ガスガズラーならぬマナガズラーってワケ
……うん、いい感じ。
ちょっと前まで半分不貞腐れって感じでショートカットで放ったらかしだった髪型……
それも改めてちょっとずつ伸ばして、ヘアアレンジっていうのもしはじめてる。
今日は……もみあげを三つ編みにしてみたりしてワンポイントアレンジ。
おっぱいが大きくなって……ちょっと自信が出来てからこういう遊びも覚えた。
……前回の依頼、インキュバスの幼体って言うべきかな。
アレに襲われて一体は斬り殺したのは覚えてる……けど、その後どうなったかがまるで分かってない。
私も覚えていないし、気絶してる私を見つけた冒険者も何も……
不気味なほどに何も傷つかず、すやすやと寝ていた……と言う。
ソロだったら襲ってたとかとも……ジョークとして流しておいたけど、目が本気だったような……
……胸も大きくなった弊害が如実に出てきたかも。
一応、仕事の成果も確認したんだけど……刀に魔族の残滓が付着してたらしい。
その後の調査でも魔力反応が跡形もなく消し飛んでいた。
……ついでに言えばなにかとんでもない戦闘の跡が見つかったとか。
私に変な嫌疑が掛けられたからちょっと軽く……戦闘のデモンストレーションをした。
するとどうだ、おそらく魔族との戦闘で出来た跡だと推測されたし……腕利きの魔術師の催眠を弾いたから……
まぁ、全力戦闘の後遺症って事で片付けられた。
私もわかんないし、魔術師達もわかんないって言うからしょうがない。
ともかく今私に出来るのは引続き仕事をすること。
私が覚えている限り魔族も滅せるのは分かってる……やれる範囲が広がったわけだ。
今までは討滅出来ないからって言う事で手が出なかった依頼も……やれる。
「あら、おはようミオちゃん。今日もお仕事?まぁ朝ごはんを食べていきなさいな」
「ん、そう……今日のおすすめは?」
「運動するだろうから……これね、ハムとチーズ、季節野菜のサンドよ」
「美味しそう……じゃあこれを2セット」
まぁともあれ……まずは食事、何事も食べて寝て……身綺麗にしてから。
香ばしい小麦の匂いが食欲を唆るなぁ……軽食屋さんで摂る朝ごはんは良い。
季節野菜の……カットスティックかな、しゃきしゃきだし調味料も混ぜてあって……
あ、このハム美味しい……後で追加で買っておこ……おやつにしてもいいかも。
「美味しそうに食べるねぇ」
「ん、美味しい」
「あらあら、それはよかったわ」
うん……この街の人たちは好きだ。
この人たちに危害が及ばないように……私は頑張らないとね。
今日も組合は冒険者でごった返している。
これから仕事に行く人、帰ってきて酒混じりに緊張をほぐす人……様々。
ただ組合の職員はどこか慌ただしい感じで緊急のがありそう。
「……何か問題があった?」
「あ、ミオさん……いえ、その……言って良いんでしょうか、まだミオさんはB級ですし」
「足止め出来る案件ならやるけど」
「……うーん、これは私の独り言なんですけどねぇ」
受付のお姉さんに話を聞くと……どうにもスライムが大暴れしている。
そのスライムもただのスライムじゃなく魔族並に強く並大抵の冒険者では刃が立たない。
何度も討伐しに向かうも逃げ延び続けて今に至るらしい。
魔力をたっぷりと蓄えたスライムか……倒そうとしたら魔力に順応した核をもってして受け止めきれないような魔力を一気に注ぎ込むか……
身体を構成している粘液を魔法やエンチャント付きの何かしらで切除していく他ない。
「質問だけど、都に居るA級以上が来るのは?」
「明後日になる予定です……潜んでいる沼地の生態系が崩れて魔物が出てきてるので……早くなんとかしないといけないんですけど」
「……ちょっとちょっかい出して削りだけでもしてくる」
言葉では削りだけ……って言ってるけど、殺れるなら殺る。
今の私……ちょっと分かってない所があるけど強くなってるのは間違いないから。
殺しきれないとしてもかなり削れるのは間違いない。
なら、やるしかない。他の冒険者じゃ……出来ないこと。
ちょっと高価だけど……魔力補充ポーションも持っていこう……長期戦は間違いないし。
そのスライム……グラトニースライムって暫定ネーミングされたヤツが居る沼地は……元々スライムとかが多い所。
適時個体数調整や素材集めにって冒険者が狩りに来ていたハズだけど……
それから逃げ続けて成長し続け……魔力を溜めに溜め込んで並大抵の魔法は逆に食べちゃうスライムになったらしい。
「……うん、魔物はおろか生き物も居ない」
カエル、鳥、ワニ……その他色々居るはずの沼地がシンと静まり返っていた。
スライム……魔物のワームとかも一切居ない。
骨すら見つからないって事は軒並みスライムに喰われたのかな。
突発的に出てくるのは別だけど……ここに自分から足を突っ込む女性冒険者は少ない。
……下手を踏めば一生分のレイプを味わう事になるし、環境が環境。
ちょっと行けば足元は泥だらけ、沼地は湿気が多くてすぐ汗ばむ。
私みたいなソロならあまり気にならないけど……汗の臭いを嗅がれるのはキツいと思う。
……そんなこんなで沼地は私も結構避けてるロケーションだ。
今回はそうも言ってられないし……集中力切らさないためって事で防熱の身体強化も入れてる。
案外こういうのはバカに出来ないから……
「魔力を垂れ流しにしていたら向こうから来るかな」
こういう体外に流れ出ていく魔力は出来るだけ少なく制御した方がいいけど……
今回に限ってはちょっとニュートラルに放出していこう。
向こうの餌が魔力なんだから……当然私に気がつけばすぐに飛んでくるだろう。
少ししか情報が無かったけど見れば一発で分かると思う。
最後の目撃情報は……木々をなぎ倒す程に巨大に成長したという異常なスライムの姿だったっけか。
正直そこまで行ったら……私のこの刀でも斬る事が出来るかは不安があるけど……傷を入れてやることは出来ると思う。
スライムの動きは緩慢だし逃げ切るのは簡単、あとは引き際を間違わなければ……OKだと思う。
――――ズズゥゥゥ……ン
遠くから木がなぎ倒された音がした……早速嗅ぎつけたかな。
魔力を多く含んでいる所から責められると思うし……
こっちがやられたら間違いなく暫くは苗床にされると思う。
開放されることは無いし消化されるか苗床としてずっと使い潰されるか……そのどっちか。
……そんなのはイヤだし、助けが来るまでに少なくとも2日はかかるのが確定している。
まずは……スライムの危険度を測っていかないとね。
何時でも抜刀できるように構えて……音がする方へと目を向ける。
記憶にあるインキュバスの子供を斬り飛ばした時よりは頭が冷えてる。
握る手にはジットリと汗が滲んでいた。
多分数分と経ってない、とってもデカい……なにかが見えてきた。
薄く光沢を放ち脈打っているようにも見えるそれは……圧倒的な白色だった。
図体は……確かにスライムとしてはデカい……
私の全長よりも高く横幅も私3人分はありそう……こんなのがなんで見逃され続けてたんだか……
「向こうは完全にやる気だね……!」
普通のスライムでもやる事だけど……獲物を捕らえようとして身体を変形させる。
触手に似た物を多数生やしてっていうのが一般的だけれど……それでも限度がある。
大概は人間を捕まえようとすると5つくらい、腕より細いくらいかなって感じの。
ただまぁこっちは……もう軽く数えた感じで20を上回ってる……
それで体積があまり削られてないな……新しく生成しているって感じか。
かなり余裕があると見える……やれるかな。
「まずは小手調べ……セァッ!!」
握った刀に軽く魔力を込めて抜刀……!
目論見通りに巨大な斬撃が飛んで行く。
防御に触手が動く……弾こうとしたのか数本が下から掬い上げるような動作をした。
……手応えはあり、数本がスライムから分離して斬り落とされた。
同化することもなく急激に蒸発していく……通常のスライムを斬った時と変わらない反応。
ただまぁ……すぐに再生するな。
「攻撃は通じる……手応えはある……!」
けれど、倒せない相手じゃないのは分かった。
あとは……私がとっ捕まったりヘマしないように冷静に、冷静に……!
攻撃は見切って、少しずつ少しずつ……一撃も貰えない……!
スライムは捕まったら……抜け出すなんてほぼ出来ないような物なんだから。
……今の私なら出来るかもしれないけど、一発限り。
全魔力を一気に炸裂させて弾き飛ばす……そうなったら……逃げるにも身体強化が出来なくて長続きしない。
本当に、苦し紛れにしかならないと思う……
「ヒリつくね……」
戦闘狂のつもりはないけど……最高に生きているって感じがする。
スライムの触手がうねり捕らえようと動くのを斬撃で捌きながら距離を保ちヤツの魔力を削っていく。
私の方も削れていくけど……まだ、まだ平気……!!
沼地というあまり足回りはよろしくない粘性のある土壌で華麗に舞う一人の女剣士。
追い回すのは魔力を溜め込み続け変異したスライム……
スライムは目の前で抵抗し続ける女……否、魔力という餌を溜め込んでいる繁殖袋を欲しているだけ。
特にスライムにとって美味しそうに見えるのは……ブラウスの奥で揺れ弾む爆乳。
黒い外套に黒のブラウスと目立ちにくい物だが……激しく動く中で目を引くものだった。
「なんて体力……まるで衰える気配がない……」
体積はいくらか減らしたように思えるがスライムの勢いにまるで衰えはない。
核に関してもいくら斬撃を飛ばそうと浸透する前に粘液が吸収しきってしまう。
現状、澪が出来るまともな攻撃は……捕らえようと伸ばしてくる触手を切り落とす事だけだった。
本体の動きは緩慢ながらその巨体が生み出す大きな移動距離でつかず離れずを維持していた。
少し気を抜いて足を止めれば詰められ……本気で離れ過ぎれば相手は手を出さず回復に向かうことだろう。
本当にギリギリの綱渡りを強いられていた。
だが、本当にマズイのは……澪自身があまり知覚できていない……強制的なレジストだった。
切り落としていったスライムの残滓は……蒸発した際に強烈な媚薬成分を発していたのだ。
呼気として吸い込んだ澪は普通であればそう遠くなく発情し身体が言うことを効かなくなるハズだった。
しかし、それを魔力を爆食いして無効化しているものがあった……下腹部に刻まれた文様だった。
これにより枯渇していく魔力は澪自身が知覚し難い様に認識阻害も入れられている。
「ッ……この、スケベっ……!」
身体強化が衰えていき回避に精細さを欠いていく。
当然攻撃の手も少なくなっていき……触手達の猛攻が始まる。
その結果振るわれた触手が胸元を掠め……じゅぅっ……と嫌な音をたて衣服が溶ける。
これはスライム種がほぼ全員もついやらしい特性だ。
ブラウスとブラが半壊しポロリと……収められていた爆乳がこぼれ落ちる。
顔を赤くしながら怒りと羞恥を綯い交ぜにして胸を庇いながら刀を振るっていく。
……これが澪の引き際……退ける最後のチャンスだった。
「ッ!え、もう魔力が……!」
急激に減り続けている魔力、身体強化もがっくりと落ちて回避距離が足りなくなる。
それに驚く澪は己の異常にようやくと気がつく。
魔力ぎれではなく……集中が切れて精度が甘くなっていた……そう考えていたからだ。
その隙を逃さずスライムの触手が迫る。
「い、イヤァァアアァァッッ……!!」
沼地に……絹を裂く様な悲鳴があがった。
逃げ出そうとした時に気づいた……強化魔法が切れている。
魔力が……底をつきかけている証拠。
逃げようとサイドステップして……驚いている間に触手が殺到、あっという間に……捕まった。
身体にへばりつく粘液の気持ち悪い感覚が襲ってくる。
それよりも最悪なのは……半透明の触手達に触れられた衣服が……溶けていく。
無愛想な私をかわいがってくれてた人たちの……心が籠もった服を……!
怒りが真っ先に湧いてくる、絶対にコイツは許せない……!
けど、抜け出そうにも魔力は心もとないし……今もかなり、減って行ってるように思える。
あと何秒保ってるかも怪しい……!
持ち込んだ魔力補充ポーションだって飲むことは出来なさそう……藻掻いてもスライムの身体はすり抜ける。
それでいて表面は特別抵抗が大きくて……腕を出そうとすると沈み込む……
顔が出てないとあっという間に窒息して殺される……
刀は溶ける様子が無いけど、もう……こうなったら満足に振ることも出来ない。
「くっ……ぅぅっ……!!」
白く濁ったスライムの中で……素っ裸にされてしまった……
こうなったら、後はどうなるかは……イヤってほど分かってる。
スライムが満足するまで嬲られ孕まされ……飽きたら消化されておしまい。
それが何日続くか分からないけどこんな強いスライムだったら救助は期待できない。
悔しい、そして……私の不覚を罵倒したい……なんたるザマ……!
「……い、今に見てなさいよ……」
でも、諦めてなるものですか。
どこかで油断したら……絶対に逃げ出してみせる。
今も私を辱めようとするのが最優先なのか本体に取り込もうとしない。
触手で犯し尽くすつもりなのか……それとも……
むにゅん……♥
胸が、揉まれて……?ぅ、あ……吸われてるっ……!
や、ヤダヤダ……!こんなスライムに吸われてっ……!
胸が大きくなってから私の胸、母乳が出て……これが、魔力を持ってたりするからっ……
それも見抜かれている!?まず、い……こんな事されたら……
「吸うなっ、い、イヤイヤ……いやぁっ……!」
びゅぅぅっ♥♥
私の意志に関係なく……胸から母乳が……私の魔力がっ……
残り、少ない……魔力が吸いつくされていく……
右、左と交互に揉まれて吸われて……
スライムの白はより深まっていく。
魔力濃度が高くなっていき光を強く屈折させていく。
薄っすらと見えるのは澪のアンバランスな肢体。
胸ばかりが大きくなりその他は華奢と言って良いボディラインが浮かぶ。
不可視の巨大な手のひらで揉まれるかのように……両胸は搾られていく。
凌辱は捕まってから3分が経過していた、その間に澪の魔力は枯渇してしまった。
一気に襲ってくる蒸し暑さ、そしてスライムの媚薬効果に喘ぐ……それが普通の反応なハズだった。
「はぁっ♥あぁぁっ♥吸われて……んぁぁっ♥魔力がっ……貯まらないじゃない……んぅっ♥」
澪の様子は一変していた。
まるでスライムに囚われている事を愉しんでいるかのように表情を緩め蕩けさせ……
水面下の体の様子も藻掻くようではなく……快楽に身体をくねらせているばかり。
魔力が切れた際に澪にかかっていた保護が切れたのだ。
精神状態を元通りにするという強力な保護が。
精神状態も身体の状態も少々前に襲われた別世界からの侵略者によって改造された時のままなのだ。
生命の危機よりも雄に負けることを良しとし快楽に重きを置き……乱れ狂う淫乱だ。
それと同時に魔力を大いに蓄え母乳として放出する苗床の性質も持ち合わせていた。
これは澪自身の天性の素質だが……その侵略者によって余計に強化されている部分だ。
その為、スライムは降って湧いた……無限に餌を吸える相手を見つけたも同然だった。
右を吸えば左に少し蓄えられ……左を吸えば右にまた蓄えが生まれる。
「はっ♥はっ♥もっと気持ちよくさせて、もっと……もっと♥♥」
当然それだけで終わらない。
スライムは副次目的ではあるが……もう一つの目的の為に動き出す。
己の命のストック……コアの増殖に着手しはじめた。
魔力での増殖は無理矢理な増殖に過ぎずそのコアは脆い。
魔法生物ではあるがコア部分は生き物由来だ。
コアは心臓でありながら……生殖器でもある、一等大きなコアが澪の股座に近づく。
すると丸いコアはその姿を大きく変え……人間に則した男性器に変わっていく。
生物の交尾に似たプロセスを経てメスの卵子からコアを作らせるのだ。
ぴとっ♥
「ぁは♥スライムの生殖って詳しく見たこと無かったけど……ぁっ♥いい、弾力♥」
そうして出来上がったスライムのペニスは……澪の下腹部に擦り付けられる。
今から使い込んで喘がせてやると……宣言するかのように。
粘体の中で唯一の固体物、その硬さはさしたるものではない。
勃起したペニスよりも柔らかく……伸縮自在、どんな女の膣にもピッタリとハマる。
柔軟に曲がり鼓動するコアはどんな女であれ弱点を絶対に刺激する。
絶頂を促し、より強い雄との交尾と錯覚させ……排卵を促していく。
身体にも浸透していくスライム粘液がさらに苗床に適した身体へと変貌させていく。
卵子をペニスが叩き込まれた段階で数時間に一回のペースで排卵させるように変えていく。
当然そんな事をしたら一生分の卵子などすぐに食い尽くすだろう。
そして出なくなればスライムは血肉とするべく消化していく……
「ぉっ♥入ってくるぅっ……ぁあんっ♥おっぱいもびゅぅっびゅぅってぇ♥♥」
すりつけ、意識させるのはもう終わり……色合いの若干異なる白のコアは澪の体内へと身を沈めていく。
その表面はツルリとしているが……脈打ち時折より奥深くに入ろうとして全体を捻ったりする。
普通ではありえない……触手でも類を見ない刺激が襲ってくる。
当然潤滑は十分、澪本人から出る愛液もだが……スライムだ、その媚薬そのものな体液が潤滑液になる。
抵抗も感じさせずするすると奥へ入っていく。
こつん……ぐりぐり♥
「~~~~っっ♥♥」
最奥の子宮にコアがたどり着く、人間の女はこうしたらいい。
性感を煽り生殖を促す方法もスライムには知識としてあった。
何度もそうしてメスを捕えては増殖を繰り返したスライム種に刷り込まれたモノだ。
ぐりっ♥♥ごりゅっ……こつんっ♥
「ぁ"ぁああぁぁっっ♥♥子宮ぅっ♥そんにゃに……されちゃったらぁっ♥♥」
決して強いストロークではない、しかし澪の根底に芽生えてるメスの本能を揺さぶるには十分過ぎる刺激。
軽く子宮がノックされては卵巣に刺激が行き……せっせと卵子を排出して次のを作ろうとする。
子供を成すのではなく……スライムに喰わせるためだけに……
ぐちゅ♥ぐちゅ♥ぐりぐりぐりぐりゅぅっ♥♥
「お"ぁ"ぁぁぁっっ♥♥あ"っ♥♥あがぁっ♥♥ぐァッ♥」
ペニスは膨らみながら何度も何度も膣の奥、子宮を押し潰し本能を刺激しては……
ついに子宮口に先端をねじ込み……コアの切れ端を射出するのであった。
中に飛び込んだコアの切れ端は澪自身の卵子を喰らい……変異しまるで受精卵の如く急速に大きくなっていった。
少し時間は流れ……澪が堕ちてから3時間ほど経過していた。
澪の身体はスライム漬けからは解放されていたが……セックスの成果が如実に出ていた。
腟内に種を射精される訳でもない、擬似的なセックスに過ぎない。
それでも澪の身体は物の見事な妊婦さながらな身体へと変貌していた。
爆乳に負けない大きく膨れたお腹はまるで胎児が収まっているかのよう。
巨体だったスライムはその粘液の大半をコアに格納し澪の身体の半分ほどの体積にしていた。
打ち込んだコアのなり損ない達が立派なコアに……己の命のストックになって這い出てくる……
もしくは群れを形成する第一歩……謂わば第一子の誕生の為に分娩体勢を整えていたのだ。
これまでに襲った物は繁殖に適さず溶かしコアを維持する魔力と養分にする他なかった。
だが、澪という天性の苗床を手中に収め……初となる群れの形成に到れる。
「はぁ……♥はぁ……♥もどかしい……もっと、ナカで暴れてよぉ……♥♥」
冷静に考えれば自分の腹の中に悍ましい魔物が宿っているということに恐怖するハズなのだが……
当の澪は己の状況を顧みることもせず快楽を、乱雑に犯される事にしか考えが向かない。
擬似的な性行為にしか過ぎない為に精子を受け止めるというメスの最大最高の快楽を味わえていない。
コアピストンにより膣の弱点は刺激され何度か絶頂してはいる……が、いつまでも訪れない物に身体が飢えいていた。
その飢えを満たそうとさらに性欲は高まっていく……際限なく……どこまでも。
興奮が高まれば高まるほどに魔力を吸い上げ……そしてスライムに還元されていく。
その吸い上げられる感覚すら……澪にとっては心地よい物になっていた。
スライムの触手により分娩体勢を取らされる最中、澪は延々と悶え続けているのだ。
――――ごぽ……
「ほぅ"っ♥♥ごっ……ぁ♥♥」
一際大きく……胎内から脈動が起きた。
熟成が完了した、スライム自身の魔力耐性に加え澪の魔力も多量に吸い取ったからかさらに手がつけられない魔物となった。
新たに変異した魔物が世に生まれようと……母胎から這い出ていく。
生暖かく、ぬるりと滑り落ちていく中で一際大きなコアが澪の膣を刺激していく。
産道を下り落ち……膣からゴポゴポと音を立ててスライムの粘液が落ちる。
光を透過しない真っ白、そしてその中に浮かぶコアは……澪の目と同じ赤。
煌々と輝くその様は不吉な満月か。
幸いにしてまだ魔力含有量は少なく普通のスライムと比べても小さい。
澪の頭よりも小さい正しく幼体だった。
「はーっ♥はーっ♥まだ、足りないのぉ♥♥」
母胎となった澪はそれを認識することもなく……おかわりを要求する。
その要望に応えてか……ハナからそうするつもりか……
スライムはまた結の下半身を取り込み……生まれ落ちた子は乳房にへばりつく。
魔力を吸い取りまたスライムを宿らせるべく……澪は苗床として使われていく。
魔力の自然回復と吸い取られるバランスが拮抗しているからこそ……延々と吸われ続ける。
あは、あははぁ……えっとぉ、今どれだけ経ったんだろう?
空は黒からうっすらと青に変わってきてる、一日経った?
でも……まだまだ、おまんこがウズウズして止まらない。
もっともっとセックスしたいって身体が言ってるの。
「んぅっ……♥んっ♥おっぱい、もっとぎゅっぎゅってぇ♥♥」
私の大きいおっぱいに纏わりつく2体のスライム、赤い核が乳首ちゅっちゅって吸い付く。
時折ペニスみたいになって乳首をほじくり返してくる……新感覚でイイの♥
粘液で何度も何度も揉まれる感じも大好き、触手とかとはまた違う感じ……♥
スライム自身も触手みたいな感じにはなれるけど、やっぱり弾力感が違う。
包まれる感じもスライムだからこその感覚……どんなに大きなおっぱいになっても……揉み尽くしてくれるってわかる♥
けど……今もっと楽しみなのは……♥
……私のおっぱいを代わる代わる吸ってくる他の子たち♥
全員私が産んであげたスライム達……もう片手じゃ数えられないくらいにはなってる。
これが成長したら……種付けしてくれてるでっかいスライムみたいになるの?
それとも……私の穴という穴に突っ込んでくるのかな……♥
「ん、はぁ♥今度は……あはぁっ♥おっ♥おしりもぉ♥♥」
でっかいスライムが腕くらいの太さの触手で……私のお尻をさすり始めた。
おまんこの方は流石に入ってこない、もう次の子がお腹にあるから……かな?
あぁでもお尻の方はスライム触手だけ?
おちんぽがないのは物足りないけど……ほじくり返してくれるのはありがたいかも♥
あは、全身くまなく使われてる感じがして満足満足♥
それなのに……まだまだ身体が疼いて疼いて……やっぱり精液とかが無いからかな……
ぐぽっ♥ぶぷっ……ぐちゅ、ぐちゅ♥♥
「ぉ"ぁッッ♥♥あ"ッッ♥♥んぅううぅっっ♥♥」
満足してるはずなのに、気持ちよくなれてるはずなのに……なんで疼くの?
まぁ……いっか、もっと多くぐちゃぐちゃにされたらいつか……スッキリするよね♥
一晩明け、スライム達は澪を使って魔力を吸い上げ増殖し……急速に栄え始めていた。
スライムたちも澪が死ぬその時まで使い潰すつもりで居た。
外敵もやって来ない、このままスライムの天下が訪れるか……そう思われるか?
否、それは澪に執着を見せる者が許さない。
下腹部に刻まれている今は光を失い機能停止しているかにも見える刻印……
澪の精神状態などを正常に……この身体になる前に戻す刻印。
魔力を燃料に動いていたものだ、当然枯渇状態が続くが故にまず戻らない?
否、刻印はその法則まるで無視して作動する。
そもそも魔力を消費することも機能と言って良い。
復帰する条件というのは唯一つ、24時間経過すること。
そして、スライムが苗床を手にして丁度24時間が経過しようとしていた。
スライムと澪……その他はまるで何も介在しない。
下腹部の刻印が怪しく輝いた瞬間だった、澪を中心にして秘匿結界と暴力的な魔力の渦が発生した。
瞬く間にスライム達は跡形もなく消滅していく。
澪の胎内に居たスライムもそうだ、辛うじて残ったのは残滓程度。
増殖しようにもコアが消失している、残滓もすぐに消失してしまうだろう。
そして澪の体力、魔力すべてのコンディションが沼地に侵入する前の状態に戻り……沼地付近、冒険者たちが利用する野営所へと転移。
まるでスライムなぞ居なかったか、夢か何かを見ていたかのように思わせるに至ることだろう。
私が最後に記憶しているスライムの姿は……私に襲いかかる姿だった。
そのまま人生が終わる、そう思っていたと思う……確証が持てない。
記憶が曖昧な上に……目が覚めたのが野営地だ。
魔物払いがされていて本当に寝泊まりするだけの宿にも満たない雨除け風除けの……テント?
正直私はここを使った覚えはないし……寄る予定も無かった。
ここは冒険者になりたてな初心者が使う場所だから。
無我夢中で逃げたから?いや、それなら今頃沼地のあちこちで大暴れしていると思う。
ここだって魔力反応がないから襲われてなかっただけで……こんなちんけな魔物よけは役に立たないと思う。
気絶、睡眠……どんな状態でも私が生きているなら魔力が漏れる。
ちょっとの魔力でも……あのスライムなら貪欲に反応してくると思う。
縄張り意識があるのかどうかは分からないけど……
「刀も衣類も……全部新品同然……こっちに来た時と同じ程度」
戦闘をした覚えはあるし追い込まれた覚えもある……なのに衣類は傷ひとつ……汚れ一つついてない。
刀も戦闘でなにかが付着した様子も……ぱっと見は見られない。
夢……とかだったのか、それとも何かの影響下で幻惑を見せられた?
後者の可能性が高い気がする……もしかしたらスライム自身もなにかの幻惑だったのかな。
それはそれでおかしい気がするけど……見た人員はみんな逃げ遂せてるし……
実際に対峙したっていうのは私が初か……これは大きな発見かもしれない。
うーん……しかし証拠不十分、可能性なだけ……もう一度沼地を見て回ってから帰ろう。
「夢か、幻か……」
夢ならあの体験は予知夢か……
幻ならばここに近づけたくない何かが居る証拠……
再び足を沼地の方へと向けることになった。
ただ、今回は本当に確認しに行くだけ……確認さえできれば……あとはさっさと帰る。
結局、その後スライムの姿は無かった。
不気味なまでに静まり返る沼地だけが残っていて……私の思い違いだったりするんだろうか。
ただ、破壊痕などは残っていて……スライムが居た形跡は見つけられた。
けれどそのスライムが居ない、潜伏したのか……それとも何処かへ移動したのか。
移動していた痕跡も見つかったし、なんなら夢と思っていたのと同じ道を辿っている。
背筋に嫌な汗が流れたりしたけれど……私が終わったと思っていた場所付近で……忽然と消えていた。
……不可解だ、こんな事があるだろうか……?
よっぽどな高位魔術師とかでもこんな事できないと思う……
幻影の線を考えると痕跡が残ってるのがおかしい話。
夢でも幻惑とかでもない……けど、スライムは全く残ってない。
とりあえず、持ち帰れる情報は全部持ち帰って組合に報告する他無いな。
「私だけ、化かされてるって感じなのかな?はぁ……まぁ、脅威が無いならそれでいいさ……」
なんだかドッと疲れたし成果もあんまりないけど……結果よしとしておこう。
深く考えると色々怖い気がしてならない。
さっさと忘れよう……こんな事……
結果として、スライムの確認はこの澪が報告したのを境に無くなり……
澪自身も討伐した覚えが無いとのことで組合は悪知恵が働く魔族による陽動と結論づけた。
報告した澪には支払いが多少なりと行われ……念のためにとA級冒険者が数日滞在する事になった。
「聞いたよ、ミオちゃん大手柄だったんじゃないかい?」
「……別に」
「またまたぁ……ほら、サービスにもう一品持っていきな」
「あむ……赤字になるよ」
「ならないならない、良いからとっとと持っていきな」
澪自身は釈然としないものの……街の商売人などからは余計に可愛がられ笑みを零す毎日を変わらず送るのであった。