pixivでは、FGO、監獄戦艦などの二次創作。
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名門「星凰学園」。
上流階級の令嬢、令息ばかりが通うその学園の生徒の一人、草薙 優(くさなぎ ゆう)は特殊能力を持っていた。
それは催眠能力。
幼い頃に偶然その能力に目覚め、その使い方も脳内に思い浮かぶ、そして性知識までもを会得するという不思議な現象に見舞われた優は、幼いながらに現実を受け入れた。優は催眠能力、そして性知識を手に入れ、それを悪用……、することはしなかった。彼は優秀な両親の遺伝子を確かに引き継いでおり、頻繁に使えば誰かにばれると理解していたのだ。それでも子供ながらに性知識を知り、好奇心を押さえられるはずもなく、彼は家庭の事情でよく遊ぶ、幼馴染に能力を使うことをした。
幼馴染は大企業、千秋院グループの一人娘、千秋院 葵(せんしゅういん あおい)。
よく手入れされた艶やかな黒髪はよく目を引き、顔つきは端正であり見た目は非常に麗しく、成長すれば美少女になることは間違いなしだった。今では間違いなしの美少女であり、黒髪ロングで巨乳で黒パンスト――黒ストッキングだと思われている――を履いており、妖艶さと清楚さを兼ね備えていた。
そんな彼女だが幼い頃から大企業の娘としての、他を見下す冷然とした態度も持ち合わせ、冷めたような細め気味の目つきで睨まれれば、誰もがすくみ上り、畏れるほどの威力があった。
千秋院グループと同格の草薙グループは社長、妻ともに親友という間柄で、子供をお互いの家に預け合っており、優は葵と共にグループを引き継ぐための勉学に励みながら、よく遊び、よく食べ、共に過ごした。
そんな日々が続き、性知識と催眠能力を得た優は我慢できなくなっていき……、ついに優は葵に催眠能力を使った。
催眠能力は絶対ではない。むしろ能力的には優は弱いと判断している。強靭な精神があれば催眠が解ける可能性もあるし、小さな違和感から催眠を脱してしまう恐れもあるからだ。しかし、催眠というのはかけ続けることでその危険性はグッと低くなる。特に幼い頃からかけ続ければ、大人になるころには葵は優の完全催眠下に入るだろう。
そう画策して、優は小学2年生のある日、葵に催眠をかけようとした。
………………
…………
……
「実は催眠術を試してみたいんだ」
「催眠術……?」
私、千秋院葵は幼馴染の突然の言葉に、何を言われたか分からなかった。
今日は私の部屋で勉強をする日であり、葵と私は部屋の隅にある勉強机ではなく、部屋の中央にある丸机に向かい合って正座して勉強していた。今は勉強がひと段落して、優が持参したハーブティーを飲みながら彼と談笑しているところだった。
「あぁ……、最近流行っていたわね。どうして優が催眠術を?」
「草薙グループは様々な分野に手を出しているからね。催眠術は心療内科でも使われているから、どんなものか試してみたいんだ。この日のためにいっぱい調べて勉強したんだ」
「へぇ……。まぁ、興味は出てきたわ。いいわよ。優が身に着けた催眠術を私にかけてみなさいよ。実は私、催眠術は胡散臭いものだと思っていたから、丁度いい機会だわ。この機会に催眠術が有用なものだと実証して見せてよ」
「付け焼き刃だから、たぶんかからないと思うけどね」
「それでもいいわよ、別に」
「分かった。それじゃあ、椅子に座って」
優は学習机前にあった椅子を丸机から少し離れた場所に置き、私は優に言われるままに椅子に座った。大企業の娘らしく、いつものように背筋をピンと張って、手を太股の上に置く。自分で言うのは何だが、同年代の誰よりも美しい所作であり、美しいものだと自負している。
「深呼吸をして」
優の優しい声が背後で聞こえる。いつの間にか、優は私の後ろに回っていたらしい。なんだかいけないことをしているような気がして、心臓がいつもより強く鼓動している。
「すうぅぅぅぅ…………はあぁぁぁぁぁぁ…………。すうぅぅぅぅ…………はあぁぁぁぁぁぁ…………」
深呼吸をすると、不思議と鼓動が落ち着いていく。ハーブティーの効果もあるかもしれない。
「いいよ。今度は僕の言う通りにして。吸ってぇ……」
「すうぅぅぅぅ…………」
「吐いてぇ……」
「はあぁぁぁぁぁぁ…………」
「繰り返してぇ……。吸ってぇ…………吐いてぇ…………」
私は優の言う通りのタイミングで深呼吸を繰り返す。深く、深く息を吸って……、胸いっぱいに溜まった息をゆっくり吐きだす。
なんだか無駄な力が抜けて行くような……、そんな気がする。
「次は脱力。……右腕に力を込めて……ギュウッとギュウッって腕がプルプルなるくらいに……力を込める……」
「んっ……、ぅ……」
淑女たるもの、誰かの前で顔を歪めたりしない。でも他ならぬ、幼馴染の優の前だから、私は眉間に皺を寄せるくらいに右腕に力を籠めた。
「溜まった力を解放するよ。カウントが0になったら一気に解放……。3……2……1……0」
「っぁはぁぁぁ……」
一気に力が抜けて、右腕が完全に脱力し、太股の上から滑り落ちてダラリとなる。戻そうとすると……。
「そのままでいいよ」
と、言われた。千秋院グループの娘としてはこんなだらしのない姿を誰にも見せたくはないが……、まぁ、優ならいいだろう。
次は左腕、そして脚、お腹、顔……と、次々と脱力していき、ピンと真っ直ぐになっていた背筋もわずかに曲がって、首にも力が入らず、背後にいる優の身体に頭を預けていた。
「余分な力が抜けてすっごく気持ちいいでしょ?」
「えぇ……。とても……、気持ちがいいわ」
寝ている時は流石に脱力しているが、意識があるときにここまで全身を緩ませることができたのはいつぶりだろうか。この脱力感は身体がフワフワとした感覚に包まれて、非常に気持ちがよく、私はリラックス状態になっていることを自覚する。
もしかしたら優には催眠術の才能があるかもしれない。
「いいね。その感覚にもっと身を委ねよう。そうしたら……、段々と眠くなる」
「眠く……?」
「うん。ほら、リラックス状態は気持ちいいでしょ? 気持がいいと瞼が重くなっていく。瞼が閉じると味をかみしめるように……、もっとその気持ちよさが味わえる」
優にそう言われて、私はふと思い出す。美味しいものを食べると、その味をもっと楽しむために目を瞑ってしまう現象を。あの時と同じだろう。
目を瞑る。
身体の内側にある気持ちよさがより深く味わえる。そう思うと、段々とぼんやりしていき、瞼が重くなっていく。
「気持ちいいよね、リラックス状態……」
「え、えぇ……」
「もう少しで瞼が閉じそうだね。あぁ……、僕が下ろしてあげる。今から葵の目に手をかざして降ろすよ。それと同時に、葵の瞼も閉じる」
優が私の目の真上に手を添えてゆっくりと下ろしていき、閉じかけている瞼の真上で止まった。
「ゆっくり閉じて行くよ。瞼が閉じると、葵はリラックス状態をさらに深めることが出来る」
「りら、くす……も、と……ふかめ……」
ぼんやりとした思考の中、ついつい優の言葉をブツブツと呟いてしまう。
心臓の鼓動は凪ぎ、早く瞼を下ろしたくて、でも優が手を下ろすのを待っていて……、瞼がプルプルを震えている。
「そうそう。リラックス状態を深めることはとても気持ちがいい……。さぁ、もっと気持ちよくなろう。……ゆっくり下ろしていくよ」
ゆっくり、ゆっくり優はかざした手を下げていき、それにつられて私の瞼も下りて行き……、瞼は完全に閉じた。
「はい、今の葵は深いリラックス状態。だからとても気持ちいい……」
「……きもち……ぃ……」
優の声が遠いような、近いような……、不思議な距離感で聞こえ、心地よく、とても幸せな気分で私はまどろみの中を彷徨っている。……ような気がする。
「今の葵は催眠状態。でも催眠の世界はもっと深い。葵が催眠の世界を知るためにはもっと……、より深い催眠状態にならなくちゃいけない。より深い催眠状態はもっと気持ちがいい……。葵……、もっと気持ちよくなりたい?」
「う、ん……」
幸せで、気持ちよくて……、自分で課していた心の緊張がほどけたのか、口調が幼少期のころに戻ってしまった。でもそれが、もっと気持ちよさを深めてくれる。
「分かった。今、葵の目の前には階段がある。分かる?」
階段。
その言葉を聞くと、目を瞑った暗闇の世界の中で階段が現れる。
「それは長い、とても長い階段だ。葵はそれを、ゆっくりと……一段ずつ……降りて行く」
降りて行く。
「その階段は葵の心の奥まで届く不思議な階段。一段降りて行くたびに……葵は心の奥へ向かう。心の奥は真っ暗で……、とても気持ちがいい場所。とても幸せな場所。だから葵は絶対にそこにたどり着きたい……。そうだよね……?」
「う、ん……。行き……たい……、心の、お、く……」
「さぁ、降りよう。ゆっくりと……、確実に降りて行こう……。そうすれば……葵はもっと深い催眠状態に堕ちていく。堕ちていく……堕ちていく……堕ち……」
………………
…………
……
「はい。葵は深い催眠状態になった。とても気持ちが良くて……幸せな……催眠状態」
声が聞こえる。それは優の声。でもいつもと違う。頭に響いて染み渡るような……、そんな声だった。私は優が言う様に催眠状態になっている。
幸せ。
気持ちいい。
それだけしか考えることが出来ない。私の思考は完全に停止している。
「それじゃあ、一回戻ってこようか。僕が3つ数えると、葵はスッキリと目を覚ますよ。いち、にー、さん……はいっ」
瞬間、私の意識が急浮上し、覚醒する。
「……んっ……んぅ……。あ、れ……、優?」
正面には優がおり、催眠状態から戻ってきた私はすぐに身体をシャキッとさせる。何もかもを蕩けさせ、様々なしがらみを解く催眠状態から戻ってきたからだ。催眠状態から戻ってきた私は千秋院グループの一人娘。だらしのない姿を見せるわけにはいかない。
「おはよう、葵。どうだった、催眠状態は? 気持ちよかったでしょ?」
「え、えぇ……。凄いわね、葵。とても付け焼き刃とは思えなかったわ」
「無意識にあった身体の疲れも取れて、凄く清々しい気分でしょ。これで少しは催眠術の有用性は示せたかな?」
「そうね。身体の無意識の疲れだけではなく、精神の疲れまで取れてるし。催眠術……、侮っていたわね」
「うん。それじゃあ、もう一回催眠状態になってみようか」
「え?」
そう言って、優は私の背後にまた回った。
有用性は示せたのになんで? また催眠状態になる意味はあるの?
そんな疑問が頭をよぎり、断ろうとしたが……。
「ほら、僕の手と一緒に瞼が落ちる」
反抗する機会を優は与えてくれなかった。
優が私の目の上に手を添え、ゆっくりと下ろすと、瞼がつられて下りて行く。
逆らえない。
「力を抜いてー……。リラックス、リラックスー……」
「ん……」
優の言葉に逆らえない。
私は言われるがまま全身から力を抜いて、再び深いリラックス状態になる。
「一気に葵の意識は深い場所まで堕ちる……。堕ちる、堕ちる、堕ちる、堕ちる……」
堕ちる、堕ちる、堕ちる……、深い所に……。そして……。
「そして……、葵は気持ちがいい……、深い催眠状態になった。そうだよね?」
「うん……」
私は再び催眠状態になった。
「葵はもうすっかり……、気持ちのいい催眠状態が好きになった。そうだよね?」
「うん……。好き……、催眠状態……」
気持ちいい。
好き。
「僕が1から3まで数えると……、葵は催眠状態から戻ってくる。でも葵はすぐに催眠状態に戻りたい。そうだよね?」
「戻り……たい……」
幸福感。
戻りたい。
「そっか。それなら反対に……僕が3から1まで数えると、葵は気持ちのいい催眠状態になる。それは葵が催眠状態が好きだから。好きで好きでたまらないから。気持ちのいい状態が好きだから。葵は数を数えられるだけで催眠状態になれる。復唱して……。僕が3から1まで数えると……。葵は気持ちのいい催眠状態になる」
「優が……3から1まで数えると……私は……気持ちのいい催眠状態に……な、る……」
私は優に支配されている。催眠状態であることをいいことに、私を好き勝手に操る。
普段なら不快感を感じるものだけど……、でもこの深い世界ではそれすらも気持ちがよくて……幸せ……。
「葵は催眠状態から戻ると今復唱したことは忘れる。でも、葵の中にある……、深い深い、気持ちのいいこの……心の奥の世界はそのことを覚えている。この世界は葵の一部。だから葵が忘れていることもこの世界は覚えている」
「う、ん……。この世界は……おぼえて……」
「目覚めよう。僕が1から3まで数えると……催眠状態から戻ってくる。カウントするよ……、さん……にー……いち……、はいっ」
「……んっ……ぅ……。ゆ、う……」
催眠状態から戻ってきた。けれど私の頭はぼんやりとしていた。優が私の正面に回って私の肩を軽く揺すると、やっと私の意識は覚醒した。
「もう! 急に催眠をかけるなんて!」
別にそこまで怒ってはいないが、一応アピールしておく。多分、優なりに催眠の凄さを教えたかったんだろうが、一言欲しかったところだ。でも変に警戒した時よりも、あの無防備な状態の方が催眠にかけやすかったのかもしれない。だからそこまで怒れない。
「あはは、ごめんごめん。でも普通だったらこんな簡単に催眠状態にならないよ。多分、葵が僕のことを信頼してくれているからだろうね」
「信頼……」
確かに、私は優を信頼している。なにせ幼い頃から共に過ごしてきた幼馴染なのだから。優が私に不利益なことをすることはない。反対に、私も優に不利益なことをすることはない。たとえグループが敵対したとしてもそれは変わらない。それは優も同じ気持ちのはずだ。
「うん。だって無防備な状態を他人にさらすんだよ? 普通なら警戒して緊張する。でも信頼している相手なら、警戒心は必要ない。そうでしょ?」
「確かにそうね。幼馴染で幼子の時からずっといたのだし。……まぁ、催眠の有用性は十二分に分かったわ。ありがとう、優。疲れたらまたお願いするわね」
冗談めかしてそう言い、いつも私が他人に浮かべる目の奥が笑っていない上っ面な微笑みではなく、家族の他に幼馴染の優にしか見せない、本当の微笑みを浮かべる。
優もいつもの優しい笑みを浮かべ、再び私の後ろに回った。
「疲れたら……ね」
「優?」
「葵はもう……僕の操り人形なんだよ」
何を……?
「さん……にー……いち……、はいっ」
「ぁ……」
ガクンッと私の全身から力が抜け、顔が俯いて意識が遠のき、気持ちのいい催眠状態に入った。
幸せ。
心地いい。
それだけが、私の頭を支配する。
「暗示はしっかりかかってるみたいだね。葵は今、気持ちのいい催眠状態。葵はもう、僕からは逃げられない。君に聞こえるのは僕の声だけ。僕の言葉に従うのは気持ちいい。それは催眠状態でも、そうでない時でも同じだ。ほら、深呼吸をして。吸ってー……」
「すうぅぅぅぅ…………」
「僕の声に従ってる。身体の奥から気持ちよさが溢れてくる」
「んふっ……んぅ……」
身体の芯がジュクジュクと疼いて、身体が火照る。
ゾクゾクとするような快感が背筋を通る。
「吐いて……」
「はあぁぁぁぁぁぁ…………」
「気持ちいい。僕の声に従っているから」
「ぅう……ぁ……」
口がだらしなく開かれ、涎がつつつと垂れてしまう。優の声に従うと、私の頭から幸福感を含んだ快楽が全身へ廻っていく。
「そろそろ時間かな。君はこれ以降ずっと……催眠状態で言われたこと。催眠状態になったことすらも忘れる。再び催眠状態になってもそれは同じ。明日も明後日も、一年後も10年経っても……、催眠状態に入ったことは忘れる。でも暗示だけは君の中で、心の奥の奥で生き続ける。このことは絶対に忘れない。僕が1から10まで数える。10まで数えると、今言った内容が君の心の奥の奥に刻み込まれる。さぁ、カウントするよ……」
何も考えられない。止まっている思考は優の言葉の全てを警戒なしに受け入れしまう。あぁ、それも気持ちいい……。
「じゅう……きゅう……はち」
カウントされてる。
優の声……、気持ちいい。
「なな……ろく……ごぉ」
グリン、グリンと私の頭が回される。
幸せ。
「よん……さん……にぃ……いち…………ゼロ……。刻まれた。心の奥の奥に。これで葵は催眠状態になったことも、催眠状態で言われたことも忘れる。でも暗示だけは君の心の奥の奥で生き続ける」
「それから……。葵、君は……」
優は私の頭を両手で掴み、耳元で囁くように暗示をかけた。
………………
…………
……
「んっ……?」
「どうしたの、葵?」
「えっ!? あら……? 私……何をやって……」
「勉強だよ。今日は前解いた一次関数のテストの間違えたところをお互いに確認する予定だったでしょ?」
「え? あぁ……。そう……、だったわね」
「ほら、葵が間違ってるのは……」
「なるほど。そうだったわね。じゃあ、優が間違っているところは……」
ふたりは何事もなかったかのように勉学に励み、時間を費やした。そして迎えが来たということで優は家に帰り、部屋には葵だけが残される。
「お嬢様、お風呂の時間です」
「分かったわ」
使用人に言われ、葵は部屋を出て脱衣所に向かい、脱衣所で着ている物を全て脱いだ葵は、浴室に入った。浴槽は檜風呂であり、心休まるさわやかな香りが葵の心を落ち着けさせる。
「ふぅ……」
湯舟に浸かるとお湯の温かさがじんわりと身体に染み渡り、身体が軽くなって、恍惚感が全身に広がっていく。
「やっぱりお風呂は最高ね……」
腕を伸ばして、手で伸ばした腕にお湯を駆けながら、ほぅ……と息を吐く。それから5分ほど目を瞑って、幸福感に身をゆだねる。風呂は命の洗濯とは、よく言ったものである。
「さて……」
葵は浴槽に背中を預けて、小さな小さな緩やかで柔らかな丘、その先端にある小さな実を指で押しつぶした。
「ん……」
くに……、くに……と葵は指の腹で何度も小さな実を、乳首を押しては戻し、押しては戻す。
お風呂に入って身体がほぐれたタイミングで乳首を弄る。それはいつも葵が行っている習慣だ。……と彼女は思っているが、本当は優がかけた暗示通りの動きだった。
その目的は……、幼少期から乳首を開発させ、感じさせるようにする。
これはいわば、優による葵の調教だった。
「早く……、感じるようにならないとね……」
千秋院グループの後継者に必要なのは、男に満足してもらうような肉体にすること。その第一歩として乳首を立派な性感帯にする。
葵は優に教え込まれた、暗示された常識を完全に信じきり、頭の中で浮かぶ動作をこなしていく。
くに、くに……くぅに……。くにくに…………、くにっ、くにっ……くに、くに、くに。
間隔の長短、力の入れ方など、乳首が刺激になれないように工夫をしながら、乳首を優しく刺激する。そして最後に……。
「んぅ……!」
ギュウウウッと乳首を抓んで……。
「ん……、ぅ……」
クリクリと指先で優しく乳首を転がす。ジンジンと痛む乳首に対する優しい刺激は、性感を育てるために最も重要な要素だ。
「ぅ……ぁ……」
毎日5分。葵はお風呂に入るタイミングで乳首開発をする。乳首を押されれば感じ、抓まれれば感じ……、様々な刺激で感じる、そんな乳首になるように。
千秋院グループの後継者として恥ずかしくない肉体になるために。
葵は自ら、その身体をいやらしいものへと変えていく動作をこれから毎日繰り返したのだった。
一か月後……。
「んぅっ……はっ、あぁっ……♥んっ……ふっ、ぁ……♥」
湯舟の中でいつものマッサージ。身体は熱く、股間が疼き、漏れ出す声は艶やかで吐息は熱く、ねっとりと湿っている。
一か月のマッサージの末、まだまだ完璧な乳首とは言い難いが、葵の小さな乳首は押しつぶされ、優しく抓まれるだけで快感を発するようになっていた。
(あぁ……乳首ぃ、気持ちいい……♥もう少し……、もう少しで立派な乳首にぃ……)
この一か月、優の部屋、または葵の部屋では、優は葵が疑問に思っていないかを確認し、何かしらの疑問を持っていれば催眠をかけて、その疑問を忘れさせてきた。また、幾重にも優は葵に催眠をかけ、今の葵はキーワード一つで催眠状態になるほど、その被催眠性は高まっていた。
「んふっ、ふ……ぁ、あ……ん、あ……」
葵は普段の彼女が決して浮かべることのない、恍惚とした、だらしのない笑顔を浮かべて、乳首から生じる甘やかで痺れるような快感に没頭し、全身を脱力させている。力の入っていない脚はかっぱり開かれ、股間からヌルヌルとした液体が漏れ出し、湯舟に溶ける。
「ふぁ……んぅ……。そろそろ……、身体を洗わなくちゃね」
半開きの口から漏れ出ていた涎を腕で拭って、葵は湯舟から出て身体を洗う。
今日もまた、葵の乳首は感度を上げた。
そしてそれから二か月後……。
………………
…………
……
「"僕の催眠人形【葵】"」
「……はい」
僕が葵の耳元でキーワードを囁くと、すーっと葵の目から光が消えて、すぐに催眠状態になった。これは二か月前から成功している暗示であり、この二か月間、葵に催眠をかけまくった結果、葵は完全に暗示に何も疑問に思わなくなった。
これは葵の精神が心地いい催眠の世界に屈服したことを示していた。
「それじゃあ、服をめくって」
高価な素材でできた落ち着いた服を葵が捲し上げると、染み一つないきめ細やかな白磁肌があらわになる。将来美人となることが約束されている葵は肌も綺麗であるが、僕の目的は肌を眺めることじゃない。
「毎日弄ってるはずなのに、色は綺麗なままだね」
僕の目的は彼女の乳首。彼女自身の手で開発され、完全なる性感帯となったピンク色の突起に僕の目的はあった。
「ふぅぅぅ……」
「んっ……」
乳首に息を吹きかけると、葵が艶めかしい反応を見せ、ピクッと身体が震えた。
その反応に開発は完璧だと思った僕は膝をついて、吐息を吹きかけただけで硬くなった乳首を舌でツン、ツンと突いた。
「あっ、あっ……♥」
いい反応だ。
僕はそのまま、葵の乳首に吸い付き……。
「んふっ、んぁ……」
乳首を吸った。
「ふぁあああぁぁぁぁ……♥♥」
ビクンッと後ろにのけ反って、葵が可愛い喘ぎ声を出した。
今日、この家には誰もいない。つまり葵を好き放題に弄り、どんな声を出させても問題ないということだ。
「凄いね、葵。まさかここまで開発されてるなんて」
「んはっ、あっ♥ああっ……んあっ、ああぁぁっ♥♥」
吸いついて、乳首を舌で突いて、転がす。
たったそれだけの刺激で葵はキリッとさせた顔を弛緩させ、だらしのない笑顔を浮かべていた。
「可愛いね、葵。もっと大きくなったらセックスしようね。その身体の隅々まで味わってあげるから」
「やっ、ああっ♥はああっ♥んっ、んふっ……ひぃああぁぁぁっ♥♥」
優しく舌で刺激しているときに、強く吸ってあげると、葵は大きな声を上げた。
「こっちは……、もうグチョグチョだね」
葵のスカートの中に、さらにパンツの中に手を突っ込むと、ヌルッとした感触が僕の手に伝わった。葵は明らかに乳首の快感で興奮し、愛液を漏らしているのだ。
僕は葵の中に指を入れて、トントントンと肉壁を叩くように指を動かす。
「あんっ、ああっ♥あぁっ、はっ……あぁんっ♥」
「葵のおまんこが僕の指を締め付けてくるよ。……気持ちいいの? 素直に答えて……」
「んぁ、ああっ……気持ち、いぃ……♥はぁ、はぁん……おまんこ……きもちぃのぉ……♥♥」
葵は僕の肩を掴み、身体がブルブルと震わせている。幼い身体に教え込まれる性の快感は耐えられるものではないようだ。
それから僕は葵の感じるところを何度も弄りながら、ついでに乳首も同時に摘まんでコリコリと弄る。
「ひゃあんっ♥♥ああっ♥はあぁ……あっ、あっ……きもちっ、きもひぃ……♥ひっ、あっ、あぁぁ……」
「凄い顔だね……。小学生が見せちゃいけない顔をしているよ」
半開きの口をわななかせながら、あっ、あっと可愛い喘ぎ声を発してつーっと涎を垂らし……、僕の肩を掴みながら葵の顔は上を向き、トロンとした潤んだ瞳で天井を見つめている。
眉を下げ、だらしなく恍惚として蕩けきった、焦点の定まっていない葵のトロ顔は、僕を確かに興奮させ、幼い身体のペニスを硬く直立させる。
「おまんこの奥がキュンキュンして……、快感の塊が弾けそうになっている……。そうだよね、葵」
「うんっ、うんっ! ああっ、奥からキそうっ♥気持ちいいのがっ、爆発しそうっ♥♥」
「それが爆発するとイクという状態になるんだ。つまり葵は今、イきそうなんだ」
「イきそう!? はぁぁっ、ああっ♥これイきそうっていうの!?」
「そうだよ。僕が10から0まで数える。0になると、葵はイク。快感が、気持ちいいが爆発して頭が真っ白になる。ほら、数えるよ。じゅう、きゅう」
数えながら、僕は葵の中に入れている指の動きは早くさせる。トントントントンッと叩くたびにジュワジュワと愛液があふれ出て、指から僕の手の甲に伝って濡らしていく。
「はち……、キュンキュン、キュンキュン、子宮がイきたくて疼く。なな……、イきたいイきたいイきたい……、イきたくてたまらない衝動が身体の奥からあふれ出てくる」
「はううぅ……、ふきゅ、んああっ♥ふひぃ、はあぁ……、ああっ♥あっあっ♥」
僕は葵に暗示をかけて、カウントを進める。その途中で興奮を高め、快感を溜めて行く。
「ろく……、でもまだイけない。0まで数えるまで葵はイけない。でもイきたい衝動は高まって……、快感はおまんこの奥で溜まる。ごぉ……、溜まる溜まる……、快感は溜まる。イきたい……、イきたい……。でも我慢」
「ふくっ、んぅううっ♥あああっ♥あっ、イき……、たいっ……♥でも、が、まんぅ……」
「よん……、近づいてきた。もうすぐイける。おまんこがいっぱい気持ちよくなるイクがくる。でもまだ……、あと少し……。さん……、トロトロの蜜があふれ出る。いっぱいいっぱいあふれでる。おまんこがイきたくてキュンキュン疼く。ほら、キュンキュンッ、キュンキュンッ」
僕の言葉が葵の肉体を刺激する。
子宮を疼かせる。
イきたい欲求を高めていく。
「あふぅああっ♥♥きゅん、きゅんぅ……ああぁっ♥おまんこぉ、きゅん、きゅんぅああぁぁっ♥♥」
「にぃ……、もう来る、近い……。イクが近い。キュッっておまんこ締めて快感を溜めよう」
「た、めるぅ……あっああっ♥快感ぅ……ため、てぇ……はぁあっ♥ああっ、いっぱいきもちよくぅ……♥♥」
「いち……、さぁ、最後だよ。気持ちいいが爆発する。その瞬間がすぐにくる」
「はああっ、あはぁあああっ♥♥くるっ♥きもちぃくるぅっ♥はやくっ、はやくイきたいっ♥♥はやくはやくはやくぅぅぅぅぅぅぅっっ!!!!」
千秋院グループの後継者であることを自負し、誰が見ても恥ずかしくない淑女を目指し、そして実際に淑女然としている普段の葵。その彼女からは想像ができないほどの声量で叫び、絶頂を僕に乞うている。その姿が何よりも可愛らしく、愛おしい。
そんな彼女に応えるために、僕も声量を上げて、場の雰囲気を盛り上げる。
「いくよ……!! 数えるよ……!!」
互いの息遣いが混じり合う。葵の情欲に染まりきった熱い熱い吐息が。僕の葵を操っているという興奮がもたらす荒い吐息が。
部屋の雰囲気は最高潮であり、全身をビクビクと震わせている葵のおまんこはギュウギュウと僕の指を締め付け、今か今かと絶頂を待ちわびていた。
「うんっ!! あああぁぁぁぁっ♥♥♥きてっ、きてぇえええええぇぇぇぇぇぇっ!!!!!!」
ギュウウウッと葵が僕の首に抱き着いてきた。
「——ぜろ」
同時に、弄っていた乳首をギュッと抓み、中に入れていた指を腹側に押し込んだ。
「——んっきゅうぅううぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっっ♥♥♥♥いぃいぃぃイクぅぅぅうううううぅぅぅぅぅぅぅぅぅっっ♥♥♥♥♥♥♥」
——パシャアアアアアアアアッ!!!!
ビクンッと一際大きく葵の身体が跳ねた瞬間、頭の中が一瞬で真っ白になり、強烈な絶頂を迎えた葵の股間から熱い飛沫が飛び僕の腕を濡らし、床に次々とシミを作っていく。
潮吹きだ。葵は潮を吹いたのだ。
尿とは違うものの、潮を吹くという排せつ行為は中々の解放感があり、絶頂と相まって、彼女は全身をブルブルと震わせている。
「んっはあ~~~~~~~~~~~~~っっ♥♥♥♥」
恍惚としたトロ顔をしている葵は快感に陶酔し、だらしなく口を開いたまま涎を垂らす。まだまだ強く締め付けてくる葵の膣は中でグニュグニュと淫らに僕の指に絡まってくる。
「最高だったでしょ?」
「はひゅぅ……♥はぁぁ♥……あっ、さい……こう……♥」
「君は今日から寝るときは毎日ベッドの上でオナニーをして絶頂するんだ。声は押さえて、誰にも気づかれないように。いいね?」
「わかったわぁ……ゆぅ……おなにー……しゅるわぁ……」
緩みきった顔で浮かべる笑顔は淫靡で、僕の情欲をそそり、僕の肉棒をますます硬くさせる。
だが、まだだ。
「処女はまだ……、預けておく。もう少し肉付いたら貰うことにするよ、葵。それまでは大切に、大切に……、君の身体を育てて行こうね」
それから僕は優に暗示をかける。
開発するべき場所はまだある。クリトリスにアナルだ。それら2つを立派な性感帯へと育て上げるための暗示を葵にかけた。
そして月日は流れ……、中学2年生の時、ついに僕は葵の処女を貰うことにした。
「綺麗だね……、葵」
「うぅ……、恥ずかしいわね」
小さい頃から催眠をかけ続けた結果、葵は僕の恋人となり、自覚がないにしろ奴隷になった。もはや僕以外の男は性的対象にならず、話しかけられることすら少しの嫌悪感を感じるようにしていた。
僕は容姿端麗とは言えない。どちらかというと、中性的で男らしさはあまりない。もし葵が男らしい男が好きだったらと思うと不安だった。だから葵をここまで歪めた。
葵は僕のモノだ。誰にも渡さない。
しかしまぁ、葵の身体を育てると同時に、僕も身体を育てている。チンポは勃起すればガチガチに硬く、長さも申し分ない。技術は……これからだが、葵が心の底から気持ちいいと感じるようになる。それが僕の次の目標だ。
「あぁ……、葵と繋がれるなんて……。夢みたいだ」
「……私もよ、優」
葵は見事に成長した。ほとんど大人の身体に成長している葵の肉体は本当に魅力的だ。
出るところは出て、引っ込むところは引っ込んでおり、特に胸は大きくて揉みがいもあって、感度もバッチリ。陰部の処理もしっかり行っており、クリトリスの上にちょこんと乗るだけの状態だ。
高校生にもなれば、大人の色香も発するようになるだろう。
そんな彼女を僕はこれから犯すのだ。興奮は冷めやらず、チンポはギンギンだ。
「入れるよ……、葵」
「うん……」
前戯はすでにしっかり行っており、クリトリスと乳首はぷっくりと膨らんで僕の唾液で濡れ、おまんこは彼女自身の愛液で濡れ濡れ状態だ。
ベッドに仰向けになっている葵の腰を掴んでわずかに浮かせ、その出来上がったおまんこにゆっくりと自慢のペニスを挿入していく。
「んうっ……はっ、あっ……はいって、きて、るぅ……。優の……チンポ、がぁ……」
催眠でいろいろな淫語は教えてあり、葵は恥ずかしげもなく口にする。
「すごいね……。葵の中……ヌルヌルだぁ……」
「うぅ……はぁ、そんなこと……言わないでぇ……」
ヌルヌルの葵のおまんこ、その中ではニュルニュルとヒダ肉が僕のチンポに絡みつき、快感を与えてくる。反対に僕のチンポも彼女の肉壁を擦り、彼女に快感を与える。
「さぁ……入ったよ。慣れるまで……ゆっくり腰を動かすからね」
「えぇ……」
挿入した時は慣らす。本で読んだ知識だ。
僕は掴んだ葵の腰をゆっくり上下させながら、おまんこにペニスを慣らしていく。
「ふぅん……はぁ……んぅ……はぁ、ぁ、ぁ……」
絶世の美女。中学生であるにもかかわらず、そう言われている葵の中を、僕のペニスが埋め尽くし、支配している。
そう考えると、早く犯したい衝動に駆られるが、僕は我慢する。
葵は幸せにするんだ。
いや、そうじゃない。
僕の愛した女性は幸せにするんだ。
催眠能力があれば、ハーレムだって作れる。僕は僕のお眼鏡にかなった美女に催眠をかけて、ハーレムを作る。現代では非道徳的であるが、催眠という能力を得た弊害か、そんなことで罪悪感は感じない。
僕は僕の欲望を満たすために催眠を使う。もちろんバレないように……、慎重に……、ね。
「そろそろ動かすよ」
「ええ……。……優、んぅあはぁ……♥♥」
腰をちょっと引いただけ。それだけで葵はエッチな声を漏らした。
「はぅんあぁ♥ああぁ……は、あぁ……す、ごぃ……きもちぃ……♥優の、チンポぉ……あぁ、んぁあっ♥」
「僕も気持ちいいよ。葵のおまんこは……最高だ」
膣口付近までチンポを引き、再びゆっくりと奥まで入れる。それを何度も繰り返して……、僕たちは本気のセックスを始めた。
「はあんっ♥はあっ、ああっ♥ふっ、はっ、あぁんっ♥あっ♥あんっ、ああっ♥」
腰を小刻みに動かして、奥ではなくGスポットをカリ首で擦り上げる。リズムは重要だ。ゴリッゴリッゴリッとGスポットを擦り上げ、一定量、一定間隔で葵に快感を与える。それが気持ちのいい絶頂の導き方だ。
激しくする方が支配している感があって興奮するが、それは葵が完全にセックスに慣れてからだ。今は葵を気持ちよくさせることだけを考える。
「はっ♥あっ♥すごっ、いっ……、ゆぅっ、すごっ♥きもひっ♥ああっ、そこ、いいっ♥いいっ♥きもちっ、きもちぃっ♥♥」
「僕もっ、ふっ、はっ、気持ちいいよ」
荒く息をお互いに吐く。
腰を小刻みに動かすのはとても体力がいる。さらにペニスをずっと硬くさせ続けるのもだ。だが、この日のために僕は体力をつけてきた。へばったりしない。最高の快感を葵に与えてやる。
「ほんとっ、あぁっ♥ゆうっ! すきっ、だいすきぃっ♥♥」
「僕も好きだよっ!! 葵っ! 葵っ! 好きだよっ、葵っ!!」
「ああっ♥ゆうっ、すきっ♥ゆうっ、あああぁぁっ♥♥もっとっ、もっとゆうのっ、ちんぽできもちよくひてぇっ♥♥」
ハーレムを作ることを目指しているが、葵が好きというのは本心だ。葵も僕のことを愛している。
愛は興奮を助長させるスパイスであり、セックス中に好きという言葉を口にするだけで、気持ちよくなる
「葵っ!! もっと気持ちよくしてあげるよっ!」
僕は葵の、僕の唾液と愛液で濡れたクリトリスを指の腹で擦るように弄りだした。開発されきった葵のクリトリスは触れただけで腰を跳ねさせるほどであり、こんな責めをされれば、葵はすぐにイクだろう。
「——んひああああぁぁぁぁぁっ♥♥♥それだめぇっ、きもひよふぎいぃぃっ♥♥あああっ、あはああっ♥♥ああっああっああああっ♥♥♥イクイクッ♥♥イクッ、もうイっちゃうぅうぅぅぅぅ♥♥♥」
「いいよ、葵! イっていいよ! ほら、イクよっ!! イケッ!!」
「はっ、もっ、だめっ……!! あああぁぁぁぁっ♥♥イクうううううぅぅぅぅぅっっ♥♥♥♥」
ビクンッビクンッビクンッと葵の腰が弾んで、膣肉が僕のチンポを締め付ける。
セックスでの初めての絶頂。
葵は幸せそうに緩くなった顔で笑顔を浮かべている。
「はぁぁぁ……すごいわね……ゆう……セックス……すごいわ……」
「まだ……いけるよね」
「当たり前よ……、まだ……貴方のザーメン……注いでもらってないもの」
僕に対する恋心は植え付けたが、それ以外は特に何もしていない。つまりこのセリフは彼女の本心であった。
避妊については葵はピルを服用しているため、妊娠の確立は非常に低く、問題はない。大企業の娘と息子同士で経済的な不安はなくても、流石に中学生で妊娠するのはマズイのだ。
「うん、僕も君の中に出したいよ。……次は一緒にイこうね」
「えぇ……」
僕は葵に覆いかぶさった。そんな僕に葵は背に腕を回して抱き着いてくる。愛を確かめるようにギュッと抱き着いてくる。
腰を動かす。この格好が更なる興奮を僕に与えてくれる。それは葵も同様だろう。膣の締め付けが強くなったからだ。
「はぅんっ♥あはっ、ああっ、ふぁあっ♥はっ、んはっ、はぁあっ♥ああっ、あっ♥あっ♥あああっ♥♥」
葵の息遣いを近くで感じる。湿めやかで、艶やかな吐息。エロい声を出しながら、僕に抱き着く葵は愛おしくて、もっと気持ちよくさせたくなる。
「はっ、はっ、葵……んちゅ」
「んっ、んふっ、んぅっ♥ゆ、うっ、んちゅっ♥んふぅっ♥んぅううぅっ……♥♥」
キス。
素晴らしい。
舌と舌が絡み合う。
普段なら、心がポカポカとなって幸せな気分になれるが、セックス中のキスは普段のキスの時の幸福感に加え、とてつもなく気持ちが良かった。
「んふうっ、んっ、あああっ♥ふあっ、ふっふっ、んはああぁぁっ♥♥いいよぉっ、すごいわっ、しあわせなのっ♥ゆうっ、あぁぁぁっ、すきぃいいぃぃっ♥♥」
「僕も好きだよっ、葵っ! 僕も幸せだっ!! もっといっぱい幸せになろうっ!! 気持ちよくなろうっ、葵っ! 葵っ!」
僕たちはお互いに名前を呼び合いながら、肌を密着させてお互いの汗を混ぜ合いながら、セックスの快感に、無限に溢れる愛に溺れて行く。
まるで本能だけの獣になったようだった。
「ああぁぁっ♥ああああっ♥♥ゆうっ、もっ、くるっ♥イきそうっ、もぅっ、イきそうっ♥」
「僕もっ、僕もイきそうだよっ、葵っ! ……一緒にイこうっ!!」
「うんっ! 一緒にっ、ゆうっ! 一緒にイこうっ!!」
ラストスパートだ。
乱暴にならぬよう気を付けながら、腰を素早く動かし、葵の気持ちのイイ場所を擦っていく。同時に、ニュルニュルとヒダ肉がペニスを刺激し、僕も快感が最高潮になっていく。
「ああぁぁんっ♥ああっ、ああああっ♥♥イクイクぅッ♥もうイクッ♥イクイクイクイク——」
「出すよっ!! 受け取ってっ、僕のザーメンッ!!」
膨れ上がった亀頭の先から僕のザーメンがついに注がれる。
「イクーーーーーーーーーーーーーッッ♥♥♥♥」
——ビュゥッ、ビュルルルルルルルッ!!!!
「んはあああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっ♥♥♥♥」
葵の悦びの声が部屋中に響き渡る。
僕たちはお互いに身体を震わせながら、強く……、強く抱き着き合あい、肉体の熱を交換し合う。
「はぁあっ、はぁあっ、はぁあっ、はぁあっ」
耳元で葵の荒い息遣いが聞こえ、吐息の熱が僕の耳を熱くする。
「ふふっ……。優の精液が私の中に……」
「嬉しい?」
「えぇ、勿論よ……。もう少し大人に……、高校生になったら親に打ち明けて……、一緒になりましょうね」
「そうだね。絶対に葵を幸せにするよ」
「ふふっ、私も優を幸せにしてあげるわ」
僕がハーレムを願望しているなんて、葵は知らない。僕もまだ、その候補を見つけてはいない。
だがもし、候補を見つけた時、僕はまた葵を歪める必要が出てくるだろう。ハーレムに違和感を持たせないために。でも僕は躊躇しない。罪悪感も抱かない。
葵の支配者は僕であり、葵は僕の奴隷だからだ。
愛すると言っておきながらこんなことを思っている僕はもう、おかしくなっているのかもしれない。
でも僕は止まれない。
この催眠という能力を上手く使って、僕は僕の欲望を満たしていく。
………………
…………
……
名門「星凰学園」の生徒会長は超の付く美人だ。
よく手入れされた艶やかな黒髪はよく目を引き、顔つきは端正であり見た目は非常に麗しく、黒髪ロングで巨乳で黒パンスト——黒ストッキングだと思われている——を履いており、妖艶さと清楚さを兼ね備えていた、絶世の美女。
ただ目だけが、冷めたような細め気味の目つきであり、睨まれれば誰もがすくみ上り、畏れるほどの威力があり、近づきがたい存在であったが、それがいいと皆は言う。
その生徒会長の名は、千秋院 葵。大企業「千秋院グループ」の一人娘であり、その後継者である。
そんな彼女であるが、恋人がいる。それが同じく大企業「草薙グループ」の一人息子であり、後継者である草薙 優。
中世的な顔つきは男らしさを感じさせないが、それでも整っている顔つきは生徒たちからは人気があり、また大企業の一人息子としての価値もある。
学園には優以上のイケメンはたくさんいる。それでも葵が優と恋人になったのは、幼馴染だから、というのが定説だ。
葵と優。
絶世の美女と中性的な顔つきの男は釣り合わないが、ふたりはお互いに信頼し、信用し、誰が見てもお似合いのカップルだった。
さて、そんなふたりであるが生徒会がない日の放課後、人気のない校舎の空き教室でふたりで秘め事に勤しんでいた。
「はふぅっ、はああっ♥ああっ、はあっ、んはあっ♥あああっ♥あっ♥」
秘め事……、それは空き教室でのセックス。
葵は窓に手をついて尻を突き出し、その豊満な乳房がつぶれるくらいに窓に押し付けている。優は突き出された腰を掴み、背後からガツガツと葵の膣奥を突きあげていた。
外では野球部やサッカー部、陸上部が部活動に勤しみ、彼らが見上げて目を凝らせば、すぐにでもばれてしまう状況。それが非常に興奮を助長させる。
「皆が見たら驚くだろうね。生徒会長がこんなところでセックスしているなんて」
「あはぁあんっ、優がっ、いっつも教室でぇっ、やりたいっていうからぁっ、ああはあっ、んああっ、ひぃああっ」
「ふ~ん、僕のせいだって言うんだ。でも葵も興奮してるんでしょ。ここ……すごく締め付けてきてるよ」
「そうよっ、すごく興奮するのっ、いつもより気持ちもいいしっ、癖になっちゃうのぉっ」
スカートをめくってパンストを引き裂いて挿入されている葵は、奥を何度も突かれ、顔をいやらしく緩ませて、快感に酩酊している。
教室でヤるようになって一週間。最初は躊躇っていた葵も、今は教室でセックスをするという背徳感に背筋を震わせながら、優のチンポを悦んで受け入れ、愛液でマンコを濡らしている。グチョグチョと粘りのある水音が接合部から鳴り、それがふたりをさらに興奮させる。
「はああっ♥優っ、私イクッ♥もうイクのっ♥あああぁぁぁっ♥♥優ッ!! 優ッ!!」
「いいよ、イっても。いっぱいイこう。いっぱい気持ちよくなろう。僕もいっぱい君に中に注いであげるから」
「あああああっ♥♥イクイクイクぅううぅぅぅぅっ♥♥♥いっぱいイクのぉぉぉっ、あああああっ♥♥♥優ッ♥もっとっ……!! もっと私を気持ちよくしてぇぇぇぇぇぇぇっっ♥♥♥♥」
清楚と妖艶さを感じさせ、いつもは冷たい雰囲気を纏わせている葵が、今はいやらしく腰を後ろに突き出しながら、脚をガクガクと震わせて快感で声高々に淫声を発している。
そこには冷たさなんてものは欠片もなく、情欲の炎で身も心も燃えさせる、ただ一人の雌の姿があるだけだった。
「もっとイきなよっ! ほらっ、イケッ! イケッ、イケぇぇぇっっ!!」
興奮に全てを任せ、優は葵に命令する。
「あはああぁぁぁぁぁぁっっ♥♥イクッ♥♥イクイクイクイクーーーーーーーーッ♥♥♥」
「ほらっ、僕のザーメンも受け取れっ!!」
精液が発射される。奥に、膣奥に、葵の大事なところに、ドロドロの熱々ザーメンが勢いよく発射される。
「——あひいいいいぃぃぃいいいんんっっ♥♥♥んあはぁぁああああぁぁぁぁぁぁっ♥♥♥♥」
その端正な顔をだらしなく緩ませて、葵は幸福感に包まれながら絶頂する。それは至極の悦楽であり、優以外からは絶対に感じることのできない快感だった。
「ほらこっちも!!」
「——ほっへぇああぁぁぁっ♥♥おひりぃいいぃぃぃぃぃっっ♥♥」
葵のアナルに優は自身の肉棒を無造作に突っ込み、葵の目が大きく見開かれた。開発されきった葵のアナルは優の剛直ペニスを容易に受け入れ、快感を生み出している。
「あひいいっ♥♥急にっ、おひりなんてぇええっ、ああああっ、おおぅっ♥おおおっ♥いぃいぃぃっ♥♥おひりも好きなのぉぉぉっ♥♥」
「いいよ、葵のケツマンコッ! 最高だ!!」
「ああんっ♥うれひぃっ、優っ、もっときもひよくなってぇっ♥私のケツマンコでぇっ、いっぱいっ、いっぱいぃいいぃぃっ♥♥♥」
ゴリゴリと優のカリ首が直腸壁を擦り、アナルが捲り上がるくらい激しく優は腰を動かした。
それからふたりはマンコとアナルの二穴で何度も気持ちよくなり、疲れ果てるまで行為を続け……。
「はへぇあぁ~……♥へはぁぁ……♥はぁぁ……はぁぁ……」
手を窓につけながら、葵はうな垂れ、脚をガクガクと震わせながら、アソコとアナルからドロドロとおびただしい量の白濁液を教室の床へ垂らしている。
「"僕の催眠人形【葵】"。これからもよろしくね。僕のために……、一生を捧げるんだ」
「……はい」
うな垂れている下で、葵は笑顔を浮かべていた。催眠状態の光のない瞳は深い、深い闇のように底が見えない。
葵はこれから一生、優の支配下で生きることになる。
何も反対することなく、葵に幸せを与えられ、それに喜ぶだけの人生。
それが幸せなのか、不幸なのかは……、本人しか分からないが、優は彼女に幸せを与えていると確信している。
そして優は催眠能力を駆使しながら冷静に……、慎重に……、己の欲望を満たし続ける。