※この作品はR-18です。

ハイスクールD∞D   作:ぷうち☆りん

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※今回はセイバードラゴン様のリクエストをベースに再構築しました。

コラボやクロスオーバーはする……!
だが、いつ、どこで、誰とするかとは明言していない……!
つまり私がその気になれば松田や元浜、匙辺りがコラボキャラとセックスすることも可能だということ……!

あと貞、エス子のフィギュアが出たみたいですね。


97話(松田×オリキャラ 元浜×オリキャラ)

 安里視点

 

「ふむふむ。なかなかルイーナちゃんは筋がいいにゃん」

「そ、そうですか?」

 

 ここは冥界。リアスさん達の修練場だ。

 最近、ルイーナは色々なトレーニングに励んでいる。初めに煉獄さんに師事しようとしたがそれは必死で止めた。

 だってあの人加減を知ってるけどアッパー系誠実スパルタンだもの!! 

 

「そうか! 残念だ! ルイーナ嬢ならば俺をも越えうる素晴らしい剣士になれると思ったのだが!!」

 

 と言っていたがルイーナがムキムキマッチョになったら……。それは流石に困る! 

 いやルチャさんを否定しているワケじゃないぞ! そんな訳でルイーナには術法関係を学んでもらうべく、黒歌やニトクリス、シュタークさんに師事してもらう事にした。

 ハマーマの娘……という事もあるのか術法の素養がかなりあるらしく、ニトクリスは喜んでいた。黒歌もニトクリスも意外に世話焼きの教えたがりだからなあ……。

 

「ほら、違うにゃん。ここはこうしてこうにゃ」

「あ、はっ、はい!」

「ルイーナ。慌てずに、ゆっくり」

「す、すみません!」

 

 なんやかんやでルイーナも自信を持ってくれれば、リアスさんやソーナ会長、そしてサイラオーグさんとのレーティングゲー厶でも活躍出来るだろう。

 

「……何だか生暖かい視線を感じるにゃん」

「奇遇ですね。私もです」

 

 と、黒歌とニトクリスがこちらをジト目で見ている。な、何故……!? 

 俺はただ、ルイーナの成長を微笑ましく見守っていただけなのに……!? 

 

「とかなんとか言ってルイーナとにゃんにゃん出来ないのが寂しーとか考えていると見たにゃ。イッセー様といい、お前といいホントにスケベな男だにゃ」

 

 ひ、酷い言われようだ……。事実なのもまた辛い! 

 と、黒歌の辛辣な言葉にしょげていると、

 

「大丈夫だよ安里! 私頑張るからね!」

 

 ルイーナが俺の手を取り、朗らかな笑みを浮かべながら俺を励ます。ルイーナの笑顔一つで憂も鬱も遥か彼方に吹き飛んでしまったぜ……。

 

「ああ、一緒に頑張ろうな」

「うん!」

 

 そうだよな。俺だけが強くなってもダメだよな! ルイーナと、そして皆と強くならないと! 

 

「とはいえ……ルイーナちゃんにはある才能がまるでないんだけどにゃあ」

 

 ー

 

 ??? 視点

 

「おお! 流石はベラナディア様! 

 もはや私では足元にも及びもしませぬな!」

 

 模擬戦に於いてエスクロはベラナディアに文字通り膾に切り裂かれていた。

 真空の刃とはまた違う、特殊な術法だ。

 達磨にされ、首を切り飛ばされても追従を言える辺りエスクロも常人離れしている。

 

「あはは♪ 当たり前でしょ♪ あんな出来損ないのお姉様より私のほうが遥かに強いんだから!」

 

 ベラナディアは高笑いしながら切り飛ばされたエスクロの首を踏み潰す。腐った卵の様な匂いが拡がる中ベラナディアは狂気に染まった笑顔で嗤っていた。

 

「全くもってその通り! 流石はベラナディア様! この様な素晴らしい力を評価せぬとは大王派も改革派も揃いも揃って阿呆揃い! やはり貴方とハマーマ様をおいて四界を統べるものはなし!!」

 

 エスクロは嬉々としてヒトデの様に胴体から四肢をはやしながら答える。彼にとってベラナディアの狂気もまた自分の愉しみを増幅するスパイスでしかないのだろう。

 

「アッハハハ! アンタもそう思う? 

 人間界、冥界、天界、そして異界。その全てに君臨し、統べる! それが私達の目標だもの!」

「おお! おお! 素晴らしい! 実に! 実に!! それは聖書の神も始祖ルシファーも成し得なかった偉業! 素晴らしい!! ああ、早く為し得たい……。貴方様の威光で汚泥に塗れた四界を浄める偉業を!」

 

 エスクロは恍惚の表情を浮かべる。ベラナディアもそんなエスクロに蠱惑的な笑みを返すと、

 

「アハハ! そうね! その為にはもっともっと強くならなきゃね!」

「ええ、ええ! その通りですとも! 

 そのためならば何を為そうと、何を失おうと、全ては貴方の為! このエスクロ、命尽きようともハマーマ様並びに貴方様にお仕え致します!」

「アハハ♪ アンタって本当に面白いわ♪ 

 死んだものがどうやって忠誠を誓うというの? 大好きよ♪」

「おお、おお! なんと勿体なきお言葉!」

 

 端から見れば狂王と道化の芝居劇。

 だが本人達は心からその目的のために動いている。迷いも恐れもなく一本の道を歩み続ける。だが、その道は操り人形を吊るす糸とまるで変わりはしないのだ。

 

 ー

 

 安里視点

 

「よし、今日はこれまでにゃ! 復讐、じゃなくって復習はしっかりしておくにゃ」

「復讐……。うっ、頭が!」

 

 いや、ニトクリス。お前が反応するのか。

 と、ジャンヌオルタがここにいたらそんなツッコミをしそうだな。

 

「きっと安里のおかげだよ。

 ニトクリスさん、折田ちゃん、セルベリアさん。イッセー君もそう」

 

 ルイーナは俺の方を見て手を繋いで来ながらそう言ってくれた。いや、この場合はおかげというよりせいと表現すべきではなかろうか……。

 だって初めて会った頃から……いや、ニトクリスさんは元々世話焼きでぽんこつ……ゲフンゲフン! 

 

「安里には皆を明るく照らしてくれる力があるんだよ! お月さまみたいに!」

「はうあ!?」

 

 お、お月さま……!? 流石にそれは俺を高く見積もりすぎってモンだぜルイーナ。

 お前に比べりゃ俺なんぞお月さまどころかスッポンみたいなモンだぜ。

 

「はいはい。ご馳走様にゃん。でも私としてはお惚気じゃなくて実になるものをご馳走してほしいにゃん。近頃、イッセー様が構ってくれなくって〜、黒歌、人肌が恋しいにゃあ〜♥」

「ま、待て待て!!」

 

 な、何だ急に!? 着物の上着をはだけさせつつしなだれかかりやがって!? 

 お前なんやかんやあってイッセーの眷属になったんだろ!? 

 

「だ、ダメダメ!! 安里は私の恋人だから!!」

「冗談冗談♪ 二人がラブラブなのは知ってるからにゃん♪ 」

「それにしては迫真の演技でしたが?」

「何だにゃニトクリス? ルイーナと安里の事だからか随分余裕がないにゃん?」

「な!? そ、それはその……! 私は彼の盟約者ですから……!」

「はいはい、ニトクリスは可愛いにゃん」

「う、うう……」

 黒歌にからかわれたニトクリスは顔を真っ赤にして俯く。

 まあ、確かに俺もちょっとドキッとしてしまったのは内緒だ。……でもな? 俺はもうイッセーを裏切る真似はしねえからな! 

 

 ー

 

 ??? 視点

 

「あーあー……あの出来損ない(お姉様)ってば幸せそうにしちゃって。あんなバカ丸出しの男のどこがいいのかしら?」

 

 母親と娘の会話にしてはあまりにも酷い内容だが、それを指摘するものはいない。

 ハマーマ手製の料理が並ぶ食卓は豪勢ではあるが何か寒々しい。

 

「さあ……。解りませんね、男と女のことは」

 

 硝子玉の様な瞳でベラナディアと水晶を交互に見やりながら、ハマーマは無表情で食事を口に運んでいく。

 

「ふうん……。そう言えば私のお父様はどういうヤツだったの?」

 

 ベラナディアには父親の記憶はない。

 物心ついていた頃には既にムールムール家はハマーマが一切を取り仕切っていた。

 エスクロに聞いた事はあるが聞いてもいないことまでつらつら並び立てては来るがいつにも増して芝居がかった態度でさながら台本を読んでいるかの様だった。

 

「そうですね……。取り立てて話す事のない凡庸な男でした。汚れ仕事を厭いながらも変革しようともせず黙々とこなす。そうした男です」

「ふーん……。私はお父様を知らないからわかんないわ。だって私の記憶にはお母様しかいないもの」

「ええ、そうでしょうね……」

「でもお母様はそんなお父様が大好きだったの?」

「どうでしょうね。彼に言われて唯一覚えているのは『君には僕が必要なのかい?』という言葉だけです」

「ふーん……。まあ、どうでもいいわ! 私はお母様がいればそれでいいもの! 

 あんな出来損ない(お姉様)も、お母様を理解できないバカ(お父様)も私にはいらないわ! 私は私を愛してくれるものだけがあればそれでいいもの!」

「そうですか」

 

 ハマーマはベラナディアを否定はしないが肯定もしない。だが、ベラナディアにすればそれで良かった。ありのままの自分を受容してくれている。と彼女はハマーマの存在をそういう風に認識しているからだ。

 それが事実であるのか、錯誤であるのかはわからない。

 

 ー

 

 安里視点

 

「何だか最近は鍛えて、飯食って、叔父さんの家でバイトルして、って生活だな。

 悪くはねえけどさ、ベンキョーはいつするんだ?」

「だから今アンタに付き合ってベンキョーしてやっているでしょうが! 

 アンタはここをいつもいつもいつも、女を連れ込んでいやらしい事のために使っているけど! 本来時間の流れが遅いっていうのはこういう風に使うんだからね!」

「アハハ、そりゃ言えてる」

「アンタ(スコグル)も手伝いなさいよ」

「生憎私はワルキューレだからガッコのベンキョーはしなくてもダイジョーブだもんね。悔しかったら就職してみ〜♪」

「この……!」

 

 

 ジャンヌオルタもとい折田がスコグルとそんなやり取りをしながら伊達メガネ装備で俺のノートに色々書き込んでゆく。

 今俺が精神と時のヤリ……もとい勉強部屋でやってんのは中間試験のための対策だ。まあ、この勉強の時間も結構好きだけどな……! 

 いや、ガリ勉ってワケじゃなくて、こうしてワイワイやりながらする勉強が楽しいというか。

 

「あ、そうだ折田。お前、松田、元浜に興味ないか? 良かったらアイツらとさ、ってうわあ!?」

 

 言い終わる前にバシュン! と焼けた杭が頬をかすめた!? ケガしたらどうすんだよ!? 

 

「アンタ、まさかアイツらドスケベ組に私を生贄にしようとした?」

「し、してねえよ!? 俺はただ……折田に青春を楽しんでもらうのもいいかと思って……!?」

 

 言い終わる前に胸ぐらを思い切り捕まれグラグラと揺さぶられる。

 

「だから? 私をアイツらの毒牙にかければ私の青春とやらが充実すると思った?」

「う、うえええ!? そうじゃねえって! 俺はただ……」

「言い訳をするな!!」

「ヒイッ!?」

 

 折田の怒声に思わず首をすくめる。な、なんで俺が怒られるんだ……!? 

 

「全く……! アンタはあの一件以来事あるごとに私にアイツらの事を勧めてくるけどなんでよ? まさかアンタまでアイツ等の同類になったとかじゃないでしょうね? ならニトクリスはどう?」

「祟りますよ?」

 

 折田の提案にニトクリスはニコリと殺気を漂わせながら柔和な笑みで答えていた。

 こ、これが暗黒微笑みってヤツか? 

 

「い、いや! 違う! 俺はただ……折田が友達と遊んだり、青春したりして楽しんで欲しいと思ってさ……!」

「は?」

「だ、だってよ。お前はいつも俺の側にいてくれて支えてくれたけど、お前自身の事がおざなりになってないか?」

「大きなお世話よ!! というかアンタがそれを言うのかって感じなんですけど!?」

「そうですね」

「そうだね」

 

 ルイーナにニトクリスまで折田に賛成!? 

 お、俺は俺の事を大事にしてないって言うのか!? そんな事はないぞ! 俺は自分の事くらいちゃんと大事にしてるぞ!! 

 

「安里。今の私は毎日楽しくて充実してるよ?  でも、安里は無理してない?」

「してないしてない」

「ホントかしら? ルイーナのためなら焔の中にだって平然と突っ込むくせに」

「そうですね。水牢の中にも自ら潜り込むのは貴方は厭わないでしょう?」

 

 折田とニトクリスはジト目で俺の事を見てくる。何を求めているのかは良くわかんねえけど俺の答えは決まりだ。

 

「いや、皆のためにやるならそんなもん無理のうちにも入んねえよ」

 

「アンタってホントに……。ねえ? ルイーナ」

「うん。でもそれが安里の優しさと強さなんだよ。ね? ニトクリスさん!」

「そう……ですね」

 

 なんかニトクリスが微妙な表情をしていた。まあ、言うほど優しくも強くもないからなあ俺……。

 

「あ、そう言えばルイーナ。この間ホラービデオを持ってきたって言っていたけどちょっと興味があるんだけど♪」

 

 スコグルが話題を替える様にそんな事を言い出した。

 

「うん、いいよ♪ じゃあ今日は皆で観ようか」

「俺は別に興味ないぞ」

「えー、そう言われちゃ話が終わるじゃんかさー」

 

 ブーブー、と不満げに唇を尖らせながらスコグルはなおも食い下がる。と言われても、ホラービデオに興味はない。

 

「だってよ。あんなモンデタラメもいいとこだろ。おんなじデタラメなら見ていて楽しくなる映画の方が良くねえか?」

 

 それにビデオ……ビデオってお前……。めちゃくちゃアナログもいい所じゃねえか。再生するにしても環境が……。しかし、そんな俺の予想を先回りしていたのだろうかニカッと相変わらず屈託のない笑みを浮かべながら話を続ける。

 

「心配ないさ〜♪ (激古)元浜くんからビデオ機器を借りてきたモンね〜だ」

「用意周到だな……」

 

 しかし元浜がスコグルに物を貸すなんて。

 コイツはガサツっていうか大雑把な所が多々あるってのに。色仕掛けでも使ったんじゃなかろうか? 

 

「いーや、二人に美人なお姉さん(ワルキューレ)を紹介するって言ったら二つ返事で貸してくれたよ?」

「あ、アイツら……。二人の魂を持っていくなんて真似はやめろよ?」

「アハハ、ダイジョブダイジョブ」

 

 本当だろうなあ……。

 

 ー

 安里視点

 

 そんなワケで呪いのビデオとやらの鑑賞会になったのだが何故か女性陣たちまで参加している……。そんなにヒマなのか? 

 

「なんですかその目は。どうせキャーキャーと泣き喚いているルイーナを尻目に男らしい所を見せようとか、怖がって抱きついてきた彼女の胸や太ももに指を這わせようとかよからぬ事でも考えているんでしょう?」

 

 え、いきなり折田にキレられた……。というか憎まれ口を叩くのは折田なりの捻くれた愛情表現なんだろうな……。今ならそれが解る。

 

「だからその生暖かい目をやめなさいよ!」

「まあまあ折田。安里は貴方の事を心配しているのですから」

「そうだな。安里は顔に似て不器用な男だからな」

「だからその目ェ!!」

 

 ニトクリスさんとセルベリアさんはそう言ってくれたが不器用そうな顔って……。

 善人面ではないのは自覚しているが少し傷つく。

 

「安里はそういうことがしたいの?」

「ぐっ……」

 

 ルイーナは俺の目を見ながら相変わらずサファイアの様な青い瞳で覗き込んでくる。

 ……いや、まあそりゃあ男ですから。そういう願望が無いと言ったら嘘になりますが……。

 

「安里がしたいなら、いいよ?」

 

 貴方がしたいなら、いいよ……? 

 こんな凄まじい日本語が他にあるだろうか。

 

「い、いや……。俺は……」

「私は安里になら何をされてもいいよ?」

「はいはいはい。イチャイチャしな〜い。

 そういうのはビデオを見た後で後で!」

 

 といってビデオデッキにビデオをセットした。そしてまず浮かんできたタイトルが俺たちの目に映った。

 

『八寸様VSエス子VSJソン』

 

 ……ひっでえタイトルだ。

 なんというかB級、いやZ級映画の匂いがプンプンしてくるんだが……。

 俺はジト目でスコグルに視線を送るもしらばっくれる様に目をそらしながら鼻歌を歌っていやがった。

 

「そういやこれ、どこから入手したんだ?」

「匙からうば、借りてきた」

「今奪ったって言おうとしなかったか?」

「ハハハ、ヤダナアザトー。ソンナワケナイジャンカサー」

 

 何で急に片言になってんだ、コイツ。

 しかし、まあ匙から借りてきたのなら大丈夫だろう……多分。

 

「二人ともしー、だよ。映画がはじまるんだから静かに」

「「はい、すいません」」

 

 俺達を叱りつつルイーナが再生ボタンを押した途端、画面いっぱいにノイズと砂嵐が映し出された。そして数秒後、画面には白いワンピースを着た顔が隠れた長い黒髪の女が映った。

 

「ほーん、なかなかスタイルいいじゃん。

 セクシー女優の華麗なる転身って感じ?」

 

 スコグルはホラー慣れしているのか顎をさすりながら妙な所に気がつく。

 ま、まあ、言われてみれば確かにかなりのボリュームの胸とくびれた腰してんなあ……。

 

「安里、顔がだらしない」

「あっ、すいません……」

 

 またしてもルイーナに叱られてしまったがともかく映画は続いていく。

 オカルト同好会とかいうメンバーがサマーキャンプに出発した後、そのキャンプ場で奇妙な事件が起きる。

 メンバーの写真の奥に知らないメカクレロングヘア女が映っている。

 

「あ、これがエス子かあ」

 

 ……スコグル。ネタバレがはえーよ! まさか先に見たんじゃあるまいか。

 ホラー映画を見るのにポップコーンとコーラをチョイスしている辺りなんか余裕を感じる。

「そ、そんな事より続きを見ようよ! ね?」

 ルイーナに促されたのと映画が気になるのもあって俺達は画面に視線を戻す。

 怪奇現象は徐々にエスカレートして行きキャンプ中の人間が次々行方不明になる。そして行方不明になった人間は皆、祟り殺されて無惨な姿になっていく。

 

「あ、あわわわ……!?」

「あっははは! これ知ってる! 所謂エンジンがかからないってヤツでしょ! 

 で、コイツが次に死ぬと見たわね」

「あうう……もう血がブシャーってやるのはやだよぉ……」

 

 ルイーナはグロ耐性がないのかすっかり目が渦巻きになり青ざめている……。

 悪いことしたかな……? いや、スコグルが笑い飛ばして『これは映画だ』とルイーナを励ましてくれている様な……。

 

「ふーむ……人間は太腿を吹き飛ばされてもあれ程大量に出血はしない筈なのだが。

 作劇上の演出、というものか? 

 あと、切った首を持ち上げた時、生首の口は半開きになるはずだが……」

「そ、ソーヨー。チャチなエンシュツスギテワラッチャウノヨネー。モウスコシリアルヲ追求シテ欲シイワヨネー、あは、あはは」

「折田。普段から顔色は悪いが更に顔色が悪いぞ。大丈夫か?」

「喧嘩売ってます!?」

 

 セルベリアさんはセルベリアさんで軍人出身故かグロ耐性があるようで、スコグルとは違うベクトルでツッコミを入れていた。

 折田は折田は画面をロクに見ようとしないし……強がってまあ。

 

「こんなくっだらない映画なんて私はもううんざりです! 失礼させてもらうわ!」

「あ、折田。それはないだろ」

「お? アレかー? 『こんな部屋に私はいられないわ! 私は部屋に帰らせてもらうわ!』ってやつかー? 死亡フラグかー?」

「スコグル、アンタは後で殺す。じっくり念入りに、ウェルダンにして差し上げますわ……」

 

 うわあ! いきなり戦闘形態になるなよ折田! スコグルもニマニマしながら折田を誂うのは止めてやれって……! 

 

「わっ!? 折田ちゃんの後ろに映画のエス子さんが!?」

「ひゃああっ!?」

 

 ってルイーナも何言い出してんだ!? 

 全くただの見間違いなのに慌ててしまう所も可愛いな……。まあ、万が一ルイーナに危害を加える事があれば容赦なく悪霊だろうとなんだろう打ちのめすが……っておぶ!? なんで折田が抱きついてきてんだ!? 

 

「えっ、あっ、ち、ちちち違うわよ! 

 これはその、バランスを崩して……! 

 何よ二人してその生暖かい目はっ!!」

「別にー? ねールイーナ」

「ねー」

「焼くわ! アンタら絶対に焼くわ!!」

 

 顔を見合わせるルイーナとスコグルに折田はガチギレしていた。

 それはそうとルイーナ……折田と俺がこうなってもヤキモチを焼かずに生暖かい目で見守るとは……強くなって嬉しくもあるが、ヤキモチを焼かれないのは淋しくもある。複雑な心境だな……。

 ホラー映画そっちのけですっかりどんちゃん騒ぎになってしまったが、結局映画を観終わった後になんとか折田の機嫌は直った。

 

「しかし、何か妙です……ビデオの向こう側から観られているかの様な……」

「お? ニトっちは怪談もイケる口? エジプト仕込の本場のミイラ話聞きたいな〜」

「そうですか! では聞かせて差し上げましょう、偉大なる先人達が編み出した秘術を」 

 

 ニトクリスはどこか嬉しそうだ。

 転じてスコグルは『長くなるな……』と言いたげな顔になっているが。

 

「あの、それって長くなる?」

「無論です。一朝一夕では語り尽くせる事ではありませんから! さあ、貴方もメジェド様の叡智にあやかりましょう!」

 

 目をキラキラさせながらニトクリスさんはスコグルの手をメジェドの沼に沈み込めようとでもせんとばかりに取りながら訴えかけてきている。

 

「あの……安里〜……さん?」

「頑張れよ?」

「何で疑問形なのさ!! 散々愛し合った仲なのにー!!」

 

 スコグルの悲痛な叫びが周囲に木霊した。

 まあ……。松田と元浜には一応お礼のメールを打っておくか。

 

 ー

 元浜視点

 

 ピロリン、と俺のスマホが鳴るのが聞こえたが今はそれどころではなかった。

 と、言うのも……だ。

 今俺は大人の階段をベッドにてロケットで突き抜けている真っ最中なのだからな!! 

 

「んぶっ♥ ぷはっ……♥ 元浜お兄ちゃんのオチンチン、オトコの匂いがプンプンするの♥」

 

 JK……いやさJCばりの背丈と見た目の幼さに不釣り合いな爆乳にて俺のチンポを扱くのはスコグルちゃんに紹介してもらったイークちゃんだ。

 猫がミルクを舐め取るようにチロチロと亀頭の先っぽを舐める様は初対面の時に感じた見た目は幼く無邪気かつ快活な彼女からは想像もつかない程淫らだ。青紫色のトライテールという髪型かつトランジスタグラマーな体付きはまさに俺の理想そのものだった。

 

「イークちゃん、も、もう出そうだ……! 出る!」

「ん♥」

 

 俺がそう叫ぶと彼女は口をすぼめて亀頭をすっぽりと包み込んだ。そしてそのままゴクゴクと喉を鳴らしながらザーメンを飲み干した。こんなロリ巨乳エロ天使とセックスできるだなんて……!! 

 

「ぷはっ……♥元浜お兄ちゃんのザーメン、とっても美味しかったの♪ 」

 

 ぷるん♥とおっぱいを弾ませながら人差し指を自分のくちびるに押しあて彼女は言った。まさにエロ可愛いの権化だっ!! 

 俺が浅はかだった……! 女の子の魅力とは戦闘力だけで決まるものではない!! 

 反省と共に堪らず俺はイークちゃんを抱きしめてキスをしつつ舌を絡めた。

 彼女の口に残る自分のザーメンが口に入ってきているが知った事か! 

 

「んっ……♥」

 

 キスをしながら俺はイークちゃんの胸を揉みしだく。俺が揉む度にたぷたぷとその形を柔らかく変えていく。マシュマロの柔らかさとボールの張りを持ち合わせる当に魔乳! 

 

「んふっ♥元浜お兄ちゃんの手つき、とってもやらしいの♥」

「す、すまん! つい!」

「いいの。もっとイークのおっぱい触って欲しいの♪ お兄ちゃんは将来勇者になる見込みのあるイケ魂の持ち主だから特別なの♥」

 

 ああ……! なんていい子なんだ! こんなスケベな身体をして……! イケ魂なるものがなにかは解らないが、イークちゃんは俺を特別扱いしてくれるのは間違いねえ! 

 

「イークちゃん、俺……もう……!」

「うん。いいよ、お兄ちゃん♥ゴムはイヤだから……生でしてほしいの♥」

 

 お尻を俺に向けてふりふり、と催眠をかける振り子の様に振るイークちゃんに俺はすっかり魅了されてしまった。

 

「ねえ♥早くぅ♥♥♥お兄ちゃんのオチンポ欲しくてぇ♥イークのマンコがムズムズするのぉ♥♥♥ねっ♥生ハメ♥生ハメしよ♥♥♥」

 

 なんというあられもない卑しさに満ちた誘惑! スコグルさん! なんて素晴らしいコを紹介してくれたんだ!! 

 俺はイークちゃんのお尻とオマンコに顔を埋めるように密着させてクンニを始める。

 ぴちゃぴちゃ、と水音と共にイークちゃんは気持ち良さげな声を俺の頭越しに響かせた。

「やんっ♥そこ、すごいのぉ♥お兄ちゃんのクンニ気持ちいいっ♥♥♥お毛々と一緒にペロペロされるのすきぃっ♥♥♥」

 

 こんな子供のような容姿なのにエッチに感じるこのギャップがたまらない!! 思い切りイカせてやるぞ! と意気込みながら石鹸とミントが合わさった様な彼女の香りを俺は一心不乱に堪能した。

 

「んぁっ♥気持ちいいっ♥お兄ちゃんのペロペロ……とっても上手なのぉ♥♥♥あっ、何かクる……!! きもちいいのがくるのぉっ!! ♥♥」

 

 イークちゃんは俺の頭をぎゅっと抱きしめながら絶頂に達した様でプシュッ♥と勢いよく潮を吹いた。

 

「あ、は……♥♥♥」

「イークちゃん?」

「んふ……お兄ちゃんのクンニ、とっても気持ちよかったの……♥♥♥だから、もっと気持ちよくしてほしいの……♥♥」

 

 トロンとした瞳でそうおねだりするイークちゃんがとてもエロ可愛い! 俺は彼女のオマンコから顔を離してトロトロの瞳の彼女にキスをしながらベッドに押し倒した。

 

「イークちゃん、挿れるぞ」

「ん♥来て……お兄ちゃん♥」

 

 俺は彼女のオマンコにチンポを挿入した。そしてゆっくりと腰を振り始める。

 するとイークちゃんは俺の背中に手を伸ばしをぎゅっと抱きしめてきた。彼女の温もりがこの上なく心地良い。

 

「あっ♥あんっ♥♥やんっ♥すごいっ♥お兄ちゃんと一つになってるのっ♥気持ちいいよぉっ!! ♥♥」

 

 ああ! なんて可愛いんだ! こんな幼気な少女を俺みたいな非モテチンポで感じさせているという愉悦! 最高だ!! 俺は彼女のオマンコを味わう様にゆっくりとしたピストン運動から次第に激しい腰使いに変えて行った。

「やんっ♥お兄ちゃんっ♥激しいっ♥♥♥あっ、またクるのぉっ!! ♥♥」

「お、俺ももう……出る!!」

「出してっ!! ♥♥イークの中にいっぱい出してぇ!! ♥♥」

 そして俺は再び彼女の膣内に射精した。ドクドクと脈打つように俺のチンポはザーメンを吐き出していく。

「あっ……♥♥♥お兄ちゃんのせーし、あったかいのぉ……♥♥♥んふ♥」

 イークちゃんはまだ俺のチンポが彼女のオマンコに挿さっているにも関わらず俺にキスを求めてきた。俺はそれに応えて舌を絡ませる様にディープなキスをする。

「んっ……♥」

 そして唇を離すと糸の様に唾液が俺達の間に橋を作った。その様がまたエロ可愛い! 

 思わず体勢をまんぐり返しにして挿入したまま、彼女に聞いてみた。

 

「イークちゃん……まだ出せるけど……」

 

 すると彼女はにこりと微笑んでこう言った。

 

「いいよ♥♥♥お兄ちゃんの好きなだけ中ダシしてぇ♥♥」

 

 イークちゃんの淫らに染まりきった顔を見ながら俺はまた腰を動かし始めるのだった。

 

 ー

 

 松田視点

 

「ふふ♥どうした松田♥貴様の友人からメールとやらが届いている様だが♥」

 

 誂う様にムーザさんが俺に身体を弄られながらも不敵な笑みを見せる。女性でありながら俺より背が高く、引き締まった腹筋。

 それでいながら並の女性を凌ぐおっぱいをサラシで押さえつけた姿がむしろエロティックだ。

「んぁっ……♥メールなんて後でいいからよぉ……俺、ムーザさんをもっと気持ち良くしてやりたいんだよお……!」

 

 俺がそう言い返すと彼女は一瞬驚いた様な顔をしたが直ぐにまた不敵な笑みを浮かべる。

 

「ふふ♥そうか♥ならば好きにするがいいさ♥」

 

 俺は彼女のサラシを解くと褐色おっぱいを露にさせた。そしてそのままそのむしゃぶりついた! ほんのりミルクの味がする……! ヤバい! 牛乳を見ただけで勃起してしまう様に紐づけられていくのが解る。

 

「んっ♥♥♥貴様の舌使い、中々いいぞ♥遊び甲斐があるというものだ♥♥♥」

 

 まだまだムーザさんは余裕綽々といった様だ。彼女の様な美女なら男なんて選り取り見取りだろう……。けど! それでも! 

 俺は少しでも彼女の記憶に俺の名残を残そうと懸命に愛撫した。

 

「くっ……! うっ……遊びでも、遊びでも! ムーザさん! 俺、ムーザさんが……!」

「ん? どうした松田♥貴様のその切なそうな顔、とてもそそるぞ♥」

 ああ、ダメだ! 俺はこの人を好きになってしまっている……! でも、それでも……。

「俺、ムーザさんが好きだ! 好きなんだよ!」

「ふふ♥嬉しい事を言うではないか♥♥

 遊びと言っても本気でなければ詰まらないからな♥♥♥」

 

 彼女は俺にキスをしながら俺のチンポに手を伸ばしてきた。そしてそのまま扱き始めたのだ。自分でしたり、オナホとは比較しようもない! 生おっぱいの香りや肉質、ムーザさんの肢体、息遣い……その全てが俺を追い込んでいく……! 

「あ、くっ……!」

「ん♥ふふ♥随分と苦しそうにしているな♥出せ♥出せ♥私をモノにしたいなら一回や2回の射精で音を上げるな♥♥」

 

 俺は、俺は……っ! 

 

「松田♥愛しているぞ♥」

 

 彼女のその声を聞いた瞬間。俺のチンポは決壊したダムの様にザーメンをムーザさんの手の中にゴボゴボと吐き出した。

 

「ん……♥♥♥沢山出たな♥♥」

 

 ムーザさんは俺のザーメンを手にべっとりと付着させながら俺のチンポを扱いていた手を開いた。ネバッとした糸が引き、彼女の手のひらには俺のザーメンが溜まっている。そして彼女はそのザーメンを舌で掬い取り舐め取っていく。

 

「あ……う……」

「ふふ♥どうした? まだ物足りないか?」

「はい! 俺は……! ムーザさんの事が好きなんだ! セックスだけじゃなくて! その……友達から、恋人になって欲しいって!」

 

 ああ! 俺は何という事を言っているんだ! 

 だけど……! 高嶺の花だろうとお星さまだろうと挑戦しなければ手に入らないんだ! 

 

「ふふ♥そうか♥ならば……」

 

 彼女は俺に跨りだし、騎乗位の姿勢を取った。俺のチンポが彼女のオマンコの入り口を擦る様に当たる。

 

「んっ♥ふふ♥その挑戦受けてやる♥

 試させてもらおう♥♥」

 

 そして彼女は自分の意志で腰を落とし始めた。俺はそれを受け入れるように彼女を抱きしめてキスをしながらゆっくりと挿入していく……。

 

「んぁっ♥あ、くっ、あっ♥♥すげ、これぇっ!」

「ははっ♥情けない声をあげるな♥

 それでは痴漢からあの少女達を救おうとした勇者の名が泣くぞ♥」

 

 彼女の膣内は俺のモノを全部飲みこんで尚余裕があるように思える……! いや! それでもこの腰使いはヤバイ! だ、だがっ!! 

 俺はムーザさんに本気のピストンを打ち込んだ! 

「あ、くぁ♥♥♥そうだっ!! ♥あっ♥はぁんっ♥♥いいっ!! ♥♥もっと突いてくれぇっ!!! ♥♥♥」

 

 野獣の様な彼女の喘ぎ声に呼応する様に俺は腰を振り続けた。相性がバッチリ

 なんじゃないかと言う位にチンポが搾り取られる! 

「ムーザさん! 好きだっ!! 愛している!」

「んっ♥♥♥私もだっ♥♥♥だから、もっと突けっ♥♥お前の力を見せつけろっ♥♥」

 俺は彼女を押し倒して正常位の姿勢を取った。そして腰を振りながら彼女の唇を奪う。舌を絡め合いながらキスをし続ける中で俺達は一つになって行く様な気がした。ああ……! こんな美女を抱いて俺のモノにできるんだ……!! なんて幸せだ!! そんな夢見心地な状況でも俺の腰の動きは止まるどころか激しくなっていく。

「あっ♥あんっ♥♥ふぁっ♥♥イイぞ、松田ぁ!! ♥♥私の名器にお前のが射精したくなっただろう? ♥」

「あ、ああっ! もう、出そうだ!」

「出せっ♥出してしまえぇっ!! ♥♥♥」

 

 もう限界だった俺は彼女のオマンコからチンポを引き抜いてそのまま彼女の顔にぶっかけた。そして彼女はそのザーメンを指で掬い取って舐め取る。

 ああ……エロすぎる……! ムーザさん! 

 貴方が俺の恋人になってくれるならさぞ……! って……うおっ!? 

 

「どうした? 一度や二度の射精で萎える男ではないはずだろう?」

「勿論です!」

 

 ああ、ムーザさんが俺に期待してくれている! なら、応えてやらねえと! 

 

「ふふ♥いい目だ♥♥」

 

 そして俺はまたムーザさんのオマンコにチンポを挿れ必死に腰を振り立てるのだった。

 




補足・説明

呪いのビデオ→匙らが持ってきたヤツと同じ。

八寸様→元ネタは八尺様。白いワンピースに帽子。長身黒ロングドスケベボディ。
エス子→元ネタは貞子。白いドレスにメカクレ黒ロング。やや小柄なドスケベボディ。

イーク→元ネタは伊19(艦これ)
ムーザ→元ネタは武蔵(艦これ)

それぞれエッチした後電話番号交換したらしい。

真面目な話短いけど投稿頻度は早い方がいい?

  • 早い方がいい
  • 遅いけど長いほうがいい
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