フリード神父に転生したのでアーシアたんにエッチしたい♡ 作:エチエチ神父
今年もよろしくということで、最新話の投稿や!!
暇だ……。
今夜もアーシアたんにエッチなイタズラしながらお仕事しようと思っていたのだが、出掛ける直前になってレイナーレの姐さんから俺だけで行って来いと命令されちった。
まあ、俺らの上司はレイナーレの姐さんなので言われたからには従わないといけないのだが、天才フリードはここで1つの考えに思い至った。
あ、これアーシアたんの神器抜き取る準備完了しちゃった系な感じじゃね?
案の定、オレっちが姐さん方に見つからないようにこっそりと使い魔で探りをいれると、堕天使さん御一行がご丁寧に計画の全貌をペチャクチャと話している場面を目撃してしまった訳なんすわ!!
こうなっては仕事どころではない、そんなモノ真面目にやってる間に俺の嫁が殺されっちまうからな。
だが!ここですぐには助けにいかない。
アーシアたんが殺される直前に後に残される俺を思って涙を流したその直後、建物を破壊して砂埃の中から俺参上!!
そして、レイナーレの姐さん含む堕天使達をフルボッコだドン!!!
そんでもって、窮地を救われたアーシアたんはロマンチックな雰囲気のまま、薄暗い部屋で大人の愛を育むわけですな!!
「ふふふ、完璧だ……」
夜の公園のベンチで1人静かに策謀を練って不敵な笑みを浮かべていると、ちょうど公園の前をチャリンコを漕いでいる主人公君を発見した。
ちょうど今は儀式が始まるまで暇なことだし、その辺の石ころを手にとって主人公君へぽ~い♪
「いってぇ!?」
後頭部に石が当たった痛みで自転車のバランスを崩して転げ落ちる主人公君がキョロキョロと石を投げた犯人を探している。
別に隠れるつもりもないので、ベンチに座ったまま主人公君におーい!と手を振っていると、あっちもこちらに気が付き、怒りの表情を浮かべていたが、すぐに犯人がオレっちだという事に気が付き慌てて自転車を起こして逃げようとする。
「おいおい、見知った仲だろ。尻まくって逃げるなんて酷いんじゃあ~りやせんか?」
「どわぁっ!?」
自転車を漕いで逃げようとした瞬間に、肩を掴まれて悲鳴を上げるイッセー。
慌てて必死に逃げようとするが、スライムが魔王との戦闘から逃げられないのと同じで、その抵抗はまるで意味をなさないまま、首根っこを引っ掴まれて自転車ごとベンチへと連れていかれた。
「っでぇ!なにすんだ!?」
「いや~、今オレっちメチャ暇でさ。ちょっくら時間潰しに付き合ってくんない、雑魚悪魔くん」
ベンチに放り投げられたイッセーは背中を痛め苦悶の表情を浮かべながら、フリードに怒る。
そんなイッセーの横に図々しくも座るフリードが悪どく笑う。
「ひ、暇つぶしってなんだよ?」
「いやさ、アーシアたん……あ~、この間オレっちと一緒にいたシスターが今いなくってさ~。なんか、雑魚悪魔くんの元カノちゃんが儀式でアーシアたんを使うみたくてさ、オレっちその間はのけ者なんだよ」
「っはぁ!?なんだよそりゃ!?あのいい子があいつの……夕麻ちゃんのしようとしてることに巻き込まれてるってのかよ!!」
イッセーはそれを聞かされて先程よりも激昂してベンチから立ち上がり、フリードの胸ぐらを摑む。
「ふざけんなよ!お前あの子の彼氏とかそういうのだろ!?なんで黙ってここでみすみす座っていやがるんだよ!!」
「ああ?別に問題ねえからだよ。オレっちが嫁さんをみすみす危険に晒すわけねだろ」
激昂するイッセーに面倒くさそうな表情をするフリードはイッセーの手を払いのけて、イッセーに向き直る。
その表情は余裕そのもので、とても誰かを見捨てるなんていう悲愴めいた面をしていなかった為に、イッセーも少し落ち着きを取り戻す。
「そもそも、万が一がねえように、儀式をする教会にはオレっちの使い魔を配置してるし、助けようと思えば秒で現場に到着よん♪」
「じゃあなんで今すぐに助けに行かねえんだよ?」
「はあ、これだから雑魚悪魔くんは低能なのだよ」
やれやれとウザイ表情を作るフリードにイッセーはイライラしつつも、我慢して続きを促す。
どうせこのまま感情のままに飛びかかろうとも返り討ちにされるのが目に見えるからであり、感情的な行動を抑えて冷静でいようという判断だ。
「いいか、序盤でヒロインを助ける漫画があるか?仮にあったとしても、そっから恋愛フラグを建てるのは難しいだろ?その点、危機的状況でギリギリのタイミングでヒーロー登場!そこから悪役をドカバキッ!!とぶっ倒してからのヒロインの好感度がどうなるかは想像に容易いだろ」
「た……確かに、俺もよく想像でそういうシチュエーションは考える!?」
「だろぉ~、んでもってアーシアたんは俺の嫁で既にベットインまで済ましている関係。後は言わずもがな」
「っっっま、まさか!?お前ぇぇぇぇ!!!!」
突如、イッセーの脳内にあるエロ知識によって、目の前の神父とシスターとのあらゆるシチュエーションとコスプレ衣装による性行為が、一瞬にも満たない僅かな時間で脳内で再生される。
その、あまりに淫らな妄想によってイッセーの
そして、そんなエロゲ展開をこの神父野郎がシスター救出後にすると考えると、腹の底から怒りが湧き上がってきた。
「テメェ!1発俺に殴らせろ!!」
「え~、雑魚悪魔くんがオレっちを殴るとか無理ゲー過ぎてウケルんだけども~~www」
こんにゃろ~!!と拳を握り襲い掛かるも、イッセーの攻撃はあっさりとフリードに受け止められて終わる。
そこからも必死にイッセーは殴りかかっていったが、全ての攻撃を余裕の表情でいなされてしまい、遂にイッセーは肩で息をしながら地面に倒れてしまう。
逆にフリードの方は息一つ乱れていない状態で汗一つかいていない。
まるで勝ち目の無さに悔しがるイッセーにフリードはケラケラと笑って馬鹿にしている。
「はぁ~、笑った笑った。おっ!そろそろ儀式が始まりそうだし、オレっちはもう帰るわ」
主人公君をおもちゃにして遊んでいると、使い魔の視点からアーシアが十字架に貼り付けられている最中だった。
レイナーレの姐さんがオレっちを危険視して儀式を早々に開始する可能性も大いにあるし、移動の時間も考えてもうそろそろ教会に戻った方がいいだろう。
「んじゃね、雑魚悪魔くん。今日は仕事じゃないから殺しはしないけど、もっと強くなっておかないと、本気で殺しちゃうぜ♪」
フリードの殺意の籠った言葉にイッセーはゾクッ!!と全身に悪寒が走る。
そのままフリードの殺意に怯えるイッセーを放置して、フリードはその場から音もなく姿を消した。
「はっ、はっ、はっ、……強くならねえと」
荒い息を繰り返しながら、イッセーは思い出した。ついこの間の仕事で自分があいつに殺されかけたという事実を。
最初から最後までふざけ倒していた態度だからその認識が甘くなっていたが、もしあの場にシスターのあの子がいなければ今頃自分は……。
ゴクッ!と無意識に唾を飲み込む。折角部長が大切な駒を消費して与えてくれた第二の人生ならぬ悪魔生をあんな奴に殺されてまた終わりなんて絶対に嫌だ。
勝ちたい……。あのヘラヘラした神父に、ムカつくあいつに勝つにはどうすれば良いんだ?
プルルルル……。
唐突にポケットの中の携帯に着信が入る。
発信者の名前を見れば部長だ。
こんなタイミングで一体……、いやそういえば今俺は悪魔の仕事中だった。
きっと到着が遅くて依頼人が部長に連絡を入れたんだろう。
「はい、もしもし……」
「ちょっと、イッセー。あなた今どこで何してるの?依頼人が全然来ないって怒ってるわよ」
「実は……」
つい今しがた起きたことを全て説明すると、部長は怒った声から心配するような声に変わってただ一言「帰ってきなさい。依頼人には私から報告を入れておくわ」と返事が返ってきた。
「っ、部長、俺……もっと強くなりたいです!!」
「……そう、ええ、そうね。分かったわ」
思わず叫んだ俺の声に部長は一瞬驚いたが、すぐにいつもの口調に戻って優しく許可してくれた。
詳しいことは部室に戻ってから話すと言われ、通話が終了する。
ツーツーと通話の切れた携帯をポケットに乱暴に突っ込み、自転車に跨ってうおぉぉぉ!!と気合いを込めてペダルを漕いで帰った。
本当はアーシア救出からの姫はじめをしたいところやったんやけども、それは次回辺りで勘弁してくれ!!
次回の展開は?
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フェニックス編
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エクスカリバー編