因縁にひとつ決着がついたので初投稿です。
弱者共に復讐するRTA、はーじまーるよー。
かなたんとわためぇが弱者にやられて、死にかけまで追い込まれたので……今、ホモくんは奴らを殺しに行っています。当たり前だよなぁ? 奴らは自滅したんです、攻撃されないバリアを消してしまった!! 欲望のままに生きるとこうなるんですね……
「出やがったぞ、女性の敵!! 今度こそ殺してやる!」
「今度は丸腰じゃねぇぞ、堀川社長に最高級の武器を貰ったんだ! これでお前を殺してやるぞ!!」
>そこをどけ! 邪魔だ!!
魔法記憶武器を持ってますね……銃やメイス、剣にハンマーに槍に……多彩です。奴らもやはり怖いんですね、ホモくんが!! 臆病者共め……
「喰ら……ごふっ!?」
「がぁっは!?」
「こいつ……銃も剣も全部避けやがる……!!」
下手くそな銃なんて、経験豊富なプロには当たらない……それって、どこのシティハンター?
「うぎぃっ!!」
>お前らの相手をしてる暇はない! 喰らえ!!
「う、腕からマシンガンが……!? ぎゃあぁっ!」
腕から出てきたマシンガンがマズルフラッシュを放ち、それが手馴れた手つきで掃射されます……そりゃ、軍人なら使ったことありますよね。
>……終わったな。
「うっ、ぎ……卑怯だ、ぞ……仕込み銃なんて……分かるわけねぇだろ……」
>お前らだけが銃を使っていいんだな……じゃあ、次戦う時は使わないよ。それじゃ、俺は忙しいから。
鋭い皮肉……いつもと違って怒りが籠ってますね。走る場所は無論、奴らの会社です……!
>……ウェポンラックがあってよかった、こより様々だな……こよりは、何をあげたら喜ぶかな? 好きな食べ物、また聞いとこう……
弾を入れ替えたようです。あと、あげて喜ぶものは君とデートすることじゃないですかね?
>……会社がボロボロだ。あそこが社長室だな? 待ってろ、みんな……!!
『……おう、ご苦労だったな? やっぱり一般民衆程度じゃダメだったか……流石は人殺しのプロだね、えぇ?』
『アンタの顔なんか見たくもなかったけど……お前の女が殴り込みに来たからね。叩き潰したのよ、秘密を暴こうとするから……』
ルサンチマン夫妻……! 出やがった! 音声アナウンスで話してるのか……!! 戦争から帰ってきた人を『人殺しのプロ』だと!? ふざけるな、そんな呼び方をされる筋合いがあってたまるか! 人を見下しやがって……!!
>3人はもう死んだのか?
『相変わらずネガティブ思考だねぇ、ダメだぞ~? ポジティブ、ポジティブ~!!』
>……
煽られても怒らない、冷静です……でも、怒りのオーラが強くはなってますね。一番怖いタイプの、静かな怒りです。
『なんか言いなさいよ、臆病者。まぁいいわ、そいつらはまだ生きてる……流石に殺しちゃったら、いつかバレるしね。後のことは辿り着いたら教えてやるわ……じゃあ、頑張りなさい』
『果たしてお前ごときが辿り着けるかね……無理だな、絶対に! ウヒャハハハハハ!!』
>場所はわかる……奴らのことだ、罠があるんだろう。一体どこに……!?
突然、上空から何か降ってきました……銃弾の雨です!!
>いきなり手荒い歓迎だな!
オラ、『刹那の見切り』! ……避けました!!
>最初でこれとは……手加減は一切なしってことか。上等だ……! 絶対に行くぞ、社長室!!
やる気が出てきたようですね……あれ、場面が変わったぞ? ここは……牢屋?
「……かなたとわため、ちゃんと守男のところに着いたかな?」
「きっと大丈夫なのら、2人は強いのら!!」
「くっそ~……この私がドラゴンに戻ってもダメなんて、とんでもない奴らだ!」
やっぱりダメだったんですね……流石にストーリーの大ボス、一筋縄ではいかなさそうです。
「……来てくれるかな、守男?」
「きっと来るのら、だって守男だし!」
「だよね……うん、きっと大丈夫だ!!」
ホロメンの皆さん……ホモくんのことを信じてるんですね。ホモくん、頑張れ!! 場面は変わり、ホモくん側……罠をもう何個か躱したようですね。もう社長室の前まで来てます……イベントとして飛ばすこともあるんですね。
>……おい、いるんだろ!? 出てこい、勝負だ!!
「あー、うるさいな……せっかく、おやつタイム
だったってのに……」
「まぁ、ここまで来ることはわかってたわよ? クソ野郎……」
うっわ、ダルそうにクッキー食べてるのがまた怒りを誘う……!!
>3人はどこだ?
「……あぁ、ここだよ。ポチッとな!」
>なに、床が動いて……いや、部屋が動いているのか!!
部屋が動いて……なんと、牢屋の前に部屋が出てきてしまいました!
「感動の再会ね? 性欲すら無くしたオス以下の存在さん?」
>……ココ! トワ! ルーナ! 無事だったか!!
「も、守男……やっぱり来てくれたのら!!」
みんなの顔が明るくなりましたね……
「おーおー、泣かせるねぇ……ま、これからもっと泣けるシーンが来るんだがな?」
>なに……?
「さぁ、皆様お立ち会い! 寄ってらっしゃい、見てらっしゃい! 今から始まるのは……邪悪なる『強者』の殺戮ショーでぇぇす!!」
部屋の外から、カメラがセットされました……これで撮る気か! 人を見せ物のように……!
「ふざけんな、ここを開けろ! 開けねぇなら突き破るぞ!!」
「無駄よ、それはドラゴンの攻撃にだって耐えられる。その耐久性は折り紙つき……車どころか、隕石が当たったって壊れないわ。その上、あなた達はヘトヘト……そんな状態で戦えるのかしら?」
「やってみなきゃわからないでしょ!? 行け!!」
トワ様が銃弾をありったけ撃ち込みました……傷一つねぇ!? そんなバカな……高威力の魔法弾が効かないなんて! どんな硬さしてんだよ……
「そ、そんな……うっ、く……」
「ほら言わんこっちゃない、魔力の使いすぎだ。これ以上使うと、生命維持に支障が出るぜ?」
「ごめん、守男……参加できそうにないや……」
ホモくんは首を横に振っています……そりゃ、そうしますよね。
>何を気にすることがある? 大人しく俺に守られておけ……そういうわけだ、相手は俺だぜ……
「勇ましいこったねぇ~? さぁ、世間のコメントはどんな感じかなぁ~? SNSと一緒に確認してみましょ~!」
>なに……?
空中ディスプレイが投影されて……そこには。
『正義の鉄槌いけー!!』
『酒が進む、もっとやれ』
『とっとと死ねよクソ野郎』
ひ、誹謗中傷の嵐……わかってたけど、やはりキツい……
『頼むからとっとと死んでくれよ……』
『大人しく俺に守られておけ()wwwwwwwお前ごときに守られても嬉しくねぇよwwwwwwww』
「世間は私達向きのようね……? 残念でした!!」
あれ……でも、なんでこの人達はみんなが囚われてるのに、目も向けないんだ?
「……今お前、なんでみんなが囚われてるのに、誰も目を向けないんだ? とか思っただろ? 頭使えよ……あ、使う頭もねぇのか! 戦争ばっかりしてたもんなぁ、カワイソウにぃ!」
「簡単なことよ……最新技術で、私達以外が映らないようになってるの。というか、それくらいしないとでも?」
>……完全に世間はお前らの味方か。じゃあ……お前らを殺さない限り、みんなは助からないってことだよな!!
そう言うと……奴らは急に泣きだしました。
「ううっ、ひぐ、ぐすっ……酷すぎるぅ……秘密なんてないのにぃ、清廉潔白なのにぃ! 皆様、こいつは嘘をついています! 極悪人なんだし嘘ですよ!!」
「私達は弱者なんですっ……! うぅ、公開した過去の通り、哀れな『被害者』の『弱者』なんです! それにこんなことを……ひどい、ひどすぎるぅ!!」
>なんだと……!? 見え透いたデタラメを言いやがって……っ、なに!?
これは……くそ、やっぱりか!!
『なんてことしやがんだこいつ』
『ガチで死ね、本当に死ね』
『酷すぎる、お前人間じゃねぇな』
弱者アピールで味方を増やしやがった……外道め!!
「はい、お前が変に煽るから敵が増えました。アホだなぁ」
「バカね、今のでまた『擁護派』が減ったのよ? お前は自滅したの」
「あることないこと言いやがって……!!」
ホロメンもキレてます……かくいう私も。弱いから何してもいいとか思うなよ?
>……で? やるのか? やらないのか?
「やるのがこのショーのメインイベントなんだよ。さぁ、みんな始まるぜ? 準備はいいかな? 瞬き厳禁だ!!」
「魔王軍なんて私達の前ではゴミ同然……教えてやるわ、親に子供が勝てるわけないって!!」
ルサンチマン夫妻……ついに対決です! 決着をつけましょう!!
>上等だ……!!
「お前らもよぉ~く見とけ? 目の前で大好きな殺し屋さんが苦しんで死ぬとこを、じ~っくり見せてやる!!」
「絶対死ぬなよ、守男ー!!」
さぁ、戦闘スタート……先制攻撃するのはホモくんです、マシンガンが放たれました!! 弾切れになったのを再装填して……
「野蛮な武器だな……お前にはお似合いの武器だ!! 『ブレイブチェーン』ッ!!」
>……俺を拘束する気か!!
「『ランドブレード』!!」
地面から土の剣が……しかも属性を纏ってる!!
「私の得意な『二重魔法』……弱い魔法でも、このように記憶した魔法を同時に使うことで強力にできる!!」
「さぁ、大人しく捕まれ!」
>断る!!
チェーン切った……と思ったら再生した!? 母親の方も、低級の魔法の重ねがけだから、最上級の魔法を使うより燃費がいい!! 魔導皇帝は威力と範囲で攻めてきていたけど……その分燃費が悪かった。こいつら、同じ魔法使いでもタイプが違う!!
「無駄だ、それは私の勇気が尽きない限り無限に再生する勇気の鎖、つまりお前を殺す正義の鎖!!」
>なにが勇気だ、民衆の影に隠れないとなにもできないのに!!
「なんですって……!? この野郎、食らえ! 四重魔法! 『オール・マジック・ダンス』!!」
うわ、全属性が飛んできた!! 辺り一帯に低威力とはいえ魔法が飛び交う……範囲だけなら、こいつの方が上か! 父親の方もいることを考えると、こいつら強いぞ……!!
>ぐぅ……しまった!!
「縛りつけろ、勇気の鎖!!」
>くっ……がっ!?
壁ジャンプしようとしてたところを縛られて……! そのまま地面に落ちた!!
「喰らえ……『ファイアチェーン』!!」
「守男……!」
>がっ……!!
ホモくんが鎖を伝ってきた炎で燃やされてる……その上、縛られてるせいで抜けられない!!
「さぁ苦しめ苦しめ!! スパチャが飛び交っているぞ……お前の苦しむ姿にな!!」
「それは絶対に外れない……破られたとしても、もう一度襲いかかる! 諦めなさい!!」
>……それは人間相手の話だろ? 俺を人間じゃないとか言ったのは……どこの誰だっけなぁ!?
鎖にヒビが……なんてパワーだ! あのトレーニングは無駄ではなかったんだな!
「……そんな、まさか!?」
>ぐぅぅぅ……ぬぁぁぁぁっ!!
「鎖を叩き割った……!? この……化け物めっ!! 今一度襲いかかれ、勇気の鎖!!」
再生した鎖が襲いかかってきてます……ほら、ホモくんいけ!!
>……隙あり!!
「無駄だよ。とっとと諦めて……ぐぉぉう!?」
「な、いつの間に……ぐはっ!!」
2人ともにパンチをぶち込みました、自分が殴られることはやはり想定してないんですね。
「う、ぐぐぅ……ふざけるな……弱者に向かって!! 外道め……」
「痛いわね……『親子喧嘩』に何を本気になってるの……?」
>俺はお前らの子供として育てられた覚えがないんだがな。
虐待しかしなかったのに抜かしやがって……! 攻撃するのはいいのに、反撃されるのは嫌なのか? 甘ったれんじゃねぇ、カス野郎共!!
「家もくれてやったのに……なんだ、その言い草は? 恩知らずめ……」
>あれだって利用したんだろうに……恩を被せて金を払わせたんだろ!?
「代金よ、毎月10万で済んだだけいいと思いなさい? 私達は優しいのよ」
自分達の行動を省みてから言え!!
「毎月10万って……ラプラスから『とんでもない額を毎月払わされてた』とは聞いたけど……!!」
>まぁな、一日深夜4時まで……それで、6時からまた仕事だ。冷水被るのに慣れたのは、それが原因なのさ。
「お前のことだからさ、寝ないでも死なないと
思ったんだ……大当たりだったよ! 本当に働かせてよかったぜ!!」
やっぱり道具としか思ってないんだな……!! それと、もう知ってしまったみたいですね。ホモくんの過去を……
「この外道……!! そのお金だって賄賂に使ったんでしょ!?」
「子供の金だ、俺がどう使おうといいだろ? ほんの少し『仕送り』をしてもらっただけだ……法は家庭に入らず、だぜ」
>長々と話してんじゃねぇ!!
地面から炎……グランドフレイムか!
「チッ……とんでもない攻撃しやがる!! もう少し物を大切にしろよ!?」
>なら俺のことも大切に扱ったらどうなんだ!?
「大切に扱って壊れたから捨てたんだよ。何か問題でも?」
煽りやがって……怒らせてまた縛り付ける気か!?
「この野郎……なんでそんなことが言えるんだよ!! お前ら本当に人間か!?」
「人間じゃねぇよ……人間より優先され、何よりも敬われ大切にされる……『弱者』さ!!」
「私達はお前ら『強者』に虐げられる可哀想な生物達なのよ! なのに……ホント酷いわ! 皆さんもそう思うわよね!!」
コメントが同調している……世間が弱者の方に傾いてるんだ!!
「……な? こんな風に、世間も俺達の味方ってわけさ。残念でした」
「お前ら頭イカれてんのか!?」
「イカれてるわけないわ……これが人間よ」
そうですね……人間は普通に生きれば楽な方に流れる。『性善説』に飛びついて……現実を見ず誰かを傷つけてでも『弱者』とか『正義』の『善』に浸る……だって、その方が楽だから。
>だからって……やられてやる義理はないがな!!
「犯罪のルール無視技……お前らしい技でお似合いだね、えぇ!?」
>戦争にそんなものねぇんだよ!!
ジャッジスルー2を避けられて……鎖を切りつつ、魔法を避けて近づきます。ホモくんには遠距離攻撃手段が弾切れのあるマシンガンか、時間かかる上に前触れがデカいせいで不意打ちにしか使えない、グランドフレイムしかないので……えっ? 私のホモくん、弱すぎ……?
「この……しぶといな!!」
>『フレイムタイフーン』!
「おかしな技ばかり使いおって……」
最初は変な攻撃に惑わされましたが……慣れれば難しくない! 弱者の肩書きは本当のようですね!!
「いけいけー! いいぞー!!」
「負けるな! 頑張れー!!」
「そこなのら! ぶちかますのらー!!」
こっちも、少ないけど観客がいる……ホロメンは応援してくれてる!!
「くそ……!!」
>『はやぶさ斬り』!
「うぐぁっ!!」
一振りは外れたけど、もう一発が命中して、奴は片腕を負傷した……追い詰めてきたぞ……! もう少しだ!!
「かくなる上は……『ブレイブプリズン』!!」
>鎖の牢屋……これで閉じ込める気か!!
「はぁ、はぁ……これは、とんでもなく体内魔力を消耗する……あとは頼むぞ、流賛!」
永遠に再生する牢屋……閉じ込めて拷問する気か!?
『いいぞ!!』
『今だ殺せ!!』
『いけいけいけいけ!!』
応援はやはりあっち向き……! でも1人減ったんだ! 勝ち目は……
「一撃で消してやる……耐え切れる時期など来ないようにな!!」
>ッ、知っていたのか……!!
「お前はほぼダメージを受けていない……これで殺せば、お前は死ぬ!! 私の全力を叩き込んでやるわ!!」
魔法陣が大量に展開され、それらが全て一列に並ぶ……母親が腕を突っ込めば、それは大きな砲台となる!!
「守男……! くそ、開けろ!!」
「いいぞ、やっちまえ……!!」
「魔力チャージ率、50%……60%……70%、80%、90%、95、96、97、98、99……100!!」
ほ、ホントにどうする……今HPどんくらいだ!? 耐え切れるか……!? いや、無理だよな……これ、負けイベントなの!?
>『グレイトスラッシュ』! 『フレイムタイフーン』……くそ、破れん! 畜生!!
地面に剣を……まさか、『グランドフレイム』で心中する気か!!
「グランドフレイムとやらか? それは到達までの減衰率を考えて貯めなければならない……遅いんだよ! 死ね!! 『テミスキャノン』ッ!!」
とんでもない勢いの属性波動が、ホモくんに迫る……! 絶対に避けられない!! くそ……終わりなのか!? ホモくん……
「守男っ!!」
『いっけぇぇぇ!!』
「ウヒャハハハハッ! やったぞぉぉ!! 遂に、遂に強者を殺したぞっ!! これで弱者は永久に不滅になる!!」
ああ、そんな……ホモくん、体に何個も穴が……って、ん? 穴? 誰も気づいてないみたいですけど……
「……そん、な……やだ、やだよ……」
「こんなの、イヤ、なのら……」
「あ、あ、あ゛あ゛あ゛……!!」
ココ会長とルーナ姫、めちゃくちゃ泣いてます……トワ様は一度ヤンデレ化してるので、発狂してますね……でも、あれは……
「フフフ……無様ねぇ? 疲れたわ……魔力がからっぽ、もう魔法は撃てない」
『ありがとう、弱者!!』
「あ、スパチャサンキュー! さてと……守男? 完全に死に……」
その時……ホモくんが、血反吐を吐きました。
そして、腕をまだ動かしている……生きている!! ホントに丈夫に作ってくれたんだな、あれほどの攻撃で足と腕が一本ずつ残ってる! 腕はまだ動きそうだ……足はだいぶ抉られてるけど原型はある!
「な、なに……しぶといヤツめ!!」
「あれで生き残るなんて……なんて耐久力!!」
「え……生き、てる……?」
そんな希望を踏みにじるように、父親が銃を
持って近づいていきます……ホモくん立て! 殺されるぞ!!
「や、やめて!! 守男を殺さないで!!」
「さてと……俺は銃の扱いが下手なんでね。外しちゃ困る……頭にゼロ距離で撃たせてもらうぜ。それなら外れようがない……もう下手な鉄砲は撃たんよ」
「アハハハ! もう助からないわ……死になさい、どこまでも無様にね!!」
やめろ……やめるんだ!! でも、助かりようが……ない……
「グランドフレイムとやらはできなかったらしいな! 残念だったな……そのまま死ぬがいい! あと……3歩だ!」
「やめてぇっ!!」
「あと、2……!」
くそ、操作を受け付けない……腕と足は片方ずつ吹っ飛んでるが、これくらいで動けなくなるか……!?
「1……!!」
『やっちまえ!!』
「終わりにしてやりなさい!!」
くそったれぇぇっ!!
「……0! こいつで終わりだ、消えてなくなれ! 『悪』の強者ァァァ!!」
「撃っちゃダメなのら!!」
>……『フレイムマイン』。
……は? ホモくん……何を?
「な……っ、ぐぉあぁぁっ!?」
「な……なに!?」
>引っかかった、な……
まさか……『???』は『フレイムマイン』か! そうだよな、移動しなければ減衰はしないもんな!! 単純なことだ……!!
「ま、待て……! 弱者を痛めつける気か!? 私は、社会的弱者の肩書きを何個も持って……」
>知るかぁぁぁっ!!
「ぐぅ、っが……」
グレイトスラッシュで唐竹割り、真正面から切り裂きました……真っ二つです。
「そ、そんな……馬鹿な!?」
「守男……守男ぉ!!」
>次はお前だ……!
残った足に無理矢理力を込めて……地面を蹴りつけた! 足は壊れたけど……いける!!
「く、来るな……私は女なのよ、ジェンダー平等はどうなってるの!?」
>何がジェンダー平等だ……平等の欠片もお前らにはねぇだろうがァァァ!!
「ひぃっ……!! く、くそったれぇぇ!!」
恐らく、今出せる全力の土魔法……剣が折られた!?
「守男の剣が……!」
「よ、よし……!!」
>……最後の一発、持ってくれよ! 『メガトンパンチ』ィ!!
腹をぶち抜いた……でも、そこからマシンガンを出して……
「ぐ、は……!? や、やめ……」
>冥土の土産だ……全弾持っていけッ!!
『ちょ、おま……』
ゼロ距離でマシンガンがマズルフラッシュを放つ……容赦なく内蔵を貫いていく弾達。止まぬ鉄の雨……それが止んだ時には、文字通り蜂の巣になっていました。
>……く、そ……へっ、やってやったぜ……壁の、スイッチは……あった、これだな?
「……守男!! よかった、ホントによかったぁぁぁ……!! でも、どうやって……?」
>……体の穴がヒントだぜ……
お、トワ様が気づいたようです……
「まさか、あの時……自傷で傷を!?」
>正解だ……削られてないなら削ればいいだろ?
「ホントに無茶ばっかりなのら……!!」
無茶するなぁ……でも、それでこそ……!
『ちょ、死んでね?』
『殺人だ殺人!!』
『通報しました』
親の行動を棚に上げて……このクズ野郎!!
「大丈夫なのら、ルーナイト達にやらせれば全部バレるのら! 守男は正当防衛なのら!!」
>……そんなことよりも、なによりも……俺の体より……みんなが無事で、よかった……生きててくれてありがとう……助けさせてくれて……ありがとうな……
「もう……またそんなこと、言ってさ……」
こんな時まで……なんでこんな性格になれたんすかね? 普通にピカレスク直行だと思うんですけど。
>……holoXに、連れていってくれるか? 2人のことも心配だし……歩けねぇんだ、この通り……
「お安い御用さ、ほら掴まって!」
「サンキュー……」
流れ続ける誹謗中傷を尻目に、ホロメンとホモくんはその場を去るのでした……リザルト、レベルは……65ですね。大分上がってきました……『???』が『フレイムマイン』になりましたね。これで技は揃いましたが……ホモくんはこれからどうするのでしょうか……もう学校行く必要ないし。
>……ただいま。連れて帰られてきたぜ。
「うん、お帰り……ってまたボロボロじゃん!! ほら、ベッドに寝てて!!」
>悪い悪い……2人は?
ホモくんがそう聞くと、ラプ様がため息をつきました……
「はぁ……自分の心配しろよ、まず」
>いや、心配なものは心配だし。
「2人なら元気でござるよ? 多分今……」
ドアが激しく開かれ……来ましたね、わためぇにかなたん。
「守男、大丈夫……じゃない! また無茶して!!」
「心配したんだよ……私達の仇討ちに行ったって言われて……」
>ごめん。でも……きっちりカタをつけてきたよ。もう大丈夫だ……俺のために、ありがとう。
よくこんな表情してられますね、体に穴空いて全属性食らって……踏んだり蹴ったりってレベル
じゃねぇぞ。
「でも、これでようやく……解放されるんだね。守男は……」
「もう奴らのことは気にしなくていい……もう、絶対に会わないから」
>だな……これで、学園に行く理由もなくなったわけだ……魔王軍を殺しに行く。学校も辞めないと……
殺意MAX、そりゃ学校行ってたら狙われますからね……
「辞めることないよ、休学ってことでよくない?」
>……まぁ、そうだな。奴らに言われて通ったが、俺も楽しかった……じゃあ、しばらく休みってことで。
「うん、次の目的は……魔王がどこにいるか、だよね」
そうなんですよね……奴らを殺したのはいいですが、魔王軍がいるんです。油断はできません……いつ攻めてくるやら。奴らの狙いは完全にホモくん、学園にとどまるのは学園全体を巻き込むことになる。
「魔王の居場所は資料にもなかったんだよね、徹底的に秘匿されてるみたい」
>……こっちから攻め込みたいが、敵の居場所すらわからないんじゃ、なぁ……
「守男の状態もヤバいしね……」
片腕も損傷の上弾切れ、他の部分は全損。これじゃ戦えませんね。
「とりあえず休んでおけ、大暴れして疲れたろ?」
>あぁ……ありがとう。
「……ねぇ。魔王軍を全滅させたら……本当に守男は戦争から解放されるの?」
……この調子だと無理かもしれません。だって昔からそれしかしてこなかったのに、それを失ってしまったら……気が抜けてパタッと……有り得る……
>どうだかな……俺は戦争以外のことをしてきてないから……
「……それが終わったらどうする?」
>学校に通うかな……みんなに料理もあげたいし。その時考えるさ……
でもホモくん、マイナススキルと感覚消失消えてないんですよね……心の傷は消えない。永久にね……また場面が変わった、リオンが映りましたね……
「くそ……インキュバス、バルカ、ヴァロンすらもやられた……何故だ、何故……!!」
「リオン様、このデュラハン、恐れながら提案がございます」
「……申してみよ。どんな手段でも使いたい……世界平和のためには」
平和……? 奴らの目的は世界平和なのか?
「四天王を3人補充するのです。私は、忌々しき堀川守男に強い殺意を抱いている輩に、3人心当たりがございます。怨念が強いので、器次第では強力な戦士となるかと」
「……やむを得んな。器の用意をさせろ、その者達の魂を器に入れて雇おう。とびきり強くて丈夫な器を頼むと言っておいてくれ」
「はっ、私めにお任せを!」
デュラハンめ、誰を呼ぶ気だ……?
「こんなことはしたくないのだが……背に腹はかえられない。奴らが私の言う事を聞くかどうかも怪しいが……強さだけなら、勝てる確率は高いな」
四天王増えるのかよ……くそったれ。
「お前は生きていてはならない……私の計画にお前は邪魔すぎるのだ……! お前には恨みもあるしな……犠牲になってもらうぞ!!」
不穏な雰囲気……というところで、今回はここまでです。ご視聴ありがとうございました。
一難去ってまた一難。まだまだ続きます。