真龍ディアドラの新しい器を作る儀式の準備が完了するまでの数日の間、ユーマは特別に用意された旧王城にある離れで肉欲の日々を過ごす事になった。
「あ゛あ゛あぁ……っ♥ あッんぅッ♥ あっ♥ はぁぁん♥ あんっ♥」
部屋の中にナルメアの嬌声が鳴り響く。
ナルメアは壁に手を付き、足をピンと伸ばし、つま先でなんとか立ちながらユーマに膣を抉られていた。
「あっ♥ 奥っ、ズンズンって♥ ユーマちゃんの、おちんちんさん、全部気持ちいいところコスれてぇ……っ♥ んんっ♥ 激しッ♥ あんっ♥ ふあっ♥ あたまチカチカしゅる……♥」
立ちバックで犯されているナルメアの足がガクガクと震える。
そんなナルメアを支えるように背中に覆いかぶさると、突くたびにぶるんぶるんと揺れる乳房を掴んで身体を固定する。
「おっぱい、重っ。くそっ、相変わらずなんてデカいおっぱいなんだ。身体でこんなエロいものぶら下げて……!」
ぐにゅぐにゅうぅっと思うがまま揉みしだく。
「あっ♥ はぅっ♥ ごめんね♥ えっちなおっぱいして♥」
「謝る必要なんてない。でも、このエロいおっぱいは一生俺のモノだからな」
言葉の通り、自分のモノだとわからせるように乳首を摘みあげる。
「んきゅううぅぅっ♥ 一生ユーマちゃんのモノだよぉ♥ おっぱいだけじゃなくて、お口もおまんこも、全部ユーマちゃんのモノだからああぁぁんっ♥」
「あぁん♥ お兄ちゃんとお姉ちゃんのラブラブセックス、羨ましい♥ 私も、はやく……んんっ♥」
交わる2人の横で、フェニムが大きく股を開きながら秘処を指でこすり見抜きオナニーに耽っていた。
もともと、まるで人形のようにつるんとした丘だったそこは、表面に縦すじが入り、クリらしき突起が形成されている。
まだ膣穴こそないものの、表面上の見た目と機能だけならば性器があるように見えた。
そんな出来かけの秘処を指で擦り、餌をお預けされた犬のように涎を垂らしながら夢中でオナニーを繰り返している。
「ふぅむ、アレが自慰か。んっ♥ 確かにピリッとするが、主殿に触られるのとは比ぶべくもないな……んんっ♥」
反対側では、全裸のスカーサハがソファに腰掛けながら、フェニムを見て自慰の真似事をしていた。
明らかに幼い身体付きのスカーサハが処女を捧げるときの為に自らを解す術を学んでいる途中だ。
「それはそうだよぉ♥ でも、こうやってお兄ちゃんが他の子とえっちしてる時とかぁ……あんっ♥ 自分で処理出来るようになっとかないとぉ♥」
まだ愛液が出る穴のないフェニムが、自分の指を舐めて塗らし、再びクリをくちゅくちゅと弄る。
「そうだ。これからは毎日一回は俺の事を思いながらオナニーしろよ」
ナルメアのうなじに舌を這わせながらユーマはスカーサハに命令する。
「あぁ♥ わかった♥ んくっ♥ 主殿に見られているだけで、さっきより段違いに気持ちよく……♥」
他の女を犯しながら横目で見られ毎日のオナニーを命令されるという屈辱的な仕打ちを受けながら、スカーサハの膣から愛液がドバっと溢れる。
「フェニムも、専用おまんこ穴が完成するまで毎日チェックするからな」
「うん♥ うんっ♥ お兄ちゃん専用おまんこ出来上がるの、毎日見てえっ♥」
まだ筋しかないそこを指でくぱくぱと開きながらフェニムが嬉しそうに叫ぶ。
……このような感じで、部屋から嬌声が途切れる事なく一日が過ぎていく。
もともとユーマたちは部外者であったし、ユーマ自身に戦闘力はない。フェニムも星晶獣として一般人よりは身体能力が高いにしても特に戦闘をするタイプではなく、唯一戦力足りうるナルメアはユーマから離れるのを嫌ったため、このような日々を過ごす事になったのだ。
その間、各地で魔物の被害もあったが、ヘルエス指揮のもとセルエルとノイシュの尽力により大きな被害が出ることもなく復活の儀式の日を迎える。
ディアドラ復活の儀そのものは旧王城で行われる為、この日ばかりはユーマたちも同行した。
旧王城を囲む城下町の外では示し合わせたかのように魔物の軍勢が迫っているとの報があり、準備を済ませたヘルエスは陣頭指揮を執る為にここにはいない。
また、ノイシュも最前線で魔物を食い止めている。
つまり、いまここにいるのは儀式の当人であるスカーサハことディアドラ。新しい器に魔力を注ぐセルエル。そしてユーマ、フェニム、ナルメアの計5人だ。
儀式が始まり複雑な紋様の魔法陣の上で、スカーサハとセルエルが新しい器を構築していく。
それを見守っていると、上空に黒い影が現れる。
「あれが報告にあったスカジ?」
ユーマはフェニムの後ろに隠れるように下がりながら上空を見上げる。
女の子を盾にしているようで情けないという感情はあるが、ハッキリ言って前に出ても足手まといになるだけなのは分かっている。
こと戦闘に関しては全面的にナルメアやフェニムを頼ると割り切っていた。
「そうだ。アレは吾が人に裏切られた時に分離させた怒りの感情。それが力を持って形を得た邪龍だ。報告を聞いた時はまさかと思ったが、このタイミングで姿を現したという事は、狙いは吾の新しい器か」
忌々しそうに上空に見える黒い龍を見上げるスカーサハ。
「儀式を始めてしまった以上、私たちは動けません。ナルメア殿、頼みます」
セルエルがナルメアに頼む。
儀式中の護衛は事前にヘルエスからも頼まれていた。
「うん、任せて。スカーサハちゃんはユーマちゃんの大事な女の子なんだから……!」
ふんす、と気合十分なナルメアが刀を抜く。
「ちなみに、あのスカジって邪龍にもお前の力は効くのか? 結構特殊な生い立ちらしいけど」
スカジはスカーサハが怒りに飲まれないよう分離した感情を元に、活性化した魔物の魔力を吸収して形を得た存在だ。
そんな存在にも運命があり干渉できるのか、ユーマは気になった。
「んー? もちろん! だけど、今回はナルメアお姉ちゃんが張り切ってるから、とりあえず任せて大丈夫じゃないかな?」
「効くんだ。……でも、まあならいいか。もし危なくなったら力を使って介入すれば──」
ユーマとフェニムが話し合いをしている間に、邪龍スカジはスカーサハに狙いを定めて急降下する。
しかし、その眼前に胡蝶が舞う。
ナルメアの姿は既に地上には無かった。
──胡蝶刃・源氏舞──
ナルメアの声が聞こえた……気がする。
そう思った刹那、幾筋もの剣閃がスカジに走った。
「ギャッ──」
今度はハッキリと、スカジの断末魔が耳に届く。
そしてスカジはドスンと重い音を響かせながら地面に落ち、ピクリとも動かない。
「んっ?」
「えっ?」
ユーマとフェニムは今起きた出来事を正しく理解出来ていなかった。
「倒した? 一撃で?」
しかし、眼前に広がる光景はそれが事実であると悠然に語っている。
ナルメアの腕前は凄いとは思っていたが、どうやらユーマの考える凄いの次元を遥かに超えているようだ。
なざこれで自己評価があんなに低いのか──それとも十天衆のオクトーとは更に次元を超えた強さなのだろうか。
「一撃……ではないな。恐らく、4……いや、5連撃だったハズ」
魔法陣の上で見ていたスカーサハが解説する。
「5連撃? 確かに、何かシャシャシャッって光ったような気はするけど」
ユーマは自分の語彙力の無さに絶望する。なんだシャシャシャッて。
「ほう、見えたのか。主殿は武芸に関してはズブの素人だと思っていたが、思いの外良い目をしているな」
しかしスカーサハは感心したようにユーマを見る。
「そうですね。あの凄まじい剣閃をいくらかでも見て取ったのでしたら大したものです。どうです? ユーマ殿も鍛錬してみては?」
同じくセルエルも感心したとばかりに話しかけてきた。
「俺が? 鍛錬を?」
ナルメアのようにバッタバッタと敵を切り伏せる自分の姿を想像する。
そんな事が出来ればカッコいいが……。
「ダメーッ! ダメダメ! ユーマちゃんはお姉さんがちゃんと守るんだから、ユーマちゃんに危ない事をさせちゃダメよ! それに、ユーマちゃんが鍛錬し始めたら、お姉さんたちに構ってもらう時間が減っちゃうし……あっ、でも、鍛錬するんだったら、ずっと一緒に……? いいかも♥」
思案するユーマのもとへナルメアが慌てて駆け寄ってくる。
そしてユーマに抱きつくと、くるんと身体を入れ替えてスカーサハやセルエルから庇うように前に回り込む。
とは言え、小柄なナルメアではユーマの身体は全く隠せていないのだが。
「ふむ。確かに、主殿には我々を愛してもらうという重要な役割があったな。こら、セルエル。主殿に妙な事を吹き込む」
「なぜ私が責められるのか釈然としませんが……いえ、まあ提案したのは私でしたか。──それはともかく、おかげさまで儀式は完了です」
セルエルの言葉の通り、発光していた魔法陣の光が収まり、代わりに巨大な体躯の白い龍が眠るように横たわっていた。
「これが、スカーサハの本当の姿って事か」
ユーマはディアドラの身体に近づき、銀色に輝く美しい毛並みを撫でる。
「新しい器というだけだがな。最初に吾を形成していた姿という意味では、そう言えるのかもしれん」
スカーサハはユーマの隣に寄り添うように移動すると、そのまま身体をユーマに預ける。
「主殿、しばし頼む」
そう言ってスカーサハは目を閉じた。
すると、今まで眠っていたディアドラの目が開く。
『セルエル。此度の儀式、大義であった。真龍ディアドラはこれをもって再びアルスター島の為に力を奮おう』
「はっ。ディアドラ様におかれましても、盟約を破った我々に対し寛大な処置痛みいります」
セルエルが改めて深々と頭を下げる。
しかしそんなセルエルをディアドラはつまらなさそうに見る。
……いや、今は龍の姿をしているため表情がわかりづらいが、醸し出す雰囲気はそう言っていた。
「ふん……いつまでも謝罪ばかりを繰り返しおって……」
(さて……しかしこれからどうするか。もともとは核をこの器に移してエルーンの肉体を端末とするつもりであったが……吾は主殿の眷属。主殿のもとに存在する身体が端末で良いものか。それに、吾の核がアルスター島に留まっておると、メイヴのヤツがちょっかいをかけてくるやもしれん。……いや、それを考えれば、主殿のそばに核をおけば危険が及ぶか?)
メイヴとはディアドラの知る数少ない同胞である真龍の名だ。
人と共存しているディアドラを目の敵にしている節があり、いつかちょっかいをかけてくるかもしれないと考えている。
その時、恐らくメイヴはディアドラの核を目指すだろう。
ディアドラの器にあればアルスター島に。
スカーサハの器にあればユーマに危害が及ぶかもしれない。
しかし、先程邪龍スカジを一瞬で屠ったナルメアの姿が脳裏に浮かぶ。
ディアドラの中では既にアルスター島の戦力よりもナルメア個人の方が上位に位置していた。
ユーマのもとにはこれから自分とナルメア、それにヘルエスも集う。運命を司る星晶獣フェニムも。更に言えば、これからユーマは他にも有力な女傑を取り込んでいくのだろう。
それらを考えれば、メイヴなど恐るるに足らず、か。
「ディアドラ様?」
セルエルが動きを止めて考え込むディアドラを訝しむ。
「ん。いや、ちと考え事をな。今はそれよりも……」
そう言うと、ディアドラから何かのエネルギーが発散される。
それは島中を覆い尽くす。
「これで、魔物の凶暴化は落ち着くはずだ」
「ありがとうございます」
今度は感謝の意味で頭を下げるセルエル。
その声には嬉しそうな響きが隠せずにいた。
「もう終わったのか? 随分とあっさりだな」
眠るスカーサハの身体を抱きかかえながらユーマが問う。
「ああ、そうだ主殿。もともとこのディアドラの力そのものが魔物への抑止力となっていた。吾が力を取り戻すだけで事足りるのだ」
「へぇ、そりゃ凄い」
顔を近づけるディアドラの頭をユーマが撫でる。
エルーンの少女であろうとも、真龍の化身であろうとも、更には真龍そのものの姿であろうとも変わらぬ自然体な態度にディアドラは心地よさを感じる。
ユーマとしては、この世界に来てから空に浮かぶ島やら魔物等、初めて触れるものばかりで少々感覚がマヒしていたのと、グロテスクな魔物に比べれば白い龍なんてのはどちらかと言えばゲームなどでカッコいい存在として描かれているおかげで忌避感はなかっただけだ。
「ふふ。……さて、セルエル。吾の寝処に案内せよ」
「畏まりました。ディアドラ様の身の回りのお世話はエルバハに一任しておりますので、呼んで参ります」
セルエルが旧王城の中へと入っていく。
エルバハとはノイシュの母親で、侍女を取り纏める立場の女性らしいが、ユーマたちはずっと離れに籠もっていたのであまり接点はない。
しばらくすると、セルエルが金髪の妙齢の女性──エルバハ──を連れてくる。
(あれでノイシュみたいな歳の子供を産んでる母親なのか……エロ)
エルバハは、もしお相手願えるなら是非とも抱きたい魅力に溢れていた。
今回は縁が無かったが、いつかまたアルスター島に来る事があれば……などと考えるユーマ。
だがしかし、今はスカーサハとヘルエスが先だと自分を律する。
「では、またあとでな」
ディアドラはエルバハに連れられ、アルスター島での新しい棲家……寝処へと去っていった。
ディアドラとしては、この旧王城のどこかで静かに過ごしていくのだろう。
そんなディアドラを見送りながら、ユーマは眠るスカーサハを横抱きにして、自分たちも離れへと戻った。
──────────
その日の夜、ヘルエスはシャワーを浴びながら物思いに耽る。
しかし気分は高揚していた。
何せディアドラが力を取り戻し、島で急増し凶暴化した魔物という最大の懸念が解消されたのだ。
これで後はマフィアの締め出しを強化すれば、遠からず島に平穏が訪れるだろう。
そのマフィアへの対応も、過日ユーマたちの宿へ侵入した男たちから得た情報や、スカーサハが賜るであろうユーマとフェニムの力を使えば少ない労力で達成できるハズである。
王国崩壊以後、全身全霊で挑んできた島の復興への道がようやくスタートラインに立てるのだ。
かつてない高揚感に包まれているのも致し方のない事である。
そんなヘルエスが物思いに耽っていたのはこの後の事だ。
ユーマに自分を捧げる。それは良い。むしろ望むところだ。
だが、行為自体に不安がある。
性行為に関する知識はあるが、それだけだ。
男性が喜ぶ言動や、快感を得るためにする行為などの知識は正直少ないと言わざるを得ない。
自分の身体でユーマが喜んでくれるのか、その自信が持てないでいた。
現状、ユーマが侍らせている女性は皆背丈が小さい。
フェニ厶は言わずもがな、ナルメアは女ドラフ特有の豊満な乳房を携えているが、他の女ドラフと比べて小柄な方だ。そしてスカーサハも。
胸のサイズも、それなりに大きいと自負しているが、ドラフであるナルメアと比較すれば小さいと言わざるを得ないだろう。
……自分が他の女性たちと比べて『これだ』という強みが見つからない。
そんな中で自分が混じって、果たしてユーマは喜んでくれるのか?
「はぁ……どうしましょう」
堂々巡りの思考にヘルエスはため息をついた。
「えぇい、いつまで入っておる。ユーマの所に行くぞ。早く出るがいい」
「きゃっ!?」
突然、浴室の扉が開かれスカーサハが顔を覗かせる。
「これから共に抱かれようと言うのに、裸を見られたくらいで何を恥ずかしがっておる。ほれ、もう身体を洗い終わっておるのなら、さっさと出ろ」
一方的に言い残し、顔を引っ込めるスカーサハ。
「うぅ……」
ヘルエスの悩みなど関係ないとばかりに自体は進行していく。
「すぅー……はぁー……」
落ち着かせるように大きく深呼吸をする。
(な、なるようになる……ですね)
何の決心もつかないまま、ヘルエスはただただ状況に流される事にした。
ヘルエスが処女で初心というのは解釈違いという方もいらっしゃるでしょうが、本作ではそのようになっております。
後、今更ですが作者は基本的に処女厨ですので、登場するヒロインは可能な限り処女になります。(人妻とかは無理ですが)
次回、多分一話丸々えっちしてアルスター島(英雄再起)編は終わりです。