めっちゃくちゃノリノリで書いてた
ふと気づいたのは私の身体を何かが強引に引きずろうとしている感覚でした。
ふわふわとした……私が座から呼ばれ降臨しようとしていた所を……横合いから何かが強引に引くのです。
その感覚は数秒も経たず……留まり、固まり、私という女を形成す物へと変わる。
「強引な呼び出しですわね……手打ちに肌をチリチリに……あら?」
多少の無作法は広い目で許しましょう。
しかしこの強引さは少々目に余る物です。
焦がして差し上げよう……かと思ったのですが、雰囲気が非常に怪しいのです。
怪訝に思い、眉を顰めながら周囲を窺い見ると……鬱蒼とした森と荒れた家屋が点在する……廃村か何かでしょう。
形式は私がよく知る日の本の物、下々の農民が使っていた家屋とお見受けします。
それで居ながら……邪な気、穢れというものが満ちていますね……
人の死の概念が満ちている……墓地にありがちな物ですわ。
「……邪を祓うには清らかな焔、つまり私の焔が最適ですね」
私の名は清姫、名は体を表すとも言います。
えぇえぇ、私の焔は煩悩を焼き嘘を焼く浄化の焔です、魔を祓うというにはもってこいです。
……袖より扇を出して戦闘への備えをいたしましょう。
そも、本来私は戦闘のような荒事には一切不向き、無縁の存在ではございますが……
今はサーヴァント、バーサーカーの身にてございます。
何より……夫の帰りを待つ家内として降りかかる火の粉を払えねばなりませんもの、ね♪
マスターとの繋がりは感じれませんが魔力的な物は感じます。
正直マスターが居ないこの場所に何も思う所はございませんので……座に還りたいまであるのですが……
残念ながら退去も無理そうですね、自害する手段もありませんし……入水するだけの川も井戸もございません。
となれば……面倒ではありますし痛いので嫌なのですが……早々に退去となれば……
「この廃村に居着いていそうな物の怪と適当に……いえ、いえ……」
……それで帰ってまた召喚をとなればそれはそれでお叱りを受けそうな気がします。
考え直して……ここはマスターにお褒めいただく為、頼れる家内という側面をしっかりとアピールする場と……考えましょう。
「なにより、このまま放っておけば後々にマスター様のお手を煩わせる可能性もありますわね」
私が一番に懸念しているのは此度の元凶を放っておいたが為に後々に大きな害になる事です。
……考えがまとまり顔をあげる。
力の流れはこの村の奥と見え……根絶するには奥へ踏み入れなければならない様子ですね。
「変則的な花嫁修業と思えば……そう悪いものでもありませんね」
全ては……マスター、安珍様の為です♥
廃村の中へと入ってみれば想像通りの荒れ具合。
亡骸と化した人、獣……人骨なども積み上がっているのが散見されます。
これは穢れが多く感じられて然りというものです。
「やはり、物の怪へと変じていましたか」
そんな掃いて捨てるほどある躯の山から一つ、這い出てくる者が。
でっぷりと肥えた腹になった大柄な殿方……肌色は青く生気を感じれない物に変わっていて。
双眸からも人ならざるモノの気配を感じます……瞳孔は金色に光り、眼球は赤く……血の涙を流し続ける。
その様相は屍人……もしくは鬼と呼んでもよろしいかと。
人から転じた物であれば理性があるかと存じますが……どうにもその気配はなさそうです。
その理性も知性も感じれない目で見られるのは……不愉快です。
……理性は無いながらに獣性はあるらしく、私の体を舐め回すように見てくるのです。
特に……年頃の割には肉付きが良いとお褒めいただく乳房や腰回りを……
……あぁ、苛立ちが喉から出てしまいそうです。
チリチリと……唇から青い焔となって漏れ出てしまうのです。
視界の端にも見えて……自分で苛立ちが表に出ているのだと……理解ってしまいますね。
まぁ今はそれを諫める必要も一切ありませんので。
「……ひと思いに燃やし尽くして差し上げましょう」
不埒な目で見る煩悩は焼き払って差し上げます。
悔い改めるべく地獄へ堕ちなさい。
近寄りたくも、ございませんので……!
愛用の扇を開き、魔力を載せる。
私の魔力というのは……愛の焔そのものです。
「シャアアアアッッ!!!」
外敵は抹殺する、ちょっぴり憎しみも籠もっている焔ですが。
多量の焔が屍人へ殺到していく。
他の物にも燃え移っていき……その様は野焼き。
若しくは……戰場で屠られた武士達の葬儀でしょうか。
「……侮っていたつもりはございませんが、耐えられたご様子で」
限界に十分な魔力はあり、攻撃に回す魔力に不足はございません。
火力不足……というわけでは無いはずですが。
ならばさらに燃やすだけです、面で焼くのが焦がすだけ……でしたら……
「ハッ!」
では趣向を変え穿つように小粒の火球で焼いて差し上げましょう。
扇に載せられた清姫の魔力……それは青い焔となり、火球となって相対するゾンビの一体に向かっていく。
高速飛来する超高温で神秘を纏う焔は並大抵の怪異などひとたまりも無い……ハズだった。
ゾンビの不気味な目はひたすらに清姫のある一点を見つめていた。
焔なぞ一切関係ない、肌を焦がす物のハズだが……まるで無効化しているかのように無視して……
関係がない?否、しっかりとダメージは入っている。
が、しかし……清姫が認知できない幾つかの制約があった。
まず清姫自身に非常に強い制約があった、この召喚自体が強制力が強い物であったが……
清姫自身の戦闘能力が幾分削られている、その分を変換されているのだ。
その現れは……ゾンビが見る先、乳房に現れていた。
慎ましい衣服である着物、多少その身体が起伏に富んでいても覆い隠す和の衣服。
……清姫の胸元は多少丘を作っているのが通常、水着でその中の爆弾を見せたハズだった。
今の清姫の胸元はその実、メル友でもあり良妻仲間でもある玉藻の前と同じ程に実っていた。
つまるところ、胸が増強されていた、着物の胸元が緩むほどに……
「コレでもダメですか、しぶといですね……シャァァアアッッ!!」
たっぷん♥たぷんたぷん♥
決して激しくは動いていないハズの清姫だったが……その乳房は雄を誘う様に揺れ弾んでいた。
それを認識出来ないのは……聖杯の縛り、一種の認識阻害が入っていた。
認識を一時的に妨げる程度の物だ。それだけではないが……清姫は知る由もない。
だが、これだけでゾンビ一体を仕留めきれないというのはあり得ない。
いかに弱い部類である清姫であってもサーヴァントの身となれば苦労することも無く焼き払える物だ。
ゾンビも通常のゾンビとは一味違うものだった。
この村で古くより執り行われていた儀式があった。
黄泉の門と近いという信仰があるこの村ではその黄泉の門を封印する儀式があった。
一人の生贄を捧げ、未だ死を受け入れられていない亡者の嘆きを鎮める。
そしてその黄泉の門が開かぬよう外から清き気を装填した縄で縛るという物。
一人を黄泉に嫁入りさせ縄で縛る……逝き縄の儀。
その儀式の失敗の成れの果てが今のこのゾンビの山であり……
「くっ……不利ですわね……!」
改造された清姫という極上の贄、召喚に至る……欲望の渦だ。
一人の屍人にここまで手こずるとは……想定外の状況に逃げる他にありません。
もしかしたら何か……強力な補助を受けているのかもしれません。
私の身体には違和感は感じませんので……
「屍人が増えてきましたね……くっ……」
その形は多少異なれど大凡の特徴は同じですわね。
青い肌に血涙を流す眼……視線が私の乳房に向かっている事。
そして私の焔を意に介す様子もなく猛追して来る事。
そうなれば私がどうこうできる相手ではない……ですね。
一応なりとも効いてはいるらしく一体倒れ動かなくなり他の屍人の足かせになった者がでましたが……
それも何発も何発も焔を浴びせてようやくです。
表面がカリっと焦げたわけでもなく……何か妙です。
……宝具開帳するには魔力が心許なく、それすら通用しないのでしたら……
くすん……薙刀がございましたら少しは違ったかもしれません。
「くっ……追いつかれる事はありませんけど、足が……」
あまり運動は得意ではございませんし長く走るのは……安鎮様を■■する際に……
いえいえ、余計な事に気を取られては追いつかれるだけです。
今は足止めになるかわかりませんが絶えず攻撃をしながらの逃げです。
たった一言だけでもマスターの声援があったりでもしたら……愛の力で100倍火力になるのですけど。
……追いつかれる可能性も出てきましたね。
逃げる私と屍人との距離が狭まって……土地勘も無い場所なのもあって逃げ先に惑う事も……
「……もしや、私の身体に何か異変が?」
走っているつもりですが……どうにも、一歩一歩が重く感じるような。
一度身体を落ち着けられる場所に逃げ込み確認した方が良いかもしれません。
一度疑いを身体に持ち始めれば不安が増していく一方です。
……気のせいかもしれませんが、乳房もいやに揺れているようにも思えます。
しっかりと着込んでいるはずなのですが……どこかで緩んだかもしれません。
旦那様以外に見せつけるつもりは毛頭ございません……
「ふっ……!シャアアッッ!!」
少々魔力を多く使いますが、連続して焔を浴びせ……視界が切れた所でささっと草場へと隠れてしまいましょう。
上手く撒けたご様子……森を形成する木々の一つに身を寄せ、隠れていました。
草も背が高く隠れるには良いかと思いましたが……違和感に気づいて直ぐ様に木の虚へと潜った次第なのです。
……違和感の正体は私の乳房にございました。
まず、私の乳房は年頃の割には大きい……といった程度、成人女性としては並より少し大きい程度。
破廉恥な程大きくはございませんでした。
それが、今の私の胸はといえば……元の慎ましくも夫を満足させうる大きさを越えていました。
こんな胸、こんな大きさ……は、は……破廉恥が過ぎます!!
これ、玉藻さんくらいに大きくなっていませんか?
私の身長でこれは大きすぎるというものです。
いつからこうなっていたのでしょう……見当がつかないのですが……
もしや……召喚時からこうだったのでしょうか?
両手を使って乳房を持っては幻等ではないのを確認しつつ……沸々と怒りというものが出てくるものです。
「嘘つきではありませんが……元凶のお方は焼き尽くして差し上げましょう……!」
正直な所宝具を開帳しても問題はなさそうなのです。
というのも攻撃した瞬間にドッと魔力が流れ込んでくるのです。
まるで消滅退去を許さないと言わんばかりに……
いえ、そもそもですが……この魔力は私の中から湧き出ているようにも思えるのです。
つまり……私は退去という手段がほぼ無いのです。
自決も舌を噛み切ろうと思ったら身体が固まりそれを拒絶するのです。
私の意思に反して……そうなるのです。
こんなのは令呪や……それに準ずる強い強制力によるもの。
つまりは喚ばれた儀式の大本がそうしていると考えるべきでしょう……
「……竜の焔は舐めてかかれば痛い目を見るという事をじっくり分からせて差し上げましょう」
ただ、元凶の元へと行くにはあの屍人の群れをどうにかしないとなりませんね……
いつまでもこの木の虚に隠れている訳にも参りませんし……
どうしたら……良いものでしょうか?
ふにゅ♥
ッ!?ナニかが乳房に……
恐る恐ると視線を下に向ければ……
「……い、イヤ!離れてくださ……ぃ!!離れ……ッッ♥♥」
まるであの屍人の掌のみが切り離れたかのような……手が浮かんでいたのです。
掌には口があり……手首付近からは3本程の触手が。
一つが私の胸に食らいつくと……次から次へとそんな手の物の怪が現れ……
私を取り押さえていくのでした。
木の虚から飛び出て振り払おうとした清姫をゾンビハンド達が取り押さえていく。
欲望の手とも言えるそれらは清姫の無防備な着物のあちこちから侵入していく。
緩んで深く刻まれた谷間が見える胸元には首元から、袖から……
深いスリットが刻まれ魅惑の太腿が見える腰下にも……
あっという間に両手で数えられないほどに集り、清姫の身体を拘束していく。
否、拘束ではない……引き剥がそうとしても圧倒的な握力で抵抗する。
そもそも手が届かない場所に張り付く……清姫の処理能力が追いつかないのだ。
そんな有様で清姫の身体には……この村の変貌した儀式の毒牙がようやくと……かぶりついた。
肌に直接触れる亡者の手は……清姫には不可解なまでに心地よく、快楽をもたらす物だった……
すりすり♥たぷたぷ♥
「ふ、ぁ♥♥な、なにを……離れ、な……ぁぁぁぁあっ♥♥」
袖より侵入した掌はしっかりと清姫の肋に張り付き……その先にある乳房の根本にターゲットを絞った。
たっぷりと実り下着も特に着けられていない胸は……柔らかく若い弾力もありツンと前を向いていた。
それは清姫の愛に対するポジティブ思考も現れているようにも見える。
だが、今はそんな魅惑の胸にゾンビの冷たい手が迫り、擦る。
根本に指を這わせ下から支えあげていき……そしてさすっていく。
その下には乳腺が……乳房の性感帯の一つが潜んでいる。
当然未開発でただ擦られただけでは快楽を得るには至らないハズの物だ。
が、それが始めて触られるハズなのだが……清姫は快楽に身を捩り甘い声を上げていく。
軽く軽く……二度擦られ、乳房を揺さぶられるだけで……
「こっ……の……は、ぁっ♥♥あぁぁっっ♥♥」
抵抗の意思が感じれるしかめっ面が快楽の色が出て、揺らぐ。
ゾンビの手が絡み無理矢理に恋人繋ぎをさせられている両手も……ぎゅっと力が入る。
強烈な快楽とは言わない、しかし無垢で性的接触をまるで無かったハズの清姫には劇毒。
堪えようのない快楽が身体を駆け巡り唇から漏れ出る快楽の喘ぎを止められずに居る。
恥辱に歯噛みしそうな物なのだが……それもままならない。
すりすり……すり、たぷんっ♥
もにゅもにゅ……むにむに……くりっ♥
ちゅっちゅっ、れろぉっ……れろれろ♥
「な、ぜ……こんな……ぁぁ♥♥」
ゆっくりとゆっくりと……清姫の身体に快楽の苗を植え付けていく。
丁寧に摩りあげ乳房を揺さぶり……喘がせていく。
それに飽き足らず乳房を掴む掌、掌にある唇等が思い思いに清姫を味わっていく。
愛しても居ない、何にも思っていない、敵でしかない相手に喘がされる……
……それが清姫の堪忍袋をぶち壊した。
ゴォォッ……!
「後のことなぞ、考えられませんねぇっ……!!転身火生三昧!!!」
清姫からあふれる魔力、途端に青白い炎となって燃え上がり……
清姫自身の宝具……逸話そのものである安珍を焼き殺した蛇となっていく。
その火力は通常振るう炎と比べれば圧倒的……さしものゾンビハンド達もひとたまりもなく燃え尽きていく。
ただ、それが決定的な追い打ちとなる……聖杯より注がれる汚染された魔力は清姫にさらなる悪影響を齎していく……
乳房に、膣に……その霊基に……
まったく、おぞましい経験です……
冷たい生気も感じれない……殿方の掌に狂わされるとは。
イヤに身体が過敏に反応して……安珍様以外にお聞かせしたくないような甘い声が出てしまったではないですか。
不本意極まります……今もまだ乳房や尻といった局所を揉まれ舐められ擦られる感覚が残って……
……不快も不快、そのおぞましい感覚を思い出せば下腹部が熱くなるのです。
じわ……♥
「すんすん……ぇ、は?そん……な?」
鼻につく甘い香りにはて?と首を傾げ……同時に胸元に感じるイヤな湿り気。
……ジクジクと疼くそちらを見下ろして言葉を失いました。
滲んでいるのです、胸の頂点を中心に……甘く香る、乳の匂いがするシミが……!
先程の掌の唾液ではございません!はしたないのは覚悟の上、胸元を開け広げさらに呆然となりました……
真っ白だった私の肌は興奮の赤みがさし、唾液と汗で彩られ……得も言えぬ淫らさを見せているのです。
それはこの際どうでもいいんです、問題は……乳房の先端、桜色の私の乳首の先。
固く凝った先からは……
びゅくっ♥びゅぅっ……♥
「ぼ、にゅぅ……?」
母になった証と言える母乳が滴り落ちていたのです。
……あり得ざる話です。
私は安珍様に抱かれた事も無く、このサーヴァントの身になっても一度たりと抱かれた事はございません!!
誓って嘘ではございません!!!それ、なのに……?
「ち、違うの、違うのです……安珍様、ちが……」
安珍様に捧げるはずであった純潔を奪われ子を成した?
……恨めしい、憎いッ……!!
悲哀と憎悪が私の中で激情となって強い強い力となっていくのを感じます。
「絶対に……許しませんわ……」
魔力は睨んだ通りに供給されあっという間に元通り。
……絶妙に違和感を感じますが、そんなのは良いのです。
奥へ奥へ……屍人達を一人でも多く屠りながら参りましょう。
着物を……出来得る限り胸元を隠すように着直して。
「居ましたね……燃やします♥」
目につく全てを燃やしてまいりましょう。
愛の焔とはまた別な憎悪の炎です、火力は違いますわ。
屍人を燃やすのはあまり長くは続きませんでした。
怒りに身を任せ宝具連発という暴挙は問屋が卸さないという物です。
徐々に私の身体に異変が生じてきたのです……強い強い異変が……
乳房が重く、母乳の吹き出しは多量になり身体に籠る熱というものが多くなっていくのです。
気がついた時にはもう致命的でした。子を成した訳ではなく魔力が汚染されていたという訳です。
まんまと罠に引っかかった私はまた逃げ惑う他に選択肢が無い状況となりました。
その間に……最悪なことに屍人の復活を見てしまったのです。
焼き殺したと思った物はただ一時的に行動不能になっていただけ……
さらなる絶望が私を襲うのでした……
逃げ惑い……村の奥へ奥へと追い込まれていく。
嫌な胸騒ぎがするのですが捕まればどうなるか……あの手の事もあります。
人の姿を保った屍人に捕まれば……今度こそ私は犯され安珍様にお詫びしなければならなくなるでしょう。
「はっはっ……こんなに大きな胸で走れた……ものでは……」
汚染魔力は私の乳房に主に影響を及ぼし……その体積を増大させていました。
貞淑な娘である私には過剰が過ぎ、走る事への足枷となる程……
手に余るとはこの事、揺れ弾み……時折着物から飛び出る様は圧巻でしょう。
破廉恥な身体をしている玉藻さん以上に……破廉恥な乳房になったものです!
こんな物ご禁制です、ご禁制!
……安珍様はご満足されるかもしれませんが!
「……?屍人が迫って……来ない?」
村の奥、狭い山道に思える道へと入ると背後に迫っていた音がピタリと止む。
遠くにはあの血眼が見えて未だ私を諦めてはいないのはハッキリ分かります。
……着ているボロ布の腰蓑が膨らんでいるのを見る限りでは懸念していた事をされそうですね。
戻るのはもう無理でしょう……この奥は……何でしょう?
血に汚れた祭壇でしょうか、何かが祀られているのは窺い知れますね。
大きな石造りの踊り場と木組みの何かを祀る祭壇……神楽でも奉納していたのでしょうか?
この祀られている何かが屍人を遠ざけているのか……それとも……
そこが、現し世と幽世との間、生者と亡者との転換点。
清姫という生贄が捧げられる祭壇でもあった。
がたんっ!
「……お出ましで?」
血に塗れた踊り場がひとりでに開く。
左右に大きく別れ……その下が見える……これは?
なんと……下からはどす黒い魔力の奔流が溢れ出てきたのです。
これを邪と呼ばずして何と呼ぶのでしょう?
では、この下から何が出るのか……と身構えて……
「これは……?」
視界の端で蠢いたのは……何でしょう?
縄?なぜ縄が!
「ッ!くぅっ……魔力が、吸われて……」
独りでに動き蠢く縄が……私の両手足を捕らえ……磔のように大穴の上に引きずり出すのです。
抵抗しようとしても攻撃に回そうとした魔力は縄が吸い上げていくのです。
驚愕する私を他所に……状況は悪化していく一方。
……なにか、私……縄以外の何かに捕らわれてしまっています!
根本的な何かが、掴まれ……!
『オンナ……オンナ……』
『ニエガキタ……』
この頭に響く声は何です、聞けば聞くほどに背筋に悪寒が走ります……!
……これ、は?
どす黒い魔力が形を成していくのです。
あの屍人とはまた違った……いやらしく笑みを浮かべた人の顔、腕……
そして幾つもの男性器が私の周りに……!
『ギシキ……ハジメヨウ……』
『ニエノミコ、ウマソウ……』
口ぶりから私……もしや……?
疑問が浮かぶ私に対し、答え代わりに来たのは……この怨霊と見える者達からの……淫らな接待でした。
大の字に固定された清姫は局部を隠すことも出来ず縄でもって儀式の贄とされた。
変質した儀式はより強く、より芯が強く……より長く淫らな亡者を愉しませるメスが呼ばれる。
お眼鏡適った清姫は見事喚ばれ、誘導に引っかかり……そして祭場に押し込められた。
縄に捕らわれた時点でもう詰み、霊核の半分を黄泉の国へと捕らわれた。
逃げ切ることは出来ない……そして染まりきってないその魂は嬲られる……
「く、ぅぅんっっ♥♥」
衣服なぞ関係ない、黄泉の国より具現化していく亡者は物理法則なぞ無視していく。
清姫の肌の上をいくつもの舌が……指が撫でていく。
触覚神経を刺激しているが……一番堪えているのはそのもっと奥。
この亡者達は清姫の魂そのものに作用し、犯し嬲っていく。
刺激も快楽も……全ては清姫という愛に生きる女を形成する魂に直接刻まれて行っている。
身体の方も汚染魔力が原因で開発されきり……亡者の一挙一動にヨガリ狂う様を見せるに至る。
すり……すり♥ふにゅ、れろぉっ……♥
「はぉッッ!?!♥♥ほ、ぉおぁぁぁッッ♥♥あ"っっ♥あぁぁぁああぁぁぁッッッ♥♥♥」
びくんっ♥びくっ……びくびくっ……ギシッギシッ
たっぷん♥たぽたぽ♥ばるんっ♥ぽよんぽよぽよ……♥
亡者の手はさほど激しくは責め立てていない。
せいぜいが両乳房を余すこと無く撫で、軽く揉み……そして両乳首を舐っている。
動きとしてはさほど大きいものでは無い。
だが、それでも清姫は大いに感じて感じて……縄を軋ませ全身で跳ね絶頂し続ける。
着物が乱れようが、乳房が大いに揺れ弾みポロっと出ていようが……
前垂れが自身のマン汁で汚れようが……それを認知するだけの余裕が介在しない。
それほどに今、清姫の精神は強い快楽に支配されていた。
そしてそれは……より深く、清姫をズブズブと……現世から幽世。
亡者が潜む黄泉の国へと引きずり込んでいく。
絶頂し、快楽に魂が揺らされれば……揺らされるだけ魂から甘い甘い蜜が滴る。
亡者はうら若き乙女の密をそうして啜る事でしか飢えをしのげないのだ。
より馴染ませ……魂が瓦解しないように慣れさせるため……
亡者の淫らな欲望はさらに清姫の身体と魂を穢していく……
つぷ……ずちゅっ♥ぶちぃっ♥♥
「ひ、ぐぅぃっ……!?!?♥♥♥」
魂の純潔も身体の純潔も一緒に奪われる。
その感覚は一摘みの痛みと過剰な快楽……そして清姫からしてみれば……不愉快な感覚に染まっていく。
膣を貫いた亡者のペニスはさらに中で膨らみ……思い思いに動いていく。
処女を頂いたのを幸いにとさらにペニスは清姫の穴という穴……菊門、唇……
手が殺到する乳房の谷間……脇、足裏……摩りつけられる場所に殺到しては穢していく。
少しでも亡者の物が清姫と混ざればそれだけ快楽に狂う度合いも収まりが付く……
収まりが付く頃合いというのは……それ即ち、儀式の贄として完成し、清姫が黄泉の国に誘われるのと同意である。
私の周りを黒く淀んだ亡者が取り囲み、身体を貪っていく一方……
私はと……言えばっ……♥
「はんっ♥♥あ♥あぁぁっっ♥♥あっ♥ちゅぷっ♥ぶぷっ……んんんっっ♥♥♥」
少しずつ少しずつ、何をされているのかが知覚出来るほどに感覚が和らいできたのです。
しかしながら……快楽の色が強くむしろ……なぜ最初があそこまで感じて感じて狂う寸前までだったのか……
抵抗は出来ないまま……身体のあちこちを使われては快楽に喘ぐ……とてもとても……不本意です!
幾つもの掌が乱雑に揉み搾る乳房からも……純潔を散らされた膣も……子宮も!
悔しく、感じたくなど無いと思っていても真逆に真逆に……なぜこうも快楽を感じてしまうのでしょう!
口いっぱいに突き入れられ、何度も酷い臭いと味に満ちるのも……ゾワゾワと興奮を誘うのです。
私はそんな気分も……性癖も一切ございません。
身も心も……安珍様にのみ捧げるつもりでしたのに……!
「ん"ぶぅぅぅううぅぅっっ♥♥」
もにゅっもにゅ♥♥びゅーっ♥びゅくっ♥♥
あぁ……私の乳房から放たれる母乳も……そう、でしたのに……!
『アァ……ウマイ……』
『コノニエ……ドレモウマイ、ジョウトウ』
このような……欲望に満ちた穢れた亡者等に……!!
歯噛みし睨みつけてこそ、ですのに……!身体は、私の顔は……どうしてこうも蕩け続けるのです!!
くやしいっ……ただひたすら……悔しい限りですっ……!
宝具が使えましたら、魔力が少しでも攻撃に使えましたらっ……!!
『……アァ、デル……ダスッ……!!』
そんな私の心中なぞ知ったことではない……いえ、あざ笑うまである亡者は……思い思いに欲望を吐き出していくのです。
えぇ、孕みもしない、死んだ子種を私の……肚に次々に……!
ドロドロで冷たく、ただただ悍ましい感覚を私に刻みつけてくるのです。
今の私は頭の先から爪先まで之精液で塗りたくられ酷い臭いを放つ始末……
たちが悪いのはこれで魔力が無理矢理に供給され退去が遠のくのです。
聖杯の繋がりはもう断ち切られてしまっているのに……
この凌辱は一体何時まで……続くのでしょう?
「――――――――ぉ♥いぃ、かげん♥♥ふにゅぅぅぅっっ♥♥」
「ぉうっ♥♥マ♥♥タンマァっ♥♥マジ、ふざ……んひぇぇっっ♥♥い"ぐっっ♥ちゃんマスごめ♥ぉ♥ひぃぃぃぃっっ♥♥」
「今すぐにィィィッッ♥♥ふ、ぐぅっ……!細切れに、して……!」
「あぁぁああぁっっ♥♥之は筆舌に尽くし……んぐぅぅううぅっっ♥♥い、や……乳房はそんなにっ……ぃ♥♥」
今の声は、一体……?
快楽に身体が震える中視線を動かせば……靄のようにうっすら透ける亡者の奥に見えるのです。
桃色の髪色と藍色のふざけた自称巫女服のお方と……
かなり独特な言い回しをされる文豪のお方……
神秘殺しの源氏の総大将……そしてまた、日の本で双璧を成す文豪の片割れ……
皆様それぞれ私よりも非常に優れたサーヴァントで、戦闘能力は私よりも……ずっとずっと上かと……
ゾワリ……と底冷えしてきます……なんて、事でしょう。
そして見えるその後ろに固まりのように鎮座する物は……なんて醜い殿方の……集合体でしょうか?
複数の顔、腕……そして男性器で形成された柱が……!
『ゲハ……ヨウコソ、アタラシイニエノオンナ』
『オマエモ、ジキアアナル……ヨロコベ』
それぞれ……えぇ、今の私と同じ凌辱を受けているご様子で……
両腕は埋め込まれ抵抗できないまま子種を吐き出され……両乳房は搾乳され……!
これを、喜べと?
こんな、性欲を獣欲をぶつけられるだけの存在に成り下がるのを……!
「冗談じゃありませんっ……こんっにゃぁぁあっっ♥♥」
『イキノイイオンナ……ゲハ、ゲハ』
『ヂュゥゥゥ……チチ、ウマイ……』
私を戒めていた縄に亡者が集っていき……少しずつ少しずつあの柱の……不気味な肉塊のようになっていくのです。
今逃れなければ……!ともがくのですが……ここではたと気づいたのです。
この空間っ……現世ではございません!!
地面が、空気が……存在しないのです!!淀んだ魔力が満ち理もねじ曲がっているのです。
今吸い出されている母乳も宙に散って霧散していくのに……
「あぁぁあぁっっ♥♥い、いつかっ……焼き討ちにぃっ♥♥」
この空間より脱する事叶えば……いえ、退去でも良いのです。
座に戻れば絶対に絶対にぜぇぇったいにこの儀式もこの黄泉の国も焼き払って差し上げます!!!
ぬるぅっ……ずぷんっ♥どちゅどちゅ♥
「あ"ぁぁぁッッッ♥♥♥あッッ♥ぅ"ぐぅぅぃっっ」
こんな、望まぬ性行為に、喘ぐのも……もう、イヤですのに……
私がイキ、震える度に背中や腕に感じる不穏な肉の気配は濃厚になっていくのです……
とぷとぷと……膣に注がれる冷たい精液も……もう、イヤ……です……
「ふ"ぅ"♥♥ぅっ♥ん"ッッ♥♥」
「お"ぉぉおおおぉぉおおおっっ♥♥お"ッッ!!♥♥ぅン"ぉおおおおぉおっっ♥♥」
「……ぅっ♥♥は、ぐ♥♥ふぉ……ぅ……んごぉっ……♥♥」
「は……ふ♥……あまり、暴れないほうが……あぁぁぁっっ♥♥」
「ぐぅぅぅううぅうぅっっ♥♥♥ふぅっ♥♥っぐぐぅぅっ♥♥」
今、黄泉の国の奥底には5つの肉の柱と……それに繋がれた5人の女体があった。
元々起伏に富んでいる体躯であったり、年の頃に比べ豊満であったり……その様は多様。
しかし今その体躯は一様に……ただただ淫欲を沸き立たせる肉がこれでもかとついた……
誰がどう見ても大きいと言わざる得ない乳房、尻たぶを持つに至っていた。
それでいて腰回りは非常に細いまま……男の欲望の具現化と言っても良い様相だった。
しかし……それを彩るのは元々着ていた衣服の他に……どす黒く少し透けた大小様々な触手と掌。
一様に乳房は揉みしだかれ、触手が先端に食らいつき搾乳を受け……
時折搾乳ではなくペニスを突き入れられ乳首すら性処理に使われる事もあった。
下腹部には極太のペニスが突き刺さり膣と直腸を満たしていく。
その奥に何度も何度も精液を注いでは……満たし、結合は解かず抜かず……延々と犯し続けている。
激しい抵抗を続ける4人には激しい懲罰……否、調教を続け……
幾分落ち着きを見せている……ある種取材と見ている文豪の一人は程よく……
亡者はそうして聖杯に願った永遠に使おうと思えば使える苗床を手にした。
一番幼いであろう清姫にも……その責め手は容赦していない。
馴染み、幾分落ち着くだけの猶予はあるだろうに……脱出を一切諦めない4人には落ち着く暇は無いだろう。
かくして……イキ縄の儀の犠牲者は増え続ける一方……
その犠牲者は今のところ……霊的に近い日本出身の英霊に留まる。
対魔最強とされる源頼光すら捕らえてしまう辺りは末恐ろしいが……
一度離せばどうであろう?
「ん"もぉおおっっッ♥♥♥ぉ"ッッ♥――――ッッ♥♥」
「らい、こうさんっ♥しっかりと……ぉぉぉぉっっ♥♥♥」
「ほ……ぉ……♥」
もっとも……亡者がこの強い光を放つ乙女達を手放す筈もなく……
この儀式特異点が発見されるまで延々と……ここに喚ばれたサーヴァントは嬲られ続ける……
ただただ亡者の欲を満たすためだけに……淫らに、狂い続ける……
飽きが来るのは……どれほど、長くかかるか……