勇者・賢者・大魔法使い……英雄として語られる人々が魔王を斃して久しい。
人々はそれまであった驚異に晒されること無く過ごし……やがて人々は互いに争うようになっていった。
あの宗教は邪教だ、滅ぼせ……あの国家は略奪者だ、滅ぼせ……
魔王及び配下であった魔物が消え去ってからそう……人々は己の醜悪さを露呈しはじめた。
無論それは一部の権力者達だ、その庇護下……支配下の人々は何ら変わりない。
しかし決定的に変わっていっているのは……恐怖から遠ざかり理不尽な暴力に対しての抗い方を忘却していた。
魔物は遠い昔の事、今は平和である。その言葉を盲目的に信じる事で不安から逃れていたのだ。
じわりじわりと広がる悪意を餌に魔物がまた復活しようとしているのに……気づくことも無く……
思えば私は生まれてからずーっと生まれ故郷から出たことが無かった。
名前はフィア、とある国のとある農村で生まれ育った女の子だった。
将来は何に成りたいとかは特に無くて……お父さん、お母さん……そして私の姉、"―――"
そして私、その4人で暮らして……どこかで私も姉さんも結婚して嫁いでいく。
そんな風にぼんやりと思い描いていた。
私が19歳に成る時、姉さんは村から飛び出していった……皆探しに行くわけでも無く……
きっといつか帰ってくるだろうと楽観視していた。
姉さんが飛び出して程なく、商人さんがポツリと呟いた治安が悪くなっていっている。
また魔物が出てきているなんて言う噂がある……って話を聞いた。
村の他の人はみーんな笑い飛ばして次の日の農作業の話をしていた。
もし本当だったらどうしよう、それに姉さんは帰ってこない……探しに行かなきゃダメだと思う。
転機が訪れたのは私が20歳を迎えたその日、旅に出る道具を揃えられ……私は村の外へ出稼ぎするように言われた。
どうして?と聞いても答えてはくれなかった……事情があるんだろうと思うけど少しは話してくれてもいいと思ったのに。
渡された道具は全部姉さんが使っていたカバンに入っていた。
街へと向かう馬車の中……食べ慣れた硬いパンを食べながらカバンをギュッと抱きしめたのをよく覚えている。
そんな旅の始まりからもう2年が経っている、姉さんの痕跡を追いながら旅を続けている。
イチ農民であった私は文字の読み書きが出来なくて苦労したけれど……今の稼ぎ方を教えてくれたお師匠様が教えてくれた。
姉さんはたしかに生きている、そう断片的にだけど情報は出てくる。
私は私でお金を稼いで実家の方に仕送りしつつ姉さんの情報を買ったりお仕事をした対価として貰ったりしている。
お仕事は……歌を歌う事……私の生来のモノがとても良くてお師匠様に教えてもらったんです。
歌手として歌を歌う……お師匠様が言うには私の歌には厄除けもあって特別元気が出る……そんな魔法のような歌みたい。
私も歌を歌うのは好きで喉が痛くならない限りはずーっと歌っていられる。
だから旅をしながらのお仕事も全然苦じゃなかった。
今日もそのお仕事を終えた……仕事場は大体宿の食堂だったり酒場の一角。
お師匠様もそうだった、陽の気が集まりやすい場所だから尚の事歌の効果が出やすいんだって。
人を元気づけて明日への活力に変えていく……歌い継がれている歌にはそんな効果がある。
さらに歌う人の素質でそれにさらにいろいろ出るの。
「ご苦労さん、ほいお賃金ね」
「ありがとうございますっ……わぁ、結構多め?」
「お客さんのチップも入ってるんだよ、特に老齢の人が多く置いていってね」
「……えへ、それだけ喜んでくれたって事ですよね」
歌を歌えばそれだけみんな喜んでくれる。
私は歌を歌うのが好きで……最高に良い仕事♪
農村で暮らしていた時には全く考えもつかなかった……
「おい」
「あ、ごめんなさい。これで私が言ってた情報くれるんだよね?」
「……港町、ここから馬車で行けるソンゴで目撃情報があったな。確か2週間は前だったと記憶している」
「ソンゴね、ありがとう……」
そしてお仕事場には大抵情報屋も居たりして……お賃金から支払って姉さんの……
姉さんらしき人が居た情報を買ってはそちらに行き痕跡を辿る。
長くかかってるけどいつかは追いつける、そう信じてる。
馬車に揺られやって来たソンゴの街は……賑やかで活気あふれる港街。
他所からやってくる船舶とかもあって……わぁ、見慣れないモノがいっぱいある。
本当に、こういう賑わいを見てるとどこかで戦争してるなんて信じられないや。
2ヶ月も前……ここに姉さんらしき人がやって来てたらしい。
徐々に追いついてきている……各所を回っているみたいだけど……何をしているんだろう?
その詳細も分からないままだけど……姉さんに追いついたら全部話してくれるよね。
「えっと……宿はどこかな」
あんまり安すぎても危ないってお師匠様が言ってたからほどほどの宿を探すのが最初。
宿が見つからないままあちこち彷徨いてもその日の終わりに苦労する事になる。
これは旅の経験でよーくわかった事。
路銭はいーっぱいあるからちょっと高めくらいのところをとっても良いかな。
日はまだ高いけど、探していたら案外すぐに時間は過ぎ去っていく。
それだけ姉さんの痕跡を探す時間が減ってしまう……予定滞在時間は3日。
ソレ以上かけてもあんまり意味はないと思う。
「そこのキレイなお嬢さん、何かお探しかな?」
「あ、えっと……宿を探してて」
「それならこの大通りを行って左手に二階建ての大きな建物が見えてくると思う、そこが良いよ」
「わぁ、ありがとうございます♪」
現地の素敵なオジサマが案内してくれました。
大幅に短縮されたかなと思うと足取りが軽くなる。
案内通り、見えてきた宿は中々人が多くてお部屋を取れるかちょっと不安。
受付の人に目を合わせるとニッコリ笑って……あ、大丈夫そうかな?
「あのー……2泊したいのですけど、お部屋空いていますか?」
「いらっしゃいませ、部屋の空きはありますが……こちらの」
「あ、ソレでいいです」
「……では、お支払いは」
「この金額?はーい」
ふぅ、杞憂に終わってよかったー……そこそこ上等なお部屋で一人用にしては……ちょーっと大きめなお部屋みたい。
持ち込んだ荷物の……着替えとか嵩張るものを置いてちょっと休憩。
このソンゴの街ではどこでお仕事できそうかな……そもそもだけどここの情報屋さんは何処に居るんだろう。
そこから探さないと……そして情報屋さんから姉さんと思わしき人物の情報を更に聞き出して……
はぁ……んー……あ、このベッドすっごいふわふわ♪身体が沈み込む~……
……故郷で干し藁のベッドで寝転がっていた頃をちょっと思い出すなぁ。
姉さんと一緒にふかふか、いい香りの藁の束に寝転がってお昼寝したりしたんだ。
……後少し、後少しで追いつけるのかな?
ハッ……目を開けてみれば部屋に差し込む光が夕焼け色。
身体を跳ね起きさせてベッドから離れて外を見てみればわぁすっごい、太陽がもう地平線に沈みそう!
お昼寝のつもりが結構寝ていて時間を無駄にしちゃったかも……
「……あ、お夕飯の案内だ。美味しそう♪」
絵つきの案内の紙だ……お部屋のサイドテーブルに置かれていて……日が沈んだ後に食堂で振る舞われるみたい。
クンクンと鼻を鳴らせば確かにいい匂いがしてきて……うぅ、お腹が減ってくる……!
物流があるからかお肉とお魚、お野菜もいっぱいの結構豪華なメニュー。
食欲ばっかりの女の子じゃないけど、こういうのには弱いなぁ……食べすぎちゃわないかな?
まぁ食べすぎてもお腹には付きづらいから平気だよね、お師匠様にもそれで結構イジイジされたっけか。
姉さんも母さんもそういう体質だったからそれが普通と思ってたんだけど……
「……あれ、鍵してたっけ?あ、してなかった……あはー……ま、まぁ大丈夫だったからウン、ヨシ!!」
そういえば私このお部屋に入ってから眠るまでに鍵をしてたっけ?
……うん、してなかった!幸い荷物もお金も盗まれてないのでオッケー。
泥棒さんが入っていたらどうなったことか……ほふー……
胸を撫で下ろして……ん、ちょっと髪の毛とか乱れてるし一度湯浴みして、着替えてから出よう。
今度はちゃんと鍵をかけて……うん、ヨシ。
個室にしっかり湯浴み場があるから、かなり上等なお部屋……の割にはお値段がリーズナブルだったと思う。
栄えているからかなー?まぁ安くお得に泊まれるならラッキーラッキー♪
湯が張られた浴室に入り込むフィア。
その肢体は本人の純真さとは裏腹に起伏に富み男の欲というものを掻き立てる。
フィアが泊まったその宿のスタッフもまたフィアの美しい見た目に食指が動いたのだ。
他より安めなのは女性の裸体をこっそりと隠し撮りして売り捌く裏がある。
豊穣を思わせる新緑の髪色と素朴ながらに女性の色気というものを引き出す衣服。
真っ白な肌に首筋から肩、胸元まで露出しているその無防備とも言える装いに……理性が揺らぐのは免れない。
何より本人は意識していないがコルセットで締まったウェストは豊満な乳房をより強調する。
下にふんわりと広がる曲線はその下のヒップラインを意識させそちらも豊満だと認識させる。
実際フィアのヒップもまた豊満で男を喜ばせる淫らと言って良い身体だ。
「~♪」
鼻歌混じりに身体を洗っていくフィア……その様子を絵にされているとは思うまい。
魔物を討伐することに使われなくなった魔法は攻撃ではなく様々な生活の補助に使われるようになった。
その一つに光景を切り取り紙に描き写したり、水面に投影する魔法がある。
フィアが泊まった部屋の浴室にはそれが仕掛けられていたのだ。
故に安く、故に待遇も良い……見目麗しい女が泊まってその裸体を晒せばさらなる儲けに繋がる。
男たちの下衆な欲望が渦巻いていたのだ。
また、フィアは知る由もないが……寝ている間も宿のスタッフにその胸を揉まれてその唇も貪られていた。
無防備がすぎるが故の……代償を払っていた。
ふぅ、湯浴みとお夕飯を食べていたら当然だけど夜中。
街灯が照らす街に繰り出さなきゃいけなくなっちゃった。
んん……ちょっと肌寒い、外套もしっかり纏って……うん、よし。
後は情報求めて……夜道は危ないって言ってたけど足元に気をつけていたらオッケーだよね。
人通りは疎らながらにある、流石にお昼の賑わいは無いね。
こっちはどうだろう?ながーくながーく続くメインストリートの先は何があるんだろう?
ポツポツと街灯もあるし家屋もあるし……宿には情報屋さんは居なかったし……
酒場を見つけたらそこで聞いたりするのが良いかな?
酒場はこの時間からが本番、色んな仕事終わりの人が集まってわーわー賑わいを見せているはず。
このメインストリート上にあれば良いけど……ちょっと外れてたりするかな?
カツ、コツ……石畳の道を行けば行くほど……汐の香りがする。
あ、これは海に近づいてる……夜の海って行ったこと無かったな、どんな景色なんだろう?
ちょっと興味が湧いてきちゃった、行き着くとこまで行ってみよ♪
それがフィアの運命の分岐点だった。
人の気配がなくなった港には一隻の船が乗り付けていた。
大柄な帆船で武装も散見される……大砲を複数搭載したガレオン船
そのセンターマスト上に立てられている旗は……カトラスとマスケット銃、そしてドクロだった。
海の蛮族、人の悪意そのものである海賊が侵入していたのだ。
そんな悪意と欲望の化身が無垢で純真なフィアを見たらどうするか……
蜂蜜塗りたくった砂糖菓子をアリの巣に放り込むのと同意義だ。
ざざーん、ざざーん……耳につく波の音。
こんなに海の近くに来たのは始めてだったりする。
私、この2年間でずーっと内陸ばかり行ってたなー……
姉さんの痕跡があっちこっちに散らばっていたのもあるけど。
泳いだりしていたらこわーい魔物に引きずり込まれるぞーって昔話を聞いててちょっと怖かったりした。
商人さんや他の行商さんに話をしてみたらそんな事はないよーって。
それどころか水着っていうのを着て遊ぶくらいまであるみたい……怖がってたのが損だったかも。
夜中でも泳ぐ人は泳ぐらしいけど……あ、そういう人かな?
わぁ、筋肉ムッキムキ……漁師さんって感じじゃない気がするけど。
「こんばんはー、お仕事帰りですか?」
声を掛けてみると驚いた感じでコッチを向いてきました。
そして次に浮かんだのはすごく緩い感じの笑い方……にへ~っとしてますね。
私の知らないお仕事の帰り……って感じでしょうか……
「そうだなぁ……まぁそんな所だなぁ」
「まぁ、お疲れ様です。海のお仕事ですか?」
「おう、海の漢だなぁ」
見ればすごく浅黒いお肌、きっとずーっと日に当たってるんでしょう。
故郷のお父さんもこんなお肌だったなぁ……
「わぁ、海のオトコ……凄いですねっ」
「へへ……じゃあ凄いコトしてやろうか」
「凄いこと?」
あ、案内してくれるんでしょうか?
私の肩を抱いてグイグイと引っ張って……波の音のする方へと引っ張って……
すると、港に横付けされた大きな大きな船が、でも凄いことって……?
船へと案内されて中に入ると……ゆらゆら揺れて不思議な感覚。
「ヒュー……良いねぇ、上玉だ」
「……?」
「なんでもねぇ、ほら奥へ進んだ進んだ」
海のオトコさんは私を奥へ奥へと追いやる。
もうちょっとゆーっくり見学させてくれてもいいと思うんだけどなー?
案内されるままに進んでいくと……お部屋に連れ込まれて……
「凄いことって、ここでするんですか?なーんにも無いように見えますけど」
「なぁ嬢ちゃん……オトコは危ないって聞かされたコトねぇか?」
「はい……でも私が知ってる限り危ないって人は居なかったですよ?」
「ハッ……」
初めて、人の笑顔で寒気を感じました……
今肩を抱いているオトコの人の目が笑ってないんです。
むにゅっ♥
「ふぇ?」
「ギャハハハ、こんな上玉の女がまんまと釣れるとは思わなかったぜ!!キャプテンに出す前にちょいと味見してやるよ……!」
「く、くすぐったいです……!何するんですか!」
姉さんやお母さん以外の人に胸を触られたのは……初めて。
びっくりしてしまって身体が固まっちゃって……言葉の節々が分からないけど、私を小馬鹿にしてるのは流石に分かる!
そして、胸をもにゅもにゅ揉まれるのは、くすぐったくて身を捩って……逃れようとするんですけど。
……男の人の腕、全然固くてびくともしない。離してもくれなくて……ゴツゴツとした指が……
うぅ、肩から手がずれて両方揉まれてる……!
くすぐったいし、痛いよぉ……!どうしてこんなコト……!
「オトコの本性をずーっと知らずに生きてきたんだな、おめでたいこった」
むにゅむにゅ♥むにゅぅぅっ♥
「痛い……!もうちょっと、優しく……そもそも、離して……!」
私の言葉は聞いてくれず、胸ばっかり……ぐにぐにと揉まれて……痛さで悶ちゃう。
言葉から察して……これがオトコの人の怖さ?
うぅ、たしかに怖い。男の人がこんなコトするなんて知りもしなかった……!
今まで私、優しい人しか見てこなかった……お師匠様が言ってた事も全然見なくて、おとぎ話みたいに思ってた。
「ふーん……全然開発されてないな、キャプテンに先ず抱いてもらわねーと俺が殺されちまうし……」
「……もう、終わりですか?帰して……もらっても?」
「ダメに決まってんだろ、オメェはこれから女を知るんだよぉ」
どうしよう、どうしよう……頭がグラグラするような感じがする。
逃げようと脚を踏ん張ってもズルズル引きずられて更に更に船の奥へと運ばれていく。
もっとオトコの人のコト、知っておくべきだったなぁ……
通された部屋でどっしりと構えていたのは……私を連れてきた男の人よりも何倍もムッキムキ。
ヒゲも濃ゆくて腕や頬に幾つも傷跡がある厳ついオジサマでした。
「キャプテン見てくださいよ、この女ァ……上玉じゃぁねぇっすか?」
「ちと胸が物足りねぇが……抱き心地は良さそうだな、早速捕まえてきたか」
「いやぁ、この女頭がふわふわ花畑みてぇでふらふらと夜道を一人で歩いてやがったんで」
「ガハハハハ!!なんだそりゃ、自分で犯してくださいって言ってるようなもんじゃねぇか」
「しかも反応から察するに処女ですぜ」
「そりゃぁ良い、つまみ食いしないでおいたのを褒めてやる」
私を置いてけぼりにして盛り上がっていく男の人達。
怖さでフルフルと震える私の様子を見て……ニィっと変に笑みを浮かべてる。
逃げようとして身体を揺すってるけど……全然ダメ……!
「じゃあ、初手は俺がいただこう……クク」
「い、イヤです……!イヤッ……いやぁぁっ……!!」
「悲鳴がたまんねぇな……ぁ?そんな胸をプルプル揺らして誘ってんのかぁ?」
「そんな、違い……んぅぅっ……」
バタンと床に押し倒されて……背中を打って……呼吸が、苦しい……!
それに男の人に伸し掛かられて……これも、どうしてこんなに怖いの?
理解らない、理解らないよぉ……どうしてこんなコトになっちゃったの?
お父さん、お母さん……お姉ちゃん……助けて……
フィアの瞳には涙が浮かび……恐怖にその表情はガチガチに固まる。
助けを願う無垢な女に降り注いだのは……非情な衣を裂く音だった。
ゆったりとした農民服に加飾された衣服は……まるで何の抵抗もなく引き裂かれた。
その下に収まっていた男性の欲を煽る果実と子を育むべき器官が収まったツルツルの股座が顕になった。
性に疎くとも毛の処理は幼い頃から母に習ってやっていたらしい。
ぴっちりと閉じた膣に海賊の男たちは口角を上げ……そして、フィアには凶悪すぎるブツを股座から飛び出させた……
何が起こっているのか、よくわからない。
けれど……良くないことなのはよく分かってる。
小さな頃お父さんと一緒にお風呂に入った時に見たことあるようなモノが突き立てられてる。
お股にちょこんと出てる、これは何?目をパチパチさせる私に対してグイグイと押し付ける男の人達。
……あ、思い出した。子供を授かる為のコトだ。
えっとえっと……セックス、愛し合う男女がするべき神聖な儀式だって教えてもらった。
「やめてっ、ヤダ!そこは……いやぁぁっっ!!」
まだ私、そういう恋っていうのもしたこと無いのに……!
こんな乱暴な男の人にそんな儀式、させたくない……!
覆い被さるキャプテンさんを押し返そうとしても……全然だめ、腕に切り替えてもビクともしない!
体を揺すっても……腰はがっちり掴まれてて、逃げられないっ!
ぐぐっと押し込んで、入ってくる……
「ぅぅっ……ぅぅ……!」
痛い、苦しい、身体が裂けるような痛みと私の知らない何かが入ってくる感覚が苦しい。
凄い圧迫感がして、一気に全身から汗がどばっと出てくる。
「おぉおぉ、イイ締りだ……そぅら、テメーの処女は俺、キャプテン・サムがいただいた」
ブチブチッ……ずぷんっ
「い"ぁぁぁっっ!?!?いたっ、痛いっ!抜いて、痛いっっ!!」
痛い以外感じられない、凄く痛い、こんな痛みは初めて。
涙が止まらないし呼吸するヒマも無いくらいに悲鳴が出てくる。
こんなに、痛い……ものなの?
「ふぅ~処女マンはキツキツで良いぜぇ……そうら、もっと動くぞぉ。泣き叫んで喜ばせてくれよ」
「あ"ぅっ!いだぁ!?!?い"や"ぁぁぁっっ!?ん"ぅっ、抜いて!!痛い!!痛いぃぃっ!!」
「ひゅー……キャプテン、あんま激しくし過ぎてぶち壊さないでくださいよー、オレ達にも使わせてくれないと」
「任せろって、大体女の中身が壊れても身体は全然使えるだろ、ガハハハ!!」
笑い声がどこか遠くに聞こえてくる、頭が痛さで一杯一杯で……ぼーっとする。
痛い、苦しい……こんなに苦しくて声を張り上げているのに……止めてくれない。
こんなに酷いコトが、儀式なワケないよ……お父さんもお母さんも幸せそうに語ってたのに……
「そら、一発くれてやるぜ……!ガキを孕めよぉ!!」
どぷぴゅるるるぅぅっっ♥♥♥
何か、出された……熱くてドロドロしてる……なに、これ?
気持ち悪い、痛いし気持ち悪いし……酷い……
「うし、じゃあ他のも呼んでこい。女に飢えてババア捕まえてこられちゃ困るからなぁ」
「アイアイサー!」
「……さって、俺はこのキツマンをもうちっと解して、ついでにセックスの何たるかを教えてやんねぇとなぁ」
「痛い……気持ち悪い……もう……止めて……」
お股、ヒリヒリする……痛い、入ってゴリゴリしてくるのがお腹を圧迫して……苦しい……
ずっと掴まれてる腰も変な感じ……痛い、痛いよぉ……
その後も暫く……痛いセックスは続いた。
痛みに泣き叫ぶのも疲れて涙ばかり流すようになった頃にセックス、子供が出来るコト……
それについて事細かに……海賊のキャプテンに聞かされた。
あの股から血が出てくるあの日が来なかったら……そうだって。
パンパンと乾いた音を聞きながら……全身を強く突き上げられ揺らされる感覚に襲われながら……即興講座は終わった。
私の耳についたのはあの……嫌な感じの笑い声が複数、ドタドタと何人もの足音。
「へばっちまったか?まだまだオマエは俺たちに使われるんだぞ?」
「……ぃや……」
これが、どれだけ続くの……?もう、イヤ……こんな海賊の人たちの赤ちゃんが出来ちゃうのも、イヤ……
本当はセックスは気持ちがいいコトらしい、私には信じられない。
それが女である証明でもあるっていって……誰が私を最初に気持ちよくさせられるか……
海賊の人達は代わる代わる私に覆いかぶさってきた……一人、二人……
キャプテンさんから代わっても私が感じるのは相変わらず痛みと違和感と……圧迫感からくる苦しさだった。
痛みはすこし、良くなってきたけど……それでも、痛い……辛いよぉ……
パンパンパンッ♥♥たぷんっ♥ぽよんっ♥
「ずいぶん良くなってきたんじゃねぇの、嬢ちゃんよぉ」
「……ッ……ぃ、た……っ」
「あんだけギャーギャー泣き叫んでいたのにしおらしいじゃねぇの」
「あぅっ……胸を、叩かないで……痛い、ですっ……!」
もう耳に馴染んじゃったセックスで鳴る乾いたパンパンって音。
それに混じって私の胸に平手打ちが入って……また、痛い……
肌に赤い掌の痕が刻まれて私の心にも男の人への恐怖というのが刻まれてる。
気持ちよさとか、恋人とかと感じると思う暖かさとは無縁……
「あー……そろそろ射精る……!」
「い、いや……やめて、赤ちゃん……イヤぁっ……!」
「散々コキ捨てられてて今更何いってんだ、おら……俺の精子で孕めっ!!!」
「いやぁぁぁぁっっ!!う、ぁぁ……中で、びゅーびゅー……」
この射精される感覚にも、いい加減慣れてきちゃった。
気持ち悪いのは気持ち悪いんだけど、お腹の底が妙に暖かくなって……変な気分。
痛みと叫びすぎて心臓がドッキドキしてるし、ぼーっとしてくる。
「そろそろイイよな……咥えろ」
「ぇ、いや……ん、んんー……!!」
信じられない、股に……あんまりキレイじゃない所に突っ込んでいたのを私の口に突きつけてきた。
ほっぺたにグイグイと押し当てられて口を開けたら……問答無用に入れられそう……!
それに、他の人もわらわらと来て……ひ、ひぃぃ……両手、胸それぞれグイグイ押し付けてくるぅ……気持ち悪いよぉ……!
「後がつっかえてんだよ……これでさっさと、済ませてやるから良いから扱け……あ、わかんねぇんだろ?」
「ゲヒャヒャヒャ、ちげぇねぇや。おら、こうやって握って……動かすんだよ」
「んん!んんぅぅ……!」
イヤ、イヤ……と頭を振って示しているけど海賊の人達は意に介さず私の手をかってに……
握ったソレは結構太くてビクビクしていて……うん、今セックスしているのと同じ。
擦れば擦るほどにそのビクビクが強く、なんだか膨らんでいってるような……
「おい、咥えろ」
「ぃゃ……」
グイグイとほっぺたに押し付けている海賊さんは……かなり苛立ってる。
でも、そんなの咥えたくない、絶対に……いや……!
パシンッ
「きゃうっ……う、ぅぅぅぅ……」
「イヤじゃねぇんだよ、テメーは俺らの肉便器なんだよ……もう一回打たれたくなかったらチンポしゃぶれ」
鋭く走る痛みと衝撃、頬を叩かれた……明確に振るわれた暴力に私の心から拒否するっていう選択肢が消えた。
従わなかったら……暴力を振るわれる。
海賊と聞いたら……略奪、殺害も厭わない……最悪、私も殺されちゃう。
嫌だけど、嫌だけど……殺されたくない一心で唇を開けた……するりと入ってくる肉の棒。
すごく酷い臭いに吐きそうになる……
「歯を立てるなよ」
大きく口をあけて……私は、されるがままにするしか、なくなった。
反射的に舌が押し返そうとして推し当たる……酷い味もして余計に吐きそう。
じゅぷぷっ♥ぱんっぱんっ♥♥
「おら、手もちゃんと動かせ」
ぱしんっ♥たぷん……♥むにっ♥
よだれと……この、初めて味わう粘液が奏でる水音と……手を動かせてなかったコトに対するお仕置きにまた叩かれる音……
今度はお尻を叩かれてちょっとモミモミ揉まれる……涙でもう、景色がぼやけて……よく分かんない。
「なぁお前ら……コイツ処女でまーだ感じる程じゃねぇよな?」
「ですね、キャプテン……悲鳴も良いですけどそろそろ喘ぎが欲しいっすね」
「誰が最初に喘がせるか勝負しようぜ、なぁ?」
「良いっすねぇ!」
ヒートアップしていく海賊達……それが何処か遠くの出来事のように感じていた。
それから更に射精しては交代、待ちきれない人は手や口を使って……という事が続いた。
もう、誰が私とセックスしているかなんて分からない、どれだけ赤ちゃんの素を吐き出されたか分からない。
でも変わっていっているものは確かにあった……
ずちゅんっ♥ぱちゅんっ♥
「んぁぁぁっっ♥♥あっあっ♥あぁぁっっ♥ひぅんっ♥」
「へへへ、つい数時間前まで処女だったとは思えねぇ喘ぎっぷりだな?ド淫乱が」
私の身体から苦しみ、痛みは消えて……変わりにやって来たのは痺れるような、甘い甘い感覚で……
気がつけば私の口から出てくるのは苦悶ではなく自分で出したことがないとっても甘い声だった。
これが……喘ぎ?私、望んでもないのに……セックスで苦しくなくなってるの?
あ、いや……もう苦しいのはイヤって願ってたけど……海賊と子供を作るなんてイヤ。
それなのに……愛し合う恋人みたいな反応になってるの。おかしい、私の身体……おかしいよぉ……!
「乳首もこんなにビンッビンにしやがって……おら、こうして欲しいんだろ?」
くりくり……ぐりっ♥ぴんっ♥
「ひぎゅぅぅっ!?!?♥にゃに、こりぇ……♥♥」
セックス中に感じる甘い感覚が強く身体を駆け巡った。
背筋には電撃のように……身体が強張って、私の身体が……私のモノじゃ無くなっていってるような感覚……
良くない、良くない感覚が私を支配しようとしてる……
それに、この感覚……すっごく、溜まりに溜まって、どうにかなりそうだよぉ……
身体、全体……熱い、蕩けちゃいそう……♥
きゅんっ♥ぎゅぅぅ……
「おーおー、締め上げやがって……喘ぐようになったら今度は絶頂が近いか?」
「流石っつーか……あいつ、略奪とか戦闘はてんでダメなクセにセックスは上手いからなぁ」
「それを見込んで性奴隷調教目的に仲間にしたんだがな、ガハハハ」
ぜっちょー……?なに、なに?なにがおころうとしてるの……?
……ぁ、腰、かってにうごいて……♥いやなのに、止まらないよぉ♥
「あっ♥あっ♥あぁぁぁぁぁっっっ♥♥♥んひぅっ♥んぅぅぅぅっっっ♥♥♥♥」
……すごぉ、なにが起きたんだろ……でも、すごく……うん、すごく気持ちいい……
真っ白でふわふわして……よくわからないままだけど、これが、セックス?
「お、おぉ……イったな、締め上げやがって……」
「ほぎゅっ!?♥♥ぁぁぁっっ♥にゃんっでぇっ♥♥」
「へへ、そんなに絞ってガキを作りてぇなら……望み通り出してやるよ」
「ぃやぁ♥やらぁ♥あぁぁんっ♥あっ♥あんっ♥」
「イヤじゃねぇだろ、どうせ孕むんだからよぉ!!オラッ……!」
あぁ、何度目?奥をグリグリと……ゴリゴリとされながらの熱い熱い赤ちゃんの素が注がれる感覚。
すごく気持ちいい感覚が強く私の心を揺さぶってくる。
イヤなハズなのに……この、セックスって行為が好きになりそうになってる。
それだけ気持ちよくて、歌とは違った……すごい満足感があるの♥
どうしてなんだろう……あ、これが……女としてのヨロコビってモノ?
あぁでも……とりあえず、これで終わり?終わりだよね……もう、身体……クタクタ
ごぽっ♥……とろぉ♥
「ぁひ……♥ぁっ♥……ぉ♥はぁ……はぁ……♥」
「ふぃー……感じさせてその上絶頂までさせましたぜ、俺の勝ちでしょ」
引き抜かれるとお腹に注がれていた赤ちゃんの素が溢れていく。
あぁ、股……こんなに、恥ずかしいくらいに広げて……
「チッ、やっぱこうなったか……よーし、次連れてくる女を最初に味見する権利をやろう」
「へへっ、ありがとうございやす!!」
「さぁて……お楽しみはこれからだな?」
「はぇ……?ぁ、ぃや……♥」
ずずぅん……とキャプテンの剛腕が私の顔の両脇に降りた。
何が起きたのか最初、わからなかったけど……酷いこと、セックスはまだ終わらない。
ペチンとお腹に押し当たる熱くて硬い感覚がそれを告げてきた。
その後もフィアの身体は乾く間も無く海賊達に抱かれ続けた。
短期間に男の劣情を叩きつけられた身体は防衛反応も兼ねて淫らに……開花した。
生来持ち合わせていた肢体とその奥に秘められていた才もあって純潔を無惨にも散らした後4時間程度でその真価を発揮し始めた。
「あんっ♥あぁぁっ♥ぃゃぁあぁぁ♥♥ナカっ♥やぁぁぁっっ♥♥」
フィアは快楽に浸されながらも子供が出来る可能性がある膣内射精を拒んでいた。
しかしながら……淫靡な才が覚醒した後の身体は真逆に……
腰を振る海賊に合わせてヘコヘコとグライドし……膣は収縮して肉襞で丁寧にご奉仕。
完全に子種を欲しがり搾り取る体勢が出来上がっていた。
ビクビクと跳ねる身体は快楽に浸され悦んでいるのを如実に示し……
宙をギュッと握り込む細くしなやかな掌もまた堪えようのない快楽の現れ。
「こんなに感じるド淫乱がなに拒否ってんだ、孕めってんだよォ!!」
無論それは抱いている男どもには筒抜け、囲っている順番待ちにもそうだ。
この性行為に順応した売女もびっくりな女には膣内に出す他に選択肢はない。
びゅるるるぅぅっ♥♥
迸る精子、性に目覚め疼き、飢え続ける子宮に注がれていく……
何人もの精が注がれもう満杯になっているそこに……更に新しい、新鮮な精子が注がれ溢れ……古い精子が押し出されていく。
だが、それも……一滴も逃したくないと膣は収縮し栓に成り得るペニスに絡みつく。
海賊と淫乱に開花してしまった女の宴は始まったばかり。
海賊はその後街を荒らすだけ荒らし、男は虐殺しだき心地が良さげな女は略奪し……
海へと消えていった……
――――数週間後、船上の甲板にて
「あんっ♥あっ♥もっと、せーしくださいっ♥♥フィアのおまんこ、いっぱいズポズポって♥」
そこには一人の海賊にたいして押し倒して自ら腰を振っているフィアの姿があった。
快楽に浸され続けたフィアは変質してしまったのだ。
生来の純真さとはかけ離れてはいるが……下品ではない、快感に蕩けたメスの顔をしたフィアが居た。
豊満ではあったが男の掌には丁度いいサイズであった乳房は……中々に大きく、いやらしく育っていた。
男の頭を覆い尽くしその柔らかさと甘い香りを提供する魔性の果実に進歩を遂げていた。
無論、男根を受け止める膣の方も熟れて欲望を向けられれば直ぐ様に蕩け湿潤する……売女そのものになっていた。
「も、もう……無理……!」
「あぁん♥まだ、まだ……出してください♥フィア、まだまだおまんこできますよぉ♥」
たぱんっ♥たぱんっ♥たぷんっ♥たぽん♥ぽよん、ぽよぽよ♥
しっかりと海賊に調教されきったフィアはしっかりと性奴隷として振る舞う。
そして海賊の男がギブアップしようとも腰を動かし打ち付け……成長した乳と尻を揺らし弾ませて搾り取っていく。
姉を探していた歌姫は第2の天職を得て、適した場所でその身体をもってご奉仕し続ける……
その頬に流れる涙は快楽から来るものか……それとも快楽から逃れられない己を悲しむものか……