※この作品はR-18です。

ハイスクールD∞D   作:ぷうち☆りん

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社会復帰したり、アーカイブスで
ギレンの野望アクシズの脅威ⅴやったり
邪聖剣ネクロマンサーやってたら遅くなりました。

暗黒のファラオ編が終わってないけど
劇場版みたいな感じで勘弁してちょーだい。


※サタナエルの逆襲! 前編(安里×偽リアス&偽朱乃&偽ルイーナ)

イッセーside

 

どうも!兵藤一誠です!今日は安里と一緒にアザゼル先生の隠れ家に招待されています!

何でも人工神器の実験だとか……。

 

「おい、おっさん。下らねー用事だったら俺ァ帰るぞ?」

 

安里は相変わらず口が悪いな……。本当は優しくていい奴なのに勿体ないなあ。

 

「まあ、そう言うな。実はだな、お前ら異世界転移ってのに興味はあるか?」

 

アザゼル先生は手で遮るポーズをしながら俺達に言った。

 

「何だよそれ?意味が分からねぇ」

「異世界転移ってあれですか?ゲームとかラノベにあるような……」

 

まさかトラックに轢かれろとでも言うのだろうか?

でもリアスさんやドライグから色々力を貰ったり鍛えたりしてるからトラックに轢かれても多分大丈夫だと思うけど……。なんて考えている俺の発想なんてアザゼル先生は理解しきっていた様で『違う違う』と言いたげに手を左右に振った。

 

「そうだ。ホレ、ヤスがエルフの里から二天龍の力の宿る秘石ってのを持ってきただろ?あれはグレートレッドやオーフィスの様に異次元に干渉する力があるんだ。んで俺はその力を解析し、人工的に再現する事に成功した。で、その実験に協力して欲しいんだよ」

 

「ふ~ん、そんな事が本当に出来るのかよ?何か胡散臭ぇなぁ……。おっさんが自分で試せよ」

 

「バカ言え、俺に何かあったら世界の損失だぞ?」

 

世界の損失って自分で言っちゃうんですねアザゼル先生……確かにそれはそうだけど……。

う~ん……、これはどうすれば良いんだろう?異世界の女の子に興味がないと言えば真っ赤な嘘になるし何より他の世界の赤龍帝や白龍皇と出逢うことができれば……。

 

と、その時転移してきた奴がいた。って!ヴァーリじゃないか!?黒歌が話をつけてくれたのか?

 

「久し振りだな、九頭竜。それに兵藤一誠。鍛えているか?」

 

「ああ、まあそれなりにな。

つーかお前こそどうしてここにいるんだよ?」

 

「俺はここに来れば強い者と戦えるとシュタークから聞いただけだ。それで君達が相手をしてくれるのか?」

 

「バカ!するか!」

 

「それは残念だな。君達を倒すための秘策を試したい所だったんだが……」

 

いかにも残念そうにヴァーリは言った。

……おいおい、マジかよ。勘弁してくれ。この前戦ったばかりじゃねえか。俺達三人は同時に溜息をつく。

しかしアザゼル先生は渡りに船と言わんばかりな表情を浮かべていた。ものスゴく嫌な予感!

 

「よし、なら丁度いい。ヴァーリ!お前、実験に付き合え。異世界にいけば強い奴等と戦えるぜ?しかも戦い放題だ!」

 

「ほう、それは楽しそうだな」

 

「いや、ちょっと待ってくれよ!異世界ってどんな場所かも分からないのに行く訳にはいかないでしょう!?」

 

「心配すんなって。そこは俺が上手くやるさ」

 

「おっさんがそう言って上手く行った試しがねえだろう!」

 

乗り気なヴァーリをよそに俺と安里は反対するものの

アザゼル先生は親指を立てながら言った。不安しかない……。ええい!だが虎穴に入らずんば虎子を得ずだ!行くしかねえ!!

 

「分かった、分かりましたよ!行ってやりますよ!!」

 

そんな訳で俺達3人はアザゼル先生の試作機である

マシーンの中に入る。なんだかSFアニメの培養槽みたいで大分不安だ。だが異世界ハーレムのためにはこの位のリスクなどは!

 

「で、行き先は?」

 

アザゼル先生が要望を聞いてきた!俺の答えは一つだ!

 

「ハーレム系でお願いします!」

「俺は強い者がいる世界だな」

「……なるべくトラブルのない世界で頼む」

 

三者三様の答えにアザゼル先生は苦笑いしながらレバーを倒した。そして光に包まれた俺達はいざ進めや異世界ハーレム!目指すはおっぱい!茹でたら服を剥いてぐにぐにと潰せ!テンション上がるなぁ!!

 

シュルルル……。

 

って何か変な音がするんですけど?

 

「ん……いかんなコリャ」

 

アザゼル先生ぇぇぇ!? 顎をポリポリと掻いて計器から目を逸らすなあ!!

いかんなコリャ!?そんな恐ろしい日本語があるかぁっ!!!!って俺の首筋に真っ黒い蛇が!?

 

「いや、違うな。この気配はドラゴンではなく

堕天使の……」

「出せコラおっさん!機械止めろやァ!!

開けろ!駒王町市警だ!」

 

バンバンバンバン!

 

ヴァーリには思い当たる所があるようだが安里がマシーンを叩きながら抵抗していた!!

やめろ安里!壊したら後が怖いぞ!あと町なのか市なのかどっちだ!?

 

「まあいいか、ヨシ!」

 

まさかの完全スルー!?アザゼル先生!!何を見てヨシって言ったんですかァァァァァ!!

 

「安心しろ、兵藤。骨は拾ってやるからな!」

「諦めろ。この展開はもう覆らん。男なら腹を決めろ」

「ちくしょう!俺は女の子とイチャイチャしてハーレムを作る筈だったんだぁー!!」

「ルイーナぁぁぁ!!」

 

こうして俺は異世界転移を果たす

事になったのだが……。

 

 

安里side

 

はっ!?ここはどこだ!?周りを見渡すと、まるで世紀末みてーに荒れ果てた土地だ!クソッ……なんてこった!ここは地球だったのか……(猿の惑星)

じゃねーよ!

俺はハーレムだの強い奴等とのガチバトルだのには興味はないんだ!早く帰らせてくれ!

俺はルイーナと普通の温かい家庭を築ければそれでいいんだ!

 

ガシャァァァァン!!

 

って、平凡な夢に浸らせてくれもしねえのかよ!

どこかでガラスや壁が割れる音がする……。

明らかに揉め事の雰囲気だが……君子危うきに近寄らずだ。聞かなかった事にしよう!

見ざる、言わざる、聞かざる!

 

「誰か助けてー!」

「ヒャッハハハ!人間狩りだー!」

「お前もヤルダバオト様の奴隷にしてやるぜぇ!」

「くそぉ!こんな所で死んでたまるかあ!」

 

俺は何も見なかった。

俺はルイーナの元に帰るんだ!

 

………。

 

「くそぉ……ここまでか」

「どうして、どうして私達がこんな目に……」

「お前達がケガレた人間だからだよ!」

「恨むんならお前らが虫けらの様な弱さで生まれた自分を恨みな!!」

 

…………。

 

ああ!畜生!そうだよなあ!

ルイーナは由緒正しい貴族の令嬢で俺は君子どころか由緒正しい下々の生まれ!だから……!

 

「黙れやコラァ!!」

 

バゴオォォン!

 

駆けつけるや偉っそうな方を思いきり殴りつけた!

お前らだってガルガルやろうといい女、どっちが好きだって聞かれたら聞くまでもなかろうよ!

 

「な、なんだお前は!」

 

何だ君はってか!?変なお兄さんだよ!

見れば奴は片手をマシンガンの様な義手にしている!気づくが早いか奴は照準を合わせて射撃を放つ!

 

「死ね!」

 

バババッ!ドカアァァン!

 

「フハハハ……!正義の味方を気取ったつもり

だろうが我ら獅子の子たるアイオーンに逆らう者は

皆死ぬのだ……!」

 

あ、そうかそうか。お前らはそういうタイプか……。

自分のボスがケツを拭いてくれるから何をやっても許されるってか?そういう奴等は好きだぜ?

ぶっ飛ばしても良心はちっとも傷まねえからよ!

 

「!?き、貴様も『武態』の使い手か!?」

 

アイオーンとやらが途端に青ざめた。俺が右手を手甲に変化させて奴の放った全ての弾丸をキャッチしていたからだ。

 

「何が獅子だ!犬ならキャインと鳴きやがれ!」

 

俺は手を槍の形状に変化させるとそのまま奴の胸を刺し貫く!だが、肉を貫いた感覚もないし血が噴き出る事もない……。どういう事だ?

 

「ぎゃいいいん……!?」

 

当のアイオーンとやらは悲鳴をあげると煙を吹き出してそのまま消滅してしまう。ひゅっと槍の穂先を払い、元の腕に戻すと、人間狩りとやらにあった女の子二人が震えながら抱き合っている。

いかん……。

俺は口が悪いし悪人面だ。怖がられても仕方ないな。

でも、少し傷つく。

 

「大丈夫か?」

 

俺が話しかけると2人はビクッとして怯えていた。

大分傷つく。

 

「すまん、驚かせたか。俺の名は九頭竜安里。とりあえずお前達を助けに来たんだが……」

 

と、なるべく優しく語りかけたその時、背後から強力なオーラを感じた!

 

「そこまでだ!ヤルダバオトの手先め!」

 

見れば憮然とした表情で赤いコートを纏う黒い短髪の

女の子が俺を指差している。何だか勘違いされているらしいが、俺がやった訳じゃないからな。

 

「何言ってんだ、俺じゃねえよ」

 

「嘘をつけ!その邪悪極まりない殺気!オレは誤魔化されないぞ!」

 

「だから違うって……。アンタ名前は?」

 

すると女の子は得意げに名乗った。

 

「オレの名は兵藤一誠!皆を守る赤龍帝だ!!」

「……は?」

 

俺は呆気に取られて間抜けヅラを晒してしまった。

だってよ……一誠は俺の親友でおっぱいが大好きでハーレム王を目指す男の筈だぞ!それがどうして女になってんだ!?つーかなんでそんな格好してんだよ!!しかし俺の疑問なんて向こうは知る由もなく、勝手に盛り上がっている。

 

「行くぞドライグ!」

『よくってよマコ!』

 

明らかにドライグまで声が違う!?マジかよ!?この異世界じゃドライグまで女なのかあ!?

 

『WelshDragonBalanceBreaker!(ウェルシュ・ドラゴン・バランス・ブレイカー)』

 

女性だけあって赤龍帝の鎧のフォルムが綺麗で色っぽいな。……って異世界とはいえイッセー相手だぞ!?

なんでドキドキするんだ俺!?

 

「行くぞッ!!」

 

わざわざ戦う前に掛け声をせんでも

いいだろうが、なんて俺の余裕は

一瞬で打ち砕かれた!

 

「ドライバー錐揉みキーック!!」

 

ってアレはドラグ・ソボールに並ぶ人気マンガの無免ドライバーの必殺技じゃねえか!!

しかも、飛び上がった後に後ろの翼からジェットを噴き出し破壊力とスピードを爆発的に高めている!

俺は咄嵯に大盾で防ごうとするが……!?

 

『Penetrate(ペネトレイト)』

 

女ドライグの声が聞こえたと思ったら俺の片腕はまるで大砲の前のコピー紙さながらに粉々に打ち抜かれてしまった!

 

「ぐお……あああああ!?」

 

痛覚遮断を使わないとおそらくショック死していただろう。何なんだこいつ!こんな奴が俺たちの世界に居たら魔王や神々すら瞬殺されるんじゃないのか!?

 

「まだまだぁ!」

 

更に追撃してくる赤龍帝を俺は必死に逃げ回る。

こんなチート野郎……。もといチートお嬢の相手は

ヴァーリの筈だぞ!!

 

「くそぉ!逃げてばかりじゃないか!それでも男か!」

「待て!俺の!俺の話を聞け!2分だけでもいい!」

 

ダメだ、話が通じねぇ!こうなったら仕方がない!俺は素早く右手を触手にて復元させると砲塔に変化させ、骨を銃弾にして発射させる。

 

「何のぉ!」

 

しかし女赤龍帝は軽々と銃弾を蹴り飛ばした!マジかよ!

 

「なっ!?」

 

コイツ……!一体どんな動体視力と脚力してやがる!?というか戦闘経験がハンパじゃねえ!と、たじろぐ間にも赤龍帝が距離を詰めてきやがった!

ま、マズイ!!

 

「喰らえぇい!」

「く……!」

 

『Boost!』『Boost!』『Boost!』

『Boost!』『Boost!』

 

「必殺!ブーストキック正中線5段蹴!」

 

ズガガガガッ!!

 

俺の鼻、喉、心臓、腹、股間への5段蹴りが放たれる!女赤龍帝の猛攻になすすべなく俺は廃墟の瓦礫へと吹っ飛ばされた。

 

「げほっ……」

 

俺は咳込みながらも立ち上がる。め、めちゃくちゃ強え……!

こうなったら切り札を使うしか

ねえのか……!?しかしヘカトンケイルの爺さんに呼びかけても反応がねえ……!?

そんな中女赤龍帝の背後から声がした。

見ればさっき助けた百合カップルが制止すべく行動している。

 

「もう止めて、イッセー!

彼女は私達を助けてくれたのよ!」

「そうだぜイッセー!その人悪い人じゃないよ!」

「何を言っているんだ!こいつはどう見ても悪人だ!」

「だから違うって言ってんの!

ちょっとアンタも黙ってないで何か言いなさいよ!」

 

ええ〜……!?

何で俺が怒られるんだよぉ……!

泣きたい……!

 

『マコ、どうやら彼はヤルダバオトの手先ではないみたいよ』

 

 

おぉ……こっちの世界のドライグは話せるみたいだ……!何とか誤解がとけそうだ……!

 

「俺は九頭竜安里だ。アンタの仲間の言う通りだ。

俺はアンタらの敵じゃねえよ。俺はただの人間だ」

 

いや、ただの人間は腕を武器にしねーよ!ってツッコミは無しな!!すると女赤龍帝は俺をジロジロと見てくる。

 

「嘘をつくな!お前からは邪悪なオーラを感じるぞ!」

 

いや、邪悪て!まあ、色々あって邪神の眷属みたいな

モンだけどさ、ヒドくない?

 

「お前、ホントにイッセーかよ!俺のダチのイッセーはそんな風に人をあれこれと疑ったりしねーぞ!!」

「なにぃ!?」

 

売り言葉に買い言葉かもしれんが俺はつい言ってしまった。だってよぉ、イッセーはもっと素直で優しい奴だ。少なくとも初対面の他人の事をここまで疑った事なんて一度も無かったぞ!!気まずい雰囲気が漂う中で女ドライグが口を開く。

 

『……非礼は私から詫びるわ。マコは色々あってね。

人を素直に信じる事ができないのよ……』

 

マジか……!確かにこの世紀末みてーな

廃墟だらけの世界じゃ色々苦労したんだろうな……。

 

「悪い!言い過ぎた!さっきの言葉は全面的に

俺が悪い!」

 

俺は即座に謝った。そうだよ、こんな世界で生きていたら誰だって警戒心が強くなって当然だろうが!俺が軽率だった……!

 

『ほら、ご覧なさいマコ。ヤルダバオトの手先が

自ら非を認めて謝るものですか』

 

「いや、いいんだ……!オレの方こそ早とちりしてゴメン!!」

 

女赤龍帝もペコリと頭を下げてきた。なんかこいつも良い奴っぽいな……。ホッとしたぜ。

 

「とにかく、誤解がとけて何よりだ。つーか俺は

アザゼルのおっさんにこの世界へと飛ばされてきてさ。何が何やらさっぱりなんだ」

 

俺がそう言うと、女赤龍帝はハッとしてから言った。

 

「やっぱり堕天使の仕業か!アイツらはアンタ達の世界でも好き勝手やりやがって!」

 

え?どういう事なんだ?アザゼルのおっさんは異世界でもロクなことをしていないのか?

 

『まあ……こんな所で立ち話をしても仕方がないわ。

まずは私達のアジトに行きましょう』

 

戸惑う俺に女赤龍帝のドライグが提案してきた。ま、それもそうだな。

 

「わかった、案内してくれ」

「ああ、着いてきてくれ」

 

それから俺達は廃ビルの中に入り、地下へと降りていった。そしてたどり着いたのが……

 

 

イッセーside

 

どうも!兵藤一誠です!俺はアザゼル先生の実験で

異世界に飛ばされたばかりです!だからこの世界のことはさっぱりです!

故に!水浴びをしている美少女御三方を陰から警護するのは紳士たる俺の仕事!やましさなど一切ありません!ありませんとも!

 

「ねえ、ヴァーちゃんてばお胸が大きくなったんじゃない?」

 

そんな中でホーステールの活発そうな女の子がお婆ちゃんどころか銀髪ゴッデス美女のおっぱいを揉みながらそんな事を言ってます。いかん、鼻血が出そうだ!

 

「そうか?」

「お尻の方もまた大きくなってきたようですなムフフ」

 

次にぱっつんロングヘア眼鏡の優し気なお姉さんがゴッデス美少女のお尻を触っています。なんという眼福!俺は今、天国に来ている!感じたぞ!位置が来る!

 

「別段、カロリーを過剰に摂取しているワケではないのだが……。やはり義手、義足の影響だろうか」

 

なんというドレットノート級なおっぱいとお尻でしょうか!!特にお尻の美しさ……!おっぱい星人を自負する俺ですら宗旨変えしてしまいそうだ!

 

「……」

 

あれ?あの中に一人無口な子が居るな。

見た目は中学生みたいだけど透き通る様な白い肌と髪、そして神秘的なロリロリボディだ。

うーん10年後に期待だな!

なんて失礼な事を考えていた矢先!

 

「……木の死角から我々の裸体を凝視しているそこの貴方。人の身体をあれこれ寸評するのはやめてもらえますか?」

 

……はい、すいません。

バレてしまったなら潔く出ていこう。

 

「ごめんなさい。覗き見するつもりは無かったんです」

 

俺は三人の美女の前に堂々と姿を現した。

 

「キャー痴漢よ!」

「変態!変態!!変態!!!」

 

ホーステールの子と眼鏡の子から罵倒されるが

仕方がない!とにかく弁明をしないと……!

 

「ちょ、ちょっと待ってくれ!俺は怪しい者じゃないんだ!ただの通りすがりで!」

 

必死に弁解するが二人は聞く耳を持たずに罵ってくる。

 

「ふざけんなぁ!このスケベ野郎!!」

「死ね!このドヘンタイ!!」

 

酷い言われようだ。でもこの反応は当然だよな。

 

「お願いします!信じて下さい!俺はただの人間なんです!」

 

俺は涙目になりながらも訴えた。と、その時。

 

『ど、どういう事だ!白いの!?

いつの間にそんなふざけた姿になった!!』

 

ドライグが明らかに動揺していた。

 

「えっ?どうしたんだよドライグ?」

突然どうしたというんだろう。

 

「白いのとは何ですか……。

無教養な野良ドラゴン風情が……」

 

『何ぃ……?』

 

ロリロリな子は身体を隠すことなく

堂々たる態度だ!と言うかドライグを挑発しないで!俺の立場が危うくなるから!

 

『俺が野良ドラゴンとは随分ナメた態度を取るじゃないか?おい、相棒。この小娘には一度キツめの灸を据えてやる必要があるな』

 

ドライグも怒り心頭だ。

 

「ええ、良いでしょう。あなたは私の敵の様です。私は寛容ですが敵に対して容赦はしません。その身に私の恐ろしさを刻み込んであげましょう!」

 

ロリっ子から凄まじい光のオーラが溢れ出した。

ま、ま、マズイ!非常にマズイ!このままでは他の子が巻き込まれる……!と、その時!

 

ばるるるん♥むちいっ♥

 

うおぉぉ!ゴッデス美女のグラマーおっぱいの感触が俺の顔面にダイレクトアタック!!

 

「待て。無闇に争うのは良くない」

 

ゴッデス美女様、超クール!ああ……なんという幸せ!おっぱい最高!おっぱい最高!もうチカン呼ばわりでもいいや。な、野良ドラゴン?

 

『誰が野良ドラゴンだ!全く相棒のおっぱいバカぶりには呆れるぜ……』

 

「ふむ。我が最愛のヴァーリが言うならば引き下がりましょう」

 

おっと!あのロリっ子があっさり引いてくれたぞ!ラッキー!!

 

「ただし、もし次にヴァーリの柔肌を汚すような事があればその時はこの私が許しません」

「あっ、はい……」

 

なんか釘を刺されたけどとりあえず一件落着かな。

 

「すまなかったな」

「いやいや、悪いのは誤解を招いた俺だよヴァーリちゃん」

 

……ん?ヴァーリ……?アルビオン?ヴァーリ?

も、もしかして!

 

 

 

「何だ、少し痛いぞ」

 

 

思わずぎゅむう、とおっぱいを鷲掴みにしてしまったがヴァーリちゃん……いやこの世界の白龍皇が痛がっているなら夢じゃないな!ヨシ!

 

「何がヨシだこの変態ドグサレ野郎がぁぁぁ!!!」

「死ね!死んで償え!」

 

バキッ!ドゴッ!グシャッ!!俺はホーステールの女の子と知的眼鏡の女の子からボコられまくった。

つ……強い!レイナーレやフリードより遥かに……!!

 

「よせ、松田、元浜。たかが胸のことで争うことも

あるまい」

 

ま、松田……!?元浜……!?

う、ウソだ……!それぞれ89以上は確定の戦闘力を

持つこの美少女二人があの悪友の松田と元浜だなんて……!俺は異世界とはいえ元はあの二人の裸に興奮していたのかあ〜〜!?

だ、ダメだ……ショックで意識が……。薄れゆく俺の視界に映るのは俺に暴力を振るう二人を止める

ヴァーリちゃんの姿であった……。

 

 

安里side

 

「と、言う訳なんだ……」

 

縄でグルグル巻にされたイッセーが何ともバツの悪そうな顔をしていた。俺は恥ずかしいよ。

 

「異世界まで来て覗きって幾らリアスさん達がいないからってお前は何をやってんだ?」

「そうだそうだ。こんなスケベが異世界のオレだなんて……。泣けてくるぜ」

 

こっちの世界のイッセー……

色々ややこしいからマコって呼ぶがマコはガクリと肩を落として落ち込んでいた。まぁ気持ちは分からんでもない。

 

「あ、そう言えばよ。こっちの世界にもちゃんとリアスさん達はいるんだよな?」

 

イッセーやヴァーリが

女になっているということは美男子になっていたりするのか?あるいはガチムチか?

 

するとマコだけではなく、松田や元浜まで表情を曇らせた。ま、まさか何かあったのか!?

 

「実は……」

「お姉様達はいないわ……」

「えっ……」

 

松田の言葉にイッセーの顔が凍り付いた。

 

「そ、そんなバカな!リアスさんや朱乃さんがいないだと!」

 

無理もないだろう。イッセーにとってあの二人は初恋の相手であり憧れの女性なのだから。

マコは悔しそうに嗚咽しながら続けた。

 

「ごめんな……オレが、オレがもっと強ければ……!!」

「辛いだろうが、話を聞かせてくれねえかな?多分ヤルダバオトとかいうヤローが関係してるんだろ?だったらオレ達も協力するぜ」

 

マコと松田と元浜の話によると、この世界はこの俺、九頭竜安里がいないこととイッセー達の性別が逆転していること以外は概ね俺達のいた世界との違いはなかったらしい。だがロキを倒した辺りで突然とんでもない事が起こった。何でも京都で英雄派とかいう禍の団の一派は七符とヤルダバオトとやらに滅ぼされ聖槍と聖柩を奪われたっていう。それからはもう無茶苦茶だ。七符が世界のあちこちから神器やら神滅具、聖剣やらを回収してヤルダバオトは『竜喰者』とやらと融合し遂には純粋な神になった。但し純粋な悪だがな……!冥界、天界は封鎖され『システム』や冥界の門は消滅。聖櫃の力で『形あるもの』に矮小化されたオーフィスはヤルダバオトに飲み込まれその圧倒的な力の前にアザゼルのおっさん(この世界じゃお姉さんらしいが)、リアスさん達オカルト研究部、そしてヴァーリチームの面子も成す術なく殺害されてしまったという……。

 

「残っているのはヤルダバオトが人間狩りの趣味の

ために生かしておいている幾らかのコロニーとヤルダバオトに降伏して甘い汁を吸おうとする連中だけ……」

「ふざけやがって!オレは絶対に許さねぇ!!」

 

元浜の悲嘆に縄を引き千切ってイッセーは立ち上がった!その目からは大粒の涙が溢れていた。

 

 

「この世界の俺やヴァーリ、皆を助けないと……!」

 

イッセーは拳を強く握りしめると外に出た!

そして赤龍帝の鎧を纏うと

天に向かって咆える様に叫んだ!

 

「やい!ヤルダバオト!テメェの好き勝手にはさせねーぞ!俺がこの手でぶっ飛ばしてやる!!

いるなら出てこいこのクソ野郎!!」

 

イッセーが叫ぶと何処からともなく、巨大な影が現れた。影はぐにゃぐにゃと不定形に動くとやがて人の形を取り始めた。現れたのは……おっさん!?

いや違うな……。

おっさんはヘラヘラ、フニャフニャの昼行灯みたいな雰囲気だがあんなドブみてーに腐った目はしていない。だとしたら……。

 

「ヤルダバオト……!」

「ハハハハハハ!!久し振りだな兵藤一誠!!

余りにも矮小過ぎてアリかと勘違いしてしまったぞ!」

 

余裕ぶった大物風に振る舞っているが何言ってやがるんだ?俺達とテメーは初対面だろうが。それにイッセーのことをフルネームと呼ぶのも気になるな……。

……まぁいい。

とりあえずはこいつをぶちのめして聞き出すとしよう。イッセーもハナからそのつもりみてーだものな!

 

「行くぜ相棒!!」

「イッセー!オレも付き合うぜ!」

 

イッセーとマコ、本来はあり得ないが二人の赤龍帝が

並び立つ姿は圧巻の一言だ!幾らヤルダバオトでも……!しかしヤルダバオトは余裕綽々だ。

それどころか……。

 

「フッ……ハハハハハ!!

この日を待っていたぞォ!!」

「な、なんだ!?」

 

ヤルダバオトは空間の歪みから

光り輝く槍を取り出した……!あの槍は……まさか噂に聞く聖槍か?

 

「そうだァ!貴様ら雑魚が必死に守ろうとしていた神器『聖槍』の力だ!!」

 

ヤルダバオトが手にした瞬間、聖なるオーラが周囲に満ちた。確かマコもイッセーも転生悪魔だ。

聖なるオーラは逆に毒となりうる。

だが……!

 

『『Transfer!』』

 

イッセーとマコがそれぞれに『譲渡』の能力を発動させると二天龍のオーラを増幅させることで二人ともダメージを無効化させた!

 

「す、すごい……!マコもヴァーリちゃんもあのフィールドの力で散々苦しめられたのに……!」

「コレなら……!」

 

松田と元浜は手を取り合って喜んでいた。だが喜ぶのはまだ早い。

なんて言ってもヤルダバオトはまだ聖槍を持っただけだからな!

 

「フン、くだらん真似を。

まあいい、まずはこの世界のお前からだ兵藤一誠!!喰らえ、『絶霧』!」

 

アレはイナンナが使っていたインチキくせー霧の力か!けどな……!

 

「「俺達を舐めるんじゃねえ!」」

 

俺とイッセーは同時に叫び、ケラウノスの雷光と空間ごと全てをぶち割る拳のコンビネーションで絶霧を消し飛ばした!その霧の弱点はもう知ってんだよ!

 

「ほぅ、この世界でそこまでの力を出せるのか。

ならば今度はこれだ……!」

 

ヤルダバオトが取り出したのは見覚えのある剣だった。あれは……!デュランダル!?

すると俺の態度を見るなりサタナエルは愉快そうに笑い出した。

 

「ハハハハハ!覚えがあるだろう!?この世界のゼノヴィアを殺して私が徴収したものだ!

だがコイツも愚かでひ弱な転生悪魔風情に使われるより、私に使われた方が本望というもの!!」

 

そう言うとヤルダバオトはデュランダルを振りかぶって斬りかかってきた!だがそんな素人くせえ大振りに当たるかどアホ!!俺は軽くかわすとカウンターの一撃を見舞った。

 

バギッ!

確かな手応えを拳から感じると共にヤルダバオトの手からデュランダルは離れ、宙を舞った。

 

「ハッ!あんまりにもダッセー主に愛想尽かしたみてーだぜ!デュランダルさんはよォ!!」

「フッ……馬鹿めが!」

 

 

次の瞬間、俺は横面を何かに殴り飛ばされると壁に叩きつけられた!

 

「ぐっ……!?」

 

一体何が……!?血で濡れた頬を拭おうとした

その刹那……!

 

ズバッ……ブシャアアアア!!

 

背中の壁から突然刃が突き出し、そのまま壁を突き抜けて俺の首まで迫ってきた!俺は咄嵯に首を捻ったが肩口が切り裂かれる!

 

「残念だったな。今のデュランダルは言わば『斬響の聖剣』。お前の首を切り飛ばすまで永遠に貴様を追尾する!」

 

な、何だと!?そんなインチキ効果がデュランダルにあるなんてゼノヴィアからは聞いていないぞ!!

しかもその前にぶっ飛ばされた攻撃の正体が掴めねえ!!

 

「無事か安里!アーシア!直ぐに回復を……!」

 

アーシアを呼ぶがこの世界にはアーシアはもういない。イッセーはすぐにハッとするとヤルダバオトは心底ムカつく笑みを浮かべていた。

 

「ハハハハハ。そんなに『聖女の微笑』の回復が欲しいとは。

なら貸してやろうかァ?」

 

ヤルダバオトの右手が緑色に光ると自分の顎の傷を癒やしていく。その意味を俺達はすぐ理解した!

 

「テメェ……この世界のアーシアまで!!」

「ああ、そうだ。

自分の神器と引き換えに孤児を見逃してくれと言うからな。なかなか笑えたぞ!俺の手でグールになったアイツが見逃してやった孤児を食い殺す姿は……!ハハハハハ!アハハハハハ!ヒャハハハハハ!」

 

ヤルダバオトはいつの間に、おっさんの顔から元の面に戻っていやがった……!あの顔は……

紛れもなくサタナエルじゃねえか!

コイツ、どこまでも腐りきってやがる!!!

 

「ふざけんなぁぁぁぁ!!」

 

イッセーが怒り狂い、黄金の剣を構えてヤルダバオトに突進するが聖槍のオーラの前に弾き返される!

 

「まあそう焦るなよ兵藤一誠?

貴様はメインディッシュだからなァ……!先ずはこの忌々しい小僧から殺してやる。九頭竜安里……!貴様がそもそも元凶だからなァ!

貴様さえ、貴様さえいなければ!」

 

コイツ、俺の事を知っているのか?それに俺の事を元凶と言った。まるで俺がこの世界にやって来たことが悪いみたいな言い方だ。いや、今はそれよりも……。

 

「ごちゃごちゃ煩えんだこの三下ァ!!」

 

俺は敢えてデュランダルを

片腕で受けた!

だがデュランダルは俺の腕を

切り裂く事はできない!

何故なら……。

 

「忌まわしき狩人よ!!」

『GYAーーーHAHAHAHAHA!!』

 

笑い声ともアラームともつかない正気を喪いそうな奇怪音が響く。忽ち俺の右腕はデュランダルが切り裂くよりも早く肥大化し、盲目かつ大顎を持つ蛇へと

異形化した!

 

『ふひ、ふひひひひ。そんなにこわいか、おそろしいか。しぬよりもわすれさられることが。

じゃあやめてあげない。ふひひひひひひ』

 

相変わらず不気味で忌々しい感じだが、今は猫の手……いや蛇の手も借りたい!いや、蛇に手は無いな。兎にも角にも俺はデュランダルを掴むとそのまま力任せに引き千切った!!

 

「なっ!?」

 

ヤルダバオトは驚きの声を上げながら間合いを取ろうとするが寧ろ好都合だ!

 

「割れろォ!!」

 

俺の叫びと共に『忌まわしき狩人』の口が開き、デュランダルを丸呑みにした!

 

『ふひ、ふひひひひ。おちろ、ちをはえ。どうけのへび』

「……ッ!馬鹿めが!たかが神滅具一つで私の力が覆せるものか!!」

 

ヤルダバオトは聖槍を構えるとデュランダルを吸収した事で強化された『忌まわしき狩人』の顎を支え棒の要領で殴りつけてきた!

 

「ハッ!確かにアンタの力は強大だ!だけどな……!」

 

ブチン!と俺は一旦『忌まわしき狩人』を腕から切り飛ばすと隻腕のままで再び構えた。

そして……!

 

「オレも忘れてもらっちゃ困るぜ安里!」

 

マコは赤龍帝の鎧を纏い、

例の飛び蹴りをヤルダバオトに喰らわせる!

 

『Penetrate』

 

向こうの世界のドライグの声と共にサタナエルは勢いよく吹き飛んだ。ハッ、ざまあねえぜ!

しかも俺達の攻撃はこれだけじゃねえ!

 

『Transfer』

 

何せ譲渡の力を受けたイッセーがヤルダバオトに稲妻の様な軌道で突撃しているんだからな!

 

「お前にも味あわせてやる!二天龍の恐ろしさをな!!」

「ぐああああああ!!!!」

 

カッ!ズゴオォォォォン!!イッセーの一撃は見事に決まり、辺りの廃墟ごとヤルダバオトは凄まじい爆発と衝撃によって砕かれた!ダブル赤龍帝の必殺技が2つも決まったんだ……!幾らなんだって!

 

だが……!

粉塵が突如突風により吹き飛ばされると其処には殆どダメージを受けていないヤルダバオトがニヤニヤしながら立っていた!

しかもボロボロのイッセーの胸倉を掴んで地面にバンバンと叩きつけていく。

 

「あぁ!?誰が!?誰にィ!!恐ろしさを味あわせてやるだとォ!!?調子に乗ってんじゃねえクソガキがぁ!!聖槍の「反射」と聖柩の「有限化」を使ってなァ!!オーフィスを喰って取り込んだ「虚無」に押し込めりゃあ!!どんな攻撃も俺には通用しねぇんだよボゲッ!!」「うわああああああ!!」

 

イッセーは絶叫すると更に地面に叩きつけられる!

 

「テメェ!イッセーをよくも!!」

 

「煩え!死ね!!誰であろうと俺に逆らうな!死ねっ!!」

 

音もなく、一瞬という間すらなく、ヤルダバオトは憎悪を剥き出しにして俺の胸元に聖槍を投槍の要領で突き刺す!避ける暇もない……だと!?

 

「ぐあっ……!」

「安里!!安里ォ!!」

「ヒャハハハハハ!無様だなぁ!テメェら塵が光に逆らう事事態が間違いなんだ!認識しろ!カスが!

死ねよ!いいから死ねって!」

 

ヤルダバオトの言う通り、俺はもう既に限界だった。

全身が鉛の様に重く、視界はぼやけている。ここまでなのか……?奴の高笑いが響く中で俺は意識を失ってしまった。

 

イッセーside

 

あ、あの野郎!よくも安里を!

許さねえ!絶対にぶっ飛ばしてやる!

 

「この世界では俺は無敵だァ!誰も俺を殺せない!この世界の神は俺だァァァァ!!」

『人々を苦しめて何が神だ!』

 

向こうのドライグが叫ぶが、俺も同感だ!神様ってのは皆に幸せを配る存在だろうが!こんな風に人を弄ぶなんて間違っている!するとサタナエルの向こうから白い鎧を纏ったヴァーリがやってきた。

加勢に来てくれたんだな!

だが、ヤルダバオト、もといサタナエルは不敵な笑みを浮かべていた。

 

「だが、俺に構っていてもいいのか?貴様らの来た方向からアジトの位置は割り出した。今、私の部下や人間達が襲撃に行っているぞ?」

「な、何だって!?」

 

ヤルダバオトは更に禍々しく笑う。

「そしてお前達は生き残りから怨まれるだろう。『どうして私達を助けてくれなかったの?』『お前達さえここにやって来なければこんな事にならなかったのに!』となあ?ヒャハハハハハ!!楽しい!楽しいなあ!!人間の本性を暴いてやるのが楽しくて仕方がない!アハハ!ヒャーッハッハッハッ!!」

 

「そ、そんな事は!ない!」

 

マコちゃんは反論しようとするがどこか声が震えている。多分思い当たる節があるんだろうか。

 

「マコ、議論は無駄だ。ここは男達を置いてアジトの救援に向かうべきだ。それが彼等の為にもなる」

 

ヴァーリちゃん、クールだなあ。だけど、確かにその通りかもしれない。

 

「ここは俺たちに任せてくれ!」

 

「……どこまでも見下げ果てた男だヤルダバオト。そもそも貴様が生きていたのは俺の責任だ。俺がケリをつける」

 

おぉ、ヴァーリもやる気だ!やろうぜ!

 

『いや待て兵藤一誠、ヴァーリ・ルシファー。今のお前達の実力ではまだ無理だ』

 

するとアルビオンからまさかのダメ出しだ!な、何で!?気を取られた一瞬、奴の両腕から大量の赤い眼が剥き出しになり眼光を発した!これはまさか、ギャー助の時間停止と同じ能力か?次の瞬間には奴と安里の姿は霧の様に消えてしまっていた……!

連れ去られたのか!?

 

「クッソオォォォォ!!」

「落ち着け、兵藤一誠。安里は恐らく無事だ」

 

悔しさを露にする俺にヴァーリはそう言った。

 

「どういう意味だよ!安里は連れて行かれちまったんだぜ!?」

「あのクズの性格を鑑みれば、人質として生かす筈だ。或は洗脳か、改造して手駒にするか……」

「安里がそんな目にあうっていうのか!?」

「その位はすると言っているんだ。だが安心しろ。俺もお前と同じ気持ちだ。必ず救い出す。

だから今はアジトの人間達を助ける事に専念しよう。その為に俺も力を貸す」

「……そうだな。ありがとう。頼むよ、ヴァーリ」

 

そして俺とヴァーリは急いで仲間達の元へと向かった!すまん安里!絶対助けに行くからな!!

 

ーsideoutー

 

「……ぅ、うう、くっ、此処は一体……。俺は確か、奴と戦っていたんじゃ……?」

 

どうやら俺は生きているらしい。しかし全身が痛くて動けねえ。痛覚を遮断しようにも力を封じられているのかうまくいかない。

左右を見るといかにも牢獄、といった感じの部屋に俺は閉じ込められてしまったようだ。しっかり身体も

鎖に繋がれている。

 

(クソ、情けねえ……!イッセーやマコ、ヴァーリは無事なのか!?)

 

俺がそう思っていると部屋の扉が開かれ、そこから入ってきたのはヤルダバオトの野郎だけではなかった。

 

「うふふ……」

 

まるでサキュバスの様な格好をしたリアスさんと朱乃さんが部屋の中に入ってきた。その目には光がなく、まるで操り人形のように見えた。

いや、というか……。

 

「どういう事だテメェ!この世界のリアスさんや朱乃さんは殺されたんじゃあねーのか!!」

 

俺は怒りと共にヤルダバオトに罵声を浴びせたが奴はニヤつきながら、粘ついた様な手で二人の爆乳を揉みしだく。二人は嫌がるどころか、ウットリとした表情を浮かべている。明らかに別人だ。姿形は同じだが中身が違うのがまるわかりだ。

イッセーが見たらどう思うか、考えるだけでも胸糞悪い……!

 

「テメェ、二人を元に戻せ!」

「元に戻す?何を言っている。コイツらは俺が聖杯の力で作った木偶人形だ。俺の言う事を忠実に聞く最高の道具さ。お前も俺に従えば幾らでも用意してやるぞ?」

 

ヤルダバオトはニヤつきながら誘ってきた。俺の答えは無論決まっている。

 

「ふざけんな!誰がテメーなんかに従うか!冗談はねじ曲がった根性だけにしろ!」

 

「……ッチ、口の減らないガキだ。

まあいい。神ってのは慈悲深くなけりゃあなあ。何も苦痛だけが人間の心を砕くやり方じゃねえんだぜ?」

 

ヤルダバオトは指を鳴らすとリアスさんと朱乃さんの眼が怪しく輝き、俺を見据える。

(か、体の自由が効かない……?)

 

「な、何しやがった!?」

 

しかし、偽リアス、偽朱乃さんは俺の言葉など意に介さず、ゆっくりと近付いてくる。

 

「うふふ、大丈夫よ。貴方は何も心配しないで。

私が守ってあげるから」

「えぇ、そうですわ。私達が永遠に可愛がってあげますから」

 

するり、とズボンを脱がされ、パンツ一枚にされる。そしてそのままパンツ越しに、偽物のリアス達は俺のアレに触れてきた。

 

「な、何のつもりだ!?」

「うふふ、まずはコレから解放して差し上げようと思いまして」

 

そう言って偽朱乃は俺のモノを口に含み、激しく舌を動かしてきた。

 

「ぐっ、やめろ!離せっ!」

「あら、元気になってきましたわ。

うふふ、やっぱり若い男の子はいいですね」

「あん、朱乃ばっかりズルいわ。

今度は私の番よ。ほら、見て。こんなに大きくなって、もう我慢できないのよね?楽にして上げるから、じっとしてて……」

 

すると次は本物そっくりなおっぱいで挟み込んでパイズリをし始めた。その柔らかさ、張りは俺が今まで経験した中で間違いなく屈指のものだった。

 

「くっ、は、離れろ!やめるんだ!頼む、やめろ……!!」

 

我ながら情けないと思う。紛い物とはいえ親友の恋人に奉仕されて興奮している自分がいるのだ。

 

「うふふ、イッセー君より太くて熱くて逞しくて……♥」

「うふふ、それに凄く濃い匂いがしますわ。虜になってしまいそう……♪」

 

俺のモノを二人は爆乳で挟み込みながらぴょこん、と飛び出た赤黒い亀頭をチロチロと舐めて刺激してくる。その度に俺の身体に快感が走る。カリ首や裏筋を重点的に責められ、射精欲が高まっていく。

 

「美味しい♥安里君のおちん○ん、イッセー君よりも大きいけど、とっても素敵よぉ……」

「あはあっ♥私のおっぱいの中で勃起チンポがビクビクしてるぅ……♥」

 

俺のモノは更に膨張し、今にも爆発しそうだ。だが、俺は必死に耐えた。偽物とはいえ、イッセーの恋人達にそんな真似は出来ないからだ。しかし、そんな俺の思いとは裏腹に奴らは容赦なく攻めてくる。

遂に耐えきれず、俺は盛大に果ててしまった。

ビュルルルッ!ドピュッドピューー!!大量の精液が二人の顔や胸にぶちまけられる。

 

「あはぁ……♥イッセー君のより濃厚なのがいっぱい……♥」

「うふふ……♥とても熱い……。でもまだ足りない……。もっと欲しい……」

 

そう言いながら二人とも、自分の胸についた白濁色の液体を指につけてまるで潤滑油替わりにするかの様に秘所へと塗り込んでいった。

 

「んあぁ……♥イイ……。これ気持ち良いぃ……♥安里クンのチンポ汁がオマンコに染み渡っていくみたい……♥」

「あぁ、素敵ぃ……♥私のオマンコも安里のザーメンで蕩けてしまいますの……♥」

 

二人は腰をくねらせながら快楽に身を委ねている。その表情はまさに淫乱そのものだ。俺は目の前の光景を呆然と眺める事しか出来なかった。

 

「クククッ、とんでもないメスブタもあったものだと思わねえか安里?」

 

ヤルダバオトはドブよりも汚らしい笑みを浮かべていった。この世界の二人を殺めただけじゃなく、偽物まで作ってここまで貶めるとは、どこまで腐ってるんだ!

 

「テメェだけは絶対に許さねぇ!」

 

俺は鎖を引きちぎらんばかりに力を込める。だが、奴は余裕の表情を浮かべている。

 

「バカが。俺は神でテメェは生贄の羊だ。お前ごときに何が出来る?」

「羊だろうが何だろうが……!

テメェみたいなゲス野郎には負けない!!」

 

「ヒャハハハハ!いいねェ安里!

此方のイッセーと合わせてお前、生贄の才能があるぜ!」

 

俺は全身に力を入れるが、全くと言っていいほど力が入らず、二人が鎖の様に絡みついてくる。その様をサタナエルは嘲笑する中二人の偽者が俺を囲む。

 

「うふふ、何をそんなに怒っているの安里?私達は貴方の事が大好きなのに……」

 

「そうですわ。貴女はいつもそう。イッセー君に嫉妬してばかりで、少しは彼に優しくしてあげればいいのに」

 

「偽者どもが知った様な事を!!」

 

俺が叫ぶと偽物のリアスさんと朱乃さんは俺のペニスをそれぞれの尻たぶに挟んで擦り付けてきた。

 

「んっ……♥安里のコレ、とっても硬くて大きくて……♥もう我慢できない……♥」

「えぇ、私達でたっぷり可愛がってあげますわ……♥」

 

そう言うと二人は自らの割れ目に俺のペニスをあてがい始めた。その刺激は絶妙なもので、思わず声が出そうになる。

 

「ぐっ、くそっ!離せ!」

「うふふ、ダメよ。大人しくしてなさい……」

「そうですよ。私達のオマンコは安里のモノなんですから、好き勝手に使っていいんですのよ……」

 

そう言って二人は俺に寄り掛かり、対面座位の姿勢になった。そしてそのままゆっくりと挿入してきた。

 

「ぐあああっ!」

「あはぁ……♥入ってきましたわぁ……♥安里君の勃起オチンポが私の中にぃ……♥」

 

偽朱乃の膣内は凄まじく熱くヌルついており、まるで意思を持っているかのように俺のモノを締め上げてくる。しかも、奥に進めば進む程、狭くなっているので余計にキツく感じてしまう。拒めない。抗えない。

 

(こんな……こんな事があってたまるか!)

 

俺は歯を食いしばりながら必死に耐えようとするが、ぬぽっ、と中断されたかと思うと、押し倒された俺に偽リアスが背中と尻を向けて覆い被さってきた。

 

「ふふ、見てぇ♥貴方のチンポが私の中に入っていくところぉ……♥ああ、スゴいわぁ……♥

虜になりそう……♥♥♥」

 

偽リアスは自分の性器を見せつけるようにしながらゆっくり腰を落としていく。やがて亀頭が入口に触れたところで一気に根元まで飲み込まれた。

 

ズプゥッ!!

 

「くああぁっ!?」

「ああんっ♥入ったぁ……♥んん……っ♥どう?安里。初めて私の中に入った感想はぁ……?」

「……」

「あら、黙っちゃった。恥ずかしいのかしら?でも大丈夫。すぐに何も考えられなくなるくらい気持ち良くさせてあげるから……♥」

 

恐らくイッセーにしか見せないであろうメスの顔でそう嘯くと、彼女は激しく動き出した。パンッ、パァンッ、と肉同士がぶつかり合う音が響く。その肉の振動で俺の心にぴしり、と罅が入るのが分かる。

 

「あぁんっ!気持ち良い……♥もっと突いて!安里のオチンポで滅茶苦茶にしてぇ!」

「あぁ……!やめろ!やめて……くれ……!」

「うふふ、可愛い声で鳴くわね……。でもまだ足りない……。もっと……もっと頂戴!!」

 

そう言うと今度は後ろ向きに跨がり、自ら上下に動いてきた。

 

「んああっ!イク……!イイ!安里のオチンポ気持ち良すぎるぅ!!」

「あぁ……!やめてくれ……!頼む……!お願いだから……!」

 

俺の懇願も虚しく偽リアスの動きが激しくなり、ラストスパートをかける。紛い物だが親友の彼女を穢し、裏切っているという事実に俺は涙を流していた。気持ちいいのに気持ち悪い。消えたい。死んでしまいたい。そんな思いに支配される。

 

「あはぁ……♥安里のオチンポ、私のオマンコの中でビクビクしてる……♥」

「あぁ、出る!出ちゃう!安里のザーメン、私の子宮に出してぇ!」

「くっ!ぐうっ!あああっ!」

 

ドピュッ!ビュルルッ!

 

「ひゃうんっ!熱い……!いっぱい出てるぅ……♥」

 

俺が射精すると偽リアスは恍惚の表情を浮かべながら絶頂し、そして満足げにペニスを引き抜くと次は偽朱乃が上に乗ってきた。

 

「ふふ、安里君♥貴方が囲っているレイナーレさんやミッテルト……それにカテレアさんの様に私も可愛がってくださいな♪」

 

「な、何で……?」

 

偽朱乃がこの世界の住人ではない俺の状況を理解できているんだ……?

これもサタナエルの力なのか?

頭が回らず、朦朧とする中で更に俺はとんでもない光景を目の当たりにして絶句する事になる。

俺の射精により偽リアスの腹はみるみる内に膨らみ、妊婦の様な姿になっていたのだ。

 

「あはぁ……♥安里の大好きなあの子……♥今、産んであげるわね♥」

 

そう言うと偽リアスは立ったままいきむ様に下腹部に力を込める。するとボコッ、という音と共に大量の愛液と共に何かが飛び出してきていた。その何かは見る見る姿を替え、最も今の俺にとって罪深い存在となった。

 

「はふぅ……♥」

 

偽リアスは満足気な吐息を漏らす中、生まれでた存在、ルイーナと酷似した何かは俺に笑みを見せた。

それはいつもの照れた笑みや、はにかみではない。娼婦の様な笑みだ。

 

「や、やめろ……!止めてくれ!」

 

俺は必死に叫ぶ。耐えられない。

犯したい。犯したくない。奪いたい。傷つけたくない。様々な感情が入り乱れ、俺の心を掻き乱していく。

 

「安里……♥」

 

偽朱乃が譲るかの様に離れるや全裸の偽ルイーナは俺を押し倒し、そのまま馬乗りになる。そしてそのまま挿入してきた。

ブチッ……

ズプッ、グチュ、ヌチャア……♥

破瓜を掻き消す様な卑猥な水音が鳴り響き、俺の脳を侵してくる。まるで俺の心まで支配しようとしているかの様だった。

 

「あらあら、処女喪失して直ぐに感じるなんてとんだ淫売ですのね。ルイーナさんは」

 

「仕方ないわ。安里君は自分に媚びて隷属する雌豚が何より好きなんですもの」

 

偽者達いや、リアスさん達の代理が卑しく浅ましい俺の本性を語り、蔑んでいる。違う。俺はこんな事を望んでいない。こんな筈じゃなかった。こんな事は許されない。そう思っているのに、俺の欲望が沸き上がってくる。

 

「あっ……ああ♥安里のおチンポ♥ルイーナの中でピクピクしてますぅ♥」

 

違う。違う。違う違う違う。ルイーナはこんな……こんな淫乱でビッチじゃない。そう思っていても、俺のモノは正直に反応し、更なる快楽を求めて激しく動いてしまう。

 

「安里ぃ……♥もっとぉ……もっと突いてぇ♥雌豚ルイーナの淫乱マンコを犯してください……♥」

「ぐっ……!あああっ!」

「あはぁ……♥安里のオチンポ、凄い……♥」

 

俺はただひたすらに腰を打ち付け、彼女の膣内を犯した。偽者とはいえ、恋人と同じ顔の少女の体を貪る背徳感が俺をより興奮させていく。

 

「んあぁっ!イイッ!もっと!もっと突いてぇ♥出して♥いっぱいルイーナの中に出してぇ♥孕ませてぇ♥あぁんっ!イクゥーっ♥♥」

 

腟内へと射精してしまった瞬間、偽者のルイーナも絶頂を迎えたのかビクン、と身体を大きく仰け反らせた後、俺の上に倒れ込んだ。

 

「あぁ……あぁ……」

 

俺は虚脱状態になりながらも、まだ足りないとばかりにペニスだけは未だ硬さを保っていた。そして俺の腹に寝そべるルイーナの腹部がボコッ、と膨らんでいく。

 

「あっ♥ふうっ♥出来ちゃった♥安里の子供、妊娠しちゃいましたぁ♥」

 

嬉しそうに呟く偽者は偽リアスの様に軽くいきむとぶしゅうっ!と勢い良く羊水が溢れ出し、何かが吐瀉物の様に偽物の股から出てきた。すぐにそれも別の姿、幼馴染のイリナによく似た何かへと姿を変える。

 

「はふぅ……♥」

 

偽ルイーナは疲れ果てた様に俺の胸に頭を預ける。その表情には幸せそうな笑みが浮かんでいた。

一方の俺は愕然となりながら目の前で起きた現実を受け入れられずにいた。

「何で……こんな……どうして……」

「ふふ、どうかしら?イッセー君の女達とそっくりな偽者が貴方と子作りして新たな偽物を産む気分は?」

 

偽朱乃が勝ち誇る様に俺を見下ろしながら語りかけてくる。俺は何も言えず、ただ黙り込むしかなかった。

 

「じゃあ次は私を孕ませて下さいましね……♪アーシアちゃんかゼノヴィアちゃんか……ひょっとしたらイライザちゃんかしら?貴方が本当はイッセーから誰を奪いたがっているのか……じっくり観察させて貰いますわ♪」

 

「その次は私ね♪ホントは私、イッセーと同じ位貴方の事が好きだったの……♥」

 

俺の心は壊れかけていた。もう何もかもが分からない。こんな事に……?そう自問しながら、俺は偽朱乃が俺のペニスによがり狂い孕んでいく光景をぼんやりと眺めていた……。

 




七符ってそんなヤベー奴だったの?
曹操とヘラクレスにチン負けしたじゃん。

いつから妾がチンポに負けたと錯覚していた?
(負けていないとは言っていない)

真面目な話短いけど投稿頻度は早い方がいい?

  • 早い方がいい
  • 遅いけど長いほうがいい
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