※この作品はR-18です。

リンディスの破滅   作:早起き三文

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第1話「揉乳」

 

【挿絵表示】

 

 

 

 

////////////////

 

 

 

 リンディスとて、未だに年若い、十五歳の乙女である、が。

 

 ジャラ……

 

「……さあ、このゲスな、サカの面汚し男!!」

 

 戦いに出る以上、囚われた女がどういう目に会うか、その覚悟は出来ては、いたつもりだ。

 

「さっさと、私を犯したらどう?」

 

 たとえ、このような鎖によって、鍛え上げた、しかし年頃の娘の美しさをも湛えている、無駄な肉一つない滑らかな両手。

 

ジャ、リィ……!!

 

 それを大振りの鎖でもって、両腕をキツく縛られ、かろうじて足の、細く白い爪先が。

 

「へっ、へへ……!!」

 

 白魚の様な五本の足指、それがどうにか床に届く、この漆黒の闇に包まれた、地下の牢獄に囚われた身であっても。

 

 ジゥ、ジジィ……

 

 彼女の足元、大振りのカンテラから放たれる、ゆらゆらとした、淡い明かり。

 

「……いいねぇ、それでこそ、サカの誇りある剣士だよ」

「……」

 

 その頼りない灯りよりも、はるかに強い、意思の強さを感じさせる激しい眼光、それを。

 

「……貴方のような人には!!」

 

 彼女は、このならず者の剣士に向かい。

 

「サカの誇りという言葉すら、言う権利は無いわ!!」

「へっ、女が男に勝てると思ったのかよ!?」

「……この!!」

 

 この男、女性の誇りを容赦なく踏みにじる言葉を吐く彼に向かって。

 

「サカの、恥さらしが!!」

 

 彼女、草原の民の誇り高き少女剣士であるリンディスは、この下劣な男に対して、強く光を。

 

「私は、貴方のような下衆には、負けない!!」

 

 その、あらゆる意味で絶体絶命であるこの状況においても、その力強き、悪に屈しない決意を固めた、その眼の光を。

 

 ズゥア……!!

 

 眼光の輝きを、全く揺らぐ事なく、放ち続けている。

 

「へっ……!!」

「な、なによ!?」

「負けメスの癖に、偉そうにほざくんじゃねえよ!!」

「……!!」

「しかも、この、グラス様になぁ!!」

「……くっ!!」

 

 このサカの面汚し、野卑な顔の男にと、リンディスは激しく、強く、怒りと憎しみと。

 

「……だ、だけど!!」

 

 そして、このような男に敗北した屈辱も混ぜ、まさに怒りに燃えた雌の獣のような表情を向け続ける彼女、リンディスであるが。

 

「あんな、あんな手段さえ使われなければ!!」

「アアン、何だァ!?」

「ど、毒の剣など、麻痺毒などを使うとは!!」

「ハァ……?」

 

 しかし、戦いとは。

 

「何の事だか、知らねぇなあ!!」

「……この、外道!!」

 

 彼女の、高潔なる理想と、現実は違うのだ。

 

「……私が、貴方の様な人に、負けるなんて!!」

「ヘヘ、俺様グラスの、男の力を思い知ったかよ!?」

「何を!?」

「女は、決してな、男……」

 

 そして、この男は。

 

「そう、男には、勝てねぇんだよ!!」

「……この、ケダモノ!!」

 

 下劣、かつ陳腐な台詞を吐いた後に。

 

「解ったなら、ではさて……」

 

 サカの草原で、志において最低の剣士である男、剣士グラスは。

 

「俺様は、勝者の権利を味あわせてもらうぜェ!!」

「……そう、やるなら!!」

 

 サカの草原で、最高の志である彼女の衣服。

 

「さっさと、やりなさい!!」

「やってやるさァ!!」

 

 サカの女剣士リンディスの、その上半身を覆う、誇りある草原の女の装束、それを。

 

「さて、まずは俺様にたてついた、小娘の中身のォ!!」

 

 ビィ……

 

 強引に。

 

「点検ダァ!!」

 

 その、襟や裾などに、実に美しい刺繍が施されている、彼女の民族衣装の。

 

 リィイ……!!

 

 上半身を、その手で破り。

 

「……っ!!」

「まずは、このいっちょ前に着やがっているコイツから、次に……」

 

 そして、その下の簡素な、亜麻色をした麻の肌着も。

 

「次に、二枚目……!!」

 

 ジャ、ビィ!!

 

 乱雑に、引き裂き。

 

「……へへっ、こりゃあ、いい!!」

 

 フゥア……

 

「……この、変態!!」

 

 露になった、彼女の胸を支える下着。

 

「み、見るな……」

「ヘハッ、そそるぜぇ……!!」

「見るなと言っている!!」

 

 初めての女としての屈辱、彼女のその、その腕を鎖によって束縛された身体、それが汚され始める事に、リンディスはその身を震わせている。

 

「……見るな、ゲス!!」

「特に、そのな、オメェの……」

 

 都会では、ブラジャーと呼ばれている、リンディスの胸の柔らかな肉を覆い守る、純白の薄布。

 

「……お前の、なによ!?」

 

 それには、都会の娘達が身に付けるような、レースなどの飾りが無く。

 

「その胸元の谷間、上乳の、そこだけが見える所、が、なぁア!!」

「……こ、このどこまでも!!」

 

 ただ、覆い布と言って良い品であるが、それがかえって。

 

 プリュ、ア……

 

 この少女剣士の豊かな両乳房、隠されたそれの、息遣いを強く放っている。

 

「ゲスな男!!」

「はいはい、ではそうだなぁ、この中身を見てやる前に……」

 

 フ、ニュウ……

 

「……っウ!!」

 

 胸布の上からとはいえ、その下劣な男の手による、自身の乳房への、嫌らしい手つきによる接触。

 

「……くっ!!」

 

 その嫌悪感、今まで誰にも触れられた事のない、己の柔肉をなぶるその男の手の「ひら」の感触に、リンディスはその顔を強くしかめつつも、屈辱に堪えようと、心を強く持つ。

 

「へへっ、さてさて、いよいよ……!!」

 

 そして、ついにその最後の一枚を剥ごうとする、このグラスという名らしき、サカの名誉を汚す剣士に向けて、凛とした。

 

「……やるなら、さっさとやりなさい、このゲスな男!!」

 

 強き言葉を放つ、しかし。

 

「まあ、そう焦るなよ、お互いに……」

 

 この、嫌らしい笑みを浮かべつつ、その両手をニギリニギリしている男の耳には、届かないようだ。

 

 ムニュ……

 

「二人で楽しもうぜ、お嬢ちゃん……!!」

「……誰が、そんな!!」

 

 その両の手のひら、品性がなく、ニギニギと開閉させながら、彼女の薄布を擦り、そしてその中身に向けて。

 

「……ことを、するかッ!!」

 

 クゥ、イ……!!

 

 軽く、その指を食い込ませる「魔の手」から、威勢の良い言葉とは裏腹に。

 

 ジャ、ラァア!!

 

 その身をよじり、己を束縛している鎖を激しく打ち鳴らしながら、乙女として、たとえ無駄でも、抵抗の意思を続けるリンディス。

 

「見せてもらおうか、テメェのおっぱい!!」

「……やればいいでしょ!?」

「……ヘエ?」

「何がおかしい!?」

 

 その。

 

 キィ、リ……!!

 

 少女が「身を斬る」覚悟を決めた顔、それは実に凛々しく、美しく、そして。

 

「いやいや、実に……」

 

 この男、下劣な剣士にとっては、男と言うよりも、オスとして、実に。

 

「ナァ……」

 

 まことに「そそる」女。強く気高く。

 

「そう、犯しがいがある、良い顔してるぜェ!!」

「ああそう、それは有難う!!」

「イイネェ、その威勢!!」

 

 貞操を奪われる娘が張る虚勢、十五歳の美少女剣士リンディスの、まさしく手負いの、美しい獣が放つ咆哮。

 

「じゃあ、行くぜぇ!!」

「……クゥ!!」

 

 そして、剣士グラスは彼女の顔を眺めながら、その「生きの良い」獲物から。

 

 ビィ……

 

 大きく、勢いよく。

 

 リィイ、ビィ!!

 

 音を立てて、剥ぎ取ると同時に。

 

 ブルゥ、ン!!

 

 暗い、どこまでも暗い地下牢の中で、剥き出しになり、弾んだ、リンディスの二つの美乳。

 

「……くぅう!!」

 

 そう、美乳かつ巨乳。

 

「ヒュー、コイツは、良い!!」

 

 とても、十五歳の少女の持つ「品物」であるとは思えないほどの逸品、異様な成熟を見せる、その胸部。

 

「……おめぇ、本当に十五歳前後の、小娘かぁ?」

「う、うるさい……!!」

 

 リンディスにとっては、十歳位の頃からすでに、自分でも発育が良く、同じサカの民の男達。

 

――なあ、リンディスってさ――

 

――ああ――

 

――本当に十歳か、あの尻と胸で?――

 

 剣の修行をしている時にも、明らかに、下劣な視線とまではいかないが、同じサカの男達の目を引く肢体。

 

――好きで、あたしはこんな身体をしているんじゃない――

 

 それを、自分が持っていた事は解っている。

 

「……貴方には、関係ないでしょ!?」

「じゃあ小娘、このグラス様がお前の身体を、小娘か大人か、試してやるよ!!」

「……本当に、貴方は、それでも!!」

 

 そして、男はその罵声を発する彼女には全くに構わず、そのまま。

 

「本当に、男な……」

 

 その、リンディスの言葉。

 

「そらぁ!!」

 

 続けて、彼女の言いかけた声など無視して、この男はリンディスの、その豊かな。

 

「……!!」

 

 グゥウ……

 

 とても少女とは思えない、豊満な胸の。

 

「ヘッ、へへ……」

 

 左、そう左の乳房を。

 

 ム、ニュウ……!!

 

 むんずと、大きく掴み。

 

「ヘヘッ、良いおっぱいしてんじゃねーかよォ!?」

「……それでも」

 

 グゥウ、ニュア!!

 

「本当に男、いや人間なの!?」

「おいおい、この娘さんはよォ!?」

 

 そして、続いて男は。

 

「世の中の、男という生き物が、全く解ってねぇんだなァ!!」

 

 クゥ……

 

 自分の汚い小指と中指、それをリンディスの左乳房の内側、胸板の真ん中への方向に。

 

 クゥウ……

 

 軽く、力を入れ。

 

「……ッ!!」

 

 そして、次に男の親指と人差し指の方、胸の外側である、タユンと揺らぐ、上質な女の脂肪が、その重さを。

 

 グゥム……

 

 下に、重力に従い誇示している、そちらには。

 

 ゴゥリュ、グゥウ!!

 

「……うァ!?」

 

 最初の内側とは全く違う、あたかも、その柔肉を捻り潰さんばかりの。

 

「……くぅ、アァ!!」

 

 グリュ、グゥグ!!

 

 まさしく、指の万力。

 

「どうした、嫌か?」

「……っ、何よ、この位!!」

「ま、どうしても嫌だったら……」

 

 それによって、グニュウ、グニュリと形を変え続ける、彼女リンディスの白き乙女の柔肉、続けて男は。

 

「俺に、泣き顔を見せて、許して下さい、偉大なるグラス様と、そぅウ……」

 

 ムリュ、グリュツィ!!

 

 左右に、交互に、手のひらの力を入れ変えて、その度に強く、時には微弱にリンディスの、左の母性の象徴が。

 

「言うン、だァナァ、お嬢ちゃんよォ!!」

「誰が、言うものですかぁ!!」

「そうかい!?」

 

 ク、ニュウ、グゥ!!

 

――クゥウ……!!――

 

 リンディスのその左胸は、ゲスの手によって形を、強く大きく、微かに小さく、不規則に形が歪んで。

 

――耐えるのよ、私――

 

 波打つそれと同時に、蹂躙される左胸と同じく。

 

 スゥ……

 

 未だに、誰にも触られた事のない右の乳房。

 

「まっ、平等になァ……」

「……ッウ」

 

 激しく嬲られている、左の胸とは違い、このゲスな男の空いた手は。

 

 スゥウァ……

 

 そちらの、右の方は軽く、指先でなぞるだけであったが。

 

「せっかく二つあるんだ、料理の仕方を変えて、しかるべきだ、なあァ?」

「し、知るもんですか!!」

 

 それでも、彼女の清純さが奪われている事、それには全く変わりがない。

 

「止めなさい、離せと言っているのよ!?」

「おいおい、せっかく俺様が、優しくしてやってんのによォ!?」

「何が、この……!!」

 

 そして、それを。

 

――そう、耐えるのよ、私は!!――

 

 スゥウ、ムゥ……

 

 この男は、そのリンディスの豊満な胸部に対する、強姦を。

 

 ニュグ、グリュア!!

 

 約、二分間程度続け。

 

「アア、これは飽きねぇなぁ……!!」

 

――そう、耐えるのよ。私は誇りある、サカの民リンディス!!――

 

 そして、純白の乳房達への辱しめを、二つの双丘への、男から女への、愛など無き愛撫、それを行い終えた後に男は、その最後に。

 

 パァ、ン!!

 

「アウッ!?」

 

 先まで激しく弄んでいた、リンディスの左柔肉を、そのゴツリとした手のひらで。

 

 パァ、シィン!!

 

 思いっきり、続けて平手打ちを放ち。

 

「……この、下劣な!!」

「アン!?」

 

 そして、口答えをした彼女に、間髪入れず。

 

「あうゥ!?」

 

 再度の、三度めの激烈な平手。

 

 バシァ、プリャア……!!

 

 それにより、リンディスの胸肉は大きく、酷く揺れ、跳ね、そしてバウンドを重ねる。

 

「下劣な、ナンだぁ?」

「……下劣で、恥知らずな、最低の男と言おうとしたのよ!!」

「こ、この……!!」

 

 そして、その醜い欲望を顔を張り付かせた男は、グニリと自身の面を歪めさせ。

 

「もっと、子メスには、躾が必要なようだなぁ!?」

 

 あくまでも、彼グラスへの軽蔑を隠す気の無い、その細く白い腕を強く、無骨な鎖によって拘束され、天井からぶら下がり、その半裸が平手により。

 

 プ、リィン!!

 

 軽く、しかし艶かしく揺れるリンディスの。

 

「今度は、手加減しねぇぞォ!!」

 

 彼女の、先程まで激しく穢されていたリンディスの左乳房。

 

 グゥ……!!

 

 それの下の方の根元、胸板と柔肉の合間に、この外道はその手を滑り込ませ。

 

「……ッ!!」

 

 そのまま、胸の柔肉の付け根、そこから「重量肉」を、下乳の始まりから、男は手のひらでもって、高くグニリと持ち上げ。

 

「おお、すげェ重てぇ!!」

「離せ、下衆な男!!」

「こんなに大きく、重てぇと……!!」

 

 まさしく、乳搾りの要領で。

 

 グゥ……

 

「剣を使う時、邪魔だろうなァ!?」

「余計なお世話だ!!」

 

 強烈な力を持って。

 

 ギィ、ムゥニ!!

 

 リンディスの、彼女の乳房を絞り上げる。

 

「く、ァア……!!」

 

 そして、その絞る手とは反対の男の手、先まで右の柔らかな乳を、下劣な「優しい」愛撫を行っていたその手。

 

「よいしょ、お……」

 

 男はその空いた手も乳房に添え、両手でリンディスの持ち上げられた柔肉、左の乳房を。

 

「と、おォ!!」

 

 グィ、ニュ!!

 

 一度大きく、強く撫で回した後に。

 

「……ッウ!!」

「さて!!」

 

 その左乳房を、上下から。

 

 グリュ!!

 

「アウッ、ハゥ!?」

 

 サンドイッチのように挟み、そして。

 

「……さてでは、こんなのはどうだァ!?」

 

 左乳房の正面、ちょうど胸先の紅い尖端から、少し奥の柔らかな肉丘の前面、鷲掴みにされたその柔肉を、そのまま男は。

 

 グゥ……

 

「……クゥ、アッ!!」

 

 爪の手入れも全くされてない、穢く汚れたその爪先をもって、引きちぎらんばかりに、彼女の美乳の前面を。

 

 ジィ、ジュグゥウ!!

 

「が、はぁア!?」

 

 爪と同じく、汚い油が浮いた指先をもってして、まさに千切れる寸前まで、押し潰す。

 

「や、やめ、止めて痛い……!!」

「へへ、そうかぁ!?」

「やめろ、痛い!!」

「だったら、オメェはさ、俺様グラスの命令に従うだけのォ……」

 

 ギィイ、ニュウ!!

 

 まさしく、乳腺まで切断されるかと思うような、男の手による圧縮、いや。

 

「俺の股間を咥えろと言えば、繁華街の真ん中でも、ハイ、と言い」

 

 グゥ、ギィ!!

 

「そし、てェ!!」

「ア、ォウアァ!?」

「ケツを向けろ、と言われれば、なァ……」

 

 男の力、両手による左柔丘への暴力、柔肉の切断を思わせる行為。

 

「ハイ、私のこの汚いケツ孔を、貴方様の専用便器にしてください、グラス様!!」

「グゥア、アゥ!?」

「と、だけを言う、俺のオンナになるんだなァ!!」

「クゥア、この……!!」

 

 グリィ、ニュ!!

 

「だ、誰が、アヒィ!?」

 

 性的な辱しめに加え、拷問の苦痛を同時に左乳房に、片方の胸肉へと与えられているリンディスは、しかし。

 

「……誰が、絶対に、貴方などに!!」

 

 その歯を食い縛りながらも、気丈に不屈の意思を見せる、が。

 

 クンッ……

 

 その彼女にとって、この苦痛と屈辱に対して、女性の身体の無意識な反射をもって、自らの。

 

「へえ、まるでこの乳首が……」

 

 左乳房の尖端、虐待を受けている柔らかな肉丘のそれが。

 

 クプゥ……!!

 

 ピンと、高く張り。

 

「野郎のチ○ポみてぇに、尖ってやがるぜ!!」

「言うな!!」

「そうか、オメェは痛ぇのが……!!」

 

 この、外道剣士の言葉。

 

「好きなのか、この変態小娘ェ!!」

「……こんな!!」

 

 乙女の心に対しても向けられた、言葉による、女の魂への凌辱の最中にも。

 

「こんな、ここまで下劣な男が、この世にいたなんて……!!」

 

 クゥプ、ニァ……!!

 

 己の蕾、乳房のそれが朱に色付き、勃起によって疼痛を感じるのが、何とも忌まわしい。

 

「フン、さてまあ、ここら辺で……」

 

 スゥ……

 

 そして、ついに一旦中断された。

 

「……ハア、ハアァ」

 

 その、激烈な拷問じみた凌辱、しかし。

 

「……はへェ、どうだぁ女!?」

「……フン、下手くそ」

「……ヘーエ?」

 

 それでも、この気高く若い、誇りに満ちた少女剣士、十五という齢年齢に似つかわぬ気丈さ、それが彼女の美しい顔全体に、いまだに満ち溢れ。

 

「……これで終わりかしらね、このサカの恥さらし!!」

 

 それが、この少女の不退の意思、それによる双の瞳の光が、恐怖によって崩される事はない。

 

「なるほど、こいつはまさしく……」

 

 その彼女リンディスの意思力に、剣士グラスは感心した「ような」ポーズを、両手を挙げて、示して見せた、が。

 

「本当の、上玉だァ……」

 

 ジィ……

 

 今度は、この少女剣士の年不相応な肢体、それに対して、サカの不良剣士は。

 

「その目付きを止めろ、ケダモノ!!」

「ヘェ、おっぱいだけではなく……」

 

 スゥ……

 

 実に醜く、視姦を始める。

 

「いや、実に良い……」

「……み、見るな!!」

 

 その、下劣な視線によって寒気、背筋が総毛立つリンディスの、彼女の下半身。

 

 ム、チィ……

 

 しかし、その部分のみは彼女の衣服、それによって、しっかりと閉ざされている。

 

「綺麗な脚だなァ……」

 

 いの一番に、リンディスの上半身を覆っていた衣服、サカの女性戦士が着る事の多い戦装束は、上半分こそ、無惨に、主に胸部の辺りを中心として、男に破かれたが。

 

「いや、色も白くて、いわゆるカモシカの脚ってやつか?」

「み、見るな、汚らわしい!!」

 

 リンディスの腰に巻き付く飾り帯、茶色を基本色として、色彩豊かな刺繍などが縫い込まれているその腰飾りは、単なる飾りだけの物ではなく。

 

「素足の白さも、綺麗な足指もたまらんなァ……」

「……その、薄汚い視線を、向けるのを止めろ!!」

「ああ、その足の裏も、指も舐めてぇ……」

 

 かなり強固に、身に付けた者の腰を縛る働きもする、戦いの為の防具。その強固さのために、彼女の衣服は破かれるのが、上半身だけで済んだ。

 

「オメェの全部を、俺様グラス、この世界最強の剣士のモノにしてえなァ……?」

「気持ちの、悪い事を、言うな、この!!」

 

 そう「済んだ」とも、無理矢理、言える。

 

「最低の、最低の変態男め!!」

「いや、そしてな……」

「話を聴きなさい、ゲス!!」

 

 しかし、その豊満かつ。

 

 スゥ、ラァ……

 

 しなやかな脚部、つまりふくらはぎから、ふともものしなやかさ、それからは容易に、彼女の下半身。

 

 プリゥ、ウ……

 

 腰回り、臀部の豊かさを想像出来る。

 

「ホホウ、コイツは俺様、サカ最大の剣士である俺の」

 

 そして、ひとしきり視姦を終えた男、グラスは。

 

「俺の血を引く、強いガキを孕む事ができ、そして産めそうなケツ、腰だなぁ!!」

「……っ!!」

「まあ、俺様はもっとも、ガキを育てる事には興味はねえ……」

「……貴方は!!」

 

 だが、この時リンディスは。

 

――ゾ、ワァ……!!――

 

 この自分を拘束している男の、彼の歪んだ、醜く濁ったその目の光から。

 

「俺の望みは、最高の肉便器が手に入りィ!!」

「……に、肉便器!?」

「末永く、用を足すなりなんなり、楽しめればいい!!」

 

 単なる凌辱、という言い方もおかしいが、何かそれ、そう「それ」以上の事を企んでいる、そのような気配を、直感的に感じた。

 

「……貴方は、どこまでも腐った男!!」

「ではさて、良いおっぱいと、ケツをしたお嬢ちゃん……?」

「……馴れ馴れしく、呼ぶな!!」

 

 どうも、このグラスという下衆な剣士は、人の話を聴かない、いや、あえて無視をしているのかもしれないが、そういう性格らしい。

 

「これが何だか、解るか?」

 

 シャ、ラ……!!

 

――剣、いや……!!――

 

 それは簡素な、しかし上質の鞘に収まった剣。

 

――まさか、マーニ・カティ!?――

 

 サカの民の秘宝である、聖なる剣。

 

――私を、ひと思いに殺すつもり……?――

 

 だが、何か違う。

 

――そう、違う、コイツは私の胸を弄んだだけで、満足するような、ヤツじゃない――

 

 この男には、下衆には何か別の思惑があると、誇り高きサカの民、草原の少女剣士リンディスは。

 

――何を、するの……?――

 

 直感で、そう感じていた。

 

 

 

[続く]

 

 

 

 

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