ご都合主義ごつもりでごわす
さらさら……頬を撫でる風が心地良い。
日差しの暖かさ……小鳥のさえずり……ん、朝?
目を開けてみればそう、朝……見慣れた/過去のモノだったアビドスの街並み。
こみ上げる欠伸をそのまま、大きく伸び伸びとする。
清々しい朝、絶好の銀行強盗日和……ん、冗談。シロコジョーク。
何をしよう……カイザーグループが瓦解したとはいえ資金繰りが厳しいのは間違いない。
何か私に出来ることしないと……
「ん、ひとまず学校に行こう」
今日はちょっとホシノ先輩に会いたい気分。
私とも会ったらその時はその時。サイクリングでも……それはそれでいい。
人が居ないながら、ヒビも雑草も酷くない道を歩く。
遠くに見えるサンクトゥムタワー……シャーレのオフィスも健在。
うん……うん……これが夢じゃない、幸せ……
先生が紡いでくれた奇跡、先生……先生にも、会いたいな。
でも先生はいつも忙しそうにしてる。当番にも当分なれそうにない。
近くで待っていようかな、どうしよう。
アビドスの片隅……カイザーグループが抑えていた宿舎から出てからのんびり考えることにした。
学校までは遠い、シャーレに行くにしても同じ。
道中、些細な異変に気づいた。
カイザーはもう壊滅的な状況にあるはず……なのに、一部拠点が動いている。
目を疑った、慌ててスマホで情報を探る、すると……目を疑う情報があった。
というか、私の記憶と剥離した情報がずらずらと並んでいた。
アトラハシースの箱舟が爆破し私が再び大手を振って……ううん、別な世界線とは言えまた大好きなアビドスの皆と会えたあの日……
それより何ヶ月も前、日付的には……ホシノ先輩がカイザーに捕らわれてヘイローが破壊されるかされないかの境目から数日後。
イヤな胸騒ぎがする……すぐに走り出した……勿論、学校に向かって。
遠くで聞こえる喧騒も、和やかなものじゃない気がしてならない。
アビドスの敷地につくと不気味なほど静まり返っている。
ヘルメット団の影も……カイザーの姿も見えない。
じゃあホシノ先輩、ノノミの二人は……?居ない、どこにも……
対策委員会の皆が居ない……書き置きも何も、差し押さえされた様子もないけれど……
イヤな書類を見た気がする……震える手で取る……よく見えない、見たくない……
けれど、これで今起きている事の何かが分かる気がする。
少なくとも……今私が居る世界が、分かる。もしかして、あの奇跡の世界は夢だった……?
「ホシノ先輩の……退学届……」
受理された退学届がそこにはあった。複数の涙の痕も……
先生は……どうしたの?先生は何処に?問い詰めないと……
ざっと見る対策委員会の部室は……散らかっていて武器も置きっぱなし。
なにか妙だ……でもいい、好都合……使い慣れている私の武器を手に持ち偵察しに行こう。
シバタウンにまで出れば……何か分かると思う。
「ん……身体が、鈍い……!」
銃を持って初めて気づく……自分の動きがとても鈍い。
先生の指示なしとは言っても……ここまで酷くはなかったはず。
シバタウン、ヘルメット団やスケバン生徒等も出没する地域……そこはもう地獄だった。
街中に跋扈しているのは何とも言えない……機械と生物を融合させたようなキマイラだった。
ヘルメット団の連中もそんなキマイラ……トンボかサソリか……蟲みたいなのに組み付かれていた。
カイザーPMCの兵士達もそれらに寄生されたのか頭部が肉塊に、四肢にも張り巡らされていて……気持ち悪い形相に。
「あのピンクの光線、あれが原因?」
被害にあっている女子全員に共通して言えること……それは……
胸部と下腹部に絶え間なくピンクの光線を受けていた。
それだけなら別になんとも無いかと思わなくもない、ちょっと熱いくらいで済むと思う。
でも目を疑うしこの地獄を作り出している要因の一つ……だと思うモノがある。
「う"ぉぉぉぉっっ♥♥い"ッッ♥♥ひぐっ♥」
まず聞いたこと無いような獣のような声。
声が甘いことから快楽で出てるのは間違いない。
私もそういう事はシた事はある。でもあんなにひどい声が出たかといったら……違うと言いたい。
なにより凄いのは胸、ヘルメット団やスケバンはあまり胸がなかったと思う。
過去の私よりも……正直小さい、私が勝ってた。
それが見る限りすごく大きくなっている、たわわに実っていて……母乳が吹き出ている。
布を貫通してビュービュー出ているのが……視認できる。
キヴォトスでそんな生徒……居た?イヤ居ない。
私も捕まればああなるかもしれない……正直それは、マズい。
今でも先生に魅力的と言われる私のおっぱいがさらに……ん、それはそれで良いのかも?
……先生が居る気配がしない、こういう所に真っ先に来そう。
なんなら最前線で指揮を執っていそうなのに居ない。
とにかく……今は相手に気取られないように慎重に動くべき。
あんな風にならないなら、強い相手みたいだしやり合いたいけど。
「シャーレに向かおう、そこで分かる……」
そう思ってるのは私一人じゃないはず、自ずと戦力は集まる……筈。
ドローンは無い、武器もあまり潤沢じゃない、弾も……心許無い。
息を潜めて物陰を進むのも苦しい、あちこちでよがり声が聞こえてくる。
頭がおかしくなりそう、なによりキツイのは……奴らの目を欺くには遮蔽物に隠れる必要がある。
市街地にそんなものあまり転がっていない。
車の下に潜り込んでも……多分時間稼ぎにしかならない。
比較的少ない路地裏を進む、迂回ルートになるけれど今の私は本調子じゃない。
戦闘は出来るだけ避けたい、捕まったら取り返しもつかないと思う。
「ん……」
今までは幸運だっただけ、か。
こっちを明らかに視認している……便宜上キマイラと呼んでおこう。
機械や有機体にへばりつく肉塊……侵食していると思う。
「立ちはだかるなら……む、これは手強い」
私の本質はあまり変わってない、死と破壊を齎す者。
でもその指向性は無差別じゃない……先生がしっかりと変えてくれた。
今はしっかりと……手加減はできる。
銃弾は効いている、けれど怯ませるのが精一杯?
となれば戦術的に取れるのは……撤退の一手のみ。
ダカダカと這い寄ってくるキマイラは……トカゲかヤモリに見える。
脚や胴体だけがその面影があるだけ……他は機械や肉塊で補完されていてよくわからない。
何処を撃っても弾かれてる……頭部に撃ってようやく怯む程度。
当然銃声が響く、耳に聞こえるのは別なダカダカと歩み寄る音……ジリ貧。
焦る心が隠せない……先生、ホシノ先輩……ノノミ……セリカ……アヤネ……
誰か、誰でもいい……会いたい、声だけでも……良い。
走る最中……皆の顔が浮かんでは皆の最期がまた過って……泣きたくなる。
弾薬は心許無い、引き撃ちをしても……いつか尽きる。
補給も見込めない、参った……
「……!」
不意に影が覆う、上を見上げると……そこにはスケバンを捕らえてビーム乱射していたアーム付きの……ワームと形容して良いヤツがいた。
私が視認して動く猶予はあったけれど……残念なくらいに身体が追いつかない。
避けれる、そのビジョンはあるのに……私の両腕ごとぐるり……胴体に巻き付いてきた。
自然と乳房の下にその胴体が巻かれ私の胸を強調する……こんなの、イヤ……
しゅるしゅる……かぽっ……むにっ♥
半透明なカップといくつものコードが繋がった……搾乳機みたいなのが両胸に。
「っ……!」
こんな程度の……すぐに引き剥がして……と思うけど今の私の腕力……微妙に足りない!?
っ……好き勝手にされるのは、不本意。
ビッ……ジジジジッ……
カップ内に閃光、いくつものピンクの細い光が乳房……乳首に浴びせられる。
熱い、けれど……他には今のところ無い。
けれど時間が経てばあのヘルメット団やスケバンみたくバインバインにされて母乳を噴き出す変態にされる。
それはなんとなく分かる、良くない何かが私の身体を侵食している。
もっと深刻なことに……蟲ベースと思うキマイラは私に群がってきていた。
揃いも揃って……私の胸がお目当てらしい。
それぞれ……私の肩や太腿、お腹に張り付いて……光線を発射する構えをしていた。
逃げようと思っても……もう……動きが鈍くて鈍くて……
次々に飛びかかるキマイラ達の自重に押し切られ……地べたに尻もちをつかされていた。
あぁ、私もジワジワとああされるんだ……いつかの砂漠で抱いた諦めが私の心に一滴。
ジッ……ジジジジッ……
諦めが私を包む中、私の……ドレスに包まれた乳房にはいくつもの光線が突き刺さっていた。
他にも浴びている場所があったけど、視認できない、分からない。
胸に浴びる肌がすこし熱い……焼ける音だけでもう、十分過ぎるほどに私の頭を絶望に叩き落とすのだから。
その表面の熱さがジワジワと中に浸透していく感覚に……苛まれ頭がぼぅっとしてくる。
また……何かされて変貌してしまうの?
未知の感覚に怖がりながら意識はふわりふわりと浮かんでいく。
肌の上に汗が浮かんでくる、ドキドキと心臓も高鳴って……あぁ、イヤ……
この感じは間違いない、快感が少しずつ……ん、焼ける感覚にまぎれて、感じてる……!
『う"ぉぉぉぉっっ♥♥い"ッッ♥♥ひぐっ♥』
あんな、あんなひどい喘ぎを……?イヤ……だけど、私に逃れるだけの力が無い。
もしかしたら私が犠牲になって……誰かが……?
そういう世界に、今私は居るのかもしれない……でも、一体何が原因?
「ッ……は、ァ♥♥」
あぁでも、それも考えられなくなるのかも。
私の唇から出た声は……自分を慰める為にシた時と同じ、甘い声。
この光線に酔わされてきてる。それは間違いない。
外部の先生は居なく、協力者の男達が交渉した結果我々カイザーグループは新たな尖兵を手に入れた。
その為に忌々しいアビドス高校の生徒一人が生贄になったというのも痛快だった。
……そう、だった。過去の事だ。
一見制御下にあると思った無機有機融合体、タナトスと名付けたそれらは暴走を始めた。
PMCの兵士たちは乗っ取られ……キヴォトス全土のあらゆる生徒達に襲いかかる化け物になった。
無力化しようにもこのキヴォトスに生きる面々に特攻を持つ……無論、それはこの手記を書き記すこの私もそうだ。
あの忌々しい黒服めは早々に立ち去り……キヴォトスの滅亡を待つのみだ。
女子生徒は生きているだろう、だが……あれを生きていると言って良いのかは甚だ疑問だがな。
先生とやらが来たならば……この状況も違っていたのだろうか?
こんな筈ではなかった、今はそう悔やむばかりだ。
――――――――カイザーグループ会長室、肉塊の山の傍らより回収された手記
段々と私の胸が重くずっしりとしてきた。
ぽわぽわする気分はもう強く、ごまかしが利かない。
こういう、気持ち悪い相手じゃなかったら……このピンクの光もあってホシノ先輩に抱きついて眠っていると錯覚すると……思う。
理解ってる、現実逃避だってことくらい。
もう無視できない程にこみ上げる胸の熱さがある……感覚的に分かる、母乳だ。
私は先生との子供を身籠ったり……たぶん、出来ない。
そもそも先生は私を始めとした生徒にそういう感情を本気では抱かない。
だから……そういうのは妄想の世界だけ、夢でしかない。
その筈だった、別な誰かと結婚とかすることになったのかもしれない。
私にその選択肢があったかと問われれば……無い、私にあったのは絶望と破壊の2つだけ。
こんな、生命を育む母乳を出すことなんて夢のまた夢だった。
「ッッ♥あつ……ぃ♥」
燃えるように感じる、胸の熱さ。
こみ上げて……先端に、集まってくるっ……!
びゅるるるぅっ♥♥
「んんっ……は……ふっ♥ぁぁっ♥♥」
ドレスに包まれている胸から迸る感覚、溜め込んだナニかを吐き出す解放感。
ほのかに鼻に感じるのは甘い甘い……ノノミの膝枕やハグで感じた暖かい母性の香り。
堪らない熱さが全身を駆け巡って下腹部と頭を茹だらせて来る……
キュンキュンと疼く、こんな感覚はいつぶりだろう?
まだ、私も喘げたんだ……不本意な形でだけど、それは知れた。
ヂヂヂヂヂ……ごうん、ごうん……
「んぁ……ぁ、ふ♥」
肉や生物の部分が私を縛るなか、機械部分がそれぞれ唸りを上げる。
私の母乳を……吸い上げていっている。
びっくりするくらいには私の胸から勢いよく出ていっている。
透明だったカップはもう8割白く濁っている、ドレスがもうミルク臭い……
浸透していって胸周りからスカートの方まで徐々にシミが広がっていく。
……この、太腿のネットリしてるのは母乳じゃない、イヤだけど感じてる。その証拠。
ドレスは汚されていく、胸は母乳が出るようにされ……喘がされる。
ジクジクと私の心にダメージは蓄積していった。
段々と私の乳房は壊れていった。
母乳の出る勢い、スピード……濃度は上がっていく一方。
それに比例して……快感もまた、凄いことになっていった。
もう、この開発が始まって何分、何時間経ったんだろう?
「あっ♥♥あぁあぁあっっ♥♥♥んぁぅっ♥♥うぅぅぅぅっっ♥♥」
絶対に忘れられない……身体にも脳にも染み付くこの暴力的な快感。
嫌悪したいのに……それが無理なほど、私に熱を帯びさせてくる。
路地裏でへたり込み……気持ち悪い変なヤツらに……母乳を搾られて、喘ぐなんて……♥
どんどんと肉塊の部分は大きく肥えていっていて、私の母乳が影響を与えているのは目に見えていた。
ぐぃんぐぃん……むにぃぃっ♥ぐぃっ♥
「は、ふ……あぁぁああぁぁぁっっ♥♥」
両胸をぐるぐる円を描いて弄んできたと思えば……強力な吸引と一緒に押しつぶして、引っ張って……
私の胸を徹底的にイジメ抜いてくる、オモチャのように扱われて喜ぶように……
もうその感覚が不可逆で私……もう、胸がバカになってる。
小休止が与えられてもずーっと……母乳が出続けている。
何度も何度も意識が飛びそうになったし、ずっと喘ぎ続きで喉もイガイガする。
きゅっぽん♥
「ほォっ……♥♥ぉ……♥」
するすると……肉が解けていく。
胸の大きさはほんの少し大きくなった程度?
ただもう、私のおっぱいはボロボロ……少し刺激があればイク……
あの光線、浴び続けた結果なんだろうけども、ひどい。
ダカダカと遠くへ離れていくのをぼうっと見る……私に取り付く前より2倍は大きくなってると思う。
「……ッ……く、立てない……」
長い間……少なくとも、私の体感上はかなりの時間を快楽に支配され喘ぎ母乳を搾られ続けていた。
その影響なんだろう、足腰が立たなくて鈍い身体がさらに鈍くなってる。
マズイと思っても……身体はもう、ダメなのかもしれない。
遠くで喘ぎ声が聞こえる……空はどんよりと曇っていて今が何時なのか分からない。
身を刺す冷たさが無いから冬で無いのは確かだと思う。
路地には……私の垂れ流した母乳と、愛液が水たまりを形成している……
……お腹、空いた。何か食べないと……痛くはないけど、苦しい。
身体を満たす熱は全部望まないモノ……無理矢理に宿らされたモノ。
ふらふらと立ち上がると……次にまたアイツラに捕まったらもう後はない、そう予感させられる。
立った後も脚は震え、少し胸は揺れるだけで快感が酷くて……
「ん……シャーレのオフィスは……まだ、無事?」
感じる、熱く重い胸を抱えてふらふらと路地を歩く……遠くに見えるシャーレのオフィスビル……
そこはまだ、光があった。先生は無事なのかもしれない。
きっと……今もこの状況をなんとかしようと、してる……
ぞわりと背筋が凍りつく、なんだこの感じ……
声が出そうになるのを必死に堪えながら物陰に潜む。
大きめの車の影……頼りないけど一瞬でも良い、贅沢を言えば戦車が良かった。
虫の知らせだったのかもしれない、ぬぅっと路地に顔を出したのは……とんでもなく大きな……
それはそれは悍ましい……生理的嫌悪感を催す肉塊、触手の集合体だった。
その根幹部分には何か機械が……何を模して作られたのかはさっぱり分からない。
けれど……私の目に映るのはその機械に走っている光だった。
薄ピンク、黄緑、赤、ピンクに……空色、時たま浮かぶ模様は……
「皆の……私含めた、対策委員会皆のヘイロー……?」
もしかしたら、最悪の世界に私は……居るのかな。
非常に、非常に……イヤな考えが頭に過る。
呆然としていた私が漏らした言葉は小さくとも……静まり返っている中では致命的だった。
これが表通りで回りにいっぱい喘いでる女子生徒が居たら違ったと思う。
「ッ……い、いやっ……来るなっ……来ないで……!」
視認されてしまった……そうみる他無い。
ズズズ……とその巨大な身体をうねらせながら私の方へと迫ってくる。
シャーレも何も……見えなくなって……後退りする私に対して覆い囲むようにその巨体を……触手を張り巡らしてきた。
両腕、両足にするりと巻き付いてきて……そのまま吊り上げられる。背後もぬちゅぬちゅと音がする、もう囲まれた。
もう私に選択権はない……終わった……身体も何もかも……生暖かくヌルヌルとした触手に包まれた。
耳に聞こえるのも、視界のすべても……触手のモノ。
ところどころに機械の触手も生えているけれど、そんなものは些細なモノに思える。
もう、終わりだ……私は……
一つ一つの触手が掌の形をして私の衣服を引き裂いてくる。
あっという間に裸に近い……布が少し乗っただけの姿にされた。
そして……間髪入れずに私の乳房に触手が這い回る……
掌が一つ一つ……私の乳房やお尻、太腿等に隈無く食いついてくる……
むにゅり……むにぃぃぃ……♥
最悪だ、今私……この触り方を先生にして欲しいなんて思ってた。
うん、先生にならこんな風にされても良かった。
ねっとりと、根本からじわじわと先端に向かっていく……
先端にたどり着いたらカリカリカリ……乳首を……ッ♥
「ぅお"ッッ♥♥」
また、快感が……私の身体が無理矢理に興奮させられていく。
嫌悪感よりも、快感を求めて……現実から目を背けたくなる……ッ
手のように5つに分かれた先端がそれぞれ食い込んで……揉み込んでくる。
「……ぁ♥お、終わっちゃう……私、そんな……」
手が止まったかと思ったら……見るからに強力そうなビーム発射レンズが触手の中から飛び出してきた。
大きく、ビーム発射前なのにチリチリとピンクの稲光みたいなものが走っている……
こんなの食らったら……私、どうなっちゃうんだろう。
「……先生、私が私で無くなる前に会いたかったな」
こみ上げるものはもう、止められない。
目からも胸からも……もう、ひどい……肉色の触手と少しだけ見える機械以外にもう何もなくなった所に……真っピンクの光が光った。
触手の王、キヴォトスに産まれ出た人工の神タナトスは本物の死の神の化身、シロコを取り込んだ。
アビドスの生徒、特にホシノの力を吸い取り意識が危ういレベルまで吸い取って産まれたこの物体……
ゲマトリアが実験的に生み出した物だが……その制御に解析が一向に進まないシッテムの箱を実験的に接続したのがマズかった。
シッテムの箱を取り込んだタナトスは暴走を始め、狂ったようにアビドスの方へと向かい……
カイザーのPMC等を壊滅に追い込むとその巨体にアビドス高校の生徒を取り込んで暴れまわっていった。
一直線に言ったのはなにかの意思があるとゲマトリアは朧気に観測していたが……その真意は不明。
映像記録では意識が混濁するホシノを取り込む際は……酷く触手は震え蠢き……割れ物を扱うような慎重さを見せていたという。
同時接続されていた外の男達の”欲望”も遅効性ながらに暴走を始め……今の大惨事を引き起こす。
そんなタナトスの中……いくつかある空洞の中でシロコは……
「ぅん"ッッッ♥♥いや"ぁああぁああぁあぁあっっ♥♥♥しぼ、ひぎゅぃぃぃっっ♥♥」
淫欲にまみれた触手の愛撫と欲望の光が責め立てていた。
黒の布がより一層淫靡さを演出する中肉色の触手は両腕、両足を取り込みガッチリと固定。
元々巨乳と呼んで良い程に成長していたシロコ・テラーの乳房は……通りで喘ぎ散らすメス牛となっていたスケバンと同様……
それはそれは大きく柔らかで見る者に淫欲を齎すドデカイ爆乳へと変貌していた。
シロコの頭を余裕で上回り成人男性やキヴォトスのロボット教員の頭もすっぽりと入ってしまいそうなほど。
その乳房からは噴水やスプリンクラーと言える程に勢いよく母乳が飛び出していっている。
目を見開き大声で喘ぎ、正気を失わぬように抗っているのだろう……頭を大いに振って……
時折浮かぶヘイローが形を失いかけては再結成される。
失神しかけては快楽で無理矢理に連れ戻される地獄の反復横跳びをさせられているのだろう。
搾り出される事も頑なに良しとせず精神的には……まだまだ反抗的か。
しかし諦めも多く入っていてこの暴力的な快楽の前に堕ちるのは時間の問題だった。
シロコの力……神秘を変換しては放出されていく母乳、力が致命的に吸い出されていく最中……目は濁っていく。
「んぅ"ぅっっ♥♥せ……んせぇっ♥」
助けを求めるように……理性を振り絞った言葉が溢れる。
快楽に染まりきった甘い声ながらにその双眸は悲哀に満ちていた。
最期の最期、自分が自分である内にその想いを吐き出しておきたかった……そんな所であろうか?
「ッ♥ごめんっ♥せんせぇ♥わたし、もう……ダメ♥♥」
掌のような形状をしていた触手達、それにシロコの身体をさらにいやらしく実らせたビーム照射機の他にさらに触手が出てきた。
それはものの見事なペニスと言っていい。その形状もまた何の因果か……
シロコ・テラーが過去に一度襲っている先生の逸物と同形状であった。
それを感じ取ったシロコはもう……ダメになってしまった。
メンタルが折れかかっていて現実逃避気味な所に最愛の先生と同形状のペニス触手だ。
身体はもう興奮しきっていてそのペニスを先生のモノと誤認していた。
望まぬ形で味わった先生との性交の味を身体はしっかりと覚えていたのだ。
ずぷっ……ぬぷぷぷっ……♥♥
「~~~~~ッッッッ♥♥♥」
信じ難い多幸感、レイプ気味に交わった夜のことを思い出しシロコの頭を真っ白に染め上げていく。
声ならないシロコという生徒の断末魔が上がった。
両手両足動かせないながら快感に暴れ、背はしなり……首は仰け反り……
誰もいない、触手のみの空間で一人……シロコの表情は淫らで色欲に満ちた……アクメ顔になっていた。
メスとしての悦びに満ちた……そういう顔だった。
たかだか形が同じだけ、だが……シロコのメンタル面は限界を迎えていた。
何度も明滅する視界の中……浮かんでいたのは……
「せんせぇ♥ん、んふぅっ♥♥そう、もっと♥私を……求めてっ♥♥」
ありもしない、先生に熱烈に求められている……妄想だった。
視覚が擬似的に遮られ、感じれるのは淫らな水音と自分を狂わせんばかりの強烈な快感。
乳房を弄ばれる感覚と射乳し続け……異常発達を遂げている乳腺の刺激。
そして、膣いっぱいに感じる先生のペニス。
これで聴覚に感じるのが先生の荒々しい息遣いがあれば……完璧に没入できただろう。
逃避するという屈し方をしてしまったシロコの身体は……より、男の欲望を叶える身体へと進歩していく。
このままシロコの心がグズグズに溶けてしまうのはもう避けて通れない事と想われた。
しかし、シロコが世界を越えてしまったのと同じく……このキヴォトスでも同じく奇跡というのは起きる。
今この状況が最悪を極めるならば……これから起こることはすべて上向き。
その中でも特級に良いことが……今、シロコの前に降りかかる。
何度、私はイったんだろ、先生のおちんぽ凄いの♥
「ん"ぉぉぉっっ♥♥せん、せぇぇっ♥♥もっと、はげしくっ♥♥」
何度も私のお腹にせーしをくれて……ん、お腹がとっても熱い♥
絶対に孕んだ、先生の子供……ふふ、念願かなった。
先生の顔がよく見えないけど……私のおっぱいもお尻もむにむにして母乳もたくさん飲んでくれてる。
きっと満足してる、そうじゃなかったらこんなに一杯パコパコ、おっぱいちゅっちゅもしてくれない♥
ん、この揉み方ネットリしてて……ほら、私のおっぱいを楽しんでくれてる♥
「ん、どうしたのせんせぇ♥もっと私のおっぱいを揉むべき……♥」
びゅくびゅくおっぱいを搾ってほしくて堪らないのに、手を止めておちんぽもぴったり止めて……
……ん、おかしい……先生の気配が消えていく。
気持ちよさでぽかぽか、ぽわぽわしていた頭が冷えていく……
あんまりよく見えてなかった視界が……ん?ん、これは……?
『えっと……シロコ、大丈夫?』
『正常起動、接続されているシステムも掌握しました!ぶいぶい』
『ありがとう、アロナ……同じ空間に立つとなるとなんだか不思議だね』
うっすらと見えてくるのは……いつも先生が持ち歩いていた端末?
ん、先生が映ってる……もっと私とキスするべき。
タブレット越しでもいい、もっとちゅっちゅイチャイチャして……腕が動かない?
「……ぁ、ぁ……せん、せぇ?」
『うん、何かなシロコ?』
正気に戻った……戻っちゃった。
触手に搾乳されてイかされ続けて……もう助けなんてないって思って……
その果にこんな触手を先生だなんて思って、逃避……し……
『シロコ、落ち着いて……状況を説明するからね』
「……でも」
『んー……非常に言いづらいけどこの触手って私の身体みたいなものなんだよ……言っちゃったら私が全生徒とエッチしちゃったっていうか……』
「……は?」
ショックが別な方向性のショックで上書きされる。
きっと今、私はマヌケた顔してる。
聞く人が聴いたらブチギレそう、というか……私も……
先生がこの触手?というかイマイチ理解が追いついてないけれど……
かいつまんで説明されると……先生は私の先生だったプレナパデス先生と同じく別世界の……失敗した先生だった。
凶弾に倒れてしまったけれど……シッテムの箱、先生のお仕事端末経由で他の世界線……
つまりはこの世界線のシッテムの箱の中に宿った……らしい。
正直詳しいことは先生も良く分かってないって言ってる。
この世界は先生がそもそも居ない世界だったらしく同一人物のパラドクスとかは起きない。
けれども……肉体も無い、正常起動もままならなくてどうしようと困っていたらしい。
カイザーが実験半分にシッテムの箱をこのキマイラに組み込んだのが幸いして稼働し始めた……
のはいいんだけど変なモノも混ざって先生もシステムの……アロナも大暴走。
その結果がこのスケベ触手、肉塊達で……それぞれに先生の意思というか、感覚が接続されている状態らしい。
実際生徒の柔らかいおっぱいはいつまでもペロペロしていたい……とか。
当然普通に接続したらパンクするけど隣に居るらしい……アロナちゃんがどうにかこうにかしてるみたい。
「ん、つまり?」
『この触手体=私って事。こうして掌握できたのもシロコの力を吸ったお陰かな……』
「ん……じゃあ先生はもっと私のおっぱいを吸うべき」
もうどうせエッチしたしこんなエッチな身体にされた。
元に戻るなんてのは無理だし……思い切りハメを外して先生とヤりたい。
『一応元に戻る事も……』
「いい、先生とエッチしたいって言ってるの、それに……先生も我慢しない方がいい」
『ぇ?な、何のことかな?』
「ん……触手がエアモミモミとエアちゅっちゅしてる、欲望に素直になるべき」
先生は責任を持つけど……欲望も結構強い。
この触手が先生の肉体の替わりなら、うん。なら良い。
『ちなみに先生が素の人間の肉体に戻ろうとするなら……』
『……ぇ、それ本当?』
「どうしたの、先生?」
『ん、んんまぁ……シロコは気にしなくて良い事だと思うかな、それより』
「先生はもっと私の身体を、エッチにされた身体を見て素直になった方がいいと思う」
先生の身体である触手……さっきからピクピク震えているし私の中でピクピク震えてて……イキそう♥
ん、先生の笑みがすっと消えた……触手の動きも再開され……
『……先に謝っておくね、我慢できないからね?』
「ん……先生相手ならなんでも耐えれる、だから……」
遠慮なく、壊れるほどに抱いて、満たして。
ずっちゅ♥ずっちゅ♥にちゅ♥むにっ♥♥
「ん"ぅっ♥♥ん"ッッ♥♥おっぱい、イイっっ♥♥♥せんせぇ、もっと♥」
激しさはもうない、我慢できないって言いながらも先生は……優しい♥
私が狂ってしまわない程度に抑えながら……私を満たしてくれてる。
触手の手の造形も先生のにそっくりになって……抱いてくれてるのが先生だって、ハッキリ分かる♥
あれだけイヤがってたのが先生だったなんて、ふふ……
ん、やば……子宮が降りてくる、孕みたがって……♥
『できれば私自身の身体でって思ったけど……これはコレで全身隈無くシロコをペロペロ出来るね』
「してっ♥んんっっ♥♥せんせぇ♥もっと私を……しゃぶりつくしてぇ♥」
『教職員としては落第点だけど……シロコの頼みだからね……ッ!』
もう両手両足の拘束はなくなってる。
先生の身体を抱きしめてっていうことは出来ないけど……
いくつもある先生の手をぎゅっと指を絡めて握り合って……おっぱい、お腹、太腿まで全身……ペロペロされていく。
この手がそのまま舌も兼ねてるらしくて私の全身、先生に味わいつくされてる♥
すごく気持ちいい、心の底から気持ちいい♥
ぁ、先生の口?先端が口になってる触手がすっと伸びてくる……
「ん、せんせぇ♥」
抱きしめる暖かい身体はないけれど……もっと別な所で深く深く先生の暖かさを感じれる。
舌を絡め合う、おっぱいをむにむに揉んでもらって……母乳を搾ってもらって……
甘く甘く、今までの辛さ、悲しさを流すように……
『あ、だめだ……射精るっ……!』
どぴゅるるるぅっ……!
「ふぎゅぅっっ♥♥」
側から聴いたらもう酷い嬌声だとおもう。
もしかしたら先生も幻滅しちゃうかも……ん、それは無いと見た。
びゅくびゅく膣内に出されてる最中、むくむく触手チンポが膨らんでくる。
モニターに映ってる先生の顔も凄く顔が真っ赤……とろとろ
ん、きっとそれは私と一緒……ごきゅごきゅ音を立てて母乳飲まれてる……
「――――ッッ♥♥ンンッッ♥♥♥」
あ、やば……先生に夢中で飲まれてるって思うとそれだけでイク、イける。
ビュクビュクとおっぱいから出ていくっ♥
力が抜けていくけれど……それ以上に、先生に吸われて、先生の快楽に変わっていくなら……そっちがイイ♥
私の心持ちが変わってからか……おっぱいの出はすごく良くなってる。
つぷっ……♥
「――――ん?ん"ッッ!?!?♥♥」
なにか、すごく充足感が……熱いくらいのお腹から広がってくる。
先生の精子が……そうさせてくれているの?
『ふぅ……まだまだ、大丈夫?』
「んッッ……まだ、平気♥」
余韻に浸りたいけど……先生がけっこうがっついてくる。
ん、この感じは好き。けど……大丈夫かな、私……平気と言ったけど……
ぐりゅっ♥
「ぅんっっっ♥♥♥おく、気持ちぃっ♥♥」
多分ダメ、途中でトんじゃう……♥
その後、先生は私の力を主に吸って人間の姿に徐々に戻っていった。
タナトスっていう生物兵器がベースになったけど、体組織とかはイロイロ組み換えして元通り……に近くなったらしい。
それはシッテムの箱がイロイロやってくれたらしい。精液の情報も先生の遺伝子情報してたとか。
……私の懸念だったアビドスの皆は一応……無事だった。
ホシノ先輩は神秘を吸い取られすぎて意識混濁してたみたいだけど……それも先生がどうにかしてくれた。
「ん、いい具合……」
今はキヴォトス全域に広まったタナトスの分身体も先生の身体に集約されて……ってわけでもない。
各学校の中に居て先生の物理的な業務軽減に役立ってるみたい。
制御プログラムはミレニアムの方で作って……うん、おかげで先生個人の時間もゆっくり確保できるようになった。
そして……今は平和になって……
「ただいま~……」
「ん、おかえり……先生」
今は先生と私は同居生活を送っている。
私の身体は結局戻らない、先生に触られるとすごく感じてイキやすい敏感ボディ。
先生を魅了するマシュマロとっても大きなおっぱいもそのまま……でもそれでもイイ。
今の私は弱いかもしれないけど、幸せだから。
「……シロコ、そのお腹」
「ん、先生との子供……ヘイローが浮かぶくらいには大きく、スクスク育ってる」
「そう、か……そっか、そっかぁ……」
「ん、今お腹を蹴った」
「本当かい?……あ、確かに」
私と先生は事実婚状態で同棲している。
関係性は……もう生徒と先生ではないけど、便宜上先生って呼ぶことにしてる。
食事を作ってる最中も先生との愛の結晶の鼓動を感じて幸せ一杯……
「それで……先生?」
「ははは、甘えん坊だな」
それはそれとして待つのは寂しかった。ハグを要求していっぱい頭をスリスリする。
先生の身体はもう人間そのもの……とても暖かく、抱きしめると心地良い。
ホシノ先輩もそろそろ先生と子作りしたいとか言ってる。
……でも、今この時ばかりは……独り占めさせてほしい。
「ん、先生の温もりは大事……すごく、大事」
こんな幸せ、二度と無いと思う。
ずーっと……続いて欲しい……私一人では抱えきれないから、皆に分けてあげないと……だけど。