端的に言えば、泥試合が始まっていた。
穴から続々と湧いてくる白い天使に、同じく白い毛並みの獣たち。
それらは決して私にとって脅威となるような存在では無かったが、いかんせん数が多く、そして堅かった。
こちらには洗脳の解けた魔理沙達もいるとはいえ、軍隊のように互いをカバーし合う有象無象は個人プレーの私達にとって相性が良くない。
個々の戦力的に此方側の方が優っている為、どちらかと言えば優勢の泥試合に保てているが、もしそうでなければすぐさま瓦解していた事だろう。
というよりむしろこれらの天使の軍団は、より弱いものを押し潰すため、または私達の戦力の推定の為に送り込まれているような感覚さえした。
そしてその予感は的中した。
どれほど戦ったのか分からないが、少なくとも半刻は過ぎた頃ーー「穴」から、これまでとは違う威圧感を持った天使が出現した。
それは最初に「穴」から現れた一際強力な女の天使の近くへ侍ると、そこから私達に弾幕を放ち始めた。
そして似たような強さのモンスターも少しずつ出現しだし、途端に私達は劣勢になり始める。
じわじわと対処が遅れ、何度か私も被弾し始めるようになった。
このままこれが続くと、不味い。そう感じていたのは私だけでは無い筈で、他の者達も何とか隙を見ては強力な個体や女天使に反撃を喰らわせようと試みる。だがそれも物量の前に上手くはいかず、悠然と佇む女を歯噛みしながら睨みつけるだけに留まった。
だがそこで、思わぬものが牙を剥いた。
それは、そこに居るだけで背景の一部と化していたものたちーー大量の虫だ。
それらが突如として動き出し、蜘蛛女を筆頭に強力な個体達へ襲い掛かり始めた。
そして、意外にも順に天使達を文字通り屠り始めた。
毒々しい色をした蜘蛛群、甲冑のような外骨格を持つ蟷螂、ドロドロと汚泥を吐き出し続ける巨大なワーム、前方に蜂の毒針のようなものが生えている蜻蛉。
多種多様な虫が次々に周囲から現れては、女天使の周囲にいた天使を殺し始める。決して個々では敵わずとも、先程の私達と天使達の関係のように、数と連携で牙を届かせていた。
加えて言えば、それら全てが纏う黒い泥のような毒が天使達に有効だったのも良かったのだろう。毒に触れたものは殆ど変化は無かったが、毒針などで注入されたものはすぐさま苦しそうに身を震わせて動かなくなった。私達はそもそも注入なんてされなかったから効果は無かったが、同様に針に突き刺されていたら話は違ったのかもしれない。少しだけ恐ろしくはなったが、状況が状況だけに頼もしく感じた。
そして蟲達は、側近を殺した後は女天使へとターゲットを変えた。
そいつは「穴」から現れて以降はずっと静かに佇んでおり、我々の動向を見守るだけで何もしてこなかった。
だが彼女の指示で周囲の天使やモンスター達が行動を変えていた事からすると、目の前の敵の親玉にあたるのだろう。
だからこそ、虫達も側近を殺してその女天使に襲い掛かったのだ。
非常に統率の取れた動きで、360°隙間なく大量の虫が迫りーー全て爆散した。
恐らくは、女天使を中心に全方位へ向けて圧力のようなものを放ったのだ。
その結果虫は身体を弾けさせ、その体内に溜め込んでいた黒い泥のようなものを周囲へ撒き散らした。
その勢いは凄まじく、最早その為に作られた花火のように周囲の全てを黒く染め上げる。それは女天使も例外ではなく、真上に存在した虫を下から突き上げた事で、そのまま直上へ噴き上がった黒い泥が重力に従って落下し、その綺麗な白い体躯を真っ黒に染め上げた。
そこで女天使は初めて表情を変えた。
それは、言うなれば嫌悪だ。
その黒が余程気持ち悪かったのか、身体の白が汚された事が嫌だったのか、その双方か。
兎に角顔を歪めーー肝が据わったかのように、何かを告げた。
現れたのは、女天使を遥かに超える威圧感の、巨大な人型だ。
外見はやはり天使のようで、しかしそれでいて明らかに異様だった。
巨大な甲冑は壮麗な意匠が凝らされていて、天使のような荘厳さと神聖さを感じさせる。しかしその内側は、全くの別物だ。
そこには、大量の人間がいた。のっぺらぼうの彫刻で出来たような白い人間が、うぞうぞと巨大な天使の肉体へしがみ付いている。それは殆ど地肌が見えない程大量に存在し、一見すると人間の集合体が巨大な甲冑を身に付けているような、ある種冒涜的な印象すら受けるものだった。
明らかに、そいつは強力な個体だ。
余程の虎の子なのか、女天使もそいつの後ろに下がる。そしてブチ切れた顔で、恐らくは私達への攻撃命令を下し、自身は「穴」から姿を消した。
残るのは大量の天使達と、巨大な化け物、そして私達。
血みどろの戦闘が始まった。
◇
全能感だ。
今俺が味わっている感情は、言葉として表現するならそれだろう。
何でもできる。
何が起ころうと俺には何にもならない。
そのような、無為な快感が頭を満たしている。
腕を突き出した。
柔らかい水面のようなものを貫く感覚と共に、俺は真っ暗な空間へと投げ出される。
そこは、例えるなら宇宙だ。
真っ暗な地の無い空間に、光る何かが幾つも周囲に浮かんでいる。数こそささやかなものだが、紛れもなく暗闇と星のような静謐な美しさがある。
俺はぼんやりと辺りを見回すと、自分の胸を見下ろした。
美しい黒の中に、生臭い真っ赤な穴が空いている。
それこそ俺を快楽の坩堝へ叩き落としてくれた原因でありーー端的に言えば、俺の死因だった。
俺は右手に握りしめた肉片に視線を落とし、それを胸に空いた穴に捩じ込んだ。
すると直ぐさま、砕け散った心臓が身体に同化していくのを感じる。恐らくそんな事をしなくても再生したのだと思うが、元になるものがあった方が治りも早そうだ。死んだのは初めてだから知らないが、きっとそうだろう。
ーー死ぬのは、こんなに気分が良いのか。
俺は夢の中にいるような心地で、胸の穴に指を突っ込んでみた。
組織が繋ぎ合わされていっているのが指先で分かる。潰れた心臓の破片が一所へ集められ、癒合されようとしている。
その破片の一つを摘み、取り出した。血に塗れた赤い肉片だ。心臓はその他の部位の横紋筋とは異なって心筋という特殊な構造となっている。そんな知識は頭にあったが、見たところで分かるようなものでもない。食べてみれば分かるかなと思い、口に入れて噛み砕いてみた。分からなかった。ただ自分の味は分かった。
「よし、やるか」
目指すは一際大きな星だ。
俺の「デーモン」がそう示している。
真っ黒に染め上げられた腕を持ち上げ、遠く離れていく光源を指差した。
今の俺は、ティグ・ナダロ・デーモンと同化している。
いや、同化というのは適切な表現ではないか。正しくは『移植』と言うべきだ。
移植先は俺の腹部。
飲まず食わずで過ごせる俺は極論消化管を必要としないため、それらを一旦摘出し、空いたスペースにデーモンの頭部を『移植』していた。勿論消化管というのは単に食物を消化するのみに留まらず、フィードバック等身体の状態を保つ働きを各種備えているのだが、食事を必要としないダンジョンマスターはそもそも身体の状態が変わらないと言うに等しく、それらも現状影響は出ていない。
とは言えある種の博打であり、即ちそのリスクをおかしてまで得たかったメリットが存在する。
それは偏に、彼の「時空間追跡」を俺主体で使えるようにする事だ。
現にこうする事によって、泥を被った場所へ自由に出入りすることが出来るようになった。
身体を出入りできるだけの泥の量があれば、何の前触れもなくそこへ移動する事ができる。これは移動制限のある場所への移動にも不意打ちにも利用でき、今回も極めて有用な働きを見せてくれた。
だがそれを用いて十六夜咲夜を催眠下に置き、彼女の時間停止とそこへの割り込みによってレミリアと洩矢諏訪子も同様に催眠下へ置けたのは、もう一つの『移植』による効果が大きいだろう。
俺は自分の腕の表面の泥を払い、その下の地肌を露出させる。
それは赤子のような白く柔らかいものであり、元々の俺のものではなかった。これは、古明地こいしの皮膚だ。
古明地こいしはモンスター化させていた。モンスター化したものは、俺の支配下に置かれる。これは様々なメリットがあるが、今回重要となったのはDP消費による肉体の修復機能だ。
これによって、彼女の全体表面積を超える量の皮膚を手に入れる事に成功した。それらを繋ぎ合わせ、顔以外の俺の全身を覆う「皮膚」を作成し、俺の身体の一部に接続し『移植』する。
そうすると、顔さえ見られなければ極めて存在感の薄い透明人間の出来上がりだ。
これは非常に上手く働いてくれ、かなり惜しいところまで侵入者達を追い詰める事に成功した。
予想より洩矢諏訪子の精神抵抗が高く俺が殺されてしまったのは仕方ない。
そもそも俺の持つ戦力であそこまで上手く事を運べたのが出来過ぎだったのだ。現状で俺本体から行える最も攻撃性の高い手段がスプレーによる催眠であり、それが通じなかったのなら土台無理な話だった。
どうせ元々死ぬつもりだったのだから、現状は予定調和とすら言える。
むしろ本番はこれからだ。
ゲームでも何でも、黒幕ってものは一度死んでからが本領を発揮する。初回9割引のDP10000による「一回休み」を消費したのは痛いが、その分の利益を得てやろう。
狙うは親玉の首一つ。
光源に追いついた。
それは他のものとは異なる色を発しており、「時空間追跡」はそいつが特殊な空間に入り込んでいる事を示している。だが、常ならば兎も角、今はそこへ至る為の通路が開かれていた。
そう、各ダンジョンを繋げるゲートだ。
そいつに付着した泥を頼りに、俺は光源を掴む。そして手に必要な物を呼び出し、両腕をツプリと突っ込んだ。そのまま頭から飛び込むように入っていく。
目に光が飛び込んできた。
思わず眩しさに目を細め、視界に入る光量が制限された事で周囲を確認できるようになる。
そこは、巨大な建造物の内部だった。
周囲の壁にはステンドグラスが張り巡らされ、天井から光が差し込んでくるようになっている。床や壁の素材は白亜の大理石のような素材で、それらが相まって張りつめた糸のような、一片の曇りも許されない静謐な神聖さが空気に漂っていた。
このような巨大なものは記憶にないが、例えるなら教会になるだろうか。
そしてその場合の信仰の対象となるのは、俺の目の前にいる女ーーこのダンジョンのダンジョンマスターだ。
そいつは背中から白い翼を生やしている。
透き通るガラスのようなキラキラした長髪をたなびかせており、触れれば壊れそうな印象を抱かせる。そしてその美貌も相まって、天使という比喩が真っ先に頭に浮かんできた。
ただ、頭から真っ黒な泥を被っている為、言うなれば汚れた天使になるだろうが。
俺は相変わらずそいつの背中から生えていた。
そうでなければ、いくら古明地こいしの「皮膚」によって存在感を消しているとはいえ一瞬でバレてしまうだろう。
「不潔な虫め、汚らわしいです」
そいつはどうやら、自分の身体に付着した泥を掃除しているみたいだった。
小さな使用人らしき配下のモンスターに、白いタオルを用いて身体を拭かせている。今は身体の前面を拭いているが、それが終われば背中になるだろう。
だが、まあ問題はない。
それ程時間は掛からない筈だ。
俺は手に持った物を両手で握ると、背後から女の顔の前に持っていった。
そして有無を言わさずそれを顔に装着する。
突如として視界を塞がれた女が、驚愕し声を上げる。
それは、目隠しだ。
牢屋でアリスらに装着しているのと同じく、外見は黒い革製の何の変哲もないそれである。
だがそれは、既に後ろ側の感覚遮断のメーターは全てマックスに設定されていた。この目隠しは牢屋の外でも問題無く機能する事は確認済みで、顔に触れた時点で各種機能が作用する事も実体験済みだ。
そしてこれは危険な存在を収監する為のアイテムであり、こうしてごく至近距離まで接近し指定した部位へ装着さえ出来るなら、仮に結界なりの防護策を用意していたとしても貫通し効果を与えられる。
つまりこの瞬間、何の問題もなく女の全感覚は遮断された。
女は困惑したように声を上げるが、身体は曖昧に動かすだけで、後ろにいる俺へと反撃してはこない。
彼女の感覚は腕の位置覚も含めて遮断されており、後ろ向きに身体を動かすという行為もままならないのだろう。
何度か試せばそれでも狙った部位へ身体を動かすことが出来るようになるが、この女はこうした拘束具を自分に使用して慣らしてはいなかったようだ。
まあ、普通はそんな事するより強力なモンスターに殴らせた方が早いし、当然とも言える。俺のように自前の戦力が非力すぎるダンジョンマスターが異常なだけだ。
とは言え、これでこの女を無力化出来たとは到底言えない。
先程見たような全方位への攻撃は出来るだろうし、それが行われる前に次の行動を起こす必要がある。
ここからは時間の勝負だ。
今からダンジョンコアを触ればそれだけで『戦争』には勝てるが、試しておきたい事がある。
まず、両手にそれぞれスプレー缶を呼び出した。
昏睡と催眠の最高ランクの使い切り製商品。
同時に吹き掛けーー少しだけ動きが弱くなった。催眠は兎も角、昏睡スプレーを俺自身に使った時は即座にぶっ倒れたものだが、こいつは余程自身にもDPを消費し強化を重ねているのだろう。
とは言え無効化という訳ではなさそうだし、この隙に次の手段へいこう。
次に呼び出したのは、虫の死体だ。
これはダンジョン外にも運び出せるように殺してアイテム化したもので、生存能力や各種機能を全て犠牲にして毒性のみを追求した個体である。
その中から、単純な殺傷型と、極めて短時間で作用する麻薬のような快楽型の2体を出現させる。
それらの針を無理矢理女の身体に突き立てーーようとしたが、刺さらなかった。
これは、女自身の防御力の高さもあるが、ダンジョン外へ出た事による俺のステータス低下も響いているかもしれない。だが、それならそれでやりようはある。
直ぐに上空に巨大な蠍の死体を幾つか出現させ、その質量と重力による運動量を女の腹にぶつける。
それで針の先が当たった場所に少しだけ傷口が出来た為、そこへ虫を突き刺して毒液を注入した。
効果はーー現れた。
女の肌が急に熱を持ち始め、身体の力が抜けていく。毒か快楽か分からないが、おそらくわざわざ耐性を上げる必要性の薄い快楽耐性を貫通出来たのだろう。
俺は女の身体を運ぼうと思い、持ち上げる為に両手で胴体を抱え込む。
「ーー熱ッ!?」
そして女の肌が異様な熱を持っていることが分かり、思わず声を上げると共に慌てて手を離した。
こんな作用は虫の毒に設定していない。つまりこれは俺じゃなく女が起こしている現象であり、更に加えて言えばーー恐らく周囲への無作為な攻撃だった。
咄嗟にその場に新しく虫の死骸を置き、俺の支配下のモンスターに指示した後に、女の身体に付着した泥へ飛び込んだ。
その瞬間俺の視界は再び星空のような暗闇に切り替わり、そこでマニュアルを開く。
1秒、2秒。
マニュアル上に表示されていた、先程あの場に置いてきた虫の死骸が消失した。
それを確認した後に、念の為あと数秒だけ待ってから外へ出た。
出てから感じたのは高い熱気だ。
そして女の周囲を確認してみると、大きな変化は無かったが、近くに置いていた虫の死骸が無惨に黒焦げになっているのが確認出来た。近くに立っていた使用人は少し煤けているだけで五体満足の為、ごく近くの範囲に限定して無作為にスキルでも使ったのだろう。
そこまで確認すると、近くで固まっていた使用人に声を掛けた。
「研究室へ案内しろ」
「……は、え!?」
使用人は、急に声を掛けられた事で我を取り戻したのか、慌てたように声を出す。
だが、よく考えたらこの時間の限られた中でわざわざ尋問をする必要もない。
まだ女は再度迎撃をする徴候は見せていないが、これは五感が遮断されている為俺が生きているかも分かっていないからだろう。今はスキル等では外せない顔の目隠しを外す為に奮闘しているが、モタモタしていると今度はもっと広範囲での攻撃を手当たり次第に始めるかもしれない。
ゲート越しにモンスター1体を「侵略」させ、命令した。
「こいし、そいつを殺せ」
「はーい」
使用人の直ぐそばでずっと待機していたこいしが、使用人の胸を吹き飛ばした。
そうなると、それはもうただの肉塊だ。いく
らまだ蘇生可能であっても、一度確実に死亡して意識を失ってしまえばーー例えば俺の時のように心臓を吹き飛ばすなどしてしまえば、ダンジョンが「死亡」と判定してくれる。
そこでゲートから傷だらけになりながら現れた虫に命令し、目の前の元使用人の頭部に組み付かせる。
こいつは寄生虫の一種で、簡単なものなら元の人格のまま行動を行わせることができる。これは催眠の代わりにならないかと開発したもので、結局寄生先への負担があまりにも大きい事から没となったのだが、こうして使い切る前提なら問題は無い。
「研究室へ案内しろ」
元使用人は、虚な目で歩き出した。
数多ある扉から一つを選び、そこを開いて立ち止まる。そしてそのまま血を噴いて倒れ込んだ。恐らく死んだのだろうが、十分仕事をしてくれた。
俺がそこへ入ると、俺のダンジョンとは打って変わって白く綺麗な病院のような空間が広がっていたが、紛れもない研究室がそこにあった。
俺は一つの装置に近付くと、その水槽の中に女を投げ入れる。
幸いな事に未だ身悶えしているだけの女は、抵抗する事なく水槽の中へ収まってくれた。
装置を起動し、動作を開始する。
これは、『モンスター化』の装置だ。
俺は全力で駆け出し、元の部屋へと戻る。
その間際に一瞬後ろを確認すると、水槽の蓋が開き、先程とは打って変わって真っ白な女が出現するのがみえた。変わらず目隠しは付けてあるが、恐らく体内の毒も全て除去されているだろう。
そいつが感覚の遮断を克服する前に、俺は走って元の部屋の中央へと戻る。
そこにあるのは、大きな白い玉座ーーそしてその後ろに聳える、巨大な青い結晶だ。
俺のダンジョンにあるものとは大きさが雲泥の差であり、ダンジョンとしての格の差を実感する。
だがその大きさは、今となっては「屈まなくても触りやすい」という利点にしかなっていなかった。
背後から凄まじい風圧が押し寄せるのを感じながら、若干つんのめりつつそこへ駆け寄る。
そして、後ろから女の怒号が聞こえる中ーーその『ダンジョンコア』に触れた。
俺は『戦争』に勝利した。
次は、俺のダンジョンで好き勝手している奴らを鎮圧するだけだ。