【旧版】「欠番覇王の異世界スレイブサーガ」※全話掲載完了 作:ぷるっと企画@園島義船
「ウウウッ…ウウウウウウッ!!!」
プライリーラの声が、どんどん人間離れしたものになっていく。
現状ではどうにもならない状況に対し、本能に身を任せようとしているのだ。
それは徐々に彼女の中に蓄積され、怒りの感情に変わっていく。
誇り高い『暴走せし暴風の獣』が犯されている。支配されることに怒りを感じている。
こんなオスに、いいようにやられている。
ふざけるな、ふざけるな、ふざけるな、ふざけるな、ふざけるな、ふざけるな、ふざけるな、ふざけるな、ふざけるな、ふざけるな、ふざけるな、ふざけるな、ふざけるな、ふざけるな、ふざけるな!!!
喰らうのは―――こちらだ!!
「ウウッ…ウウウウウウウウ!! ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!」
ボオオオオオオオオオッ!!
今までよりもさらに激しい戦気が放出され、身体に力を与える。
ぎちぎちと筋肉が膨れ上がり、瞳孔が細くなって肉食獣の輝きを帯びる。
その獣の中にあるのは、ただただ喰らいたいという欲求。他者を支配したいという欲求だ。
獣が―――目覚める
「オオオオオッ!!! ウオオオオオオオオオオ!!」
バシャバシャバシャッ!!
ドンドンドンドンドンドンッ!!
唸り声を上げながらプライリーラが狂ったように暴れる。命気水を叩き、命気水晶で出来た風呂を叩く。
檻に入れられたライオンが怒り狂って、衝動のままにすべてを破壊しようとする行動に似ていた。
それを見て、満足そうにアンシュラオンが笑う。
「出てきたね。それが君の本性か。これを屈服させてこそ本当の意味で犯すってことになる」
これは獣と獣の喰らい合いである。
さきほどまでの甘めのやり取りも嫌いではなかったが、強い者が弱い者を喰らうという神聖で厳粛な儀式なのだ。
中途半端では終われない。ただ犯すだけでは意味がない。
心の奥底から屈服させ、彼女の本性を叩き潰す必要がある。
「さあ、【調教】の始まりだ」
まずはサナが傷つかないように、プライリーラの身体の表面に自分の戦気で膜を作り、さらにその上から命気を覆って彼女の戦気を内側に閉じ込める。
それからプライリーラの頭を掴み―――ざぶんっ!
命気水に押し付ける。
「グウウッ!! ゴボゴボッッ!! ヴヴヴヴヴヴヴッ!!」
顔が命気水に浸けられて呼吸ができない。
サナが入る時の命気水は意図的に酸素を多く取り入れているので、肺に入っても呼吸ができるようにしてあるが、プライリーラのところだけ酸素濃度を減らす。
そうなると普通の水と同じように息ができなくなる。
プライリーラはそこから抜け出すために必死に暴れる。
まだ苦しいという感じではない。単純に束縛が不快なので解こうとしているだけだ。
だが、それがずっと続けば、さすがの彼女も息苦しくなってくる。呼吸ができなければ練気もできなくなっていくので、彼女の戦気とともに抵抗も弱くなってくる。
「ゴボゴボッ!! ボハッ!! んぐっ…んぐううっ、ごくっごくっ」
次第に命気水を飲み込まねばならないようになってくる。
本来ならば回復効果があるものなので、いくら飲んでもよいのだが、今は互いを【侵し合っている】状況である。
相手のものを体内に取り入れることは、相手の支配が強まることを意味する。
アンシュラオンは、命気水を操作して身体の中からも彼女を【犯す】。
喉や食道、胃や肺に侵入した命気水が、撫でるように彼女の内部で蠢く。
それはなんとも気色悪い感触である。完全に身を任せれば心地よくもあるのだが、敵対するものが入ってくると思うと寄生虫並みに不快だろう。
「ヴッヴッヴウウウウッ!! ウグウウッッ!!」
「どうしたの? 顔が赤いよ。もしかして気持ちいいんじゃない?」
「ウウウッ!! ヴッヴッヴウウ!!」
なんだかんだいって肉体的接触は気持ちいいものだ。こうして触れ合っているだけでも快感が走る。
それに加え、アンシュラオンとプライリーラの相性は―――【抜群】
アンシュラオンが因子の高いプライリーラが美味しいように、彼女もまた自分より高位の存在と接触することに興奮している。
今まで自慰で満たしていた性的欲求であったが、やはり自分では限界がある。満たされない欲求が残るものだ。
それが強引とはいえ、非常に強い肉体と高い技術を持つアンシュラオンによって満たされていく。
「ここを触ったら、どうなるかな?」
「アーーーーアァァッァァ!」
プライリーラが簡単に達する。
顔を真っ赤にして震えながら、腰がびくびくと痙攣している。
苦しみや不快と同時に快楽も与えることで、プライリーラに複雑な感情を与えていく。これも女性を支配するためのテクニックの一つだ。
「ブハッ…ハーーーハーーーーッ!! ゲホゲホッ、ハーーーハーーーッ!!」
一度プライリーラの頭を引き上げると、貪るように荒い呼吸を繰り返す。
目からは涙が流れているが、苦しさや哀しみから出たものではない。強すぎる快感による生理現象だ。海亀と一緒である。
「どう? 少しはおとなしくなった?」
「ウウウウッ!! オオオオオオオッ!!!」
プライリーラの中の獣はアンシュラオンをギロリと睨みつけると、再び暴れ出した。
彼女は常人とは違う。こんなものでおとなしくなるような獣ではない。
爪や手を掻き立てて、アンシュラオンの顔を抉り取ろうとする。まだまだ元気で凶暴だ。
「おっと、悪いおててだ。ちょっと縛っておこうか」
命気水をプライリーラの手首に絡ませ、浴槽の縁にまで引っ張ってから水晶化。
がっちりと固まった結果、頑丈な手錠のように手が縁に固定される。
これによって完全に四つん這いのような体勢になる。
「ブウウウウッアァアアアアアアア!!」
「魔獣用に作ったからね。どんなに力を出しても抜け出せないよ。殲滅級魔獣でも自切しなければ無理だろうね」
プライリーラは力を込めて手錠を破壊しようとするが、命気水晶の硬さはダイヤモンドを超える。
戦士因子が5あるプライリーラでも、さすがにこれを破壊することは不可能に近い。
たとえそれを破壊できる攻撃力を持っていても、外側から直接打撃ができるわけではないので、がっしり縛られた状態では土台無理な話である。
「うん、いいね。似合うよ。可愛いけど凶暴なメスには手錠をしないとね。首輪も好きだけど手錠も嫌いじゃないんだ。くくく、ゾクゾクするよね。ねえ、どんな気分? こうして縛られて後ろから犯されるなんて最高だろう?」
「ヴヴヴヴウウウウウッ!! オオオオオッ! オオッ!! ウオオオオオっ!!」
「ははは、まだまだ元気が有り余っているね。そうそう、いいよ。…そうだ。ほら、サナ。乗ってごらん。お馬さんだよ。ここだよ、ここ」
「…こくり」
まるで馬に乗るかのように、そのままサナをプライリーラの背中に乗せる。
じたばた じたばたっ! ドンドンッ
プライリーラが暴れるたびに、ロデオのように背中に乗ったサナが軽く跳ねる。
手が押さえられているためか動きはそこまで大きくなく、サナもがっしりと髪の毛を掴んでいるので振り落とされることはない。
「おっ、いいぞ。なかなか上手いな。どうだ? 気に入ったか?」
「…こくり」
「おー、そうかそうか。それとお馬さんはな、こうしてお尻を叩いてあげると気合が入るんだ。あそーれ、ばしんっ!!」
「ウグッ!!」
バシンッと尻を叩くと、びくんと跳ねる。
「フーーーーフーーーーッ!!
「おや? いい感じに締まったぞ。けっこう気に入ったんじゃない? プライリーラはマゾっ気があるのかな? まあ、女性の大半はマゾだと個人的には思うんだけど…君が楽しいならオレも嬉しいよ。じゃあ、もっと遊ぼうか! あそーれ、ハイハイハイハイッ!」
ジィイイインッ
何度も叩かれてプライリーラの尻が真っ赤になってしまった。
だが、快感のほうが強く、その刺激もまたスパイスとなって快楽を助長する。
身体は正直だ。しっかりと反応している。
「ウウウウウッ!!」
「まだまだ反抗的だね。調教し甲斐があるよ。それじゃ、そろそろいくよ?」
「っ!?」
プライリーラは抵抗しようとするが、もう何もできない。
そこに約束通り―――流し込む
「おぉおおおっぅうううっ!!! うううううぁああ! アァァッァァアァアアアア!!」
―――絶頂
今までよりも遙かに大きな絶頂で、身体が完全に引きつって硬直している。
女性にとってもっとも重要な器官が、凄まじいエネルギーによって蹂躙されているのだから仕方ない。
「はははは、いい眺めだね。ほら、こっち向きな」
命気手錠を一度縁から離し、普通の手錠のように両手で合わせてから、髪の毛を引っ張って対面させる。
「ハァアア…あぁぁーー…ああ…はあぁぁ……」
「そんなによだれを垂らして、目もとろんとさせて、随分と気持ちよかったみたいだね」
今この瞬間、プライリーラは『女』になった。
その快楽に打ち奮えているのである。