていたら、その手には見慣れないものが握られていた。

 

「ほら、ゴム着けるから」

「あ、ああ⋯⋯」

 

 川崎は慣れていないのだろう、避妊具の包装をじっくり眺めてからそれを破いた。

 一体どういう風の吹き回しだろうか。あれだけ彼女たちは、生で欲しがっていたのに⋯⋯。

 

「あは♡ ヒッキー。生じゃなくて残念?」

 

 それを見ていた由比ヶ浜は、精液を浴びて発情したのか妙に艶めかしい声で言った。

 正直また夢なのをいいことに生で致してしまうものだと思っていたが⋯⋯普通はセックスの時、避妊をするのだ。子どもが欲しい夫婦でもない限り、生ですること自体勧められたものではない。

 

「知ってると思うけど、淫魔だって妊娠しないわけじゃないんだよ」

 

 川崎はそう言うと、辿々しい手つきで俺の肉竿にコンドームを装着させていく。女の子にゴムを着けてもらうなんて当然初めてで、俺はその刺激だけでビクビクと肉棒を脈打たせていた。

 

「比企谷の、もらうね」

「あ、ああ⋯⋯」

 

 そう返事をすると、川崎は俺のペニスを握って腰を落としていく。ぬぷぷ、と肉棒が最後まで到達すると、川崎はプルンとその巨乳を揺らしていた。

 

「あぁ⋯⋯っ♡ なんかゴムしてると、感覚全然違うね」

 

 川崎は大きく足を開いたまま俺を見下ろすと、淫靡な笑みを向けてくる。その表情にぞくりと背中が震えて、コンドームに覆われた性器がまた脈打った。

 

「動くよ。⋯⋯んっ♡ あぁ⋯⋯♡」

「あ、あぁ⋯⋯。うぉ⋯⋯っ」

 

 そう言って川崎が腰を振り始めると、狭い膣道が俺の肉竿を擦り上げる。

 避妊具というたったゼロコンマゼロ何ミリという隔壁があるだけで、ずいぶんと性感の強さは違う。もちろん川崎の膣の締めつけが強烈なせいで、気持ちよくないということではないが。

 

「は、あぁ♡ んっ♡ はぁ⋯⋯♡ 比企谷の、奥までっ♡ んっ♡」

「あは♡ いいなぁ、沙希。すっごい気持ちよさそう♡」

 

 騎乗位で腰を振っている川崎に寄り添うと、由比ヶ浜は物欲しそうな目で俺を見ていた。胸の谷間に出されたての精液を浴びたままそんな目を向けてくるのだから、また興奮してしまう。

 

「ねえ、ヒッキーも感じてる顔してるよ♡ ゴムありでも気持ちいいでしょ?」

「ああ⋯⋯。そりゃ、な⋯⋯っ。うぅ⋯⋯っ」

 

 由比ヶ浜の言う通り、川崎とのセックスはコンドーム越しでも充分すぎるほど気持ちのいいものだった。ひょっとしたら初めてゴムありで行為に及んでいるから、という興奮も手伝っているかも知れない。

 

「んっ♡ あ♡ はぁ⋯⋯。けどやっぱり生の方が気持ちいいかも♡」

 

 そして川崎の言うこともまた、真実だった。

 やはりどうしたって、生でする方が直接的な快感が得られる。今まで生でばかりしていたのがおかしいのだとは分かっているが、どちらかと言えばそういう答えになるだろう。

 

「けど、そのお陰かな。比企谷、いつもより持つ方じゃん」

 

 確かに二回目にしては、射精が遅い。いつもは淫魔となった彼女たちに覆いかぶさられ、強烈な腰振りであっという間に搾り取られているからだ。

 

「は、あぁ⋯⋯。けど、そろそろやばい⋯⋯っ」

 

 だが余裕があるかと言われれば、それも違う。騎乗位の予測不可能な快感の波に加えて由比ヶ浜の蠱惑的な視線が絡まって、興奮が抑えられない。

 

「はぁ、ぁんっ♡ ふふっ♡ いいよ、出しても」

 

 川崎は青みがかったポニーテールを振り乱しながら、パンパンとセックスの音を激しくさせていく。必死で射精を我慢していると、由比ヶ浜は寝転んで俺に寄り添ってきた。

 俺の胸板に手を添えると、その指で乳首を弄ってくる。そして──。

 

「ふふっ♡ イッちゃえ、ヒッキー♡」

 

 チュッ、と頬にキスをされた瞬間、俺は限界を超えてしまう。

 

「あ、ああぁぁっ⋯⋯! 出るっ! イクっ!!」

 

 びゅるるるるるるるるうううぅぅっ!! びゅっ、ビュクッ! びゅくんっ、ドピュぅぅっっ!!

 

 そう宣言した瞬間に、俺は川崎の膣内で射精を開始していた。

 川崎の中に収まったペニスは、窮屈なゴムの中でビクンビクンと震える。しかしどれだけ脈打ったとしても、吐き出した生殖液は彼女の中には入っていかない。

 

「あっ♡ ああぁぁっ♡ 比企谷の、出てるっ♡ んぁっ♡ ああぁぁっ♡♡」

 

 びゅぷっ、びゅるるるるるっ! びゅるるっ、ドピュッ、びゅクゥッ!!

 

 川崎はゴム中出しを受けながら、以前よりは控え目に喘ぎ声を上げていた。プルプルと揺れるその胸が、彼女も確かに絶頂に達したことを示している。

 コンドームを装着しての射精でも、思わず声を上げてしまうほど気持ちいい。気持ちいいのだが⋯⋯同時に物足りないと思う自分を、どうにも止められそうになかった。

 

「あはっ♡ ヒッキーのおチンチン、ビクンビクンしてる♡ いっぱい出たのかな?」

「はぁぁっ♡ んっ♡ ⋯⋯どうだろ。ゴム越しじゃ、よく分かんないね」

 

 俺の射精を実況している二人がエロすぎて、ペニスは吐精が終わってもまだ脈打ちを続けていた。当然ガチガチに、勃起を続けたままだ。

 

「はぁ、はぁ⋯⋯。抜くぞ⋯⋯」

「んぁ⋯⋯っ♡」

 

 一気にペニスを引き抜くと、脱げかけたコンドームの先にたっぷりと白濁液が溜まっているのが見えた。

 今日も今日で、我ながら呆れるほどの量を出している。確かにこんな大量の精液を膣内に出しまくっていたら、妊娠させてしまうかも知れない。

 

「うわぁ、すご♡ ヒッキー、せーしいっぱい出したね♡」

 

 由比ヶ浜はまるで自分が出してもらったみたいに悦ぶと、俺のペニスから使用済みになったコンドームを外してくる。その手つきにさえ感じてしまって、肉竿はビクビクと震えていた。

 

「ね、沙希。これもらっちゃっていい?」

「はぁ、はぁ⋯⋯んっ。ダメだよ。それはあたしが出してもらった分」

「えー⋯⋯。じゃあ余ったらちょうだいね?」

 

 残念そうな表情を浮かべると、由比ヶ浜は「はい、あーん」と言って川崎に上を向かせた。川崎が口を開くと、ゴムを逆さにして溜まっていたザーメンをその舌に零していく。

 その非現実的な光景を見て、俺は心臓が飛び出しそうなほど興奮していた。俺の精液を取り合う女の子たちは、皆可愛らしいのに妖艶で、だからこそ見境がなくなってしまう。

 

「んっ、はぁ⋯⋯♡ まだ濃いね」

「本当? ん⋯⋯っ♡」

 

 由比ヶ浜はゴムの中に溜まっていた精液のほとんどを川崎に飲ませた後、僅かに残っていたザーメンを舌先に落とした。白濁液の雫を口に含み、テイスティングしている様はやたらに扇情的だ。

 

「んー、ちょっとじゃ分かんないから、あたしもゴムに出したの飲ませてもらお♡」

 

 そう言って由比ヶ浜は、どこからかゴムを取り出して俺の肉竿に装着してくる。やはり彼女も生はダメなのかという落胆と同時に、由比ヶ浜に避妊具を着けてもらっているという興奮がやってきて、頭がおかしくなりそうだった。

 

「あたしは、前から入れて欲しいな♡」

 

 ベッドに横たわると、由比ヶ浜は自ら脚を開いて俺を見上げてくる。そんな風に誘われて、断れるはずもなかった。

 

「⋯⋯入れるぞ」

「うん♡ 入れて♡ ヒッキーのおチンチン♡ あ♡ ああぁぁっ♡」

 

 ずぶぶ、とゆっくりと男性器を突っ込んでいくと、由比ヶ浜の女性器は熱いぐらいの温度で俺を受け入れてくれる。やはり薄皮一枚かぶっている感じはあるものの、入れているだけで気持ちいい。

 

「は、あぁ⋯⋯。由比ヶ浜の中、いつもより熱いな⋯⋯」

「あは♡ そうかも♡」

 

 由比ヶ浜はどこか嬉しそうにそう言うと、覆いかぶさっている俺の首に手をまわしてくる。そのまま顔を引き寄せてチュッとキスをしてくると、情欲に塗れた瞳に俺を映していた。

 

「ヒッキー、動いて♡ いっぱいえっちしよ♡」

「ああ⋯⋯。いくぞ⋯⋯っ」

「うん♡ あ♡ あぁっ♡ あぁんっ♡♡」

 

 まるで恋人同士のような雰囲気に流されるがまま、由比ヶ浜の中を往復し始める。ズン、と奥に到達するたびに由比ヶ浜の豊満な乳房が揺れ、桃色の唇からは甘い喘ぎがもれていた。

 

「はぁ、はぁ⋯⋯っ。う、あぁ⋯⋯。由比ヶ浜の中、いつもより締まる⋯⋯っ」

「ぁんっ、んっ♡ はぁ、あんっ♡ ヒッキーのも♡ あんっ♡ いつもよりおっきいみたい♡」

 

 正常位で行為に耽っていく俺たちを、川崎は横で黙って見ていた。もの欲しそうに開けられた口がどこかあどけなく、しかしその瞳は怠惰で熟れた色をしている。

 

「はぁ♡ ぁん♡ ねえ、ヒッキー?」

 

 由比ヶ浜は俺に突かれてぷるんぷるんと胸を揺らしながら、艷やかな笑みを浮かべて言った。

 

「生でシたらもっと気持ちいいのにって、思わない?」

 

 そのどこまでも魅力的な提案に、思わず腰を止める。自分からゴムを着けたくせに、何を言っているのか。

 

「は、あぁ⋯⋯。由比ヶ浜⋯⋯?」

「ね、答えて。生の方が気持ちいいよね?」

 

 その問いに対しての答えはもう、決まっている。比べてしまったが故に、その無防備な性交がどれほど気持ちいいのかが際立ってしまった。

 

「そりゃ、まあ⋯⋯」

「じゃあ、生でシたいよね?」

 

 一体由比ヶ浜は、何を考えているのか。俺を誘い込むような言葉が、やたらに股間にくるのだから堪らない。そんな風に聞かれたら、避妊なしで致す気持ちよさをより欲してしまうではないか。

 

「ヒッキーがシたいなら、生でもいいよ」

「は⋯⋯?」

 

 さっきから言動がチグハグすぎて、困惑するしかない。淫魔だって妊娠してしまうかも知れないと言ったのは、彼女たちの方なのに。

 

「覚えてるよね。あたしのおマンコの奥をガンガン突いて、思いっきり中出ししちゃった時のこと♡ ヒッキー、気持ちよさそうに喘ぎながら、あたしの一番奥にビューっ♡ ビューっ♡ ってたくさんせーし出してたんだよ♡」

 

 あまりに直接的な表現に、心臓がバクバクと脈打っていた。腰を止めているのに、荒い息が収まらない。

 

「あんなにいっぱい出されちゃったらいつか妊娠しちゃうなーって思うんだけど、あたしもすごく気持ちいいんだ♡ だからね、ヒッキー」

 

 由比ヶ浜は言葉を区切ると、ぎゅっと俺を引き寄せる。俺の唇を奪うと、とびっきり可愛らしい顔に、信じられないほど淫らな笑みを浮かべて言った。

 

「ヒッキーが、決めて♡ このままするか、あたしを妊娠させちゃうつもりで生でえっちするか♡」

 

 もう、頭が沸騰しそうだった。当たり前のことだが、生でセックスするなんて夢の中だろうが避けるべきことだ。

 ──だが、しかし。

 これは夢だ。どこまでも淫蕩で奔放な、倫理も何もない淫夢なのだ。その登場人物である俺が、淫魔である彼女たちの誘いに、どうして断ることができるだろう──?

 

「由比ヶ浜⋯⋯」

「んぁ⋯⋯っ♡」

 

 俺は由比ヶ浜の膣内からペニスを抜くと、情欲に蕩けた彼女の顔を見下ろした。血管の浮き出させている男根は、その姿を見てビクンビクンと脈打っている。

 

「⋯⋯いいんだな」

「ヒッキーが、したいなら⋯⋯ね♡」

 

 俺はもどかしくなってコンドームを引っ張ると、AVよろしくバチン! と音を鳴らしてそれを取った。丸裸になった男根が、本能のままの快感を欲して激しく脈打っている。

 

「入れるぞ」

「うん♡ 入れて♡ ヒッキーの、生のおチンチン♡ あ♡ ああぁぁっ♡♡」

 

 空のコンドームを由比ヶ浜の腹に置いて、ズブンッと裸のペニスをぶち込む。由比ヶ浜の身体が弓なりに反って、本気の喘ぎが室内に響く。

 ぶるると震える胸がまたいやらしくて、俺もまた膣内で分身を震わせていた。やはり生での性交は格別だ。由比ヶ浜の細かい襞が肉棒全体を包み込み、早く出してと締めつけてくる。

 

「あは⋯⋯♡ 生で、入れちゃったぁ♡ ヒッキー、あたしを孕ませたいんだ♡」

 

 その一言にまた興奮してしまって、俺は入れただけでイッてしまいそうになっていた。そんな風に挑発されたら、本気で由比ヶ浜に種付けしたくなってしまう。

 

「⋯⋯動くぞ」

「うん、きて♡ あ♡ ああぁぁっ♡♡」

 

 俺が腰を振り始めると、さっきよりもずっと大きな嬌声が響いていた。ことの成り行きを見守っていた川崎は、ゴクリと唾を呑んで俺に突かれている由比ヶ浜を見ている。

 

「ああぁぁっ♡ やっぱりヒッキーの、生が一番気持ちいいっ♡ 太くて長いの、あんっ♡ いっぱい擦れるの好きっ♡♡」

 

 最奥を突くたびにバルンバルンと揺れる乳房を見ていると、腰を止められなくなる。さっきまでゴムをしていたからこそ実感する無防備なセックスの気持ちよさが、常識と理性を溶かしていく。

 

「はぁっ、はぁ⋯⋯っ! 由比ヶ浜⋯⋯っ、締めつけすぎだ⋯⋯っ!」

「あん♡ だってぇ♡ ヒッキーの気持ち良すぎて離したくないんだもん♡」

 

 また由比ヶ浜は俺の頭を引き寄せてくると、唇を重ねてくる。舌を入れてくると、俺はその小さな舌を陵辱するように絡めとった。

 

「んぅ、ん♡ はぁ♡ ねぇ、ヒッキー♡ あたしのこと、名前で呼んで♡」

「はぁ⋯⋯は、ぁ⋯⋯。ゆい⋯⋯がはま?」

「ちがうし♡ あんっ♡ 結衣って呼んで♡ えっちの時だけでいいから♡」

 

 可愛いらしい顔を快楽に蕩けさせながら、由比ヶ浜はそう懇願してくる。

 ずっと前にカラオケに行った時にあだ名で呼んで欲しいと請われたことはあったが⋯⋯。こんな状況で頼まれて、断れるはずなんてない。

 

「はぁ、はぁ⋯⋯っ、結衣⋯⋯っ!」

「ああぁぁっ♡ うんっ♡ ヒッキー、ああぁぁっ♡ もっと突いてっ♡ もっと名前で呼んで⋯⋯っ♡」

 

 由比ヶ浜に促されるまま名前を呼び、腰を打ち付ける。そんな刺激的なことをしていたら当然射精を堪えられるはずもなく、俺はあっという間にイキそうになっていた。

 

「は、あぁ⋯⋯っ! そろそろ出すぞっ、結衣⋯⋯っ」

「あぁぁっ♡ うんっ♡ いいよヒッキー⋯⋯♡」

 

 由比ヶ浜はそう言うと俺の首の後ろに手を回してくる。抱き寄せられるがまま唇を重ね合うと、甘い吐息が耳にかかった。

 

「ヒッキー、このまま出していいよ♡」

 

 それは何度も言われたセリフのはずなのに、思わずぶるると背中が震え上がった。淫魔でも妊娠する可能性はあると言われた後なのに──俺はその衝動を止められない。

 

「あたしの中に、ヒッキーのいっぱい射精して♡ ぁんっ♡ ヒッキーの、あたしのしきゅーで全部受け止めるから♡ ヒッキーのあったかいの、全部奥に欲しいの♡」

「はぁ、はぁっ、結衣⋯⋯っ!」

 

 ぷっくりした唇が、甘い言葉で俺を快楽の底へと誘ってくる。目眩がするほど興奮して、もう俺は腰を止められなくなっていた。

 

「んぁっ♡ ぁんっ♡ んっ♡ ああぁぁっ♡ ヒッキー、中出ししてっ♡ あたしの奥にビューっ♡ ビューっ♡ って出して、赤ちゃんの種いっぱいちょうだいっ♡ ヒッキーので妊娠しちゃうぐらい、あんっ♡ いっぱい中に出してぇっ♡♡」

「うぁ、あぁぁ⋯⋯っ! 結衣っ、出るっ! イクっ!!」

 

 びゅるるっ、ビュッ! どっピュぅぅぅぅっっ!! びゅるっ、ビューっ、ビュルルルルっ!!

 

 俺は由比ヶ浜に抱きしめられたまま、その奥に向かって思いっきり射精を開始した。

 大好きホールドからの中出し。その快感は脳天を突き抜けるほど強烈で、俺は由比ヶ浜の膣奥で吐精することしか考えられなくなっていた。

 

「は、おぉ⋯⋯っ!」

「ああぁぁっ♡ 出て、るっ♡ あんっ♡ ヒッキーのせーしで、じゅせーしちゃう⋯⋯っ♡♡」

 

 びゅくんっ、びゅるっ、びゅくぅっ、ドピュッ! びゅっ、ビューッ、ビューッ、ドプッ!!

 

 精液を搾り取るように締め上げてくる由比ヶ浜の膣に、ありったけの生殖液を注ぎ込む。

 あまり無防備な膣内射精は、奔放であるが故に麻薬的だ。こんな快楽を味わってしまっては、もう後に戻れなくなってしまう。

 

「あぁ⋯⋯っ♡ ヒッキー、全部でた?」

「はぁ、はぁ⋯⋯。ああ⋯⋯」

「⋯⋯あんたたち、盛り上がりすぎでしょ」

 

 ベッドの上で繋がり合ったままでいると、そんな冷静なことが隣から届いた。

 確かにこんな恋人同士のようなセックスを間近で見せられていては、そう言いたくなる気持ちも分かる。

 

「ねえ、比企谷」

 

 川崎はそう言うと、僅かに恥ずかしそうに四つん這いになった。ベッドの上で俺に尻を向けると、こちらを振り返る。

 

「⋯⋯あたしとも、生でシたい?」

 

 その問いかけに即答する代わりに、俺は生唾を飲み込んだ。情欲に濡れた目で見つめられれば、選択肢などないに等しい。

 

「⋯⋯したい」

「なら、いいよ。責任とれるならね」

 

 どこか挑発的な雰囲気に、俺はまたペニスをビクンと脈打たせた。

 許されてしまえばもう、俺を縛り付けるものは何もなかった。むしろ今更ダメだと言われても、我慢できないだろう。

 

「なら、生で入れるぞ」

「んぁっ♡♡」

 

 そう言いながら由比ヶ浜の中からペニスを抜くと、途端にトプッとザーメンが溢れ出した。トロトロとシーツに垂れていくそれを認めた後に、俺は川崎の腰を掴む。

 

「いいよ⋯⋯きて。あ♡ ああぁぁっ♡♡」

 

 自分の精液と由比ヶ浜の愛液で濡れたそれを川崎の中に埋めていくと、さっきよりも甘い喘ぎが部屋に響いた。

 最奥まで到達すると、俺は快感の余り深く息を吐く。避妊具無しの無防備で圧倒的な快楽に飲まれ、思わず腰が震えていた。

 

「は、あぁ⋯⋯っ。動くぞ」

「ん⋯⋯っ♡ 来て、比企谷⋯⋯♡ あ♡ ああぁっ♡♡」

 

 腰を振り始めると、途端に川崎は甘い声を上げ始める。パンパンと最初から勢いよく腰を振っていると、真上からでも川崎の胸が揺れているのが見えた。

 

「あは♡ 沙希、すっごい気持ちよさそう⋯⋯♡」

 

 由比ヶ浜は脚を開いて中出しされた精液を逆流させながら、トロけた目で川崎の方を見ていた。その物欲しそうな顔がまた股間にきて、俺は腰を止められなくなる。

 

「はぁっ、はぁっ⋯⋯。やっぱ、生は凄いな⋯⋯っ」

「ああぁぁ♡ あたしも、気持ちいいっ♡ んあっ♡ 比企谷のゴツゴツしたのが♡ ぁんっ♡ すっごい分かるからっ♡♡」

 

 生挿入の感想を言う同級生の姿は、想像以上に俺を昂らせ、そして狂わせていくようだった。形のいい尻を掴んで腰を振っていると、ふと前に由比ヶ浜とセックスした時のことを思い出した。

 

「ねえ、ヒッキー。あたしにも入れて欲しいな⋯⋯♡」

「あぁぁっ♡ ダメだよ。今はあたしとしてるんだから⋯⋯♡」

 

 そう、確かあの時の由比ヶ浜はこうして四つん這いになって、尻を俺に向けていた。パンパンと俺にバックで突かれながら、こうして尻を叩かれて──。

 

「ひぅぅうううっ♡♡」

 

 川崎は俺が手を振り下ろした瞬間、まるで犬の鳴き声のような声で喘いでいた。

 いったい俺は、何をしているのか。

 極限の興奮状態で、上手く考えることができない。一つだけ確かなのは、川崎もまた尻を引っ叩かれ、膣を強烈に締め上げてくるマゾヒストであるということだ。

 

「は、あぁ⋯⋯っ。なんだ、川崎もこういうの好きなのか?」

「な、何言って⋯⋯っ。んあっ♡ あああぁぁぁっ♡♡」

 

 パァン! とまた美尻を叩いてやれば、川崎は艶かしくも甘い声で鳴き声を上げる。

 その声を聞くたびに、俺の中で何かが膨らんでいった。抗いがたく、巨大で、どうしようもない欲望が広がっていく。

 

「あは♡ ねえそれ、あたしもしてぇっ♡」

 

 由比ヶ浜は以前のことを思い出したのだろう、四つん這いになったまま俺に向けて尻を振っていた。

 その姿は最初に彼女を評した言葉の通り、ビッチそのものだ。だが彼女が本当は清純であることを知っている今では、その仕草がたまらなく扇情的に見えた。

 

「はぁ、はぁ⋯⋯。なら結衣にもやる、よっ!」

「んああぁぁぁっ♡♡」

 

 俺は由比ヶ浜に挿入すると、最奥に到達すると同時にその桃尻を引っ叩いた。その瞬間キュゥゥと由比ヶ浜の腟内が狭まって、天国にいるかのような快感に包まれる。

 

「ああぁぁ♡ これ、好きぃ⋯⋯♡ ヒッキー、すっごい興奮しているのが分かって、ぁん♡ 感じちゃうのぉっ♡」

 

 最初からリズミカルに腰を振り始めると、由比ヶ浜は胸を揺らしながら俺を振り返る。その笑みは快感と情欲にまみれていて、思わずどきりとするぐらい妖艶だった。

 

「ぁん⋯⋯♡ ねえ比企谷、あたしの番でしょ⋯⋯♡」

「はぁ、はぁっ、う、ぁあ⋯⋯っ。ちょっと待ってろって」

「あーっ♡ あ♡ぁんっ♡ あっ♡ ヒッキー、もっと♡ もっとぉっ♡ あっ♡ きゃうぅぅぅぅぅっ♡♡」

 

 川崎に答えながらまた尻を叩くと、由比ヶ浜はまた可愛らしい鳴き声を上げる。

 由比ヶ浜結衣は、本当にどうしようもないマゾだ。俺にバックで貫かれ、乱暴に尻を叩かれ、全身で快楽を感じている、本物の変態だ。そして──。

 

「ねえ比企谷⋯⋯。早く⋯⋯♡」

「はぁ、はぁ⋯⋯。分かったっての」

「あ♡ んあぁぁぁっ♡♡」

 

 そして挿入されると同時に尻を叩かれ、感じている川崎も同じだ。キュンキュンと締め上げてくる狭い膣内が、川崎もまた変態的な性癖に目覚めてしまったことを伝えてくる。

 

「あぁん♡ ヒッキー、まだ抜いちゃやだよぉ⋯⋯♡」

 

 それから俺は川崎の中を、そして由比ヶ浜の中を。

 交互に挿入して、性を貪るために狭い膣道を往復する。裸でしか味わえない強烈な快感に飲まれるがまま、二人の身体を貪っていく──。

 

「あぁぁっ♡ んっ♡ あぁぁっ♡ これっ♡ イクッ♡ 比企谷のでまたイク♡ ああぁぁっ──♡」

「はぁ、はぁっ、川崎⋯⋯っ。出すぞっ⋯⋯!」

 

 後ろから激しく突きながらそう言うと、川崎は俺の方を振り返った。その瞳は情欲で濡れ、まるで発情期をむかえたかのような表情に釘付けになる。

 

「んぁっ♡ ああぁっ♡ 比企谷⋯⋯出して♡ あたしの中にそのままちょうだいっ♡♡」

 

 さっきまで妊娠するかも知れないからとゴムをしていたのに、川崎は快感に負けたが如く扇情的に俺を誘う。その言葉はもう、受精してもいいと言っているのと同じだった。

 

「はぁっ、はっ、あぁ⋯⋯っ、出るっ! 川崎っ、中に出すからなっ!」

「あ♡あっ♡あぁっ♡ んんあぁぁっ♡ 出してっ♡ 出してぇっ♡ 比企谷の一番奥に出してっ♡ たくさんっ♡ ああぁっ♡ いっぱい注いでっ♡ ああぁぁっ~~──♡♡」

 

 ビュルルルルぅぅぅっ! びゅっ、ドピュッ、びゅるっ! ビュルルルルルルっ!!

 

 俺はパァンッ! と激しく腰を打ち付けると、川崎の最奥に向かって生殖液を発射した。

 ゾクゾクと全身が震えるほどの快感に飲まれながら、膣壁の蠕動に合わせて吐精を続ける。

 

「あぁ⋯⋯♡ ねぇ、ヒッキー♡ あたしも出して♡ ヒッキーのせーしここにちょうだいっ♡」

「は、あぁ⋯⋯。結衣⋯⋯っ!」

「あ♡ 入って、んっ♡ ああぁぁっ♡♡」

 

 ビュクびゅくビュクっ!! びゅーっ、ビュッ、ドピュッ、びゅるっ、ビューッ!

 

 俺は誘われるがまま由比ヶ浜に挿入し直すと、またその熱い膣内に精液をぶちまける。

 一度の射精で二人の女の子に、しかも同級生たちに中出ししてしまうなんて、無茶苦茶だ。そう思えば思うほど興奮してしまって、放精が止まらない。

 

「ちょっと⋯⋯♡ なんで全部あたしにくれないの?」

「あんっ♡ えへへ⋯⋯またヒッキーの中にもらっちゃったぁ♡」

 

 顔を蕩けさせながら不満げに言う川崎と、中出しされて悦びの表情を浮かべる由比ヶ浜。最後の一滴を出し終わっても出し足りないと思うぐらい、その光景は淫靡だった。

 

「はぁ、はぁ⋯⋯。お前ら、エロすぎ⋯⋯」

「んぁ⋯⋯っ♡」

 

 由比ヶ浜から射精の終わったペニスを抜くと、途端にトロッと中出しされた生殖液が溢れ出てきた。隣では川崎も股の間から白濁液を零していて、二人同時に種付けしてしまったことを実感する。

 これだけ無茶をしてもなお、俺の性欲は収まらない。むしろその痴態を見てより昂ってしまい、ペニスはビクンビクンと元気に脈打っていた。

 

「二人で綺麗にしてくれるか?」

 

 だから俺は、そんな提案をしたのだと思う。

 俺は二人の前で膝立ちになると、四つん這いになったままの彼女たちに勃起したままの男根を差し出した。

 

「ん⋯⋯。仕方ないね⋯⋯♡」

「あは♡ ヒッキーのまだおっきいままだ♡」

 

 川崎と由比ヶ浜は視線を合わせると、すぐに俺の肉竿に舌を伸ばした。

 チロチロと舐めるその姿は、まるで猫か犬のようだ。愛液と精液まみれになっいる男性器が綺麗になっていくにつれて、ムクムクとまた別の欲望が湧き上がってくる。

 

「は、あぁ⋯⋯。いいぞ、二人とも」

 

 そのセリフはまさに、女の子をはべらせているハーレム物の主人公だ。であればこのお掃除フェラに相応しいフィニッシュが、あって然るべきだろう。

 

「んっ、んぅっ、んちゅぅぅ⋯⋯♡」

「れろっ♡ んっ、はぁ、じゅるる⋯⋯っ♡」

 

 まるで精液をすべて飲み干さんばかりに、由比ヶ浜も川崎も俺のペニスにしゃぶりついている。

 時に舐め、時に口に含み、舌でペニス中を舐め回されるその感覚は、俺をもう一度絶頂に導くには充分すぎていた。

 

「は、あぁ⋯⋯。また出すからな。顔にかけるぞ⋯⋯っ」

「んちゅっ、んぅぅ⋯⋯♡ ぷは⋯⋯っ♡ 比企谷、本当いい趣味してるね⋯⋯♡」

「れろっ、んっ♡ はぁぁ⋯⋯っ♡ ふふっ、いいよ♡ ヒッキーのあったかいの、いっぱい顔にカケて♡」

 

 かたや呆れに淫靡さを滲ませ、かたや痴女の如く悦び。

 そう言って舌を出して見せた由比ヶ浜と川崎を見て、俺は我慢の限界に達した。

 

「うぁ、あぁ⋯⋯っ! 出るっ! イクっ!!」

 

 びゅっ、ビュクっ! びゅるるるるっ!! ドプッ、どぴゅぅっ!!

 

 俺は二人の舌先にカリ首を舐め上げられながら、その顔に向けて白濁液を発射した。

 噴水の如く飛び出したザーメンが、川崎の眉間に、由比ヶ浜のお団子頭に飛んでいく。生殖液が彼女たちの顔を汚していくたびに、その表情はだらしなく蕩けていく──。

 

「ああぁぁっ♡ 比企谷の、すご⋯⋯♡ 出しすぎ⋯⋯♡」

「ん、はぁぁ⋯⋯っ♡ ヒッキー♡ もっと出してっ♡♡」

 

 びゅーっ、ビュッ、ビュくっ! びゅるるっ、どぴゅぅっ!!

 

 目をつむりながらも舌を出したまま精液を浴び続ける彼女たちにまた興奮してしまって、次々と白濁液を射出する。

 由比ヶ浜の可愛らしい顔が、川崎のきれいな顔が俺のザーメンまみれになっていくのを見て、俺はこれ以上ないほどの興奮を覚えていた。無防備にも膣内射精をした上に顔射までするという淫行に、俺は夢中になってしまっている。

 

「は、あぁ⋯⋯。全部出したぞ⋯⋯」

「あは♡ ねえ、沙希♡」

「ん⋯⋯。分かってるよ♡」

 

 由比ヶ浜と川崎は情欲に濡れた瞳のまま見つめ合うと、互いに舌を伸ばしていた。由比ヶ浜の唇に、川崎の頬にと浴びせかけた生殖液が、チロチロと舐め上げられコクリと細い喉が鳴る。

 まるで猫同士が毛づくろいにするように精液で遊んでいる彼女たちは、淫魔そのものだ。こんな破廉恥な行為、そうでないと説明がつかない。だから──。

 

「──次はどっちからがいいんだ?」

 

 俺はその欲望に抗いきれず、彼女たちに溺れていく。

 嬉しそうに笑った二人を見て、俺の肉竿はまたビクンと脈打ちを返すのだった。

 

 

   *   *   *

 

 

 こうなることが分かっていても止められなかったのは、どうしてなのか。

 翌日、毎度のことながら俺は酷い疲労感と倦怠感に襲われていた。しかし幸いもう放課後だ。その気の緩みから目をつむると、いつもより深い闇がまぶたの裏に広がる。

 部活に行くのは、もう少し休んでからにしよう。

 そう思って一分、二分と経ち──。

 

 

 

「⋯⋯でね、その時ヒッキーが」

 

 ふと気づいた時には、近くから由比ヶ浜の声がした。のそりとまた別の誰かが動く気配がして、他にも誰かいることが伝わってくる。

 

「⋯⋯ふーん。こいつもやっぱり男なんだね」

 

 あまりに不穏当な言葉が聞こえて、半ば強制的に目を開かされる。重たい頭を上げていくと、そこにはやはりというか由比ヶ浜と川崎の姿があった。

 本当にいつも、どうしてなのだろう。淫夢を見たその日に限って、夢の中で身体を重ねた相手と対面することになるのは。

 

「あ、やっと起きた」

「比企谷、そんなに疲れてたの?」

「おお⋯⋯」

 

 どこかで聞いたセリフだななんて思いながら、俺は枯れた声で返事をする。

 机に腰掛け俺を見下ろしてくる彼女たちは、いつも通りの表情だ。そりゃ夢の中じゃないんだから、当然と言ったらそうなのだが。

 

「ひょっとして、俺を待っててくれたのか?」

「んー⋯⋯それだけじゃないけど」

 

 ね、と由比ヶ浜が目配せをすると、コクっと川崎は頷いた。

 まあ由比ヶ浜は誰とでも仲良くなれるやつだし、川崎とただ喋っていただけだとしても不思議はない。ただなんとなく、由比ヶ浜の言葉尻にひっかかりを感じる。

 

「だけじゃない、ってのは?」

 

 俺がそう問うと、川崎がふと口端に笑みをのせた。それが妙に妖艶に感じて、ぞわりと背中を撫でる感覚に震える。

 

「普通に話し込んでただけだよ。ヒッキーのことで」

 

 そう言った由比ヶ浜の唇にもまた、同種の笑みが浮かんでいる。その表情は俺に昨晩のことを思い出させるのに、充分すぎていた。

 

「⋯⋯まあ、誰かの悪口は話題に持ってこいだからね」

「別にそんなんじゃないのに」

「ねえ」

 

 目を合わせて笑い合う彼女たちは、まるでベッドの上の女神たちのようだった。もちろんそれは、性的な女神だ。

 

「むしろ感謝してるんだよ」

 

 その意外な言葉に川崎を見上げると、吸い込まれそうなほど深い瞳が俺を捉える。

 頷きを返す由比ヶ浜もまた、濃い色の瞳をしていた。

 

「わたしたちを仲良くしてくれたのは」

「比企谷なんだなって、話してただけだよ♡」

 

 そう言って舌なめずりをする、由比ヶ浜と川崎。

 俺はゴクリと唾を呑むと、張り詰めてくる股間を猫背になって隠すのだった⋯⋯。

 

 

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