ランサーとヴァルキュリアの顔見せがまだだし
セラフォルーとも会わせたいし、
オリ展開の布石も打っておきたいし。
※第30話(イッセー×シュターク)
「どりゃあああ!!」
今日も今日とて
俺ははぐれ悪魔
討伐に勤しんでいる。
今日のはぐれ悪魔は
下半身が蠍の様な不気味な奴だ!
俺はそのはぐれ悪魔の
尻尾の攻撃を紙一重でかわし、
カウンターをくらわせる。
「ギャアァッ!」
はぐれ悪魔は悲鳴を上げるが
反撃とばかりに毒液を
尻尾から放出してきた!
俺の顔めがけて飛んでくる毒液を
俺は咄嵯に身をかがめて避ける。
そして懐に入り込み
渾身の力でアッパーカットを
繰り出す。
跳躍の瞬間に倍化を使うことで
その破壊力は数倍、
いや数乗に跳ね上がるんだ!
「ぐあぁっ!?」
俺の攻撃を食らった
はぐれ悪魔はそのまま吹き飛び、
壁へと激突する!
「大人しく降参しろ!」
だが、はぐれ悪魔は
よろめきながらも立ち上がる。
まだ戦う気力があるのか?
「ふぅン……なかなか
頑丈なはぐれだねェ……。
イッセー君のパンチを食らって
まだ向かってくるとは
そのガッツは恐れいるヨ」
シュタークさんは髪をかきあげつつ
もの憂げな態度でそう言った。
褒められると照れるな……。
「ぐっ……お、おのれぇ!」
はぐれ悪魔は叫ぶな否や
下半身の多脚を同時に使って
天井を突き破って跳ね上がる!
まさか逃げるつもりか!?
「それは困るなァ」
とは言うがシュタークさんに
焦りの色はない。
やっぱりベテランの悪魔祓い師は
違うなあ……。
「それじゃ、イッセー君。
海岸側の入口に立って
例の倍化を2回程使っておいて」
「は、はい」
多分シュタークさんには
考えがあるんだろう。
俺は素直に従うことにした。
2回目の倍化を使い終わった後、
更にシュタークさんが
追加の注文をする。
「じゃあ君のドラゴン・ショットを
放ってくれるかナ?」
「わかりました!」
俺が了承すると
シュタークさんは
射線上に一枚の札を投げると
魔法陣が展開され……
さっきの
はぐれ悪魔が転送されてきた!
「な、何いぃぃ!?」
驚愕に顔を歪めるはぐれ悪魔の顔に
俺のドラゴン・ショットが
直撃!
ドォオオオン!!
轟音と共に
はぐれ悪魔の身体は爆散した。
「うわあっ!?」
その衝撃で俺も後ろに
吹っ飛ばされてしまうが
後ろにいたシュタークさんが
支えてくれた。
「ありがとうございます……」
「いいサ、これくらい。
キミと僕の仲だロ?」
シュタークさんは
優しげな笑顔を浮かべた。
あと豊かなデカメロンが
背中にむぎゅっと当たっている。
……幸せです。でへへ。
ってイカンイカン!
俺はリアスさんの婚約者で
眷属!
シュタークさんとは契約中で
あくまでビジネスパートナーだ!
うう……! 煩悩退散煩悩退散……!
極楽往生……!
「どうしたノ、イッセー君?
身体から煙が出ているヨ、フフ」
ってあちちちち!
今の俺は悪魔だから仏様に
祈るのはまずかった……!
危うく
昇天するところだったぜ……。
でもこれで今日の仕事は終わりだ。
明日に備えて帰らないとな。
何でもリアスさんの眷属の一人を
解放するとか言っていたけど……。
「深夜に自転車を漕いでいくのは
危ないヨ? ボクのマンションに
止まっていけばいいじゃないカ」
自転車に跨る俺にシュタークさんは
そんなことを言い出した。
確かにシュタークさんの部屋なら
ここから5分程度だし
ありがたい申し出ではある。
「えーと、その……
嬉しいんですけど……
流石にそれはマズくないですか?」
「何故だイ?
イッセー君は僕の
大事なビジネスパートナー。
何も問題はないヨ。
相談したいコトもあるからネ」
しなだれかかられると
シュタークさんから
放たれるラベンダーの香りが
俺の鼻をくすぐる。
そうかな……? そうかも……。
ああ、
何て意志が弱いんだ……俺は。
ー
ぎゅむっ♡ぎゅむむぅ♡
「どうかナ?」
「す、すごく気持ちいいです……!
最高です……!」
俺は今、風呂場で
シュタークさんに
胸でご奉仕されている。
何だかお世話になりっぱなしだ……
色んな意味で。
ドライグの心臓により
力が昂ると龍化する恐れがある……
確か朱乃さんもそう言っていた。
それはそれとして髪を下ろして
ロングヘアになったシュタークさん
は凄くセクシーで綺麗だ。
それにおっぱいも大きい。
俺のモノをすっぽりと
そのメロンおっぱいで
包んでくれる。
「イッセー君のは大きいねェ……。
挟んでいても溢れてくるヨ」
シュタークさんは自分の谷間に
溜まった先走り液を見て
嬉しそうに頬を染める。
エ、エロすぎるぜ……!
「そ、そうでしょうか……」
「うん、こんなに大きくて
立派なのは初めて見たヨ……。
イッセー君って意外と経験豊富なのかナ?」
リアスさん、アーシア、
木場……いやいや! イザイヤさん。
あと……まあ、未遂だけど
ニグラさんともまあ……。
何だかんだで
ハーレム系主人公に
なっている様な……。
「ハハッ、冗談サ。
ボクもそれなりに遊んできたが
イッセー君のは別格だヨ……。
お姉さんがたっぷり可愛がってあげるヨ」
シュタークさんはそう言うと
俺のモノを更に強く挟み込んでくれた。
ぐにぐにと柔らかい暖かい感触が伝わってきて
思わず腰砕けになり、
浴槽に座った。
「うわ……!?」
「フフッ、どうしたんだい? 顔が赤いヨ?」
「その……何か恥ずかしくて……。
こういうことに慣れていなくて……」
俺は正直に言った。
リアスさんもアーシアも
俺とエッチするのが初めてだったし……
リードされるのは
なかなか新鮮な気持ちだった。
「フフフ、可愛いネ……
イッセー君は♡」
シュタークさんは
まるでメスカマキリの雰囲気で
妖しい笑みを浮かべると
俺の前に屈み込み
舌でぺろっと亀頭を舐めた。
「ひゃっ!?」
いきなりだったので
変な声が出てしまった。
「ハハハ、イッセー君は
亀頭を攻められるのが
好きなんだねェ♡」
シュタークさんは
そう言って笑うと今度は
口を大きく開けて俺の
亀頭を口に含んだ。
「うあっ……!」
ぬちゅりとした暖かく湿った感覚に
背筋に快感の電流が流れる。
そして唇と舌で唾液を
コーティングする様に
じわじわと舐め回す。
「んふっ……♡んっ……♡
どうだイ? 気持ちいいかナ? ♡」
「は、はい……!
すごく気持ちいいです!」
ウソを言っても始まらない。
シュタークさんのパイズリフェラは
すごく上手い。
しかも俺の反応を見ながら
攻め方を変えている様だ。
「はぁ……はぁ……。
シュタークさんって
すごいですね……。
男の人の扱いが……
うまいというか……。
あ、あの、その……
すごく、きもちいいです……!」
ああ、このまま出したい……!
大人のお姉さんのシュタークさんに
ぶっかけたい……!!
「はは、嬉しいネ……。
イッセー君が喜んでくれて……。
ボクも嬉しいヨ」
シュタークさんは優しく微笑むと
また俺のモノをパイズリしてくれた。
ぎゅむむぅ♡ぎゅむむぅ♡
「くっ……!」
「イッセー君のがすごく脈打ってるヨ?
もう出そうなんじゃないかナ?」
シュタークさんはパイズリしながら
上目遣いで見つめてきた。
こんなお姉さんに俺の精液を搾りとられたら……!
「あ、はい……! もう……! でます……!」
俺は限界が近づいてきたので
シュタークさんにそう告げた。
「ハハ、じゃあいっぱい出してネ……。
んん……!」
シュタークさんは
ラストスパートをかけるべく
俺のモノを深く挟んで上下させた。
「くっ……!!」
どぴゅ……! びゅくぅ!!
「うああぁ……!?」
「ンッ……! ♡」
俺は勢いよく射精してしまった。
シュタークさんの顔にかかった
白濁液はまるでボディーソープの
原液の様に濃くてネバついている。
それを恍惚として浴びる
シュタークさんの身体と顔は
とてもイヤらしいものだった。
「はぁ……はぁ……。
す、すいません……。
顔やおっぱいにかけてしまって……」
「フフ、気にしないで良いヨ?
むしろイッセー君の熱いものを
たくさんかけられてボクは満足サ……」
イヤな顔ひとつしないで
優しい笑顔で応えてくれる
シュタークさん。
なんて心が広くスケベな人なんだ……。
そして俺はシュタークさんの身体を
洗いその身体を存分に味わった。
「あ、あんン……♡
イッセー君のが
お姉さんの中に入ってきてル♡
熱くて、気持ちいいヨ……♡」
お風呂から出た後、
シュタークさんと
ベッドの上でエッチしている。
俺は今、シュタークさんと
正常位で繋がっている。
「はぁ……はぁ……♡
シュタークさんの中って
すごく暖かいですね……!
それに優しく包んでくれて……!」
俺は腰を動かして
シュタークさんの
膣内を堪能する。
「ふふ、ボクもイッセー君に
気持ち良くなって欲しいからネ……。
イッセー君は気持ちいいカナ♡」
シュタークさんは少し頬を赤らめて訊ねてくる。
その表情はとても可愛らしくて
思わず抱きしめたくなる。
俺はシュタークさんの胸に
手を伸ばし乳首を摘まんだ。
くにっ……♡ぐにぐにっ……♡
シュタークさんの胸は大きくて柔らかい。
乳首も綺麗なピンク色だ。
こんな大きなオッパイを触ったのは
リアスさん以来かもしれない。
その上触り心地は抜群だ。
指先で弄ぶと柔らかく変形した。
ぐにぃ……♡ぷにゅん……♡
くにゅん……♡
そんな感触を楽しみながら
乳首を揉みほぐしていく。
そして乳首をクリクリと捏ね回したり、
軽く引っ張ったりする。
するとシュタークさんは
気持ち良さそうに喘いだ。
「あっ……♡はうっ……♡
ふあっ……♡」
「シュタークさんのここも
すごく敏感なんですね……。
すごく可愛いですよ……!」
「ふふふ……。
そう言ってくれると嬉しいネ……。
もっといっぱい感じさせてネ……?」
「はい、任せてください……!」
俺はシュタークさんにキスをしながら激しく突いた。
パンッ! パァンッ!
ズチュッ! ズブズブッ!
くちゅっ……! ぬちゅっ……!
ぐりゅんっ♡
シュタークさんの
中も締め付けが強くなってきた。
俺もそろそろ限界だ。
「はぁ……はぁ……!
シュタークさん……! 俺、もう……!」
「うん……。
ボクの中でイッて欲しいナ……。
お姉さんの中にたっぷり出してネ……♡」
シュタークさんは脚で
ガッチリとホールドしてきた。
逃さないつもりらしい。
そして俺の動きに合わせて
自らも腰を振り始めた。
「くっ……! もう……! 出る!」
「あ、あああ……♡
イッセー君! 出して!
ボクの中にいっぱい出してぇえ♡」
シュタークさんのリクエストに答え、
俺はシュタークさんの中に精液をぶちまけた。
どぴゅっ! どぴゅるる!
どぴゅるるるるるる!!!!
「ふぁぁン♡出てるゥ♡
イッセー君のチ○ポビクビクしてるヨォ♡」
シュタークさんは絶頂しながら身体を震わせた。
「はぁ……はぁ……」
俺はシュタークさんと繋がったまま、
彼女の身体を抱き寄せた。
「フフ、イッセー君……。
お姉さんの膣内、気持ち良かったかイ?」
「はい、最高でしたよ……」
「フフ、それはよかっタ……。
ボクも凄く良かったヨ♡」
俺はシュタークさんとのセックスを終えて
ベッドの上で裸のまま抱き合っていた。
「イッセー君は本当に良い子だネ……。
こんなに優しくしてくれて嬉しかったヨ……。
だから、ご褒美をあげないとネ……♡」
シュタークさんはそう言うと
自分の唇を俺の顔に近づけてきた。
「あ、あの……シュタークさん……!?」
「フフ、大丈夫だよ……」
戸惑う俺にその美しい顔を
ゆっくりと近付けて、
その柔らかそうな唇を首筋に重ねた。
こ、これは噂に名高い
キスマークでは!?
り、リアスさんに何て説明しよう!
そんな事を考えながらも
俺はされるがままにしていた。
…………
しばらくしてようやく解放されると
シュタークさんはバスローブを
羽織るとミネラルウォーターと
グラス、氷を取り出す。
「イッセー君、
喉乾いてないかナ?
なんだったら口移しでもいいけどネ……♡」
「いえ、自分で飲みますから!」
「そうかい?
遠慮はいらないんだヨ♡」
シュタークさんは
クスクスと
笑みを浮かべながらそう言った。
何というか翻弄されっ放しだよ。
「じゃあ、いただきます……」
俺はミネラルウォーターを一気飲みする。
「どうだい、美味しい……?」
「はい、とても……!」
「フフ、よかったネ♡
それ、実は毒入りって
言ったらどうすル?」
シュタークさんは悪戯っぽく笑う。
しかし、そんな事はありえない。
なぜなら、俺がそう信じているからだ!
「それでも構いま……!」
言いかけたところでシュタークさんの
人差し指が俺の口を塞いだ。
「冗談サ……。
イッセー君みたいな可愛い子に
毒なんて盛るわけないじゃないか……♡」
かあっ、と顔が赤くなるのが
自分でも解る。
ある意味メロメロになる毒が
入っているのかも……?
なんてバカな事が頭をよぎる。
「あ、そ、そのボトルですけど
アザゼルの奴と
同じヤツですよね!」
俺は話題を変えるために慌ててそう切り出した。
「ああ、これカ……。
アイツとは色々と好みが合うのサ」
そう言うシュタークさんの顔は
どこか楽しげだ。
何というか……、
そういう関係なのかな?
俺がやいのやいの言う
立場じゃないのは解るけどなんかこう……
モヤモヤするな……。
するとシュタークさんは
俺の顔色から考えを読んだのか
クスクス笑い出した。
「まあそういう関係と言われれば
そうだけどサ。
将来を誓いあったという仲でも
ないし、向こうも向こうで
好きにやっているし
ボクもボクで楽しくやってるかラ。
心配はいらないヨ……」
そ、そういうものなのか!?
う、う〜ん……色々あるんだなあ
男と女は。
「キミもハーレム王を目指すなら
相手を見てどうしていくか
決断しないとねェ……。
身も心も支配するか
或いは姫の様に全てを与えて
許すか、中間はないヨ」
確かにそれは難しい問題だ。
でも、今の俺はそんな事より、
ただ目の前にいる
皆を幸せにしたい。
それだけだ。
「そ、それはそうと最近
はぐれ悪魔が増えましたね……!」
俺は最近気になる話題に変えた。
「そうだネ。
フリーのボクとしては
仕事が増えるから万々歳だけど
記憶操作やら情報操作やらは
グレモリー家の皆は大変だろうネ。
リアス君は何か言っていたかイ?」
俺に切ったリンゴを運びつつ
お酌までしてくれる
シュタークさん。
なんか高級クラブみたいだな……。
行った事はないけど。
「ええ、少しだけ……。
何でもはぐれ悪魔
討伐依頼が山ほど来ていて眷属総動員で
当たらせているとか……。
でも、この前の堕天使騒動の
後始末もまだ終わっていないし、
正直きついんじゃないかと……」
まさかサタナエルが最後の
イヤガラセに何かバラまいたんじゃ
なかろうか……?
「フフ、それは大丈夫だと思うよ。
あの子達は優秀だからネ。
それに、リアス君だって
無茶をする程愚かではないサ。
もっとも、
それでも限界はあると思うケド」
シュタークさんは優雅な手つきで
ブランデーを自分のグラスに注ぐ。
「限界……ですか?」
「そうサ。イッセー君。
キミも眷属に甘んじるなら
それでもいいが夫になるならリアス君の
そういう機微にも
敏感にならないとダメだよ?
夫婦というのはお互いに
支え合って生きていくものだからサ……。
アザゼルの話じゃグレモリー家の
裏工作には旧魔王派と
現魔王派の両方に顔が利く
ネフレン・カ・マンモンが
かなり関わっていると
聞いたヨ。注意する事だネ」
うう……、エッチな事だけでなく
男としても教育を受けている。
これは本格的に
勉強しないといけないかも……!
それにネフなんとかって
ライザーとリアスさんの
婚約を破断にした時に
あーだこーだ言ってきた
あのデブ貴族だったかな……?
などと考えている内に何だか
眠くなってきたな……。
疲れたのか……?
ここ数日は色々なことがあったし、
緊張の連続だったもんな……。
俺はソファーに深く腰掛けると
そのまま寝入ってしまった。
…………
どれくらい時間が経っただろうか。
俺が目が覚めるとベッドの上で
布団らしきものを掛けられていた。
シュタークさんが
運んでくれたのだろうか?
って何だ!?
リアスさんの転移用の
マジックロールで布団が出来ている!?
「いっせーはやくもどれ」
うわぁ……!
多分転移をシュタークさんの
結界術に阻まれたのか
通信用のロールにビッシリと
文句が書き込まれている……。
すると私服姿のシュタークさんが
朝食を運ぶ。
美味しそうだがそれどころじゃない!
「すいません……!」
俺は慌てて部屋から出ると
すぐに自室へと転移の巻物を
発動させた。
その後のことはまあ……
察してくれ……。
ー
し、尻が痛くて
ソファーに座れない……!
ある意味空気椅子的な
トレーニングにはなるけど……!
リアスさんはむくれているし、
朱乃さんは察しているから
何も言わないけど
アーシアはオロオロいるし、
小猫ちゃんは
見下げ果てた先輩と
言いたげな表情をしている。
そして木場は何故か
やたら爽やかな笑顔で
俺を見ている。
「……とにかく今日は
近頃異様に増加している
はぐれ悪魔討伐のために
私の眷属の一人である
ギャスパーを解放しようと
思うの」
そう言ってリアスさんは
俺達を旧校舎の一室へ案内した。
み、見るからに厳重な封印だな……。
やはりとんでもないヤツが
封印されているんだろうか……!?
「……妙ですわね。
何やら中から笑い声が……?」
「えっ? そんなはずは……」
リアスさんが不審そうな顔をする。
「あの子は極端な人見知りかつ
日光が苦手だから、昼間は
ずっと部屋に籠っている筈なのだけれど……」
確かにその通りだ。
「とりあえず開けてみましょうか」
リアスさんは封印を解くと
ドアノブに手をかけて
扉を開けた。
「アハハ、ゲイトさんってば
ホントにゲームヘタクソですね!」
「うーん……
なかなか難しいものだね」
「ここはこうすると
ドラゴン波が出るんですよー」
「成る程、
所でクッキーを焼いたんだけど
食べるかい?」
「頂きまーす♪ おいふぃい〜♪
いやーん、
これじゃまた太っちゃいますぅ〜」
金髪の華奢な女の子が
ゲイトさんにドラグソボールの
ゲームを教授をしている……!?
何だか家デートみたいな
雰囲気だな……?
おじゃましちゃ悪いかな……。
「……って誰ですかぁぁぁ!?」
女の子は俺を見るなり
青ざめると段ボールに
籠もってしまう。
しょ、ショックだ!
「あらあら、イッセー君ったら
すっかり嫌われてしまい
ましたわねぇ」
朱乃さんが楽しげに笑う。
「心配いらないよイッセー君。
君には僕がいるじゃないか」
肩を叩いて爽やかな笑顔で言うな!
誤解とは言えんが誤解されるだろ!
今の姿じゃ!
「やあ、元気そうで何よりだ。
甘みを抑えたフロランタル風
クッキーだけど君達もどうかな?」
ゲイトさんはゲイトさんで
相変わらず超マイペースな人だ。
貰うけど……。
とにかく女の子を
どうにかしないと……。
段ボールを揺すってみる。
「ひゃあああ! ごめんなさい!
ごめんなさぁぁぁいい!!」
……なんか泣かれてしまった……。
この子もしかして男嫌いなのか?
「……は、はじめまして……
ボ、ボクは……。
ギャスパー・ヴラディといいます……。
あの……よろしくお願いします……」
「俺は兵藤一誠。
こちらこそ宜しく」
10分程して漸く自己紹介までこぎつけた。
ギャスパーと名乗った少女は
恐々と顔を出しては引っ込める。
どうも男の人と喋るのは慣れていないようだ。
でも可愛いから全然OK!
「彼は男性だよ。
女装が趣味なんだとか」
木場がサラリと言う。
ま、マジかあ!?
こんな残酷な話が許されるもの
なのか!?
神は死んだ!
「だって……このカッコの方が
カワイイもん……」
もんとかいうな! もんとか!
「そうだね、そんな君も
凄く魅力的だと思うよ」
「悪いけれど私の眷屬を
口説き落とそうとしないでくださる?」
ゲイトさんが
ナチュラルたらしムーブをかます中
リアスさんが不快そうな表情を浮かべて言う。
確かに面目丸潰れだよなあ。
アザゼルとは同盟するわ
ギャスパーとはなんか知らない内に
打ち解けているわ……!
「は、はい……すいません。
もう二度と……しません……」
「いえ、貴方が悪い訳じゃないから
気にしなくて良いのよ」
リアスさんは優しく微笑むと
ギャスパーの頭を撫でた。
むう、少し羨ましいぞ。
「はい……なるべく努力します」
「そうしてちょうだい。
それと、今日からあなたは
ここの部員としても活動してもらうから
そのつもりでね」
「ええっ!?」
ギャスパーが悲鳴をあげると
また段ボールに籠もった。
「む、無理ですぅぅぅぅぅ!
僕、目立ちたくないですう!!」
そう言って泣き叫ぶギャスパーだが
いや、女装して目立ちたくないは
無理がないかギャスパー……?
「さて、と。
そう言えばリアス君。
そろそろ時間じゃないのかい?」
「そうね……。
イッセー、小猫、アーシア。
私はこれから朱乃と祐斗と
一緒にトップ会談の準備があるから
その間、ギャスパーの教育係を
お願いできるかしら?」
「ええっ!?」
俺が驚くと同時に段ボールに
籠もっていたギャスパーがビクッとする。
「部長、
僕、まだ死にたくありませぇん!」
涙ながらにリアスさんに
訴えているが
アイツ俺を何だと思っているんだ?
風評被害も甚だしい!
「……私もいます」
そして俺の後ろでは
小猫ちゃんがぼそりと言った。
「お、お手柔らかにお願いしますぅぅぅ!!」
「……大丈夫です。
痛いのは一瞬だけです」
「それって死ぬって事ですよねぇ!?」
先行き不安だ……。
アザゼルとシュタークってそういう仲なの?
そういう仲やで。
真面目な話短いけど投稿頻度は早い方がいい?
-
早い方がいい
-
遅いけど長いほうがいい