※この作品はR-18です。

体から薬物を分泌できるようになった大学生の話   作:ヒモになりたいナマケモノ

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八話

気絶してしまっていた優子さんが目覚めるとまず最初に怒られてしまった。結局許可を取ることなく中出ししてしまったし、明らかにやりすぎてしまったため怒られるのも仕方ない。むしろ一通り怒り終わってから謝りながらハグしただけで許してくれる優子さんは大分優しいというかちょろいというか。

 

「まったく、もうこんなことしちゃダメですからね!赤ちゃんができちゃったら困るのは忠雄君なんですよ!……私は別に構いませんけど。」

「ごめんごめん、もうしないから許してよ。」

 

優子さんの家に来たのは昼過ぎだったのに既に日は落ちて外はすっかり暗くなってしまった。親には友達の家に泊まりに行くと伝えてあるから問題ないけど、夕飯を準備する時間が無くなってしまった。仕方ないので軽く風呂に入ってから二人で外に食事に出ようと一緒に腕を組みながら玄関から出るとちょうど隣の部屋のドアが開くところだった。

 

「あ、こんばんはー。」

「こ、こんばんは。あの、桃田さん、ちょっといい?」

「?うん、大丈夫だよ。」

 

隣から出てきたのは黒髪ショートのすらっとした長身の女性。170弱はあるんじゃないだろうか。その大きな体とは反対に気の弱い性格なのか俺とはなかなか目が合わない。そしてなぜか優子さんだけを呼びだして少し遠くで話している。話の内容は聞こえないけど、徐々に顔が赤くなり両手で顔を隠してしまった優子さんを見るとなんとなく想像はつく。

話が終わり、顔を真っ赤にした優子さんは何も言わずポカリと俺の背中を一度叩き足早にエレベーターに向かっていく。追いかけながら部屋の方をチラリと見ると隣の部屋の住人は気まずそうに部屋の中に入っていった。どうやらこのためだけに出てきたようだ。こちらが外に出るタイミングでちょうど出てこれたということは、隣から聞き耳を立てていた……?

 

「……聞こえちゃってたって?」

「うん、ほんと恥ずかしい///もうしばらく顔合わせられないよ///」

「知り合いなの?」

「うん、同じ大学の同級生。いくつか授業被ってるから偶に話すの。」

 

大学の同級生か、大学の中で話が広まったら目も当てられないな。改めて優子さんには悪いことをしてしまった。お詫びに今夜はじっくりとイチャイチャしてあげよう。

 

夕食を食べた後は家に帰り、ベッドの上でダラダライチャイチャしながら惚れ薬を投与していく。エッチなことは禁止されているが、頭をなでたりハグしたりしている。

最近はここまで惚れられているのであればもう薬は必要ない気がするが、レベルアップのためにもやめるわけにはいかない。それに、今日優子さんで童貞を卒業させてもらった影響か、昨日までよりも執着が生まれているのか間違っても優子さんを手放したくないという気持ちになっている。昨日までは心の中では桃田さん呼びだったのにいつの間にか優子さん呼びになってるし。

やらないようにと思っていたが、この惚れ薬に依存性の追加までしたくなってきた。優子さんと離れたくない、だけど迷惑をかけたくもない。そんなことを考えながら今は迷惑にならない程度に幸せにしてあげようと多幸感の効果を中まで高めた新惚れ薬をつかって優子さんを甘やかしていく。

 

 

 

 

 

 

童貞卒業から2週間、いよいよ大学入学が翌日に迫ってきた。結局依存性の付与の実験はできず仕舞い、優子さんとの関係もあまり変わらない。

変わったことといえば薬の種類が少し増えたこと位か。今分泌できる薬は感度向上(中)、多幸感(低)、多幸感(中)、妊娠阻害と空きスロットが二つ。ここに何か依存性を付与した薬が加われば「ぼくのかんがえた最高のヤク漬けセット」ができる。

優子さんとの関係をこのまま順調に深めて行きたくなってしまった今、大学の飲み会などで薬の実験に使えるような自分に都合のいいヤク漬けペットを作りたい。

すでに、高校の先輩で同じ大学に入学した先輩から飲み会の多いサークル、女子の多いサークル、ヤリサーなどの情報は仕入れている。優子さんが入っているサークルはガチガチの文芸サークルだったが、幸い優子さんは大学生活まで束縛する気はなく、好きなサークルに入ればいいと言ってくれている。週に一回二人っきりで過ごす夜を作れればそれでいいと。そんな優子さんの好意を利用するというか踏みにじるようなことをするのは心苦しいが、それでも俺はせっかくの超能力を存分に使いたい。具体的に言うと、顔がいい女、社会的ステータスが高い女、いつでもどこでもやらせてくれる女、ATM代わりになる女が欲しい。一部重複しているところもあるが、とにかく都合のいいハーレムが欲しい。そして心の癒しとして優子さんをキープしていたい。

 

まずはその第一歩として大学生らしいセンスのいい服というのを買おうと思って街に出てきたのだが、どの店に入ればいいのか全く分からない。今まで特におしゃれに興味を持つこともなく、平日は学生服、休日は適当なシャツと適当なパンツという超適当ファッションで生きてきた俺にはおしゃれになるというのはとんでもなく難しいことだった。周りのおしゃれ人たちの空気に飲まれてしまい、今ではもう自分の顔や髪形にまで自信が無くなってしまった。

 

結局、優子さんを呼び出して予算内から完全プロデュースしてもらった。何もかもおんぶにだっこで情けないが、俺の服をコーディネートする優子さんはとても楽しそうだったので良しとしたい。

優子さんにはもう頭が上がらない。

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