悪魔降臨の報あり、悪魔祓いを主とする私達に入ったのはいつも通り。
心の弱さにつけ入れられて契約を結ぶに至った人間は悪魔に都合よく突き動かされる。
人間の底なしの欲望と目まぐるしく上下する感情の波……それが悪魔の好物。
人間を食い物にし蔓延る目に見える疫病とも言える存在。
ただ……今回の場合はより深刻といえる。
国の長、王がその悪魔を降臨させたとの事。悠長に構えてもいられない。
悪魔祓いの実力があり単独潜入するだけの経験も必要。
最寄りで身軽なシスターに調査、討滅の司令が下るのは語るまでもない。
実力、実績共にあるエクソシスター……マリアンネに。
見目麗しく清楚な雰囲気に反し豊満で淫靡とも言えるボディラインを持ったシスターに……
その任は下った、これは最早仕組まれたものと言っても良いかもしれない。
夜の帳は降りた。陽の光を避ける闇に生きる者達が跋扈する時間。
ヒスイパヌ王国の若い王に不穏な気配があると言うことで私に調査の依頼が来た。
つい先月も悪魔犇めく城に入り城主の悪魔を滅ぼしてきたばかり。
その実績を買われての事だけど……早速と肌に張り付くイヤな空気が。
シスターここまで濃厚になれば魔族の関与は間違いない。
次第にこの空気に死の魔力が乗り城下町に広まっていく。
そうなればここは死の都となってゾンビ、スケルトン……その他魔族が跋扈する街と化す。
それだけは……それだけは何としても食い止めなければ。
「持ち込んだブルージェムは5つ……頼みの綱はこの鎖ね」
魔力は多いけれども肉体に宿している魔力は汚染されやすい。
その上波動も悪魔祓い特有の物が出てしまう。居場所を察知される。
そこで自然界に普遍的に漂うマナを集めて凝縮した宝石……ブルージェムを使う。
簡易的な悪魔祓いの術式ならばブルージェム数個で事足りる……
しかしこのブルージェムも備蓄はあまりなく……今回持ち出せたのはたったの5つ。
悪魔祓いをする場合は退魔の力が宿った鎖を振り回す他無い。
使い慣れた物だけど射程はそう長くなく魔法を遠距離から延々と打たれたらどうしようもなくなる。
「……行きましょう」
月明かりに照らされる城へと忍び込む。
もう城の中は死の空気に満ちて見回りの兵士すら一人も居ない有様だった。
なんて……ひどい……
中は亡者の巣窟と化していた……アンデットになった兵士が新鮮な死体を貪り食う姿が散見される。
死後も肉体を弄ばれてさらなる被害者を作り出す……
「ァ……ア"ア"ア"ア"……」
「主よ……はっ!」
私達シスターに出来るのは変貌した肉体から魂を解放すること。
そして天に昇る魂の冥福を祈る事だけ。
鎖を振るい……アンデット達を倒して進む。
もうこれは潜入なんてものじゃないわ、浄化しながら進む……殲滅戦だわ……
まだ城内はアンデットが出始めてそう時間が経っていないように思える。
徘徊しているアンデットはそろってゾンビ。
それも生前の面影がかなり残った……殺されゾンビになってそう時間が経っていない。
さらに他、スケルトンやゾンビウォーリア等が居ない。
悪魔に乗っ取られてから時間は経っていないと断定出来るわ。
幸い、この城は一般的な城、吸血鬼や悪魔が呼び出した城ではない。
玉座への道はそう複雑では……
「これは……強固な魔法の封印、まだ一つだけで形成されてるわね」
玉座へ上がる扉は締め切られていた。
そしてその表面に浮かび上がるのは魔法陣。
封印の魔法で外部からの侵入を遅延させる……中からも出られない類の物。
魔力供給が外部からされていてソレを断たないことには破壊も難しい。
逆に断ってしまえば維持できずに崩壊する、そういうもの。
城内を探し回る羽目になりそうね……
最下層、キッチンや警備兵の詰め所……倉庫等を駆け回る。
その道中もゾンビが多く……その多さに心痛める。
少し前まで日常生活を送っていたと思われる形跡も残っていた。
作りかけの食事……乱雑に置かれた書きかけの書物、日記……
殺される前に綴られた悲嘆に満ちた遺書……
「これね……」
そんな城内の一階、奥……小さな牢屋にそれはあった。
肌がヒリつくような魔力を放つ大きな魔石。
脈打ちながら浮かぶ魔石、魔法陣とのリンクを持っていると思われる。
大気中の魔力と血を媒体に地獄から吸い上げられる魔力を延々と送り続けている。
破壊しようと牢屋の中へ一歩踏み出した……
「っ……しまった!?」
すると血染めの魔法陣が浮かび上がり……私の意識も身体もどこかへと連れ去ろうとしていた。
発動した魔法陣から逃れるだけの時間は無く……
光が満ちて、収まった後に広がっていた景色は……女という私には地獄以外の何物でもない景色。
ピンク色の肉で覆われた空間、天井、壁、床……全てが肉色。
文献で見た気がする……これは、淫魔が形成する簡易迷宮。
叩き込んだ人間を淫欲漬けにして搾り取る為だけの家畜に堕とす……調教淫獄。
発動したということは相手にも知られている……脱出するならば手早くしないと。
焦る気持ちもあるけれども……あまり焦りすぎても良くない。
罠や肉欲を叩き込もうとする尖兵は多く居るはず……
「主よ……」
祈りを捧げる……圧倒的不利に陥ったのは間違いない。
心の平穏を保つために両手を合わせ……静かに祈りを捧げる。
私は……無事にこの迷宮から脱出できるのだろうか?
先が見えない、邪悪で淫らな空気が満ちた空間だけが続く……
敵対するアンデットや魔物は見当たらない。
ただ何がどうなっているか全く先が見通せない。
これみよがしな触手やインプ等と言った魔物は見えない。
ペスト等の下級魔物も……逆に怪しいとも思う。
進めど進めど……見えてくる景色はあまり変わらない。
方向感覚も狂ってとてもじゃないけれど……迷わずに脱出するのは難しいと思う。
一定の部屋と通路の体裁はしているけれども……どれが正解なのかがわからない。
「う……この通路は……」
進んで進んで……行き止まりかと思ったら下を見ると……一応穴が。
低く、這いつくばるようにしないと通れそうにもない道がある。
しかしその中はうごめく触手でいっぱい、鎖を入れるのも無理そうね。
魔法も……これだけの為に使うのは……
他の道はまだあるけれどもこういう道が多くなりそうね。
気をつけて進んでいかないと……
「これは、また……他に道はなさそうね」
他の道はと探してみれば見つかった、しかしそれも一癖あって……
横幅が狭く肩幅は無い、身体を横にして進めば奥へと行けそう。
けれども私にとってはそれでも辛い。
胸と尻が引っかかり壁に擦れてしまう……修道女服にも汚れが入ってしまうし……
他の道を探したかったけれども……この道以外に無さそう。
明らかに触手に嬲られる事になる通路よりは……幾分イイでしょう。
脱出するのが最優先……他に捕まっている犠牲者が居たらそのときは助けて……
どくんっ……どくんっ……
肉壁としか形容できない壁……意を決して身体を滑り込ませる。
脈打つ壁は……非常に気持ち悪い……!
表面は何か分泌していてヌメヌメとしていて……嫌悪感を感じさせる。
コレ以外に本当に道は無かったかしら……と悔やむけれども……引き返すのも……
ただただ気持ち悪いだけ……催淫効果があるなら空気にもなってるでしょう。
ぐちゅり……ぬちゅっ……
あぁ、もう……髪の毛にも絡みついて……いやぁ……
胸元も腰回りも……
こんな通路はもう二度は経験したくない……!
抜けた先はまた変わらない……肉色の空間が続くばかり。
辟易としてくるけれども出口……この空間から出る為の何かしらの気配も無い。
この中で"教育"した後は必ず外に出すはず。
その出るための何かを探し出して出なければ……代わり映えしない景色というのは中々クる。
これも主の試練なのかもしれない……
「うわっぷ……なに、この……気持ち悪い……」
頭上からいきなり垂れてきた粘液を被ってしまった……
上を見れば穴が……巧妙に隠れていて下に来るタイミングで垂らしてきた?
となると何かしらの催淫液の可能性も……振り払わないと……
肌から吸収されていたらもう手遅れかもしれないけれど……!
本格的にこの監獄が動き出したということかしら?
少し発情させられるのは避けて通れないかもしれないわね……
ピチっと身体に張り付く修道女服……垂れていた粘液が浸透した結果だと思いこんでいた。
しかしその裏では呪詛が染み込んでいっていた。
エクソシスターとして名を馳せるマリアンネに対し劣情を抱く男達の欲望が浸透していっていた。
やがてそれは衣服に異変を齎す……それに気がつくのは手遅れになったあと……
代わり映えしない部屋部屋を駆け抜けていく……まるで同じ部屋をぐるぐると回り続けているようにも感じる。
そんな中……何かが肌を撫でたように感じた。うねる細い……何かが。
一度それを感じ気になり始めるとさらに感じる。
何かがおかしい、立ち止まり意識を衣服の下に向ける。
「なッ!?服が侵食されて!?」
ピッタリと張り付いていた布に浮かぶ血管のような筋……袖口や裾の縁から見える肉色。
視認した途端に全身に回っていく触覚、これからはっきりするのは何らかの外的要因で衣服が侵食された。
あの液体?粘液が媒体になってこうなるなんて聞いたことは無い……
せいぜいが催淫効果と思っていただけにコレは……!
服が完全に侵食され触手やその他魔族の特徴を示し始めたら……この服自体が意志を持ち始める。
脱ぐことも難しくなる上にそのまま拘束される事すらありえる。
出来ることと言えば完全に侵食され服が魔物になる前に脱ぎ去ること。
ただそれは自ら全裸になるのと同意義……この空間で全裸になるのは自殺行為にも等しい。
素肌を晒せば晒すほどに空間に満ちている淫らな気を取り込んでしまう。
そうなれば一時間と経たずして発情してしまうのは避けられない。
触手に擦られたとしても衣服越しか素肌に直接かでは雲泥の差がある。
……じわじわと嬲られるか、酷いことになるのを覚悟の上で脱ぎ捨てるか。
ブルージェムを使い果たして浄化することも考えに過る。
けれどもすぐにダメだと思い直す、こんな空気にさらされているジェムにどれだけ浄化が見込めるか。
使えてもせいぜい危機察知に灯す程度……それも強力な魔物に対しての物。
気休めにもならない、となれば私に待っているのは逃れられない淫欲への誘い……
「くっ……」
素肌の上を次々に生まれる触手が這い回っていく……今はただ気持ち悪いだけ。
けれどもこの侵食が強くなれば修道女服はやがて触手に塗れた物に変わる。
当然ながら……私の心には焦りが生まれていた。
焦りは視野を狭め思わぬ所で足を捕られる。
落ち着いていれば見落とさない小さな罠も……然り。
どれだけ走った事だろうか。
走ること自体は苦ではない……けれども猶予はあまりない事が焦りを生む。
その焦りが呼吸を乱し集中力を欠かせてくる。
落ち着かなければいけないのはわかっているけれども……そう、できない。
焦りが焦りを生む悪循環……頭では理解しているのだけど、落ち着くのは到底無理。
こうしている間にも衣服の下では触手の動きが活発化していっている。
袖から始まっていっている侵食はもう胸にまで達していた。
走り揺れる胸に絡みついて来ているのは……精神的にクる。
触手も偶然か乳首までクリクリと弄り始めていて走りながら悍ましい感覚に苛まれて悲鳴を上げたくもなった。
あげる余裕すら無い、がむしゃらに走ってとにかく出口を、出口を……
駆けて駆けて……これもまた陰湿な悪魔の罠であったのに気づいたのは手遅れになってから。
身体が異様に熱い、気にする余裕が無かったとはいえ一旦止まれば鼻につくのは濃厚な甘い香り。
これは……サキュバスやインキュバスの香!
活性化するのも頷ける、餌が満ちていると言っても過言ではないわ。
「くっ……ぅぅっ……」
毒はもう身体に回っている、ひどく熱を持っていく身体と茹だっていく頭。
気持ち悪いと思っていた触手の感覚も熱く、蕩けるような快感に変わっている。
乳首も……イヤっていうほどに固く自己主張している。
触手の侵食はもうほぼ全域に渡っている股座も弄られている感覚が……
グチュグチュ♥にちゅ♥くちゅっ♥
耳に入るのは水音……興奮しているという証拠を突きつけられる。
淫魔の迷宮だからと言って……聖職者が屈する訳には……!
歯を食いしばって堪えても息は荒くなっていく一方。
どうにか、打開しないと……!引くか、進むか……
「あ、あぁっしまった……!」
ドツボにはまるとは……こうね、両手を触手に縛り上げられ……捕まってしまった。
壁から生えてきていた物にも気が付かないなんて……
次々に顔をのぞかせてくる触手、どれも……見るも悍ましい……
殺到してくる触手の大群、衣服が転じて更に活発化していく中私は……耐えれるの?
耐えなければならないと思う反面……どこかに疑問が浮かんでいた。
するすると袖から、裾から……入り込んでくる触手達に身悶えるしか出来ないなんて……
もう発情しきっていた身体は何の抵抗もなく触手を受け入れていく。
私の意志に関係なく、勃起した乳首は弾かれれば鋭い快楽が走り……
タイツを破って入り込んでくる触手は……もう女性の大事な場所、膣に潜り込んでいた。
じゅっぷっ♥じゅっぷっ♥にちゅっ♥ぐちゅっ♥
「ッ……あぁッ……くっ……」
快楽に声が上がってしまいそうになるのを必死に堪えて責め苦に耐え忍ぶ。
この触手達の目的はわからない、私の魔力を吸い出すつもりなのかそれとも……ただただ性欲を満たすためなのか。
それもはっきりしないけれども……私は貪られるのだけは確定している。
どれだけ、耐えればいいの?それがまるでわからない。
股座はもう汁塗れ……ナカをゴリゴリと抉り進む触手に快楽を感じさせられる……
恥辱に顔を顰めて下唇を噛んでも状況は好転する事はない。
ただただ奥の奥、子宮をノックされ女を感じさせられる。
悍ましい、触手なんかに……目が潤み視界がぼやけていく。
鼻先もツンとしてきて……溢れ出る涙は我慢することは出来なかった。
むにっ……ぎゅっ♥ぐにゅっ♥くりくりっ♥
下腹部への責めだけではない、乳房も本格的に動き絞りあげられていっている。
衣服の下で縦横無尽に動き回る触手が根本から絞りあげていき……そして先端を弄び……
私という女の身体を玩具にしていく……
じゅっぷっ♥じゅぷっ♥ぐちゅっぐちゅんっ♥♥
「ッ……ぁぁっ♥ふぁぁっ♥」
触手はヒートアップしてきてペースを早めていく。
長く強くうねりながら奥まで何度もノックされ……甘い声が漏れてしまう。
もう漏れてしまうと堪えきれず……触手に喘ぎ悶えるばかり。
そんなつもりは、一切ないのに身体はどんどん快楽にはまり込んでいく。
特に、グリグリと奥の奥、子宮をこじ開けるようにノックされるのが……堪え難い。
乳首も先端を重点的にぐりぐりと穿り返されて……
どくんっ
膣に潜り込んでいる触手が脈打ったのを感じる。
一番奥まで入り込んで止まったと思えば……内側から膨らんで……
「ッ!まさか……い、イヤァァァァ……あぁぁ……ぁ……」
どぷっ♥どぴゅるぅぅっ♥どくんっ♥ごぷっ♥
触手の体液……催淫効果がかなり強い液体が胎内に放たれていく……!
それに、これは……なんて量の多い……
あぁ、もう……どうしよう、どうしましょう?
揺れ動く感情は大いに揺さぶられ……私はもう呆然と、それでいて甘く喘ぐことしか出来なくなっていた。
はっと意識が戻ったときには触手達の姿は無かった。
けれども衣服は見るも無惨に変わり果て……いえ、それよりももっと酷い事になっている身体があった。
元々大きめでコンプレックスにも感じていた胸は輪をかけて大きく……
そして何より胸から滴り落ちる……魔力を伴った母乳が吹き出ていた。
発情した身体の快楽の余韻で吹き出てくる……私の、抵抗能力を奪っていく。
肥大化した胸は一抱えしても余りある上に非常に……重い。
これが一時的な物なのかそれとも恒久的な物なのか……不明ではあるけれども脱出の足かせになるのは間違いない。
衣服も修道女服から局所を隠していない卑猥な下着のような風体になっていた。
完全に触手が浮き彫りになり肉によって装飾されているような物。
巨大になってしまった胸を下支えし絞りあげてくるブラジャー状の物。
そして股座にも鎮座していてオープンクロッチのショーツ……下着と下着の間は触手でがっちりと繋がれている。
これが一つの生命と言っても良いかもしれないわ。
ショーツの方は触手で膣と……信じられないことに排泄用の穴さえも、穿ってきている。
どれだけ気絶していたかはわからないけれども……結構な時間、好き勝手にされていたのはうかがえる。
何も感じないハズだった排泄穴すら……快楽を感じる器官になってしまっている。
「っ♥あぁぁっ♥こんな、程度……ひぅっ♥♥」
行動制限になるようなものは肥大化した乳房以外に無い。
けれども……快楽が強すぎて満足に動くのもままならない。
やっとの思いで起き上がれば……コレ幸いにと触手が蠢いて責め立ててくる。
胸を大いに搾り出され先端から母乳を出されて……こんな事で快楽を得るようになってしまって……!
悔しい、気絶している間にも装備を持ち去られたか鎖も無くなって手元にあるのはたった2つのブルージェム。
抵抗手段も奪われ辱めも受け……尊厳も犯されている。
「くぅぅっ♥あぅっ♥ぅぅんんっ♥♥」
一歩、一歩を踏み出す動作も重く、不確かに揺れ……快楽を異常なまでに感じ取り……
淫らな気を感じ取ると触手はさらに活発に私を責め立てる。
私の身体にも迷宮に流れる魔力が混ざり循環し始めていた……
怪我の功名というものね、私を苛む迷宮の魔力のおかげで迷宮に循環する魔力の流れも感じ取れる。
出ては入ってくる魔力……その根源に向かえば出る手立ても見つかるかもしれない。
そもそも迷宮を維持する魔力を消せば迷宮が崩壊し外に出られる可能性も大いにある。
どん底に思えたけれども希望がようやく見つかった気がして……重く、快楽に震える身体に鞭打ち前へ前へと進む。
その道中も決して平穏とはいえない、淫らな罠に満ち溢れた物だった。
あまり見えない足元から飛来する乳吸い蟲が食いついてきた。
最初は何かまた触手が……と身構えたけれども耳につくのはチュッチュッと吸い立てる音だけ。
乳輪をかるく覆われる程度だけれども拳2つ分の長さをもつ……肉色のワームが居た。
引っ張って取ろうとしても牙を立ててるのかいくら引っ張っても取れる気配がない。
それどころか……余計に強く吸い付かれて快感を感じるばかり。
触手に搾り出されていた時よりも……母乳が勢いよく噴き出してきている……!
このワームの能力なのかもしれない……どんどん魔力が吸い出されて身体の力も抜けてきてしまう。
引き剥がすのを諦めて歩き出すといくらか落ち着いてくれるけれど……
下着と化している触手の責め苦は続いていて蓄積する快楽は歩みを遅くしていく。
「はぁっ♥ふぅっ♥ぁぁっ♥あっ♥はぁぁっ♥ひぅぅんっっ♥♥」
走っても居ないのに息はあがって身体は汗ばみ……快楽が一定ラインを超えればもう動くことすらままならず……
その場で膝をついて快楽に打ち震え……触手とワームに身体を好き勝手に貪られてしまう。
ばるるんっ♥ぽよんっ♥たぷんっ♥
その快楽に苛まれている最中も触手に彩られた胸は大きく弾み……風が撫でればそれも快楽になってしまっていた。
これでは、脱出しても……私の放つ匂いに寄せられてさらに魔物が来る。
エクソシストが在中する拠点に寄ろうにもソレ以前に……捕まり、辱めを受けると思う。
どれだけの間逃げ隠れができるか……
「ぐぅぅぅっっ♥♥――――ッッ♥♥」
触手に容易く絶頂させられる私が……どれだけ、隠れられる?
主よ、これも……試練だというのですか?
その後も牛歩の勢いながらに歩を進め……途中何度も絶頂噴乳しながら……
ときに噴き出たガスを吸い込み強い発情を強いられたり……さらに膨乳したりとしながら……
なんとか迷宮の力の流入元……大きな魔法陣と鏡にたどり着いた。
鏡は外とつながる媒体らしく覗き込んでも顔は映らない。
静けさを感じさせる一室が映り込んでいて……と覗いたら光を放ち……私の身体がまた、転移させられた。
転移した先は鏡に映っていた静かな部屋。
身体の惨状は変わらないけれども付着していた触手や乳吸い蟲は取り払われていた。
芯から燻り疼く情欲ととてつもなく大きくなってしまった胸……先より迸る母乳。
下腹部に刻まれた淫紋……これら全てあの迷宮で付けられたものだ。
危惧していた淫靡極まる装飾品の数々を付けられなかったのは幸いだった。
淫魔のピアス等付けられた暁には正気でいられるとは思えない。
素朴な生娘すら淫乱に叩き落とすと言われる淫魔のアイテム……
それも付与されていたらと思うとゾッとする、ただただ淫気に当てられ……発情を促される物と乳房への冒涜だけで済んでコレ。
本気で堕とすつもりだったらどうなっていたか……
身体に充満している魔力も大気中に放出されていっている。
すぐには治まらないけれども発情も治まる時がくる。
そう思うと状況は好転しはじめている……と思う。
希望は持ち続けていきましょう、メンタルが先にやられては……
「ほぉぅ、契約通りに女を……それも極上のを寄越したか」
瞬時に背筋が凍る。気配すら感じなかった……静かで、暗い部屋の中に一人男性が座っていた。
よくよく見ればかなり大きく……入り込んだ城の一室だと推測できる。
質素ながらに質の良い家具を使っているのが伺える……上品な部屋。
生き残り……と言うには言葉がおかしい。
魔力はあまり感じないけれども契約?まさか、この男が悪魔との契約を交わした……!
「こっちを向いてはくれんか……ふん、まぁいい……良いケツがよく見える」
今の私は何も着ていない、裸だ……背を向けているとはいえ裸を見られるのはかなり羞恥心が……!
それに悪魔との契約で得たものが何かも分かっていない。
魅了の魔眼を手に入れられていたら目が合った瞬間に終わってしまう。
「164cm……バストは136、ウェスト58、ヒップは94か……フン、ここまで育てば最早牛だな?」
「……何が目的で悪魔と?」
つらつらと……私の身長、3サイズが言われていく。
身長ウェストは間違いなく合っている、バストは……このサイズ、そうなのかもしれないわね。
ヒップまで発育させられているとは思わなかった。
それは、今はどうでもいい……この男が何者で何が目的で悪魔と契約したのか……
……返答の始まりは蔑みも含んだ鼻息だった。
「ハッ……愚問だな、力だよ……お前という女が身体補助して暴れまわるのと同じで」
「その為だけにこの城の住民全てを悪魔に捧げたというの!?」
「ソレの何が悪い、王はオレだ。国の全てはオレの物だ、どう使おうが勝手だろう?」
息を呑む、この男はなんて……酷い。
国王だと言った、たしかにこの国は最近代替わりをしたばかり。
若く将来性がある国王になったと明るい話がされたばかりだった。
その国王が……こんな欲深く傲慢で自己中心的すぎる男だったなんて……!
「第一、ここの人間はどいつもこいつも救いようのないドクズばっかりだった、悪魔の贄にして正解だったと思うぞ?」
「そんな事は!」
「無いと言い切れるか?国王の一人息子だったオレを毒殺に始まる謀殺をしようとした輩が蔓延るこの城で?」
「……」
「城下町は更に酷いぞ、貴族連中は特権階級を鼻にかけ農民達から搾り取ることを仕事だと勘違いしている……殺したほうがマシだとは思わんかね?」
……言葉の節々に怒りと憎しみが籠もっている。
この言葉はおそらくは本物……王がこうなったのは育った環境が……?
「……だからといって殺すのは」
「道徳に反するってか?聞き飽きたな……そんな甘っちょろい言葉は」
「国は!人民あってこそ」
「説教してるつもりか、ハン……なぁに、心配は無い……国民なんぞ作ればよかろう」
人の生命すらも道具かなにかと思っているの!?
この男を放っておくのは……危険すぎる……!
……魔力は汚染されているけれども魔法は使えなくは無い。
「おっと、お得意の補助魔法は封じさせてもらうぜ」
「っ!?」
「さて、その仕上がった身体で国民づくりの手伝いをしてもらおうかねぇ……エクソシスター、マリアンネ?」
魔法は使えない、それどころか……魔法で練られた鎖が、私を縛り上げる。
そこまで念入りにした上で……男は私に近づいてきた。
月明かりに照らされ浮かび上がるのは淫靡なボディを縛り上げられる女と……
程よく引き締まった身体に程よく着飾った男……その2名のみが死者蔓延る城で唯一の生殖可能な人間だった。
魔法の鎖は両手を縛り上げるだけに変わった……けれども私の状況は変わらない。
国王の寝床に押し倒されてしまっている。
生殺与奪は彼に握られ、何をするにも彼の気分次第になっている。
「クク……そう怯えるな、殺しはしない……お前は大事な苗床だからな」
「そうやって……人を人と思わない外道な振る舞いは……!」
「その道徳心もどうせすぐに捨てる、お前も結局は女なんだ……男には勝てんよ」
「なに、ぉ……!」
ずぷっ……ごりゅっ♥
いつの間に、脱いで、こんな、太くて熱い物が人間に……?
お腹を押し込まれ息が漏れる、声が甘く震えなかったのはまだ……一突き目だからか。
それともそれを出すほど余裕が、私に無いのか……!
「フン……悪魔に交渉して加護をもらったが……これではダメか、太くし過ぎたか?」
「い……たい、何を……おぉぉっっ!?!?♥♥」
「ソレは勿論……子をさっさと産ませて強靭な兵力を担わせるための物さ、それとまぁ元々上手い方だったがペニスの形状もちとな?」
性や生殖に関して交渉した?
くっ……喘ぎ声を抑え切れないほどに快感が迸って……!
それにこの感じ、魔力がさらに汚染されていっている!?
淫紋も異常に活性化されて……感度がかなり、上がっていって……!
「淫紋までくっつけられたんだ、我慢するのは良くないぞ?」
「あぁっっ♥あっ♥ああぁぁぁっっっ♥♥」
「そうそう、快楽に流れてしまえ……ガキを沢山産んで貰うんだからな」
じゅぷっ♥たぱんっ♥ぱんっぱんっ♥ぱちゅんっ♥
セックスの勢いはそこまで強くない。
しかし、その快楽たるや私の口から喘ぎが止まらなくなるほど強く。
身体に無理が無いのもあって快楽以外に感じられない。
言葉も、半分以上頭に入ってこない……!
胸から噴き出る母乳の感覚、膣をゴリゴリと抉り掻き乱すペニスの感覚がほぼ、全て……!
的確に私の弱点を探り出してそこを意識的に摩りあげてきている。
時折お尻や乳房にパシンッと衝撃が走って……また強い快楽がっ……!
痛覚すらも快感に置き換わって……!?
ぱしんっ♥たぷんっ♥ばるんっ♥
「~~~~~ッッッ♥♥♥」
「イイ表情じゃないか、膣も締まっていい具合だ……もっと締め上げてくれてもいいぞ?」
痛覚も快感に変わっているのを悟られたのか……さらに平手打ちが降ってくる。
胸に刻まれる赤い痕……舞い散る汗と母乳……そして身体が大いに仰け反り、絶頂に至る。
私の一挙一動がよほど気持ちいいのか……王も唇を歪ませ吊り上げながら腰を動かしていく。
逃げられない、身体がもう言うことをきいてくれない。
快楽に飲まれて逃げようも……無い……!
「んん?あぁ、良いお知らせだ……お前のご同輩も迷宮に入ったみたいだ……クク、直にお前と同じようになって出てくるぞ?」
「ぁぁぁぁああぁっっ♥♥」
「聞いちゃいねぇか、クク……ほれ、ほれ……もっと鳴け、オレを愉しませろ」
チンポと嗜虐的な手と……耳に断片的に入る情報が私の心を追い詰めていく。
もう一挙一動に絶頂を感じる……身体が仕上がりきってしまった……!
「そーら、まずは一発……お前の子宮と卵巣をオレ専用のブツにしてやる」
「あ"っ♥ぉ"ひぃぃぃっっっ♥♥」
拒絶したくても……興奮し王の性行為に夢中になってしまった身体は動いてくれない。
逆に足をがっしりと絡みつかせて精液をおねだりするまで……
あぁ、もう……私は……ぁっ♥
どぴゅるるるるぅぅっっ♥♥
――――――――イっちゃぅ♥♥ごめんなさい、コンスタンツェ……私は戻れないわ♥
淡く光っていた淫紋が強くピンクに光り輝く。
一人、王の手中に堕ちたのを示した……
マリアンネが調査に赴き消息を断って早2週間……後続に送り込まれたエクソシスターは軒並み消息を断つ事態になり協会は焦っていた。
貴重なエクソシスターを4人も失い……王国首都を死都と定め封じ込めることに至った。
そんな死都の中、城の一室では……変わり果てたマリアンネが王に奉仕していた……
嫋やか中に強い意志を見受けられた目は情欲に蕩けきっていた。
その上お腹は大きく膨れ上がりその中に生命が宿っているのをありありと見せていた。
「主様ぁ……気持ちいいでしょうかぁ♥」
身重な身体でありながら尻を振って媚びへつらいながら乳房を動かしている。
その乳房の中には王のペニスが埋没していた。
異常な長さも太さもない……それでいながら性に対して一定以上の耐性をもつシスター達を食い散らかしていた。
さながら聖女殺しの杭と言えようか……マリアンネの130にも及ぶ爆乳に埋没しておきながら……一切動じないのもそれ故か。
たぱんっ、たぱんっと乳肉が打ち付けられている様を見下ろす王は……静かに唇を歪めるだけ。
「はぁっ♥あぁっ♥ナカでビクビクしてぇ……」
快楽はしっかりと受け取っていて射精が近づけば乳房の中で跳ね膨らみ……主張していく。
それだけで十分だというのが王の思いだった、家畜同然の女にかける言葉もない。
「あと4分か……」
言葉にするのもマリアンネの身体に宿る"臣民"のことを案ずるものだった。
悪魔との契約で得た物で人間の女も自分だけの苗床にすることができて出産サイクルも異常なまでに早くすることが可能となった。
そして……生まれてくるまでの時間も把握することができていた。
「……興醒めだ、やはりこう使ってやらねばなぁ?」
「あっ♥あぁぁぁぁっっ♥♥」
出産間近なマリアンネのパイズリは心地よいがすぐに射精に至れない。
さっさとスッキリさせて出産体勢にさせたいが故に押し倒し……そして杭打ちの様に胸でズッていく。
器用にも乳首を寄せてペニスの茎で刺激させていく……
もう二度とマリアンネに正気は戻らない。
延々とその生命尽きるまで王の臣民を産むだけだ……