鉄血工造が人類に反旗を翻しそれまでに製造されていた鉄血製人形は暴走状態に陥る事が多かった。
ハイエンドモデルの一人、エージェント……ハウスメイド型の万能人形もその例に漏れずいきなり暴走するようになった。
富裕層の何かと介護が必要であったり……広すぎる家を持ち、同居人を欲した人間がエージェントを購入、契約する事は多かった。
見た目は非常に優れていて家事は全て万全に出来る、夢のようなメイド人形。
それでいてオプションでさらに人間そっくり……夜伽に対応させることも可能であった。
外部パーツも盛り込む必要があり納期は長く取られるが……それでもそのオプションは非常に人気が高かった。
人間はどれだけ富や栄誉で着飾っても……原始的な欲望に勝てやしないのだ。
鎧を着込んでも、憎悪に塗れても……その欲望は虚空より滾々と湧き出る物だ。
「ふっ、ふっ……チッ、グリフィンの劣等人形共め……!」
一体のズタボロのメイド……エージェントが悪態を吐きながら走っていた。
周辺区域のエネルギープラントを占拠していた個体だ。
それまで仕えていた男はすでに殺害し鉄血の統括AI、エリザに忠誠を移していた。
件のオプションを盛った個体でもあり……メイド服の胸部は大変盛り上がっていた。
走る最中ゆさゆさと揺れその柔らかさ、重みを良く見せていた。
人に仕え、栄光の生活の彩りの一つ……もしくは……男達の寵愛を受けその一生涯を寄り添う事に特化した姿。
戦火に炙られ誇りある衣服を破かれる事も……本来あり得ないこと。
小馬鹿にしてグリフィンの戦術人形たちを罵ることはあれど……追い込まれて吐き捨てる憎悪の言葉なぞ……吐くこともなかっただろう。
全ての歯車が狂った結果……とも言える。
鉄血の鎮圧に各自治区の統括PMCが対応にあたっている、その襲撃作戦にハメられた結果だ。
通信設備を真っ先に潰され、新規戦力を投入……抵抗をまるで許さない電撃戦で無力化の憂き目を見た。
エージェントを始めとした駐在鉄血人形は応戦したが……エントリーモデルの人形たちは軒並み歯が立たず……
ガードメカの中でも重装甲な連中も対物ライフルの餌食になり物言わぬガラクタに変わり果てた。
通信設備さえ生きていれば戦闘データなどを送信した後に自身も自爆処理で一花咲かせる事が出来ただろう。
「……ふっ、ここまで酷いと正常稼働している部分を探したほうが早いですね」
致命的な損壊は免れたがエージェントの戦闘能力はほぼ喪失していた。
武装の隠しレーザーガン等は軒並み損傷、喪失。
防御装備のパッシブアーマー……偏向障壁の小出力版も損傷、オフライン。
肢体はまるで傷ついてないが……戦闘人形としてはもう死に絶えたも同然。
ハウスメイドか……ダッチワイフになるくらいしか無い、そんな体たらくだった。
コレにはエージェントも自虐的に鼻で笑うほかに無い。
策を練り、無慈悲に敵を引っ掻き回し、死を届けに行く……それがエージェントだったはずだ。
その逆をしてやられたのだ。
「あの人間……絶対に許してはおけません……」
憎悪は劣等種、下等人形のゴミ……グリフィンの人形達とそれを指揮し追い込んだ人間に向けられていた。
今は逃げ、情報を蓄積し……自分の武装なども全て修繕した上で復讐してやろう。
自分に歯向かった事を後悔してもらってからぶち殺してやろう……そんな具合であった。
「ふぅ、少し……休憩致しましょう」
敗走したエージェントは追われていた。
当然だ、この作戦結果を識っているのはこのエージェント以外に居ない。
絶対に叩き潰さねば次は対策を取られ手痛い仕返しが来る可能性も出てくる。
その追手の影が途切れて幾ばくか……酷使を続けた駆体をクールダウンさせる必要がある。
他の上位モデルであれば浮かんで移動できるモジュールがあったり、そもそも脚部が冷却不要の頑丈なモノであったり……
エージェントの実に肉々しく美しい女性然とした足ではなかったりする。
事、戦闘行動ではそちらが良い……エージェントは今この時だけはそんな無骨な足を持つ面々が羨ましく思えた。
現状、エージェントのモジュールで生きている物はエージェントたらしめる根幹部分がほとんど。
各種家事に関するデータアセットと駆動制御……それと人形としての基礎、コア演算。
外気から情報を入手する環境モニター等は全てオフライン、聴覚等も軒並みハウスメイドとして必要最小限なレベルに落ちている。
バッテリーの残りが少ないというのもある、何らかの食物を接種しエネルギーとするか……電源を見つけ給電する他にない。
ともかく……今のエージェントは見た目通りの馬鹿みたいにデカい胸を持つメイドでしかない。
脚部の冷却も、人工筋肉を動かしていた各部の回路も休ませなければならない。
幸い……休むにあたって、身を隠す場所には困らない場所ではあった。
今、エージェントが身を置くのは廃棄された都市の一区画……電力もろくに通っていない、PMCも見捨てたような寂れた区画だ。
廃屋の中に入り込めば……埃に塗れた家具、寝具……食品の缶詰などが出迎えてくれた。
エージェントがそれらを見て思い起こすのは……メイド人形としての責務か……
裏切り、手に掛けた人間の元御主人様の顔か……
「下らない事ですわ……ふっ……」
感傷に向けるリソースはありはしない。
エージェントはそうして……自ら死地に身を寄せてしまったのだ。
グリフィンの追っ手を撒いたのではない、グリフィンの追跡部隊は追う必要がないと判断したからだ。
何を隠そう、エージェントが逃げた区画はつい最近にE.L.I.D……世界を汚染するコーラップスに被爆した者達が徘徊する死都となっていた。
コーラップスに被爆した人間はどう足掻こうと人の身体から逸脱していく。
すこしでも被爆したならば……身体の内側から致死量には程遠いものの……人体に非常に悪影響を及ぼすエネルギーが常に生まれるようになる。
それはやがて肉体に現れ、皮膚を柔らかなモノからケイ素系の硬質なモノへと変えていき……
身体はどんどんと膨れ上がり、筋力も増大……人からゴリラへ……さらに人の形を保てなくなっていく。
脳には痛み、それと本能的な闘争心や欲望のみが残り、暴走してく。
人形であるエージェントに直ちに問題は出てこない。
低濃度のコーラップスであれば直ぐ様除染作業したらどうとでもなる……が……
凶暴なE.L.I.Dと化した人間たちに遭遇したら為すすべもなく終わりを迎える。
特に……その地域のE.L.I.Dは……性欲が暴走した存在が多い。
エージェントは格好の餌であり、延々と嬲られ続けるのが予想された。故に、追跡も早々と切り上げられたのだ。
そんな事を知らないエージェントは休む……
一人、二人とE.L.I.Dが女の匂いを嗅ぎ取り……寄り付こうとしていた。
スリープモードで少しでも活動を抑えていた所でした。
私が身を寄せていた汚らしく静まり返った廃屋に音が鳴り響いたのです。
「……生ゴミが追いついてきたのでしょうか」
駆体のセルフチェックは……芳しくはないです。
ですがグリフィンの生ゴミを処分するくらいならば出来ます。
音から判断するにたった一人……ならば遅れをとることはありません。
普段からカビの生えた古い銃を使ってそれに頼り切りのゴミは片手でも十分なくらいです……
う"ー……
声紋データ照合……そんな、まさか……生ゴミは生ゴミでも腐ったゴミでしたか……!
人間のE.L.I.D変異体第1段階後期……変異を起こし始めている段階の感染者のパターン!
足音などの重さからも筋力量はかなり増しているのが予想出来ますね……なるほど……
「状況は最悪も最悪で間違いないでしょう……」
なんとしても私の頭の中に入っているデータを最寄りの鉄血工造の拠点に届けなければならないと言いますのに……
迫ってきているのは化け物と化したゴミ……パワーは凄まじく今の私では打倒するのは難しく、逃げたい所です。
しかしこの段階のE.L.I.Dが居るということは……この一帯が巣窟と言っていいでしょう。
大きな音を立てようものならば殺到されてバラバラに引き裂かれるか叩き潰されて終わりです。
窓ガラスは……歪んでいて脱出時に大きな音が出るのは間違いないです。
部屋は……他に繋がる部分はありませんね。
いなせる相手であることを祈る他にありません。
「まっすぐに此方に向かってきていますね……仕方ありませんか」
応戦はやむなし、取れる戦法は一つ……タイミングを見計らって……
「っ……」
ドアを質量武器にするつもりでしたが……途中まで勢いよく行った所で砕け散ったのです。
……これは……随分と酷いモノです。
眼の前に出てきたE.L.I.Dは身長こそ私よりも小さいくらいありますが……
腕は6本に増え、全身を肉腫のような瘤が覆い……そこから触手としか言い様がない何かが生えている。
これが元人間?生ゴミとよく評していますが……本当にカビのように触手を速さなくても良いでしょう?
――――ドンッ、たぷんっ♥♥
激しく打ち付けられる……終わりましたね、残念ですがこれまででしょう。
実に人形らしい、バックアップデータがあるからそこから復活もできよう。
あくまでも機械製品であるがゆえの生死観だ、叩きつけられた段階で自爆処理も不可能。
オーバーロードするだけのエネルギーも残っちゃいないからだ。
ばつんっ♥
元々戦闘の後でボロボロだったメイド服が更に損壊していく。
壁に叩きつけられた時に大いに弾んだ胸がトドメを刺したのだ。
メイド服だけでなく、下着も同様にダメージを受けていた……弾んだ拍子に両方弾け、見事な真っ白な乳房が飛び出た。
「……ッ」
冷静沈着なエージェントをして恥じらいというものを浮かばせる。
忠誠を誓う相手以外に肌を見せるのは流石にそう、乙女な反応を見せる。
だが、即座に潰されるだろう……そう思っていた。
……凌辱されるなぞ、微塵も思っちゃいないで居た。
ガッ、むにゅぅっ……♥
首等に怪力が叩き込まれる……かと思ったのに襲ってきたのは……久しく感じていない乳房を掴まれる感覚。
人間の主人にヤられていた時に散々された……夜伽の前戯、胸への寵愛の感覚。
多少驚いて目を向ける……ケイ素化が進み灰色に不気味な出来物がくっついた掌が食らいついていた。
全身を覆う肉腫の触手も乳房に矛先を向けている……否、エージェントの顔に……瑞々しい唇に矛先を向けていた。
まるで知らない、E.L.I.Dにあるまじき行動に目を丸くするほかに無かった。
「何を……ッ!?」
壊されるわけじゃない、そう思った次の瞬間にはエージェントも動いていた。
壁に叩きつけられた際に掴まれていたのは……肩だ。腕は全然動く。
このままでは生ゴミの中でも特等腐った連中に自分の身体を弄ばれる。
ゴミ箱漁りの犬畜生よりも酷い連中に身体を……破壊された訳でもない自分の身体を好き勝手される……それを許せる訳がない。
玩具のように破壊されるだけならばまだしも、辱め方面は許容出来るものか。
引き剥がそうとE.L.I.D変異体を押しのけようとする。
しかし……理性が飛びながらも人間同様の頭の良さは残しているのが人間のE.L.I.D体だ。
抵抗する意志ありと判断すると6本ある腕を総動員してエージェントの腕を抑え込む。
その攻防は一瞬であったが……多勢に無勢、腕力的な差も大きく……
「くっ……離しなさいっ、穢らわしいゴミの分際で……!」
E.L.I.Dが難なくエージェントを取り押さえ、その抵抗も全てねじ伏せた。
両腕を抑え込み……抵抗も出来ないようにした所で……空いた4本の腕はエージェントの乳房や尻に再び食らいつく。
足もまとめて抱え上げられていていつでもヤれる体勢にされていた。
触手も乳房を撫で……エージェントの顔に近づく。
睨みつけるほかになくなったワケだが……さらなる辱めがエージェントを襲う。
「む、むぅ……んぐぁ、ご……ぉ"……!」
生臭い触手が唇を割って入ってくる。
口腔内を蹂躙していき……ねっとりとした体液を滴らせ酷い嫌悪感を与えたのだ。
無論それはコーラップス由来の体液、普通接種した場合……即死か緩やかに分解されていくモノだ。
だが、このE.L.I.D達は独自の変異をし……生体部品を使用している人形、普通の人間であれば変異を最小限に留めながら……
高い栄養価とE.L.I.D体に近い頑強さを与えることに特化させたのだ。
自分たちの性的欲求を満たす苗床を長く使い続けるためだけに……そう変異していったのだ。
エージェントの身体も生体部品が大量に使われたモノ……特に乳房、性器……女性としてのアピールポイントはふんだんに使われている。
人を一人潰して機械人形にしていると揶揄されるほどに……精巧に作られていた。
……味わい尽くすついでにE.L.I.D達に非常に都合の良い身体へと染め上げていく、その下地を無理矢理に飲ませていた。
元々警告塗れだったシステムメッセージがさらに多くなっていく。
抵抗できない、悍ましい感触、酷い味わいと臭いの体液を強引に飲まされる絶望感……
始めて……エージェントの顔に憎悪や憤怒以外の……泣き顔が浮かぶ。
体液が注ぎ込まれる度に全身が痙攣し、細くしなやかな掌が空を掴む……両目には涙が浮かび……筋を作っていく。
もう、酷いなんてものでは……ないです。
身の毛がよだつ感覚が五感の内の味覚、触覚、嗅覚、視覚の4つで感じるのです。
両胸は触手とザラつく掌で蹂躙されていき……口腔内も触手の酷い味と感覚に襲われるのです。
この時点でもう私は自爆して早々に死にたかったです。
ですが……それすら叶わなくなっていくのです、コーラップスを検知してしまったが為に自爆のセーフティが掛かったのです。
広範囲に撒き散らす事があれば我々鉄血の生存圏も消えて行くのです。
無論、エリザ様の願いも潰えてしまうことでしょう……それ故のセーフティ……
感覚遮断も試みてみましたが……視覚情報が消えることはございません。
どう足掻いても嫌悪感を感じるこの化け物から逃れられないのです。
制御がどんどんと失われ……抑制したいはずの感覚がより際立つまで始末。
性感回路やプログラムを仕込んだ技術者を恨むばかりです……!
もにゅっ♥じゅるじゅる♥♥
「フーッ……!!フッ……!!フゥゥゥッッ!!!!」
怒りで憤死してしまいそうです。
ですが……身体から来るシグナルに別な方向性で頭が沸騰していくのです。
必死に怒りで自我を保っているようなものです……
私の肢体はこんな生ゴミに捧げる物ではありません、触手なぞに吸われるのも屈辱の極み!
……身体が興奮していってるのは……まさか、こんな事に……?
た、ただの駆体の暴走です……私がこんな凌辱で興奮するなぞ……!
むにぃぃっ♥♥むにゅぅっ♥♥
「ふぅ"ッッ♥♥ん"……ん"ぅ"ッッ!?!?」
何が……私の身体に起きていっているのでしょう……
快楽が誤魔化せず、喘ぐなど……それも、こんな乱雑極まりない乳揉みにぃ……!
触手に飲まされている何かが影響しているのかもしれませんが……止める手段がございません……
喉の奥へ無理やり押し入られ……こちらの意志関係なしに飲まされていくのです。
ぅ……胸が、熱く、重い……身体に異変が起きているのは間違い……無いですね……
ぴとっ……つぷ……
「んふッッ♥♥ん"ん"ッッ♥♥ん"ッ♥♥う"ゥゥ……!」
……入ってきているのは触手でしょうか、それとも……?
どちらでも関係ございません、は……まさか、再びこの機能が使われることがあるとは思っていませんでしたし……
その相手が今の世界に蔓延る特等処分にこまる生ゴミに使われるとは……
腹立たしいのはそれに対して酷い快楽を抱く我が駆体です……
なにが起こっているのかは存じませんが……もう、一挙一投足に快楽を抱くとは……!
あぁ……なんと悍ましい事でしょう……
耳に入ってくるうめき声、乳房を吸い立てる触手の音、滑る粘液の水音……
どれもこれも……不快でしかたありません……
エージェントが自覚するよりも駆体の汚染状況はひどかった。
乳房の組織は肥大化していき、内蔵されていた乳腺等も活性化させられていた。
快楽の信号も増幅は止まらず……駆体の人工筋肉などは快楽に緩み、役立たずになっていく。
どれだけ怒ろうと、悍ましいと嘆こうと……止まる気配は無い。
ぎゅむっ♥むにゅぅぅぅ……ばるんっ♥♥
「ふぉ"ッッ……あ"ぁぁぁっっ♥♥」
乱暴に扱われれば扱われるだけさらに快楽を感じ、口から出てくるのは獣のような喘ぎばかり。
完璧な情婦になりえる乳房はそのまま大きく、いやらしく……見事な弾力と柔らかさを見せていく。
揉まれ、手が離れれば大きく弾んで表面に浮かぶ汗と先端に滲む母乳を撒き散らす。
その光景はエージェントの精神をさらに酷く蝕んでいく。
どれだけ拒絶しようと……身体から快楽が抜けることはない。
醜い手に、触手に嬲られよがる他に無い。
それだけではない……股座にもギチギチにつまった固い固いペニスの存在があった。
肉腫もあり触手がいくつも顔を覗かせるグロテスクな凶器だ。
人工的に整えられ名器としか言えぬ膣を拡張し、内を悍ましい体液でもって汚していく。
その体液もまた、エージェントの身体をE.L.I.Dの苗床へと変えていく。
ずちゅん♥ぐちゅぐちゅ……ぐちゅん♥♥
「ん"ぅふッ♥♥ん"ん"ん"ッッ♥♥」
剛腕と変異した体幹から繰り出される強烈なピストンは身体を大いに揺らす。
乳房も尻も……がっちりと掴まれていなければ大いに弾み視覚的にE.L.I.D達を楽しませるだろう。
愉しむだけの知能が残っているのかは甚だ疑問だが……
身体がしっかりと順応したと見てか……そのちからの入れ方に遠慮なぞ存在しない。
機械人形の駆体をしてダメージを負わせかねないほどに強烈に振り抜かれていく。
ぱんっ♥パンパンッ♥♥ごりっ♥
奥深くを突き上げられ、ゴリゴリと押しつぶされ……性感はもうどうしようもない位に上り詰めていく。
突き上げられる度に軽く絶頂していくまでになっていた。
たった一体のE.L.I.Dに……たった数十分足らずでそうさせられた。
この屈辱は計り知れない物だ、今もエージェントの心中は憤怒に煮え滾るばかりだが……滾っているのはE.L.I.Dもまた同じ。
ペニスは膨れ上がり、特濃の精液をぶちまけようとしていた……
こつんっ、グリグリ♥ぐぐ……
奥を小突きトントンとノックし……そしてさらに鬼頭で押しつぶしていく。
植え込まれた快楽は大きくなり……エージェントの思考を奪っていく。
快楽に塗れ……嫌悪すら抱けなくなっていく。
ガクガクと震え……膣を収縮させ……さらに搾り取ろうとするまである。
心はどうあれ……身体は完全にできあがっていた。
ぶぷっ……ぶぴゅるぅっ♥♥
「――――――――ッッッ♥♥♥」
声ならぬ断末魔が挙がる。
もうエージェントは……肉欲に囚われてしまった。
う"ー……お"ン……なぁ"……
また一人、二人と……E.L.I.Dは押し寄せていく。
のこのこ迷い込み、苗床へと仕上がっていく女を味わおうとして……
いつまで経っても……電力が落ちず、私は……延々と犯され……もう、どれほど経ったのでしょう。
「はっ……♥あぁっ♥はぁっ♥♥ふっ♥んぁっ♥♥」
私は広場に……引きずり出されたのでしょう、上を見上げれば曇天の空が見えます。
私が見る範囲で……このE.L.I.D達は5体……残らず触手が生えていて私の身体を弄り……両手、口、乳房……
身体の全てに擦り付け、快楽を貪り……私の乳房から乳を搾る……
さらに……悍ましい事に、私のお腹にうごめく何かが潜んでいるのです……
快楽の末の幻覚だと……思いたいのですが、違います……触手の種、でしょうか?
人工子宮の中に留まり、繁殖しようとしているのでしょう。
いつまでも……怒ってもいられず……この終わり無い肉の波に……さしもの私も疲れてしまいました。
快楽は……毒です、身と心を溶かす劇毒です。
愚かしい事ですが……獣を調服させる時や、理解らせる時には有効なことも分かる物です。
今にしてようやく……理解ったとも言えましょう。
「ふ、ふふ……ぁん♥あッ♥♥ふぉ"ぉおッッ♥♥」
エリザ様、申し訳ございません……私は帰還できそうにありません。
この生ゴミ達を一挙に引き受けなければなりません。
ほら、乳房の谷間にまた触手が一つ……この生ゴミ共はパイズリも好むご様子。
残念ですが、私は……ここまでです。
「もっふぉ……よこひなふぁぃ……♥♥」
もう、マトモな思考も出来たものではございませんので……♥
触手も、チンポも……この荒々しい手も……全て……♥
たまらなく、愛おしく感じてしまうのですから♥♥
あぁ、悍ましい……ですけれど、欲してしまう……劇薬です……♥
その汚染区画には壊れた鉄血人形が囚われている。
スカベンジャーも寄り付かないその区画にE.L.I.Dが留まり続ける理由でもあり……数が増えた元凶。
ドローン映像から見て取れたのは……長い黒髪に頭の上の白いボロ布……
大喜びでE.L.I.D達相手に抱かれている……狂ったか、壊れたか……それは定かではない。
汚染されもう二度と……出ることは叶わない。
だが、それを望むこともないだろう、本人にとっては……そこが天国であり、E.L.I.D達が仕えるべき主人なのだから。