※この作品はR-18です。

ハイスクールD∞D   作:ぷうち☆りん

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繋ぎ回になってしまった。


第24話

 時は少し前後する。

 

「起きるのだ! 安里! 

 ミッテルト嬢と

 愛を紡いでいる場合ではない!」

 

 煉獄さんの大声で

 俺とミッテルトは目を覚ました。

 相変わらず声がデカい人だ。

 

「僕はノックをするべきだと

 言ったのだけれど……」

 

 イザイヤ、もとい木場は

 照れた様に目を泳がせていた。

 しかし、一体何があったんだ? 

 しかし、親友と師匠の前で

 女と服を着るのは中々恥ずかしい。

 とにかくも服を着終えた俺達は

 煉獄さんと木場から

 状況を確認する。

 

「ノアの洪水!? 

 奴等この町どころか

 世界を飲み込むつもりなのか?」

 

 俺は思わず驚愕の声を上げる。

 無茶苦茶にも程があるだろ! 

 

「あぁ、どうやらその様だ!」

 

 煉獄さんは腕組みしながら答える。

 

「ノアの洪水なるものが

 何かは解らないが

 無辜の民を巻き込む破壊とは

 許し難い行為だ!」

「夜なのにテンション高いスね……」

 

 ミッテルトは呆れながら呟くが

 煉獄さんはいつもこんなモンだよ? 

 

「とにかく、イッセー達が

 そいつ等の所に向かっているなら

 俺達も合流しないと」

「そうだな!」

 

 そう言うと煉獄さんは

 勢いよく部屋を出ていく。

 全く……相変わらずだな……。

 

「じゃあ僕等も行こうか?」

「いや、ちょっと待ってくれ」

 

 別に怖気づいたわけじゃないぞ。

 ナイアかニグラさんのどちらかでも

 同行してもらわないと

 かなりヤバい! 

 と、計った様なタイミングで

 スマホが鳴った。

 画面に映るアドレスは……

 

『唯一無二にして輝く

 シスターナイア』

 

 ……あいつ人のスマホ

 勝手に弄りやがったな! 

 後で〆る! 

 

「今どこにいる? 直ぐに来いよ」

「今貴方の後ろにいるの」

 

 バカ! メアリーさんかオメーは! 

 とりあえず振り向いた。

 すると本当にいるじゃねえか! 

 

「うわあ! 急に出てくるな!」

「来いよと言うから来てやったのに

 その態度は

 あんまりじゃないですかねぇ」

 

 ナイアは鼻先で笑いながら

 手の平を上向きにして

 肩まで竦める仕草をきめた。

 コイツは俺に対してだけ

 こういう態度をとるんだよな。

 ホント嫌味な性格してるぜ。

 ちなみにこのやり取りを見て

 木場は気まずそうではあったが

 和やかな笑みを浮かべていた。

 まぁ、結構優しい奴だから

 こんな感じの対応の方が気が楽なんだろうな。

 そんな事より今はノアの大洪水だ。

 町ごと飲み込まれる前に止めないと! 

 

「よし、行くぞ!」

「どこへ?」

 

 だから何でナイアは俺の言う事に

 いちいち茶々を入れるんだよ! 

 ……でも言われてみれば

 どこへ向かえばいいのか……! 

 

「では私もお供せねば

 なりませんね」

 

 ふんす、と誇らしげに

 ニトクリスさんと

 何故か仮面を着けた

 レイナーレも来た。

 何で仮面なんかつけてんだ? 

 つーか初めて会った時と

 同じアブねーカッコだし! 

 

「ごちゃごちゃと喧しいですね。

 今は少しでも戦力が

 欲しいんでしょうが」

 

 ツッコミ所も多々あるが

 ナイアの言う通りだ。

 取り敢えず

 俺は素直に感謝の言葉を口にした。

 

「助かります!」

「礼など不要です」

 

 ニトクリスさんは

 少し照れた様子で顔を背けた。

 何だかんだで良い人なんだよね。

 

「ところでさっきの質問だが

 一体どこに行けばいいと思う?」

「それは簡単です。

 私のシャブティは従者として

 杏寿郎の後を追う機能もあります! 

 故に何処に居ようと

 彼の居場所を知る事が出来るのです!」

 

 そう言ってニトクリスさんは右手を掲げると

 掌の上に小さな光が現れた。

 

「これで彼が居る場所が

 解る筈ですよ。どうですか? 

 私の秘術は?」

 

 そう言いながら彼女は得意げに胸を張る。

 確かに便利だ。これなら

 ノアの洪水が発動する前に

 兵藤達の元に着く事も出来る。

 

「ヒョードー? 

 誰ですその人は?」

 

 あ、これはイッセーの事は

 知らないってパターンですね……。

 いや、今は煉獄さんを追おう……。

 

「じゃ、行きましょう!」

「はい!」「了解しました」「えぇ」

 

 俺達はニトクリスさんの先導の元、

 煉獄さんを追って走り出した。

 

 ー

 

「こ……これは……!?」

 

 ニトクリスさんは

 驚愕の声を上げる。

 無理もない。

 何故なら十字路の辺りで

 シャブティが粉々に砕けていたのだ。

 一体誰がこんな事を? 

 と、考える前に犯人が

 自分達から現れた。

 

「キュクロ……」

「ひさしぶりだな、きゅうどー」

 

 キュクロが俺達の前に姿を現した。

 どうやらコイツが

 シャブティを破壊したらしい。

 しかしあのゴツい棍棒みたいな

 大剣は何だ? 

 

「ととさまのいいつけだ。

 ここはとおさない」

 

 キュクロは大剣を構えながらこちらを睨む。

 

「お前もアイツ等の仲間なのか?」

「ととさまはおまえたちのことを

 ゆるせないといっている

 きゅくろは

 ととさまのいうとおりにする。

 ととさまがいうには

 きゅうどーたちはここでころせとのことだ」

「待て! 話し合おう! 

 俺達友達だろ!」

 

 俺は必死の説得を試みるが

 キュクロは無表情のまま

 俺の眼前まで迫る。

「きゅくろはととさまの

 めいれいしかうけいれられない」

「うわっ!?」

 

 そしていきなり

 俺に斬りかかってきた。

 ギリギリでかわすが

 路面が陥没どころか

 爆発でも起きたかの様に吹き飛んでしまう。

 あんなの喰らったら即死間違いなしだ! 

 

「クソッ! 何でだよ! 

 ととさま、ととさまってよオ! 

 親父の命令なら友達も殺すのか! 

 死ねって命令されたら死ぬのか!」

「……」

 

 俺の問いに対し、

 キュクロは沈黙を貫いたまま

 今度は大剣で薙ぎ払ってきた。

「ぐぅ!」

 

 何とかガードしたが衝撃で吹っ飛ばされてしまう。

 

「黙ってないでなんとか言えよ!」

「……きゅうどーは

 きらいじゃない。

 でもきゅーどーは

 ととさまのじゃまをする。

 きゅーどーもととさまの

 じゃまするひともみんなみんなきえるべきだ」

「はぁ~?」

 

 何でよナイアの奴! 

 横からまた口を挟もうと

 しやがって!! 

 

「誰々がそう言った、

 こう言った。何ですかそれ? 

 キュクロさんの考えが

 どこにもありませんよね? 

 貴方は自分の考えも

 言えないんですか? 

 いやあ素晴らしいお人形さん

 ですことオホホ」

 

 ナイアは挑発するように言うと両手を広げ、

 呆れたように首を左右に振った。

 

「だまれ、ととさまのいうことは

 ぜったいなんだ……!」

「はぁ、何だか可哀想になって

 来ましたね〜。

 貴方その内捨てられますよ。

 もっといい玩具が手に入ったから

 お前は不要だって。

 このアホの魂を賭けてもいい」

 

 ナイアは俺を指差して更に

 キュクロを煽る。

 あと、人をアホ扱いするな。

 

「そんなことありえない! 

 ととさまはきゅくろたちを

 あいしているんだ!」

「愛している? 

 まあ、愛してはいるでしょう。

 便利な道具として」

「ちがう!」

「違わないですよ。

 ほらよく思い出して下さい。

 貴方のお父様の顔を。

 まるで感情の無い機械の様な

 顔付きをしているではないですか? 

 それが本当に愛情を持った親の

 態度でしょうか? 

 フツー娘を褒める時は

 笑顔になるものですよ? 

 公園の家族連れを見た事ない? 

 あ、そもそも公園に仕事道具を

 持っていく鍛冶屋なんて

 いるわけねェわなあ! 

 あははははは!!」

 

 ナイアは腹を抱えて笑う。

 

「だまれ……! だまれ……! 

 おまえ、いやなやつだ……! 

 おまえだけはゆるさない!」

「はっ、許さない? 

 だったらどうします? 

 キュクロさん、

 私に勝てると本気で思っているんですか? 

 テメー如きがァ? 笑わせんな! 

 人形如きにやられるナイア様じゃねェんだよ!」

「うるさい! きえろ! きえろ! きえろお!」

 

 もうキュクロの頭は

 ナイアを殺さなければ

 気が済まないという衝動で一杯だ。

 大剣を握り締め、ナイアの方にだけ

 攻撃している。

 

「これは……ナイアさんは

 その身を呈して

 囮になっているのでしょうか?」

 

 ニトクリスさんの言う通りだ。

 恐らく今のキュクロは

 完全に冷静さを欠いている。

 こんな状態ではいくら強いと言っても

 あの馬鹿には勝てないだろう。

 しかし……。

 アイツ本当唯一無二にして

 最悪最低のシスターだよな……。

 とにかく俺達は

 ナイアを囮にして

 先を急ごう……。

 

 ー

 

 そして1キロ位進んだろうか? 

 今度はあのはぐれ神父が

 待ち伏せしてやがった……! 

「フリード・セルゼン……!」

「おんやぁ〜? いつぞやの

 人間もどきじゃあ〜りませんか? 

 まだ生きてたのォ?」

 

 俺が名前を呼ぶと

 はぐれ神父のフリードが

 ニヤリと笑いながら現れた。

 相変わらずいけ好かない野郎だ。

 あと俺は人間だ。

 

「お前も俺達の邪魔をするのか!」

「あったりまえよォ! 

 俺様は神のご意志のままに動く

 敬虔な信徒だからねぇ! 

 俺様の神は

 お前みたいなクズ共を

 皆殺しにしろって仰ってんだよ!」

 

 何いってんだコイツ? 

 悪魔祓いの神は唯一神だけだろ? 

 

「おいおい……

 冗談は顔と

 品性の無さだけにしてくれよ。

 アンタ、自分が何言ってるか

 分かってんのか?」

「わかっておいでと聞かれれば

 当然ですよと答えますよバケモノ君! 

 神は宇宙(てん)にいまし! 

 カミは我と共に在りィィ

 ひゃっははははははは!! 

 電波電波電波ァ!」

 

 頭を掻き毟り口から泡を零して

 フリードは恍惚に浸っている。

 ダメだコイツ……。

 完全にイカレてる……。

 もう会話にならないな。

 

「ここは僕等が引き受ける。

 安里君達は煉獄さんを追ってくれ」

 

 木場が俺とニトクリスさんに

 目配せした。

 と、言う事は……。

 木場はミッテルトとレイナーレの

 3人でフリードを相手するって事か。

 木場も変わったな。いい意味で。

 堕天使と肩を並べて戦うなんてな。

 

「いいのか? サタナキア……

 いや、サタナエルは

 お前とイザイヤさんの一生を

 無茶苦茶にした奴だろ? 

 お前が直接打ちのめしたいんじゃ

 ないのか?」

 

 俺がそう聞くと、

 木場の目が少し寂しげになった。

 

「そうだね。確かに憎んでいるよ。

 でも、それは僕だけの問題なんだ。

 それに……今なら分かるんだ。

 僕の復讐と駒王町の平和、

 天秤にかけるまでもない。

 あと……

『貴方とイッセー君が

 いるでしょ? 

 私達よりも貴方達の方が

 あの外道に吠え面かかせて

 くれるでしょうから』

「木場……それにイザイヤさん」

 

 そこまで言われちゃあな。

 俺も男だ。やってやるぜ。

 あのクソガキ、

 サタナキアを半殺しにしてやる。

 俺は拳を強く握り締めた。

 すると、

 

「………………」

 

 ニトクリスさんが俺に近づき、

 俺の手を優しく握ってきた。

 

「ニトクリス……さん?」

「……行きましょう、我が盟友。

 あの方々の想いを

 無駄にしてはいけない。

 彼等の分も私達が頑張らなくては」

 

 ニトクリスさんは真剣な眼差しで俺を見つめている。

 その瞳には一点の曇りも無い。

 

「ああ、行こう。ニトクリスさん!」

 

 俺はニトクリスさんの手を取り駆け出した。

 

「おぉっとォ! 

 なにイチャイチャしてるんですかね

 俺っちの前で! 

 行かせるわけねェだろがァ! 

 死ねェェェェェェ!!」

 

 クソッ……! 

 スピード自慢だけあって

 速い……! 

 このままじゃ追いつかれる……! 

 

 ジャギィィン!! 

 

 すると俺達の間に数多の魔剣が

 一瞬で精製された。

 

「うおっ!?」

『男の嫉妬は見苦しいわよ?』

 

 木場の側に何か守護天使みたいな

 イザイヤさんの姿が見える。

 そのイザイヤさんと木場が

 右手を横に振ると

 俺達の行く先に次々と魔剣が生み出されていく。

 そしてその度にフリードの動きが鈍くなっていく。

「あああああ! 

 つまんねえ! つまんねえ! 

 つまんねえ! 

 テメェらはカスだ! 

 ゴミだ! クズだ! 

 焼却されて当然の残滓共だァ!」

 

 フリードは血走った目をしながら

 木場達に罵声を浴びせる。見苦しい事この上ない。

 

「お前も聖剣の因子持ちの癖に

 悪魔に加担するのかァ!」

「僕達は

 自分の意思に従って生きる。

 悪魔だろうが何だろうが関係ない! 

 それがグレモリー眷属であり

 魔を祓う騎士としての答えだ! 

 フリード・セルゼン……

 貴様は神の信徒を

 語る資格など無い!」

 

 木場はそう叫ぶと

 左手を前に突き出した。

 すると木場の周囲に

 無数の魔剣が出現して

 木場の前方に飛んでいく。

 

「ぐがっ……ぎゃああああ!!」

 

 フリードの無様な叫び声が

 俺の後ろから聞こえてきたが

 振り向く必要も今はなかった。

 

 ー

 

「大丈夫ですかニトクリスさん!」

「ええ……平気ですが。

 何故私をこの様な姿で

 運ぶ必要があったのですか?」

 

 俺はニトクリスさんの問いに

 苦笑いしながら答える。

 

「いや……だってそんな格好してたら

 目立つじゃないっすか……」

 

 俺達は公園を出て

 半分になったシャブティを

 追っていた。

 ニトクリスさんを

 お姫様抱っこして。

 

「そんな格好とは何ですか! 

 これはファラオとして在るべき

 正装として……」

 

 ニトクリスさんが話し終える前に

 何やらぞわりとする感覚が

 背中に走る。

 

「我が盟友。

 どうやら私達は異界化した

 空間に入り込んだ様ですね。

 戦闘の準備を!」

 

 すっとニトクリスさんは

 俺から離れて杖を構える。

 すると、目の前に

 巨大な扉が現れた。

 

「これって……

 冥界の門……か?」

 

 俺がそう呟いた瞬間、

 煉獄さんが降りてきた。

 待っていてくれたのだろうか? 

 

「煉獄さん!」

「来てくれたか! 

 安里! それにニトクリス!」

「私はファラオなのですが……

 何故呼び捨てに?」

「細かい事は

 気にしない方がいいスよ。

 特に煉獄さんを相手にする時は」

 

 俺は苦笑しながら

 ニトクリスさんと煉獄さんを見る。

 

「そうだな! 今は火急の時! 

 議論は後だ!」

「……分かりました」

 

 煉獄さんはいつもの調子で

 言い切るのでニトクリスさんは

 折れたようだ。

 

「しかし

 この門はまるで開く気配が

 ない! 

 俺の日輪刀を以てしても

 傷一つ付かないのだ! よもやよもやだ!」

 

 確かに……

 さっきから押したり引いたり

 叩いたり撃ったり色々試しているのだが、

 ビクともしなかった。

 すると、ニトクリスさんが

 門の前まで歩いて行き、

 何やら鏡を展開し始めた。

 

「ニトクリスさん!?」

「ここは死者の国。

 死は隣人。

 死とは生者への最大の敬意。

 ならばこそ、死は全ての生命に平等であるべき。

 死を恐れるな。

 死を受け入れよ。

 死を敬え。

 死を尊べ。

 死の国へと続く道は開かれん」

 

 そう言ってニトクリスさんは

 詠唱を始める。

 すると鏡から数多の死霊が

 飛び出すと門をこじ開けた! 

 

「ニトクリスさん!」

「うむ! 流石だな! 

 俺には真似の出来ぬ秘術だ!」

「いえ……

 それほどでもありませんよ」

 

 ニトクリスさんは照れ臭そうにしている中

 そして俺達は門の中へ……

 

 ズガガガガガッ!! 

 

 凄まじい轟音と共に

 地面が抉られ、土煙が上がる! 

 今度は何だよ! 

 邪魔者が多すぎるんだよ! 

 

「キュクロとフリードは

 しくじったか……。

 つくづく使えん……。

 期待した我が愚かだったか……」

 

 射線上を見上げると

 車椅子に座るミイラ男が

 青銅色のデカいロボの掌で

 呟いていた。

 手の乗せる台を

 カリカリ引っ掻いている辺り

 イラついている事が分かる。

 

「おい、キュクロは

 お前の娘みたいなモンだろ? 

 もう少し言い方があるだろう!」

「バカバカしい……。

 血など水に不純物が幾らか

 混ざっただけのモノだろう。

 目的を果たせないなら

 只の役立たずだ」

 

『顕色』を使わなくても

 口調と態度で

 はっきり解っちまった。

 このクソジジイは本心で

 言ってやがるんだ! 

 ナイア……癪だが

 お前が正解だったぜ……。

 

「成程。御老体。

 貴公と我々との間では

 埋めようのない思想の隔たりが

 有るようだな」

 

 心なしか煉獄さんの

 声のトーンが低い。

 煉獄さんが怒っているんだ。

 

「行くぞ、安里、ニトクリス! 

『鬼退治』だ!」

「ええ!」

「はい!」

 

 俺達は各々の武器を構えて

 臨戦態勢に入る。

 

「愚か者が。

 貴様達がこの神工神滅具

『制動の巨神』(タロス)」に

 勝てると思っているのか?」

「思ってるよ! クソジジイ!」

「ほう……」

 

 俺の言葉に感嘆の声を漏らす

 ミイラ男……

 もとい神工神滅具所有者。

 ソイツの名前とキュクロへの態度で

 テメーの正体も本性も大体解った。

 

「ならばその

 愚行を後悔させてやろう。

 消えろ! 凶星に産み落とされた

 逸脱者よ! それと手を組んだ

 異端者共よ!」

 

 奴がそう言うと、

 機械仕掛けの神が

 瞳を輝かせて動き出す。

 今更そんな虚仮威しでビビるかよ! 

 

真面目な話短いけど投稿頻度は早い方がいい?

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