さされい(ヒプマイ)シリーズ01・さされい試し書き 作:ネコシマれーな
ああ
また、あの、夢だ。
俺はマスターベーションしてて。
このバイブじゃ足りねぇ、もっとでかいの無かったっけ、
あちらこちらの引き出し、開けては、閉じ。
もっと、太いのを、ケツに入れたい。
何故って、入りそうだし、太ければ太いほど善くなれそうだから。
「くっ…ん」
普通のブツのふた周りほどデカイやつ、奥まで押し込んで、自分で動かす。
出し入れすると、ケツかどんどん濡れていく。
この辺で、夢だ、と、気づく。
だが、夢は覚めることなく、
だってそうだろう、男が濡れるわけがねぇ。
夢の中で、夢だということを忘れて、
貪るように欲望に忠実に。
もっと、太いの、あったハズ。
夢ではなくても、俺は現実で、ディルドをいくつか購入していたのだ。
それが、夢に、現れる。
現実では、「無理ありすぎだろ」と、ダンボールに突っ込んだ、いくらなんでも太すぎるやつ。
あれが、今、欲しい
疼きを抱えながら、それを求めて隣の部屋へ行く。
夢とは、都合のいいもので、入れる時だけ裸になるのだ。
「あった…」
お目当てのもの、このディルドなら、ものすごく気持ちよく…
れーい
?
零、起きやぁ
駄目だ、いま、ちょうど
ん
かすかに目を開いて。
ボーッとした頭で、もう一度目を閉じ
「零」
「ん…」
「朝やで」
待てよ。
なんの、夢見てたっけ
確かあれが、最高なのがわかってて…
「お寝坊さんかいな」
そう言って、部屋着の姿で俺をゆさぶっているのは、白膠木簓。
「ちっ…人が、いい夢見てるってのに」
「ん?どんな夢や?」
言える、わけ、ねぇだろ
簓の部屋に泊まるようになってから、もう数ヶ月。
朝になると、母親よろしく、俺を起こしに来る。
ふと、尿意を感じて、便所に立とうとすると、
簓のやつが、俺を通せんぼして、部屋から出さない。
「なんだ、便所くらいいかせろ」
「せやかてなぁ…」
「邪魔だ、どけ簓」
「零、ええ声出してるんやもん、ワイかてたまらんわ」
え?
「な、ん」
「なんの夢か、ようわからんけど、気持ちええ声出しとったで?零、溜まっとるんか?」
んな…
俺、夢は確かに見た。
声、出てただと?
「夢くらい誰でも見るだろう、いいから退け」
「いやや」
簓は、キッパリとそういうと、じり、と、俺との距離を詰めてくる。
「零の、せいやで?」
「なにが」
「ガッチガチなってもうた、あんな可愛い声聞いたらたまらんくなるて!」
だから。
「零、抱かせてくれへん?」
簓は、至極真面目な顔で、そう言った。
そして、軽く微笑む。
「はじめてじゃ、ないんやろ?」
「!」
確かに、職業柄、身売りもどきの事はしてきた。
だが、チームメイトの簓に対して、俺が、どんな気持ちでいるのか、こいつは分かって言ってるのか?
「俺の手であの声聞きたいねん」
「…しかた、ねぇな」
「ほんま?!」
「その前に便所行かせろ」
「いやや」
えっ
ぐい、と、距離を縮めた簓が、俺の想像を超えた力強さで、俺をベッドに押し倒す。
「ガマンや」
「お前、変態か?」
「ちがいますぅー、通常運転ですぅー」
そう言いつつ、俺の顎に手をかける。
「簓、キスはやめとけ」
「なんでや」
「それは恋人同士がするもんだ」
ほな、
「零、恋人なってや」
え?
「ワイのネコになってくれや」
俺の返事を待たずに、唇を合わせてくる。
ヌル、と、舌が歯列をなぞって、思わず開いた口の中、チュルチュルと音を立てて掻き回す。
「んっ…」
身体が、勝手にそれに応じていく。
舌を絡め合わせ、ちゅう、と吸われると、思わず腰が浮いた。
「欲しがりやなぁ、れいは」
「っ、せえ、言ってろ…」
パジャマ代わりのジャージの裾、掴んで。
「おうわ!」
ずるり、と、脱がされる。
もう少し、空調暖かめにしておいたほうが、良かったな、なんて、そんな感想しか無かった。
これも、いつものただのセックスだろ。
簓は、なんも言わずに、俺のものを見てる。
そりゃ、朝勃ちしてるからな。
「立派やなぁ」
「感想なんかどうでもいいんだよ」
「でも、零の、おっぱいも立派やねんで」
「は?」
突如、胸筋を揉むように掴まれ、そのまま、グリグリと揉みしだかれる。
「お前の性癖どうなってんだ」
「普通ですー、零のおっぱいがヤラシイだけなんですー!」
ぼふ、と顔を埋めて。
せっつくように、ジャージをはだけさせられた。
「かわええ、チクビちゃんや…」
「!ちょ、簓、待っ…んう!」
乳首に吸いつかれ、軽く転がされて、
不味い、そこ、弱…
簓の片手が、俺の腰を探って、中心の勃ちあがっているものに辿り着く。
「はっ、あ、簓っ」
「なんや、乳首弱いんか?」
ちゅ。
「ふぅっ!」
ゆっくりと扱きあげられ、
「待て、同時は、や、めっ」
その言葉に、簓がニコリとした。
思い切り乳首を吸われ、先走りで濡れた亀頭を転がされる。
「んは、あっ、やっめ、きいてん、の、か!」
「いやよいやよも、好きのうちやろ〜」
ちゅ。
「んふぅっ!」
身体が、仰け反る。
反りに合わせて、簓が体を密着させて来た。
「は、零、もう、こんなん、はよ、入れたいわ」
「せっつくな、いきなり入れられたんじゃ俺だって裂ける」
「ほんなら、解すから、うつ伏せなって、ケツあげて欲しいねん」
「ん…こうか」
言われるまま、その通りにしてみて、こりゃ、えらい格好だな、と。
今更、ここで引下がる訳にも行かず、
困惑していると、
「ちょ、おま、パイパンなん?!」
「あ」
こないだ相手したやつに、剃られてたんだった
やば、こいつに、こんなん見せたら
いや、いまさら、いや、どうなんだ
もう、こんな格好してるし
引っ込みつかないというか
と言うか、
「観察、してんじゃねーよ」
「いや、これは、エッロイがな!ギャップスゴすぎる!髭なんに!」
「俺の髭は関係ないだろ」
「それに、綺麗や」
「っ…」
そういう事、言うんじゃねぇ。46のオッサン相手によ。
「零、ちょっと、こっち向いてや」
「?」
俺が顔を上げると、口に指を当てられて。
「零の、唾液で、解す」
「ローションかなにか、無いのかよ」
「舐めてや、零」
ん、と、唇を開けて。
2本指突っ込まれて、口ん中、めちゃくちゃに掻き回される。
簓のもう片方の手は、俺の乳首をいじってて。
「ん、ふ、っ、」
「れぇ…えろい」
その指、乾かねぇうちに、解せ、よ
「指、入るで、零」
「いちいち、言うな…っ」
2本の指を飲み込んだ其処、バラバラに指を動かされて、
「零、なんや、なんでなん」
「はっ…なに、が」
「濡れとる…」
え、女でもないのに、そんなわけねぇだろ?
自分で、確かめてみる。
確かに、濡れてる。
ああ…夢のせいか…
あんな夢で腸液溢れさせるなんて、俺は一体どうしちまったんだ。
「それに、解れとる」
「夢、のせいかも、しれねぇ」
「どんな夢見たら、こんなエロい事になるんや」
もっと、太いの
奥まで
「はっ…さ、さ、ら、おもい、ださ、せんな」
「そうっとうエロい夢みてたんやな」
「る、せ」
「もう、ワイも、たまらん、入れるで、零」
そういや、おれ、こいつの身体構ってやらなかったな… あとで、口でなら、してやらないことも、ない、な
ぐ、と、入ってく
「あ、ぁっ、さ、さら」
「ナカ、ものすんご…」
「…っ、はぁ、は、はっ…」
「零?」
動いて、いっぱいに、されたい
「絡みついてくるやん…TENGAなんか比べもんならんわ…」
ずちゅ、ぷちゅ、と、俺の、体液の音
簓が動く度に、ナカ、雁首に引っかかれて
それよりも、夢で求めていた質量は、これだったのか、と思わせられるほど、気持ちが良くて。
ゆっくりだった、簓の律動が、性急になっていく。
ごつ、ごつ、と、奥を突かれて、俺は体をベッドに預けた。
簓にゆさぶられ、シーツが、突かれる度に、皺を寄せていく。
「さ、さらぁ、やべ、ぇ、とぶ」
視界がグラグラと揺れて、頭の中、チカチカする。
「とんでまえ、ほれ、零、欲しかったん、やろ!」
ああ、そうだ。
簓の、これが、欲しかったのかも、しれない。
それ、に
「まっ…出ちまう、」
「?なんやて?」
「さっき、べん、じょ」
「んふふふ〜ええで、おもらしさせたる」
んな、こいつ、マジ、かよ
俺のモノに手を添えて、
「どんな顔して、もらすんやろなぁ〜」
「あっ、やだ、ぜった、い、…やだ!」
「イクで、零、ワイの全力や」
シーツに、大きなシミ。
体液と、ションベンと、汗と、
部屋の壁にもたれかかって、シーツをズルズルと剥がした。
「観念せいや、もう、やってもうた事やし〜?」
「簓、お前、なぁ!」
「いやぁ、フルフルしちゃってて、カワエエことこの上なかったゎぁ」
「簓」
「ん?なん?」
蛇はしつこいのが特性でねぇ…
ぐ、と、目に力入れて。
簓を見た。
「…えげつないやっちゃな…」
舌なめずりして。
「そんな零も好きやねん…なぁ、ほんま、どないしてくれるん?」
「腰が立たなくなるまで抜いてやるよ」
「おっほ…言うたな、零」
「mastermind舐めんな」
さぁ、夢の続き、たっぷり、見させてもらうぜ…
ささらの一人称が定まっていない頃書いたものですが、ワイなのか俺なのか未だにごっちゃ・・・
pixivに連載しているものです。
ネコシマれーなより