※この作品はR-18です。

ハイスクールD∞D   作:ぷうち☆りん

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いよいよカテレアさん登場です。
まあ、どういう魔王かは原作を読んでもらえば
解るということで……。


第43話

カツン、カツンと

地下へと降りるたびに音が響く。

向かっているのはアザゼルの

お手製秘密基地の地下室だ。

 

キイ……と

扉を開けて中に入る。

 

「…………」

 

地下なのに窓がないことを

除いてはホテルばりに

綺麗な室内。

そしてベッドには

アザゼルに捕らえられたっていう

女の人が寝かされていた。

この人って確かあの時の……。

確か旧魔王家の一員で

カテレア・レヴィアタンだったな。

 

『お前の【燃える三眼】の

糸は相手の脳にも

干渉できるんだそうだな?』

 

アザゼルはこの部屋のカギを

俺に手渡す前にそう言っていた。

一応は……な。

 

「それじゃ

ちょっと試してほしい事がある。

精神と肉体が別れた女に

新しい精神を入れて、

その後元に戻したらどうなるか

一度試してみたいと思わないか?」

 

さらっととんでもねえ事言うなよ!

つかそんな実験のために

俺をここに呼んだのか!?

 

「悪魔の法に照らせばコイツは

滅びの魔力で消滅させられても

文句は言えない立場だぞ?

魔王として得た資質や才覚を

全部無にする位なら

愛人にするなり参謀にするなりした方が

世のため人のためだろ?」

 

おっさんは俺の罪悪感を

打消そうとしているようだ……。

ミッテルトやレイナーレの

前例もあるし今更善人ぶるなと

言うのだろうか……。

俺はしばらく考えた末

結局アザゼルの提案を受け入れた。

本当に俺ってどうしようもねえ。

 

そんなわけで俺は

カテレア……いや、カテレアさんの

耳元に糸のようにか細くした

【燃える三眼】の触手を伸ばす。

うわぁ……。

なんか変な気分になってくるぜ……。

何せ自分の恋人とかそういうんじゃなくて

あくまで他人の身体だからな。

しかもその相手が美女ときてるから

尚の事やりにくいったらない。

しゅるり……しゅるり……。

俺の伸ばした【燃える三眼】が

彼女の耳に絡みつくように入り込む。

そしてそれは鼓膜から脳にまで達する。

するとカテレアさんの

頭上のモニターのスイッチが入る。

そこには何かの映像のようなもの

が表示されている。

……なんだこれ?

見たところ、

カテレアさんの

精神状態のモニタリングを

しているらしいのだが……。

 

「お前は旧魔王の血を引く者なのだ」

「あんな下等な成り上がりものに

何故負けたのだ!

レヴィアタン家の恥晒しが!」

「貴様などもはや不要だ!消え失せよ!!」

「恩知らずめ!

恩知らずめ!!

恩知らずめ!!!」

 

「誰も……誰も……私を

愛してくれない……。

お父様も……お母様も……

クルゼレイも……誰も……。

私はいったいなんなの?

何のために生まれてきたの?」

 

うーん……。

何だか可哀想になってきた……。

まずはこの辺りを変えてみるか。

まずは毒親をまともな親にしてみよう。

そう思って俺はアザゼルに言われた通りに操作する。

 

『カテレア……。

おまえは素晴らしい子だよ』

「おとうさまっ!」

 

おお!いきなり親父と抱き合うとは

なかなかいい感じじゃないか!

 

「カテレアよ。お前は我が家の誇りよ」

 

今度は母親が幼い頃のカテレアさんを褒めてくる。

「ありがとうございます。おかあさま」

 

満面の笑みのカテレアさん。

うん!いいね!いいよ!

この調子でどんどん変えていくぞ!

そう思った矢先のことだった。

 

「カテレアちゃんって可愛いよね~」

「えへへ……そうかな?」

「ねえねえ今度デートしない?」

「はい!喜んで♪」

 

おいおい……

さっきまであんなに頑なに

なっていたのがウソみたいに

クルゼレイといい仲になりやがって。

捏造した記憶とはいえ

人のイチャコラを見せつけられるのも存外癪だな。

あのヤロー、カテレアさんと

いうものがありながら

俺にちょっと負けた位で

心折れやがって……。

よし、ここは書き換えよう!

ここをこうして……、

ああして……こうだ!

 

 

そして一通りの精神干渉を

終えたあと、俺はカテレアさんを

起こすことにした。

「……う……ん?」

むくりと起き上がるカテレアさん。

 

「大丈夫か?」

 

俺が尋ねると彼女は

きょとんとした顔で呟く。

 

「はい……」

 

どうやらうまく行ったようだな。

カテレアさんの瞳はあの過去の

映像の時のような

狂気じみた光は宿っていない。

これでよかったのだろうか?

よかったん……だよな?

 

「あなたは?」

 

そんな俺の心中はともかく

カテレアさんは不思議そうな顔をして尋ねてくる。

 

「九頭竜安里だ」

 

俺が名乗ると、

 

「安里さん……。

クルゼレイの魔の手から

私を助けてくれたのは

貴方なのですね?」

「ま、まあ……ね」

 

アイツには悪いが

元恋人のクルゼレイに騙されて

オーフィスの蛇を植え付けられた、

という設定にした。

アザゼルも特に異論はないようだ。

そしてカテレアさんは

アザゼルの方を見るなり、深々と頭を垂れた。

 

「アザゼル総督……ご迷惑をおかけしました。

旧魔王家の末裔として、

あるまじき失態です……」

「気にするな。

お前は利用されただけだ」

「私の力……ですか?」

「そうだ。お前は強い。

それこそ並の上級悪魔では歯が立たない程にな」

 

おっさんはしみじみと言う。

まあ、復元したとはいえ

この堕天使総督の片腕を

ふっ飛ばしたワケだしなあ、

カテレアさん。

 

「だが心の方はどうだ?

旧魔王家のしきたりだの

純血だのと、そんなくだらんものに縛られて、

お前は本当に幸せだったのか?

その証拠が今の状況だろう?」

 

アザゼルが言う。

流石堕天使総督だって口がうまい。

 

「確かにその通りかもしれません……。

私にも思い当たる節がありました。

しかし、これからどうすれば良いのか……」

「なら簡単だ。自分の意思を持て。

自分が何を望んでいるか?

それを見つめ直せばいい」

「はい……」

 

カテレアさんは素直に頷く。

「それと、

これは俺からのアドバイスだ。

自分を偽り続けるのは疲れるぞ?

だからもっと周りを見ろ。

仲間を信じて頼れ。

そしたらきっと道は開けるさ……」

 

おっさんは最後にそう言った。

 

「はいっ!」

 

カテレアさんは力強く返事をする。

ま、これで俺はお役御免だと

思ったのだが……。

 

その数日後、

俺はアザゼルに呼び出された。

 

「なんだ?

まだ何か用があるのかおっさん?

俺は少しうんざりしながら

アザゼルに尋ねる。

するとアザゼルは真剣な顔つきで

俺の質問に答えてきた。

 

「ああ。実はだな。

お前に折り入って

頼みたいことがある」

「何だよ、『神の子を見張る者』に入れ

とか言うなら断るぞ」

 

するとアザゼルの奴が

頭をポリポリ掻き始めた。

 

「まああわよくば、

とは思っていたが……。

それはそれとして

カテレアの事だよ……」

「何?結婚でもするのか?

引き出物は皿以外で頼むわ」

 

冗談めかしてそう返すと、

アザゼルは苦笑を浮かべながら首を横に振った。

そして真面目な口調で言う。

まあ、アザゼルの表情から察しはつくが。

このタイミングでカテレアさんの話となると

一つしか無いよな……。

 

「お前さんの精神干渉が

殊の外効果バッチリでな……。

これからはお前の陰となり

日向となり、支えたいんだと」

 

カテレアさんは俺に精神干渉されたあと、

俺と行動を共にしたいと申し出て来たのだ。

アザゼルとしては、

俺にカテレアさんの監視をお願いしたいらしい。

まあ…仕方ねえよな……。

実行犯は俺なワケだし……。

 

「分かったよ。

カテレアさんの面倒くらい見てやる」

「おお!引き受けてくれるか!助かるぜ!

……ところで、

お前さんはカテレアの事をどう思ってる?」

「どうって……」

「カテレアは美人だし、頭もいい。

それに……お前さんとカテレアは

結構相性が良いと思うんだよな」

 

な、何だか話の流れが

変わってきたぞ……!?

 

「いやいやいやいや、待ってくれ。

俺にはカテレアさんは勿体ないよ」

「そんなことは無いと思うけどな……。

じゃあ、カテレアが嫌だって言うなら諦めるが……。

どうだ?」

 

何でアザゼルが見合いの

仲人みたいなポジションになってるんだ……?

まあ、向こうから

俺みてーな転生悪魔ですらない

馬の骨みたいなモンなんて

ゴメンだ!って言うはずだ!

きっとそうだ!

 

「オメー、女心を解ってねえなあ」

 

アザゼルは煙草をふかしながら

俺の考えを読む様な事を

言いつつ天を仰いだ。

「な、なにぃっ!?」

「お前さんはもう少しカテレアの気持ちを考えてやった方がいい。

まあ、そういう訳だから

今、カテレアを呼んでくる」

 

そう言ってアザゼルは

その場を後にした。

取り残された俺は、どうしたものかと思案する。……しかし、数分後。

アザゼルに連れられて来たカテレアさんを見て驚愕する事となる。

「安里さん……。

この度は

ご迷惑をおかけしました……。

そして、私を助けてくれてありがとうございます」

「えっと……」

 

カテレアさんは伏目がちに

もじもじしている。

 

「それで私は考えたのですが……

純血だの旧魔王だのと

拘っていたのは間違いだったと気付きました。

ですから私、これからは貴方の眷属悪魔として誠心誠意仕えさせて頂きます!」

 

カテレアさんはそう宣言すると、俺に抱きついてきた。

うおぉっ!?柔らかい感触がっ!!

 

「カ、カテレアさん……」

「カテレア、とお呼び下さい。……それと敬語も必要ありません。

だって貴方は私の主なのですから……」

 

そう耳元で囁かれると、背筋にゾクッとした感覚を覚えた。

まあ、確かにこの人は美人でスタイルも良い。

その上、性格も真面目で能力も高いときている。

俺なんかより遥かに良い男がいくらでも居るだろうに……。

 

「いやいやいやいや!ちょっと待て!アンタは俺が怖く無いのか?それに、こんな俺に付いてきて後悔しないのか?」

 

するとカテレアさんは、少し寂しげな表情を浮かべた後、真剣な眼差しでこちらを見つめてきた。

 

「……正直に申し上げれば、

最初は恐ろしかった。

あのクルゼレイを一蹴する程の

方ですもの……。

でも、今は違います。

私が今まで出会った

どの殿方よりも、

貴方様は素晴らしいお方だと

理解しています。

……それに、

私はもう決めたんです」

「何を?」

「純血だの混血だの転生だのと…

そんな下らぬ考えを打払うためには

新たな時代を作る命が必要でしょう?」

 

カテレアさんは愛しげに笑みを浮かべると、

俺の手を握りしめた。

 

「あ、あのですね……。

俺は一応ガクセーなんで……。

結婚とかはまだ早いかなぁ〜、と」

 

俺のその言葉を聞いたカテレアさんは、

一瞬キョトンとすると、クスリと笑う。

 

「ふふふ、その様な些事に

安里様が気を患う必要は御座いません」

「いや一大事だよ!?」

「あら、では……

将来的な展望としては考えてくださるのですか?」

「そ、それは……まあ……」

「なら、よいではありませんか」

 

そう言うとカテレアさんは

朗らかだがどこかゾクッとする

妖艶な笑みを見せた。

何だか、この人のペースに乗せられてるな……。

 

 

「おーい、安里!

飯食いに行こうぜ!

偶には俺が奢ってやるよ」

 

昼休みに匙が珍しく食事に

誘ってきた。

左右には後輩の仁村ちゃんと

桃先輩が控えている。

「いや、俺はいいや……」

俺がそう言うと、

三人は不思議そうな顔をした。

 

「どうしたんだ?

留流子や桃……いやいや、

二人の事は気にしなくてもいいぞ」

 

二人を名前呼び……。

あ、そういう事か……。

 

「いや、俺にはコレがあるから」

 

と、言って弁当箱を見せてやる。

ピンクの包みに

入れられた二段重ねのお重だ。

 

「あら?ひょっとして愛妻弁当?」

 

桃先輩が誂う様に言う。……あ、愛妻って!

まあ、確かにそう見えなくもないけど……。

 

「い、いや!

これは母親が作ったモンなんです」

 

俺は慌てて否定する。

すると、仁村ちゃんが

口を挟んできた。

 

「嘘だあ、前に先輩は

ウチの親は放任主義だって

愚痴ってたじゃないですかあ」

「うぐ……」

 

何で俺が言ったことを覚えてんだよ……。

しかし、困ったな……。

 

「安里、別に無理して隠す必要は無いと思うが……」

「いや、本当に違うんだよ。じゃ」

 

ボロが出ると拙いので

俺はそそくさと屋上へと

逃げ出すこととした。

 

 

「しかし……いつの間に

俺の好物を知ったんだよ……」

 

弁当箱の中は、色とりどりの

美味しそうなおかずが所狭しと詰められている。

 

「ま、まさか……。

これ全部カテレアが作ったんじゃないよな……」

 

見た目は完璧だ。

だが、料理の腕が絶望的に下手という

可能性も捨てきれない。

俺は恐る恐る箸で卵焼きを口に運んだ。

……う、美味い……!

俺に語彙力がないのが

悲しくなる位に美味い!

他のおかずも絶品だった。

下の重箱はノリで文字が

書いてある。

 

『目指せ大魔王』って……。

俺、魔族じゃないからね!

……しかし、俺にこんな美人の

嫁さん候補が出来るなんてな。

しかも、カテレアは真面目だし、

性格も良いときている。

もしかすると、この先……

良い関係になれるかも知れんな。

始まりこそ最悪に近いが……。

 

 

「ただいまー」

 

帰宅した俺とギャスパーを

出迎えたのはカテレアだ。

流石に裸エプロンなんて事はないが……。

何故かメイド服姿である。

 

「おかえりなさいませ、旦那様」

 

ぽっ……と顔を赤らめながら、

上目遣いにこちらを見つめてくる。

 

「ど、どうしてそんな格好を

しているんですかああ!?」

「何です?」

「ひいっ!」

 

明らかにギャスパーが

ギロリと眼鏡越しにメンチを

切られてショックを受けていた。

面食らうのも無理は無いよな。

何せ旧魔王がメイドの姿だぜ……。

現魔王家のセラフォルー様は

魔法少女姿だったが

レヴィアタンってそうなの?

 

「いえ、アザゼル殿と

セラフォルーからの薫陶を

受けまして……。何事も形から

入るのがセオリーだと」

 

あ、セラフォルー様とも和解したんだ……。

それはいいけどセラフォルー様も

もう少しチョイスをだな……。

いや、凄いメイド長っぽくて

似合うけどね!!

 

「まあ……」

 

カテレアさんは頬に手を当て、

少し照れ臭そうに微笑む。

これは中々……。

 

「ぼ、僕見たいDVDがあるので……!」

 

こ、コラ!ギャスパー!

俺を置いていこうとするな!

 

「あら、では私もお供いたしますわ」

 

そう言うとカテレアは自然な動作で腕を組んでくる。

 

「ちょ、ちょっと待って!

何で付いて来るんだ!?」

「旦那様のお世話をする為です」

「いや、その設定まだ続いてるのかぁ!?」

「はい」

 

カテレアさんはニッコリと笑う。

幸せそうならまあいいか。

よくねえ。

 

そんなワケで俺は

ギャスパーとカテレアと

DVD鑑賞をしているワケだが……。

俺の隣にはカテレアが座り、

ギュッと身体を寄せている。

 

「うふふ……」

 

俺が側にいるだけで

心が満たされているのだろうか。

男としてはこの上ない名誉だが

この状況は色々マズい……。

ギャスパーは気まずそうだし。

しかも見てるのは

『魔法少女マジカル☆レヴィアたん』だしさ!

何でこんな物を見てるのかと言えば、

ギャスパーがクラスの話題に

ついていくためだとか……。

カテレアさんは楽しげにテレビ画面を見ているが、

俺はもう気が気じゃない。

 

「あ、あの……」

 

意を決して俺はカテレアに

話しかけた。

 

「何でしょう?」

「いや、その……セラフォルー様とはもう、

大丈夫ですか?」

「まあ、旦那様は

私の身を案じて下さるのですね……

嬉しいです……」

 

うっとりとした表情で

俺の手を握り締めてくる。

これは俺が何言っても好意的に

解釈している様だ。

 

「セラフォルーとは最早

遺恨はありません。

それに彼女の妹の夢の話を

聞いて私も感銘を受けましたもの」

 

セラフォルー様の妹……。

ああ、会長さんか。

匙から聞いた話じゃ

転生悪魔だろうと下級だろうと

分け隔てなく学べる

レーティングゲームの学校を作りたいらしいし。

そりゃ、カテレアさんも

感化されるよな。

 

「そ、そうなんですね……」

「はい!唯才是挙……。

たかが人間風情が

何を言うのだと

あの男の言葉を

鼻で笑っていた我が身に

恥入るばかりです……」

 

…………ん?

……今、何か変な

単語が聞こえてきたような。

 

「あの唯才是挙……って?」

俺は恐る恐るカテレアに問いかけてみる。

我ながら学がないなあ……。

カテレアは俺の問いに対し、

眼鏡をクイ、と持ち上げ解説した。

 

「唯才是挙。

曹操が発したとされる『求賢令』

の一節ですわ。

曰く、才能ある者は身分を問わず

登用せよとの事ですが、

当時は能力と家柄は比例すると考えられていました。

故にこの言葉は広くは受け入れられませんでした。

才能のみを是とするならば力のある者は

何をやっても良いと成り得るのですから。

今の冥界の様に」

 

な、成程……。

確かに、貴族主義が蔓延している

今の冥界にそんな事を言ったら

反感を買いまくりだろう。

でも貴族の最たるものである

カテレアがそんな事言っていいのか……?

俺の疑問を察してか、

カテレアは口を開く。

しかしその内容は俺の予想を遥かに超えていた。

 

「ですが私の今の考えは

彼とは少し違います。

例え無能であろうとも

努力を重ねればいずれは必ず報われる。

それが人の世というもの。

それを体現したのがあなたではありませんか、

九頭竜安里様」

 

カテレアは真っ直ぐな瞳で

俺を見つめてくる。

いや、アンタが言う程俺は立派なモンじゃねえよ。

 

「そうあってほしいもんだな……」

「はい!」

 

俺の含みのある言葉にすら

カテレアは嬉しそうに微笑む。

その笑顔は今まで見た中で一番

輝いて見えた。

 

「あ、あの……。

僕もいるんですけども……」

「あら、ごめんなさい。

貴方の事を忘れていた訳では有りませんよ」

「そ、そうですか……。

あっ!先輩の机にDVDが

置いてありますよ!」

 

と、ギャスパーは話を変える様に

大声を上げる。

置いた覚えはないんだが……。

しかも九頭竜ナイアって

ケースに書いてある。

アイツの置いていったものだから

ロクなモンじゃなさそうだな。

 

「一体どんなDVDなんでしょうかね!

ちょっと見てみましょうよ!!」

ギャスパーが目を輝かせて

DVDのパッケージを手に取る。

お前さっきまで気まずそうにしてたのに……。

まあ、別に構わないが。

 

「どうせろくでもない物だよ。

俺も見るのは初めてだけどな」

 

俺は苦笑いを浮かべる。

そしてDVDプレイヤーに

ディスクを入れ再生ボタンを押した。

 

そしてそこに映っていたのは

とんでもない内容だったのだ……。




あかんこのままじゃクルゼレイの
脳が破壊されるゥ!

催眠和姦は中々狂っていて
好きなジャンルだったりします。(知らんがな)

人の脳やら人格やらを弄って
愛が大切だの絆の力だの本気で言ってんのお前?

ナナシ「せやろか?」

それは曹操やネフレンが
指摘するから安心してね。

何やかんやで5人目のメンバーは決まりそうです。

真面目な話短いけど投稿頻度は早い方がいい?

  • 早い方がいい
  • 遅いけど長いほうがいい
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