※この作品はR-18です。

Skeb成果物   作:ムメイ

33 / 135
原作:同人エロTRPG Ventangle
ルルブサンプルキャラのレズレーズ物です。

何時もの一人称ではないのでご注意、重点な?


【THE SEARCH&RESCUE GAME - AWAKE】

ここは24世紀、人々数多くの難題を越え、その先にて堕落した。

衰退的な欲望のままに過ごし進んだ科学と古より伝わっていた魔術が融和し新たな文化が築きあげられている。

現世の進歩は凄まじく科学、魔術共に研究所で新たなモノが作り上げられていく。

もっとも……それは大半ロクでもないモノだが……

ここで生きるのは人、妖精、機械生命にオーガ、ウェアウルフ等多種多様。

中には神すら存在してこの地上は混沌を極める事となった。

そんな世界情勢のなか……一際混沌を極め欲望渦巻く街がある。

 

―――その名は堕天特区

 

それは堕落の象徴、情報社会が潰えた証。

墜落してきた宇宙コロニーの残骸を再利用されたその街で今日も人々は生きている……

 

 

 

 

堕天特区内のとある飲食店。

手軽に食べられるファストフードを片手に談話する二人の女が居た。

 

「フン……それで?」

「ようやくマトモなご主人様と巡り会えたので誠心誠意ご奉仕するつもりです」

 

片方は胡散臭そうに片肘付いた短髪の女。

軍の特殊部隊のようなその服装は一見すると普通の女に見える。

しかしその実態は有機素材を使った機械生命体。

堕天特区ではそう珍しくないオートマタと呼ばれる類の人物だ。

その証としてか首元には明確な切れ目があり背中には特徴的な装置が付けられている。

目も黒くどんよりと濁っているがその精神の方がよりドス黒く染まっていると言えようか。

生業は暗殺、その手で屠った人間は数知れず……そんな殺しの女。

対して喜色満面、尻尾があればブンブンと振っていそうな様子なのはザ・メイド。

長い三つ編みを二房後方に流す見事なスタイルを持つ従者。

名前はリズ、散々な主人ばかりを持ち悲惨な事ばかりになっているホムンクルスの女だ。

ホムンクルス、人造人間……生まれ落ちたその時から高性能なデザインドヒューマン。

知性は高く、感覚神経もかなり先鋭化していて老化もしない……まさに非の打ち所もない完璧な生命……なわけもない。

その代償として内臓機能は非常に脆い、美しさが続くもののその生命は短く花火のようなもの。

 

この二人が共通することと言えば……産まれた時にもっていた身体ではないことだ。

精神のみが今の身体に転移された転生に近い事をしている。

片方は借金返済に困窮し、臨床試験の末……もう片方は犯罪者の精神……それを刷り込みの末に今のボディに叩き込まれている。

社会的弱者、人間に戻る事も可能かもしれないが……希望は限りなくゼロに近い。

 

そんな中、リズは新たな主人を得た。その主人がかなり良心的で扱いが格段に良くなったという。

ホムンクルスに本来単独行動など許されるはずも無いが……こうして出歩けているのが証拠か。

バーガーをモソモソと食べているその顔には幸せいっぱいといった雰囲気があふれている。

 

「……そんなに良い主人なら私にもちょっと見せてみろ」

「えぇ、良いですよ?なんならディスプレイサーさんも召し抱えられるかもしれませんね」

「どうだかな」

 

ディスプレイサーと呼ばれたオートマタの心中は疑りに満ちていた。

ホムンクルスはその立場から堕天特区内でもかなり地位が低い。

愛玩であればいくらか厚遇は見込めるが……それでも一生涯を狭苦しい部屋で飼い殺しだ。

美味い話過ぎるのだ、リズの厚遇は……聞けば聞くほどにワナだ。

 

 

あくまで視察だとしディスプレイサーはリズが与えられている部屋に入った。

厚遇されている女の部屋はなかなか金がかかっている。

一介の従者にここまで金をかけるキチガイはそうそう居ない。

堕天特区でこんな厚遇には必ず裏がある、ある程度馴染んだ者は否応なしに理解する筈だが……

 

「……おい、駄メイド」

「はい、何でしょう?それと私はリズ、駄メイドではありません」

「お前のゴシュジンサマは何か禁止してなかったか?」

 

ディスプレイサーの鼻には何か香る物があった。

嗅ぎ馴染みがある、ついでに言えば何かとムラムラとしてくる。

マスクの下で頬を引きつらせてリズに聞く。

何かしらのギミックがこの部屋に仕掛けられていると踏んだのだ。

そんなディスプレイサーに対してのほほんとしたリズは視線を上に向け頬に手を添え思い出す素振りをする。

数秒後に何か思い出したのか表情をして頬に一筋汗が流れる。

 

「二人以上入る場合は気をつけろと……」

「……駄メイドが、少し身体で教えてやる必要があるな」

「あ、あぁぁ……ど、どうかお手柔らかにぃ……」

 

相手の落ち度だ、大義名分が出来た以上ディスプレイサーは己の欲に従った。

肩よりぬるりと移植されている触手を顕現させた。

衣服も乱雑に脱ぎ捨てると……あわあわとするリズを押し倒した。

 

ふわふわのベッドが二人を受け止め、ギシッと軋む。

 

 

 

にちゅ、ぐちゅ……

 

甘いセクシャルドラッグのお香が漂う寝室に響くのは女二人の興奮気味な吐息と粘液が混ざり合う水音。

乱雑に脱いだディスプレイサーは己の乳房と性器を露出させ、リズのメイド服を少々乱暴に開けさせた。

お互いにある豊満といって差し支えない乳房同士がぶつかり撓む。

興奮で浮かぶ汗もお互いの肌の上を彩る、しかしねっとりと絡み合っているのは……

 

「はっ……ふ、ふふ……ククッ、いい表情だ」

 

もっと上、脳に近い唇と舌。甘言が囁かれながら唾液が混ざり合う。

あくまでも従者でしかないリズは非力な存在、荒くれ者に数えられるハンターであるディスプレイサー……カスミには敵わない。

組み敷かれたリズは一方的に始まった艶事に流されつつもしっかりと快楽を感じていた。

与えられることに対し拒む事を表せないとも言える。

 

「はぁっ……あ、あまり激しくは……」

「大丈夫だ……触手のこういう事への扱いも慣れている、優しく蕩けさせてやる……」

 

一通り……唇の中での舌での交わりを終える……

何度も何度も絡み合いしゃぶり尽くされたリズはそれはもう顔を紅潮させていた。

目も何処かとろり蕩けて焦点が危うい様子。

蠢く触手を巧みに操りリズの股ぐらへと擦り付けていく。

フリーになった唇はと言えば今度はターゲットをリズの唇からするする下がっていき首筋へと降りていく。

ほっそりとした首にざらつく舌が這い回り白く滑らかな肌に唾液のテカりを付け加えていく。

 

ちゅっ……ぽんっ

 

不意に強く吸い付いては絶妙に見えるか見えないかの境目にキスマークを刻む。

虐げられる側であるカスミの抑圧され続けている支配欲というものが出た。

 

「……ほぉ?なんだ……お前も期待してるんじゃないか」

「し、仕方……ないじゃないですか……っ」

 

触手がジワジワと摩り責める股ぐらからは湿った音が奏でられていた。

湿った音だけならば触手の分泌液と誤魔化しも効くだろう、だが……カスミの眼下にあったのは紛れもない興奮の証。

バッキバキに勃起した乳首だ、刺激がほしそうに自己主張をしている。

見事な桜色……それはカスミもそうだが、興奮具合はリズの方が凄まじい。

一方的に貪られるようなこの行為に明確に……快感を憶え、興奮している。

マゾの証とも言える、それを見てカスミの中の嗜虐心が擽られニィィ……とサディスティックな笑みが浮かぶ。

くり、くり……指と舌がそんな乳首を捉え乳輪をなぞり乳首に淡い刺激を与えていく。

 

「なんだ、まだ固くするのか……貪欲だな、ん?」

「も、もう良いでしょう!?そんなに焦らして……イかせてくださいっ……!」

「煩い、今は私が主人だ」

 

突発的に始まった女と女の盛りあいはその後も数時間続いた。

実際の主従関係ではないがカスミとリズはいわばセフレのような友人関係にあった。

お互いの欲望にマッチした最良の友とも形容できよう。

 

 

 

それから数日後、再びカスミがリズと接触しようとした時だった。

いつまで経ってもメッセージの返事は来ない、リズが最近鞍替えした主人の館付近を見ても気配無し。

やはり何か裏があったな……と嘆息するハメとなった。

 

「ツテは……アイツ以外にないか……」

 

カスミが知っている情報筋というのはあまり多くない。

それどころか制限されていると言ってもいい、カスミに付きまとう一人の女が原因だ。

何処にでも居てドコにも居ない、神出鬼没……そんな女に見初められている。

難儀な星の下にあるカスミだが……数少ない友人の救出に出ようと動いていた。

 

「うわぁ、珍しい……私を呼んだぁ?カスミちゃん♥」

「……呼びつけようとした瞬間に湧いて出てくるな」

 

ふわりと甘い蠱惑的な声がする。

どろりと空間が歪んで出てくるのはカスミに執着しているストーカー女、ブリンク。

どこにでも現れ、消滅する……神、混沌の化身だ。

己の欲望を満たす為のオモチャを探す堕天特区きっての狂人の一人。

 

「情報が欲しいのぉ?イ・イ・けどぉ~対価ってものが必要じゃない?」

 

ニタニタ笑うブリンクに対してカスミは舌打ちしそうになるのを必死に我慢していた。

交換条件は大概酷い内容になるからだ、神というのは人を弄び、幾ばくかの愉悦に浸る。

その性質がとても良く出ているのがブリンクという混沌……

 

 

 

 

 

パチン、無機質な音から始まった。

一気に明度が上がる……照明が点けられたようだ。

小さな部屋の中に一人……黒髪の華奢な美女が拘束されていた。

身包み剥がされ一糸まとわぬ裸体が晒されている……左腿にあるバーコードが女の種族を表す。

ホムンクルス、この堕天特区で掃いて捨てるほど生産されている低コストの労働力。

奴隷として叩き売られたのかそれは定かではないが……扱いを物語る物品は部屋の至る所にあった。

怪しげな注射器、搾乳カップ、ディルド、ピンクローター……ボンテージに鞭。

与えられている職務というのは性奴隷以外にない。

 

「……ん、んん……?」

 

照明に刺激されてかホムンクルスの女は目覚めの兆候を示す。

困惑気味なのは自分の体勢に違和感を覚えているのか……少なくともこの時点では自分の……

全裸に手枷と首輪だけ、鎖で吊り下げられて拘束されているという状況は飲み込めていなさそうだ。

チャリチャリと鳴る金属音に怪訝そうな表情で目を開け……そして絶句する。

ここは何処だ、なぜ自分は拘束されている。

 

「ご主人様?このようなお戯れは……」

 

主人がやったことだと思っている、同時にうんざりといった表情も浮かんでいた。

またこういうロクでなしだったのか……と。

だが現実はもっと悲惨であった、主人がやった事というのは半分正解だ。

本当のところは……主人はあくまでもホムンクルス女の仲介人であったのだ。

ろくでなしにソコソコな金で売り飛ばし利益を得る奴隷商人みたいな物だったのだ。

コードの登録、抹消等はお手の物……故に脚がつかずに居た。

 

「ヒヒヒ……」

 

リズの背後にゆらりと立つ人影。

そのボディは筋骨隆々だが……ここ、堕天特区ではありふれたならず者の一人といった印象。

筋肉なぞあっても役に立たない事の方が多い。

よほどの手練、よほどの幸運……ツキの巡り合せがなければ屠られそこらの畜生の餌になる。

だが……非戦闘員に近いリズにとっては驚異に成り得るモノだ。

笑い声と足音を耳にしてようやくリズはその男の存在に気がつく。

振り返る間もなくリズの両胸が鷲掴みにされる。

……そんな映像が皮切りだった、行方不明になったリズの現状を示す映像記録だ。

 

それは売り切り形式のアダルトビデオ。

序章と題したそれの内容は……ホムンクルスの輪姦デビュー編。

 

パンッパンッ

 

複数の男がリズの身体に群がっていく。

魔術処理もされたカメラは野郎の汚い背中は映さず……うっすらと透過しリズの艶めかしい裸体を映す。

人間としては大きめなネバーダウンのペニスが前後の穴に深々と突き入れられては引き抜かれ……

何度も何度も乾いた音を立てながら打ち付けられる。

その度リズの豊満な乳房は弾み肌からは汗が散る、一発一発の力強さはホムンクルスの内蔵には負荷が大きい。

 

「ぉ"ぁあぁあぁっっ!!い"や"……ぁぁぁぁああ!!!死ぬ"っっ!やめて、くださ……!!」

 

快楽で喘ぐものではない、明確に迫る死を恐れて泣き叫ぶ。

多少は快楽もあるだろうがそれどころではないのだ、もっとも……それで止めるような男は居ない。

それどころかその悲鳴を心地よく感じ薄っすらと映る男の顔には……愉悦に満ちた笑みが浮かんでいる。

 

「うるせぇよ、マンドラゴラじゃねぇんだからよ」

「ごはっ……!?あ、ぁ……」

「おいおいおい、良い悲鳴が聞けねぇじゃねぇか」

 

男共はさらにリズを甚振っていく、内臓が弱い、負荷を掛けられれば恐怖のどん底に堕ちていく。

軽い気持ちでしたボディーブローもかなり効いているらしく顔面は蒼白、脂汗が額から滴る。

その様子は輪姦でありながら……拷問でもあった。

 

「あーでも良いな、腹パンしたら良い締りすんじゃねぇか」

「ケツ筋も締まって良い具合だぜ……もう一発やんね?」

「い"……イヤ、です……!締めますっ、頑張りますからっ……!もうやめて……」

 

頭を振りその艶やかな黒髪を振り乱しながら懇願するリズ。

涙も浮かび人によっては庇護欲を誘うだろう……ここにいる野蛮人には逆効果だが……

 

すっ……ズドンッ!

 

返答代わりにあったのは……一際溜めた……強烈なペニスの叩きつけだった。

腹パンはしない……しかしそれに類似することはやめろとは言われていない。

ニタニタと笑う男達は……生命を削られ泣き叫ぶ女を甚振る事に躊躇いは無い。

 

「あ"ぁぁあああぁぁぁっっ!!!」

 

断末魔のようなその叫びを皮切りに……輪姦は激しさを増していった。

 

 

 

次なるモノは膨乳噴乳調教編。

パッケージに写るリズは……見たこともないような快楽に蕩けきった下品な顔。

そして……乳牛かと思うほどにバカでかい乳房で搾乳されているモノだった。

 

 

涙の痕と凌辱が続いたであろう痕跡があるリズがまず映し出された。

太腿には何発出されたかを示すだろう落書きが書き加えられていた。

かっくりと力なく項垂れる顔は窺い知る事できないが……その様子からかなり疲弊しているのは見れる。

 

ギィィィ……バタン

 

大げさに鳴らされる扉の音に反応することも無いあたり……気絶しているのかもしれない。

次に映るのはまたも荒くれ者らしき男……手にしているのはセクシャルドラッグのアンプル。

そしてもう一つは……見慣れない形の触手生物の瓶だった。

協力な呪詛か神性が宿っているのか映像ではえらくその部分だけノイズが走る。

些細は視認不可、しかし……それがリズの乳房にそっと載せられた。

見る見る内にそのノイズが乳房に覆いかぶさり……グチョグチョと音を立てていく。

 

「……ぅ、オ"……ぉ、ほ……♥」

 

反応が薄いながらにある、漏れ出る声はかすれ気味な甘い快楽に悶えるもの。

泣き叫ぶ輪姦の末にすこしでも楽になろうと身体が適応した形なのだろうか。

触手生物のシルエットと蠢く水音がする中……さらに追加でリズの首筋……

カスミが刻んだキスマークはもう無い白い首筋にセクシャルドラッグのアンプルが刺さる。

内容液が無くなると……その効果は如実に出てくる。

 

「ぁ……あはぁぁっ……はっ、あっ♥」

 

快楽に悶える嬌声が強く出てくる、身体のボルテージが上がっていっているのが見て取れる。

色白な肌に興奮で駆け巡る血色が載っていくのだ。

珠になって浮かぶ汗もまたその一つ……

 

「ふぉ"ッッッ!?!?!?あ"っ♥♥♥――――――――ッッ♥♥♥」

 

突如首が反り返り、カメラに顔が映る。

快楽に跳ね起きたのか……そのまま身体も反らしてしまい豊満な乳房をコレでもかと強調していく。

無論ソレはリズが意図したものではない、が……股ぐらからあふれる潮などから絶頂で跳ね起きたのが予想される。

そして……表情は一瞬映っただけだが、快楽にトロトロに蕩けていた。

張り出された乳房に張り付いていた触手生物は剥ぎ取られ……

 

ぐにゅぅぅぅ……きゅっぽん♥

 

柔らかく追従しロケット状に伸びる様子も映されたドスケベ乳は……みるみる内に一回り、二回り……実っていく。

ミチミチと肌が引き伸びていく音は悲鳴か……幸いな事にリズは痛みを感じる余裕は無いのだろう。

何度も、何度も身体を震わせイキ潮を吹いていた。

それどころか……膨乳されている最中で……

 

ぷしっ♥ぷしゃぁぁ……

 

「んぉ、も♥ぉぉぉぉっっ♥♥♥」

 

偶然にも牛のような情けない鳴き方をしながら……母乳を噴き出していた。

 

 

こうして身体にむりやりに改造され、快楽で縛られ……使われている様子だった。

問題はこの撮影現場が何処にあるのか。

流通元を辿ろうにも上手く足跡を消している様子でたどり着けないものだった……普通ならば。

そこで一役買ったのがブリンク。

ブリンクは混沌が生れ出づる所に現れては面白そうな事には混ざっていく。

場所も何もかも……情報として持っていた。

唯一、重要で致命的なことは伏せて……ブリンクはカスミに情報提供をした。

 

 

 

 

 

 

 

そのヤリ部屋兼撮影現場、搾乳現場となっているごろつきのアジトは宵闇区の中にある。

暴力と欲望こそが法の堕天特区の中でも公に存在が認められていない区画だ。

当然その中は非常に荒んでいる、荒くれ者は掃いて捨てるほど居る。

迂闊に足を踏み入れれば蹂躙され骨の髄までしゃぶりつくされる。

そんな宵闇区にも生活はある、ある程度の人の流れ、ローカルルール……人の社会がある。

それを支えるパイプラインも……そのパイプラインは一部大きく人が紛れて行動するだけのモノもある。

 

「……ここを曲がれば……件の拠点内だな」

 

いくつかの建造物内部に空気や光を送り込むためのパイプラインにカスミは潜っていた。

光が遮られるのは珍しいことでもない、こういった場所にはネズミを始めとする動物は多く潜む。

故に怪しまれることもない……匂いに敏感なヤツがいたら気付かれるかもしれないが……

その心配はなさそうだ、なにせヤりまくっている連中の悪臭はひどい。

鼻が利くヤツが居たとしても曲がって使い物にならないだろう。

 

「……?」

 

件の建造物に侵入、内部を伺うと……人がまるで居ない。

文字通り静まり返っている、見張りすら居ないのは怪訝な物だ。

罠である可能性も否定できないが……その様子も見受けられない。

乱雑に脱ぎ捨てられたズボンに下着の数々……男共が盛って出ていったのか?

そんな様相だがどうにもイヤな気配がする。

カスミは慎重にフロア内に侵入する……数時間前まではここでカードゲームでもしていた様子だ。

乱雑に置かれたビールジョッキとカード類……

例のAV販売で入手した金で遊んでいるのだろうと推測される。

 

「……チッ」

 

自分のモノみたいに思っていたリズを勝手にあれこれ弄り回されているのに腹が立っている様子だ。

しかしながらカスミの苛立ちの理由は他にもあった。

情報の変わりにつけられた余計なブツがそう、イライラさせてくるのだ。

 

(あのリズのデカパイも孕み穴も全部私のモノに書き換えてやる……)

 

思考がだいぶ下半身に寄っていた。

何を隠そう……今のカスミには本来ついてないはずのブツがポン付けされていた。

クリトリスを上書きする形で……感覚神経もしっかりつながったブツが生えていたのだ。

もちろん仕込んだのはブリンク。軽くいじくり倒してムラムラさせて今この仕事に叩き込んだ。

 

『面白いデータを期待していいよねぇ?カ・ス・ミちゃん♥』

 

今のカスミの惨状は当然のように知覚していて実験中にケタケタ笑っている。

実験室ではいつものこと……そう流されている、それはまた別な話しだ。

 

「暗殺対象も居ない、救助対象も居ない……なんてことはないだろうな、フン」

 

相手が居ないなら居ないで好都合、情報をかき集め隠れ……一人ずつ消していけば良い。

カスミの本業は暗殺、潜むことには慣れていた。

 

 

奥深く、地下フロアとも言える場所に足を踏み入れたカスミの耳に音が聞こえてきた。

甘い甘い嬌声だ、鼻につく香りもまた……甘い。

十中八九ここでヤっているのは伺える、ほぼ間違いないと判断出来るだろう。

だが様子がおかしい、続けて聞こえてくるのは……男の情けない声だった。

途切れ途切れで聞き取りが難しいが……情報を結びつけると……

 

『勘弁してくれ、もう射精せねぇよ……うぐふ……』

 

まるで淫魔やビッチに搾り取られているようなモノだった。

警戒し音と気配を殺して忍び寄る……うっすらと開いた部屋がありそこから悲鳴は聞こえていた。

 

扉の隙間から見えるのは頬がげっそりとした男の山。

中には陰茎の先から赤色のモノが流れている、絶命しているものも居た。

カスミが恐る恐るさらに中を伺う……すると全容が判明した。

総勢20名になる男の集団がたった一人のサキュバスに食い殺されていたのだ。

そのサキュバスも……かつてリズと呼ばれホムンクルスゆえの弱点ゆえに激しい性行為に泣き叫んでいた女だった。

 

「何が……」

 

転がっているアダルトグッズの中には魔術を用いたモノ、淫魔由来のモノもあり……

それらが相乗効果をあげてリズの魂の根底……淫らな本性を刺激しその魂を、身体を覚醒させてしまったのだろう。

今のリズは淫魔に目覚めた、それでもまだサーヴァント……メイド根性がすこしあるらしく……

 

「ご奉仕っ♥いかがですかっ……この、ザコチンポ様っ……!いつものように激しく私めを犯してくださいな、ほらほらほ~ら♥♥」

「も、むり……腰がっ……」

 

レイプ気味に腰を打ち付け馬鹿みたいに大きくなった乳房から滴る母乳を無理やりに飲ませていた。

それが精力回復効果があるモノに代わっていても……サキュバスの搾精に追いつかずジワジワと腹上死に追いやっていた。

実際に生命を刈り取っているのは片手で数える程度だが……驚異以外の何物でもなかった。

 

「すんすん……あらぁ?新鮮な匂い♥それにぃ……あは、これはカスミさん?」

「……救助に来たが、必要なかった様子だな」

「結果的にはそうですね、でも嬉しいですよ……ふふ♥」

 

肌の色合いは病的な白からいくらか血色が良くなり……その頭部には羊のような巻角。

背にはコウモリのような羽、そして先端がハートになった悪魔の尻尾……下腹部に浮かび上がる淫紋。

変わり果てた姿にどう声を掛けたらいいものか迷うカスミだがリズは気にした様子もなく幾らか柔らかく微笑む。

変わらない笑みのハズが蠱惑的になってしまう、それはもうリズがホムンクルスという肉体の鎖から解き放たれ淫魔になった証。

 

「ところで……カスミさん♥」

「ん?うっ……何をする!」

「美味しそうな匂いさせてますねぇ……うふ、ふふふふ♥」

 

淫魔となったリズに対して初物チンポを抱えてしまったカスミ……これはマズイ組み合わせだった。

食べ盛りの子供の前にとてもとても美味しいプリンを出すようなモノだ。

薬物中毒者に良質なヤクを出すのとも同意義……男の気というのが混ざったカスミに対して淫魔のリズはまさに天敵。

一瞬で両肩を掴まれ地面に張り倒される、眼下では頭より大きい2つの膨らみがゆっさゆっさと揺れる。

抗う気力もチャームにより奪い取られ……ブリンクによる屈辱でありながら何度も辱められてきた記憶が浮かぶ。

興奮してテントを張る股間……だが、それはあえて無視しリズは笑みを浮かべたまま……

 

ちゅぷっ……じゅるるぅぅぅっっ♥♥ずずっ♥

 

「ん"ん"ッッッ!?!?!?♥♥」

 

カスミの唇を奪い、両手を自分の爆乳へと導き、揉ませる。

ただのキスではない、淫魔の長く自由にしなる舌での蹂躙だ。

体液もまた催淫効果が高くカスミの脳髄には経験したことのないような特大の快楽が叩きつけられる。

全身をガクガク震わせ、あっという間に未使用チンポからは初物精液が暴発していく。

ズボンとショーツを自分のブツで汚しくっさい匂いを染み付かせるが……

それよりも若々しい青い精力がリズに吸われていく、その快楽がカスミに不可逆な刻印として刻まれていく。

 

「そ~ぉ、いーっぱい私にご奉仕させてください……カスミさん♥」

 

リズによるご奉仕……数日前とは真逆に責め立てられる事への快楽。

カスミの脳はぐちゃぐちゃにされていく……快楽以外がかっ飛んでいく。

ベッドの上ではサディスティックな事が多かったカスミが自分の一挙一動で情けなく蕩けていく。

それはリズの中で背徳的な快感、支配欲の刺激……そして……

 

「ふふ、カスミさん……私のご主人様になってもらいますねぇ……♥」

 

歪んだ独占欲がムクムクと膨れ上がっていく。

その為にカスミの身体を……じっくりじっくりと自分に慣れさせていこう。

リズの浮かべる笑みは……カスミが嫌っているブリンクのそれと似通う狂った笑みだった。

 

 

 

 

 

 

「へぇ、それで……ふぅん?」

 

数日後、リズとカスミ……そしてブリンクは同じ部屋にいた。

共通のペットを持つ覚醒者、リズとブリンクはなかなかにイイ友好関係を結んでいた。

 

「えぇ、それで私のご主人様としてご奉仕させつづけて貰ってるんです、そちらはご自由に」

「未経験、まーだ童貞のチンポ……美味いねぇ♥ねぇカスミちゃん、もっと出してぇ♥」

「ん"んんんっっ♥♥ふっふっ♥ふぅぅぅっ♥♥♥」

 

ベッドで和やかに話すのはリズとブリンク……リズの太腿の上に居るのはカスミだが。

口にはリズの特大乳が咥えられ、母乳を啜り一心不乱にその柔らかな乳肉を揉みしだいていた。

もうそこにかつての……密かに牙を磨き企業の下から逃れようとしていた暗殺者は居ない。

ブリンクにフェラチオされ……リズの甘ったるい特濃母乳を啜り……性の事ばかりに頭が行くふたなりチンポ脳になった……

実質セクサドールといった様子になってしまった……どこかで正気を取り戻すのか……同じく何かに覚醒するのか……

はたまた……飽きられて捨てられるのか、その未来は定かではない。

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