※この作品はR-18です。

小説の林堂 三次創作 小説「ソードアート・オンライン SAO ~黒を冠する戦士たち~ キミのために   作:イバ・ヨシアキ

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 後編です。
 今回ハーメルンでの40000字制約オーバーのため、前後編に分けさせていただきました。
 本当に申し訳ありません。
 
 では続きをどうぞ。


小説の林堂 三次創作 小説 SAO~黒を冠する戦士たち~ 第四十九・五技 伝えあう想い 『君にために』 kiritoサイド 後編

 

 彼女からの告白に、俺は何も言えなくなってしまう。

 

 ……俺に襲われる夢……

 ……そう、俺が力づくでアスナの純潔を奪う夢……

 アスナは夢の中で、俺と決闘をしていた。

 理由は解らない。

 誰もいない、暗い暗い場所で、アスナは俺と二人っきりで闘っていた。

 闘うまでの経緯と疑問を抱く間もなく、アスナは俺に必死に斬り込んでいた。

 でも結果は、アスナの剣技の全てを俺は受け流し、アスナは傷一つもつけられないまま、俺の流れに翻弄されていたらしい。

 一撃も奪えない事に焦っていたアスナは、一瞬、俺がわざと誘った隙に、引っかかってしまい、繰り出したアスナの細剣の耐久値が限界だった事を見抜いていた俺は、彼女の細剣を折り、勝負をつけたらしい。

 でもそれだけでは終わらなかった。

 闘うすべを失ってしまったアスナに、俺は彼女を蹂躙した。

 

 それを聞いたとき、俺は、アスナが見た夢の中の俺のその行為を否定する事が出来なかった。

 

 ……俺はそんなことをしはしない。

 

 と、否定できなかった。アスナが闘うすべを失い、自分の欲望のままに責めることができたのならと、胸の中に欲情が湧いていた。

 自分でも恐ろしいと思う。

 夢の中の俺は、アスナを無理やり口付けをし、そのまま組み伏せ押し倒し、アーマープレートを外し、彼女の象徴である血盟騎士団の制服を力任せに破り、凌辱を始めていった。

 アスナは怖くて悲鳴も出せずに、それでも必死に抵抗しようとするも、俺は破いた彼女の制服で手足を固く拘束し、動けなくしてしまう。

 そして下着すらも剥ぎ、欲情のままにアスナの身体を犯していく。

 彼女の口から語れる、その光景を俺は脳裏に想像してしまい、陰茎に反応を巡らせてしまう。

 興奮が止まらず、アスナを犯す快感に興奮していた。

 奪うようにアスナにキスをし、口内の全てを舌で汚し、ふくよかな乳房も俺は何の躊躇も無く手に握りしめ激しくアスナの乳房をもてあそび、そのまま味わうように口に双方の乳房を噛み、舌先で乳房を味わい、何度も、何度も、俺の愛撫に意識を達してしまったと、アスナは告白し、彼女は途中から、抵抗すらもできずに、ただ俺の蹂躙に奪われていただけで、途中から意識が快楽で朦朧となってしまい、何も考える事が出来なくなってしまったと、彼女は語る。

 そして、夢の中の俺はアスナの純潔を奪ってしまった。

 何の躊躇も無く、ただ彼女を奪いたいとした欲望のまま、陰茎を膣口に押しつけ、そのまま突き刺すように、アスナの純潔を奪ってしまったらしい。

 悲鳴とは違う、絶頂を迎えたいやらしい声を上げ俺を受け入れたと彼女は頬を赤らめながら告白し、ただ感じているだけだったと、告げた。 

 淫らな声を漏らし、俺に抱かれている事。

 力任せに犯されている、支配されていく事に、アスナはただ興奮し、激しい快楽に理性を失ってしまったと言い、最後には、そのまま達してしまい、俺の精液を膣に満たし、何度も注がれても、彼女は抗わずに、身体を震わせ、激しい欲望に盛った俺の動きに何度も、何度も、アスナは淫らな喘ぎ声を漏らし、その回数だけアスナは達してしまったと、告白した。

 途中から自分で俺からの行為を求め、身も心も、アスナの全てを奪ってしまう。

 剣士のアスナの人生のすべてを奪い、現実に戻ることを捨てさせ、俺のものにしてしまった。

 血盟騎士団。

 ゲーム攻略。

 現実世界。

 アスナの全てを奪った。

 一瞬、俺の中に快感が走る。

 アスナを蹂躙し、すべてを奪う事を俺は間違いなく望んでいる。そのことを彼女の口からから語られ、俺はどこか興奮していた。 

 従順になった彼女を想像し、彼女を俺の事しか考えることのできないようにしてしまえば、どんなに喜ばしいことかと、俺は、アスナの夢の中の俺の行為を否定できなかった。

 もし、今日を迎えることなくに、ただこの想いを拗らせてしまったのなら、俺は間違いなく、アスナを無理やりに犯してしまい、自分のものにしていただろうと、心のどこかでそれを望んでいた。

 そして彼女は続ける。

 俺のモノになった証しにアスナは、全てを奪った俺の陰茎にキスをし、堕ちてしまったと告白した。

 甘えるように陰茎の先に口づけをし、そのままいやらしく舌を這わせながら、咥えた俺の精液を、そのふくよかな乳房にこぼしながら、夢中になって俺の精液をごくごくと飲みほしていく彼女を想像し、また陰茎を興奮させていく。

 アスナはその淫夢が甘美だったと告白し、その淫夢から覚めた時に、彼女は欲情を抱いてしまい、俺の事を考え自慰をしてしまったと、告白した。

 夢の中で俺が彼女にした行為を思いだし、またはこうしてほしいと想像しながら、はじめて自慰をしてしまったとも、告げる0。

 その夢の内容を思い出しながら、自分で膣口をなぞり、乳房を自分で触れ、掴み、揉み、愛撫しながら、夢の中でされたように強く、激しく、キリト君の事を思い出す。

 そして自分の人差し指で膣内と膣壁を刺激し、君の指で愛撫されている事を想像しながら、自慰に夢中になっていく。

 感情が高ぶり、人差し指では物足りなくなり、アスナは中指を加え、俺の陰茎を想像しながらアスナは疼く膣を刺激し、俺の名前を呟き、俺の声を思い出しながら、自慰に夢中になってしまったらしい。

 吹き出してしまう快感。

 羞恥心はなく、満たされた快感に身を震わせてしまうアスナを想像し、俺は言い難い興奮を覚えていた。

 自慰を終えた後、息を切らしたアスナを想像し、今の君の姿と重ねてしまう。

 アスナは泣いていた。

 俺を汚してしまったと泣く彼女に、ちょうど月明かりが雲で隠れ、お互いの顔が暗闇に沈み、隠れ見えなくなってしまう。

 アスナはあまりの恥ずかしさに顔を真っ赤に染まっているだろう顔を隠し、一人で泣いてしまう。

「……やぁ……」 

「……そんな夢を見たんだ」

 俺はアスナの傍により、頭を撫でてやる。

「……ごめんなさい……キリト君がそんなことするわけないのに……わたし……最低だよね」

 グスグスと声を漏らし泣きやめないアスナの涙腺にキスをし、そのまま涙を拭ってやり、

「……んっん……」

 頬に触れ、そのまま唇にキスを交わす。

 俺はアスナを強く抱きしめてやり、

「……俺だって……アスナでいやらしい夢を見たよ……」

 頭を撫でたままアスナの温もりを感じつつ、耳元にキスをしながら俺も告白する。

「……アスナに……我慢できずに……君を汚す夢を……俺も見たんだ……」

 えっと目を見開き驚いたアスナの視線を晒さずに、

「……キリト君も……私の夢を……?」

「……ああ……君を……俺は、自分の欲望のまま、汚す夢を見たんだ……」 

 俺は告白した。

 

 ……夢の中で見たアスナを。

 俺に甘えるように何度もキスをし、ただ俺からのキスだけを強請り求め、アスナは自分の身体をいやらしく口や舌や乳房で淫らに愛撫し、俺の欲情を熱くさせ、魅惑し惑わせる妖しい存在だった事。

 俺は堪えるように、夢の中の君を拒絶しようとしたが、その淫美な魅惑に負けてしまい、アスナを欲望のままに求めてしまった。

 甘い声で俺の名を優しく囁き、男性なら抗いがたいだろう欲望の全てを臆することなく受け入れ、俺を満足させられるアスナ。

 俺はそんな夢の君を欲望のまま汚し続け、快楽に酔わせてしまい、羞恥を無くし、従順に俺だけを受け入れ、俺の欲情を癒す、そんな存在にしてしまったんだ。

 俺の中にある黒い心。

 アスナは知っている。

 俺の内には、いつも黒い心が存在している事を。

 その黒い心がアスナを求めている。

 夢の中のアスナは、その俺の抱いた黒い心の欲望を静める為に、黒い心を慰める為に、黒い心を癒す為に、汚される事を望んで、俺を縛る枷として俺の欲望を受け入れ、汚されていく事を望んだアスナ。 

 そうなんだ。

 俺は君を欲して、それを煩わせてあんな夢を見てしまった。

 アスナが見た夢と俺が見た夢。

 大して違いは無い。

 

 夢を見た後、俺は罪悪感に苛まれ、どんな夜更けであろうと、その抱いた欲情を押さえる為に、Modを狩り、剣を振り、迷宮にもぐり、身体を酷使し、ひたすらに押さえていた。

 でも、もうその欲望を押さえることはできない。

「……俺は……君を汚したんだ……欲望のままに……君を自分のものにする為に……」

 許されないことだと思う。

 でも、俺は欲しいんだ。

 君が。

 アスナが。

 君を汚したく、この手に抱きたく、俺だけのものにしたい。

 誰かに触れられたくは無い。

 誰にも渡したくは無い。

 そんなのは俺の勝手な欲情でしかないのに、俺は一方的に君を欲している。

 でも君は、

「……キリト君……教えて……君がしたい事を……教えてくれたら……ん!」

 俺を受け入れてくれるんだな。

 最初はキスで良い。

「……言ったろ……俺がアスナを……汚すって……だから、このままさせてほしいんだ……」

 

 ……アスナを汚したい……

 

 俺は、本当に君がほしいんだ。

 その思いに嘘は無い。

 その問いに、

「……私……汚されても良いよ……」

 覚悟を決めたアスナからの告白に、

「……君の心を沈められるなら……」

「……アスナ……」

 感情のままに涙をこぼすアスナ。

 俺はアスナの涙を拭おうと、頬にこぼれた涙を吸い、湧き出る涙腺の涙を吸い取ってやる。

 ヘイゼルの双眸の涙の全てを拭い、アスナにキスを交わす。

 欲情を込めない、唇を合わせるキスなのに、互いの欲望が熱に伝わってくる。

 ……俺は、アスナを独占したい……

 

 欲情はもう押さえられない。

 こんな愛しい君を見てこの気持ちを押さえろなんて、とても無理だ。

 今もこんなに可愛く誘惑する彼女に、俺はこのまま君に対する感情をぶつけたかった。

 その感情を刺激にするようにアスナは俺に強めにキスをし、欲情を高まらせていく、

 その中でアスナは不安そうにしながら、

「……ねえキリト君は……やっぱり……その……経験があるの?」

 アスナからの問いに俺は、言葉を失い止まってしまう。

 でも、その質問の意図は察する事が出来た。

 彼女は俺が誰かと付き合っていると、不安を抱いていたんだ。

 まあ、俺もたいした恋愛経験は無く、普通なら段階を踏まえてこうなるべきだったが、俺とアスナはとても普通とは言えない、このデスゲームの環境の中で恋をしてしまい、今こうして互いの想いをぶつけ合う状態にまで至っている。

 それで不安が生まれないのはおかしい事だな。

 それに俺だってアスナに、想い人がいる不安を抱いていたんだ。

 ちゃんと言わなきゃ卑怯だよな。

「……アスナが初めてなんだ……」

 俺は素直に告白した。

 アスナはきょとんとしたまま、今の俺の言葉を信じられないような面持ちでいた。

 そんな驚いた顔をしないでほしいな。

 君が初恋なんだから。

「……だから……その……アスナが初めてなんだ……今まで……俺は女性と付き合うことは無かったから……」

「……本当?」

 まだ不安がぬぐえない彼女に俺は、

「……ああ、本当だ……いつも神霆流の修業や学校の勉強とか仲間とゲームとか……女性と付き合う機会なんてなかったからな……それにアスナと出会うまでは女性は性別が違うだけの感覚しかなかったんだ……人を好きになる日が来るなんて、考えて事なんてなかった……それに好きだって気持は……俺の初恋は──アスナが初めてなんだ」

「……キリト君……」

 泣きだすアスナの涙に、俺はシャインに言われた事を思いだしてしまう。

 

 ……ちゃんと好きな女性が出来たら、自分の気持ちを言わなきゃだめだぞ……

 

 ……お互いになんで好きになってくれたか聴かないと不安になるからな……

 

 確かにそうだ。

 今も不安で仕方がない。

 こんなにも好きだと言っているのに、その言葉がまるで足りない。もっと彼女からその言葉を言ってほしい。

 でも俺が最初に言わなきゃな。

「……愛したい……好きだって……アスナの事を想うと、こんな暖かい気持ちを持つ事が出来るんだ……初めてなんだ、愛せるって気持ちを持てたのは」

 正直な気持ちを告げると、

「……私もだよ……」

 アスナは涙を押さえながら懸命に、

「……男の人を好きになったのはキリト君が初めてなの……いままで私、男の人が怖くて……好きになるなんて事……無かったの……」 

「……怖い?」

 血盟騎士団の副団長。

 閃光のアスナを知っている俺にはどこか信じられなかったが、その告白を後に、今まで無理に前に出ていた、あの張り詰めた凛としたあの強さは、その現れだったのかと理解できた。

「うん……私……あっちの世界では女子校だったから……男の人とお付き合いする機会はなかったし……それに昔から男の人の事が、どこか怖くて……ほんとうに怖かったから……キリト君みたいに話をすることなんて、できなかった……キリト君に会うまで……恋愛なんて……私が人を好きになれるだなんて……自分にはない事だと思っていたの……」

 血盟騎士団の副団長。

 閃光のアスナ。

 攻略の鬼。

 そんな名をいくら持っていても、アスナはか弱い少女なんだ。

 この世界で、狂うことなく、おじけることなく、戦いぬいた彼女。

 どんな名前を持っていても、その心内では不安を押し込めて戦い抜いていたんだろう。

 

 ……こんなにも愛しいと思える彼女が。

 

 ……こんなにも安らげる彼女が。

 

 ……こんなにも俺はアスナに想えて貰えていたんだ。

 

 こんなに幸せなことがあるか。

 男として、これほどの冥利はない。

「……この世界に来て、キリト君と出会えて……私、人を愛することが出来たの……君の事を……愛してるの……」 

 恥ずかしさを堪えて告げるアスナの言葉。

 精一杯の勇気を出して告げたその言葉には嘘なんてない。

 だから俺も、

「……俺も……愛してる……だから、ほしいんだ……」

「……うん、私も……キリト君が初めてだから……キリト君が、ほしい……この暖かい気持ちは……キリトがくれたんだよ……」

 アスナが俺を抱きしめてくる。

 俺は堪らずに、アスナに強めのキスをし、愛撫をし、彼女に対する感情を高ぶらせる。

「……俺もアスナが好きだ……いや……愛してる……」

「私も……愛してる……でも後悔しない?……私、君の事……独占しちゃうよ……誰にも渡したくないもん」

「俺も……アスナの事を独占したい……誰にも渡したくない」

 熱せられた視線に俺の感覚が麻痺していく。

 両手に指をからめ、逃げられないように、離れられないように硬く強く拘束し、その熱に押されながら、アスナにキスを交わす。

 そのままアスナに覆いかぶさるように、キスを続ける。

 

 好きだ。

 

 好きで仕方が無い。

 

 唾液を飲み合う情欲を伝え合うキスではなく、愛情の言葉を伝えあう優しいキスでもたりない。

 

 だから君と口付ける時は、言葉を含ませてするよ。

 

 ……大好きだよ、アスナ……

 

 それに返すように。

 

 ……大好き、キリト君……

 

 キスを交わしながら互いに見つめ合う視線をさらに熱くし、より深く、より深いキスを彼女と交わす。

 唇の温もりが増していく。

 熱を互いに伝え合ったせいか、身体が熱くなっていく。

「アスナ……その……いいかな」

「……うん……いいよ……」

 キスを終えた後、俺は彼女の最後の純潔を奪おうと膣口に、硬くなってしまった陰茎でそっと触れる。

「あぁん!」

 アスナが可愛らしく声を漏らしてしまう。その声に反応して、俺の陰茎はビクビクッと大きく硬くなっていく。まるで杭のように硬くなった俺の陰茎でアスナの膣口をなぞり、くすぐり、愛撫を始める。

「ん……んん……あ! あん ん!」

 指とは違う快感が直にくる。陰茎が私の膣口をなぞり、このまま達してしまいそうな感覚に、不安と期待が情欲を高めていく。

 濡れ出していく膣から愛液が漏れ、じゅんと濡れ出していく。

 入れたい。

 欲情を押さえるも、アスナの膣の濡れていく感触に、陰茎がまたびくっと硬くなっていく。

 俺は堪らず亀頭でなぞるようにアスナの膣口に寄せて、

「アスナ……」

 彼女の名前を呟き、視線を向ける。

 

 ……奪いたい……

 

 ……アスナを俺だけのものにしたい……

 

 アスナは涙を流す。

 頬にこぼれるほどに、止め度いも無く涙を流す。

「……いいよ……キリト君……でも、お願いがあるの……」

「なに?」

「……その……キス……して……してほしいのぉ……」

「ああ」

 緊張で渇きそうなアスナの唇にキスを送る。そして舌を入り込み、舌先でアスナの舌先をくすぐる。

「……やぁん……あん……んん」 

 恥じらう彼女の口を強めに抑え、唇の動きすらままならないアスナの唇を強く抑え支配し、アスナの口をこじ開け、思うままに口の内を蹂躙したまま、俺は陰茎を──

「……ふあっ! あん! き、きりとくぅん……ああ!」

 陰茎の先、亀頭をアスナの膣口に射し込み、そのまま純潔を奪う快感に身を燃やしながら、ぷちゅっといやらしい水音をたて、アスナの内に入り込む。

 

 ……うあ、し、しびれる。なんなんだ……

 ……だめだ……

 ……がまん……できない……

 脳が焼き切れてしまいそうな快感が脳を痺れさせていく。

 達してしまいそうな感覚を堪える中、アスナの快感を懸命に堪えた表情に俺は、堪らずにキスを送り、アスナの感触を感じながら、互いに感じてしまっっているだろう、この感覚を和らげていく。

 その間にも、俺の亀頭はアスナの膣を深く内へと侵入し、陰茎で膣壁を力任せに擦りながら刺激し、キスの甘みを消そうとしてくる。

 キスが緩まるのを恐れてアスナは無意識に、絡めていた舌先を強め、より深くキスを強請ってくる。

 キスが麻酔のように、彼女の膣内を刺激する亀頭と陰茎の快感を緩め、激しくアスナの膣を責め、理性を奪おうと腰を動かしてしまう。

 奪いたい。 

 アスナの理性を。

 あの夢の中で見たアスナみたく、乱れさせたい。

 より深くに、俺の陰茎はアスナの膣を深く、深く奥まで攻め込み、彼女の羞恥心を瓦解させ、理性を崩し、快楽に染め上げていく。

「あん……んあ……んんん! はみゅ……あん!」

 キスを求めてくるアスナ。

 キスを、欲している。

 俺からのキスを。

「んんんっ! んんんん!」

 ……こんなに求めるなんて……

「んあ、あんん、んんんん!」

 ……もっと、強く……

「んんん! んんんん!」

 ……もっと強くキスをしたい……

「んん……んんんん!」

 アスナはもどかしく、俺よりも激しいキスを求めてくる。舌を入れるだけじゃ足りないのか、唾液を飲み、唇の感触を味わい、キスを懇願してくる。

「……あん……あみゅ……はむぅ……」

 そんなアスナに、俺はもう欲望を押さえる事が出来なかった。

 激しく腰を動かし、アスナのキスよりも激しく膣を責め、キスが出来ないように激しく膣をいじめてしまう。

「やぁん! あん! だめぇ! キリト君、お願いだから……それいじょう……やあぁ!」 

 限界なのか俺の唇から離れ、懇願してくる彼女。

「……アスナ……苦しい?……」

「くるしくなんてないよぉ……ただ」

「ただ?」

「……おかしく、おかしくなりそうなのぉ……だからぁ、だからぁ……やぁ、ちょっとまってぇ」 

 攻められる快感がよほど怖いのか、俺に寄り添うように温顔するアスナ。

 俺は、

「いやだ」

 止めることが出来なかった。

 そのままアスナの膣から子宮まで、俺は自分の陰茎を差し込んでいく。

「あっあああ! んんんっんんんん!」

 声を出すのがそんなに恥ずかしいのか、途中から唇を固く噛み、漏れそうな声を押し殺す。そんなアスナに俺は、

「……辛くない……」

「つ、つらくないよぉ……でも、これ……」

 快感に酔っているアスナの声音に、俺は支配感と優越感に身を震わせていた。

 今のアスナは、俺だけのものだ。

 この甘く快感と快楽に泥酔し、理性を溶解させ、意識を剥奪し、アスナの全てを奪えた証しを彼女に残したい。

 このまま、激しく攻めたい。

「だ、だめ、キリト君……動いちゃダメぇ……ちょっとまってぇ……」

「……ごめん……むりだ……」

「いやあぁあ!」

 俺は感情のままに腰を激しく力任せに動かし、アスナの子宮を攻める。

 俺の硬くなった陰茎がアスナの膣壁を引っ掻く様に擦り、何度も、何度も、激しく、子宮を叩いてやる。

 このままアスナの子宮に亀頭と陰茎を射し込みたい衝動に駆られ、動きが余計に増していく。

「やあぁあ! ああ! あん! あああああ!」

 アスナが我慢ができずに声を漏らし、また達してしまったのか、膣から何か噴き出るような熱いモノが亀頭に触れ、そのままアスナはピュッと潮を吹き、俺の陰茎と股間をそのままピシャピシャと濡らしていく。

「ご、ごめんなさい……でも……がまんできないのぉ……」 

 俺はその光景に心を奪われていた。

「あっ……ああっ……はぁぅ……あん!」

 アスナが淫らに喘いでいる。

 アスナが淫らに快感に震えている。

 アスナの潮が俺の陰茎を濡らしている事に興奮し、俺の陰茎はさらに大きくなり、それに合わせて彼女の膣をぎゅぎゅっと埋めていく。

 そんな俺の陰茎の興奮に反応してか、

「あっ ああんっ あんっ あっ あっ あ……はっ!」

 身体を激しくびくっと振るわせ、また達してしまった。

 息が乱れ、過呼吸を起こしてしまったかのように、呼吸を乱してしまう。

 すごくいやらしい顔をしていた。

 性感の感覚に頬を熱く紅らめ、いやらしく俺を誘うような呼吸をしながら、快感に満たされた顔をしていた。 

 見てしまう。

 俺の視線に羞恥を感じたのか、隠すようにアスナはシーツに自分の顔を埋もれさせ、その淫楽な顔を隠そうとするも、俺はその顔を書くさせたくは無く、アスナの顔を無理やりに向けさせる為にキスをしながら、熱い頬を甘噛みし、キスと舌で口付け愛撫し、真っ赤な耳元をきゅっと強く噛み、そのまま舌先でくすぐってやる。

 わざと大きな音がするように激しくアスナの顔の全てを舐めてやり、頬を無造作に強く吸いつき感じさせてやる。

 その間も、俺はアスナの潮で濡れた陰茎の動きを止めてはいない。彼女は必死に声を、

「んんんっ! んんんん! やぁ!」

 押し殺しているそんなアスナをもっと攻めてやりたいと、衝動に駆られ、

「……アスナ……アスナ……」

 俺は汗を激しくアスナに垂らしている事に興奮し、膣内を責めるたびに落ちる汗が、アスナの顔を濡らしていく事にも興奮し、動きが激しくなる。

 陰茎の熱が膨張し、破裂するようなその膨張がアスナの膣を全て埋め尽くすかのような膨らみを続け、拘束するように締めあげてくる膣壁の肉厚が、俺を求めてくれるような要求に感じてしましい、動きを制御できないでいた。

「あっあっ……はぁん……ふぁあああ……」

 俺の陰茎をアスナの子宮に撃ちつける度に、乱れた彼女の声が漏れだす。

 アスナの膣内がぎゅぎゅっと陰茎を締めていく。

 その感覚に押されたのか彼女は、俺の背中に手をまわし、ぎゅっとしがみつくと、

「……もっと……して……」

 快感に乱れたキスを送りながら懇願し、

「……!」

 俺は腰の動きを止めた。

 快感に理性を解きほどいたばかりのアスナは、動きを止めたことに拗ねたような、可愛らしく余計に苛めたくなる視線を向けてくる。

 ここで止めるわけないだろうと、俺はアスナの腰に手をまわし、シーツに埋もれていた身体を寄せ起こし、

「え、ええ?」

 軽いアスナの上半身を抱き上げ、互いに座り込んだ姿勢のまま、揺れるふくよかな彼女の乳房を俺の胸に押しつけ、その柔らかさに陰茎をさらに硬くさせてしまう。

「やぁん! ああ!」

 そのまま、アスナの乳房を押しつぶしてやるくらいの気持ちで強く抱きしめながら、彼女の膣内を攻め出す。 

「き、きりとくん! だ、だめぇえ!」

 アスナの身体を力任せに持ち上げ動かしてやる。軽い彼女の身体を上下に揺ら、俺もその動きに合わせて腰を動かし膣内を責めてやる。

「やぁん。だめぇ! これ……あっ! ああっん! ふあっ! ひあぁあっ!」

 もっと激しくしたく、俺は本能的にアスナの、乳房よりも柔らかいお尻をきつくわし掴み、そのまま腰を激しく動かしてやる。

「ぁあはあっ!……あんっ!」

 俺を誘惑するアスナの乳房をに口付け、舌を這わせて乳房を責め、舌先で硬く尖った乳首をいじめてやる。

「……ああんっ……あっ……あぁっ!」

 双方の乳房にキスを交わしてやり、舌を這わして揺れる乳房の動きを押さえてやるも、口に含んだアスナの乳房の動きは抑えられず、口に含み損ねたアスナの乳房が俺の顔を叩き、その乳房の柔らかさに叩かれたせいで、俺の陰茎はさらに硬くなり、アスナの膣をまた強く攻めたい衝動に駆られてしまう。

 お互いの肌が打ちつけられる音が響く。

 その音にも興奮し、俺はひたすらにアスナを求めた。

 淫楽と快楽で濡れた汗ばんだアスナの肌に俺の汗が混じり合い、彼女をさらに妖しく妖艶に魅せてくる。

 両方の乳房を淫らに揺らし顔を叩くアスナの胸元にキスをし、陰茎にさらに興奮が増していく。

「キリトくん……きりとくん……」

 彷徨うように俺の名を呼ぶアスナに口付けし、

「……んはっ……んっ! んん! んふっ! んんん」

 先程まであんなに恥ずかしがっていたアスナとは思えないような激しいキスを、彼女の方からしてくる。

 俺はそんなアスナのキスよりも強くキスをしてやり、主導権を奪ってやる。

 俺の口内を攻めていたアスナの舌先を俺の口から追い出してやり、アスナの口内の全てを攻めてやる。

 舌を絡める時、強めに攻めてやり、溢れだした唾液を全て吸い取り、わざと強めに呑み込み、音を響かせる。

 アスナの舌先が攻めるのを止め、俺からの蹂躙を受け入れ始めた。

 俺はキスを止め、唇から離れると、物足りなさそうにアスナは俺を見詰めてくる。

 俺は、

「アスナって……キスするの弱い」

 意地悪な質問をしてやる。

「……だってキスなんて、キリト君以外にした事無いもん……」

 恥ずかしそうにしながらも朦朧にアスナは答え、

「……キスがこんなに激しいなんて、知らなかったもん……」

 頬を膨らましながら、

「キスで感じちゃうのは全部……キリト君のせいなんだから」

 瞳に涙を浮かべ、

「……もう、知らない……」

 そのまま拗ねてしまう。

 かわいい。

 ほんとうに、可愛かった。

 なんでアスナはオレをここまで誘惑するんだ。

 もう。

 もう優しくしてやれないぞ。

「やぁあん! あん! ちょっと、ちょっとキリト君……だめぇえ、そんなぁあ……力任せに突かないでぇ! ああぁああん!」

 俺はあまりの柔らかにわし掴んでいたアスナの臀部をさらに強く掴み、持ち上げ下ろすようにアスナの膣を撃ちつけてやる。

「ああぁん! だぇめ! こんなぁあにぃ、激しくぅう……ついちゃぁだめぇ! やぶけちゃうよぉ! 子宮が破けちゃうよぉ!」

 ごめんアスナ。

 もう止められない。

 いや、止めてやるもんか。

「ねえぇ……お、おねがいぃ……もっと……」

「もっと激しく?」

「……ち、ちがうのぉ……もっと……あんっふぁんん! ゆっ……ゆっくり、突いてぇ」

 だめだ。

 もっと激しくしてやる。

「いやぁん! ああっんんん! だ、だめぇ、はげしくはだめぇなのにぃ!」 

 ……攻めたい。

「んんんんっ! ああああぁああぁ! あんぁ!」

 ……もっと攻めてやる。

「あんっ! ああああぁあああ! ああっああ!」

 ……そんなに気持ちいいのかアスナ。

「やぁん……こんなのぉ……だめぇえだよぉ……」

 ……もっと気持ち良くさせたい。

「……おねがぁい……もうぅ……もぅ……」

 ……だめだ、絶対やめない。

 拗ねたように唇をかみしめ、声を漏らそうとしないアスナ。

 残念だけど。

 余計に俺を刺激するだけだぞ。

 俺は拗ねてしまった彼女の乳房を乳首をきゅっきゅと抓ってやり、握るように力強く指の力を上げていく。

 そのままアスナの乳房を激しく揉み、乳房を弄んでやる。

「ひゃぁん! ひあっ! ああっ!」

 声が抑えきれないのか、アスナは可愛らしい声を上げた。

 そうだ。

 堪えたらもっと激しくしてやる。

 その声を止めようとしたから。

 もっと聴かせてくれ。

 俺はアスナの膣に入れ込んだ陰茎に力を込め、そのまま押しこんでやり、膣と子宮を力任せに衝撃を与え響かせていく。

「……もうぅ……だめぇ……ああぁああん! ひゃん! ふあぁ! あぁん!」

 もう限界が近いのか意識を失いそうに、アスナは瞼を重くしてくる。

 俺はその意識を覚醒させたく、揺れていた乳房を口に含み、音をたてるように激しく舐めてやる。

 その音に反応したのかアスナは意識をぼうっと戻し、乳房を攻められた感覚に耐えながら、何かを逡巡していた。

 最後の理性が崩れようとしていたアスナの表情を読み、俺は何も言わず、彼女の膣を攻め続けた。

「あっ! あんっ! あああぁああああ!」

 ……気持ちいいのか。

「だぁめぇ……あぁああっ! あんっ! あああああぁああ!」 

 ……もう、理性なんか捨てよう。

「ああぁああ! んんんんっ! んあっ! あああああぁああああ!」

 ……我慢なんかさせない。

「やぁあ……あああぁあああ! あん!」

 ……この乳房も俺のものだ。

「あんっ! ああぁああああ!」

 ……いや、君の全て俺のものだ。

「……んっ……ぅく……あ……はぁ……あぁああ! あぁあっ!」

 アスナが声を上げ始めている。

「あぁあああん! ぁはあっ! ぁん! んああっ! あぁあっ!」

 求めるように視線を向けて来た。

 この視線は、

「……き、きり……と……くぅん……」

「……ぷぁ、なに、アスナ」

 知っている。

 言ってくれ、アスナ。

「……ちゅう……してぇ……はげぇしくぅ……」

「……アスナ……んん!」

 キスをしてやると、アスナは激しく求めてくる。

 今まで以上の激しいアスナのキスに、

「あむぅ!……ふぁ!……っんん!……うっ!……んむぅ!」

 俺はされるがままにアスナからのキスを受け入れると、

 

 ……きりとくぅん、だいすき……

 

 一瞬。

 激しく俺にキスをするアスナからそう告げられたかのように、錯覚してしまう。

「んんむぅ! はむぅ! あんっむ……んんぅ……っんん!」

 いやらしい音が響いてる中、アスナの想いが伝わってくるような錯覚があった。俺はその錯覚を錯覚とは思えず、彼女からの声だと理解し、興奮してしまう。

 アスナの柔らかい膣が俺の事を受け入れている。

 ……愛してる……

 

 俺からも伝えたい。

 俺のこの気持ち、ちゃんと言葉にしたい。

 聴いてほしい。

 アスナは俺の胸に手を置き、物足りなさそうに唇から離れる。名残惜しく、俺の唇の感触から離れなきゃいけない不安が伝わってくる。

 膣の内で動く俺の感触に快感を強めながら、

「……きりと……くぅん……」

 言葉が拙い。

 でもアスナは、

「……あい……んん!……してるぅ……ずっとぉ……あん!……これからもぉ……わたしはきみだけのものだよぉ……」

 その言葉に俺は、

「……おれも……アスナのこと……愛してる……ずっと……これからも……俺は……キミだけのものだ……」

 そう、俺は君のモノだ。

 この命も。

 俺の魂も。

 俺の精神も。

 全てアスナの為に捧げる。

 だから。

 だから。

「……うん……きみの背負うものぉ……ああ……わたしも……背負っていくからぁ……ああ……どんなことがあっても……あん! 君と一緒に生きるから……きみの傍にずっといるからぁ……」 

「……アスナ……アスナっ!」 

 俺はもう我慢できずに、アスナの名を呟きながらキスをし、

「んん……んんっんん……あん……んんっんんん!」 

 そのまま、アスナをシーツに押し倒し、膣を激しく突き攻めてやる。

「んんんんっ! んんんんんっ! んん!」

 このキスを終えたくは無い。

 もう理性は無い。

 互いに激しく、強く、アスナは硬くなった俺の陰茎を受け入れ、会館に満ちていた。

 強く、さらに強くアスナの膣が俺の陰茎を包み込んでいくと、俺は本能的に腰を動かせ、動く度、貫く度に、互いの身体を燃やしていく。

「あん! ああぁぁああ! あっああぁああ!」

 唇が離れてしまい、アスナの淫らな声を漏らして喘いでいく。

 夢中になって俺は自分の陰茎をアスナの膣内で動かし、より深く、さらに深くと、アスナの子宮まで侵入したく、そのまま入り込んでしまいたい欲望のまま、突いてしまう。

「あん! ああっ! あああぁあん!」

 声を出さなきゃ、呼吸が出来ない程に、彼女は乱れていた。

 アスナは無意識に俺の背中に手をまわし、ぎゅっと抱きしめようとするも、限界なのか思うように力が入らず、背中をたどたどしく喘ぐように手を這わしてしまうだけだった。

 俺はそんないじらしい彼女の行為に応えてやろうと、シーツの中に沈んだアスナの腰に手をまわし、そのまま互いの身体をぎゅっと密着させて、抱き合ったまま──

「アスナ……アスナっ!」

「──あっ! ああっんん! あああっん! ああああ!──」 

 もう限界だった。

 初めて。

 生まれて初めて射精をしようとしていた。

 熱い何かが、俺の身体の奥から込み上げ膨張し、硬く膨れ上がった陰茎から熱い何かが昇ってくる感覚があった。その性的な絶頂の感覚がアスナにも伝わっているのか、彼女は俺を受け入れようとし、快楽の涙で眩くなった視線を向け、俺の射精を待っていた。

 一瞬。

 アスナが子どもを抱いた姿を思い浮かべてしまった。

 この世界では妊娠はできない。

 でも、この世界だけの関係で俺は終わらす気は無い。

 君を。

 この世界から抜け出せる事が出来ても、俺は君を愛したい。

 どんな事があろうとも、俺は君と添い遂げたい。

 俺を受け入れてくれるアスナ、君を失うことが怖い。

 だから。

 君に痕を残すよ。

 その思いのまま俺は、アスナの内に射精した。

 精液が噴き出し、アスナの子宮に胎内へと激しく注がれていく。

「ああっ! ああんっああ! あっんんんん! あっあああ!」

 アスナの膣が激しく痙攣し、潮をぽたぽたと漏らし、愛液をたくさんに垂らしながら、俺のの精液を受け入れながら達した。

 互いにぎゅっと抱きしめ合い、互いに達していく快感に身体を震わせていた。

 

 ……だめだ……止まられない……

 

 俺自身が溶けてしまいそうな精液の熱がアスナの内にたくさん注がれていく。

 子宮を破いてしまうんじゃないかと思うぐらいの、破裂しそうなほど精液がアスナの胎内を満たしていく。

 繋がっているキリト君の陰茎を受け入れていた膣口から、入りきらなかった精液がコポコポと、私の愛液と潮と混ざりあいながら垂れていく。

 

 ……だめぇえ……あっん!……

 

 最後の、俺からの最後の精液の一注ぎがこぷっとアスナの子宮に波打つ後、互いに全ての力が抜けてしまい、動けなくなってしまう。

 俺は、そのままアスナに覆い被さるように、彼女の乳房の間に顔を埋め、身を落としてしまう。アスナの柔らかい乳房の温もりに顔を沈め、力を失ってしまった陰茎が彼女の膣から抜けてしまい、強く繋がっていた彼女の熱を失ってしまう喪失感が湧いてきてしまう。

 アスナもその喪失感を埋めたく、汗ばんだ俺の背中を力なく抱きしめてくれる。

 彼女の温もりを繋ぎとめるように、俺は抱きしめられる安堵感に身を任せた。

 だが、アスナはもう限界が近いのか、俺以上に肩で激しく息を切らし、意識も薄れていこうとしている。

 まどろむような眠気で瞼を重くし、これ以上意識を保つ事が出来ないのか、意識を薄れさせていたアスナ。

 そんないじらしい彼女の想いに俺は、嬉しくて仕方が無かった。

 本当に嬉しかった。

 恥も外聞も無く涙を流し、アスナの乳房をゆっくりと濡らしていく中、途切れそうな意識を繋ぎとめるように重い瞼を、そっと開き、俺を慈愛の深まった安堵の涙に濡れたヘイゼルの見詰めてくれた。

 俺は、

「……ア、アスナ……ありがとう……おれの事……受け入れてくれて……」

 俺みたいな人間を受け入れてくれて。

 俺を愛してくれて。

 アスナも、いつの間にか泣いていた。

 そして、

「……わたしも……うれしい……きみとこうして愛し合えて……すごく……うれしいよぉ……」

 かすれながらに声を紡ぎ、俺に想いを告げてくれた。

「……アスナ……」

 互いに子どものように泣きじゃくりながら俺とアスナはもう一度、確認するかのように、精一杯の力でキスをし合う。

 身体を求めあった時とは違う、とても優しい彼女のキスが、俺の内にある怖さを消してくれた。

 アスナはまどろむように意識を溶かしていく。

 そんな失いそうな意識を紡いで彼女は、

「……きりとくん……ありがとう……わたしの事……受け入れてくれて……」

 精一杯に声を出し、想いを互いに込めながら俺と彼女はキスを続ける。

 すると、

 ……愛してるよ、キリト君……

 ……私、幸せだよ……

 ……大好き、キリト君……

 ……このままキスをして……

 ……わたし……少し……眠るね……

 ……夢が覚めても……傍に居てね……

 ……おやすみ……愛してるよ……キリト君……

 ……だいすき……

 彼女の想いがはっきりと伝わってくる。

 この想いは気のせいじゃない。

 君からの想いなんだ。

 ……おやすみ、アスナ……

 ……俺も大好きだよ……

 アスナのキスに伝わる彼女の想いを受け入れ、俺も想いを込めてさらに深く彼女にキスをし、そのまま眠りこんでしまう。

 あの時と同じような、そう互いに昼寝をした時と同じ優しい君の寝顔。

 俺はそんな寝顔を撫でながら、

「……ありがとう」

 俺は泣いたまま彼女の温もりを感じながら、

「君が居てくれたから、俺は今日生き残る事が出来たんだ」

 俺は他人を守ることにどこか恐れていたんだ。俺は君を守れないと不安があった。もし君を助ける事が出来なければと、不安があった。でも違っていた、俺は君に命を助けてもらっただけじゃなく、心まで救われたんだ。

 あのまま君と出会えずにいたら俺は、黒いものに堕ちていたはずだ。

 でも君のおかげで、俺は。

 そう、俺は君を愛している。

 かつては捨てようと、殺そうとしていた君へのこの想いを捨てることが出来ない程、俺は君に焦がれていたんだ。

 この命は君のものだ。

 大丈夫。

 俺は死なないから。

 そして君を死なせはしない。

 一緒に生きよう。

「アスナ……ん?」 

 寝ているアスナは不安なのか、

「……キリトくん……」

 俺の名を悲しそうに呼び、

「……どこにいるの?……やだよぉ……君が……いないと……わたし……」

 不安なんだな。

「大丈夫……俺はここにいるよ」

 アスナの手を握り、彼女はぎゅっと強く手を握り締めてくる。

「君を置いてどこにも行かない……アスナが目覚めるまで、傍にいるよ」

 彼女の身体を抱きよせ、頭をそっと撫でてやる。

「起きたらアスナに伝えたい事があるんだ……だから今はゆっくり寝ていても大丈夫だから」

 穏やかになる寝顔のアスナの頬にキスをし、

「……おやすみアスナ……」

 俺も少し寝るよ。

 一緒いい夢を見よう。

 これからも。

 ずっと。

 一緒に。

 

 ……愛しているよ……

 

 ……アスナ……

「大好きだよ」

 

 ~黒を冠する戦士たち~ 

 第五十技 プロポーズから結婚へ──続く。




 最後までお読みいただきありがとうございます。
 本郷さんのキリトさんを演出できたかいろいろと不安が残りますが、いかがでしたでしょうか? お楽しみいただけたなら幸いです。
 本郷さんの創作されるソードアート・オンラインは、少年漫画のような楽しみに満ちた作品だと小生は思っております。
 常に週1にてあれだけの量とストーリー性の濃い話を創作されるのは、尊敬に値します。
 また本郷さんのキリトは、感覚でいえば、そう、昔小生が好きな漫画で『スプリガン 原作:たかしげ宙、作画:皆川亮二』がありました。
 主人公の御神苗優みたく戦う本郷さんのキリト。ただ強いだけではなく、その強さの裏側も孤独が見え隠れし、その悩みを抱えたままであの世界・アインクラッドで戦った彼の日々とアスナさんの出会いがどれだけ大きなものとしてうまく演出され、ただ強いチートキリトではない、もう一人のキリトで創作されていることに、小生は常に1週間の更新を待っています。
 そんな作品の三次創作を書けたこと、まことにうれしく思います。
 
 本当にありがとうございました。
 
 では、また次の作品でお会いできることを祈って。

 追伸・アスナさんサイドと切り分けをしますので、なにとぞにご容赦を。また修正、加筆など加えましたので、なにとぞに是非。


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