日差しが中天にかかる頃である。
人里の外れにある寺子屋から、子どもたちが三々五々、帰っていく。
授業を終え、子どもたちは家の手伝いへ、あるいは子供らしく遊びに向かうのを、上白沢慧音は、気をつけて帰りなさい、と注意しながら、見守っている。
慧音は、知恵のある半獣であり、子供らに勉学を教える事を、長い間、続けていた。
里の老人も、慧音の教え子だ。
死んでいった者も、そうであった。
人里の守護者であり、意見番として、永く人々を見守っている。
見送る子供らも、いずれ大人になり、老い、死ぬのだろう。
教え子たちに対する愛情は、しかし、消そうと思わない。
人は、死ぬものだ。
慧音は、妖怪であり、知識の神獣である。
どだい、共に生きるのは、難しい。
達観しながら、共に生きていた。
「さて、皆帰ったか」
寺子屋の戸口に立ち、最後の子供が手を振りながら、丘を駆け下りていったのを見送ると、うん、と慧音は一息ついた。
それに釣られるように、組んだ両腕でも支えきれない胸元が、ゆさ、と揺れる。
慧音は、百人が百人、口をそろえて美女だと言うに違いない、人外の美貌をしている。
見た目は、三十路の女ざかりだろうか。肉付きの良い熟れた長身を、楚々とした青いワンピースに押しこめている。
紅く凛々しい目元に、きゅっと結ばれた唇はぷっくりと厚く、厳格を示しているようだ。蒼銀の髪は腰元まで絹糸のように流れ、神秘的に輝く色合いが、触れ難い神性を漂わせている。
しかし、180cmを超す長身は、凛々しく厳格な慧音の性格に反して、驚くほど肉感的だ。
ブラウスとワンピースに押し込められていても隠し切れない女肉は、しっかりとくびれを感じさせる腰元と、ロングスカートの上からでも大きく突き出たヒップによって、そのまろやかで急激なカーブを否が応にでも想像させる。
何より目を引いてやまないのは、大きく突き出た胸だ。
何枚もの衣服でぎゅうぎゅうに押し込められ、布地を千切らんばかりに付き出した胸元は、並の爆乳ではない。
慧音の抜群のスタイルを隠してしまうほどの胸は、臍の下にまで届いてしまっている。
服に押し込まれてそれなのだから、脱げばどれほどの大きさになるだろう。
まるで、胸に身体が付属しているような、視線を集めてやまない超乳だ。
きびきびとした立ち振舞の合間に、熟れた女の色気を感じさせる、少年たちがこぞって憧れる女教師。
その見るものを惹きつける超乳で自慰をしたことのない男が居ないほど、人里の男のズリネタにされ続けているオナドル。
それが、上白沢慧音だった。
まろやかに盛り上がった腰に手を当て、ん、と背を伸ばせば、生活に支障を来すほどの超乳が窮屈そうに震え、それに慧音はため息をついた。
困ったような顔で、自分の超乳を撫でる。
「はぁ、ずいぶん張ってしまったな……まったくあの子と来たら、ふらふらと出かけるのだから……しょうがない、自分で絞るしかないか」
ぶつぶつと呟き、たぷんたぷんっ、と牛のような超乳を揺らして、本を纏めて寺子屋を整理し、鍵をかける。あまりにも大きな胸がその度に邪魔をするが、慧音は疎むこと無く、てきぱきとこなしていく。
動きが少々慎重なのは、前に突き出た乳房のせいで、足元が見えないからだ。
ぐいっと上半身を前に倒しながら鍵をかける。まっすぐ前に伸ばした腕の先よりも大きく張り出した、人間では不可能な半妖超乳だから、そのような姿勢にならないと鍵はかけられない。
つくづく、日常生活には不便な身体なのだ。
子どもたちでさえ青い性欲で慧音の超乳を見るし、里の男衆も、尊敬の念を交えていても、やはりその視線は胸元に集まり、好色なものを浮かべてしまう。
やれやれ仕方がないな、と苦笑する慧音であればこそすれ、他の女ならば、こんなにも異性の性欲を掻き立てる脂肪を疎み、家に引きこもってしまう程だ。
とはいえ、慧音にとっては、皆、自分の子供のようなものである。
そのような性欲を向けられても、反応などするはずがない。
愛情はあるが、それは家族に向ける、親愛のそれだ。
彼らに情愛を感じたことは、一度もない。
永い時を生きてきた慧音にとっては、情欲を掻き立てるものでもない、異性として意識することなどありえない、その程度の、貧相な性欲であった。
そんな慧音が、ふと気配を感じて身を起こし、振り向く。
ゆさっ、と重そうに揺れる超乳を抑えながら視線を飛ばせば、小柄な少年がこちらに駆けて来るのが見える。
それに慧音は思わず表情を緩め、しかし思い出したようにことさらしかめっ面を取り繕った。
「こらっ。先生に断りもなく、一ヶ月も留守にするとは何を考えて――あんっ♥」
駆けて来る少年に、お小言を告げようとするが、胸に飛び込んできた小さな身体がそれを止めてしまう。あまつさえ、甘い悲鳴が漏れてしまう始末だ。
服がかわいそうになるほどに突き出た超乳に抱きつき、その小さな身体を幸せそうに埋める少年。
その様子に、慧音も思わず眦を下げてしまう。
「や、やれやれ……全く……もう♥ 仕方がない子だな、お前は……♥」
むっちりとした肉付きの良い尻を下ろして、少年が大好きな女の胸に抱きつきやすいよう、高さを調整してやる慧音。
年齢に比しても小柄な少年の全身を、たっぷりと挟んでしまえるほどの大きな慧音の胸。
あまりにも大きな胸は、慧音がしゃがめば、乳房が地面に付きそうになるほどだ。
それを余すこと無く差し出す姿は、いくら慈悲深く、人間好きな半妖とは言え、違和感がある。
愛しい教え子に向けるにしては、いささか過剰なほど。
甘やかすにも程があるのではないかという、スキンシップ。
だが、それも当然のことだ。
「ん♥ ほら、おっぱいだけじゃなくて、ちゃんと先生にも挨拶しなさい♥ ん♥」
窮屈に押し込めた柔乳をさらに潰してしまうように、自分の乳肉ごと、少年の肩に手を回す。
ボタンがはじけ飛びそうなほどに引っ張られているブラウス、その胸元に鼻先をうずめていた少年も顔をあげた。
慧音の言うとおりに、おかえりの挨拶をするのだ。
それは、言葉だけではない。
「ん、ちゅ、ちゅぅ……♥ ふふ、おかえり……♥ んちゅ……♥」
少年の唇と、慧音のぽってりとした肉厚の唇が触れ合い、お互いの唇を、ちゅう♥ ちゅうぅ♥ と吸う。
当然のことながら、人里にも妖怪にも、幻想郷において、挨拶で口づけを交わすような習慣は、普通、ない。
子どもが冗談でするようなものでもないし、慧音のようなしっかりとした大人が許すものでもない。
親と子。
夫と妻。
男と女。
親愛と情愛が入り混じったくちづけの挨拶をする二人は、昨日今日の間柄ではない、固い絆で結ばれたものを感じさせる。
うららかな午後の日差しのした、勉学に励むための寺子屋の入り口で交わすには、あまりにも不釣合いで、あまりにも淫猥すぎる体液交換挨拶。
女教師と教え子でありながら、明らかに情を交わし合った間柄の、背徳的な気配さえする挨拶。
唇の吸い合いから、舌を絡め、唾液を交換しはじめると、慧音は艶っぽい鼻息を零しながら、瞳を甘く蕩けさせてしまう。
「じゅるっ♥ れろぉぉ……♥
んちゅっ、んふ、ちゅるるぅ……♥
ん、ふぅ♥ ふぅぅ……♥ んふぁ……♥ んちゅるる……っ♥
ふぅぅ♥ キス、上手くなったな……♥
先生、お前の唇と舌で……イかされそうになってしまったぞ……♥」
愛する教え子の性技をベタ褒めしながら、ぶるっ、とその肉感的な肢体を震わせる慧音。
少年の髪を優しく撫でながら、額や頬にまで愛情たっぷりにキスの雨を降り注げば、少年もすぐに答える。
慧音の胸を、服の上からうどんの生地をこね回すように揉みながら、顔中を舐め回すように、キス返しだ。
少年が先生の耳を甘咬みなどすれば、嬉しそうな甘い声で、慧音も思わず鳴いてしまう。
「ぁンっ♥ こらぁ……♥
おかえりの挨拶キスだけで、先生をまた発情させるつもりか、こいつめ♥ んちゅっ♥」
言葉の内容は叱っているのに、声色も表情も、砂糖のように甘い、お硬い半妖の真面目な先生。
愛しい我が子に向ける態度にしても、少々行き過ぎの感がしすぎる、濃密な甘やかしっぷりだった。
いや、実際それは、親子の背徳的な情愛のそれで、間違いなかった。
「それじゃあ、一緒に帰るか……♥
ちゃあんとママのおっぱいに、ぎゅっ♥ってしがみついてるんだぞっ♥
お前の大好きな、ママのおっぱいで、だっこしてやるからな……♥」
そう言って、肉感的な長身に少年を抱き寄せ、ふわり、と浮き上がり、家へと飛ぶ。
慧音と少年は、血は繋がって居ないながらも、ほとんど親子として、過ごしていた。
少年がまだ赤子同然だった時に、両親が亡くなってから、義母として、面倒を見てきたのだ。
少年のおしめを変えたのも慧音であり、乳を飲ませて育てたのも、慧音だ。
とはいえ、母乳に関しては、今でも続いているのだが。
さらに言うなら、少年の筆おろしをしたのも、慧音だった。
それは、あやかしい半獣になり、昂ってしまった時に、半ば押し倒してしまったようなものであった。
しかし、少年はその頃すでに、獣欲に染まった慧音がすっかりメスとして組み伏せられるほどの、恐るべき性豪であった。
故に、この仲睦まじく、淫靡な義母子の関係は、少年の数多く所有する恋人たちの中でも、一番古い。
少年に女を教え、少年の女になった、最初のメス。
それが、義母である上白沢慧音だった。
「一ヶ月も、どこに行っていたんだ? ……ふふ、そうかそうか、永遠亭か……♥
お前のことだ、どうせ兎や月人に、たっくさん甘えて、たっくさん虐めてきたんだろう?♥
まったく、甘えん坊のやんちゃ坊主め♥
もうこの辺りで、お前の子種を肚にねじ込まれていない女妖など、居ないぞ♥」
愛する息子専用の、超乳おっぱいに包まれながら、こいつめ♥ と額を指で突かれた少年は、誤魔化すように甘いミルクの香りがする慧音の超乳谷間の乳内に、顔を埋めてしまう。
そんな少年に、慧音のおっぱいも、よしよし♥ と服の下から乳圧たっぷりに甘やかして、今すぐこの柔乳を曝け出し、少年を包んでしまいたいとでも言うかのようにおっぱいを揺らしてしまう。
少年が生まれてきてから、ずっと過ごしてきた、ママのおっぱい揺りかごだ。
大好きなママのおっぱいにしがみついている少年は、安心しきった顔でリラックスし、固くなった股間を無意識に擦りつけた。
目に入れても痛くない愛息子の無防備な姿と、服越しに押し付けられる愛肉棒に、慧音もきゅんきゅんとおっぱいを高鳴らせ、凛々しい美貌を桜色に染めて、ぽってりとした肉厚の唇を綻ばせてしまう。
「んんっ♥ まったく、堪え性のないおチンポめ……♥
永遠亭で、たくさんおっぱいに甘えてきたんじゃないのか?♥
鈴仙やてゐの兎おっぱいを揉み回して♥
永琳の年増おっぱいをちゅうちゅう飲んで♥
……ふふふ、その様子だと、輝夜のおっぱいも、わんぱくチンポで乳マンコにしていたみたいだな?♥」
慧音の言葉にいちいち頷きながら、おっぱいにしがみついた手を這い回し、夢見心地で股間をますます固くさせる少年。
服越しの、乱雑とさえ言える乳弄り。
だが、そんな事でも少年の情婦であるママ慧音は、熱っぽいため息をついて、スカートの下でむちむちの太ももを擦り合わせ、劣情に身を震わせてしまう。
「あ……ン……んぅ……♥
もう……♥ 本当に、おまえのおっぱい好きには参ってしまうな……♥
おっぱいを見たら、すぐ自分のものにしたがるんだから、全く……♥
いいか?♥ 自分のモノにしたおっぱいは、ちゃんと面倒を見てあげるんだぞ?♥
女の乳肉というものは、愛しい男のためにあるのだからな♥
もしお前という主に捨てられたりしたら、悲しさに暮れ、そのまま死んでしまう、か弱い存在なんだ♥
ふふ……まぁ、お前に限って、そんな事はないだろうが……♥
なんといっても、ママの息子なんだからな♥
自分のモノにした女は、絶対に自分だけのモノ♥
どこに居てもそれが感じられる、強い意志と性欲♥
ふふ……♥ さすが、私の愛息子♥
お前専用のおっぱいママとして、鼻が高いぞ♥」
叱るどころか、すごいぞ♥ と誉めそやし、よしよし♥ と少年の髪を撫でる慧音。
可愛い息子のたくましい成長を喜ぶ、愛息子が愛しくて仕方がない、親馬鹿ママなのだ。
「ん、ふぁ……♥ ママのおっぱいも、面倒みてくれるのか?♥
ふふ、親孝行な子だ……♥ ママ、とっても嬉しい……♥ あぁ♥ はぁぁ……♥
ん……♥ さ、私達の家に、帰ってきたぞ♥」
ふわりと慧音が少年をおっぱいに抱いて降り立ったのは、寺子屋からさほど離れていない、人里外れの庵だった。
少年が生まれた時から住む家であり、義母である慧音と共に暮らす、愛の巣でもあった。
義母とは言え、慧音の少年に向ける態度は、お腹を痛めて生んだ我が子に対するものだ。
それだから少年も、本物の母親と同じかそれ以上に、慧音に懐き、愛している。
それは同時に、女と男の愛情でもあった。
「ふふ……おかえり、可愛い旦那様♥
ご飯にする?♥
お風呂にする?♥
それとも、旦那様だけの、お嫁さんママかな?♥ ふふ♥」