※この作品はR-18です。

体から薬物を分泌できるようになった大学生の話   作:ヒモになりたいナマケモノ

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十三話

室内に薄くかかるBGM、大きなテレビと安っぽいソファ、大きなベッド。そして枕元に置かれているピンクの小袋二つと電気マッサージ機。

ここは紛れもない、ラブホテル。男女(場合によっては男男、女女)が愛を育みあう神聖で淫靡な密室。

ちなみに俺は来るの初めて。優子さんとするときはいつも優子さんの部屋にお邪魔してた。初回の音漏れ事件があったので、ラブホテルを使おうという計画も出たのだが、お金がかかるし、入るところを誰かに見られるのが恥ずかしいという理由でまだ保留になっている。

そんなラブホ童貞の俺がなぜこんなところに居るかというと、

 

「あの、そろそろ顔上げて貰っていいですかね?」

「「はい……」」

 

俺の前で全力土下座をかます二人、美紀さんとまりかさんに呼び出されたからだ。

とりあえず土下座状態では話しにくいので顔を上げて貰うと、露出多めの服装に濃すぎず、しかし隙の無いメイク、手抜きの無い全力のフル装備だということが分かる。そんな気合の入った格好に似合わず顔には余裕などなく必死そのものに見える。

 

「で?こんなところに呼び出した要件を聞かせて貰えますか?」

「あの、私たちに飲み会の続きをしてほしいんです!」

「お願いします!あの時の、最後のキスの気持ちよさが忘れられないんです!」

 

ん?そっち?てっきり依存性の方が効果出たんだと思ったんだけどな……

最後にダメ押しでやった感度倍増絶頂禁止が効きすぎたか?でもそっちだとしても3日しか持たないのは不自然な気がする。いくらなんでも堪え性が無さすぎる。

 

「はぁ……、あれから3日しか経ってないんですよ?それなのに後輩をラブホテルに呼び出して土下座で懇願って、情け無いと思いませんか?」

「そんなの関係ありません!我慢するなんて無理!他の男じゃ満たしてくれなかった!」

「そうです!あんなに気持ちいいの初めてで、自分でしてても他の男性に抱かれてても忘れられないんです。ずっとあなたのことがチラついて、比べちゃうんです!」

 

んーーーー、快楽の虜っぽいけどそれだけじゃないような気もする。いつも俺のことがチラつくってのは依存性の影響にも思えるし、だけど強い快楽を求めているのは最後にやったダメ押しが関係してるし……ダメ押しは余計だったかな。実験の効果の確認には邪魔だわ。まぁ全く効いてないわけでもないんだから症状の詳細を聞けばある程度分かることもあるだろう。

 

「仕方無いですね。いいですよ、あの時の続きをしてあげます。」

「や、やった!本当ですか!?」

「ただし、俺と解散してからの3日間、どんなことをして、どのくらい気持ちよかったのか。そして、その時俺のことをどう思っていたのかをすべて聞かせてください。」

「え?それは……SEXやオナニーをした時のことを自分で解説しろということですか?」

「ええ、出来るだけ詳細にお願いしますね。」

「まぁ、そのくらいで気持ちよくしてもらえるなら全然かまわないんですがけど……」

「まさか忠雄君がそんな性癖を持っていたなんて。そのための3日間のお預けだったんですね。」

「ちょっと、バカなこと言わないでくださいよ。そんな趣味持ってません。どっちでからでもいいですから早く話してくださいよ。」

「まぁまぁ、私たちは受け入れられますから。それじゃああの日からの事、私から話しますね。」

 

……なんだか不名誉な勘違いされてる。別に俺の性癖は普通だってのに。

まぁせっかくすんなりと話してくれるんだし、俺はそこら辺の文句をグッと飲み込んで美紀さんの話を聞く。

 

 

 

 

 

あの飲み会の日、忠雄君と解散した直後に私はお気に入りのセフレにメッセージを送ったんです。飲み会の最後のあの異様な興奮、あれを発散させないで家に帰るなんてとてもじゃないけど考えられなかったんです。まりかも同じ考えだったみたいで、私の隣で何かメッセージのやり取りをしてましたね。

どうにかそれぞれ予定が付いたので駅前でまりかと別れて、セフレと合流して一目散にラブホテルに直行しました。フロントでまりかと再会したのにはちょっと笑っちゃいましたけど(笑)。

 

飲み会の解散が9時だったから、そこから4時間くらいですかね?セフレとぶっ通しでSEXしまくりました。その日は忠雄君のせいで合流した時からまんこはぐちょぐちょの濡れ濡れだったんで、碌に前戯をすることなく即挿入です。

最初はよかったんですよ?数いるセフレの中でも一番SEXが上手なのを呼び出しましたから。奥の方まで抉り込むような腰遣いだった、浅いところを何度も何度もこすられたり。スタミナもあるんで一番のお気に入りなんです。

だけどあの日は違いました。私は何度も何度も「んおッ♡いぎゅっ、いぎゅっ♡」ってマジイキオホ声上げて深イキしても満足できないんです。むしろイクたびに物足りなさが募っていく感覚さえありました。そしてそのたびに忠雄君のことを思い出すんです。あの時忠雄君に触れられていただけで感じた幸福感、最後のキスで感じた強烈な快感、その快感を感じながらも絶頂出来ないもどかしさ。もう一度あれを味わいたい、あれでなくては満足できない。そんなことを考えながら私はセフレをディルド代わりにしていました。

その日は結局セフレの体力切れで解散。翌日もう一度会えないかと誘ったんですけど、いやな顔されちゃいました。家に帰ったら同じように落ち込むまりかが居たから同じようなものだったんでしょうね。あ、言い忘れてましたけど、私とまりかって一緒に住んでるんです。偶にセフレ交換とかしてるんですよ♡

 

2日目は朝一番に忠雄君にメッセージを入れました。これは忠雄君も知ってますよね?私の精一杯の媚び媚びおねだり♡最初は取り繕ってただの飲みのお誘い風に。それを無下に断られてどんどん余裕が無くなっていっちゃうんです。

次は胸元ぱっくり開いた男を誘惑するための服を着てアピール。「今日はこの服で行く予定♡」なんて胸を不自然なほどに寄せ上げた画像と一緒に送って。それでも足りなくて、全然誘いに乗ってくれない。

だから次はもっと露骨にSEXのお誘い。コスプレSEX用に買ってた黒のマイクロビキニ♡わざときつめに縛って胸に喰い込ませてSEXアピール♡私のお胸こんなにおっきいんですよ♡こんなに柔らかいお肉してますよ♡って。

それなのに今度は既読すらつけてくれない。私たちあまりにも悲しくて、発情しきってるお互いの体を慰めあう相互オナニー始めちゃってたんですよ?い~~~~っぱいキスをして、お互いの舌をなめくじのように絡ませあってお口セックス♡双頭ディルドをお互いに突き立てて、じゅぽじゅぽ♡ぐぽぐぽ♡一晩中二人でセックスごっこしてたんですよ?もちろん、その時のおかずは忠雄君としたあの超絶気持ちいキス♡ですよ。二人ともイキながら「ただおくぅん♡もっと、もっとキスしてぇ♡気持ちよくしてぇ♡」なんて言ってたんです♡

でも結局それでも満足できませんでした。もう私たちは忠雄君でしか満足できない体になってしまったんです。

 

そして3日目、今日ですね。朝一で忠雄君にメッセージを入れさせてもらいました。丁寧な文面で今までの非礼を謝罪、そして服を脱ぎ捨てて先ほどしたような全力土下座と床にごろんと寝転んでお腹を差し出す所謂「服従のポーズ」の写真をお送りさせていただきました。そして今、忠雄君のお慈悲を賜り、こうして忠雄君の目の前に平服している次第です。

 

以上がこの3日間の全てです。ご満足いただけましたか?




今のところ毎日更新を頑張れていますが、ストックがあるわけでもないので途切れるかもしれません。ご容赦ください。
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