フリード神父に転生したのでアーシアたんにエッチしたい♡ 作:エチエチ神父
ここ最近、私の頭を悩ます男がいる。
それは頭のイカレた狂神父と呼ばれるフリードだ。
最初に奴を見つけたのは、奴が教会の追手から追われて逃げている場面だった。
その時から奴の強さやイカレ具合なんかを耳にした事のある私は助けて恩を売ろうと近づいた。
だけど、今ではそれが間違いだったのではないかと思えてしまう。
確かに、その実力は噂通り本物だった。奴の強さは最上級クラスに匹敵する理不尽さを持っており、たかが中級程度の私では相手にはならない。
でも何故か奴は私の言う通りに動いた。その理由は聞いても忠義の為だとか、野望の為だとか、将来の為だとか、いつも理由はバラバラで正直に答えてもらったことはない。
いや、あるいは答えなどなく、ただ自由奔放さ故に暇つぶしとして付き合ってくれているだけなのではないか?
そう思うと余計にイラつく。
そんな風に考えながら歩いていると……。
「あぁん♡♡ダメですよ、フリード神父♡♡こんな時間に……」
「ん~?なら、夜中なら好きにしてもいいのかな?エッチなアーシアたん♡」
まただ、私が至高の堕天使になるためにフリード同様にこっちの陣営に呼び寄せたのだが、ここ最近ではフリードの奴が無暗矢鱈に手を出しており、そこらじゅうで発情期のサルみたく四六時中セックスしまくって甘い声を振りまき散らしている。
それに耐えかねて何度止めろと忠告したことか。まあ、結局その忠告は一切聞き入れてはもらえなかったけれども……。
「あっ♡♡そこは敏感なんです!せめて、や……優しく♡♡」
「はいはい、噓つかなくていいからね。こんなにおまんこ濡らして優しいが好きなんて笑っちゃうよ」
本当にイライラする。っていうか、フリードの奴は分ってるのかしら?アーシアは神器を抜き取るためだけにこっちに呼び寄せた存在だってことを。
まさか!?フリードの奴、ここにきて儀式の邪魔なんてしないでしょうね?
もしあいつが本気で邪魔なんてしてきたら、いくら私らでもタダじゃすまないどころか、普通にアーシアを奪われて終わっちまう。
どうしたものかと歯嚙みしていると、まだ奥の部屋からフリードとアーシアの痴態が聞こえてきた。
ああ、もう我慢の限界だ。今日こそあのバカを止めないと!!
私は勢いよく扉を開く。すると案の定、そこにはベッドの上で絡み合う二人の姿が見えた。
「れ、レイナーレ様!?」
「おんや~、レイナーレの姐さん。どうしたんすか急に?あっ、もしかしてうるさ過ぎました?すいやせんね。だって、アーシアたんがこんなにもエッチくて♡♡」
「ちょ、フリード神父!?あっ♡♡」
毛布で胸を隠すアーシアを無理矢理引き寄せて、ペロリと首筋を舐め上げるフリード。それを嫌がりながらも、誰が聞いても喜んでいるとしか思えない声を出すアーシア。
そんな2人に頭の血管がブチギレそうになるが、ここで暴れたところでフリードの奴に軽くあしらわれて終わるだろう。
だが何もせずにこのまま立ち去るという選択肢はなかったので、クドクドと説教だけして部屋を出る。
その際、アーシアは顔を赤らめたり青ざめたりと反省の色は見えたが、肝心のフリードはいつも通りの飄々とした態度を崩すことなくベッドの上でこちらに向けてひらひらと手を振っている。
「っく!調子に乗らないことね、フリード!!」
バン!と乱暴に部屋の扉を閉じて去っていく。そのすぐ後に怒るアーシアの声とまったく気にしていないフリードのイチャイチャしたやり取りが耳に入るが、もう怒りよりも気疲れの方が勝って戻って怒鳴りに行く気力も出ない。
はぁ……やっぱり、フリードの奴を仲間に引き込んだのは間違いだったかもしれないわね。
そう思うものの、今更後戻りはできない。何としても儀式は成功させるしかないのだ。
次回で旧校舎のディアボロス編は終わらせようと思います。
次回の展開は?
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フェニックス編
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エクスカリバー編