BL(ボーイズラブ)です
「…お゛♡お、オッ、う…お、あ゛っ、あ 、アァあ゛!」
「んふふ、どんどん入るよぉ?」
「ふっ…くぅ…ッ」
ユーインは足を大きく広げられた姿勢でベッドに革ベルトで繋がれている。但し、バロンに頼み込まれてではない。いつものセックスをしていたはずなのに、足を抱えあげられたかと思った瞬間、ガチャリと繋がれてしまったのだ。
しかし、その光景は一種異様とも言えた。
ユーインの尻には、金属製の医療機器がぬっぽりと埋められている。
無理やり穴を大きく開いて中をじっくり見るための器具、クスコだ。
腸壁をバロンの目の前にさらけ出せられているのだ。
しかも───────
びちゃ!びちゃびちゃッ!!
「んおおお、オ♡!う、あ゛!!!♡はっ、はぁッ♡も!、それ、や゛、めぇ!!♡」
ユーインの一番弱い責められ方、最奥の壁に直接、勢いよく液体を浴びせられると言う事を繰り返されている真っ最中だ。
バロンの手には浣腸に使われるような大きな注射器が握られている。
たった今、そのローションをたっぷり入れた注射器から、ツブツブになったローションの豪雨で奥の壁をめちゃくちゃに叩かれた所だった。
「ひ、ひう、も♡しょれ、だぁめ!♡奥がっ、へんッ♡んん!♡♡なん!で、こんな、ッ、事ぉ?!おおあああアア゛やめえぇぇ!いギイぃぃぃぃ♡!!あ、あ゛ぅ゛!」
ユーインが抵抗の意思を見せようとした途端、更に追加して奥の壁にローションが勢いよく噴射され、ローションの粒がダイレクトに刺激を与えてくる。ユーインは獣の雄叫びを上げながら繋がれた足をガチャガチャと揺するが、尻の奥は勝手に注ぎ込まれるローションにいきりたつ。
すでにその刺激でイってしまったと言う証拠に、ユーインの腹の上には自身の吐き出した精液が腹を伝うほど溢れていた。
「ふ、ユーインっ、中、すごいキレイなピンク…っ、ユーイン、これ、好きでしょ?」
「ひっ、ち!ひがッ、ちがうん、ッだっ!なぁ、な♡、ばろ、ん、これ、いや、だ!も、やめ゛て、く……ひ、当てない、で!奥、おくが、もう、へんにゃなって、る、か゛らぁ♡!」
「なぁに?奥にびちゃびちゃされてイキまくってるの誰かなぁ、ね?ユーイン?♡ぱっくりおしりの穴ひらいて、奥に待ってるんでしょ?」
「ふ、ぐぅッ」
ユーインの目にはじんわりと涙が浮かんでいる。あのユーインがそうなるのだから、行われているのは相当過激なものだ。毎度セックスをするたびに中出しをしていたのだが、バロンは気付いてしまったのだ。前立腺を責めるより、奥の壁に精液を勢いよく噴射してやるほうが段違いに反応がいいことに…。それが望みなら、と本能の赴くままにユーインの奥をこれでもかと蹂躙する。
最低、最悪だっ…!こんなのぜってぇ許すもんか!
ユーインはぎりりと歯を食いしばるが、身体の最奥を直接犯される、暴力ともいえる快楽の波が全身を容赦なく包み、理性という糸をぶつぶつと引きちぎる。
バロンは勢いよく注ぎ込みながら、ビクビクと身体を仰け反らせ硬直するユーインの腰を支えてやる。
たっぷりと中に注ぎ続けたせいか、ユーインの大きく開いた尻の穴に薄い膜が張った。ゆっくりそのローションの池をかき回してやる。
「う…っ、く♡ふ、うぅ…うっ」
「ユーイン満タン♡ユーイン、きもちい?はぁ…ワタシもキミを見ているだけでゾクゾクするよ…」
「こ、の、っ、へん、たいっッ!」
顔を赤らめながら罵倒するユーインの尻の穴は奥の奥から入り口までローションがたっぷりと詰まっている。
そこをさっきと逆の要領で注射器で吸っては捨て、吸っては捨てを繰り返していると、ひくひく震えていたユーインの身体が、びく、と震えた。ユーインの頭の中にまさかと青ざめる光景が浮かんだからだ。
あの注射器で奥を直接吸われたら、絶対壊れてしまう、狂ってしまう。
なんとか奥の壁に注射器の吸い込み口が当たらないようにと腰をくねらせてもがいていると、ツー、ツー、と電子音がした。
なんで今こんな時こんな時間に…と戦慄くユーインを置いて、バロンが手慣れない手つきで端末の連絡を受信する。
「ユーインに用事かね?ふむふむ、今ユーインは忙しそうだから、ワタシが代わりに…」
ぢゅうううう♡
「い、イ!ひぎ、うおあ、あ、お、おお゛ッ!♡んおおお!いや、いやらぁ゛!吸うの、止め!!!、おくっ、奥吸ってる!♡とめっ!や゛め゛、う、お゛…ひ…ッ♡!!!!」
壊れる!壊れるっ!おかしくなってしまう───────!!!!
「いいや、ドギーが吠えてね、仕方ない子だよ本当に、用事は済んだかね?なら切っておいておくれ、ワタシ切り方わからなくてねぇ。ね、ユーイン」
ぢる、ぢるううううう♡
「いイ゛ああ゛ぁッ!!!」
注射器はユーインの奥の壁を吸い込みながら粘膜を締め付ける。今までに感じたことのない快楽に、涙をこぼさんとばかりに拒絶するも、ひんやりとした注射器はユーインの胎内で温められていく。そして、快楽の塊をダイレクトに吸い込まれる感触に、ユーインは拘束具を引きちぎらんばかりに悶絶した。
「ぎ…ひぃ!ああ゛!あ、あ、あ゛っ♡!!!!ふぉわれ、こわ、れッ!ばろん!ばろ、たの、たの、む、やめぇええ゛!!!!!♡」
泣き叫びながら乞うユーインに、端末を置いて両手で注射器を持ち直し、バロンが取っ手をピストンさせ始めた。当然注射器の先端は吸っては吐き、吸っては吐きを繰り返すことになる。
きゅっ、っぽん、…きゅー…っぽん♡
「あひ!!!!♡しょれ、にゃめ♡ばろ、ん、ばろんん!イ゛ぐ、イ゛っっく、でちゃああああア、あ、あああァ♡♡」
ユーインの陰茎がぷるぷると跳ね上げながら精液をまき散らし、何度目かわからない絶頂を迎えたようだ。ただ突っ込まれてイくのとはまた違う明らかな快楽の暴君に弄ばれている。バロンはその様子を見ながらぞくぞくしていたが、白目をむきかけたユーインを見て、気絶させてはかわいそうだとピストンをやめ、くっぷりと注射器本体をユーインの中に埋め込んだ。
そして─────様子をうかがう。
ユーインにようやく訪れた余裕に、ひ、ひっ、と震える唇で浅い呼吸を繰り返せば、その淫猥な唇にバロンがむしゃぶりつく。ぐちゅぐちゅと舌先を絡め合わせ、溢れた唾液を追いかけてバロンが舌先で唾液の筋を追う。
「っふ、ユーイン♡かわい、かお…ね、怒ってる?」
「ん、く、いま、すぐ、じゆう…、にすりゃ、ゆるして、や…はううッ♡?!!!!」
注射器がバロンの手によってぐ、と押し込まれた。
そして注射器を回転させながらユーインの快楽を再度揺り起こそうとする。
「ひゃめ!しょな、しちゃら、ッゆ、ゆるさなっ…い、イ゛!♡うああ゛!♡しょれれ、かんじ、りゅの、い゛や、いや、だぁ!」
「これ?嫌なの?きもちーでしょ?」
とバロンが太い注射器を軽く揺する。逃げようともがくユーインの奥が、みだらにうねり、理性がどろどろになってしまいそうな感覚に陥ってしまっている。ユーインはぐっと眉間に力を入れた。
そうでもしないと、頭の中が熱に浮かされておかしくなってしまいそうだからだ。
「それとも、もっと奥にびちゃびちゃしてほし?」
「ひ、う!う゛♡もぉ、やめ、やあだぁ…ッ…こゆ、の、きらい、きら、いだからぁ、なぁ、なっ…ばろん、やめ、て、くれ、よ…ッ♡」
「困ったな…ワタシのばかりじゃ飽きるだろう?だから…」
「…っ、ばか!飽きるわけ、ねぇ、だろっ!」
「…!!!」
至上最高の求愛に、バロンはユーインの拘束を手早くほどいた。
自分の与えてやれる快楽にユーインが慣れてしまって飽きて捨てられるんじゃないか、と女々しいことを思っていた自分が恥ずかしい。
押し込まれていた注射器も、革ベルトも、自分の衣服も瞬く間にほどき脱ぎ投げ捨てる。そしてクスコだけはナカを傷つけないようにじっくりと抜き取る。ユーインの腸壁がざわざわと抵抗を示すが、くっぽりと抜き取れた。瞼を震わせながらそれを見ていたユーインが、安心したのか手を伸ばしてバロンを受け入れた。
「は、あ♡ッん♡…ばろ、ん」
「ユーイン♡!うれしいよ、ワタシを求めてくれるんだね…っ」
バロンの中でせき止められていた「ユーインを貫きたい」という思いが解き放たれ、無機物で犯してしまっていたユーインの後孔を熱い焼けた肉棒で貫き、ぐちゅぐちゅとナカをかき回す。ユーインのナカが歓喜に満ち溢れ、極太の陰茎に自らゆらゆらと腰を押し付けてしまう。
「う、あ゛あ!ア、♡ばろんのっ、♡きちゃぁ、来た、ぁ!♡ううああ、ばろ、ばろんッ♡」
「ユー、イン!♡待って、た?欲し、かった?」
「ばろ、ん♡ん、う、くっ、ア♡!、ん゛んん゛ッ♡!あ、あ゛♡イ゛、いッ♡」
身体を貫く目の前が真っ赤に燃えるような快楽。ユーインの腹がバロンの精液を待ち望むように波打つ。絡み付いて離れない内壁を擦り削り上げ、ごちゅごちゅと抉る。肉棒が壁に吸い込まれそうで、ユーインの身体の素晴らしさを再認識させられ、自らおこなったことを逆に自ら上書きをすることにバロンは没頭した。
すなわち、ユーインのナカを性器でこれでもかと蹂躙したのだ。
ユーインの、奥の壁に、溜まりに溜まった精液をぶちまけることが目的だ。
「あ♡あ゛!な、にッ♡!いつ、も、よりっ、なんかへん、に゛ゃる♡!!熱っい、あ゛ついィ!♡」
ユーインは何かおかしいと感じつつも長い髪を振り乱す。頭が熱い、脳みそが快楽で沸騰しそうだ…!
「ふっ、ゆー、いん、きもちい♡ナカ、すごいっ!」
「にゃ、に、に゛ゃんか、した、ん!?」
何かしたかと聞かれても、バロンがエスカレートした行為をしたこと位が原因としか思えない。
「っふ、ユーイン、反応、いいねッ!たまらない、よ」
ずりゅずりゅとナカを性器でしごきあげてやると、激しく腰を動かすバロンに必死にすがりつく。ユーインは揺さぶりあげられつつ、あまりの快感に頭の中が混乱し、犯される喜びに染まる自分に溺れてしまっていた。
「んあ゛、あ?!♡おか、ぢっ、おかぢく、なりゅ、うう゛!きも、ち、い、なんれ?!きもぢ、イイ゛ッ、あ゛ああああッ!?へんっ!へんン゛ッ!」
注射器と言う無機物に犯されて感じていたせいか、ユーインはより敏感になっているようだった。孔がバロンのモノを奥へ奥へと飲み込み、ナカがざわめいて肉棒の侵入を狂乱歓喜の渦で迎える。
その瞳に薄く幕を張っていただけの涙がごぽりと粒を作り、決壊した。
特に媚薬を使ったわけでもないのにな…ユーインの様子がおかしい…
しかしバロンは疑問を吹き飛ばして欲望のまま突き刺し続けることを選んだ。
「ふぁ♡お゛、おッ♡!」
「ユーイン、ユーイン♡どうしたんだい?」
「ひゃ、っきの、れん、に゛ゃく、にゃにっ♡!!」
ああ、とバロンは律動をゆるめてやる。やっと訪れた休憩に、手のひらでぐっと額の汗をぬぐう。息を切らしているユーインが荒い息のまま再度言い直した。
「っ、ふッ…♡さっき、の、連絡、なに、っ」
「ああ、シエル、だったよ。ニルヴァのシュプリーム・タルトをシエルの母親が自分なりに再現したらしくてね、お裾分けしたいから送っていいかとのことだったよ」
ユーインはシエルのことをよく知らない。ただアルドと違ってユーインはシエルが男の娘だということに勘づいてはいる。
「っく、ふ、しえ、る…気づ、かれて、ないよな?」
「ドギーの声だと言ったら納得していたし大丈夫、だ、よっ!」
ごりゅん!
「ひう゛ううあ゛あアアッ!!!♡き、ひぃ、うごく、にゃら、ぁあ!!!い゛、え、よッ!お゛♡!」
油断して弛緩させていた腸壁をいきなり突き上げられ、最奥に届くバロンの性器が壁を叩く。
全身の熱がユーインを包み、反りかえって喉を晒すように上を向いた身体は劇的な刺激に朦朧としてくる。
「いきなりのほうが、いい、でしょ?ねっ♡ユーイン、今度はワタシのモノでイかせてあげる♡」
ベッドに背を預け膝を抱え込まれてゆっさゆっさと揺すぶられるのは、クスコを使って妙なことをされるよりは楽だし、なにより気持ちに余裕があるせいか、快楽として受け入れやすい。
舌先から絡めあい、互いの唾液を交わせる。口でもセックスをしているのだ。
ユーインの穴と言う穴を犯しつくす獣の性器は、ユーインという鍵穴にピッタリ合った特製の鍵のようだった。
「ん、ふ♡んん゛♡ぷぁ、あ♡も、もっと…ッ!♡」
「えっ!?もっと!?こ、こうかい?!ユーインどうしたのえっちになっちゃったのかい?!たまらないよ、ユーイン♡もっと入れておくれ…こんくらい?えい!こう?!」
ぢゅごっ!!!♡
「お、っ、オ゛♡!んおッ…!!!♡ひ、ひぃっ、は♡あ、い、イき、そぉ!♡ひあ゛!くるっ、イ゛ぐ、ッぅう゛!」
「ユーイン、ユーインッ…!」
全身をかっさらうように熱い濁流が下半身から脳天まで突き抜けていく。バロンのいきり立った性器がどちゅん!と奥をついた瞬間、ユーインが全身をガクガクとさせて射精をうながすように腰を浮かせる。それを支えてやりながらもユーインのナカに勢いよく打ち付ける。
「ユーインっ、ワタシも、一緒に!ふ、締め付け、す、ご…♡」
「おく、お゛く、にィ!!♡、イ、い゛い゛ぃああああアァ!あ゛づいあづいっあづいぃぃぃィ!♡、あ゛あっ~~~~~~~~~~~~♡♡!!!!」
「ユー、インッ!」
ユーインはバロンの射精を奥の壁にダイレクトに当てられながら、稲妻のような快楽にぴゅ、ぴゅるるるっつと勢いよく絶頂の証を噴出した。
それは、待ち望んでいたことをちゃんとバロンが実行してくれた証拠だった。
「…確かタルトだよな」
「…うん、シュプリーム・タルトとかいっ…においがっ…」
「俺の記憶じゃ貴重な天然の果物を豊富に…うぐっ」
届けられた小箱。開けてみるとなぜか魚の匂いがした。タルトって魚介類ででも作れるんだっけかと我を疑う二人だったが、連絡の内容を忘れる程バロンもバカじゃない。
「確かミストメロンが贅沢に…いや、赤いな…俺にゃツバサガニとサンダントビウオのお造りに見えるんだがどうだよバロン…」
二人は思わずその場に正座して交互に小箱を覗き込んだ。
シエルの家族のことまで知らなかったユーイン達にはなにがどうしたらこうなるのか予測もつかない。
破棄することも出来ず、しかたなく冷凍庫に一時保管した。うぞうぞ動いて扉の隙間から出てきたらコトだと思ったが、それは杞憂に終わった。
どうにも疑問が晴れず、ついに鬼龍に頼み、シエルの実家とやらまで連れて行ってもらった。そして挨拶がてら様子を見てみると、モンスター技師に珍妙な彫刻家に、魔物?!と思ったら被り物マニアだという娘に、メイド服と言いつつナース服を着た女。さすがにユーインたちも「こりゃちょっとおかしいぞ」と思い始めた時だった。
「あ!ユーインさんだ!ボクのママとパパ紹介するね!」
「やぁパパですよ」
「パパのママよ♡」
と呆気にとられるような服装をした両親に会わされてなんとなく納得がいった。ひらひらふりふりぱたぱた…
「…独創的ですね」
「褒められちゃったわ、どうしましょうパパ、ごちそうの用意しなくちゃ!」
喜ぶママの手料理に恐れをなしつつ「ちょっと寄っただけで用事がありますので」と退散つかまつった。
人には自分なりの生き方があるだろうから否定はしない派のユーインだったが、あの冷凍庫のモノは当分置き物になりそうだ。
ユーイン達が去った後、シエルは目をキラキラさせて両親にご報告をしていた。
「パパママ、あのバロンおじちゃんのペットの子、ドギーちゃんっていうんだよ、ユーインさんに連絡したときにね、ドギーちゃんが…」
知らぬが花と言う言葉はこの為に有るのだろう。