私の身体は大気圏外から墜落しても生身でピンピンしていられるほどには強い。
ドラガ族、この広く何万光年もの間をつなぐネットワークが確立された後も片手で数えるほどの部落しかなかった種族。
銀河連邦にもその存在は認知されているが……長らくそれらしい人物は見られなかった……そんな種族だ。
科学技術はチョウゾ……と言われるが……まぁそれはそれとし……
私はそんなドラガ族とヒューマンのハーフだ。
元々ドラガ族は滅亡する運命にあったと言って……源流は滅亡した。
時同じくしてチョウゾも……親交があったといえば、あったらしい。
今は知るよしも無いが、そんな事はどうでもいい。
私の名はアルトリア……力こそがすべて、闘争の果てにあるモノを求める戦士の末裔。
幼少期より戦士として育て上げられ……今は銀河連邦に与するバウンティー・トレジャーハンター。
……というのが今生の生い立ち、バックボーンだ。
私は平たく言えば転生者と言われる類の人間だ、前世は冷笑主義の半ニートといった所。
何をしても自分は上手く行かず……あれこれ俯瞰したつもりで斜に構えて鼻で笑っていた。
それが祟ったのか私の人生は19の終わり、20になる夜に終わった。
酒に酔った男に酷い暴行を加えられた上に刃物でグサリ、儚く死んだ……筈だった。
気がつけばこの人生がスタートしていた、理不尽気味だがドラガ族の幼児は幼少よりスパルタ教育を受けていた。
……それこそ某野菜民族みたいな事だ。性格もそこで矯正されてしまったな。
成長に合わせて一介の戦士として不自由なく戦えるようにとその当時交流があったと言うチョウゾより戦闘スーツを授かった……
それが今の私の鎧であり武器になっている。
完全に私専用の有機素材で作られた戦闘スーツ……さて、アルトリアという名で思い浮かぶ少女の姿はなかろうか。
セイバーであったりランサーであったり……謎のセイバーであったり。
そうFate/シリーズの顔と言って良い食いしん坊、色気より食い気……なフリした色気ウーマン。
……その外見、性能をほぼ体現しているのが今の私だ。
正確に言うならば俗称は下乳上……ランサーで顕現したアルトリアのオルタナティブ。
黒き龍の如き騎士甲冑とロンゴミニアドを携え暴君としてブリテンに君臨した王。
そのままの見た目と思ってくれたら良いと思う。
優れた耐魔力と優れたプロポーション……そして暴君のカリスマというものを持ち合わせていた……
まぁ私の中身が中身なのでカリスマ性は無いがいっそチートという言葉が陳腐に思えるほどバカバカしい肉体性能だ。
ドラガ族の特性で絶対的にも思える環境耐性、免疫……そして生命エネルギー。
あまりにも低い繁殖能力という欠点さえなければ……完璧でこの銀河の王となれたかもしれないな。
もう過去の事だ、私の両親も星1つと運命を共にし……私は一人取り残され……
ドラガ族の血を受け継ぐことはひた隠しにして過ごしていた。
さて、ここまで朗々と現実逃避の為に過去を振り返ったが……現実が……
これはまた酷いモノだ、スペースパイレーツが出没し懸賞金目当てに喧嘩をふっかけたは良いが……
パイレーツの戦艦は元々ボロボロだったらしく私が派手に暴れると耐えきれずに墜落したのだ。
元々コイツらはSR388に所属していたらしくパイレーツ再建部隊と思われる。
私が使っていたスターシップは墜落の余波で大破……自己修復するにしても相当時間を取られる。そも、出来るとも思わない。
墜落した先がSR388では無い、近隣惑星であったため……電力と通信機器さえどうにかなれば救援も望めなくは無いだろう。
非常に参った……今目の前でプスプスと黒焦げになり大破している戦艦と……スターシップを見て頭を抱えたくなった。
「幸いバトルスーツは機能を失っていない、バトルランスも同じく……文明の跡らしきものはある、使えるものを探しに行くか」
私専用のバトルスーツ……チョウゾが私の遺伝子を欲しその要望に応じて見返りに作られた鎧。
形状こそランサーアルトリアの鎧姿に似ている、下乳からヘソ付近までざっくりと空いている。
鎧と言えるのは肩、腰回り、膝以下の部分、他は露出していると言って過言ではない。
異様な硬さを発揮できるのはドラガ族の遺伝子濃度に由来する……私は姿かたちこそヒューマンだが……
その実8割程がドラガ族だ、ドラゴンの化身といって良い。
チョウゾはこの頑強さに目をつけたが……結局は遺伝子を少し移植する程度では発露しない。
そういう類のものだ……ついでに言えば私の弱点にも繋がっているのでチョウゾ的には無しなんだろうな。
有効活用されたという報告は一切聞かない、何なら破棄されているらしい。
私の弱点……それは非常に低い生殖能力と異常なまでに感じてしまう体質の事だ。
元々かなり強い部類のドラガ族は長寿であり生殖する意義がほぼ無い。
純血のドラガ族が全滅してしまったのはこれに由来する……つまり自然淘汰だ。
ではなぜ異常に感じてしまうか?生殖する気になりペニスを入れた、入れられた際に少しでも受精率を上げるためとされる。
ハーフと言いながら8割ドラガ族の私はその特徴を非常に強く受け継いでいる。
人間と同じくらいには発情しやすいのもあって……私はエロに非常に弱い。
これは……ならず者たちにはよく知られている。
故に私は純粋な力、武力であれば最強格に分類されるが……総合力では一歩劣る。
最強と言われるのはサムス・アランだ。
では、なぜ露出が多いのを直さない?
直せないのだ、あくまで鎧は私の遺伝子を増幅させてのもの、その総量は幼少期より変わらない。
とどのつまりナイスバディになりすぎたが故に減らさざる得なくなったというわけだ。
無論力付くで胸元や股はずらせないようにはなっているのだが……な。
「いや、まて……表面はもう使い物にならなそうだが、戦艦だ……中に何か使えるものがあるかもしれん」
バトルランスを高出力、解放モードにする。
バトルランスはそのまま近接武器としてだけではなくビームを纏わせた高エネルギーモード……
そして今使おうとするビームブッパ用の解放モードだ。
内部には私の生命エネルギーを変換した推進剤やビームが充填されている。
通常モードでは刺突の際に補助をしてくれる上に刃こぼれを防止するコーティング程度になる。
実に素晴らしい、チョウゾの技術が応用されているらしいが……
「解放、ロンゴミニアド……」
まぁ、表層を吹き飛ばす程度に抑えるが……うっかり内部構造も吹き飛ばすかもしれんな。
どうにでもなるだろう……割りと楽観して禍々しい赤の極太ビームをぶちかましていた。
崩れ焦げた表面薙ぎ払うように振るったが……流石に戦艦、タフだ。
熱量の暴風が吹き荒れた後に残ったのは扇状にえぐり取られ内部に侵入するのが楽になる。
ただ気をつけたいのは……何故か生命反応がいくつか検出されている。
生存者が居るとは考えにくい……コールドスリープ中の何かが動き出していると考えるのが良いか?
「フン……しかし、スペースパイレーツ共に飼育されるようなものだ、驚異でもなんでも無いだろう」
スペースパイレーツは確かに暴虐の権化、しかし単体ではどうにもならない烏合の衆……それに飼育される生物なぞ取るに足らない。
多少硬くとも大抵は二撃、多くても四撃入れれば倒せるものだ。
過去多く戦ったが……歯応えがない。
リドリーは宿敵との戦闘にご執心らしく私には見向きもしない。
メタリドリーも同じだ……正直戦いたいという欲求はあるが……わざわざ追いかけるほどでもない。
大抵サムスが屠っている物だからな……幼少のスパルタが原因で戦闘狂が入っているのが私の良くない所なんだが……直す気もない。
私を女性と見て舐めてかかるヤツも少なくない。
それに強い種族の敵と戦えば戦うほどに私の生命エネルギーというのは強くなっていく。
正確には倒してその生命を取った場合、だがな。
スペースパイレーツの戦艦は古いながらに堅実な設計の様子だ……ふむ。
バトルスーツの補助機能、ホログラムマップを起動して探索を開始する。
この機能全般はチョウゾ製だったか……便利だ。
『スキャン完了、マップデータ更新』
「……内部で断裂が起きているな」
大気圏突入の際に強い力がかかったのが原因か……それとも内部で何か爆発でも起きたのか。
多分だが後者だな、断裂の仕方が一方向からのものではない……
当然ながら戦艦の中には熱源反応は無い、パワーオフライン。
暗視装置などはない……あまり明るくない中を進む他にない……
視力に関しては人間そのままであまり便利とはいえない、目が慣れればある程度は見えるだろう。
『ARナビゲーション起動』
障害物などはARホログラムを応用して視覚化できるが……それも万能ではない。
ミリ波を透過するようなモノには意味がないしあくまで数m先しか可視化できない。
シルエットでしか判別が出来ないため何がどうなってるかは結局視認しか無い、万能ではないというのはそういう事だ。
さて、生命反応の主はどうであろうな?
「何であれ……私とロンゴミニアドの前には無力だろうさ」
閉所で振り回しづらいフルサイズのランス……まぁそのままでは使えん。
これまた有機的に私に格納できる……そしてバトルスーツの爪として顕現させれば室内戦も出来なくはない。
射撃が出来ず近接戦に限定されるがな……それくらいのハンデがあってもいいだろう。
そも……私は戦闘においてはハンデキャップをいくつか常に抱えている。
性的なことにたいして脆弱な事もそうだが……バトルスーツに辛うじて収まっている爆乳という重りがある。
身長173cmとなかなかな身長だが……胸のサイズは100を優に超している。
その胸元回りは伸縮性のあるアンダースーツと頂点付近は幾らか鎧が出ている……
しかし下回りはスカスカ、露出しているとは言えエネルギー吸収膜が張られ幾らかの防備は出来ている……
暴れまわる乳房を抑え込むには不十分な為暴れる際にはコレに振り回される。
「一度痛い目にもあっているからな……あの恥辱は忘れん……」
その昔、まだ私が駆け出し……この力に慢心していた頃だったな……
バトルスーツを一部破損させられ逃げおおせる場面があった。
敗走したという事実も恥辱だが……その際にゼーベス原産のカラーム・ツータというのに捕らえられて……
ものの見事な触手凌辱を味わっている……私の生命エネルギーを吸われ胸も弄ばれたか。
後続のバウンティハンターに助けられたが……アレは本当に忘れ難い。
そして同時に私のエロ耐性の無さを痛感したのだったな……
「む、近いな……」
生命反応が一つ近くなっている……動いているとなれば何かの実験生物だったりしたのか?
バトルスーツの爪をしっかりと起動させつつ……慎重に、しかして臆せず進む。
暗く瓦礫が多い通路を抜けた先は……非常用電源が作動している一室だった。
生命反応はソコにあり……どういう施設だったかも窺い知る事ができた。
破損した培養カプセル、大小様々な封入装置……大まかな予想通りに実験施設だった様子だ。
ゼーベス星人自身のクローン施設だったとも伺えるな。
戦力拡充の重要拠点……非常用電源があるのも頷けるな。
そして非常灯が照らす中に蠢いていたのは……拍子抜けだな、これはSR388に雑多に生息しているカエルのような……ナード。
脆弱も脆弱……ザコの中のザコといった所、負けるほうが難しいまであるな。
まぁ油断するつもりは……
「フンッ……!」
サラサラ無い、爪の一撃で屠る。
……?手応えがない!
ザコをなぜ……と思ったが新手の生物兵器か?
一瞬にしてその姿を変えていく……
「くっ!?なんだコイツは……!!」
アメーバ状の何かに変形したと思えば胸に、張り付いていくる。
引き剥がそうとしてもこちらの物理的干渉を受け付けない。
それどころか肌を焼く感じ……このアメーバ自体が何か害があると思われるッ……!
ホログラムで表示されるバトルスーツのエネルギーが削られていっている、だと!?
そんなバカな、超高温のプラズマや強酸性でもなければ削られない……筈だというのに。
その事実に驚きだが執拗にコイツ……私の胸に張り付いて来る、イヤな記憶が想起されるなっ……!
「くっ、やめろ……入ってくるな……ぁあぁぁっっ!?♥♥」
エネルギー吸収膜という物理に対してはあまり役に立たない……薄膜を貫通してくる。
そのまま乳房に纏わりつき鎧の内側で蹂躙が始まる。
過敏な乳首に纏わりつかれ……一気に快感が私の力を奪っていく。
ギッ……と歯を噛み締めて耐える……耐えれない、快楽ではない……!
だが一瞬だが……このアメーバ、エネルギー吸収膜に怯んでいたな。
ならば……おそらくはエネルギー体に近いと思われる。
多少自分の鎧も傷が入るがコラテラル・ダメージだ!
爪に変換してもランスの機能はほぼ使える。
私の生命エネルギーを変換したビーム刃も生成可能。
「はァッ……♥」
すこし、力が抜けてふにゃふにゃだが……目論見通りだ。
アメーバ体を怯ませ、そのまま焼き切ることに成功する……
これは酷いな……こんな物を製造していたとなると話は別だな……
問題は……鎧の中に潜んだ物か、部分的に解除して乳房を出してみる。
……どっぷんっ……たぷたぷ♥
揺れを抑制することは出来なくても一応戒めにはなっている。
拘束が解かれた乳房は大いに弾み揺れ飛び出る……
真っ白な肌にぷっくり浮かぶ乳首以外に……何もない。
ホログラムを起動するが……生体反応がなくなっている。
じゅくっ……どくっ♥どくんっ♥
「ほっ♥は……は、ぁ……?」
なん、だ?何も無いはずなのに……乳房の奥から疼きが?
簡易メディカルチェック……不明な存在が体内から検出……
まさかと思うが先程のが中に入り込んでいるのか?
……免疫機能が撃退してくれるとは思うが、看過出来ないな。
早くこの惑星から脱出するか救難信号を発信しなければ……本格的なメディカルチェックを受けないと安心はできん。
バトルスーツはあくまでも戦闘がメイン、他はおまけ程度の補助だ。
そも……私のバトルスーツはあくまでも私の身体スペックを引き出す……そういう物だ。
機械的な要素を叩き込んだのも……おそらくはオマケなんだろう。
もう少しこの戦艦内部を調べて回りたいが……これ以上体内に侵入されるのはマズイと思う。
アメーバと同じで増殖するようだったら……最悪なのだがな。
「再展開……ッ♥ふぅっ……」
この締め付けられる感覚は慣れたものだが……今は快感を感じてしまう。
あのアメーバが原因だろうな……全く、面倒な事を……
バトルスーツの展開は万全、当初の目的を果たすべく船内を行こうか……
その後もパイレーツの船内をうろつく生命反応に遭遇するのだが……尽くが同じくアメーバだった。
擬態している状態でも若干凶暴化しているのが特徴だったが……
揃いも揃ってザコかと思いきや……こういう事だ。
今のところ……私の快楽神経を刺激し続けている事以外はなにも問題はない。
後々なにか問題が出る可能性はまだ消えていないが……それよりも重要な事が判明した。
「この惑星にパイレーツの拠点か……通信記録が怪しいが稼働しているのだろう」
ここにもSR388の生物が一部搬入されていて……第二第三のメトロイドを生み出そうとしていたらしい。
その実験記録が一部この船にも残っていた、進行は芳しくない様子だがな。
メトロイドはサムスによって絶滅させられた……メトロイド自身はチョウゾによって製造されていたらしい。
では自分たちも作れるのでは?と考えているらしいが……な。
このアメーバの事は記されていない、どうなってることやら……
「っ……大丈夫、まだ平気だ……幸運を掴んでいるんだ、絶対に脱出してやる」
私が件の拠点を知ったのは非常用電源で生きていた情報端末を見つけられたためだ。
調べ終わった後ほぼ同じくして電源が落ちた。非常用電源が切れるのが少し早ければ私は彷徨い歩く事になっていただろう。
……使えそうな資材は無くパイレーツの拠点を襲う他に無い。
絶対に生き延びて見せよう……
身体の疼きは無視できないが我慢できなくはない。
「顕現せよ、ロンゴミニアド!!」
バトルランス、ロンゴミニアドを解放しビームで大きな風穴を開け……船外に出る。
外は……お世辞にも良い環境ではない、酸素濃度が多めで普通のヒューマンでは生きていけない。
寒暖差は極端に激しく日照時間は極端に少ない。
当然この惑星にも原生生物は居るだろうが……凶暴だろうな。
「ふ……屠り甲斐がある生物が居たら……この快楽も忘れられるだろうな」
この煩わしくも感じる快楽の燻りは……戦の昂りに変えてしまえば良い……
再びブンブンとランスを振り回すと……自然と口角が上がっていた。
未知なる星、未知なる原生生物……それに心踊らせていたのはトレジャーハンターでもある私の性。
未知なる星の情報は宝、固有のモノを見つけられれば大きな一歩……
未開の地にて文明の痕跡を見つければ千金の価値あり。
知らない、分からない場所に切り込んでいって……その先にある未知を解き明かしていく。
それも生業にしているからこそ、この状況すら楽しんでいる節はあった。
「……パイレーツめ」
しかし実情はどうだ?生命体は大凡すべてがSR388の物になっていた。
いくらか原生生物と思わしきモノは見つけたが……それはすべて死体となっていた。
似たような生命体はいくつか例があげられるが……この惑星特有のモノだと推測される。
知能が高く銀河連邦製の物品であれ、パイレーツ製の物品すら振り回すエテコーン……それに近いと思う。
食い散らかしているのは……ナードやチュートなどがあげられる。
生態系を破壊していったのだ、これは許し難い。
侵略行為だけでも許し難い事だが……生態系の破壊までもするその根性が度し難いな。
腸が煮えくり返るこの想いは……私本来のモノでありそうでないとも言える。
私の精神性は割りとアルトリア・ペンドラゴンに近寄っている。
暴虐の統治者……平たく言えばジャイアニズムに近いか。
この怒りというのはそちらからくる……私本来のといえば……特に、なにもないのだ。
「ふぅっ……」
あまり頭に血を上らせては相手の策にハマりやすくなる。
冷静になることだ、生命反応は複数ある……敵性体かは不明だがな。
「ふっ!……全部が全部あのアメーバというわけでもないか」
飛び出してくるのはガウロンだったか。
本来は巣穴付近に近づかなければ……と思ったが、生息域を追われているのだろうか?
そうでもなければこんな何もない荒野で遭遇するとは……
……なるほど、原因が分かったな。
「キハンターにアスボロー……ゼーベス星人まで揃いも揃って……」
明確な敵性反応だ、それぞれ悪名高いスペースパイレーツの構成員。
リドリーの指示であれこれと虐殺、略奪行為を行う尖兵。
知性はあり対話も可能なはずなのだが……様子がおかしい。
纏う雰囲気に奴らの"遊び"が無いのだ。
どんな相手でも挑発を交えたり下品な言葉で煽り散らす……そういう輩なのだが。
お互いに言語やハンドサインでの意思疎通無し、私に向かって来る。
その行動の精密さ……まるでマシーンみたいだ。キリングマシーン。
「来い、雑魚共……全員残らず消し炭にしてくれる!」
何らかの洗脳があったのかもしれない。
そういう事件もあるにはあったと記憶している。
油断するつもりは無いが……よりいっそう気を引き締めて相手しなくてはなっ……!
「ッ!エリートか!?」
なんだこの動きの速さ、力強さ……一般的なパイレーツ構成員ではない!
洗脳されたとしてここまでなるものか!選りすぐりのエリートがココにいる……とは考えづらいが!
一糸乱れぬ群体行動に舌を巻くが……それで私を組み敷けるなどと……
『エナジーブースト、スタンバイ』
「舐めるなよっ!ハァッ!!」
相手の数はさほど多くはない、せいぜいが8体程度本来ならば特に苦戦する要素も無い。
相手も同士討ちを恐れて行動が制限されるもの、しかし……コイツらはまるで事情が違う。
まるでゲームや機械化された連中の用に緻密に即座に反応してくる!
機械化しているならば指示系統の受信電波を感知出来なくはないはず……なのだが……
それもない、その上機械部品の重さというのも感じさせない!
何だというのだ……?
エナジーブースト……原典的に言うならば魔力放出、攻防どちらにも使えるエネルギーの奔流。
一挙に襲いかかってくるのであれば各個撃破出来るようにこちらが整えるまで!
ビームを展開させたランスで貫けば……手応えあり。
真正面から飛びかかってきていたキハンターを撃破!次だ!
……まるで仲間の死に動じない、心というものを捨て去ったか?
とことん下衆に堕ちたな……一つ、また一つ……ランスで屠っていった。
残り一体、アスボロー……ある意味パワードスーツと言える有機素材の外骨格を操るタンク役と言おうか。
そいつが残った……他はすべて頭をきっちりと吹き飛ばして物言わぬ骸に変えた。
「さぁ、貴様で最後だ」
その外骨格も大部分に損害を入れている、後は……その外骨格の中。
本体とされるワームのような実体にダメージを与えれば良い。
刺殺したキハンター星人やゼーベス星人の死体を跨ぎ距離を詰める。
相手はまだ戦意を喪失してはいない……喪失した所で許しはしないが。
身体の興奮もいい具合に戦闘の方へ―――
ガッ
何事だ?ギョッとする私の両腕にはゼーベス星人のハサミとキハンター星人の腕!?
もう増援が来ていたのか?いや、そもそも生命反応は……
「……なん、だ?これは……」
徐々にその熱を持ち始めている背後の"一体"……足元に転がっていたと思う死体が消え去っている。
背後に目を向ければ……異様な光景があった。
それまで屠ったゼーベス星人、キハンター星人の特徴をまぜこぜにした顔が2つもあった。
腕もまた複数本……まるでそこにあった死体が即席で混ざりあったかのような……!
「くっ……不覚っ……!」
悠々と前から来るのは傷ついたアスボロー星人……だが、これまた様子がおかしい。
殺しに来る……様子ではない、何だ?
「……ッ、そういう狙いか……!」
ぬるぅっと出てきたのは生殖器……背後の複合星人は……私の胸に細い腕らしきものを押し当ててくる。
ご丁寧に細くも私の爆乳と呼んで差し支えない胸を覆い隠す程度には巨大な掌を形成している。
実際に今は私の鎧を剥がそうと無駄なことを続けている……私の意思でしっかりと食らいつく鎧を解くのは不可能だ。
ただ……マズイな……っ♥
むにゅぅっ♥むにっ♥むにむにっ♥
鎧の上からとは言え……揉み回されるのは非常によろしくない。
中に侵入したと思われるアメーバも活性化し始めている……くっ、下半身にもずいぶんと熱が籠るっ……
胸も熱く、快感が増幅されて……堪え難いっ……!
『警告:メンタル状況悪化、スーツ機能に支障』
分かっているっ……と言いたいが口を開けば甘い声が出てしまい……歯止めが利かなくなりそうだ。
このままではマズイが、エナジーブーストでも振りほどけ無い。
マズイ、マズイ……!
身体が強制的に火照らされている、額、胸元……太腿などに汗が浮かぶ。
私を無力したと思うのかアスボロー星人は悠々と私の太腿を掴み、無理矢理にM字開脚させていく。
くっ……なんたる屈辱っ……!
後にも先にもこんな恥辱は……もう無いと信じたいがっ……!
すり、すりすりっ……くにっ♥
「~~~~っっっ♥♥ぅ、ぁ、まず……ぃぃっっ♥♥」
乳房だけに留まらず一等弱い性器のワレメ付近を摩り上げられ……先端でほじくられれば……
私の身体が生殖欲を刺激され……増幅し、快感でもって私の脳を焼き尽くす。
軽く絶頂に導かれた私は……もう、スーツの機能を満足に維持するだけ集中出来かねている。
辛うじてオンラインなのはバトルランスの機能全般と遺伝子から増幅され形成されている鎧だけ……だ。
胸元のズレ防止、エネルギー吸収膜などは軒並みオフライン。
……一巻の終わりだ。さっと頭が冷えていく。
血の気が引く思いとはコレだな……熱く煮えたぎるほどに感じている身体だが……背筋には冷たいものが走った。
背後の複合星人も、前のアスボローも……等しく触手を生やして私のスーツの内側へと潜り込ませてきた。
悍ましいヌルヌルとしてブヨブヨとした……生理的嫌悪感を催す触感に身体が震える。
……快感で震えたわけじゃない、それに安堵するが……それも数秒の事だろうな。
「やめ、ろぉっ……♥」
にゅるぅっ……ぐぐ……ぶるんっ♥ぽよんっ、たぷたぷ♥
にちゅ……ぐちゅぐちゅ♥つぷんっ♥
完全に無防備になった露出部から触手が入り込んでくる。
そして……私の乳房、股座付近を強引にずらしてきた。
鎧の下はただの薄い布一つ……触手の侵入を妨げるのはもう無理だ。
我が物顔で触手が……更に言えば、アスボローの本体、その生殖器までもが私に入り込んできた。
両胸には……揉み込んできていた腕が覆いかぶさり揉み上げてくる。
脇腹から先端に向かって何度も何度も……これ、は……♥
「う"ぁああぁぁああっっ♥♥きさ、まらぁぁあああぁっっ♥♥」
ぅっ、くぅっ……抗い難い快楽の嵐が私を攫っていきそうだ。
身体から上がるのはドラガ族の強い雌の生殖本能の喘ぎ……そして私の健気な反抗の意思。
非常に……悔しいがもうダメ、だっ……♥
触手が我先にと私の膣に入り込んでくる。
一本、二本、三本と入り込みうねり……膣のなかを所狭しと暴れまわっていく。
偶然にもGスポットを刺激したか……もう耐えれ……ッッ!
「あ"ぁああぁぁぁあああっっっ♥♥♥」
ビクンッと身体が反り返り……視界が何度も白く爆ぜて……
私の思考が、生殖に……♥オスちんぽに……侵食されて……♥
暴虐の化身に群がる心無い雄たち。
その実体はいくつもの寄生体X……その変異種達が合わさったものだった。
傷ついたX達はお互いに補完し合いながらアルトリアという女体を弄んでいく。
奇跡的にも快感に弱く無力化に成功した後は……その身体を自分たちの繁殖に都合よく仕立て上げる為だけに触手で弄ぶ。
そこに欲情などというものはない、ただただ機械的なまでの生殖本能だ。
より強いより効率的な繁殖のためにアルトリアという強固で希少な肉便器をほっしていた。
これがサムス・アランであっても……おそらくは同じだ。
弱い物は取り憑いて殺しその遺伝子情報を次に生かす。
単一分裂では遺伝子の混ざり合いに不都合等も生まれる、悪性変異とでも言おう。
そこでX達が目につけたのが……女体だ。
自分たちの遺伝子を植え付けた卵子を育成、産ませ……産み落ちたモノを取り込み更に強くなっていく。
そうすることで究極の個になろうとしていたのだ。
じゅっぽ♥ずぷずぷ♥♥じゅぷんっ♥
たぷん♥ばるんっ♥ぷしっ♥ぷしゃぁぁ♥♥
「あぁああぁあぁっっ♥♥あ"ァァッッ♥お"っ♥♥んぃっ♥♥」
Xが形成した触手郡はアルトリアを一介の雌に堕とした。
レオタード状のスーツの下……股座に潜り込んだ複数の触手がかき乱し……
両胸はいやらしく揉み上げられ搾乳され……さらには別なXが擬態したアスボローの子、ゾエアが張り付き母乳を啜り上げる。
そう、アルトリアの身体は内部に侵入し地道に準備していたXにより……母乳体質にもなっていたのだ。
精神的な抵抗からその侵食は無意識下で抵抗があったが……それもなくなり……
アルトリアの爆乳はさらなる進化を遂げ……大きく実っていく。
子宮内部もまた……Xが自身の遺伝子を吐き出すという自殺行為に近いものをしてまで叩きつけた精液……
それはそれは……特濃でアルトリアの女の尊厳を蹂躙する……魔の精液だった。
「――――――――ッッ♥♥」
つぷんっ……♥
精液となったXがアルトリアの卵巣を侵食していく。
同時に排卵されていた卵子を食い荒らし……己の遺伝子情報を叩き込む。
一つ、また一つ……侵食された卵巣はX専用の卵子を生み出し、吐き出していく。
それもまた……精子Xにより受精卵へと変わっていく。
深い深い女の喜びがアルトリアを襲い、その理性を溶かし銀河の彼方へ追いやったまま戻さない。
乳腺もXによる侵食とゾエアによる搾乳により異常活性化状態になり戻らない。
ここもまた……Xの繁殖場所に使われることになるだろう。
一発、精液を叩き込む度に萎縮していくX達……溶け合い混ざり合い……
少しずつアルトリアの身体へと注ぎ込まれ消えていく。
身体を中から……徐々に侵食し……宿主が気が付かぬ間に手遅れになるまで改造し尽くしていく。
それは宿主、アルトリアの精神にまで……及ぼうとしていた。
ん、んん……身体が、重い……
バトルスーツはほぼダメ、ですね……胸が入り切らずそこだけエラー、展開不可ですね。
「なん、ですかこの……ッ♥あぁぁ……っ♥」
気絶から目を覚ましてみれば……身体は酷い有様。
身体の奥底からは酷い疼きがあって私を直ぐ様に性欲の奴隷にしようと魔の手を差し向けてくる。
両乳房は……なんてことでしょう、一回り、いえ……二回りは大きくさせられているっ……!
母乳まで出るとは……妊娠した覚えはありませんが、これは……?
あのアメーバが原因でしょうか……酷い……
よろよろと立ち上がると……身体のバランスが崩れているのが実感出来ますね。
おまけに……乳房が丸出しで、また襲われでもしたら……
「ッ♥うそ、でしょう?揺れ弾むだけで……こんなっ……はぅっ♥」
もう戦闘どころではありませんね、酷く感じて歩くことすら……ままならないとは。
胸から迸る母乳の出る感覚もまた、凄まじくて……早急に、メディカルポッド等を探さないと……
こんな状態でパイレーツの基地に向かうなどしたら……自殺もいいところですが……
「……他に、無いのですから……はぁっ♥」
非常に感じ昂ぶる身体を引きずるように遠くに見える施設へ歩いて行く。
ふふ、酷いですね……精神状態がよくないからかバトルランスすら展開出来ないとは。
じくじく、どくんどくんと身体のあちこちが……疼く、酷い有様……
文字通りに無力な、ただただ頑丈なだけの女にされてしまいましたね。
これは……屈辱以外の何物でもないですね、私は……バウンティハンター、戦いに生きる女でしたのに、ね。
隠れきることは出来ないでしょう、母乳があまりにも匂う。
「……ッ♥」
一歩一歩が重く、ビクついてしかたないですね。
これえは怯えているかのように……見えて、恥辱っ……!
いっそ不気味なほど……道中が何も居なかった。
原生生物の死骸すら無い……何かがおかしいと思いつつも突き進む他になかった。
パイレーツの施設は……動力源が動いているのか電力は生きたままだった。
各所の認証は壊れている、何かが暴れた痕跡もあるな。
「……あれは……!」
遠くに見えたのはオレンジ色で空中を蠢きながら浮かんでいるあのアメーバだ。
施設の奥へと消えていった……今アレに襲われたくはない……施設内にも発生しているとなれば……
いや、そもそもだが……私を犯し抜いたあのパイレーツ達もあのアメーバだった……のか?
恐ろしい事だが私は、あの犯されている最中のことを覚えていない。
……消えていたことを考えるとそうなのかもしれないな。
となれば……この施設内はアメーバ地獄か?
首尾よく通信施設やスターシップの格納庫にたどり着いても……身の安全は保証できかねるか。
入り込んだは良いが、これはダメだ……引き返そう……
「ふ……こんな星で一生を閉じると思うと、悲しくなりますね」
真っ当な女として生まれることはなく、人生の歩みも同じく……
男に抱かれるビジョンもありませんでしたが……一人寂しく死ぬと思うと……イヤですね。
流石に、悲しく、泣きたくもなります。
修理する手立ても無いでしょう、銀河連邦がこの星を調べに来るのはあと何年後でしょうか?
そこまで生き延びていられるとは……正直、怪しいと思います。
「とにかく……一度離れないと……」
重く、快感に疼く脆弱になってしまった身体を動かし施設から出ようとした。
外とつながる扉をコンソール操作で開けた。
外の景色があると……そう、思っていました。
隔壁が空いたその先にあったのは……オレンジ色の超巨大なアメーバ。
いくつもの生物の顔が生えた……悍ましい、生命を冒涜するような……
「……は、はは……はは」
あまりの絶望感に私をして、乾いた笑いが出るだけでした。
蠢くその巨体は……私を包み、飲み込んだ……
粘体かと思いきや擬態する事で多種多様な姿を取れるX。
柔軟にアルトリアを捕らえたと思えばその体内へ……
集合体として顕現するこの一帯のボスと言えるXの中へと取り込んでいく。
「ぁ……あぁぁ……♥」
絶望的な相手に戦意喪失しているのか……それとも……
むにゅぅっ♥むにっ♥ずりゅずりゅ♥
その取り込まれる最中に揉みしだかれ摩りあげられる全身から来る快楽に震えるばかりだからなのか。
ろくな抵抗も出来ないまま両手両足……もう外から明確にアルトリアを視認出来るのは……無くなってしまった。
濃ゆい濃ゆいそのゲル状の身体の奥で取り込まれた女のシルエットしか確認する事は出来ない。
ズシン……ズシン……
大きな音を立て巨体を動かし基地の中へと消えていく集合体X。
その姿から後にカオティック・ワンと名称がつけられるソレはアルトリアという苗床を入手し……力を蓄え始める。
いつ来るか分からない天敵、メトロイドの再来に恐れ……
Xは相互に意思疎通を行う、言語は全く使わず……一体のXがメトロイドの襲来を受け死滅したならば直ぐ様に周囲のXにその情報は伝わる。
その伝達手段は不明ながら……距離以外でその伝達網を遮断するのは難しい。
アルトリアの体内に侵入したXの持つ情報を共有するのは……容易いこと。
どうしたらアルトリアという女を陥落させられるか。
食い殺すよりも自分たちの変異、進化に貢献させる為だけに飼い殺す……
その最善の手を共有していく。
もはや抵抗する力も、精神力も持ち合わせないアルトリアは……そのバトルスーツの機能を喪失してしまった。
強固に護っていた龍鱗の鎧も消え失せてしまい……まとめ上げられていた髪も解けた。
程々に長いくすんだブロンドヘアにもXの触手は絡みついていく。
一本一本、その身体のすべてを余すこと無く利用し使い潰す勢いで……
「や、やめ……やめ、て♥♥」
尊大な振る舞いも鳴りを潜め斜に構えがちだった性格の奥底。
アルトリアとしての性分の……もっと根本的な所とも結合した一介の村娘同然に成り果てていた。
強靭な精神力もこうなれば二度と復活はしまい。
全身をゲル状の触手が舐め摩り……末端から身体の芯まで疼かせていく。
口では拒絶していても……鋭さを失った目、身体の反応……無意識下での動きなどはもう受け入れつつあった。
指先一つ一つの合間も丹念に……まるで舌で舐るように……
くりゅっ♥くりくり……♥
「ッッ♥♥はっ、ふ♥ぁぁぁぁっっ♥♥」
特に神経が集中する乳首と陰茎には焦らすように何度も何度も舐め回され、弾くことはなく丹念に……
決して絶頂を味あわせずにもどかしい快感を叩きつけていく。
どうあがいても快感から逃れられないことを教育していく。
そう、これはアルトリアという気高い女をタダの雌……それも繁殖用の苗床に堕とす調教だ。
他の邪魔が絶対に入らない……体内というカプセルの中で……
「ん、ふ……ん"ん"っ……♥」
栄養素はほぼいらないのがこの生命体Xだが……アルトリアは違う。
中に寄生したXがいくらか栄養素を分泌はするが……それでも追いつかない。
特に酸素という大事なモノは外部から供給する他無い。
アルトリアの口に管を叩き込むと酸素と栄養素になる液体を強引に供給していく。
それにも抵抗しきれない、それどころかその仕打ちにも快感を感じ始めている。
身体はもう不可逆なまでに苗床への下準備が進んだ証だ。
さながらXと一体化していった結果とも言えるか。
くりくり……くりっ♥ぐりぃっ♥
「んん"ん"っっ♥♥~~~~ッッ♥♥」
絶妙にXは調整しながら……絶頂しないギリギリのラインで乳首をイジメ、バキバキ勃起した陰茎を押し込み刺激する。
そこだけ意図的に感度を落されているのだ、絶対に絶頂にいけない。
しかし身体は絶頂を求める、精神の方も……傾きかけている。
「っ……ん、んんっ……!」
もごもごと口を動かし、ふるふると頭を振るアルトリア。
その視線の先にあったのは……凶悪な見た目の乳房を刺激するだろうブラシ触手、そして搾乳触手。
肉豆を扱き上げるキャップまでも形成されていた……ご丁寧に擬態したのかゲル状のモノではない。
暗い肉色のボディに紫の繊毛で形成されていた、そんなモノに被さられたらどうなるか理解できないアルトリアではない。
頭を振るのはまだ抵抗する精神がある……そんなものでイかされたら死ぬと。
「ぅっ……!……ッ……」
だがXはそれで無理やりイかせる事はしない。
巨大に……恵体のアルトリアをしてひと抱えする、バランスが前に偏るほどになった乳房の輪郭にそって動く。
触れるか触れないかのギリギリのラインで……
少しでも望めば触れる、触れたら絶頂に到れる……そんな餌が目の前にぶら下げられたのだ。
その間も乳首やクリへの焦らしは……終わらない。
その攻防が数分は続く……ワケもない、一度性欲に火が点けば留まりどころを知らない種族に生まれたアルトリア……
ころりと……その誘いに屈してしまった。
無論……ソレ以前にXによる精神汚染があった結果でもあるが……
「ぷぁぁっ♥♥い"ぃぃっっ♥♥いぐっ♥ぅぅっ♥♥きもち、ぃぃ♥♥♥ん"ぁぁああっっっ♥♥」
自ら胸を弾ませて、腰を動かし……吸い付かせてしまった。
それからはXの生やしたゲルはさっと引き……各種触手がアルトリアの特級の弱点を刺激していく。
乳輪毎先端に食らいついた搾乳触手はその内側に生え揃った繊毛で刺激しながら乳首にさらに触手を潜入させ……乳腺を犯していく。
そして刺激された乳腺から飛び出てくる……蓄えに蓄えられたX専用の特濃エネルギーミルクを吸い上げていく。
左右交互に……押しては引いて……その爆乳を潰し、伸ばし全体を刺激していく。
ブラシもまた乳房の外から……発達した乳腺を摩り刺激してその補助をする。
クリキャップ触手は言うまでもなくその肉の芽を丁寧に……強く摩り、弾きイキ地獄に叩き落としていく。
アルトリアのイキ潮がXに吸収されていく……それに含まれる遺伝子もまた……Xに共有され強さに貢献していく。
知性はありながらも心というものを持たない凶悪な生物でありながら……その責め方は執拗さを極めた。
そうしてアルトリアの心を屈服させた後に……X達は生殖を始めた。
非効率的ながらにより強くなる可能性に掛けて……
心も屈したアルトリアの精神には……Xの汚染が深刻なまでに出てきていた。
「あ"ッッ♥♥ふと……ぃ♥んふっ、あっ♥♥ぉご!?ぉ、おぉぉ♥♥ほぅぐっっ♥♥」
オレンジのゲルの中いくつものペニスが生え揃ってはアルトリアの孕み穴となった膣に殺到していく。
それぞれが蠢き触手のようになりながら……その形状は様々、それこそ寄生し遺伝子を奪い取った生物たちのモノなのだろう。
丸太のように太く長く、いくつもの肉瘤がついた剛直が形成され……それがアルトリアに突きこまれた。
無論それはアルトリアには太すぎる、華奢と言っていいほど細い腰にぼっこりと浮かび上がるペニスのシルエット。
内蔵も子宮も……押しつぶされているのは容易に分かるだろう。
そんな苦しみがあって然りの所業にも快楽を感じ媚び、アクメを晒す。
肉瘤一つ一つが引っかかり中を刺激していく……アルトリア専用のレディキラーだった。
ソレだけではない……その脇を締めるように細く先端がいくつも分かれた触手も入り込み膣壁をくすぐっていく。
力の剛直で圧倒的な雄に組み敷かれる悦びを植え付け……技の細枝で弱点を……特に感じるスウィートスポットをくすぐり雌に堕とす。
入念な生殖行為で最大限に排卵を誘発させていく……
両乳房から吸い出された母乳から生成されたX特性の精液が……そんな剛直に装填される。
ごぷっ……♥
根本からアルトリアの膣を押し広げていき中へと登っていく。
「ァ……――――――――――――――――んぎぃぃいいぃぃッッ♥♥♥」
その音は破裂音に近い、リットル単位はあろうという精液が子宮に直接叩き込まれ、その余波で膣にまで逆流していく。
当然子宮内部……卵巣付近まで精子で汚染される……いくつもの受精卵が即座に出来上がる……
……その事を本能的に理解りながらも……快楽の前に思考が追いつかず、精神力も切れ……
アルトリアは完全に……Xの魔の手に落ちた。
惑星YRー880 パイレーツ・バイオラボ周辺掃討作戦レポート
作成者 サムス・アラン
根絶させたはずのXが居る、その情報は正しかった。
それも原種とはまた別の亜種個体が大繁殖をしていた。
その大概は原種と同じく宿主を殺しその姿を模倣する物だった。
しかし……この惑星で繁殖していたXの根源、仮名称でカオティック・ワンとした個体については別であった。
幾つもの巨大生物の顔、脚、攻撃機関をもったモノでクレイド、スポアスポーン、イシュタル等の特徴が混在していた。
中でもリドリーと思っていたモノがあったが……それはまた別であった。
ハイパービームにてその外殻の大概を排除した所……黒い凶悪なドラゴンの姿になった。
そしてその腹には……一人の女性の姿があった。
捜索司令が出されていたバウンティハンター・アルトリアの姿だ。
正気を失っている様子であった上にその両胸は……著しく巨大化し、推測120cmもあろうというもの
その乳房にはXのモノと思われる触手が絡みつき先端に吸い付いていた。
股座には二股の……アレが突きこまれ凌辱されている様子があった。
くぐもった、悲鳴にもならない呻きが聞こえる程度だったが……取り込み苗床のようにする姿は異様であった。
最悪なことにこのカオティック・ワンは逃亡……Xの繁殖は想定以上に多く閉鎖ないし……爆破処理を推奨する。