「まあ、俺とて……」
突然、何を思ったのか、この外道、グラスという邪道の男剣士は。
「なァ、お嬢ちゃん?」
暗闇の中、鎖によってその「かいな」を拘束され、半裸を、上半身を晒したまま、疲労の極地にある彼女に、ユラリと近づき、そして。
ジャア、ラァ……
「……?」
彼女、リンディスが束縛されている、その両手を繋ぐ鎖、大きな鉄の輪で出来たそれを。
カ、シャン……
「……何の、つもり?」
鍵を使って外しつつ、解放された彼女に向けて、おどけたような仕草。
「ここは一つ、ナ?」
その両手を大きく横に拡げつつ、上に掲げながら。
「誇りある剣士同士の、決闘といこうか、お嬢ちゃん?」
「な……!?」
「ほら、この剣」
そのまま、先程まで彼女リンディスの柔肉、美しき美乳にして、巨乳であるその極上の女脂質をさんざん嬲っていた、鞘入りの剣。
「これは、アンタなら使えるんじゃねぇのか?」
それを、この男は、鞘入りの刀身を舐めるように見つめ、そしてニヤリと、不気味に笑うと。
カ、ラァ……
無造作に、その男の手から床へと放り投げられる、鞘に納まったままの、聖なる剣。
「……どういうつもり?」
「ン、ここは一つ、お互いに……」
そう、この男はうそぶきつつ、再びその口の端を歪め、ニヤリとしつつ。
「誇りあるサカの、剣士同士の戦いをしようか、と言っているんだヨォ?」
「……!!」
と、この下衆から、舐めるような嫌らしい視線と共に、半裸であるリンディスへ、そう勝手に向けられ、のたまわれても。
「……何を、いけしゃあしゃあと!!」
もちろん、リンディスは彼の言葉など信用しない、だが。
「じゃあ、このまま俺様に、全てを捧げるかい、お嬢ちゃん?」
「……くっ!!」
しかし、とは言え、これは。
クゥ……
軽く、しかし怒りのこもった力で、己のその奥歯を噛み締める、彼女リンディスにとっては大きな機会、チャンスではある。
「……」
ただ、この乳房への拷問、凌辱により、消耗しきった身体で無ければ、の話ではあったのだが。
「……さて、お嬢ちゃん?」
もちろん、この男が正々堂々たる決闘など、挑む人間ではないことは、まさしく「その身」をもって知っている。
「どうするよ、アァン?」
しかし、それでも。
「はい、後五秒で答えてネェ?」
「クッ……」
このままで、彼女の事態が、好転する訳でもない。
「いーち……」
「……」
先程まで、散々彼女リンディスの胸部を蹂躙した、忌まわしい剣ではあるが。
「にーい……」
「……いいでしょう、受けて立つわ」
「……へえ?」
一応、剣には罪はない。
「ん……」
そして、リンディスはゆっくりと、薄暗い床に転がる聖剣、それを納めている鞘に、その腕を伸ばす。
スゥウ、ラァ……
「……抜けた]
やはり、このサカに伝わる聖なる剣。
「マーニ・カティが抜けた、わ……」
マーニ・カティは、持ち主を選ぶのであろう。
「……じゃあ、この下種男」
そして、その身を、上半身を剥き出しにしたままの、彼女は。
サァ、ラァ……
腰から下のみを覆う、サカ剣士の戦装束を、その裾をヒラリと翻し、勇ましく剣を取る、女剣士リンディス。
「今までの屈辱、その身で……」
清らかな少女剣士のその姿は、まさしく。
「味わうがいい、この外道め!!」
優美、かつ雄壮。
プ、ルゥ……
もちろん、それは。
ブルゥ、ン!!
と、剥き出しにされた上半身、その豊満な乳房二つ。
プゥル、グゥ、ブルゥ……!!
痛めつけられ、所々に血も滲んでいるその柔肉「達」が、彼女が威勢良く、その手に。
グゥ、ウゥ!!
彼女リンディスが、剣に力を入れるごとに、艶やかに、色つや素晴らしく震え、プリリと揺れなければ、絵画の題材にもなれたであろう。
「……いざ!!」
その、清冽な肉体を持つ彼女、サカ草原の誇り高き女剣士リンディスの、凛々しき姿とは、まるで違う。
「いざ、尋常に勝負!!」
「さて、俺の愛剣、と……」
まさに正反対、この外道剣士のその身体には簡素、かつ薄汚れた革鎧、そしてこれまた、汚ならしいズボンを履いているこの男は、その手に剣を構えつつ。
「その御大層な剣と、どっちが強ええかなァ……?」
ニヤニヤと、少女が彼に捕らわれ、さんざん嬲られた時から見せている、あの下劣な、不愉快な笑みを浮かべつつ、彼のその手には、あまり見慣れない剣。
「そう、このキルソードと、あんたの、サカに伝わる聖なる剣……」
刀身が、あたかもノコギリのようになっている、しかしどことなくサカで良く使われている、片刃の剣に似た剣をその手から、無造作にダラリと下げている。
「お嬢ちぁーん、サカの名誉に掛けてェ、勝負ゥ!!」
「貴様が、サカの名誉を語るな!!」
サァ!!
気合一閃、この地下室の暗闇を切り裂かんばかりの、凛とした、少女剣士の声。
ジャ、アァ!!
そして、そのまま彼女は、聖剣を腰だめに構え、このゲス剣士に向かって、突進をする。
「覚悟ォ!!」
「……へっ、ではもうそろそろォオ、ウゥウ!!」
が、しかし、その時。
「頃合い、かァ!?」
彼女の。
「……!?」
胸部が。
グゥ……
リンディスの、剥き出しの、白く、丸く、健康的な光に満ちた、十五歳の乙女少女剣士の、美にして巨。その乳房が、いきなり。
グニュ……
「……なっ!?」
この男に向かい、斬り掛かろうとした、まさにその時。
グゥ、ニュン!!
「ヒッ!?」
二つの乙女が、清らかな巨乳達が静かに「回転」を始め。
「ウ、ウァア!?」
そして、その、自分の胸の丘が、まるで暴風に晒された風車のように。
ニゥグ、グルゥ、ニュ!!
大回転、それを始めた。
「カッ、アァ!?」
痛みを感じている暇はない、彼女リンディスは混乱と恥辱、それで頭がいっぱいである。
グリィン、ブリォ!!
「イヤァア、アァ……!!」
もはや当然、この外道剣士グラス、彼に斬りかかるどころではない。
グゥイ……
「ヒィ!?」
そして、今度は。
ニュ……
「イッ……!?」
プゥル、グン!!
「やっ、アァア……!!」
真上、彼女の痛め付けられた、その両の乳房が上方に跳ね上がり。
「……よし、効いているようだな」
そして、その直後に「落とされる」その美乳達、リンディスはまさしく、完全に。
「ハア、ハァア……!!」
狼狽、錯乱寸前となっている。
「ハァ、ハァ……!!」
「試作品としてのテストも請け負ったが、結構愉しめるナァ……?」
「こ、こんな、これは一体……!?」
が、その荒い息を吐いている彼女の、その脳裏によぎったのは。
「……あの、私の胸に、マーニ・カティの鞘を叩きつけた時!?」
その記憶、胸への拷問かつ、強姦のそれを、リンディスは思い出した。
「……そう、あのマーニ・カティの鞘に付いていた、青い液体!?」
だとすれば、答えは一つ。
「……毒、なのね!?」
「……フフン」
ギィ、イ……!!
リンディスの、恨みを、そして憎しみを込めた呻き声と、その燃えるような視線、それを。
「はい、ご名答ゥ!!」
「こ、この、どこまでも……!!」
「んー、何とかの牙、だったか?」
それを、この恥知らずの剣士は、余裕を持ってして、軽く受け止め、いなす。
「俺が、思うだけで操る事が出来る、そういう、よく出来た毒らしい、ナァ?」
「な、なんて男……!!」
確かにリンディスは、この男が正々堂々たる戦いをするはずは無いと思ってはいた。剣のかち合いの最中に、毒や暗器を使う事、その位はするだろうと、想像しては、いた。
「こ、ここまで恥知らずだとは……!!」
しかし、まさか先に、手を打っていたとは。
「では、なァ……」
そして、うろたえるリンディスをよそに、彼グラスは、ゲスはその指先を、人差し指を少し横に。
スゥウ……
と、ずらすと同時に。
「……!?」
昔から、剣の稽古の時に邪魔だと思っていた、リンディスの。
クゥ、プルゥ……
立派な乳肉、右のそれが男の指差す方向、右へと、小さく動く。
「……くっ!!」
己のふくよかな乳房、それの「邪魔」がこの、最も切羽詰まった時に。
「……この、卑劣漢!!」
本当に、邪魔どころか。
ブリュン……!!
「敵」とすらなってしまっている、この状況。
「そら、ヨォ!!」
そして、この男がその指を、大きくずらして、円を描くように動かすと。
ギュ……
「クゥ……!!」
勢い良く、彼女の右乳肉が揺れ、そして。
ニュウ、ウ!!
その「踊り」の激しさが増す。
ブルゥン!!
「こ、こんな……!!」
その、自分の跳ね、踊る柔らかな肉丘、それに振り回される彼女の姿は。
「いやいや、全く……!!」
この外道にとって、実に見応えのある、喜劇なのであろう。
「こりゃ、面白ぇ!!」
「止めろ、止めなさい、このクズ!!」
「ではァ、こいつはァ、どうだァ!!」
そのリンディスの抗議を無視し、男は喜悦の叫びを上げ。
クゥン……!!
今度は手のひら全体で、剣を持たない、その空いた片手を大きく、振り回す。
ギュニュ、ウゥ!!
「ウ、ワァ!?」
今度は、自分の両乳房が。
「ウゥ、アァ!?」
そう、両方の胸丘が全くに違う、彼女の意思とは異なる、独立した生き物のように。
グルゥン、プリュ!!
左右、その乳房が別々に逆回転を始め。
「ア、ヒィイ……!!」
その「慣性」によって、追加の柔らかき四肢のような胸柔肉に、リンディスの身体が振り回される、そして。
「はい、次ィ!!」
ギュムゥ!!
良いように弄ばされる、リンディスの柔肉達、その二つが。
ギュ……
彼女の乳房達は密着し。
「アァア……!!」
ムリュ、グリィ!!
お互いを、擦り合わせる。
「ウワ、ヒィ!?」
グチュ、ムリュウ!!
彼女の意識などは全くに、尊重の欠片もない乳房、柔らかな肉丘達による、交尾。
ムッ、ウゥ!!
「アゥ、ヒィ!?」
グニュウ、ヌチィ、ウゥ!!
その、持ち主に苦痛、そして恥辱を与えながらも、なおも少女の巨乳達は、その素晴らしさを失わない、白胸達は。
コツッ……
互いにその尖端、朱の「口」でもって接吻をし、コリリとそれを絡みあわせ。
「ヒュー、こいつは……!!」
そして、意思を持った、いや。
「おっぱい同士の、恋人だぜェ!!」
男によって、独立した意思を持たされた、リンディスの胸丘達は、まさに男女の交わりのように、強く。
「クゥ、アァ!?」
激しく、淫らにその脂質を、圧し合わせ、形を歪め、のし掛かる。
「アッ、カァ……!!」
しかし、その度に彼女リンディスは。
「……クゥ、ウ!!」
忌々しい事に、その「敵乳房」から感じる女の感覚、性感が脳裏に響き。
――まるで、これじゃ……――
あたかも、自分の性器が、純潔の秘部が。
――私の、初体験じゃないの!!――
見知らぬ男、それによって凌辱されているような、錯覚を覚える。
「さて、では……」
そして、この男はリンディスの乳房を操らない手に下げている、ダラリとたらした異質な剣の切っ先を、リンディスの操乳に向けると、その先を。
「こんなの、はァ……!!」
「や、止めて、止めなさい!!」
「コイツは、どうかナァ!!」
クゥン!!
と、大きく天井、暗闇に包まれた石造りのそれに、剣の先を跳ね上げる。
ニュ、グ……
「ハゥ、ア……!?」
それと、同時に。
グ、ウゥ……!!
少女の蹂躙されていた、豊かな乳房、交尾を行っていた、その二つは。
ブリュ、グゥァン!!
「ヒッ!?」
いきなりシューター、大型弩から放たれた太い矢のように、高く天に向かって跳び、跳ね、発射され。
「ほおう、乳肉のクインクレインだなァ!!」
「ヒ、アィイ!?」
そして、その無様な姿の、白桃のような乳房を射出するリンディスを、彼女を哄笑する外道男の得物が、彼の腕ごと、肘ごと僅かに、後ろへ引かれると、
グゥウ!!
次には、前方にと突き出る、リンディスの胸の柔乳。
「アッ、グゥウ!?」
「ヘハッ、さあ……」
その、タユンと弾む白柔肉、二つのそれを「引く」力は強い。
「俺様グラスに、そのおっぱいを、差し出しなァ!!」
「くっ、だ、誰が……!!」
「そうかい!?」
グリュ、ビィイ、ン!!
「ク、ハァ!?」
リンディスの柔らかい肉達を引く牽引力、それに対して、彼女は脚で、素足で踏ん張る事は出来る、しかし。
――こ、これでは……!!――
ブリォ、ギィイ、ニュ!!
胸を、それを襲う苦痛は、もしかすると、下手をすると、限界まで抵抗したら。
――わ、私の胸が……!!――
そう、千切れる可能性すらある、その男の「手」に落ちた、裏切り乳肉達の、激烈な反乱。
「……フン、粘るな」
「……わ、私は、負けない!!」
「あっそう」
そして、男が無造作に、もう片方の空いた手の指先。
クッ、ニィ……
親指と人差し指で、それで何かを摘まむような仕草をすると。
ピィ、ン!!
「アヒ!?」
まるで、見えない力で乳房の尖端、乙女らしい、鮮やかな紅の蕾が、双丘の頂きが引っ張られ、そのまま彼女リンディスは。
ギュウウ、ムゥニ!!
胸を牽引する、その力の強さに身体のバランスを崩し。
「う、ワァ!?」
ゴッ、シャア……!!
無様に、前のめりに転倒する。それを。
「いやはや、敵の前で横たわるとはァ……」
「……クゥ!!」
「まさに、剣士の恥、この恥女剣士!!」
もはや、倒れ伏した彼女、齢十五歳の美少女剣士であるリンディスは。
「ウ、ウゥ……!!」
この極限の屈辱、それに対して、彼女は冷たい石床に擦り付けた自らの顔、美しく気高いその面を、歪ませる事しか出来ない。
「こ、こんな、私が、こんな……!!」
そして、その「うつ伏せ」の姿勢で屈辱に、ワナワナとその身を震わせている、彼女の手から、抜き身の刃が。
「……!!」
倒れた拍子で、彼女の手から聖なる剣、マーニ・カティが。
カッ……
「け、剣が!?」
ラ、ァン……
軽い、乾いた音を立てながら床に転がる。
「おやおやァ……?」
そして、その地に倒れ伏したリンディス、彼女を文字通り、あらゆる意味で「見下す」この男、だが。
「お嬢ちゃん、まだ敗北宣言は、早くねェか?」
それで、終わりではない。
「せっかく、高い金を出して買ったこの毒薬、使用したときの情報も」
そう、彼女の操られた乳房、それはなお屈辱的な事を。
「高ァく、売れんるだよォ……」
この男に、為す運命であった。
[続く]