※この作品はR-18です。

Skeb成果物   作:ムメイ

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全裸ちゃんシリーズ
全裸の変態TSぐだと超健全なぐだ子ちゃんのクロス



【変態オーダー・デュオ ドスケベ特異点で"あーぁ、出会っちまったか"】

ポコポコと特異点は起こり得る。

それは藤丸立香の数年の旅路からも見て取れる。

そんなにポンポンと生まれてもらっては困るものだが……現実はそうなのだ。

 

「今回のはまた小さそうだけど、油断はしちゃだめだよ?」

 

管制するダ・ヴィンチちゃんはレイシフトに向け、マスターである立香に注意を促していた。

……ソレもその筈、マスターは何を思ったか全裸である。

否、何も着れないのが正しいと言える、強烈な魔術を帯びているマスターは……体を覆う布地を身に纏う事が出来ない。

纏おうものならばその布地はあっという間に分解され塵になる。

身を隠す事が出来るとするならば……それは布団などに限られる。

各種魔術礼装の衣服も意味を為さない……もとより、マスターがこれまで授かった魔術礼装の衣服は着れない物になっていたが。

このマスター、元々が男であったのにも関わらず来る日も来る日も爛れた毎日を送らされ……その末にドMを拗らせた。

その結果このカルデアに在籍する自称天才のド変態にして全裸の求導師、全裸ダ・ヴィンチちゃん……通称全裸ちゃんに改造されたのだ。

無論それはマスターが願った上での事、事を後で知ったダ・ヴィンチちゃんが烈火の如く怒ったし過保護なサーヴァントはキレた。

全裸ちゃんもこうなるのは予想していた物で大人しく折檻をうけていた。

無論、全裸に固定するからには様々な魔術的な保護を新たに叩き込んだ。

まずは寒暖に対応するためのマスター個人だけに集中した温度保護、無論これは凍死などを防ぐための物だ。

次に一般人向けの暗示だ、全方位に無差別にばらまかれ……マスターの全裸が当たり前の物と認識させる。

そうでもしなければ情報収集もままならない、痴女として通報されようものならば動向が筒抜け。

とてもではないが特異点解決できたものではない、とんでもないデバフだ。

そうして保護されていても油断するなとあるが……なぜか?

 

「危なくなっても大体ヤられるだけで済むし、いざって時はマシュや全裸ちゃんがどうにか助けてくれるから……」

「そういう問題じゃないんだけどなぁ……!」

 

このマスター、性転換し女になってからというもの、なにかにつけ犯されるのが板についてきている。

襲われて不意打ちを喰らっても強姦で済むあたりがどういう方向性になっているかを物語る。

その淫靡な身体はいかなる雄をも魅了し、熱り立たせる。

今回の特異点でもそうして魅了しハメられるのは目に見えていた。

それで戦闘不能に陥ることはないが……捕まったりしないでくれという意味合いだったのだが……

どうにもマスターには届いていない上、セックスにもつれこむのが楽しみといった表情をしている。

これにはダ・ヴィンチちゃんも頭を抱えてしまう。影に潜む巌窟王もまた同じだ。

 

かくして不安しかないレイシフトの始まりだったが……件の特異点はある意味そんなド変態マスターにうってつけの特異点だった。

 

 

 

人魔淫欲共栄圏-ラスト・バビロニア-

 

 

淫欲で一つになった理想郷、魔術と機械も融和した混沌の街……

それが今回の特異点だった。

 

 

 

 

 

アタシが女の子になってから初めてになる……結構な規模の特異点。

いくらか人と接触する可能性があるのは……うん、初めてだ。

ちょっと前までは戦闘にちょっと行ったり、増えすぎたエネミーを狩ったり……そんな具合だった。

以前とは全然勝手が違うけれど……魔力量は何倍にもなったし今回も生き残ることは出来ると思う。

レイシフトが終わり目を開けてみると……そこは、随分と混沌とした街だった。

目に映る中でもアスファルトの路面、土を踏み均した道が混在。

建物もコンクリート、レンガ、木……規則性がまるでなくポコポコと立ち並ぶ有り様。

だけども、それよりも目を引くものがあった……通りを行き交う人々だ。

 

「……サバフェスとかじゃないよね?」

 

目を疑うのは21世紀の汎人類とエネミーホムンクルス、ゴーレム、ゴブリン……ウェアウルフなどの亜人がたくさん闊歩していた。

サバフェスが開催中のルルハワ等であれば理解らなくもない、そういう特異点だから。

でも……ここはそういった熱気は感じれない、とても普通な……アタシが離れて久しい21世紀の日本の香りがする。

 

「……はぁ、無事なレイシフトって思ったけど、マシュと全裸ちゃん、レディ・アヴァロンとは逸れてるか」

 

五体満足でレイシフト出来たのは良いけれど、やっぱりというか逸れてしまってる。

機器類はしっかり作動していて通信等は生きてるみたいだけど……

 

「この辺のポーチが全裸判定に影響しなくなったのは結構……大きいね」

 

魔術礼装は身に着けられなくなったけれどもアクセサリー等に小型化して腕にくくるポーチにおさめている。

他の大事なのは……マシュに持ってもらってるけど合流できるまではアタシはあんまり大きく動けないな。

下手に何かに絡まれたら今のアタシ……非力も非力な女の子だから。

それに、通報されないように暗示をかけてもらってるけど……即ハメされる立場なのは変わらないから。

なんだったら……すでにそういう目を向けられてる。

ざわざわと周りの男がざわめいて視線が顔や胸に行ってる……エッチ♥

 

「なんだあの子……すっげぇカワイイな」

「それでいてなんだよあのおっぱい、デカすぎね?」

 

ナンパな男なだけ……と思いきや、行き交う人々が足を止めてアタシの方をジッと見てくる。

暗示が効いてない……?そんなはずは無いとおもうけど。

まっずいな、ゴブリンとかも目を留めてる……こんなトコロで襲われたら……

とにかく今は移動しよう、マシュはそう離れたトコロには居ないみたいだから……

ナンパ男に絡まれてもちょっと面倒だ、マシュと合流した後なら別に……ちょっとくらい遊んでもいいけど。

 

「あ、行っちまった……ドコの娼館の子だろ」

「キレーな黒髪に背中からも乳が見えるぜ、ミノタウロスとのハーフか?」

「ねぇよ、尻尾も角もないぜ、淫魔ってオチだろ」

 

背後で話されてる言葉が気がかりだけど……追いかけてくる様子もなかったし急いでマシュと合流しよう。

うぅ、こういう時は走るのにおっぱいが邪魔だなぁ……走るフォームも全然変わってくるし。

またスカサハ師匠に鍛えてもらわないと……

 

 

 

 

女体化して日が浅いマスターは女性の身体での動き方に慣れきってなかった。

多少のぎこちなさを残しながらも走って離れながら……帰った後にケルトの女傑に鍛え直してもらおうと思っていた。

女性がこんな揺れる胸を抱えてどう走ってるんだと疑念に思うマスターだったが……

……その答えを明確に伝えられる存在が迷い込んでいた。

それはほかならぬ……マスター自身とも言える存在だった。

 

『うーむ、この辺り一帯が強力な魔術結界に覆われているみたいだね』

「それでみんな武装解除されてるってこと?」

『だね、正確に言えば非殺傷の武器以外は強制的に解除されるってトコロかな』

「じゃあ私のガンドとかは使えるのかな」

 

明るいオレンジの髪、セミロング程度に伸ばし、左サイドに一房纏めた快活そうな女子。

名を藤丸立香と言う正真正銘、女性として生まれたマスターであった。

同一人物ではあるが生まれも育ちも異なる為に思考回路が似通った魂レベルのそっくりさん……といった所だった。

別世界線のカルデアもまたこの特異点を観測し解決に乗り込んでいたのだ。

同行するマシュもまた別世界のカルデアのマトモなマシュだ。

決してマスター大好き拗らせてオールウェイズデンジャラスビーストになってる淫乱茄子ではない。

シールドを展開できなくともマスターを護るために一歩前を歩く頼もしいサーヴァントであった。

 

「先輩、何があっても先輩はお護りしますから」

「あはは……ありがとう、マシュ。アルトリアさんと頼光さんもちょっと不便を強いるかもだけどよろしくお願いします」

「聖槍が展開できなくともなんとかしてみせましょう、お任せを」

「えぇえぇ、我が子に降りかかる火の粉は母が払ってみせましょう♪」

 

同行サーヴァントも非常に強力な面々、ブリテンの王、ランサーのアルトリア・ペンドラゴンと東洋の神秘殺し源頼光だ。

大凡の敵対者は徒手空拳でも軽々とねじ伏せられそうな女傑だ。

護りはマシュに任せたとして二人で並み居るエネミーを吹き飛ばすことは出来るだろう。

 

「とにかく今は拠点を確保しよっか」

「そうですね、各種情報の収集等も拠点を構えてから……」

 

こちらの至って健全な女マスターは幸いな事に離散することもなくつつがなくレイシフトし……拠点探しに霊脈が通る家屋を探しに行く。

ただ、運が悪いのは全裸マスターが目にした人魔混合といった混沌とした都市である側面を見れなかったことか。

降り立った場は……人間が多く住まう区画であった。

 

 

同じ藤丸立香であっても片方は性に解放的になり、同行サーヴァントも淫乱揃い。

片方は快活で秩序を重んじるタイプ、同行サーヴァントも規則正しさが光る女傑。

二人が出会うときは……そう遠くはなかった。

 

 

 

片方のマスターが拠点探しをしている最中……もう片方……ド変態女と化したマスターはといえば……

マシュと合流する寸前で案の定雄に絡まれていた。

 

「今は急いでるから離してよ……」

 

その雄はホムンクルス、白き身体にうねうねと伸縮自在に形を変える身体が特徴の雄だ。

立香の身体を悠々と隠し切る巨躯もあり……無理矢理に壁際に追い込んだ。

醸し出す魅了とフェロモンに抗えず襲ったのだ。

そういったフェロモン類の減衰がある区画にいるのにも関わらず……よけいに立香のサキュバス説を補強する。

抗おうとするのは余計に……雄の嗜虐心を煽り股ぐらを熱り立たせるだけだ。

立香の青い瞳が緊張に揺れる……両腕もがっしりと……白い腕らしきものに絡め取られ壁に縫い付けられている。

脱出は不能、興奮したホムンクルスが一通りの性行為を終えるまで開放されることは……無いだろう。

もうすでに……乳房はホムンクルスのボディに押し当たりあとは……片足だけでも上げられてしまえばハメられ始めてしまう。

マシュは……一切動けていない、コレが何を意味するかと言えば……マスターと同じで雄に絡まれている他にない。

他のサーヴァント、全裸ちゃんにレディ・アヴァロンも同じだろう。

ヘタをしたらもっと酷い有り様で雄に囲まれている可能性もある。

そうなれば合流しにいかなければ何時間と拘束されるのは避けられない。

犯されるだけであれば特段嫌がることもないが……特異点においての拠点確保も情報収集も始まっていない初っ端では流石にマズイ。

だが……そんなのお構いなしのホムンクルスはペニスを形成し副腕を生やして太ももを持ち上げていく。

 

「はぁ……しょうがないなぁ……♥」

 

ぺちんとペニスが下腹部を叩けばマスターもその気になってしまう。

サーヴァントに散々ハメ潰されてきた稀代のドM、使命の遂行は忘れないにしても……少し位遅くなっても良いか……と笑みを浮かべる。

お誂え向きの全裸、華奢な身体に不釣り合いな暴力的なボリュームの乳房と熟れてほんのり湿る膣は顔以上に物語る。

乳房の先端と膣の上端にある突起はガチガチに固くなり……これでもかと興奮を表す。

きれいなピンク色の乳首からは白い雫……魔力をたっぷり蓄えた母乳が滲んでいた。

セックスを期待している雌の匂いがむわぁ……♥と立ち篭める。

 

すりすり……

 

下腹部にすりつけられるホムンクルスのペニス……太さはマスターの細い手首よりすこし太く……長さは20cmを悠々と超えそうだ。

そんな人間にとっては太く長いペニスに……さしもの変態も恐怖するか?

否、そんなのペニスは朝飯前だ、もっと長く太いペニスを叩き込まれた経験はある。

運動面でのブートキャンプは長らくやっていないが……セックスのブートキャンプは毎日のようにやっている。

ケルトの性豪からギリシャの大英雄まで抱かれているのだ。

 

「焦らしてないで……はやくシてよ……その気にさせたんだから、責任は取ってよ♥」

 

甘く囁く言葉により一層ペニスが固く、膨れ上がる。

もう合意は成ったも同然……ならばヤるだけだ。

腰を引き……ペニスを腹から股座へ……にちゅっと粘り気のある音と共に膣口に亀頭がキスをする。

グイグイと押し込まれ……埋没していく、抵抗感も無くするすると白い剛直は飲み込まれていく。

膣の襞が早速食らいつき扱いていく、締付るまでもなくギチギチに噛みついているが……

 

「ぅぉ"ぁ……っっ♥♥なかなかぁ……♥♥ほっ♥ぉぉ……♥」

 

拡張されていく事にも、膣にペニスを叩き込まれたことも……全部が快楽に変わっていく。

まだ入れただけ……それだというのに軽くイッている。

どれだけ敏感でどれだけ雄に飢えているのかが伺い知れる。

膣の締め付け具合は絶妙でホムンクルスに植え付けられている雄の欲望がさらに刺激される。

もっとペニスを叩きつけたい。そんな欲求に駆られてしまう。

人工的な生命体のホムンクルスにさえ、そう思わせるのだ。

 

ビキビキ……っ

 

「ぁぁあっ♥ナカで、そんな……♥♥おっきくなっちゃ……♥」

 

膣内でさらに大きく膨らみそりかえるペニス。

最奥をさらに強く押しつぶし……腹をぽっこりと浮かび上がらせる。

 

ずっ……ずちゅん♥ずどっ♥♥ごりゅっ♥♥

 

最奥までノックしてもまだペニス全体は収まってなかった。

そんな有り様だったのに興奮し加減を忘れサーヴァントをも打倒し得る筋力で腰を振り抜き始めた。

とんでもない衝撃がマスターの身体を襲う。

ペニスを根本まで叩き込まれ子宮もろとも内蔵も押しつぶされていく。

実に荒々しいセックスだが……

 

「ん"ぁああぁっっっ♥♥しょこっ♥つよく、じゅぼじゅぼしてっ♥♥♥あ"ぁあぁぁっっっ♥♥」

 

マスターはと言えばそんなのもいい刺激だと言わんばかり。

体全体を揺さぶられるセックスに恍惚としながら……さらにさらにと快楽を強請る。

その言葉に嘘がないのは……ペニスを強く締め付ける膣が雄弁に物語る。

一発、ニ発……腰を強く打ち付ければその度に大きな喘ぎ声が響き渡る。

 

『ぁーぁ……始まっちゃったよ』

 

当然そんなセックスが始まったのは管制室も把握済み、だがこれも予想されていた事だ。

ダ・ヴィンチちゃんは突っ伏しながらも状況をモニターしつつ本当にやばい相手が来たときは緊急で誰か送り込めるようにしていた。

……無論、そんな危機を全裸ちゃんが許すわけもないが……

 

ぱちゅん♥ぶるっ♥♥ぱんっ♥ぱんっ♥♥

 

身体はより密着していき腰の動きも早く浅く執拗に奥をノックしていくようになる。

早速の一発目が腟内に吐き出されようとしていた。

 

どぽっ……ぶぴゅる……っっ♥♥

 

「ふにゅぃっっ♥♥い"いいぃぃっっ♥♥んぎゅぅっ♥」

 

獣のような声で喘ぎ腹に満たされていく精に悦び震える。

これで元男など……信じられるものであろうか?

つややかな黒髪を振り乱し、淫靡で揉み搾られる為だけにあるような乳房も震わせ……恍惚の笑みを浮かばせていく。

一発で熱りが冷めるはずもない、更にこれから何発とヤッていくが……

 

「いっぱぃ……♥もっと、ぱこってぇ……♥♥」

 

身体を酷使されるのが大好きなど変態マスターにはコレくらいがちょうどいいのかもしれない。

ただ……どんどんと時間は浪費していく……果たしてこんな状態で良いのか?

幸いにしてもう一人健全なマスターがいるから良いものの……

こうして全裸の変態一行はしっぽりと……数時間愉しむのであった。

 

 

 

 

 

 

ここがどういう特異点なのか、そこをまず調べなきゃいけない……そこでアルトリアさんと共に調査に出ることにした。

もちろん私とマシュも調査に出て、頼光さんには拠点の護りを任せた。正直暴走して調査どころじゃなくなる可能性もあったし……

私とマシュは主に視察が目的で歩き回っていた。

私達がレイシフトした場所は……活気があるとは言いづらくベッドタウンを彷彿とさせた。

私がよく知る東京の町並みに思えたけど……それも一区画だけだった。

区画を出ると……とても混沌とした町並みでエネミーも闊歩していて身構えてしまった。

 

「様子がおかしい……彼らに敵意を感じれません」

 

隣に立つアルトリアさんが訝しげな顔で見ていてちょっと側を通り過ぎていったエルダーグールなんかも……何か、おかしい……

こっちを敵視するどころか手を振って挨拶までしてくる……奇妙を通り越して気味が悪い。

この特異点に何が起きてるのか気になる所だった。

 

「……聞き込みできそうな所を当たっていこう」

「了解です、先輩」

 

妙な胸騒ぎを覚えながらも……私達は特異点の中心地に足を踏み入れた。

足を踏み入れてすぐに思ったのは……歌舞伎町みたいないわゆる繁華街を思わせた。

実際に足を踏み入れたことはないけれど……遠目に見る感じではこんなだよなぁって雰囲気。

 

「……もしかしなくても、女の子には危ない所……?」

「かもしれません、マスター……どうしますか?」

「こんな程度で引き返すなんてのは無し無し、いくよ……危なくなったらその時撤退で」

「承知しました」

 

マシュの盾もアルトリアさんの槍も無い今襲われたりしたらマズイけどそうならないことだけを祈っておこう。

 

数分もしない内にここがどういう場所なのかわかった。

うん、やっぱり女の子が入り込むべきところじゃない、あっちこっちでエッチの声がしてくる。

ここってまさかマタ・ハリさんとかが大活躍する特異点~?

頼光さんを連れてきて無くてよかったかも、殴り込みに行っててもおかしくないし……何より……

めちゃくちゃ嫌ってる鬼も闊歩してるから絶対に喧嘩売りに行ってた。

 

「気が滅入ってくるよぉ……」

「先輩、しっかりしてください……」

 

エッチの声自体はそう多くないし絶妙に聞こえてくるって感じだけど……

気の所為じゃない、マシュの声やらダ・ヴィンチちゃんの声とかが聞こえてきてる気がしてならないのぉ……

 

「ダ・ヴィンチちゃんどうにかならない?」

『ぁー……マスターちゃんには悪ーい知らせかな、多分その喘ぎ声の発生源、サーヴァント反応があるんだ』

「……先輩!?」

 

卒倒した私は悪くないと思う。これでキアラさんとかだったらまたぶっ倒れる。

 

 

 

しかし、マスターが遭遇したのはより酷い物だった。

何を隠そう、全裸で様々な雄と交わるどこか見慣れた女含む四人組だったのだから。

 

「ねぇマシュ、あれ話通じると思う?」

 

愛する後輩も愕然とするほかなく絶句していた。

何を隠そう、自身と顔や声がそっくりな人間がこれ以上無く淫靡に乱交していたのだから。

当然話なぞ通じそうにはない。このまま近づけば自分たちも巻き添えを食らうのは明らかだった。

他の二人もどこか見覚えがあるような特徴があった。

黒髪の女は声がマスターそのもの、左手の甲には赤く輝く令呪……アームポーチから漏れる魔力は……なんとカルデアの物。

そして銀髪、花が咲き乱れている女は……夢魔、思い当たる節は一つ。

グランドロクデナシの名をほしいがままにしているブリテンの有能なクズ、マーリン。

アルトリアもその節に思い当たるがマーリンは男だったと記憶する、女の世界線……か?

自身が男だった場合の世界線から召喚されているアーサーも居るには居る。

 

「……どうしよっか」

「現地サーヴァントの可能性もあります、それにそこの花の女には興味があります……少し鎮圧してみます」

 

思い切り個人的な所があるだろうアルトリアが乱交現場に乱入していく。

説得か……それともカリスマによるものか……はたまた暴力で無理やり止めるのか。

 

「時間がありませんので、申し訳ありませんが……」

「おやおや、お早い到着だね……もう少しばかり愉しませてくれても良かったのに♥」

「黙りなさい」

 

暴力ではなく、無理やりに引き剥がして連れ去るというものであった。

その際に汚濁にふれることになるが……アルトリアは努めて無視していた。

 

かくして、出会うことがなかろうハズの変態と遭遇してしまったのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

猛烈に今胃が痛い、アタシは一人の人間である以前に人類最期のマスターっていう使命があった。

忘れたわけじゃないけど色々メチャクチャになってアタシ自身もメチャクチャにタガが外れたんだけど……

 

「ってことはキミも藤丸立香って名前で、マスター?嘘……って言って?」

「嘘みたいだけどそうなんです……」

「マジかぁ……どんな経緯でそんなド変態になっちゃったのかなぁ!?」

「事実だけど指摘されるとグサグサくる……」

 

現地サーヴァントとそのマスターか?って聞かれたときは理由がわからなかった。

というかマシュが平然と二人いて何事?ってなったし……

めちゃくちゃエロを愉しんでた所を引っ剥がされて連れてこられたセーフハウスで正座させられてる。

無論アタシ達全裸カルデアの面々ね。

暗示なんか効いちゃいないし向こうのサーヴァントの軽蔑の目がメチャクチャ痛い……

サーヴァントの3人は平然としてるから尚更胃がキリキリしてくる。

 

「いや、あの、こんな事になってるけどちゃんと人理回復に頑張ってるんです……これは本当、きよひー連れてきて判定させても良いよ」

「……まぁ、うん……そんな嘘を言っても仕方ないよね……オッケー、一応この特異点では協力関係を結ぶね?」

「ありがとう」

「それで……本当に全裸以外無理なの?」

「見てみれば一発でわかるんじゃないかな……」

 

拠点に構えていた空き倉庫、置かれていた毛布で身体を隠そうとすると……ボンッなんて音をたてて消し飛ぶ。

これがアタシ、全裸の祝福を刻まれた者の末路……

けどこのおかげで病気知らずだしよっぽどのことが無い限りは怪我はしないから……

 

「あ、そだ。ヤってた人からちょっとピローでお話してたりしてたから情報も少しは出せるかも」

「それ早く言ってくれない?」

 

さて、アタシがただヤられてアンアン喘いでいただけなんて事がないって事をしっかり証明しなきゃ。

そうじゃなかったら……多分協力関係も解消されそうでコワイ……

アタシが逆の立場だったら怪しんで距離を置くかも……だし……

 

「そっちの変態ダ・ヴィンチちゃんがウチのカルデアに来たりしたらどうしよ」

『来る前提で話すのは止めて欲しいかなぁ、いくら私でもこんなはっちゃけたのはどうしようってなるから』

 

アタシの場合はなぁなぁで流してこのざまだから……ちょっと教えておこうかな。

 

 

 

 

かくして、全裸の変態と染まる前とも言うべき健全な二人は出会った。

この街が性欲の下に平穏が保たれている色欲の魔都であることが情報として齎され……

主に情報収集、聖杯の場所などの探りは全裸の変態淑女が……殴り込みはや安全確保は健全側が対応することになった。

当然それぞれの拠点は離して確保された、マシュへの教育に非常に悪いとの事だ、残当である。

ただそれが一つの過ちだったのだ。

性に対してあまり強いとは言えない、セックスなぞ指折り数えた程度だろう。

アルトリア・ペンドラゴンも源頼光も右に同じく……ある意味高潔な英雄だ、あまり性に関しては無縁といって過言ではない。

知識こそあれど経験は皆無に等しい……それは間違いない。

この特異点ではそれが致命的であったのだ。

色欲の特異点で武による制圧が叶わないとは思うまい。

ましてや……特等強く快楽を感じるように特異点全体で強い呪いが掛けられてるなど……思いもしないだろう。

下手なセックスを苦に思わない為の物だが……そんな物とは思いもしない4人にはどう作用するか……

 

 

 

あの色情魔達から齎された情報を基に厳重に警備されている区画へと侵入したのは良いのですが……

確かに物々しい雰囲気をした警備員が巡回しているのですが……

 

「よもや我が子を連れ遊郭なぞに……なんたる……」

「落ち着いて頼光ママしょうがないことだから、ね?」

 

今すぐにでも元凶を真っ二つに叩き切って差し上げたい所ですが……愛しい我が子に諌められては仕方ありません。

苦虫を数十と噛み潰した方がマシだという苦渋ですが……ここに魔力も多く間違いないとの事です。

あとは叩いてお終いにしてしまいましょう、えぇ、えぇ!!

 

「はっはっは、これ以上なく教育には悪いからね」

「それを貴女が言いますか、マーリン?」

「おぉっと私はマーリンじゃなくて素敵なレディ・アヴァロンだって言ってるじゃないか」

「……ちぃっ」

 

思わずと舌打ちをしてしまいますね、なぜこの色情魔のはしたない全裸一行まで……!

……唯一我が子と同じ目の強さをしているマスターは……同行を許しても良いのですが。

断じて我が子と同じ魂、別世界の我が子などとは認めてませんが。

 

「良いですか、変なことを愛しい我が子に吹き込んだら素っ首消し飛ばしますので、お忘れなきようお願いします」

「こわいねぇ、助けてお姉ちゃん♥」

「あ、アタシを盾に……ん"ぅっ……♥」

「ここで乳繰り合わないでください、マーリン」

 

少し目を離せば何をしでかすか理解ったものではありませんね……

何がどうしてああなったのかまったく……っ!

 

「破廉恥がすぎます……!」

 

あちらのマシュさんは衣服を着た……といっても水着以上の露出度の衣服をまとって……!

どこまでも破廉恥が過ぎます……!

 

「貴様らそこで何をしてる!立ち入り禁止だ!!」

「あらあら……ちょうどいい所に……」

 

切り捨てはできませんが、少々痛い目にあっていただきましょう。

我が子の往く道を阻むのであれば何人たりとも容赦致しません。

この胸にあふれる怒りもぶつけて差し上げましょう!

 

「あー……ああなったら頼光ママ言う事が耳に入らないからなぁ……」

「あ、そっちもなんだ?アタシの所もそうでねー……」

「とりあえずコッチで無力化してくるから、そっちは先行して道の偵察お願い」

「了解、警備員に出くわしてもちょっと別な手段で無力化してみるよ」

「……」

「そんな目で見ないでよ……これが一番確実なんだから、特にこの特異点だったら」

 

殴り捨て、御免!!!

 

 

 

あーあー……って感じだね、ウブでむっつりな頼光さんがこの特異点でマトモにストレス処理なんてできないよね。

警備員に見つかるのは時間の問題だっておもってたけど、殴りかかって制圧しにいくとは。

アルトリアさんの時とは違って話が通じるかもしれないのに……

 

「そしてこの魔術隔壁か……全裸ちゃん、どう?」

「うーん……残念だけれどこれは無理そうだね、巧妙に隠してるけどこれ、触手だよ?」

「……っていうと?」

「リアクティブアーマーみたく攻撃されると触手がわぁっと飛び出て攻撃者をぶち犯すって言うやつだね、ちなみに壁尻スタイルみたい」

「警備員とかにヤられるのかな……」

「さぁ?でも相当な時間ヤられるのは間違いないかもね」

 

セックスでの平穏を保っていた所に暴力……まぁ順当に対抗手段というかなんというかが仕込まれてるよね。

で、暴力担当の向こうとは隔離、別行動になっちゃったと。

おまけに通信障害……多分強烈な結界が敷かれたのかも。

レディ・アヴァロンも無理って言うし全裸ちゃんもお手上げ、聖杯が絡んでるって言うから間違い無さそう。

まぁ向こうは何か願いがあってこの特異点を作り上げてる……本当にセックスで平和をっていう……アタシ達みたいな思考だったら……

うーん、まぁ何にしても死物狂いで護ってくるのは間違いない。

それにここの考えからして……エッチ系で打倒してくると思うし。打倒されたら最期、雌豚に堕ちるまで犯してきそう。

……アタシなら喜んでパコられるけど、あっちのアタシは……どうだろ、トラウマにならないかな?

そこが心配だなぁ……マシュも初体験が凌辱だったら絶対にトラウマになると思うし……

 

「ねぇマシュ」

「何ですかぁせんぱぁぃ♥♥今すぐエッチします?」

「ステイステイ、後でパコられるから……ちょっと質問だけど仮に初めて犯す、犯されるって相手がアタシ以外だったら……」

「……」

 

あ、デンジャラスビーストが思考停止した……ぁー……それだけアタシに惚れ込んでくれてるのは嬉しいけど。

うーん、となると向こうのマシュも同じか、無自覚なだけでそう……いう風なものって考えると……

 

「アタシの独り善がりかもだけど……向こうのマスターが危ない気がするし合流を急ごう」

「そうだねぇ、妹の私としてもバッドエンドは興味ないしね」

「善は急げだよ、マスターちゃん♪」

 

方針は決まった、あとは……ヤるなりちょっと骨抜きにして懐柔するなりして……

 

「それぞれ手分けしよう、マシュ……マシュー?アタシと行くよ?」

「はっ……先輩とイク?ぁっ……」

「ここでイかないで?」

 

大丈夫かなぁ……

 

 

 

 

全裸マスターの心配は見事に的中していた。

分断された頼光を筆頭にした殴り込み部隊は……窮地に陥っていた。

武器も無ければ腕力も件の娼館では……常人十数人がかりで抑え込めるほどに落ちていたのだ。

さらに言えば性的なチャームポイント……マスターである立香含め中々の巨乳揃い、その乳房が致命的な弱点になっていた。

全裸の変態達程でなくとも……ウブであったり高潔だったり……そんな英霊にはかなりきつい快楽が襲うような性感帯に書き換えられていた。

 

「離れ、なさい……!くっ……!!」

「くぅっ……マスターとマシュは逃げてくださ……っ……!」

 

そんな状態に陥ってるとは露知らず……奥へと進んでいった一行の前衛は魔力で形成されたドロリとした腕に捕まっていた。

両腕を幾重にも絡め取られ、鎧も衣服も貫通し素肌の上に直接触れてくる物。

アルトリアと頼光……それぞれの目を引いてならない爆乳はもちろん鷲掴みにされ……孕み穴にも魔の手が及ぶ。

今はまだ苦渋、恥辱……それらが上回っているが……触られて間もないというのに身体の力が抜けるような……快楽に襲われている。

そう何十分と経たずして快楽の沼に沈んでしまうのは目に見えていた。

この腕に捕まるまでに十数人と警備員として雇われていた男を殴り倒していたがここまでだ。

 

「ッ……マシュ、逃げるよ!」

「は、はいっ……!」

 

引き返し、逃げようとするのはそう掛からなかった……だが、もう袋のネズミというべき状況下であった。

防衛側は何にしても有利である、侵入者がどこに居るのか、大凡分かりやすい。

当然暴力的なお客様の居場所は手に取るように分る。

伸した相手も……気絶しているのも数分……

 

「居たぞ!取り押さえろ!!」

「マズっ……」

「先輩、こっち……っ、取り囲まれました……」

 

万事休す、ジリジリと詰め寄られ……マシュの抵抗、マスター自身の抵抗もあったが、健闘虚しく男たちに取り押さえられたのだった。

 

 

全裸の変態にとっては懐かしさが漂うカルデアの制服に身を包んだ女マスターは押し倒されていた。

尚且つ……押し倒したのは……警備員の服装に身を包んだ屍人だった。

文字通りののしかかりに遭い、その重い体重でもって地面に縫い付けられていた。

 

「離してっ……離してってば……!」

 

オレンジの髪と瞳が揺れる、マシュやアルトリア達に比べると目立たなくなるが十二分に巨乳と言える乳房も揺れていた。

カルデア制服を押し上げて……ゆさゆさと……屍人の男を誘うように揺れていた。だが、表情は真逆、命の危機とは別な恐怖があった。

この特異点では非常に珍しい……押し倒されて恐怖を感じる顔、この警備員達が最も慣れ親しんだ特異点の住人となる前の女達の顔だ。

このマスター、男性サーヴァントと流れでセックスしたことはあれど、凌辱の類は一切ない。

つまり凌辱初体験だ、その恐怖たるや凄まじいだろう。

隣にはマシュが自分よりもっと酷い相手……ウェアウルフに押し倒されていた。

一歩間違えれば自分がそうだったし、後輩にも……自分の一番のサーヴァントにも同じような凌辱を味あわせているとい事に怒りを覚える。

怒り、恐怖……大凡このマスターが抱くにはまだまだ早すぎる物が胸中に渦巻き、表情に出ていた。

それがまた押し倒し、雌を蹂躙することを至上の喜びとする雄達を刺激する。

 

ビッ……ぶるんっ♥

 

魔術礼装でもある制服が引き裂かれ、自身の掌には余る巨乳とそれを包むリボンが可愛らしいブラが飛び出る。

一瞬、ビクリと震え目を瞑りそうになったのも恐怖が如実に現れる。

いっそヤられやすいまであるミニスカートの奥はどうだ、薄いタイツの奥に見えるのも同じくリボンの可愛らしいショーツ。

穢れを知らないような白の布に赤の飾りリボン……実に少女と言える。

手がかかった途端に抵抗の方向が……押し返す事から犯される事を避ける方向へと変わる。

恐れている物が変わったのださもありなん。

 

「や、やだ……」

「先輩ッ!!ぁ、ああぁぁぁ……!!」

 

隣のマシュから悲痛な叫びが上がる。

互いに心を通わせている純情な少女だ、互いの苦痛は己の苦痛同然。

マスターの拒絶の……震えた声に何を思うか……想像に容易い。

 

「あぁっ!?くぅっ……こんな、事で……!」

 

マシュの方も同じく、もとから隠しきれてない鎧は剥がされ乳房も秘処も露出させられる。

緊迫の色が強いが……やはりそこには恐怖が滲む。

屍人も獣人も共にクックッと喉を鳴らす……恐怖に震える雌はたまらない蜜の味がする。

 

さらにビリビリと衣を裂く音がする、マスターのブラやショーツか……マシュのスケベボディスーツかは定かではない。

どちらも……タッチの差でしか無い。

アルトリア達がされていた魔力の腕による辱めがマシか?否、あちらはあちらで尊厳をへし折られる……屈辱の乳牛扱いだ。

果たして、この四人は折れずに居られるだろうか?

 

 

私の鼻を満たすのはとてつもない腐臭、死者の臭い。

眼の前では正気とは思えない顔がドアップになってる。

警備員も普通の人間だけじゃなかった、私を押し倒した警備員はよりにもよって屍人だった。

身動きを封じられた私は……その腕で、歯で……カルデアの制服を引き裂かれでどんどん、裸に近い状態にさせられていった。

怖かった、その歯がいつ首元に齧り付くかもだけど……死んでる人間のペニスが私の中に入ってくるっていう……事が……

 

セックス自体は初めてではない、けれど……指折り数える程度。

どれも緊急時の魔力供給の為の物だった。

気持ちよさとか……正直あんまり理解らなかった、ロマンスもなかった。

ただ今回のははっきり言える、気持ち悪さが強い……今にも吐いてしまいたいくらい。

耳に入ってくるのは男たちの声と、マシュのくぐもった悲鳴……そして私の心臓の音。

くらっと来るし視野がぎゅーっと狭まっていく感覚に陥る。

体験してきた物と全然違う感覚が襲ってくるんだもの……膣に押し当たる硬いのが冷たい。

耳に入ってくる言葉は途切れ途切れの罵倒、目は興奮しているのに血の気がまったくない。

 

「いや、いやぁっ……!入って、こないでぇっ……!!」

 

グイグイと押し込められてくる硬い……勃起してるらしい屍人のペニス……

ギチギチと拡げられて……痛みと苦しさが襲ってくる。

目を閉じれば……形が嫌なほどはっきりする、大きくは無いと思うけど……

 

「ふ、ぅっ……うぅぅっっ……!」

 

気分は最悪だし、苦しいハズなのに……お腹が熱くなってくる。

胸の先もゾワゾワしてくる……おかしい、おかしいっ……なんで……快楽を感じてるの……?

こんな、無理やりで……前戯もされてないのに……!

 

「ぬぃ……えっ、ぅっ♥♥」

 

ずるぅぅ……ぬちゅん♥♥

 

おかしい、おかしいっ……こんな、なんでもないちょっとのグライドで……?

オナニーとかでいい感じにグリグリ乳首を弄ったりするのと、全然違うのに……?

 

淫乱……脳裏をよぎったのはその言葉と……エッチ大好きな別世界線の私……

そういう、素養があったのかな……?な、ならなんで……エドモンに初めてをあげた時に、気持ちよく……なれなかったの?

膣の中も心の中もぐちゃぐちゃにされていく……なにが正解なんだろ、私って……淫乱だったの?

はっきりしてるのは……私の身体が、屍人のペニスを喜んで受け入れて、きゅうっと締め付け喉から甘い吐息が漏れる程快楽を感じてる。

それと、私を犯そうとする男の人はまだまだたくさん居るってこと……

ぁ……中で膨らんで……や、やだ……ナカに出されたらぁっ……!

 

「やだやだッッ!!ナカはダメッ!外に、外に出して!!おねがぃっ♥♥」

 

叫んでも、腰の動きは変わらない、段々と力強く早くノックしてきてお腹を押しつぶしてくる。

泣いて、目が滲む先で……屍人のサディスティックな笑みが見えた。

膨らみはもっと膨れてビクビク跳ねて……ぁ、ぁ……!

 

どぷっ……とくとく……♥♥

 

冷たい、冷たい……死んだ精液が注がれて……

 

 

 

 

アタシとマシュが到着した頃には男達が屯していた。

すごい数だったけど……もう何発か出し終えてバキバキに勃起してるヤツが殆ど。

アタシとマシュを見るや否やすぐさま犯そうとしてきたから押し倒されるフリをして……

 

「ぅ、ぉ?な、なんだ……腰がまだ勝手に……ぉほ!?」

「精魂尽き果てるまで射精して貰うからね♥そっちのおにーさん達もアタシを"使って"♥」

 

全裸の女の子になってから花開いた魔術才能なんだけど……マタ・ハリさんの魅了みたいな物。

対男性、対雄限定だけど……かなり強い魅了をかけてアタシをぶち犯させるっていう芸当が出来るようになった。

その際に魔力をごっそり持っていけるようにもね……なってるの。

ぶっちゃけ無力化の手口がこういう種だったってワケ、種付けしてもらうだけにね?

マシュの方は……純然に手に負えないビースト化して相手が失神する勢いで射精させるっていう……

マーリンはセックス中に精気を吸い上げてってやり方だし……全裸ちゃんは周囲数名だけ全裸族みたいにして頭終わらせるって……

エッチな女の子だって犯しに来たらアウトだし、純然に魔術師としても強い二人に殴り盾のマシュ……スキは無いっちゃ無い布陣。

 

「んぶ……♥いーっふぁぃ、らしへね♥♥」

 

口と前後の孕み穴を使って貰って……いっぱいびゅっびゅーっと精液スプリンクラーして貰って……警備員は無力化できるかな。

だけど、これは……うーん、向こうのマスターちゃん、大丈夫じゃないし、マシュも目も当てられない惨状になってる。

頭の先から爪先まで精液まみれ、アタシと違って衣服がまだあって、局部だけ剥かれてるのが凌辱された後の悲惨さを増長させる。

多分……5人にはヤられてる、アルトリアさんと頼光さんはヤられてはなかったみたいだけど……母乳体質にさせられてるみたい。

後であっちの装置も止めないと……サクサクとヌキヌキしよっと。ケアをしなきゃ致命的になるかもだし。

過激さが足りないからアタシを本気でハメ潰せられると思わないでよ……?

 

 

 

 

首尾よく合流することが出来た全裸の変態はその変態さ故に雄を手球に取り搾り、無力化するに至った。

同じ女でありながら性に関しては……そんじょそこらの英雄にも引けを取らない有り様だったのだ。

 

「大丈夫……なわけないか、気をしっかり」

「ぁ……助かった……の?」

 

薄く濁った橙が透き通った蒼を見上げる、同じく白濁に塗れていようと明暗はっきりと分かれていた。

アルトリア・頼光の2名も魔力消費激しく途中から維持できず一時的に霊体化する憂き目を見ていた。

マシュもかなり不本意な快楽漬けに遭い折れかけていた。

救助が間に合ったのは……不幸中の幸いだった。

助かったと認識するや否やホッと安堵のため息を吐く……同時に、この特異点の恐ろしさ、女性の身に起こり得る最悪の出来事を改めて学んだ。

 

「やられっぱなしじゃ終われないよね?」

「……とーぜん、マシュにこんな目遭わせてただじゃ済まさない」

「オッケー……魔力は……」

「令呪でなんとかするから……ぶん殴るのは相変わらず任せて欲しいけど」

「今度はしっかり身を寄せ合って動こうか、気分とかも最悪だろうけどもう少し我慢してね、レディ・アヴァロンが色々してくれるから……」

 

ただの変態ではなかった、しっかりと頼れる人物である事を再認識した女マスターは静かに頷き……柄にもない復讐心を燃やしていた。

この特異点の元凶にはみっちりとキツイお灸を据えてやらないと……と。

程なくして妙につやつやとした全裸ちゃん、レディ・アヴァロンペアが合流し簡単な身を清める魔術で身体の汚泥を拭うことが叶った。

体勢を整え、沈み濁りきった心を立て直し……

 

「やっぱりそのでっかい胸は目の毒だから手なり何なりで隠して……」

「酷くない?」

 

元凶が待つと思われる豪勢な娼館の奥、異様に厳重な護りに固められた区画へ押し入っていく。

少々ふざける余裕が出てきたのは……よい兆候かもしれない。

 

 

 

 

しかしまぁ元凶がなんてことはない、理想論を打ち込まれたコンピュータだったとはね、分からないものだよ。

夢の願望機と人類の叡智の計算機……その悪魔融合がこのある意味人間の欲望と絵空事の特異点の元凶だったワケだ。

私が全裸に目覚めた経緯もかなり奇特とも言うべき物だったけれどね?

 

「結局私達……凌辱されて……うぅっ……」

「まぁまぁ……運が悪かったのもあるけど……ね?」

「わぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

こちらのマスターちゃんはそこそこ愉しんでたけど、向こうのマスターちゃんは結構トラウマ持っちゃってるかもねぇ……

うーん……このままでは傷が残るだろうし……ん、そうだ……荒療治ではあるけど上書きしてしまえばいいかな?

ちょっとマスターちゃんにも協力してもらって……LAにも協力を仰ごうじゃないか。

幸い、向こうのカタブツ二人はもう先に帰っているみたいだからね。

盛大にレズセックスして嫌な記憶にさよならしてもらおう、向こうのマシュにもね……

 

お誂え向きにも娼館のオーナーズルームに聖杯は2つあった……オーナーズルーム、内側から鍵をかけてしまえば外から侵入される余地はない。

道具もたっぷり揃っている……LAの方もふむ、後味悪いのは好みではないらしいね?

 

「マスターちゃん二人に提案があるんだけど、良いかな?」

「なぁに、後味悪く終わるのは良くないじゃないかって思ってね」

 

キョトンとする二人、うーん……こうしてみると本当に同一人物だね。

魂の形もまたほぼ同じだし……なら、気持ちいい所とかの開発だってねぇ?

 

「そのエグいのはなに……?何をしようって……?」

「凌辱受けた傷を慰めるレズセックスでうんっと気持ちよくなってもらって、スッキリして帰ってもらおうかと」

「あー……正直に言って、今エッチとか結構悪い印象持ってるでしょ?」

「……うん」

 

だよね、じゃあそれを払拭してあげないとね。

女の子はエッチして幸せになってなんぼだからねっ!

 

 

 

実際に私はかなりエッチというか、性行為全般に忌避感を抱きかけてたのは間違いない。

んん……でもちょっとコレは……うん、良い……かも?

 

「先輩は先輩でもちょっと違いますね……でも、愛らしいです……♥」

「……お酒とか入ってないよ……ね?」

「素面ですよ、ふふ……緊張してはダメです、先輩」

 

向こうのいろいろと育ちきったマシュに優しく抱きつかれて押し倒された。

正直また怖くて身体萎縮したけど、強引な割に……こっちの心の動きを理解ってくれてゆっくりと頭を撫でたり甘い声を潜めて……

正直エッチしたいだけじゃない?って思ったけど……しっかり、こっちのメンタルケアを考えてくれてる……のかな。

 

「しっかりしたエッチの経験が無いとのことでしたので……しっかりと優しく気持ちよくしてあげますね、先輩♥」

 

向こうのマシュはすっごく……息を呑む色気がある。

けれどキアラさんみたいなドギツイ物じゃない、キアラさんの本性みたく明らかにやばい物じゃない。

むこうの私がどういう経緯でああなったのか……マシュがどうしてこんな風になったのかちょっと気になるな。

羨ましい、ここまで想われていて直接ぶつけてくるようになってるなんて、羨ましいなぁ。

 

「先輩っ、こちらの先輩に手ほどきして貰ってますから、えと……帰ったらいっぱい……」

「ふふっ……マシュ、落ち着いて……たぶん、今思ってるのは同じだと思うから」

 

ちょっと離れた所では黒髪で私よりずっとスタイル抜群な私がマシュに覆いかぶさってた。

あっちも色々手解きしてるみたい……ダ・ヴィンチちゃんも付き添ってる。

それでもって、聖杯の制御を奪った今は凌辱時にあったっていう身体への影響は無くなってる。

……これで快楽を感じれるようになったら、帰った後のエッチも……楽しくなるっていうのが向こうの私の言い分。

マシュと一緒に……気持ちよくなれたら……うん、良いな。

 

「よろしくね、マシュ。色々教えて?」

「はいっ♪」

 

屈託ない笑顔は……やっぱり、私が見慣れてる愛しいサーヴァントの笑顔だった。

 

ふにゅり、ふにふに……♥

 

あちこち私の胸を擦って触って……確かめて……

気持ちいい場所を探っては視線で伺ってきて……双頭ディルドで気持ちよくなりながらも私の奥の奥もグリグリと……

お互いの深い部分で繋がり合って、確かめ合いながらするものだって、理解った。

確かに……本当のセックスを味わうと全然意識が違ってくる。

……ありがとう、エッチが過ぎるけど頼もしい別世界の私とマシュ……

 

 

 

その後無事に分かれ、それぞれのカルデアに戻っていった二組だったが……

つながりが出来て通信やレイシフトの感覚で往来出来るようになっていた。

性的な特異点が発生した場合は全裸の変態が助成に向かい……旧来の特異点で戦力があと一歩欲しいと言うときは健全な……

マスターが基から女性であった世界線から援助が向かった。

無論それだけの付き合いではなくなっていった……フェルグス・マック・ロイを始めとした性欲旺盛な英霊は全裸側に遊びに来るようになり。

マスターもまた……激しいモノを求めて時折遊びに来るようになった。

其の内全裸に手を出すのも……時間の問題かもしれない。

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