※この作品はR-18です。

Skeb成果物   作:ムメイ

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かなり気合い入れたTS転生KAN-SENのホラー系エロ


【ヨガり廻り】

火のない所に煙は立たぬ……

噂話の根源には何かがある……人の仄暗くドロドロとした欲望、憎悪……憤怒……

怪談話も辿れば似たようなものだ人の恐怖や後ろめたい想い等から生まれていく。

 

 

学校の怪談話、噂話の種も過去にあった後味悪い出来事から生まれるものだ。

建築基準等の更新、地盤が悪い……はたまたアクセス改善の為……いくらか理由はあるが校舎が移設され……

残った校舎は旧校舎として残されたりするケースがある。

そんな旧校舎……人が寄り付かない真っ暗な中で怖いもの見たさ、はたまた……公に出来ない事をする為に一部の生徒は入る。

凄惨な事件も時には起こる……そしてその事件の全容は学校側の事なかれ主義……隠蔽体質によりもみ消される。

……当事者たちが自慢げに話してもそれはただの噂話か与太話にしか思われない。

 

「はっ……告白を断られたからって腹いせにレイプですか?そんなだから次々女が逃げていくんですよ、チンポ脳のお猿さん」

「あ"ぁ?」

「事実でしょう?あぁ頭がチンコ並みにちっちゃいから物を考えられ……今度は暴力ですか?」

 

夕日が差し込む旧校舎の一角で……それはそれは美麗で起伏に富んだ女子と見るからにオラついた男子が絡んでいた。

女子の名は翔鶴……ファッション誌の読者モデルにも抜擢されるかなりのスタイルの良さと顔の良さがあった。

学校全体で見ても同年代トップのバストを誇った彼女は……先輩後輩問わず……あらぬ妄想の標的になっていた。

彼女にしたい、セフレになりたい、ハメ潰して無責任腟内射精したい……爆乳を揉み回したい。

翔鶴はそんな男に理解を示しておきながら……すべて、告白を断っていた。

思わせぶりとは言わないが脈アリと勘違いした男共はそれはそれは激昂していた。

そんな折、素行不良……生まれながらの犯罪者とも言える男が翔鶴にフラれた。

それが悲劇の始まりだった、激昂した男子はグイグイと翔鶴を旧校舎に連れ込み……教室の一角に押し込め、押し倒した。

制服を大いに盛り上げていた乳房、未通で純潔な秘所も男の手により暴かれていた。

後ろめたい犯罪行為、強姦の始まりだった。

 

気丈にも翔鶴は毒舌を放つも男をさらにキレさせるばかり……

当然だがそんな事をしては……強姦を止めるには至らない。

 

「ッ……」

「お高くとまったクソ女が……俺の肉オナホにしてやるってんだよ……セフレになってりゃ良かったものをよぉ!」

「ぅぐぁ……あぁぁっ……!」

「おー、やっぱり処女だったか……性格もキツけりゃマンコもキツいなぁ?あ?」

 

ブチブチと引き裂かれる処女、痛みの苦悶……

 

「はっ……この、下手くそ……ぅぐ……」

「その減らず口……どこまでもつだろうかなぁ?」

「貴方を突き出す所突き出すまで……ですっ……」

 

暗がりの中、誰も来ない旧校舎の中……そんな強姦は進んでいった。

パンパンと鳴る腰のぶつかり合う音、苦しみの喘ぎ……そして男の愉悦に満ちた声。

 

「残念ですが……ッ……出そうものなら……っっ……!」

「おぉおぉ、中にほしいか?わかったよしっかりコキ捨ててやるからよぉ……あークソビッチのキツマン最高だわぁ」

 

どぷっ……どぽ……♥

 

中に注がれる熱々の精液、その悍ましい感覚に強がってはいても……溢れる涙。

一発二発では当然収まりはつかず……その後も数時間に渡りレイプあ続いた。

 

……翔鶴はその後強姦された事実を恥ずかしげもなく警察に通報し……男子は警察がしょっぴいていった。

だが、その事は公にされず……残った他の男子が時折激発し翔鶴に手を出し……強姦、輪姦を繰り返す……

そんな悪循環が翔鶴の在籍する3年間で起こっていた……この事実はスケベで素行が悪い生徒の中では語り継がれて……

他では旧校舎に行くと運が悪かったら異世界に連れて行かれる……そんな類の怪談話になっていた……

 

女の恨み、男の恨み……そして渦巻く欲望……それらが旧校舎残留していった。

はるか昔から……その校舎が現役だった頃もまた……形は違えど同じ様な事件があった。

翔鶴の恨み、男の劣情……それらを大いに煽る翔鶴の爆乳、巨尻……それらが起爆剤となったのだ。

 

なにより……怪談話になっている翔鶴は卒業前夜に行方が分からなくなり……今も……見つかっていない。

 

 

 

時は過ぎそんな翔鶴が在籍していた頃より……3年も経っていた。

在校生で当時の事を知るものは無く、教員も校長を除きほぼ入れ替わっていた。

だが、そんな中忘れ去られた校舎に二人……性欲の的になる美少女が新たに加わっていた。

奇しくもそれは翔鶴と同じく、性自認を逆転させられたモノの魂を持つ二人であった。

 

 

 

耳にタコ出来るくらい聞いたチャイムの音、夕日が差し込む校舎……

教室ん中にはまだまだウチら女子やらガリ勉くんとかが残ってる。

 

「でさー!オカルト掲示板っつーの?そこ漁るの最近趣味で、ここの怪談話載ってたのよ」

「マ?うわヤバ……ちなどーゆー内容?」

「旧校舎には近寄るな、近寄ったら異世界に飲み込まれるぞーって、んな内容」

「えー……なんかインパクトしょぼくね?つか怪談?」

「女の唸り声とかが聞こえたっつー話も」

「それはよ言わんかい」

 

アタシは適当聞きながら……ファッションとかの話ならもーちょい耳を傾ける感じ。

まぁ話振られたら答えられる程度には耳に入れておくケド。

 

「おっわりん、かっしー今日カラオケどぉ?」

「んー?アタシは今日はパス、マジ外せない用事あっから……ごめんね」

「そかー……かっしーは……って寝てるし」

 

おわりんと呼ばれたのはアタシ、尾張。

そしてかっしーってのはアタシの真横でぽやぽやと帰りのSHRからずーっと寝てる寝坊助、樫野。

もうかれこれ……16年とかつきあってるマブダチ。

アタシの本性を知ってる数少ない人間だしー……ま、順当に……アタシの元ネタを知ってる人間っつーね。

尾張、樫野……まぁ平たく言えば二人共ゲームキャラなワケ。

スマホゲーのアズレン……そのけっこーな人気キャラ、特に樫野って作中最胸なデカパイだし。

アタシの身体、尾張だってまぁけっこーデカいんだけどね?流石に樫野にゃ敵わないっつー

 

「ほれ、樫野起きろって」

「ふにゃぁっ!?あ、お、おはよぉ……」

「おはよじゃねーし、用事すませに行くよー」

「はぁぃ……ふぁぁぁ……」

 

ま、流石に人外な耳や尻尾はねーけど……目が醒めるような美貌と野郎の目釘付にする肢体は間違いない。

アタシは割りとしっかりその辺自覚してるし、野郎どもとの距離も結構取ってるけど……

樫野がまぁ前からど天然だし距離感近いからなぁ……

 

「旧校舎のお掃除……だっけ?」

「そー、委員長のアンタが忘れてるんじゃねぇって」

「あはは……尾張ちゃんも一緒だから……」

「心配して一緒に入っててよかったわ……ったく」

 

アタシと樫野が入っている委員……旧校舎保全委員……

まーつまるところこの学校にある旧校舎、なんか設計とかがかなり特殊で文化的価値があるんだとか。

アタシには良くわからないし、残してても……邪魔じゃね?って思うけど。

OB、OGにとっちゃなんか思い出になったりするんじゃね?

だーれもやりたがらない委員で空きがずーっと出てたけど樫野がやるって言って……アタシはその補佐に入った感じ。

案の定このポヤポヤ……ドジが過ぎて過保護にならないとやってられないって。

 

「アンタ本当に社会人だったん?」

「だよぉ?そんなに変?」

「どれだけ仕事出来たんだか……」

 

しかしま、全然知らねー街、知らねー学校……2週目の人生はつまんねぇっておもってたけど、そりゃ違うかなぁ。

このポヤポヤな親友のお世話も退屈しないしな……ふふ。

 

「尾張ちゃん」

「んー?」

「えへ、いつもありがとうね」

「……はいはい、もう何年の付き合いだって思ってんの?このやろ」

 

しかし旧校舎……怪談話とかアホくせーって思うけど、気をつけておいたほうが良いのは間違いないっしょ。

なんつーか、何度か入ってるけど……イヤに肌がゾワッとする感じあるし。

何より……DQNがこっち見てぶつくさ言ってるのも見たりしてるし……

 

「今日のは終わらせたらさっさと帰るよ」

「え?今日特にレイドイベントとか……」

「ヤな胸騒ぎがする……マジ気をつけよ?」

「……」

「なにアタシのパイガン見してん?」

「騒いでないよ……?」

「そっちじゃねぇって、何いってん……」

 

ぱこーんと軽く頭ひっぱたきながら……掃除道具持って旧校舎へ……

このド天然は……まったく……

 

 

 

尾張と樫野……切っても切れない様な腐れ縁の様な二人は揃ってKAN-SEN美少女へと転生し……思わぬ二度目の生を全うしていた。

尾張は男のいっそ直情とも言える欲望を良く理解しているし、自分が持つ美貌がどう思われているかも理解している。

その上で適正な距離感を保とうとしていた……一方の親友樫野は持ち前のど天然、距離感の無さが災いしていた。

男女の感覚がほぼほぼ無い物だからグイグイと行ってしまい……学校一の爆乳とされる旨も押し付ける始末。

尾張との絡みもあり……ガードが固く世話を焼き、母性も醸す尾張……

そしてど天然で柔和、とても母性的とも言える樫野……その二人は性の欲求の的になっていた。

二人に絡みつく欲求の渦はそのまま……旧校舎に纏わりつき……より大きくなっていった。

誰も近寄らない……不気味な校舎はさらに力をつける……

永きに渡る怨念と欲望の蓄積は旧校舎全体を呪いの存在へと変えていた。

 

それを感じ取れない二人は……委員の仕事を全うしていく……

制服のブラウスと防寒着のニットカーディガン……そして魅惑の尻が見えそうになるミニ・プリーツスカート……

ゆさゆさ、乳房と衣服を揺らしながら……傷まないように掃除し、損傷箇所をメモして……

 

「んぁ……?」

「どうしたの尾張ちゃん」

「いや、こんな鏡……あった?アタシの記憶じゃなかったと思うんだけど」

「んー……先生に後で聞いてみよ?」

 

掃除の最中、二人は異様な大きな鏡を見つける。

姿見のようだが……昨日までそんな物はあっただろうか?

記憶にない尾張は怪訝に思い樫野に問いかける。

樫野もこれまた記憶にない、首を傾げつつ後で確認しようと言い……掃除を再開。

床のモップがけをしていく……二人共に鏡の前に立ってしまった。

 

――――――――新シイ、雌ダ

 

「何か聞こえ――――んむぐっ!?」

「何ぃ……ひゃわぁっ!?」

 

呪われた校舎に生まれた怨念がその鏡を作り出していた。

其れは肉欲の怨念、女の恨み……同じ様に何度も何度も嬲られてしまえと願う呪い。

その結果……美貌と性的に誘う身体を持った女を引きずり込む異界が形成されていた。

異界自身がかすかな意志を持ち……さながら集合知性体とでも言える様相を見せていた。

……尾張と樫野に一度でも性欲を向けた者達の歪んだ欲望が具現化していく。

 

鏡より幾つものうねる腕が飛び出し……二人を引きずり込んだ。

……三年前の翔鶴と同じ様に。

 

 

 

 

うぅん……また寝てた……?

閉じていた瞼を開いてみたら……旧校舎の中……かな?

いつの間に寝てたんだろ……尾張ちゃんも隣で寝てるし……

 

「ぅぅん……風がねっとりしてる……なんだろう」

 

どこからか吹いてくる風は……私の身体をぐるりと回っていったような……

……うーん、制服の裾もちょっとめくれてたみたいだし……漫画とかの悪戯な風?

ゾワッとする感じもあって、正直イヤな感じ……ねっとりしてる。

尾張ちゃんを起こして……早く出たほうが良いよね?

 

「うぅ……アタシ……どうして……」

「あ、尾張ちゃん……目が醒めた?」

「……ちょい待ち、アタシ達を襲った鏡がない」

「ほぇ?あっ……」

 

私も尾張ちゃんもそういえば……鏡から何か出てきて……それに引きずり込まれたんだった!

尾張ちゃんもすっと立ち上がって……周りを見て……

 

「ひゃぁっ……またこの風……」

「……なんか妙にねっとり胸やら股やら……気の所為?」

「うぅ~……私もそんな感じがして……たぶん気の所為じゃないよぉ」

 

尾張ちゃんも感じたんだったら偶然とかじゃなくて……

それに校舎の雰囲気だって異様に暗いよ……というか……

 

「こんなに荒れてなかったよね」

「……異世界に連れて行かれるってあの与太話マジだったかぁ」

「異世界?」

「アンタが居眠りしてた間ダベってた子が言ってたのよ、旧校舎に行くと異世界に連れて行かれるってオカルト話」

 

雰囲気が違うどころじゃない、暗いのに目が慣れてきてよく見えるようになってきたら……

校舎の見慣れた床や窓じゃなくなってる。

窓はほとんどが割れてたり欠けてたり……状態が悪いし……床や天井も穴だらけ。

で、外を見てもまっくら……文字通り何も見えない。

流石にこれは異常だよ……異世界っていうのも理解るかも……

 

「オカルトで言ったら私達だってオカルトの塊だもんね~……あはは」

「ま、そーゆうこと……迷い込んだっつーんだったら出る方法もあるっしょ」

「うんうん、そうそう……前向きにいこー♪」

「……そーゆうトコ、ほんと尊敬するわ」

 

手を握って……二人でここから脱出しちゃうよー

となりで呆れたように笑う尾張ちゃん……私達がまだ、男友達だった時から変わらない。

最高の二人なんだからなんとかなーる。

 

「わっ!?へぶぁ……」

「……アンタ足元がまるで見えないんだから気をつけろって何度も言ってるでしょー……立てる?」

「へーきぃ……樫野ちゃんボディは頑丈だから」

 

……大丈夫、大丈夫……私がドジっても尾張ちゃんだけは絶対に帰すから。

 

 

 

 

 

ギシッ……ギッ……

 

老朽化した板材が軋み、悲鳴を上げる。

異界としての本性を表した校舎は二人に牙を剥く。

変貌した校舎はせっせと手入れされていたとは思えないほどに荒れ果てた様子を見せ……

至る所に穴、電灯はついていても所々にしかなく……

 

「マジスマホあって良かったわ……ライト無かったら樫野じゃなくてもすっ転んでるわ」

「ねー、私も没収されて無くてよかったぁ」

 

電灯のついてない場所は真っ暗闇、そんな中を歩けば穴に足を取られ転倒することだろう。

二人はぐれないように手を繋ぎあいながら……出口を求めてあるき続ける。

……だがそれで嫌でも気付く事がある。

 

「下駄箱とか、玄関とかが見えねっつか……間取りが全然変わってる」

 

歩いても 歩いてもどこまでも続く長い廊下、教室も変わり映えしない。

割れた窓ガラス、穴だらけの廊下……どこからともなく吹いてくる風。

 

「窓割って出る?」

「あ、荒っぽいねぇ……でも外真っ暗だよ?」

「ちょい見て見るだけ見てみよう」

 

痺れを切らした尾張が強硬手段にでる。

どうあっても出ることが出来ないとあれば外に出る為に窓を叩き割ってでも出てやろう。

教室に入ろうとするとこれがまた非常に扉が硬い。

だがなんとか動くレベルであり、体重を載せてグイグイと引けば何とか動いた。

入った先……教室に入ってみればまた様子は一変する。

 

「……なんか見られてる」

「そぉ?」

「……アタシの気の所為だったら良いんだけどね」

 

ねっとりと絡みつく視線は二人の顔、胸……そして尻へとどんどん下り……そしてまた揺れる胸に戻る。

過敏とも言える尾張の感覚は間違いではなかった。

窓の外の様子はどうだ……それを見ようと近づいていった時だ……

 

しゅるぅぅっ

 

「ひゃぁぁぁっっ!?!?な、何か絡みついて……!」

「は……?いやいや、何なのこのッ……離れろって!!」

 

校舎を構成する欲望の権化の1つが姿を表した。

足元の穴から這い出たそれは……タコやイカのような吸盤を有した触手だった。

樫野に絡みついた触手は……とても黒く、まるで穴の中の影そのものの様であった。

引き剥がそうとするも尾張の腕力をまるで無いもの同然に無視する。

必死の形相で悪戦苦闘するが……そんな尾張の頭上にさらなる者が迫る。

 

「ひ、引っ張られ……ぁ、尾張ちゃん危ない!!」

「ふざけんなしぃ……!!ダチ離してなるもん……うひぃぇぇぁ!?!ムリムリムリきしょいきしょい!!!」

「ふぬぬぬ……も、もうだめ……」

「ぜ、ぜったい迎えいくからねぇぇぇぇ――――」

 

上から降ってきたのはとてつもなく巨大な蜘蛛だった。

文字通りの蜘蛛の糸で降ってきたのだ。

天井も張られていると思いきや……その実すべて大穴、光を飲み込む闇で覆われていただけだった。

そんな大穴から降ってきて……樫野の両足に絡みついていた触手をどうにかしようとしていた尾張を背後から強襲したのだ。

がっしりと足で掴み上げるとそのまま天井へと引き上げていき……

樫野は真逆に……床の下、触手に引きずられ穴へと消えていった。

 

分断された二人はそれぞれ……違う異形に抱かれていく。

人間ですらない……悍ましい怪物に。

 

 

 

耳に入るのはぐちゅぐちゅと言う……水音。

どこまでも続くと思った落下の嫌な浮遊感は無くなり……かわりに聞こえてきたのが水音。

ぐるりと私を囲むように真っ暗で見えないけど……

 

「はっ……はっ……」

 

私以外に感じれるのはその水音……そして、足から腰まで掴んできてる太い触手。

ちょこっと見えたのと感じる……ぼこぼこから真っ黒なタコさん?

とっても大きいけど……本体はもっと大きいよね?

私、食べられちゃったりしないよね……?

あ……ぽぅっと光る火の玉……降りてきて、何これ……

 

「……わぁ……え、なにこれ……触手の、海?」

 

ゆっくりと私の周りを照らしていって……見えてきたのは異様な光景だった。

おびただしい数の触手が蠢き、上から下、360度全部が触手の海になっていた。

水音はこの触手の音……あちこちから聞こえてくる……

そして……矛先が私に向かってきた……あ、これ……もしかして、私ってエッチな目に遭うヤツかな……?

 

答えはだれも言ってはくれないけど……迫ってきた触手、下半身を捉えてた触手が如実に教えてくる。

両腕を捕まえて……強引に上に上げられて……振りほどこうとしても全然動かない……!

それに制服の中へと入り込んできて……おまんこやおっぱいに触れ、這ってきた……

ニットのカーディガンはめくりあげられ、プツプツとブラウスのボタンは外され……

 

「ッ……恥ずかしい……」

 

ばるんっ……とブラに包まれてる私のおっぱいが……飛び出た。

ブラの上から触手が這い回ってきて……流石に……気持ち悪いっておもっちゃう。

ぎゅうぎゅうと締め上げてきて……うぅ、ブラから溢れ……

 

バツッ……ばるんっ♥♥

 

誰に見られてるわけじゃないけど……こんなの……流石に……

うぅ……こんな触手まで現実になることはないんじゃないかなぁ……

酷いったら無いよ、私のブラ……特注品で高いのに……

それに……こんなふうに、ぎゅうぎゅう絞られたら……痛い……

 

『あぁ、樫野のヤツ、なんであんなにでけぇ胸してんだよ』

『揉みしだきてぇ……つーかレイプしてもいいよな……』

『犯したい、抱き心地ぜったいに良いだろ』

 

……なに、この感じ……触手の一本一本から……声がする?

それも全部知ってる声……クラスメートの男の子達……

普段聞かないようなドロドロとした底冷えするような声……

まさか、この触手って……クラスメートの子達……?

 

「や、やめてよぉ……こんなふうにしても……んむぐっ……」

 

集まってきた触手が私の口に入ってきた……

抵抗もさせないで……無理やり……こんなのは、フィクションの中だけにしてよぉ……

うぇ……臭いし苦しいし……イヤだよぉ……

 

 

 

ほろり、溢れる涙は欲望を増長させる。

暗闇の中に引きずり込まれた樫野に……男たちの欲望の触手が殺到していく。

太いタコ足触手は膣、乳房……そして唇に狙いを定め集っていく。

身体にまとわりつき、その裸体の白い肌を覆い黒く染めていく様は背徳的で淫靡。

乳房の軟肉はそれぞれ一本ずつ触手が絡みつき……先端にまでその魔の手を至らせていた。

樫野の身体は両腕を高く上げたまま、大股を開いた状態で拘束された。

足から両腕に至るまで……長い触手が身体に絡みつきながら登っている様はヤドリギか。

乳房の谷間、細い首にも絡みついているのは……また淫靡なアクセント。

 

きゅぷ……ぐぃぃぃ……きゅっぽん♥

 

「ふぁぁっ……い、いふぁいっふぇ……んむぅぅぅっ……んぐぃっ……」

 

明らかに意志をもって弄んでいる、乳房の先端に吸盤をくっつけてはグイグイ引っ張り……音を立てて吸盤が剥がれる。

その反動で揺れる様を手を出さずに居るのもまた……その揺れ弾む様子を見て楽しんでいるかのようでもあった。

痛みを訴える樫野は唇を塞がれ……くぐもった悲鳴をあげるばかり。

涙を浮かべるのも男が見れば……嗜虐心を煽られてより一層悲鳴をあげさせようとする。

苦悶から逃れようとする樫野の抵抗は全身の揺れと言う形で表れるが……触手を振りほどくには至らない。

殊更身体を仰け反らせ……120cmにも及ぼう爆乳を強調してしまっている。

 

『樫野のデカパイ……何センチなんだっけ、揉みてぇ……』

『あんな牛みたいにデカい乳……揉んで搾ってやったら母乳が出るかもな……』

『種付けしてやったらさぞさぞイイ乳がでるんだろうなぁ……』

 

そしてその乳に、身体に纏わりつく触手からは男のドロドロの欲望が伝わってくる。

……それに全く理解がない樫野ではない、仮にも元男だったのだ。

自分が樫野を見る側であった時は同じ様な願いを胸に抱いたし……なんならそういうグッズにも手を出している。

だが、それで自分にぶつけられるのも……理不尽極まる、ましてやこんな怪異の姿でぶつけられてもただただ恐怖を感じるだけ。

乳房もヒリついて痛む一方……そして口を蹂躙する触手もまた臭く息苦しくしてくるだけ。

触手プレイなんてファンタジーの中だけで十分だ……と辟易した思いを抱えていた。

 

ぴと……ぐちゅ♥

 

「ッ!?」

 

樫野の身体の特等デリケートな部分に触手の矛先が向いた。

乳房もだが……樫野のそのほわほわとした雰囲気は男子達のあらぬ欲望を向けさせるには十分な火力をもっていた。

未通の秘所にタコ足の先端が押し入る……

片面はつるりとしているのにも関わらず……もう片面は吸盤が立ち並び……それが膣を刺激していく。

 

「いやぁぁ……っっ、ぬいて……いや……いやぁぁぁっっ!」

 

くぐもった悲鳴が絶叫に変わる。

まだ性的パーソナリティが中立的で最後の一線を踏み越えられずに居た樫野に……この強姦は辛すぎる。

死物狂いで抵抗し始めるが……ガタガタ揺れるのは……やはり樫野自身の肢体だけ。

特に吸盤の跡が刻まれつつある乳房が……大いに揺れる。

そして……今まさに犯されている膣も不用意に締め付けてしまい……

 

ぐぐ……ぶちぃっ!

 

「――――――――ッッ……!」

 

余計に触手を刺激して、興奮を煽り……処女の証を無惨に食い散らかされた。

激痛が脳天に駆け上がり……見開かれていた瞳は恐慌とはまた別な感情に揺れる……

恥辱、苦痛……そして女として扱われていくことへの恐怖。

 

「ぅぅうぅっっ……ぅぅんっ……」

 

苦悶の声をあげるも……下腹部を襲う強烈な違和感、抉られる感覚……

それが晴れることは無い……喉奥にも滑り込むようになった触手は更に興奮したのか動きを激しくしていく。

 

ぐちゅ、ぐぷ♥ぐちゅん♥ぐぽ♥

むにゅぅぅぅ……パツッ、ばるんっ♥

 

苦痛から逃れるのであれば……その行先は唯一つ……快楽。

しかしそれを感じるにはまだまだ……樫野の身体は無垢すぎる。

 

ぐぐっ……こつん

 

「ッ……ぃや……やめへぇ……!」

 

異様に膨らんだ触手が腟の最奥を小突き止まる、何をされるか即座に理解した樫野は頭を振り懇願するが……

 

どぷっ……♥

 

聞き入られる事もなく……膣と子宮に無慈悲に子種を注がれていった……

異様に熱く、ドロドロとした感覚は樫野の頭にこびりつく……

それにより……奥底に眠っていた、長らく目覚めを待っていた素質が目覚めようとしていた。

 

 

 

 

 

 

下へと引きずり込まれた樫野はそうして触手に凌辱され、純潔を散らしていた。

それに対して尾張はどうであるか……もっと悲惨な事になっていた。

引きずりあげられた先は蜘蛛の巣が張り巡った廊下だった。

そこで……尾張は大の字に磔にされていた。

 

「くっ……マジ、蟲とか勘弁だし、樫野に酷いことしてたらタダじゃ置かねーからね!?」

 

尾張の身体に引っ張られてかギャル味が強く出ている尾張はそこはかとなく制服を着崩していた。

胸元はちょっと緩め、リボンタイも緩く……見えないラインを保っていた。

が、鎖骨からしたも少し見えるそのチラリズムが余計に欲望を掻き立てる。

スカートの奥からスッと伸びる長い太もも等はとても健康的でほんのりと焼けている。

そんな薄く焦げた褐色の肌に……蜘蛛の白い糸が絡みついている。

拘束に加え淫靡な彩りが加えられていたのだ。

当の尾張はそんな事よりも親友、樫野の心配をしていた。

必死に身体を揺すって逃げようとしているが……これまた樫野と同じで拘束を解くに至らない。

 

「チッ……クソッ……マジ、どうなってんのよ……!」

 

気丈……というよりもかなり気の強い尾張は全く抵抗を諦める様子はない。

触手同様に……尾張を狙った蜘蛛もまた……拘束が十分と見るや再び覆い被さる。

 

「だ、だから蟲とかマジ無理だっていってんでしょ!ひぃっ……クソッ、どっか行けって!!」

 

カチカチと強靭な顎を鳴らし迫る蜘蛛は非常に強い嫌悪感と生命の危機を感じる事だろう。

青ざめながらも気概は絶やさない尾張だが……蜘蛛の目的は捕食にあらず。

 

がっ……ブチブチッ、ばるるんっ♥♥ぽあよ、たゆたゆ♥

 

「……は?い、いや、止めろし……!!ひぃっ、どこに糸くっつけ……ッ」

 

制服の真ん中……カーディガンからブラウス、ブラまで器用に真っ二つに引き裂く。

尾張の褐色の絹肌に傷は一切ない……飛び出た103というこれまた大凡お目にかからない爆乳が飛び出る。

乳房も余すところなく焼けているが……乳首は桜色、とても目立つ美味しそうな蕾だ。

そこに蜘蛛は糸が絡まり、巣に接合された。

乳首同士も糸で繋がれ……揺れる余地はあれど固定されたも同然だ。

 

『尾張のやつ……俺の告白を断りやがって……絶対にブチ犯してやる』

『はぁ……尾張さん、相談した時とかすごくいい匂いしたなぁ……おっぱいに顔を突っ込みたい』

「……なに、この……ぃ、いや、止めろって……アタシは蜘蛛なんかの女じゃねぇって……!!」

 

蜘蛛が覆いかぶさり……生殖器を放り出した時、その蜘蛛に宿っていた男の思念が流れ込む。

尾張の立ち振舞がどうであれ……その身体が魅力的なのは変わらない。

どう頑張ろうが……その身に受けるのは情欲に満ちた視線だ。

尾張が感じた嫌悪感はさらに増すばかり……

そして……致命的な一線を踏み込まれていた。

生殖器が膣に張り付いたのだ、それを理解ってしまった。

身動ぎしようが蜘蛛の糸はしなりながらも尾張を離すことはない。

 

つぷ……

 

「いやだ、いやだ!!イヤイヤ、やめろ、やめろって!!マジそれは洒落になんねぇってわかって……い、ぃぃ……ぎぃぃっ……!!」

 

つぷぷ……ぐぐっ

 

悲鳴は悲痛なものへとかわり……入り込んでくる蜘蛛のペニスに圧迫され断末魔のように変わっていく。

半狂乱で暴れるもそのまま無慈悲に生殖器は押し入り……ついには処女膜に到達する。

痛みはまだない、だがその異物感は凄まじく……スグにでも破られそうで気が気でない。

 

ブチンッ

 

「う"ぁああぁああぁぁっっっ!?!?」

 

他に気を紛らす先が無かったのも尾張にとってはつらい要因だった。

かなりの苦痛を一身に受け身体は仰け反り衣を割いたような悲鳴があがる。

接合部からは処女膜を破かれた証の血が流れ出る……

 

「く、くそがぁ……ぜってぇ許さねぇ……こんな事してっ……ぅぁっ、やめろッ……動くなぁっ!!」

 

たぱん、たぱん……♥

 

尾張はさらに蜘蛛のピストンに苛まれ……接合部からは引く気配のない痛みと異物感。

そして全身を揺さぶられて突き上げられる感覚……その衝撃で乳首に張り付いている糸が震え……苛まれる。

これから数十分と続くだろう性行為に悲鳴を上げ続けるしかなかった。

 

 

 

 

 

アタシが蜘蛛の化け物に犯され始めてから……何十分経ったかは知らね……知りたくもない。

最初は本当にクソほど膣が痛かったし……馬鹿みたいに乳首に振動が来てウザかった。

何より許せないのが……身体に来る痛みが変わって、アタシの快楽に変わってた。

身体を揺すられたらその衝撃が蜘蛛の巣に伝わってからそのまま胸に伝播してきて……ローターみたいに感じる。

乳首を攻められ続けながらのレイプっつー……そういう感じになってた。

 

「ひぐぅっ♥ゆるしゃ……♥ふにゅぅっ♥♥お"ッッ♥おひっ♥」

 

パンパンパンパンと馬鹿みたいに膣の奥は突っつかれて……もう痛みを感じる事はなくなった。

感覚が麻痺したって訳じゃない……防衛反応もあっだろうけど……こっちでも感じるようになってきていた。

クソがつくほど気持ち悪いのに……快楽を感じてる、気分はチョー最悪。

アタシの胸は誰かのオモチャにするつもりはまだ無かったし……セックスだってまだまだ……

女として生きていくのは受け入れてたけど、セックスとか子作りにゃまだ……容認しきれねぇ線があったっつーのに……

ここを生きて出られたらこうなった原因を突き止めて元凶はブチのめす……!

マジ許さねぇ……あ、アタシだけでもこんなにムカつくのに……樫野までこうなってる可能性あるわけじゃん。

それが……マジでそうなってたらアタシの腸沸くり返してどーにかなるっつぅ……

 

「だ、出すならいい加減外に出せって……くそがぁぁぁぁっっ♥♥」

 

もう、これで何発目よぉ……腹に受けるこの熱い感じ……文字通り腹いっぱいなんだけど。

いつになったら……こいつ、満足して離れるのよ……アタシの身体がもたねぇって……

 

「ひゅー……ひゅ……うぁ、った……お、下ろすのもマトモに出来ねぇの?クソがよぉ……」

 

もうだめ、意識が……って思ったら身体を縛ってた糸がスッと消えて……床に打ち付けられた。

……あーまじ最悪、ぶっかけられちゃいないけど、下腹部の状態はマジ最悪。

どろっどろのザー汁が溢れてるしショーツは使い物になんね……チンポの先で引きちぎられてん?

いや、マジねーわ……制服はぶっ壊されるわお気にのブラもぶっ壊されるわ……

あーくそ……体力持ってかれて立つのもしんどいっつーの……

 

「か、樫野……アイツんトコロに合流しないと……どっち行けば良いん……こっち?」

 

スマホも……あー壊れてるし、落とさなかったのに……つーか高かったんだけどぉ?

ライトはねぇし……直感頼って突き進むっきゃ無いか。

樫野……無事で居てよね。

 

 

 

上と下、それぞれ分断された二人だが……凌辱は一旦終わりを見せていた。

樫野の方も何発か全身に精液を浴び……ドロドロになりながらも解放されていた。

違うのは……制服を乱暴に切り裂かれた尾張と比較的丁寧に脱がされ……まだ制服を身に纏う事ができる樫野……その差程度だろう。

まだまだ二人を狙う淫欲の獣は潜み……虎視眈々と淫らに実った女体を狙う……

 

 

 

うぅ……頭の先からいっぱい浴びて気分最悪……

いっぱい飲まされたし、うぇ……込み上げてくる臭いもキツ……

制服だってもう酷いよ……強引に脱がされたからかブラウスはボタン全損、ニットは裂けてる。

スカートは良いけど……ショーツもどこか行ってる……触手に取られちゃったかな……

はぁ……触手が消えていった後は……通路になっていた。

でも明かりは少ない、というか明確な明かりが無いのに……ぼんやりと照らされてる。

とっても不思議……この雰囲気だけだったら……丁度いい肝試しになったかもだけど……

 

「あとで……掻き出したほうが良いよね……」

 

危ない日じゃないはずだけど……こんなに精液叩き込まれてほったらかしは出来ないよ。

というか今すぐにでも水浴びでも良いから……したい……

欲を言えばシャワーだったりお風呂に入りたいけど……そんなの期待できないよね?

またあの触手が襲ってくる可能性もあるし……油断できない……

 

「……跡、消えるかなぁ?」

 

私のおっぱいは特にいじめられて……吸盤がくっついた跡がいくつも刻まれてる。

タコ足触手が絡みついて……ぎゅぎゅうっと搾ってきて……

 

「ッ……だ、だめっ……思い出しちゃダメ……」

 

ゾワゾワしてくる、もう触られてないし触手のしの字も無いのに……絡まれてる感じがリフレインしてくる……

気持ち悪いのに……痛かったのに、無理やり喘がされて……

これが強姦される側の怖さか……身をもって体験するなんて思ってなかった。

何にせよ……最後の一線をこえちゃったなぁ……はぁ。

女の子の下着、洋服……言葉遣いに性自認……段階踏んで受け入れてきたけど……はぁ……無理やりは辛いよ。

 

「……檻?」

 

廊下はまっすぐ伸びて行っていて……どこかで曲がるとかもない。

私と尾張ちゃんが一緒に目覚めた最初の廊下とあまり変わり映えしない……穴だらけの廊下だったのが……変わって……

左右の空っぽの教室郡から檻が幾つも続く廊下に変わった。

後ろを振り向くと……一寸先は闇……そして見える壁はまた檻が見える……

引き換えしてもいい感じはしない……進むほかになさそう。

 

上り階段とかは全然見える気配はない、進んでいけば見えるのかな。

それともどこかでいきなりワープとか……あは、ゲームじゃないしどうなんだろう?

はぁ……とにかく前へ……前へ。

 

「んぅ……ぅぅん?」

 

なんだか、胸とかお尻に違和感……また揉まれてる感じがして……

気の所為……気の所為だよね?目を向けたら消え……ない。

下側が揉まれる感じがして……胸が微妙に動いてる。

 

『ゲヒャ……ゲヒャヒャヒャ……』

 

うぅ……この不気味な感じ……また触手?

でも、身体は動くし、歩ける……立ち止まらないで……行くしか無いの?

戻って……みようかな?

 

「……ひゃぁぁっっ!!」

 

ちょっと振り返って踏み出した瞬間、闇の中からいくつも手が……私を掴んで……引きずり込んで……

 

もにゅむに♥むにむにぃぃっっ♥♥ぐにっ♥

ぐちゅぐちゅぐちゅ♥♥ぐぽっ♥にちゅ♥

 

「い、いやぁぁぁぁぁああああぁぁぁ♥♥♥」

 

い、いや……またおっぱいとマンコ……めちゃくちゃにされてっ……!

身体が浮いて、胸が乱暴に揉み潰されて……乳首に指が入り込んでくるっ♥

こんな……乱暴な事に、なんで感じてるの……♥

おかしい、おかしいよぉ……

 

『胸を押し当ててきやがって……誘ってるんだろ……』

『ちょっと胸を触ってもいいよな……へへ……』

『樫野のジャージ、胸元だけ伸びすぎだろ……うっ……』

 

この、掌も……男子達の……?

どうなってるの、わからないよぉ……はやく……逃げ出さないと……

 

 

 

樫野が闇の手……そう形容する他にない欲望の掌に揉まれ、蹂躙されている頃……尾張は……

 

「ふっぐ……♥♥ちょっとかすっただけで……んひぃぃぃっっ♥♥ふざけん……んぎぃっっ♥♥」

 

ガラス張りの通路をよたよたとしながら走っていた。

その身体に浴びせられていたのは……眩いピンクの光線。

少しかすっただけでも身体を狂おしくビクつかせくねらせ……イク。

ピンクの光線は快楽光線、所謂アクメビームだったのだ。

それに襲われイキながらも必死に前に突き進む……背後からはさらに悍ましい蟲……ウデムシがカサカサと迫っていた。

 

再び蟲に捕まれば今度は精液だけで済むとは思えない。

尾張は必死の形相で逃げるが……その焦りが動きを単純化させていく。

被弾回数は増え……その足取りはおぼつかなくなっていく。

 

「アタシは……まだぁ……ッッ♥♥」

 

折れない心、崩れ行く身体……その拮抗は薄氷で支えられているも同然。

無駄な足掻きは余計に捕まった時の絶望を増幅させ……

 

「い、いやぁぁっ!来るな、来るなァァァァッッ!!!」

 

襲う欲望の獣の興奮を掻き立てるだけだった。

ギチギチと鳴る蟲の音と尾張の甲高い悲鳴が木霊した。

 

ずぷ……ぐちゅ、ぐぷっ♥

 

「もういや、イヤアァァァァ……」

 

泣き叫ぶ尾張は蟲に押し倒され……そのまままた生殖器を叩き込まれるのであった……

 

 

 

 

もぉ、最悪な気分が抜けない……アタシは二度目になる蟲の包容を受けた……

冗談じゃないし……お腹に押し入ってくるブヨブヨした肉の管の感覚がまあこびりついてる。

幸い……アタシが泣き叫んで……めちゃくちゃ言いまくった結果かしらねーけど、一発も出さずにどっか行った……

流石に、もう蟲はイヤっつぅ……

 

「ぅぇ……うぷ……」

 

こみ上げる酸っぱい感じ……あー、イヤだけどもう無理……

近場に良い穴あるし、そこにゲロっちゃえ……

アタシのこの恐怖も絶望も……出てしまえば良いのに……

……案外、雑にピストンされたから、膣のザーメンは出てったのかな……思わぬ怪我の功名。

 

「ぺぇっ……レーザー装置も黙ってるみたいだし……今のうちに進むか……」

 

まぁ、また変な蟲が取り憑いてきて……アタシを押し倒すって事も考えられっけど……

正直……またヤられたらアタシ発狂しそう、マジ蟲は苦手だしあんなデカいのは……ガチで無理だって。

殺虫スプレーとか常備しとくべきだったわ……キモい、ほら肌だって鳥肌になって……

足取りだって何度も無理くりイカされて重いし……アタシ、逃げ出せれるん……?

 

「……弱気になんなって、アタシ尾張よ?ダイジョブ、どーにかなるって……ギャル舐めんなし」

 

自分に喝入れながら……どんなになってでも……ぜってぇ出てやるって前に進み続ける。

それがアタシに出来る……この超常現象への抵抗かもしれない。

正解は知らない、分かりっこないし……動かないより動くのが……アタシの性にあってんの。

 

何時動き出すか分からない……あのレンズに怯えながら……進んでいった。

ガラス張りでどこから何が襲ってくるか分からないのもあって……本当にどうにかなりそうだった。

 

どれだけ歩いたかはしらない、ようやく変化が見えてきた……それも最悪な形の変化。

絶頂続き、犯されて足腰がヘロヘロな状態で結構歩かされたのは間違いない。

 

「んひぃっ……な、何が……うぇ、何この手……ちょ、どこ触って……!!」

 

振り払えない……こっちから触ること出来ない掌が胸やら尻やら膣やら……

好き放題触ってきて……よくねー扉が開きそうな触り方してきてる。

乱雑に犯されてた膣やら神経通ってる乳首とかはまだ理解らなくないけどさ……乳房全体がなんか快楽を感じ始めてる。

やばいやばいと思えば思うほどに……感覚が研ぎ澄まされて、余計に……意識してぇっ……

 

「……尾張ちゃん……?尾張ちゃん!!」

 

……聞こえてきた声に弾かれて顔を上げりゃ……マジかよ……

アタシ同様か、アタシ以上に酷い有様の樫野が遠くに見えた。

……アタシを襲ってる掌と同じ様に……なんか、虫みたいなのがくっついてビチビチ蠢いてる。

 

「だ、ダメ来ちゃダメって……!!ぅぁっ……♥」

「尾張ちゃ……ぁぁんっ♥♥い、今吸いださないでぇっ……♥♥」

 

は、分断されたと思ったら……コレかぁ……正直、辛いったらないし……

アタシ同様……凌辱されてたかぁ……つら、マジ許せねぇって。

 

 

 

凌辱を数度重ね……辱められてから二人は合流出来たかに思えた……

樫野が尾張ににじり寄ろうとした時に気がついたのだ……

 

「なにこれ……なにこれっ……壁がある!!」

「は?は、は……マジか……は……?手が消えた?樫野の虫も消えて……」

 

身体に張り付き弄り倒していた掌、触手の幼体も立ち消えた。

しかし二人を隔てる透明な壁があったのだ。

目と鼻の先にある親友と手をつなぐことも叶わない、吐息も何も……阻まれている。

合流したからには後は脱出するのみ……そう思っていた矢先にコレだ。

二人の表情が驚愕から絶望に変わる、他に道は無い。

振り返ったとしても一寸先も見れない闇があるばかり。

樫野は一度呑まれ、触手によって理解らされている……尚更再び足を踏み込むコトはない。

 

「どう、しよ……」

「どっかに穴があるかも……あ、アタシが何とか見つけるから樫野はそんまま……ぁっ!?」

「ひゃぅんっ……ふぇぇ、何この……ぅっ」

 

さて、どうにか打開しようと尾張が動こうとした瞬間だった。

真後ろに大柄な……身長2メートルになろうかという大男のシルエットが浮かんだ。

真っ黒で生き物の温かみはなにもない、ただただ尾張と樫野の二人を抱き竦め、壁に押し当て拘束する暴力の権化。

それと同時に……ミニスカートをめくり上げ……臀部に擦り当たる……二人には太く長すぎて苦しみを与えそうな剛直が存在感を放っていた。

例に漏れず二人を犯し凌辱する色欲の権化でもある様子だ。

 

「ふ、ふざけんな……んなの入るわけ……ぃ、いやぁ……」

「ふっ……ぅぅぅっ……」

 

樫野は諦めの色が強めで……尾張は未だに反抗的ではあったが……敵わないのは嫌というほど理解している。

その証拠にもう二人の身体に抵抗する為の足掻きの兆候はない。

ただただ……次に襲ってくるだろう苦しみと嫌な快楽の暴力に流されないように堪える心構え……それしか無い。

今の二人は男の欲望に晒されはけ口にされる他無い……肉便器なのだから。

 

つぷ、ぎちぃっ……ミチミチ……

 

「ぁぁぁっっ……裂けるっ……しぬ、しんじゃう……!」

「おわ、り……ちゃん……肩の力を抜いてっ……力んじゃ、だめ……っ」

 

二人……それぞれ別々な凌辱を受けていたが……身体が開発されてきているのは変わらない。

そして今鏡合わせの様に……同じ様な巨躯の男に犯される。

親友二人で同じ様に……樫野の言葉に従おうとする尾張だが……頭と身体はもう分離しているも同然。

身体が勝手に巨根を締め上げてよりギチギチに密着していく。

拡張される痛みはさほどない……不気味なほどに痛みはない……ただ圧迫感と伸びていく己の身体の違和感に泣き叫んでいるのだ。

痛覚がないのが逆に恐怖を煽っているのだ、ペニスで突かれて、膣やら……女としての大事な部分が壊れたのかと思ってしまっている。

 

ぐりぐり……ずずぅ……ずどんっ♥

 

「ほっ……ぉ……?お"ぉっっ!?!?」

「ふっ♥がァッッ……ほ、ふ……あ"ぁぁぁっっ♥♥」

 

奥を小突かれ、グリグリと刺激されれば……頭が一瞬麻痺する快楽が襲ってくる。

それで反応が怪しくなったかと思えば……引き抜き……そして強く突き上げる。

その強さはかなりのもので透明な壁に二人の大きな乳房は押し潰され……いやらしく拉げる。

足も突き上げられる度に浮かびプランと揺れる……細い腹にはペニスの亀頭が浮かぶ始末。

 

「ふっ……う"ぅうぅううぅぅぅっっ♥♥」

「あ"……ぁぁあぁあぁっっ♥♥そんな、奥ッッ……あぁあぁっっ♥♥」

 

二人は逃れようのない性行為によがる他に道は無い。

ただただ……眼の前に見える親友の快楽に蕩けていく顔を見て……

必死に堪えようとする姿を見て自分が堕ちてはならない……そう言い聞かせ、必死に快楽地獄に流されないよう……堪えるしか無い。

それが例え……儚く、無駄な足掻きだったとしても……ソレ以外に選択する余地は無かった。

 

パンパンッ♥ずちゅんっ♥ずどっ……ごりぃぃっ……♥

 

「ダメダメッ♥んな、はげし……ィィイッッ♥♥お"……ぉおおぉぉおぉっっ♥♥」

「おわりちゃぁぁっっ♥♥あッ♥♥激しっっ……♥♥♥」

 

透明な壁に添えられ、合わせられた掌はぎゅっと握られ……二人の視線は下へ下へと落ちていく。

激しく突かれる性行為にもう頭はスパークし続け……マトモに考えを巡らせる事も出来ない。

樫野は元々あまり我慢強い方でもなく……樫野の本来の精神性に融合しつつあった。

乱暴にされるコトによる快楽……マゾを開花させていてこの乱雑なピストンの虜になりかけていた。

もう数分と続けられたら……堕ちてしまう、その瀬戸際にあった。

 

どぷ……ぶぴゅるぅぅぅっっ♥♥

 

「ひぎぅ……ぅぁ、ぉっ……――――――――ッッ♥♥」

「あ、あへぁぁあぁあぁっっっ♥♥♥」

 

二人の仕上がり具合に満足したのか……二人の巨影は腟内に精液をぶちまけた。

触手や指、虫ペニス等に掻き出され跡が少なくなっていた膣に……まだまだ精液が残留していた子宮内に新たな精が叩き込まれる。

生殖の喜びを覚え込まされた二人の身体は歓喜に震える……

 

どさっ……びくんっ♥びくびくっ……♥

 

快楽に染まりかけた二人を残し……しばしの静寂が訪れた。

堕ちなかったのは幸運か……それとも、堕ちきってしまったほうが幸せだったのか……

二人揃って……理性を何処かへ飛ばしながら……床に無様に転がっている姿を見ればどっちが良いかは理解るかもしれない。

 

 

 

 

まったく……最悪、樫野と一緒にぶち犯されて……あんなアンアン喘がされて……

思い出すだけでもすごく頭に来るってのに……思い出せば思い出す程……

 

「あ"ぁぁぁぁ……」

「お、落ち着きましょうよ……悔しいのは分かりますけど……」

「……樫野?なんか口調……」

「はい?え、あ……私……?」

 

樫野の様子がおかしい……口調もえらく丁寧になってるし……仕草も、めっちゃお淑やかで柔らか。

なんつーか……ぽけぽけ天然がマジモノの樫野になったみてーっつーか……

 

「樫野、アンタ……」

「……は、早く出ないと……まずいかも」

「だね……ね、あんな扉あった?」

 

樫野の状態はやべーし……アタシの身体も精神状態も正直まずい。

ささっと出ないともしかしたらアタシも完全尾張化してもおかしくない……っていうか、雌堕ち?

出口っつかどっか……と思ったら何にもない壁っていうか……暗闇にポツンと浮かぶ扉を見つける。

透明な壁隔てて……樫野側にもあっし……ワンチャン繋がってる?

 

「……記憶にない、いっせーので入る?」

「ん、それっきゃないっしょ……マジ、足腰クッタクタ……」

「合流できたら……ちょっと休もう、私も流石にヘトヘト……」

「そだね……んじゃ、いくよ……いっせーの……!」

 

扉は……特になんの抵抗もなくすっと開いた。

樫野の方見りゃ……樫野の顔が見え……

 

「んぶっ……なに!?は、離せってっ!!やめろ、離せッ!!」

「……あぁ、もうダメなのかなぁ……」

 

アタシ達、どうやっても抜け出せないの……?

 

 

 

 

私も、尾張ちゃんもまた影みたいな腕……ううん、人に抑え込まれ拘束され……運ばれていった。

唯一、明かりがある場所……シーリングライトが設置され二人分のエッチ機材がずらりと並んでる。

拘束具が無いのは私と、尾張ちゃんを甘く見ているからなのか……

実際、私はたった一人の影の人に腕を拘束されて……もう、抵抗に疲れてる。

尾張ちゃんは二人がかりで抑え込んでるけど……それでも振りほどけないでいる。

女の子が男に勝てるなんて……そんなのそうそうないよ。

霊長類最強の女とかの例外以外は……自分と同じか自分以上に体格が大きい男性に敵わないよ……

言葉にはなってないけど……私達に向けられてるいやらしい欲をひしひしと感じる。

人の顔に1つ浮かぶ大きな目玉……いやらしく歪みこっちを見てる……

ここで何をされるの……怖い反面……うん、私……この扱いに興奮してる……誤魔化しきれない♥

私の……樫野の姿に基と同じで牛の耳や尻尾が無くてよかったって……思う。

尻尾なんてあったら絶対にバレてる……動かぬ証拠を突きつけられて……♥

 

「何よそれ……その注射器はなによ……?」

「……お、おっぱいに……打つんですか?」

 

尾張ちゃんが怯えたように吠えて……また、身体を揺する……

視線の先を追えば……なにか怪しげにピンク色に光る液体が注入された注射器を手に近づいてくる人が……

目は……おっぱいに向いてる、お誂え向きに両手に持ってる。

私の口から漏れ出た言葉に反応して大きく、ゆっくり……まるで笑いながらやるように肩を揺すって頷いた。

きっと、エッチな薬品ですよね……おっぱいに打たれたら……今以上に気持ちよくなるのかな♥

ううん、それだけじゃないですよね、おっぱいから本当にミルクとか出たりして……♥

 

「ッ……♥これが済んだら……帰して、くれます?」

 

答えは……返ってこない、私のおっぱいに……乳首の先端にチクリと痛みが……

じわぁっと広がっていく冷たい感じ……遅れてヒリヒリとちくちくと……おっぱいに広がって……♥

あぁ、だめ……もうウズウズしてきてる……触られたい、搾られたい♥

帰りたいけれど……帰っても、もう元に戻れないですよぉ♥

 

「離せって、マジそんなの……ぅぁっ……くっ……こんなんしてぇっ……!!」

 

隣で尾張ちゃんはまだまだ反抗してるけど……もう、ダメだと思いますよ?

ほぉら……暴れたらより抑えるために人では多くなって……あ、ズルい……薬、もっと打ってもらってる。

両腕、両足……それにお腹にまで……うらやま、しぃ……

あぁ、おっぱいまであんなに……乱暴にされて、気持ちよさそう……♥

 

「ふぁ……な、なんですかぁっ♥♥ひゃんっ♥」

 

ぱしんって……おっぱいを打たれた?

その前の乱暴な鷲掴みも……必要以上に荒々しくて……♥

あ、これ……見透かされ……♥

 

「ぁっ♥はぁっ♥……そのギロチン台みたいなのは……ぁうっ♥あっ……♥」

 

もう私、逃げられませんね……こんなふうに首と両手首……拘束されたら逃げようも無いですよ。

これで……私は、この人たちに犯され続けるのかなぁ♥

 

 

 

 

樫野が拘束されている横でアタシは……あっちこっちから湧いて出てきたヤツに取り押さえられ……

無理やりに四つん這いみたく跪かされて股下後ろ、前も真横も真っ黒。

野郎の欲望が私を取り囲んでる……これだけでも悍ましい限りってぇのに……

 

ぐにゅぅぅぅ♥ぐにぐにぐにぃっ♥♥

ぐちゅ、ぐちゅ♥たぱんっ♥ぱんっ♥ぱんっ♥

 

身体に入り込んでくるペニス……無理矢理に咥えさせられてるのも含めて3本もアタシの中にブチ込まれてる。

それだけじゃない、当然の権利の様に両胸はもみくちゃにされるし……両手にもペニス……

クソが……アタシはこういうのはもう嫌だって言ってんのに……

嫌だって思ってんのに……

 

「んむ"ぅぅっ♥♥ふぐッッ♥♥ぅうんッッ♥♥」

 

野郎どもの一挙一動にイキ続けるしかない……アタシだって知らない快感のツボを重点的にヤられてる……

それだけじゃない……新たな性感帯を開発されてんのかどこを触られてもなんでこんなに気持ちいいん?

拘束されて抑え込まれる前に打たれた薬?ソレだけじゃないっしょ……?

この胸に集まってくる熱とか……あ、アタシの身体がもうどうにかなって……

 

「ふひゃぁぁっっ♥♥あっ♥♥あ"ぁぁんっっ♥♥もぉっとぉ♥♥」

 

……樫野……あ、アイツ……耳を疑う超絶よがってる声……目を向けると

黒の合間からちょっと見えた樫野の顔は……アタシがしってる樫野の面じゃなかった。

エロ同人とかに出てくるような堕ちきった雌牛の……顔……

……しょうが、ないのかなぁ……アタシだって、もう……正直疲れた。

抗うのはちょい……キツい……だって♥

 

こりこり♥ぐにぃ……むにゅ、たぷたぷ♥

ずちゅん、ごりごり……ぐりっ♥ずちゅずちゅ♥♥

 

膣のスイートスポットはもうバレた……頭がフットーする快楽がずっと押し寄せてきてる。

狂いそうだし、こんなのがさらに続くんしょ……?

アタシ、耐えられんの?正直……ムリ、堕ちた方が……楽っしょ?

 

どぷっ♥ビューッッ♥♥ぶぴゅるぅぅっっ♥♥

 

「――――――――ッッッ♥♥」

 

もう、だめ……頭まっしろ……ザーメンぶっぱなされんの……やばぁ♥♥

 

 

 

 

その後も尾張と樫野は理性をほぼほぼ喪失した状態で男たちの欲望の影に犯され続けた。

身体はもう日常生活に支障が出るような快楽を刻み込まれ……両胸からは乳が滴るようにされ……

何発も何発も……不特定多数の男の精液を叩き込まれた。

気を失うような……激しい輪姦が続いていったのだ。

次に目が醒めた時はもっと酷いことになるだろうと……尾張も樫野も……どこかほんのりと期待してしまっていた。

 

 

 

……もぞもぞと身動ぎして目を開ける。

アタシの勝手知ったる自宅のアタシん部屋だ。

お気にの芳香剤が香る……けっこーイケてるって思う小洒落た部屋。

 

「……夢、だったん?……ちょい、ママに確認しよ」

 

身体を触る勇気は……無かった、震える足でリビングで呑気にテレビ見てるママ見て……腰が抜けた。

……そらママはびっくりするけど、アタシの質問にゃ答えてくれたし……アタシの様子が変なのは察されて……寝とけって……

アタシは普通に帰ってきたしいつも仲良しのお隣、樫野も帰ってきていた。

疲れたからって即座に寝に行った……って、アタシにそんな記憶はないけど……

まじ、悪夢だったんかな……スマホもぶっ壊れたと思ってたけど……手元にあるし動いてる。

……樫野に確認……いや、そりゃ明日でもいっか……

洗面所で顔洗おうって思って見てみりゃ……うわ、酷い顔、ウケる。

 

「なしてこんなやつれてん……そら心配されるわ……はは、はぁ……」

 

三つ編みとか解いて今日はもう楽にして寝よ……明日のガッコ……うわ、ダル……話がクドい古典に体育……

眠くなった後にクッソ動かされるやつじゃん……

あと……ッ……明日、男子に顔合わせられっかな……ちょい、自信無いわ。

 

何でも無かった……あれは夢だった……そうっしょ……?

寝慣れたベッドに布団……シーツをえらく、握り込んでいた。

 

 

翌朝、ふつーに目覚めて、ふつーに朝の支度して……クリーム色の髪、健康的な褐色肌……トレードマークのクソ長い三つ編みやって……

ぱーぺき、これぞアタシ……尾張って感じにちょい着崩し、腕にシュシュ巻いて……

あとは今日の教材と筆箱……んで、放課後遊び行く為の道具やら昼にぽいぽい食べるお菓子っしょ?

 

「あんまり遅くまで遊ぶんじゃないわよ、いってらっしゃい」

「はいはい……んじゃ、いってきまー」

 

アタシ似の……色白美人なママに手ぇ振って笑顔で学校に向かう。

隣じゃどっちゃんがっちゃん……まーた樫野がなんか転けてモノ散らして……

 

『樫野だいじょ……ひゃああぁぁっっ!?!?』

『おかあさぁーん!?!?みゃー!!!???ぐぇっ』

 

ほーら……あのドジっ子親子……マジ、どうにかならん?

……やっぱアレ、ただの夢っしょ。

気をつけなきゃこーなるからっていう……そういう類お警告の夢っしょ?

なんか、このドタバタ聞いてたら気が軽くなったわ……

 

 

 

淀みなく、二人は何事もなかったかのように一日を終えた。

放課後になり、それとなく……二人きりになったタイミングで……お互いに昨夜の事を質問し……

そしてお互いに同じ"夢"を見ていたことにホッと胸をなでおろしていた。

 

「樫野も同じ夢見てたって……マジ?」

「大マジもマジで……正直、ちょっと残念だったような……そうでないような……」

「……ちょいちょい」

「あはは、ごめんなさい……夢でよかった……ですよね、今日は休みですし……えーっと……どこか遊びに行きます?」

「口調ゥ……ま、そっちもいっか……樫野にゃ変わりないし……んじゃかるーくカラオケってのは……ど?」

 

樫野はかなり精神が寄り切ってしまったのか口調が戻ることはなかった。

かく言う尾張もかなり女性的な仕草が強く出て……浮かべる笑みはそのまま……尾張と言える物だった。

身体の違和感、疼きは無視し……蓋をして……学生生活に戻ろうとしていた。

軽い遊びをしに日が暮れる街へ繰り出そうと校舎から出ようとした瞬間だった。

 

 

 

 

ぞわっとするこの感じ、身体に纏わりつくねっとりした空気……♥

 

「うっそ……」

 

夢とかじゃ……無かったんですね。

真っ暗で穴だらけの旧校舎……ただ、先日と違うのは……

 

「んぶっ♥んっ♥んふぅぅっっ♥♥ぃんっ♥♥ぉっっ♥」

 

先客、それも初めてみて……見慣れた御人。

翔鶴さん……数年前まで尾張さんが雑誌で見ていたと言ってましたけど……

眼の前で淫らなおっぱいを揺らして犬にバコバコと犯されて……いいなぁ♥

 

「マジかょぉ……」

「……楽しみましょ、尾張ちゃん♪」

 

私と尾張ちゃんも……他の方々が待っているご様子ですから。

人、犬、蟲に触手……ふふ、いっぱい……多種多様でとっても良いですね♥

泣き崩れる尾張ちゃんですけど……じきに慣れちゃいますよ。

慣れたほうが……絶対に良いですよ……

 

「私も一緒ですから、離れませんから……ね♪」

「かしのぉ……」

 

ふふ、前世の幼少期を思い出しますね……尾張ちゃんの前世、ハーフで見た目が原因でイジメられてたんですよね……

その時から私はずーっと変わらず……お友達として接して、時折耐えきれず泣いているのを慰めてましたね……

……だから、大丈夫です……最初は辛いでしょうけど……私が側に居ますから♥

 

「あっ♥……先に楽しんじゃいますね♥♥ぇへ……触手さんが今日は搾って……ぉぉおお"ぉぉぉッッッ♥♥♥」

 

この……拘束からの……にゅるにゅる搾乳……絶対に気持ちよくてクセになっちゃいますから♥♥

 

暫く後には尾張の喘ぎも聞こえだし……親友の堕ちた姿、過去に見ていた読者モデル、翔鶴の姿……

そして自身の身体の開発具合……どうしても拭い去れない快楽の傷跡が抵抗する気概を完全に奪った。

 

「あはぁっ♥♥あっ♥♥あっ♥♥あっ♥獣ちんぽいぃ♥♥もう、いいから♥♥ていこうしないから♥♥どれぇになりゅからぁ♥♥」

 

もっと激しく……そう、願い出す程に……堕ちた。

かくして旧校舎に消えた女はこれで3人となった。

 

 

 

 

翔鶴同様……行方不明となった二人は捜索されるも見つからず……関係者は悲嘆にくれることになった。

 

「んぐ……ぷぁ♥もぉっと……もっと搾ってぇ♥種も……ぉぉぉっっ♥♥せ、せぇし♥♥もぉっとナカにぃ♥」

「ぁは、マジもぉ♥♥がっつくなナカ射精いがいありえねぇッッ♥♥ぅぉ……ぉ"♥♥」

「じゅぷ……れぉ♥ほぉら触手さまぁ♥♥私がいちばぁん経験長いんですから……ね♥沢山イジメてください♥♥」

 

異界の闇の中で延々と犯され続ける……苗床となった三人は触手に絡め取られ、延々と嬲られていた。

現実の野郎が渇望した淫靡な姿を晒し……よがり……もっともっとと求め甘く喘いでいく。

救いは無い、だがもう……誰も救いなぞ求めやしない……犯されることが至上の悦びに成り果てていた。

生きている以上、一生涯淫欲から逃れられないと理解ってしまったから……

 

 

それでもたったの三人……入れ替わり入る学校の男の欲望を受け止め切るには全然足りない。

ヤッてもヤッても犯りたりない……欲望の底は見えない――――

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