※この作品はR-18です。

ヒロインたちが淫魔化して八幡から搾精する話。   作:滝 

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川崎沙希が淫魔化して八幡から搾精する話。

 それはどこか優しい、くすぐったい感触だった。

 ベッドはゆらゆらと海面のように揺れていて、とても心地がいい。

 しかし、妙な肌寒さと温もりが混在していて、その違和感が俺を覚醒へと導いた。

 

「え⋯⋯」

 

 うっすらと目を開いて見えたのは、青みがかった髪。特徴的なポニーテール。

 

「んぅ⋯⋯」

 

 眼下で俺の首筋に鼻を擦りつけてその匂いを嗅いでいるのは──あろうことか、川崎沙希だった。

 

「あ⋯⋯」

「おう⋯⋯」

 

 目を開けた俺に気付いた川崎は、一瞬目を合わすと気まずそうに目をそらした。

 いや、何なのその反応。自分から来ておいて。

 

「えっと、先に言っておくけどこれ夢だから」

「あ、はい⋯⋯」

 

 もはやお決まりとなった謳い文句だ。つまりは、彼女も──。

 

「あたし、その、淫魔だから。比企谷の精子が欲しくて」

「あー、うん⋯⋯」

 

 クラスメートの口からいきなり精子なんて言葉が出てくるが、俺も段々とこの展開に慣れつつある。

 今の川崎の格好は、スケスケの黒のネグリジェ姿という、完全に童貞を殺しに来ている蠱惑(こわく)的なもの。そんな格好の少女が真夜中、俺の部屋に現れるなんて夢以外ありえない。

 

「そういうことだから」

「⋯⋯って、おい」

 

 いつの間にか俺は半裸にされていたらしく、最後の一枚である下着までずり下げられてしまう。

 そうして現れたのはほとんど勃起していると言っていいほど膨張したペニスで、川崎がそれを見た瞬間驚いた表情を浮かべたのを俺は見逃さなかった。

 しかし、それも一瞬のことで。

 

「んぅっ、んっ、んちゅぅ⋯⋯」

「は、おぉぉ⋯⋯」

 

 川崎は迷いなく俺のペニスを咥え込むと、その舌を肉竿に絡みつかせてきた。

 こんな風に流されていてはダメだと、毎回思う。毎度いくらかの抵抗はする。しかし、それが叶ったことは一度もない。

 

「かわ、さき⋯⋯。やめろって。別に、俺じゃなくても」

「んぅぅっ、んっ、れろっ、んぅぅ⋯⋯。あんたじゃなきゃ、こんな風に来ないよ」

 

 いやに真剣な顔で言われてしまって、俺はなんと返せばいいものか逡巡する。しかし俺の反応を待つことなく、川崎は再び俺の肉棒を咥え込んだ。

 

「んっ、んっ、んぅ、んちゅっ、んぅぅ⋯⋯」

「うぁ、あぁ⋯⋯」

 

 ベッドの上で全裸に剥かれ、下着姿の同級生にフェラチオをしてもらっている──そう改めて認識すると、とんでもない状況だった。

 それが幾度となく俺に訪れたことであろうと、少なくとも川崎にこんなことをしてもらうのは初めてだ。その事実がどこまでも俺を興奮させてくる。

 

「んぅっ、んっ、れろっ、んちゅっ、んん⋯⋯っ」

 

 川崎による口での愛撫が始まって、俺は一分もしないうちに勃起していた。川崎の唇に咥え込まれたまま、俺の肉竿はガッチガチになっている。

 

「ん、はぁ⋯⋯。ねえ、上手くできてる?」

「あ、ああ⋯⋯。すっげぇ気持ちいい⋯⋯」

「⋯⋯ふふっ。あんた、こういう時は素直じゃん」

 

 俺に向けられたその笑みがやたらと妖艶で、またびくんとペニスが反応する。川崎が再び俺の肉棒を口内に誘い込むと、その向こうでぷるんと形のいい乳房が揺れていた。

 

「は、んぅぅ⋯⋯っ。んっ、んちゅぅっ、は、んぅぅ⋯⋯♡」

 

 普段の気だるさはどこに行ったというのか、川崎は過剰なまでに積極的に俺の肉竿をしゃぶる。口を窄められながら顔が前後するたびに、射精は近づいてきていた。

 

「はぁ、あぁぁ⋯⋯。川崎、それ、やばい⋯⋯っ!」

「んんっ、んぅぅぅ⋯⋯っ♡ あ⋯⋯。出そうなの?」

 

 肉竿から口を離すと、川崎は俺のペニスを手で擦りながらそう問いかける。手コキをしながら上目遣いで射精の確認というシチュエーションに、やたらと興奮してしまう。

 

「う、ぁ。ああ⋯⋯」

「ん。いいよ。口で出して。⋯⋯んっ、んぅっ、んちゅぅっ⋯⋯♡」

「はぁ、あぁぁ⋯⋯っ!」

 

 川崎はそう言うと、また俺のペニスを奥深くまで咥え込んだ。熱い口内が、悩めかしい舌が、俺を天国へと連れて行く──。

 

「んぅっ、んんっ、んちゅっ、れろっ、んっ、ずちゅっ、んん⋯⋯っ♡」

「は、おぁぁ⋯⋯っ! 出るっ! 川崎っ、出る⋯⋯っ!!」

 

 ビュクビュクビュクゥゥゥゥウウウ! びゅるるるるるっ!!

 

 俺は川崎の頭を掴むと、そのまま絡みついてくる舌の上で射精を始める。青みがかった髪色のポニーテールが、口で射精を受け止めるたびにふるふると揺れていた。

 

「んんっ! んっ、んぅぅぅ~~っ!」

「うぁ、あ、まだ、出るっ、ふっ、うぅぅ⋯⋯っ!」

 

 びゅるるるるるっ! ドプッ、ドピュッ、ドプぅっ!! 

 

 俺は川崎の頭を掴んだまま、その喉奥に向けて射精する。まるでイラマチオさせているみたいだと思いながら、快感のままに吐精を続けていく⋯⋯。

 

「んっ、はぁぁ⋯⋯」

 

 川崎はゆっくりと俺の肉竿から口を離すと、そのままこくんと小さく喉を鳴らして口内に出された生殖液を嚥下した。いつも不機嫌そうな表情をしていることが多いその顔には、恍惚とした笑みが浮かべられている。

 

「すっごい濃さ⋯⋯♡ 比企谷、溜めすぎでしょ」

「いやこれはお前が⋯⋯。うぉ⋯⋯」

 

 言っている最中に、川崎はまた俺の肉棒に口をつけた。(ついば)むように鈴口を舐めると、唇で三日月を作る。

 俺の精液を飲んだ女の子は、いつもこうだ。俺のザーメンの味に満足して、艶やかな表情をして、どこまでも欲深い場所に(いざな)ってくる。

 

「ねぇ」

 

 聞いたこともないぐらい、(あで)やかな声音。

 その声の主が川崎であることに驚きを隠せない俺の前で、彼女は──。

 

 

「入れて、欲しいんだけど⋯⋯♡」

 

 

 ネグリジェの裾から黒レースの下着を脱ぎ去り、あられもなく脚を広げて、俺を誘っていた。

 淫欲に火照った頬。乞うような目。どこからどう見ても美人の顔は蕩け、俺を待ち侘びその入口をぬらりと濡らしている。

 

「川崎⋯⋯」

 

 断わらなければ、といつも思う。夢の中とは言え恋人でもない女の子と交わり合うなど、あっていいはずもない。

 いつもいつも、そう思っているのに。

 

「⋯⋯いいんだな」

 

 俺はもう、その魅力の前に自分が自分であることを諦めていた。

 

「ん⋯⋯。いいよ」

 

 俺が脚の間に入ると、川崎は下から見上げながら頷いた。亀頭を擦り付けたそこは、見た目の通り濡れそぼっている。

 

「いくぞ⋯⋯」

「きて⋯⋯あ♡ あぁぁ──っ♡♡」

 

 ずぶぶ、と川崎の中に入っていくと、想像していたよりも甘く高い声が耳朶(じだ)を震わせた。押し入ったその膣道はあまりにも狭くて、俺の肉竿を押し戻そうとするのに吸い付いてくる。

 

「う、ぁぁ⋯⋯。その、なんだ⋯⋯大丈夫、か⋯⋯?」

「あぁ、ん⋯⋯♡ ふふっ♡ サキュバス相手になに心配してんの?」

 

 快楽の声の後に囁かれた言葉は、俺の脳まで蕩かすようだった。

 そんな言い訳を俺に与えてくるから、どんどんと狂ってくる。ありえないほど興奮させられ、その肢体に夢中にさせられてしまう──。

 

「ん⋯⋯♡ 比企谷の、大きすぎるんだけど⋯⋯っ♡」

「は、あぁ⋯⋯、仕方、ないだろ⋯⋯」

 

 こんな極上の身体を見せられて、どう抗えと言うのだろう。抱いていいと言われて、断る理由はどこにあるのか。

 俺は川崎の最奥までペニスを突っ込むと、その感触を確かめるようにビクビクと肉棒を脈打たせていた。

 

「ん⋯⋯はぁぁ⋯⋯♡ きて⋯⋯」

「ああ⋯⋯」

 

 両手を広げてそう言った川崎に、思わず心臓が跳ねた。身体をくっつけるようにその身に覆いかぶさると、川崎の腕が背中に回される。

 

「あぁ、んっ♡ あっ♡あっ♡あんんっ♡ あぁぁっ♡ 比企谷の奥まで、クるっ♡ んんっ♡」

「はぁ、あぁ⋯⋯。川崎、締めすぎ⋯⋯」

 

 ずんずんとその膣奥を突くと、脳が痺れるほどの気持ちよさで腰がじんわりと温かくなってくる。

 なんだか、今までの淫夢とは違った感覚だ。これはまるで、恋人同士のような──。

 

「んっ、んぅ⋯⋯っ♡」

 

 そう思っていた矢先に、俺の唇は塞がれていた。頭を引き寄せてきた川崎が、キスをしてきたのだ。

 唇を()んでいたかと思ったら、またたく間に唇を差し込んでくる。それに呼応するように舌を絡ませ合いながら、俺はなおも腰を動かし続けていた。

 

「は、あぁぁ⋯⋯♡ ねえ、比企谷⋯⋯」

 

 川崎は俺に組み敷かれたまま、熱っぽい目で俺を見ていた。艶めいた唇から、熱い吐息がもれている。

 

「愛してるって言いながら、してみてよ」

 

 その願いに、普通に面食らってしまった。一体、急に何を言い出しているのか。

 

「は⋯⋯。いや、何で?」

「前にもあんた、言ってくれてたじゃん。『愛してるぜ川崎』って」

 

 腰の動きを止めて、思い出す。

 言ったっけ⋯⋯。言ったな。言ったわ、たぶん⋯⋯。

 そんなこと軽々しく言っていいんだろうかと思うが、実際に軽々しく口にしたのは俺だった。

 

「⋯⋯川崎、愛してる」

 

 口にすれば、その言葉はやはり軽い。

 しかし、川崎の反応は違っていた。言った瞬間、きゅんと膣を締めてきたのだ。

 

「んぁっ♡ すっごい言いにくそう⋯⋯♡ ね、川崎じゃなくて、沙希って呼んで」

 

 意識して言うとやたら恥ずかしいというのに、川崎は更に要求のハードルを上げてくる。

 

「⋯⋯沙希」

「んあぁぁっ♡」

 

 沙希(・・)はその名前を呼ばれると、ほとんど動いていないというのにびくんと感じていた。漏れ出す吐息は更に熱く、甘くなっている。

 

「ふふっ。もっと愛してるって、言って」

「沙希、愛してる。⋯⋯くっ、あぁ⋯⋯っ」

 

 俺がそう口にすると、また沙希の膣道が狭くなった。俺の肉竿にまとわりつく襞はまるで別の生き物になったかのように蠕動(ぜんどう)し、早く射精しろと急かしてくる。

 

「あっ♡あっ♡あんっ♡あんっ♡ 比企谷の、すごいっ♡ あぁぁっ、気持ちいぃっ♡♡」

「はぁっ、はぁっ⋯⋯。沙希の中も、いいぞ⋯⋯っ」

 

 俺が腰振りを再開させると、沙希の胸がネグリジェの中でたゆんたゆんと揺れていた。

 一突きするたびに、喘ぎは耳朶を溶かすようだ。甘い言葉を囁くたびに俺も彼女も感度が増して、思っていたよりもずっと早く射精が近づいてきていた。

 

「は、あぁ⋯⋯っ。や、ばい⋯⋯。もうイキそうなんだけど」

「あぁぁ♡ んっ♡ いいよ♡ あたしもイキそうだから⋯⋯♡」

 

 沙希はそう言うと、また俺の頭の後ろに腕を回してくる。一気に顔が近くなると、俺の鼻に喘ぎ混じりの吐息をかけながら言う。

 

「キスしながら、イキたい♡」

 

 その純粋な願いは、本当にあの川崎沙希の口から出たものだったのだろうか?

 そう思ってしまうほど沙希の顔も言葉も女のそれになっており、思わず心臓を鷲掴みにされたかのような錯覚に陥る。

 

「沙希⋯⋯」

 

 俺は沙希の腕の力に促されるまま、唇を重ねた。舌を差し込むと、即座に俺よりも熱いそれが絡みついてくる。

 

「んぅっ、んっ、んっ♡ あ♡あ♡んぅっ♡ あぁっ♡♡」

 

 そのまま腰を打ち付けて、亀頭を沙希の一番奥まで送り込んだ。往復するたびに沙希のそこは蕩けるような熱と吸い込まれるような締めつけで、俺の分身に強烈な快感をくれる。

 

「⋯⋯はぁっ、あぁ⋯⋯っ。沙希っ、イクぞっ⋯⋯! あ、出るっ、イク⋯⋯っ!」

「んぅぅ、あ♡あ♡あ♡ いいよっ♡ イッて♡ キス、して⋯⋯♡ あ、んぅっ、んちゅぅぅっ♡ んんん~~──っ♡♡」

 

 ペニスを抜こうとした瞬間、沙希の脚が腰に絡みついてくる。それは思っていたよりもずっと強い力で、どうしようもできずに、俺は──。

 

 ビューッ、びゅっ、ビュくぅぅぅっっッ!! びゅぷっ、ドピュッ、ビュルルルルルッ!!

 

 俺は思いっきり、沙希の膣内で射精していた⋯⋯。

 

「ああぁぁっ♡ あ、ついっ♡ 比企谷のが、いっぱいぃ⋯⋯っ♡♡」

 

 ビュクンッ、びゅくんっ、びゅくっ! ドピュうううううゥゥゥ!!

 

 中出しされながら喘ぐ沙希の膣奥に、無防備なままドプドプと生殖液を流し込んでいく。

 いわゆるだいしゅきホールド状態のまま、俺は沙希の子宮めがけて精子を放出し続けていた。俺はまたも、流されるがままクラスメイトの女子に膣内射精をしてしまったのだ。

 

「は、あぁ⋯⋯っ。沙希、お前、何で⋯⋯」

「何でって、あんたの精子がここに欲しかったからじゃん♡」

 

 沙希はそう言うと、俺のペニスが収まった下腹部の辺りを撫でた。その仕草がいやらしすぎて、俺はまたビュッ! と沙希の膣に白濁液を射出する。

 

「まだ、できるんだよね?」

「お、おい⋯⋯」

 

 沙希はそう言うと、身体を起こして反対に俺を押し倒してきた。あっという間に騎乗位になると、身体をくねらせながらネグリジェを脱いでいく。

 

「もう一回、シよ⋯⋯♡」

 

 そう言った沙希の裸は、神々しいぐらいに美しかった。

 形のいい、お椀型の乳房。たわわに実ったそれは相当に大きく、美巨乳としか形容のしようがない。なだらかな曲線を描く身体のラインは、見事なまでのくびれを作っていた。

 

「今度はあたしが動くから⋯⋯。あ♡ あぁぁっ♡♡」

 

 沙希が腰を振り始めると、途端にぷるんぷるんと揺れ始める胸。悩めかしく乱れる青みがかったポニーテール。

 

「う、あぁぁ⋯⋯っ」

 

 気づけば俺は、沙希の身体に夢中になっていた。

 その肢体からもたらされる快感に、神秘的なまでに美しい艶姿(あですがた)に、心も目も奪われている。

 

「ん、あぁぁっ♡ 比企谷の、また大きくなった♡♡」

「うぁ、あぁ⋯⋯。こんなの、我慢できねぇって⋯⋯」

 

 自分では分からないが、沙希の言う通りなら俺は萎えなかっただけでなく更に勃起してしまったのだろうか。しかし、そうなってもおかしくないぐらいに、俺は沙希とのセックスで興奮していた。

 

「自分がどんだけエロいか分かって言ってんのかよ⋯⋯」

「あんっ♡ あぁぁっ♡ 知らないっ♡んんっ♡ 比企谷のが、凄すぎるだけだもんっ♡」

 

 その喘ぎも、素直な言葉も、まるで恋人に向けられたもののようだった。その非現実的なシチュエーションが、俺の興奮を加速させている。

 

「う、おぉ⋯⋯っ。ちょ、激しすぎるって⋯⋯。また出ちまう⋯⋯っ!」

「んんっ♡ いいよ♡ 何回でもちょうだいっ♡♡」

 

 沙希は快感に陶然とした表情で、腰の動きを激しくさせてくる。

 前後の動きから上下の動きに変わり、沙希が腰を落とすたびに快楽が体中に広がっていく⋯⋯。

 

「はぁ、う、あぁ⋯⋯っ! 出るっ、また、イク⋯⋯っ!」

「あぁぁ♡んあぁぁっ♡♡ いいよっ、出してっ♡ あたしの中に出してっ♡ 比企谷の、いっぱいぃっ♡♡」

 

 振り乱される、見慣れたポニーテール。暴れまわる乳房。

 それを見ながら、俺は──。

 

「くっ、ぁぁ⋯⋯、出るっ、でる⋯⋯っ!」

「あぁぁ♡ イクっ♡ また比企谷のでイッちゃうっ♡ あ♡あ♡あ♡ あぁぁんあぁぁ~~──っ♡♡」

 

 ビュルルルルるるるぅぅぅぅ! ビュくっ、どぴゅ、ドプゥッ!!

 

 俺はまた、沙希の膣内で射精した。

 噴水のように生殖液を沙希の膣奥めがけて吹き上げ、子宮に届けとばかりにドクドクと白濁したものを流し込んでいく。

 

 びゅくビュクびゅくっ! びゅっ、ドッピュゥぅぅっっ!!

 

「んんぁぁっ♡ すごいっ♡ あぁぁっ、これっ♡気持ちいっ♡ あぁぁ~~──♡♡」

 

 沙希は言葉の通り中出しされるのが気持ちいいのか、叫ぶように喘ぎ声をあげている。

 普段の彼女からは、信じられないぐらいに淫らな姿。それを見ながら、俺は精子が出なくなるまで何度も沙希の膣内でペニスを脈打たせていた⋯⋯。

 

「は、あぁぁ⋯⋯♡ 比企谷、本当、すごすぎ⋯⋯♡」

 

 繰り返す絶頂に力が抜けたのか、沙希はそう言ってベッドに倒れ込んだ。俺が腰を引くと、ぬるんと勃起したままのペニスが抜け出てくる。

 

「あ──っ♡」

 

 そして──逆流が始まる。

 さっきまで肉竿を突き入れられていた沙希の膣からは、俺の出した二発分のザーメンがトロトロと溢れ出してきていた。

 

「ん⋯⋯。いっぱい出してくれて、ありがと♡」

 

 沙希は膣口から垂れてきた精液をすくい取ると、思わずといった調子でそれを口に含んだ。想像を越えた淫猥な光景に、ビクンとまたペニスが反応する。

 

「まだ勃ってるんだ⋯⋯」

 

 沙希はそう言うと、まじまじと硬くなったままの俺の陰茎を見ていた。ともすれば物欲しそうとすら思える表情で見られながら、俺の分身は返事をするかのようにビクンと脈打つ。

 

「こっちも、してみたい?」

 

 その言葉と同時に、沙希は自らの胸に手を添えた。ツンと上を向いたまま崩れないおっぱいが、何かを待ち侘びているように見えた。

 

「ああ⋯⋯」

 

 ほとんど考える間もなく答えてしまったのは、本当に俺だったのだろうか。

 誘い込まれるように俺はその魅惑の肢体に跨ると、沙希は胸を開いて肉竿を迎える。

 

「あんた、ずっと見てたもんね♡」

「うぉ⋯⋯」

 

 沙希は嬉しそうに言いながら、その見事な形のおっぱいで俺の肉棒を包み込んだ。たったそれだけで、ビクンとペニスを反応させてしまう。

 

「比企谷が動いてみて」

「⋯⋯分かった」

 

 沙希の胸の谷間でペニスを挟まれたまま、俺は腰を振り始める。いわゆる馬乗りパイズリという格好は、想像していたよりもずっと破廉恥な行為に思えた。

 

「気持ちいい?」

「ああ、すっげぇいい⋯⋯」

 

 思わず、そんな感想が口から溢れる。明らかに膣の締め付けに比べれば快感は優しいはずなのに、沙希にこんなことをしてもらっているという興奮が凄かった。

 

「ふふっ♡ 学校にいる時も、たまに見てたもんね♡」

 

 その言葉に、俺はひゅっと息を呑んだ。

 そんなに、見ていただろうか。何せ素晴らしいおっぱいには万乳引力という男には抗えない世の理と言っていい力が働くのだ。多少の自覚がある分俺は沙希の言葉を否定し切れず、反論は弱々しいものになる。

 

「いや、そんなことは⋯⋯」

「あるでしょ、ほら♡」

 

 沙希はそう言いながら、乳圧を強くしてくる。一気に高まった快感に、俺の肉竿はビクンと素直な返事を返していた。

 

「比企谷の、あたしの胸の間でめちゃくちゃ硬くなってるもん♡」

 

 沙希の顔に浮かべられた笑みは、酷く淫靡なものだった。女性的な部分を男の慰めに使う行為にも関わらず、その表情から滲み出ているのは愉悦に等しい。

 

「う、あぁぁ⋯⋯っ」

「あは⋯⋯っ♡ 比企谷の腰、速くなってきてる♡」

 

 沙希のいやらしさが増すたびに、俺は段々と腰の動きを激しくさせていた。そうしてしまえば射精が近くなるのは分かっているのに、その動きを止められない。

 

「は、あぁ⋯⋯っ。沙希、もう出していいか?」

「うん♡ あんたの好きなタイミングでいいよ♡」

 

 見上げてくる目に、ぞくりと背中が震えた。射精を許可する言葉ですら、俺の興奮を高めてくる。

 

「はぁ、うぁ⋯⋯。じゃあ、イクぞ⋯⋯っ!」

「ふふっ♡ いいよ、イッて♡」

 

 俺が腰を振る速度を上げると、沙希はきゅっと胸を寄せてペニスへの圧迫を強めてくる。

 俺の肉竿が、沙希の乳肉の間でビクビクと反応を返す──。

 

「は、あぁぁっ! 出るっ! 沙希、口開けろ⋯⋯っ!」

「ん♡ 出して♡ あ──っ♡」

 

 ビュクビュクビュクゥゥゥゥウウウ! びゅるるるるるっ!!

 

 沙希が舌を出した瞬間、俺はその顔に向かって射精を開始する。びゅくびゅくと飛んだ精液はほとんど沙希の口内には入らず、その綺麗な顔をドロドロに汚していた。

 

「うぁ、あぁ⋯⋯っ!」

「あは♡ 勢いよすぎ⋯⋯♡」

 

 びゅるるるるるっ! ドプッ、ドピュッ、ドプぅっ!!

 

 飛びすぎたザーメンが、沙希の顔だけでなく髪にまでかかってしまう。今日だけで四度目の射精だというのに、あっという間に沙希の顔は(おびただ)しい量の白濁液でベトベトになっていた。

 

「すご⋯⋯。まだこんなに出るんだ?」

 

 沙希はそう言うと、顔にぶちまけてしまった精液を口に集め出した。

 夢の中とはいえ、クラスメイトの女子になんてことをしているのか。パイズリをしてもらった上に、顔射までしてしまうなんて。

 

 それに──。

 

「ん⋯⋯っ♡ 比企谷の、美味しい♡」

 

 本当に、なんてことなのだろうか。

 顔射されて悦んでいるだけでなく、精飲までして、なおも俺を色欲に満ちた目で見てくるなんて──。

 

「比企谷」

 

 沙希はベッドの上で四つん這いになると、形のいい尻を俺に向けてくる。

 そしてはしたなくも妖艶に、蠱惑的な声で言うのだ。

 

 

「次はこっちにも⋯⋯ね?」

 

 

 俺はごくりと唾を飲み込むと、こくりと頷きを返す。

 胸の中に芽生えた抗いがたい欲望のまま、俺は沙希の腰を掴むのだった──。

 

 

   *   *   *

 

 

 またやってしまった、という後悔は、淫夢を見た後の恒例になっている。

 いつもこうだ。夢の中で激しく交わり、それに体力を奪われているのか日中は酷い倦怠感と疲労感に襲われる。

 

 そんな部活終わりの放課後、俺はフラフラと自転車でマリンピアの近くまでやってきていた。

 このまま帰りたいところだったが、脳が無性に甘いものを求めている。糖分を摂取すれば、この怠さも多少はマシになるのかも知れないという期待もあった。

 

 マリンピアに入ると、エスカレーターで二階に上がる。こぢんまりとしたコーヒーショップに入ると、目についたスフレパンケーキなるものとカフェオレを頼んで席を探す。

 

「あ」

 

 と、思わず目が合ってしまった人物がいた。正確には、人物たちである。

 

「はーちゃん!」

 

 そんな呼び名で俺を呼んでくるのは川崎京華で、それに同伴しているのは例によって川崎沙希だった。

 せっかく教室ではあまり意識せずに済んでいたのに、こんなところで会ってしまうとは。あの手の夢を見た翌日は、こんな風にエンカウントする確率が高い気がする。

 

「おう、けーちゃん。久しぶりだな」

 

 どうするかなぁ、と考えている間に、京華はこっちこっちと手で招いてくる。川崎は京華の様子を見て、はぁと溜め息めいた息を吐いた。

 

「座れば?」

「ああ⋯⋯」

 

 そう言われてしまえばむげに断ることもできない。特に京華の提案ならなおさらだ。

 川崎たちの座っている四人がけの席の一つに腰を下ろすと、二人と向き合う形になる。買い物袋からネギが突き出しているのを見るに、買い物帰りだろうか。

 

「はーちゃん、なんかおいしそうなの頼んだね!」

「ああ。⋯⋯一口いるか?」

「そういうのいいから」

 

 てっきり食べたいのかと思って言ったのだが、川崎から軽く睨みを利かされてしまった。昨日の夢の中ではあんなに蕩けた表情をしていたのに⋯⋯って、子どももいるところで何を考えてるんだ。

 

「けーちゃんも美味しいのあるでしょ?」

「うん!」

 

 京華は川崎にそう言われると、ホイップクリームがたっぷりのったココアを飲んだ。中々にハイカロリーそうな飲み物だったが、疲れている時にはこういうのもありだったなと思う。

 

「あ、けーちゃん⋯⋯」

「んー⋯⋯?」

 

 コップを傾け過ぎたのか、飲み物を零すことはなかったものの、京華の鼻先にクリームがついていた。

 川崎たちのトレイの上には、既に使用済みになった紙ナプキンしかない。川崎は鞄をがさごそと漁り出すが、中々目的のものが見つからないようだ。

 

「よかったら、使ってくれ」

「あ⋯⋯ありがと」

 

 俺はパンケーキについてきた紙ナプキンを差し出すと、川崎は申し訳なさそうにそれを受け取った。

 

「子どもって、すぐ顔べたべたにしちまうもんだからな」

 

 京華の顔を拭っている川崎を見ながら、俺はぽつりと呟くように言う。

 そしてその言葉を受け取った川崎は、何故かじっと俺の顔を見ていた。思案顔がふっと緩むと、その表情はどこか妖しさを漂わせていて──。

 

 

「顔を汚しちゃうのは、子どもだけじゃないと思うけどね♡」

 

 

 その言葉を聞き届けた瞬間、俺はまた下半身に血が集まってくるのを感じるのだった⋯⋯。

 

 

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