体から薬物を分泌できるようになった大学生の話 作:ヒモになりたいナマケモノ
王様ゲームはどんどん過激になっていく。胸揉みの時点で十分過激だが、ディープキス、酒の口移し、ケツ揉み、玉揉みと最早SEX間近まで来ているのだが最後の一線はなかなか超えない。
さすがに人前でSEXなんて出来ないという心理ブレーキもあるが、それよりも男性サークルメンバーの場を管理する能力がすごい。毎回毎回命令のストップをかけるタイミングが上手いのだ。最初に見たときは何のためにいるのだろうか?なんて思っていたが、このための人選だったのか。もしもこの二人が居なかったら飲み会はあっという間に乱交パーティーになっていたことだろう。
俺としてはその方が良かったけど。
もちろん、ゲームが進む中で美紀さんとまりかさんにはたっぷりと薬を仕込んである。感度上昇の薬こそ使っていないが、常に多幸感の薬を与えたので二人の表情はトロトロ。お持ち帰りを提案すればすぐに飛びついてくるだろう。だけど今日の目的はそこじゃない。
あくまでこの実験は依存性の確認なので、持ち帰ってSEXなどで満足させることなく焦らす。普通のムラムラなら適当な男を捕まえて発散できるだろうが、依存性の影響で俺じゃないと満足できない!ってなるのが理想の形だな。
薬の投与は十分、後は適当なタイミングでお暇したいが……
「時間も結構遅いしそろそろお開きかな、次の王様ゲームでラスト!さぁ、みんな引いてくれ。」
ちょうど飲み会も終わるようだ。最後のくじ引きだが、番号を見るとそこには黄色い王冠マークが書かれていた。どうやら最後の王様は俺のようだ。それじゃあ最後に楽しんで帰るとするか。
「じゃあ行くぞ!王様だーれだ!」
「はい、俺です。」
「じゃあ王様!命令をどうぞ!」
「それじゃあ女子全員に命令です!これから1分間抵抗しないでください!そして男子全員にも命令します!自由にしろ!胸揉むのもキスするのも自由!ただし痛いことと危ないことはしないように!」
俺が命令を下すと男子一同とんでもない盛り上がりを見せる。たった1分だけしかないボーナスタイムを一秒でも無駄にしまいと近くの女子に襲い掛かってる。対する女子も口では「キャー!!」なんて言っているが抵抗するそぶりは全く見せない。
俺ももたもたしてられない。まずは先ほどレベルアップして覚えた薬物同時分泌を使う。その名の通り一度に複数の薬物を分泌できる。分泌するのは感度上昇(中)と今作ったばかりの絶頂禁止薬。この二つを使うことでとんでもなく気持ち良くても絶対にいけない悪魔の薬が出来る。今日は焦らしきると決めたのだから絶対に満足なんてさせない。
「じゃあ美紀さん、キスしますね。」
「うん♡来てぇ♡んちゅ、くちゅ♡れろ♡むちゅ♡」
「いいなぁ♡私にもちゅーしてぇ♡」
「ちゅっ、れぇろ♡ん、んぅー―♡やら、なんれいけないのぉ♡おかしい♡こんなにきもちいいのにぃー♡」
美紀さんに使える時間は30秒。その間たっぷりと薬を飲ませ続ける。すると体は超敏感なのに一向にイケない悶絶状態になった美紀さんができます。薬師寺30秒クッキングでした。
そして今度はまりかさんにも同じ手順で下ごしらえ。
「いやッ♡イカせてぇ♡お願いだから♡」
「なんでいけないの♡こんなに気持ちいいのに♡こんなに幸せなのに♡もどかしいのぉ♡」
そうして出来上がったのがこの惨状。周りを見てもこんなに乱れている女性他に居ない。他の参加者から若干の怯えと尊敬の目線を受けて少しいたたまれない気持ちになる。
「ハイ!一分経過!じゃあ次は女王様!命令をどうぞ!」
「それじゃあ、やられっぱなしってのも気に入らないし今の命令を男女逆にしよっかな!男子は無抵抗!女子は自由にやっちゃえ!」
俺の命令が終わり、次は女王様のターン。俺がやったことのお返しが来た。周りでは先ほどと逆転、女性が男性を攻めて翻弄しているのだが、俺のところは少し違う。
「あんっ♡きもちいぃ♡いくっ♡」
「もっとぉ♡いっぱい弄ってぇ♡」
俺のことを攻めるはずの二人は俺の手を勝手に使ってオナニーを始めてしまった。もう絶頂禁止薬は使っておらず、イケるようになっていたので最初はそれで満足そうだったのだが、次第にもっともっとと求めてくるようになった。感度上昇で貯まったムラムラを解消するのには、人の手を使った擦り付けオナニーでは軽イキしかできず物足りないらしい。というか物足りなくしたんだが。
俺が二人を攻める気が無いということが伝わったのか、今度は誘惑する方向で攻めてくる。
「ねぇ♡このガッチガチちんぽ苦しくなぁい?ズボンの中から出たいよぉ♡出たいよぉ♡って聞こえてくるみたい♡」
「もしここで出すのが嫌なら三人でこの後ホテル行かない?絶対損なんてさせないからぁ♡」
「ほら、タマタマもずっしり重くなってる♡興奮してくれてるんでしょう?我慢なんかしないで♡」
「すみません、今日はこの後用事があって……」
「そんなつれないこと言わないでよぉ。お願い。私たちを助けると思って!」
「ごめんなさい。本当に今日は無理なんです。」
「ハイ!1分経過!終了!」
二人からのお誘いを躱してる間に1分経過したようだ。部屋の中央では仕切っていた男性が締めの挨拶をしているが、二人は名残惜しそうに俺の股間から手を離してからすぐにスマホを取り出して俺に連絡先交換をねだってきた。連絡手段は俺も欲しかったところなので受け入れると、二人は絶対に連絡を返すようにと念押ししてきた。
締めの挨拶も終わり、それぞれ解散していく中、何人かの新入生は好みの女性に対してアプローチをかけていたが、上手いことあしらわれていた。美紀さんとまりかさんもこういう感じの余裕ある女性だったのに、薬のせいで滅茶苦茶がっついてくるようになった。後は依存性の効果がどれほどのものなのか、1週間、いや1か月ほど様子を見よう。
そして俺は実験結果を期待しつつ、二人のせいで溜まりに溜まった性欲を発散するために優子さんの家へ向かって行く。
飲み会から3日後、俺の前には見事な土下座をきめる美紀さんとまりかさんの姿があった。
「いやいや。3日って、短くね?」