TS漢陽88式(SFパイロットスキン)vs未開の星のクソデカ蟲
時は西暦24XX年、人が宇宙へと本格進出し母星を離れ移民船団となり散らばっていた。
私、アイはそんな移民船団の一つ、ポセイドンで産まれ育ったデザインチャイルドの一人。
移民船団の母星となる可能性がある星や資源を採掘するために星を食い荒らす前の先遣隊として動くべく産まれた。
人工的に最適化された精子と卵子、そして人工的な子宮で産まれた人造人間みたいなモノ。
アイとは私の名前であり識別コード、人権的なのは結構低め……
少なくとも西暦2000年代では考えられない程にブラック。
私アイはデザインチャイルドの女である以前に所謂転生者と言うべき存在。
前世は男、今は女……所謂女体化を味わっている。
デザインチャイルドは出生から数週間で成熟した大人の身体になる。
人間は成熟するまでに十数年かかるなんて非効率的が過ぎる生態だから……
教育はスリープポッドで数時間で無理矢理頭に叩き込まれる。
食事は人工食品、高カロリーなブロック飯……ディストピア飯と言えるものだ。
割り振られる部屋は一畳もない寝る為だけのモノ。
福利厚生?ハッそんなものは無い……あるのは支配層や移民船団で長々と生き続ける100%自然由来の人間へのご奉仕だけ。
私はそんな中でも戦闘力と環境適性、生存力等に特化した先遣隊使用。
……なのだけど、見た目が非常に秀でたモノもあった。
長く輝くサラサラとした金髪、クリクリと大きくパッチリした碧眼。
そして168cmの程々で細身な身体に110/57/96という驚異の3サイズを持ったThe美少女。
声も非常に可愛らしく庇護欲と同時に情欲を誘うモノがあった。
渡されている衣装も生命維持装置機能のついたぴっちりスーツ。
顔の造形も声も……そしてアイという名前、植え付けられ混ざった性格等も相余って一つの結論が出る。
「はぁっ……アイちゃんは好きだったけど、自分がなるとは……」
ドールズフロントライン、21世紀に登場したスマートフォンアプリ。
その中に登場するゲームキャラクター、メイドカフェの店員風の女の子その人だ。
戦闘能力として付与されているレールガンもそう、旧世代のアンティーク銃を模したモノ。
今肩がけしているのがそう、ボルトアクションライフル……安価で雑に扱っても良いかららしい。
おまけの銃剣は取り外してナイフとしても使用可能。高周波ブレードなので大抵のモノは切り裂ける。
身体の動かし方も学習のおかげで違和感なく動かせている。
女の子のアレコレまでぜーんぶだ……産まれ方と育ち方は人工的。
でもその肉体は人間そのもので人間とヤれば子供がぽこぽこ産まれる。
むしろ植え付けられたら喜ぶものっていう考えが植え付けられている。
デザインチャイルドの技術を産み出したヤツは熱心な二次元オタだったらしい。
そこで最高の美少女をって産み出した……それ故に私のような美少女ばかりが産まれる。
「それに……ドコかで見た顔ぶればかり」
外見データのソース、だいぶ偏ってると思う。
それにデザインチャイルドは全て等しく爆乳、母乳が出る……受精率100%というね。
男の下なロマンが詰まりに詰まったイキモノってわけ。
「……早速テストか」
支給されている簡素な端末に端的な命令が入る。
私は産まれたばかり、その増産された理由も教えられている。
近頃調査に向かわせたデザインチャイルドが消息不明になる惑星がある。
大気圏外からの調査では驚異はないはずの鉱山資源豊富な惑星。
……そこで戦闘能力に割り振った調査個体として私は生み出された。
そしてテスト……実際にどれだけ動けるかと言うのを見るの。
実際はタダの"味見"と謀反を起こさないかの実地試験。
命令に対して忠実に動くかどうか……人間はかくも懐疑的生物だと思い知らされる。
私は前世の情報から反抗的だけれども……そうじゃない場合は遺伝子的に組み込まれてるモノがきっちり働いて尻尾を振る奴隷なのにね?
重く振り払うように嘆息を一つ、今目覚めたばかりのスリープポッドから出て試験官達が待つヤり部屋へと向かう。
一挙一動がなじんでいるのに気持ち悪い、柔らかく、タプタプ揺れるのを感じながら精神がゴリゴリ削れていってるのを自覚していた。
髪の長さも、まつげの長さも……何もかもいきなり違う。
死に方もおぼろげだけど……非常に突然だったと思う。
指定の部屋まで行けばスーツに刻まれているIDで認証され勝手に開く。
中には一人、これまた男性ホルモンガンガン出てそうなハゲヒゲ小太りさん。
すっごく冷静に考えるとうわぁ……って思うんだけど、素のままだとすっごくニッコニコになる。
怖い、これがデザインチャイルドの遺伝子か。
そして身体は勝手に発情するし乳首勃ってくるし……
「今回のはまた特上だな、ぐふっ」
とても好色な男ですね、元男としても引くレベル。
でも私の顔に浮かぶのは満面笑顔……というか媚び媚びな笑み。
んん……ちょっと考えも纏まらなくなってきた、かも♥
「今回のは110、抜群の揉み応えだな」
「アイのおっぱい、如何ですか?ご主人様♥」
「調査隊なのにメイド思考か……ますます惜しいな、オレが欲しいくらいだ……」
「あはっ♥メイドに欲しいなんて最高の褒め言葉です♥」
ご主人様達にほしいと言われるのは至上の悦びです♥
アイちゃんの大きなおっぱいを両方しっかりと揉まれて……太くて一つ一つを強く感じれる指が深く……♥
掌に乳首も当たってすっごく気持ちいい……ご主人様に触られるの最高ですっ♥
もうおっぱいミルクも出てきそうで……んんっもどかしい……
「味見だ、胸を出しな」
「はいっ♥アイちゃんのおっぱいをどうぞ……ご賞味ください♥」
探査機のパイロットスーツはワンタッチで胸元等を収納できるんです。
これはすぐにでもご主人様達にお楽しみいただける様にする目的と緊急時の医療行為用ですね。
主にはご主人様にお使いいただくためのモノですけど♥
たっぷんっ♥ぽよ……♥
スーツによる保護が無くなって空気が直接触れる感覚が……
大きく弾んで出たおっぱいにご主人様の視線も釘付け……あぁ、たまらなく熱いです♥
視線だけでもイキそうなほどゾクゾクしてきて……ぅぅっ、はしたない乳首からミルクが……!
「今まで見てきた中でも一番エロいな……天性の淫乱か?」
「ありがとうございます♥ご主人様のお褒めの言葉に天に昇りそうな気分です……♥」
そんな私の様子を見てはにっこりと微笑まれてじーっくりと乳首を……
私のピンク色の先端を見つめられて舌舐めずりされて……♥
そのでっぷりとした分厚い、ザラザラとしてそうな舌でペロペロされたい……♥
ぬろぉっ……れろっ♥ぴちゃ……♥
ぷるんっ♥たぽっ♥ぷしっ……
「はっ♥ふっ♥はぁっ♥ぁ……♥」
すっごく、気持ちいい♥ざらざらの舌がカチカチ乳首を丹念に舐めまわって……乳輪をクリクリ♥
興奮してきてミルクがいっぱい出ちゃいますぅ♥
あんまり、大きな声で喘いだらご主人様もお困りでしょうし……抑えないと……
でも、気持ちいいのが抑えられなくなってきちゃって……
「味よし、出も良い……反抗する意思もなし、良いじゃねぇか」
「あっ♥ありがとう、ごじゃいましゅぅ♥」
もどかしい♥もどかしい♥もっと激しくちゅっちゅってされたいのに♥
イク程に感じさせて欲しいのにぃ♥
パシィン♥
「ん"ん"んんッッ♥♥ぁ"っ♥」
「味見でイキかけて叩かれてイクのはお前が始めてだな、イキかけになったのは前に居たけどよ」
しゅっごぉ……♥ご主人様に叩かれるのも……イイ♥
これで最初の検査は終わり、なんですよね……もっと味見してほしかったのにぃ♥
身体の興奮を鎮めるまで部屋待機ですか、ちぇっ。
寂しいですけど、アイちゃんは出来るメイドなのでしっかりご主人様のオーダーには応えますよ?
「おい、メイド」
「は、はい?なんでしょう」
「帰ってきたらお前はオレ専属の肉便器になれ」
「……よろこんで♥」
少し落ち着くと正気が戻ってくる。
げに恐ろしきは刷り込みというか……植え付けられているモノだと実感しました。
全く脈も感じない男……というか悍ましい事に男の意識があるのに脈とか出てくるあたり……
当然プレイ中の記憶もばっちりあって自分のコトながら二重人格を疑いますよ。
勿論の事私の人格とアイちゃんの人格の二重構造。
カツカツと船内通路を歩く最中げんなりとしていました。
自覚している限りでも人格がアイちゃん寄りになってきている。
何度もこの船の乗組員に接触してアイちゃんが表に出れば出るほど混ざっていく可能性が大いに有り得る。
生きて帰ってきても絶望、行く先も中々怖い。
調査のため惑星に降りる一人用の降下ポッドに入る前に装備の確認。
各種データ収集用のヘッドギア、エア確保用の機材、弾丸……武器。
プロテクターギアも装着……こうするとロボスーツスキンね。
ピチスー無くなっても胸の頂点と股間はしっかり守られる。
「バイタルチェック、問題なし」
「ではさっさと行ってこい」
こちらの内心はしったこっちゃない船員達が急かす。
この惑星で鉱物資源を採取出来なければ後々の燃料も怪しくなるからか。
ポッドに入ってしっかりとシートに自分の体を固定する。
……ちょっとかっこいいな、ワクワクしている自分が居ますね。
浮遊感……そして一気に重力に引っ張られる感じ……!
これが、大気圏突入か……外のモニター映像は真っ赤。
狭い中そんな映像と星の煌めきを見ながら……落着を待った。
奇跡的なコトに惑星の大きさ、大気の状態は人間の母星、地球とそっくりだ。
酸素濃度も同じ……有害物質も検知されなかった。
落着したポッドから出ると武器を肩掛けして周囲状況の確認に入る。
第一先遣隊の建築物は視認できる。
即日展開可能な簡易建築……喰う寝る+通信だけが出来る雨風凌ぐシェルター。
使用された形跡はない、調査にちょっと出た後消息不明になったと見られますね……
「考えも、混ざって来てる……はふ、ちょっと参っちゃいますね」
情報収集用のヘッドギアもフル稼働。
空気中の粒子、地表の動きなども捜査している。
先遣隊の痕跡を見つければそこから何が起きたのか推測は出来ると思うんですけど……
地表はこれまた凄まじい土と草……木々もいくつか生えているそんな印象をうける肥沃な大地。
原生生物と思われるモノもいくつか散見する。
サンプルとしてお持ち帰りしたらご主人様達……船員の研究者が何か見つけるかもしれないですね。
まぁ簡素な通信手段しか持ってきていないし、一度拠点で行動開始するコトを通信しましょうか。
一定の規格化された報告通信……送信の成否もわからないのがダメだと思うんですけど。
「ともかく拠点の内部状態も見ましょうか」
自動ドアが稼働している、電力はしっかり供給されている。
中に入ればお掃除されてなくて埃っぽい空気。
端末もつけっぱなし、良くないですね。
先遣隊のデザインチャイルドには完璧主義も居たはずなんですけど……どうしたんでしょうか?
……なんですか、この床のぬとぬと。何かしらの粘液?
まだ新しい、水分量が多く何かの保護成分と推測……
似たようのもので言えばナメクジ、カタツムリ等の無脊椎動物のモノ。
痕跡として残っているものはそうなのですけど……
「こんなに、大きいですっけ?」
痕跡として残っている筋はかなり大きく……考えたくはないですけど通常のナメクジなんかの3倍は大きいと思いますね。
うぇ、どこからか侵入しているんでしょうか……そんな侵入を許す衛生管理だとは思わないんですが……
この痕跡を辿ってみましょう、気乗りはしないんですけどね。
銃剣を取り外してナイフとして構えながら進む……間取りはそう大きくはない。
寝室へ伸びていっている……
ぬちゅ……ぐちゅっ……
耳に入る音は粘液の主だと思うモノ。
居ますねコンタクトはどうなることか……いざ!
「……なに、この……う、うわっ!……飛びかかってきた?」
見るもグロテスクで正直2度も会いたくない肉色のナニかがいました。
口と思われる器官が見える頭を大きく上げてこちらを向いていたんです。
ただ微妙に軸が合わないと思ったら飛びかかってきて……反射的にナイフで切り落としましたが……
その体液がそのまま付着、私の胸にべっとり……スーツを浸透して胸に気持ち悪~い感覚が。
大きさはやはりといいますか全長が掌2つ分。非常に大きい。
なにかの冗談かと思いたいくらいに大きい……もしかしたら……えー、考えたくないですけど……
生態系が私達の知っているモノの数倍は大きいのかもしれません。
今回はたまたま出会ったのがこんなモノで良かったんでしょうけど……あまり、考えたくないですね。
外の生態系も注意しないといけないかもです。
昆虫に対して人間が強かったのは体躯が何十倍も大きいからですし。
その差が狭まるのでしたら驚異度は跳ね上がります。
「……あぁ、なんてことでしょ……シーツやお布団が全滅してますね」
主食が繊維類だったんでしょうか……物の見事にシーツなどが食い荒らされてます。
この分だと拠点内部はもうダメですね……電力があっても食料などが確保できないと……調査はポッド暮らしを余儀なくされそうですね。
一応、報告は上げておきましょう……届くと良いんですけど。
さて、それでは私は現地調査と参りましょう。
調査ポッドが落下した付近は緑豊かで開けていますが……ふむ、すこし離れると木々が鬱蒼と茂る森。
先遣隊はこの森に行ったのではないかと推測されますね。
先程の蟲の件もあるのでもしかしたら巨大な蟲に殺されている可能性も示唆できます。
方向感覚も狂いそうですし迷ったら最悪ですね。
果実も毒性がないとは言い切れませんし……サバイバルは想定されてたでしょうか?
……されてなさそうですね、右往左往する姿が目に浮かびます。
私もあんまり自信ないですよ?人生経験はそんな子よりはベテランですけど。
「……足跡を発見、これは森へ向かってますね……はぁ、もう」
ソコソコ歩く上に見るからに足元も悪そうな森……嫌な予感しかしないですよ。
銃剣は一度戻してライフルを構えながら進んでいきましょう。
初弾は……あら、装填してませんでしたね、コッキングしてっと……
こんなに大きな胸をしてますけど案外なんとかなる物ですね。
火薬と軽微な電磁加速でかっ飛んでいくライフルなのでプリセーフってコトで弾抜いてたんでした。
セーフティも無い構造はWW2当時の物そのままですからね……
「……甲虫、でっかくないですか?」
まずは偵察……と取り付けられた電子スコープを覗く。
光学12倍で拡大された遠方の木に留まる蟲……かなり大きい。
植生の巨大さはあまり無さそうなんですが蟲がとにかくデカいデカい。
そして気づいたことですが……動物が居ない、カースト上位に居そうな鳥が居ないんです。
まさかこの惑星、昆虫が生態系の上位に居る可能性がありますね。
蟲はかなり生理的嫌悪感を誘発させる外観が多く……デザインチャイルドも怯んだコトでしょうね。
私も正直ゾッとしてます……攻撃性はどうでしょう?
えー……あ、ちょうどいいてんとう虫が……わぁ、これは酷い。
人間サイズのてんとう虫が襲われて一瞬で食い殺されてました。
となれば人間も食料と見られる可能性大ですね……この距離でもかなりの貫通力を見込めますけどー……
貫通できなかったら私おしまいなんですけど、ちょっとあの甲殻を抜けるかだけ試してみましょう。
風速等の条件は全てヘッドギアが観測してくれますし……そのデータも電子スコープに連動されて弾道計算もしてくれます。
非常に便利なので外すことはほぼ無いと思います……!
ドッ――――ィィィン……
火薬の炸裂音と電磁加速の音が混ざって響く。
空気を切り裂いて超音速で飛んでいく弾丸……てんとう虫を食い殺して触覚を動かしているウデムシモドキの甲殻に……
弾かれることも無く内部に侵徹、内部構造にダメージを与えたかと……
……銃を扱うのは始めてのハズなのですが手足のように動かせますね。
これもご主人様……ぁー、刷り込みの結果なのでしょうね。
貫通可能なのは視認しました、ですが……あー、まだ生きてますね。
仕留めるには頭蓋を一発でって所でしょうか。
ボルト操作しつつ狙いを定めて……2射目。
反動で身体を揺らされるのを感じながら頭と思われる箇所に着弾するか……
「頭は流石に撃ち抜かれたら死ぬ様子ですね……よかった」
ほっと息を吐きながらボルト操作をして排莢、次弾装填するのでした。
森の中へと入っていくと一気に日差しが遮られていく。
調査隊の痕跡は……うわ、散乱してますね。
「ほっ、アイちゃんを舐めてかかっては困りますよっ……!」
そして森に入れば出るわ出るわ驚異的な大きさを誇る蟲の数々。
銃剣を振りながらてんとう虫、ゲンゴロウもどき等肉食の蟲……ヒルやナメクジ等の無脊椎動物の数々!
まぁすっごく気分が萎えていく環境ですね!美少女に進ませる道ではないですよ!
体液が飛び散ってスーツのあちこちから浸透してべっとりですよ。
匂いも結構しますし……シャワーないし水浴びをしたいですね!
戦闘志向のアイちゃんの敵では無いのですけど……くぅっ、機動する度に胸が揺れて気が散りますね。
射撃の時も反動でプルプル動いてましたし……慣れるしか無いですよねー
「ふぅっ……痕跡も無くなってしまってますし……一度戻りましょうか」
今のコンディションは最悪といった所、身体に……というかスーツに染み付いた蟲の体液が非常に臭うんです。
この体液で気取られて蟲がどうにも寄ってきているんです。
肉食が殆どですけど……中には草食だったり蜜を主食にしている筈の外観の蟲まで。
死体と勘違いしているんでしょうかね?ともかく探索出来るものじゃないです。
一度撤退しご主人様達の指示を仰ぎましょう。
しゅるるるっ……にちゅ、ねばぁっ……♥
!?なにか、足元にかかっ……なんですかこの粘液!?
う、ネバネバして動きに制限が……あ、やだっ……固まって、取れない!
天然のノリですか!?水などは携行してないんですから……!
「……う、ひぇ……なんですか、この……気持ち悪い……!」
木々の影からぬぅっと出てきたのは肉色をした巨大な……産毛の生えたムカデというか……
平べったくめちゃくちゃ長い胴体にソレを支えるいくつもの脚……
そしてこの、今私の脚に固着して嵩張る粘液を吐き出す2つの口と……
思い切り捕食用と思われる大きな口がある頭をもったバケモノが出てきた。
まだ、動けるので距離を取りながらライフルで撃退を狙いますが……
貫通力が高すぎて弾丸が内部を破壊しきってないと思われますっ!
頭を撃ち抜いているハズなのですけど、ピンピンとしていますし……尚の事迫ってくるじゃないですか!
では粘液の発射器官を……と思いますけど今度はその粘液がライフルに……!
「くっ……ボルトが……!」
なんてことでしょう、動作部分に粘液が引っかかって……動きが……!
排莢もままならなく……銃剣を取り外しましたけど……これは、ちょっとどころじゃなくマズい状態!
「く、ぅぅ……!」
大きなそのバケモノは一歩一歩の歩幅の違いから着実に距離を狭めてきて……長い身体で行く手を塞いだと思えば
そのまま大きな脚の一対で抱きつかれ……拘束されてしまいました。
高周波ブレードで切っても次の瞬間には再生していて……歯が立たない。
食われる……!ゾッと全身が凍る思い……!
ちゅっぷっ♥じゅっ♥ちゅっ♥
「ほぇあっ!?あっ♥ほぇっ♥♥」
胸部に強烈な吸引……がっ♥
ちょうど、粘液を吐き出していた口が胸を……?
どうなってるんです?殺されると思ったのに……あ、あぁ……内部から舌が……
いや、そこは……ご主人様達に捧げる大事なおっぱい……!
あなた達のようなバケモノに与えるものでは……!
ぢゅぅぅぅぅぅっっ♥
「ひうぅぅぅぅっっっ♥♥あ、ぁぁぁっっ♥い、やぁっ♥♥やめ……てぇっ♥」
スーツ一枚に守られているとは言え、なんですか……この耐え難い、快楽っ♥
強烈な吸引も搾乳専用のデザインチャイルドが味わう搾乳機のインパクトの比ではありませんね……!
私自身が味わった事は無いのですけど……知識で知ってます。
単純な吸引力と刺激は……凄まじい、ですけど。ご主人様達以外に感じるなんて……!
アイちゃん、メイド失格……って違う違う!私は……!
ぷしぃっ♥
「あ、あぁぁぁぁぁっっっ♥♥」
あぁ、バケモノに……ミルクを吸われる、なんて……悍ましい。
気持ち悪いと思うのに、気持ちよくなってる……!
もう、身体もビクビク震えて……手足が自由に動かせないっ……!
なにが目的?何のために私を捕まえて……こんな辱めをするの?
それに、このバケモノに捕まってから他の蟲達が……来ない?
なんとか……脱出しないと、逃げないと……!
「あっ……しまった……!」
ぎゅっと大事に握っていた銃剣を落としてしまった。
純粋な、腕力でも……くぅっ、快楽ナシでも難しいと思いますね……!
しゅるっ……じゅぅっ、れろぉっ♥たぷたぷ♥
「ぃ、ぃぃいいいぃぃいっっ♥♥♥」
まだ、動く脚がピンとつんのめって……♥
吸われてる、口の中で舌が何本も私のおっぱいにぃ♥
口の中は大きな空間なのもあって舌で舐られ上に、下にと弾かれれば大きく撓み弾み。
スーツに浮かぶ先端も集中的にイジられて……イクのが止まりませんっ♥
こんなの、ご主人様以外に……ありえないのにぃっ♥
「ほ、ぇ?おひっ♥♥ひぎゅっ♥――――ッッッ♥♥♥」
スーツが、解除された……!?
う、ぁ。ご主人様とのセックスと誤認されて!?
いや、これは……過剰な性的興奮を感知したら自動でスーツ解除、ご主人様達に通知がいく設定に!?
股のプロテクターも外れて……外気が、肌を直接撫でて♥
きゅっぽんっ♥
「かぁっ♥……は、ふ♥ふっ♥……ふぅっ……ぁ♥」
なん、ですか……いきなり人を落としたじゃないですか。
快楽に支配されていた所に衝撃と痛みとで引き戻して……
う、動けない……脚も腕も……まるで力が入らないで、プルプル震えるばかり。
おっぱいの先端はすごく勃起して噴水のように母乳が……あぁ、いやぁ……
今度は足先を……大きな口に咥え……!
「いや、いやぁっ!!食べないで、イヤァッ!!死にたくない!!死にたくっ……ぅぅっ」
持ち上げられ、嫌な浮遊感を味わう。
下半身が飲み込まれていく、生暖かな感触とヌメッとした……生理的嫌悪感。
そしてぎゅぅぎゅぅと締め付けられる圧迫感が食べられる事を予感させる。
未開の星で消息不明が続出している事からも……私の第二の生も終わったか。
諦めも入ってしまう、必死に腕で突っ張ってはいるけど……このまま咀嚼でもされたら……!
しゅるっ……にちゅっ
けれども……私の太ももに伝わる物は太くしなやかな……触手?
なにをしようとして……?
股のプロテクターが外されている!?あ、あぁ……いや、そんな……!
中に、入られて……
「ぅぁ♥あぁぁっ♥♥」
入ってくる……っ♥私の膣を割って入って……っ……!
ご主人様にも使われてない、純潔をこんなバケモノに奪われるなんて……!
痛い、苦しいはずなのに身体はこんなにも快楽を感じて……悔しい……!
「あ、あぁぁあぁっっ♥♥またっ♥みりゅくすわりぇ♥♥ぇへあぁぇぇ♥♥」
下半身は口腔内で犯されるという恥辱を味わい……上半身はまた乳房を吸われる。
そして未開の……何の文明の気配もしない森の中で一人喘がされるだけ。
いまの状況で唯一の救いが私の痴態を見る知的生命体が居ないことでしょうか……
にちゅっ♥たぱんっ♥ぐりぐりっ……ぐにぃっ♥
「ぉ"♥ほぉぉぉっ♥♥」
触手は不思議なコトに私達人間の……膣の中というのを学習しているみたいなのか……
しっかりと子宮を捉えるとゴリゴリ奥をつついて刺激して……女体の極上の快楽を叩きつけてくる。
本来だったらご主人様に植え付けて貰うはずの快楽を……
こんなにも凄い快楽を味わう身体だった……なんて♥
ぐにゅ……つぷっ♥
「ぁ……はぁぁっ♥」
入ってくる触手に口吻をしようとする子宮口……それとフリーとなっていた後ろの穴にまで触手が先端を入れ……強引に押し入ってきたのです。
どちらも本来……感じ得ないはずの快楽が私を襲い肉欲に負けてしまいそうに……♥
悍ましい、こんなグロテスクなバケモノに……屈してしまいそうに……♥
いや、まて……私は、そもそも男だった……男だというのに……
この刷り込まれた自意識と常識、記憶等に押し流され……いやだ、いやだ……!
消えたくな―――
ぐぐっ……どぷっ♥ぶぴゅるるるぅぅっっ♥♥
「ほぐぃ♥ぃぃぃっっ―――――――――♥♥」
子宮と尻に叩き込まれる精液と……両胸から母乳を搾られる……特大快楽に為す術もなく絶頂。
もう、身体を動かす体力も消費されてぐったりと両手が宙ぶらりんに……
私は……アイちゃんは……
「ぁっ♥……ぁん♥……はっ♥……ッッ♥」
全身を貪られ、嬲られながら森の中を移動する。
どこへ……連れて行かれるんでしょう?
ぼやけていく景色の中私はすっと……気絶してしまったのです。
むせ返るような甘い芳醇な匂いが鼻をくすぐる。
うっすらと目を開けてみれば薄暗くとても……とても冒涜的な肉色の空間が広がっていた。
ぎょっとして目を完全に開けてみれば……地獄も地獄。
さらに言えば私もそうなのだが手足を肉に取り込まれた状態の女がいくつも連なっていた。
中には頭も肉に取り込まれている……呼吸は出来ているのか胸は上下しているのが視認できる。
ただ生かされているだけだ……顕著なのは……揃いも揃ってかなり胸が肥大化している。
私の110バストも酷い大きさだと思ってたけれども……見える範囲の女全てが130以上はあろうかと思われる。
「滑稽でしょう?」
すぐ横から声をかけられた……顔を向ければソコに居たのは……青みがかった銀髪に緑の瞳。
左目元の赤いタトゥーと疲れ切った……というよりも諦めきった雰囲気を醸しているデザインチャイルド……
刷り込みされた人格は完璧主義、外見は私、アイと同じ出自の……416。
頭部ギアや衣服の名残からも察せるけれど……同じ様にピッチリスーツ。
各所にプロテクターもあるはずだったけれども……私と同じで外されたか。
……私の場合は装着段階で性感が昂まり過ぎると脱がされるアホ仕様だったんですけど。
「ここは……?」
「私達の"主人"の巣よ……そろそろ来るわ、それに理解ってるでしょ?」
「何を……」
主人という言葉に含みがある、それは即座に察することができた。
あの肉肉しいムカデというか……なんという蟲なんだろうか。
この惑星の生態系は地球のソレと似ている……私が見たものもサイズこそ違えど全部見覚えのある物ばかりだった。
そして……何を理解っているか、これは……自覚しないほうが良いと私の直感が囁く。
「私達はあのカギムシの雌奴隷にしかならないのよ……いえ、他の蟲達すべての苗床よ……」
「……」
「気づいているかは理解らないけど……あの森、ぜーんぶ雄個体だったのよ……ここはその生態系のトップ、カギムシの巣」
「私達の主人が?」
「そう、もう諦めなさい……私は、もう諦めたわ」
そう語る416は力なく笑い……とてつもない大きさになった胸を見下ろした。
まだ、私はそうなっていない……これからそうされるのだろうか。
身動き一つ取れない中ぼんやりとそう……思っていた。
どこからかくぐもった嬌声が聞こえた。
「来たわね」
「……?」
頭上からポタポタと液体が……上を見上げてみれば……な、るほど?
お腹を大きくした女体が見えた、そして……膣から顔をのぞかせているのはあの蟲……カギムシとかいうの?
あぁ、これで理解した……私は、私たちは……ここで延々と孕まされて、産む苗床になるのね……
抵抗も逃げることも許されず……あの、快楽がまた襲ってくるのでしょう。
ぴと……ぢゅぅぅぅぅっっ♥
「ほぉら……ん"んんっっっ♥♥♥」
「……ぅ、あ……」
諦めた死んだ雰囲気をだしていた416が……一気に私が見たこともないような淫靡な表情で喘ぐ。
胸元に吸いついた……カギムシから聞こえる強い吸引音と合間から漏れる白濁から……416の胸からも母乳が延々と溢れているんでしょう。
ぴと、と私の胸元にもカギムシが……死ぬまで、こういうことを、されるの?
「あ、いや……ひぎゅぃいいいぃ"い"っっっ♥♥」
その答えは、勿論の事、YES。
私は……いえ、私達は助けが来るまで延々と喘ぎ、蟲に母乳を搾られ……孕まされる苗床としてしか生きていけない。
デザインチャイルド特有の長寿命、頑強な身体も相余って……快楽にすり減らされながら……
次の犠牲者はだれ?いつまで正気を保てるのでしょうか?
アイちゃんはまーったく……わかりませんね……♥
「あ"ーッ♥♥あ"、お"ぉっ♥♥」
「イイっ♥そうっ♥ん"ぉ"っっ♥♥」
みりゅくぎゅーっぎゅーってされるの好きになってきちゃいました♥
おとなりの416も大好きみたいですねぇ、ふふ♥
かくして、移民船団の一つは資源不足に喘ぎ、次々に犠牲者を増やしていく結末になった。
見目麗しい延々と生きるデザインチャイルドは生き残り……傲慢な人間は蟲の餌となった。
未開の惑星の蟲達はまだまだ……苗床となるメスを求めている……