親友に巨乳な神様を召喚された 貧乳の魔法使い(わたし)は どうすりゃいいですか? 作:白羽小鈴
SAID海棠秀穂
それはある悪天候の放課後であった。俺は今人生最大のピンチを迎えているといっても過言ではない状況下に置かれていた。
「今日は数学の復習をしましょう。この前の小テストの間違ってた箇所を理解できているかどうか確認も兼ねて」
今俺は恋人の桜花と一緒に来週のテストに向けて勉強をしている。
「・・・はい」
勉強しているといってもほとんど俺が桜花に教えてもらってばかりでいるのだけれども・・・
「も~秀穂君。いくら魔法の授業が面白いからといって他の学業をおろそかにしてはいけないわ」
そうなのである。魔法の授業が始まりそちらの方ばかりしていた事がこのような事態を招いてしまった。WGと魔法に夢中でテストが近づき子に前小テストがあったのだが結果は今桜花に言われた通り散々であったである。ピンチなのは桜花となつ姉と友梨亜を除く俺、璃々子、敦盛、そして杏音。杏音に至っては魔法使いであって魔法の試験で加算されると思っていたらしく学校の勉強そっちのけで遊びまくり俺よりもひどいありさまであった。そのため魔法の授業が学園の成績に一切加味されなかったそれを知った杏音の絶望っぷりはすさまじく。それが分かった後は現実逃避するかの如く部活がテスト前で休みでも俺たちを娯楽の誘惑に誘うほどであった。まあ、それもお姉さんの菖蒲さんにこっぴどく叱られて現在マンツーマンで勉強をしているようだ。そして危ういのは杏音だけではない。俺も璃々子もかなり危うく俺はこうして桜花が俺の家に来て一緒に勉強をするという日々が続いている。連日の成績優秀な桜花のマンツーマン指導の甲斐あって俺はどうにか赤点は回避できそうである。
「今日は璃々子ちゃんも一緒に見てあげるわね」
「本当に兄妹共々申し訳ない」
正直なところ俺よりも璃々子の方が赤点の危険性があるから心配をしていた。いつもは同級生の友梨亜に勉強を教えてもらっているのだが友梨亜が今日はどうしても外せない用事があるとの事で今日は俺と桜花が勉強を始めてしばらくしてから帰って来た。その際に桜花が一緒に勉強しようと提案してくれた。だが・・・帰って来た時どうも様子がおかしかった。心あらずというか何か考え込んでいるような気がした。そんな事を考えていると
「秀穂君どうかした?どこかで分からない所でも?」
桜花が心配そうに俺の方を覗き込む
「ごめん、ごめんちょっと考え事をしていて」
「そう・・・でも今はテスト勉強に向けて集中しましょ?赤点なんかとってしまったらその・・・・秀穂君と一緒に居られる時間が少なくなってしまうから」
言っている途中から恥ずかしくなったのか頬を染まっていう。本当に俺の彼女はかわいい本当に抱きしめたくなる・・・といかんいかん。テスト勉強に集中しなくては。そう気を引き締めてまた勉強をし始める。
一時間ほど勉強し少し休憩がてら桜花と談笑をする。そこで俺は今まで不思議に思っていたことを質問してみる事にした。
「前から思ってたんだけどさ。どうして桜花魔法の授業を受けなかったんだ」
「そ、それは・・・」
2学期になり魔法の授業が始まったがそれは任意で桜花は授業を受けていない。時々菖蒲さんに雪ノ宮の巫女術を聞いたりしてはいるらしいがそれでも本格的な事は受けていないと杏音から聞いていた。
「その・・・ちょっとまだ色々と気持ちに整理がつかなくて・・」
「だったらWGと同じようにさ。正面から受け止めてみたらどうかな?」
俺が提案してみる。
「そうかしら?」
「それにさ。俺も桜花と一緒に受けたいし」
「そ、それは私も秀穂君ともっと一緒に居たいし。でも・・・」
「何かまだ不安でもある?」
「実は前にね菖蒲さんから私が魔法を使えるようになったら杏音ったら姫巫女の役割を私に任せようと考えてるみたいなの」
「ははっ。杏音なら言うな間違いなく」
「でしょ。そう思うとなんのために魔法を習うのか分からなくなちゃって・・・」
困り顔をする桜花。
「でもさ、桜花は桜花なんだから桜花がしたいことをしてみたらいいんじゃないかな?それに杏音がそれ以上言うなら俺も桜花と一緒に言うからさこれくらいすればきっと杏音も分かってくれるって」
まあ杏音の事だからそこら辺のところはキチンと分かるだろうし。
「そうね・・・」
桜花は少し考えている。
「それじゃあ・・・」
「でもやっぱり学校の勉強も大切だと思うわ。だから秀穂君が次のテストで全教科平均点以上なら学業に支障が無いって思えるからその時は一緒に魔法の勉強を受けようかしら」
少し意地悪っぽく言う。
「分かった。それじゃあ頑張るか・・・」
先ほどまで赤点回避が目標であったが今度は平均点以上という目標ができたので俺は休憩もほどほどにテスト勉強を再開する。
「・・・・ふふ」
そんな俺の姿を見て桜花が笑う。
「桜花?」
「ご、ごめんなさい。少し意地悪でいったのに秀穂君がすごくまじめに取り組んでくれるのですもの。嬉しくなっちゃって」
「そりゃあ、あんなふうに言われたら頑張りたいと思うし。桜花の為にも魔法の授業を受けて欲しいし・・・。なにより・・・か、彼女の前でいい所見せたいからさ」
「秀穂君・・・」
そんな俺の言葉で桜花は顔をニヤニヤさせて笑っていた。本当にかわいい俺の彼女。しかし付き合い初めてから色々な桜花を見ることができた。恥ずかしがり屋なところまじめでも柔軟な発想ができるところ。それはもちろんエッチな事でもだ。
(エッチなことか・・・・)
思い返せば最初にしたときもテスト勉強をするために俺の部屋に来ていんだったよな。そして事あるごとに二人っきりで勉強をする際に最終的にエッチをしている。当然それは桜花もだ。俺が誘う時もあるが桜花が誘う場面も増えてきていた。もしかしたら今も?それは当然俺の願望ではある。でも・・・桜花もそれを心の奥底では望んでいるのかもしれない。そう思うと
(したい・・・)
最近赤点回避のためにテスト勉強漬けの日々だったから桜花を求めたいという欲求は当然ある。しかし今はあの時とは違い璃々子が家にいるし。
(そう言えば全然璃々子来ないな・・・)
帰ってから勉強にくると約束していたが来ない。もしかしたら俺たちを気を使ってくれて一人で勉強をしているのかもしれないが璃々子も赤点ギリギリであるし。桜花に勉強を教えてもらう事は分かりやすいと喜んでいた。それともやはり何か悩んでいたのだろうか。そんな事を考えていると
ドーーーーン
雷が近くで落ちて大きな音と衝撃で家が揺れる。
「きゃ」
驚きのあまり隣にいた桜花が俺に抱き着く。当然桜花の柔らかな部分が俺に当たる。本当にあのお堅い委員長と恋人になれて夢のようだ。
「ご、ごめんなさい。ちょっと音に驚いちゃって・・・」
そうはいうが桜花は俺から離れようとしない。俺の手は桜花を安心させようと桜花の手を添える。
「あ・・・」
そうして俺の方をじっと見つめる。
「だ、だめよ・・・秀穂君・・・今日はテ、テスト勉強をしなくくちゃいけないのよ・・・そ、それに璃々子ちゃんがいるのだから・・・その・・・」
否定的なことを言うが俺を拒絶しようとはしない。だが冷静に考えて欲しい。俺はただ雷で驚いた桜花を安心してもらうために桜花を抱き寄せたのだ。先ほどまで初エッチの事を思い出してはいた男が何をいっていると思うだろうがこの行動には下心は無いと断言できる。が、どうも桜花はエッチな方へと妄想にいってしまっている感じがした。
「秀穂君・・・」
俺を見つめる桜花の瞳は潤んでいた。その表情は先ほどの落雷の音が怖かったからではないと思う。いやそう思いたい。
(キスくらいならいいよな?)
そう思うが果たしてキスで終わるのだろうか?このままエスカレートすることも十分にあり得る。だが桜花をこのままにしていいのだろうか
ドンガラガッシャーン
「うわーーーー」
今度は璃々子の大声が家に木霊する。
「璃々子」
「璃々子ちゃん」
尋常じゃない悲鳴に俺と桜花はすぐさま様子を見に行く。
「璃々子入るぞ」
一応断りを入れて璃々子の部屋に入る。ドアを開けると煙がもくもくと充満していた。
「な、なにが一体?」
ドアを開けしばらくして煙が散らばりあたりが見えるようになるそこには・・・
サイド????
夏休みも終わり早一か月・・・夏休みは立貴とそれはもう濃密な時間を過ごしていましたがそれも少なくなり・・・いえ立貴は芽以との時間をそれはもう大切にしてくださっています。この前の神様部の活動だって芽以に気を使って二人の時間をできるだけ作ってくださいましたし。それなのに芽以は全然立貴に対して何かをできていませんでした。なので芽以は考えました。立貴に今までの感謝もこめてそして芽以をもっと愛してもらえるように計画を立ててみました。今まで丹菊に教えを乞うばかりだったので今回は芽以が全て考えてみることにしました。まずはしちゅえーしょんです。とりあえず今日のデートは昔伊吹明日海から教えてもらったお城みたいな宿屋に今立貴と来ています。そして今日の私は一味も二味も違います。今日の私は猛獣でも子猫ちゃんでありません。強いて言うならばそう、ウサちゃんなのです。ウサギは性欲が強いと聞いております。ゆえ今日は立貴にいっぱい愛してもらおうと画策しています。それでどうすればいいか悩みながら別院紗智穂にパソコンを借りて「ねっとしょっぷ」なるものでこれを買い一度今小町丹菊、お福、瑞宝叶比売命にお披露目して感想を聞いてみました。
今小町丹菊は
「もう・・・・お主に教えることは何も無い・・・」
免許皆伝を言い渡され
お福は
「・・・・・・・・・・・・」
白目を向いて痙攣していた。少し刺激が強すぎたみたいですね。
瑞宝叶比売命に関しては
「キュ~」
目を回し倒れてしまった。性の神である瑞宝叶比売命を卒倒させてしまうこの服装。もう立貴はメロメロになるに決まっています。
「ぐふふふふ」
にやけているとシャワーの音が止む。
(たーつーきー)
すぐにでも立貴を襲いたい・・・いえ落ち着くのです。ここでがっついてはいけません。ここは落ち着いてこのベッドの上で待つのです。そして立貴が芽以を見たら潤んだ瞳で誘うのです。あの海水浴デートで芽以が子猫ちゃんになった時立貴はそれはもう芽以を獣のように激しく愛してくれたのです。最近は大人しくなってしまいましたが今日はあの時以上に愛してもらうことが目的なのです。もうすぐです。期待を胸に立貴を待っているそんな時だった。突如私の周りが光り輝きだす。
「へ?」
訳も分からず慌てていると光が一層まぶしさを一層激しくなり私の体を包みこむんでいくのであった
「なんですか。これはーーーー」