どうも、九頭竜安里です。
今の状況なんですが……。
「で、どこに行きましょうか
安里サマ。
うちとしては
いきなりホテルでもいいッスよ」
ミッテルトが俺の『燃える三眼』の
宿る方の腕にしがみついて
頬ずりしながらうっとりとした
顔で言ってのける。
ナイアに心をぶち折られ、
ニグラさんに絶頂させられ
しまいには俺の『燃える三眼』で
頭を犯された結果、
こんな事になってしまった……。
ちなみに、
「……えーと、俺はその……」
俺自身はこの子に対して
特に思うところはないのだが、
さすがにこの状況はマズいだろう。
それに……。
「まぁ、まずは服屋だな。
四六時中そのゴシック・ロリータの
ドレスは人目を引くから、な」
今のミッテルトは全身を
黒で統一した
ゴスロリ衣装に身を包んでいる。
正直、街中では浮いて見えるし、
何より動きづらいと思うんだが……?
「そうなんスか?
結構人間のルールも
面倒くさいんスねぇ……」
ミッテルトは小首を傾げて
不思議そうな顔をする。
堕天使ってのは皆こうなのか……?
しかしそのデカい鎖と首輪の
アクセサリーは何なんだ?
「まあ、
とりあえず服を買いに行くぞ。
いつまでもそんな恰好じゃ
不便だしな」
俺はリッテルトの手を引いて
歩き出すと輝く様な笑顔になる。
「おぉ! 遂にうちの体に触れてくれるんスね!?
あざーっす!
でも出来れば鎖を
引いて引きずって欲しいス!
そう、雌犬ばりに!」
「なにそれこわい」
やっぱり手を離そうかな……。
と公園の側を横切った時、
イッセーが何やら
雲梯で懸垂に励んでいた。
「あ~、あの兵藤とかいう
悪魔また遊んでるっすよ?」
ミッテルトの言葉に俺は
小さくため息をつく。
「あれは遊びじゃないんだよ。
あいつなりの努力の形だ。
身体を鍛えているんだろうぜ。
見ろよあの真剣な顔」
俺は指差して見せるが、
ミッテルトはいかにも
それがどうした、と
言わんばかりの顔だ。
「安里サマは蟻が巣に餌を
運んでいる時、どう思います?」
更にはやおらナイアみたいな事を
言い出し始めた。
「別に何も」
「つまりそういう事スね。
忌憚のない意見って奴っス」
そうか、お前ら悪魔やら堕天使に
すれば人間は蟻か……。
何れ俺もそう考えるように
なってしまうのか……。
何ともやりきれない気分になり
かけた時、
ミッテルトが急に叫び出した。
「あ~っ! アレは神器持ちの
アーシアちゃんっス!!
なんで兵藤と一緒に!?」
アーシア? 誰だそりゃ?
駒王学園の生徒じゃないって事は
確かだが……。
「おいミッテルト、知り合いか?」
「えぇ、レイナーレが囲っている
神器持ちのシスターっす」
レイナーレが
シスターを囲っているだと……?
一体どういう事だ?
俺が訝しんでいる間に
イッセーの方が
俺達に気付いた様だ。
手を振って俺達に呼びかけて
きている。
「よう安里!
そっちの子は彼女か?」
「あら、そちらの方は
ミッテルトさんですよね?」
イッセーとアーシアと呼ばれた
女の子が俺とミッテルト、
それぞれに話しかけてくる。
「ち、チガイマス。ワタシミッテルトチガウネ
リッテルトデスネ」
ミッテルトはアーシアって子から
目を逸らして滝のように汗を
流しながら誤魔化そうとしていた。
いやいや、無理あるだろ……。
「まあ、そうだったんですか。
はじめまして、私は
アーシア・アルジェントと
申します」
ぺこりと、恭しく頭を下げて
アーシアちゃんが挨拶してきた。
信じてるし!
すげー純粋無垢だよこの子ったら!
「あぁ、これはご丁寧にどうも。
九頭竜安里です。
イッセーとは幼馴染で……」
俺も軽く会釈しつつ自己紹介をする。
見た感じ西洋の生まれなのか
金髪にエメラルドの様な色の瞳、
白を基調とした修道服に
身を包んでいた。
しかし、この子……。
「? どうかしましたか?」
「いや、何でもないよ」
同じ修道服と金髪でもナイアとの
違いは何だ……。
あっちは爬虫類みたいな目だし。
まさに月とすっぽん。
あ、無論アーシアちゃんが月な。
「そ、そんな。
私がお月様だなんて
恐れ多いですよぉ!」
「ハハッ。相変わらず
思った事をすぐ口に出すよなお前」
照れる仕草まで可愛らしい。
この差は一体ドコから……。
慢心、環境の違い……。
あるいは何かあった未来という
やつなのか……?
この天使の様な女の子が
あんな性格最悪最低のシスターに
なるなんて夢にも思いたくねえ。
何でもアーシアちゃんは今、休みで公園に
散歩に来ていたらしい。
「あ、そうだ。
だったら今日は目一杯楽しもうぜ!」
イッセーがアーシアちゃんを
遊びに誘うと彼女は
嬉しげに笑顔を浮かべた。
うん、実に平和だね……。
こんな日々が続けば良いな……。
「いや、特訓はどうしたんスか」
「お前は白ける様な事を
言うんじゃあないよ。
俺の知っている人は
言っていた……。
『明日のことは明日の俺が
なんとかするから悩んでも
意味無くない?』って」
「堕天使のうちにその人の
言葉使うンスか……」
「いンだよ、細かいことは」
そんな感じでアーシアちゃんを加えた4人で
遊び回ることになった。
バイト先の喫茶店に行ったり
ゲーセンに行ったりだ。
イッセーやアーシアちゃん、
あとミッテルトと遊んでいる間は、
とても楽しくて時間が経つのが
あっと言う間だったが、楽しい時間というものは
すぐに終わってしまうもので……。
一先ずはさっきとは別の公園の
ベンチで一休み。
「私、こんなに楽しいのは
生まれて初めてです!」
イッセーに取ってもらった
ぬいぐるみを抱きしめつつ
アーシアちゃんは輝かんばかりの
笑顔で喜んでいる。
「ははは、アーシアは
いちいち大袈裟だなあ」
ジュースを手渡してイッセーは
アーシアちゃんの頭を撫でる。
「いえ、本当に嬉しいんです。
だってずっと教会で暮らしていて
友達がいなかったんですもの」
……教会?
確か悪魔祓いとかの
宗教施設だよな?
「そっか……。
じゃあさ、今度からは俺達が
アーシアの初めてのお友達だ。
だからまたいつでも遊びにおいでよ……って痛て……」
イッセーがアーシアちゃんの
頭を撫でようとすると
肩を抑えた。
あいつ怪我しているのか?
「イッセーさん、大丈夫ですか? ……あの時の怪我ですね……」
「ああ、これくらいなら平気さ」
何の事だろうかと俺は首を傾げる。
そんな俺を他所に
アーシアちゃんがイッセーの肩に
手を翳すとどうしたことだ。
傷跡がまるで紙でも剥がしたように
消え去ったのだ。
「凄いな……。
これが神器の力か」
「ええ、私の力は神様からいただいたものです」
「神器って事はやっぱり
アーシアちゃんも転生者なのか?
ゲイトさんからその力を?」
なら話してくれればいいのにな。
いや、ナイア曰くあの人
自由人らしいからな……。
聞いても答えてくれたかどうか。
「てんせいしゃ?」
しかしアーシアちゃんは
ぽかんとした様子でこっちを見る。
えーと、これはつまり……。
「スマン。今のは忘れてくれ。
それより神様から頂いたって
言うのは?」
それからアーシアちゃんは
今までの経緯を話し始めた。
捨て子の彼女は孤児院で
育った中である時怪我をした犬を
助けようとした時、治癒の力に
目覚めたそうだ。
それを見た教会の人間は彼女を
『聖女』として祭り上げ、
持て囃したのも束の間。
怪我をした悪魔を助けたら
一転して魔女だの背教者だのと
掌を返されたらしい。
「酷いな……」
イッセーがぽつりと怒りに
拳を震わせながら呟く。
俺も同感だ。
人でも悪魔でも助けようとする事が
何故いけないんだよ。
しかし、そう思っているとアーシアちゃんが悲しげな顔で俯く。
「……いいんです。
皆さんが優しい方達なのは
分かります。
これも主の試練なんです。
この試練を乗り越えた時、
きっと主は私の願いを
叶えてくださるはず……」
と、その時骨まで凍る様な
冷たい風が吹く。
「!?」
何だ、まだ夏にもなってないぞ!
風上を見ると知らない男と女、
公園の泉に見知った顔の女が
立っていた。
「天野……ちゃん?」
イッセーは呆然とした顔で呟く。
そりゃそうだ。
自分の命を奪った
堕天使女が現れたんだからな。
「そうなの〜。
私、寂しかったんだからぁ♪
それなのにイッセー君ったら
他のコにムチューになるなんて……
ヒドイわヒドイわ」
頭のイカれた格好のまま
天野夕麻の声色で堕天使の女、
恐らくレイナーレは
俺達を挑発するかの様な
くっせえ三文芝居を見せつけて
きやがった。
それと共にさっきの凍る様な風、
いわゆる殺気を放ってきた
銀の短髪に閉じ目の男が口を開く。
「主の試練だと?
そんなものはお前達に
存在しない。
何故なら羊を導くのは狗の役目。
それに貴様が助けた悪魔が
人々を襲ったら
どうするつもりだったのだ?」
「それは……」
アーシアちゃんは言葉に詰まる。
「何だと……!
じゃあアーシアが
助けを求めた悪魔を助けたのは
間違いだってのかよ!」
イッセーが俺より先に咆えた。
いいぞ、もっと言ってやれ。
しかし、そんなイッセーの言葉を
ヤツは鼻でフン、と笑う。
「そうだ。過ちだ。
アーシア・アルジェント。
灰は灰。塵は塵。そして屑は屑。
屑は再生など出来はしない。
ならば排除するのが唯一絶対の
真理、神の教えだろう」
「ふざ……」
「ふざけんな!!」
俺が言い切る前にイッセーが声を張り上げた。
「アーシアがどんな思いで
あんたらに助けを求めたのか分かってんのかよ!!
助ける奴を選んで楽してズルをして
何が神様だ!」
イッセーは血が出るほど
強く握りしめた拳を震わせる。
その怒りの余波でイッセーの神器が
具現化していく。
「狗が吠えるな。
ただ頭を垂れて……死ね」
男が仕掛けてきた。
早い! 瞬間移動かと見紛う程のスピードで
一瞬にして距離を詰めてくる。
そして貫手でイッセーの心臓を
貫こうとした!
マズい! 幾ら何でも心臓を
潰されたら悪魔だって
治癒どころじゃない!
しかしその貫手はミッテルトが
その身で庇い、肩口に突き刺さる。
「ぐぅッ!?」
苦痛に顔を歪めながらも
ミッテルトは男の腕を掴む。
「安里サマ以外のおさわりは……
ペナルティッスよ……!?」
「興味もない、貴様も死ね」
男は舌打ちすると腕を捻り
ミッテルトの傷口を強引に広げた。
「あっ……ぐうっ!」
俺は咄嗟に男の横腹に蹴りをくれて
強引に距離を開かせた。
まるで、噴水の様にミッテルトの
肩から鮮血が吹き出す。
「おい、テメエ……!
好き勝手やってんじゃねえぞ
コラァアアアッ!!!」
イッセーは更に激昂した様に叫び、
神器の正拳突きをあの
スカしたサイコ野郎の顔面へ
繰り出す!
同時にビシィッ! と
ガラスにヒビが入るかの様な
音が周りに響いた。
よし、これであのサイコ野郎の
面は弾けたザクロみたいに……!?
「狗が……噛み付く相手を
間違えるな」
サイコ野郎とイッセーの
籠手の間に薄氷の壁が出来ていて
攻撃が阻まれていた。
こいつ、あの痩せぎす野郎
より強ぇのか……?
「ボールク! 待ちなさい!」
そこでレイナーレが
サイコ野郎の名前を呼び静止する。
「それは命令か、依頼か。
命令だというなら貴様から
排除する。
堕天使も悪魔も俺には
何の違いはないのだからな」
「依頼よ……」
「了解した」
そう言うとボールクは
またしても瞬間移動の速度で
1メートル80はありそうなドデカい
眼帯女の側へと下がっていった。
眼帯女はしらっとした顔で
こっちの様子を見ているだけだ。
「それにしてもミッテルト。
貴方が私を裏切るとは
少し意外だったわ……。
ドーナシークはそこの小僧に
倒された様だけど……。
どちらにせよ裏切り者は始末しないとね」
レイナーレは堕天使特有の翼を広げると
ミッテルト、
そしてイッセーに視線を向ける。
不味いな……。
ボールクとかいうサイコ野郎は
明らかに俺達より強い。
だが、それと同じ位
あのドデカい眼帯女だ。
アイツも明らかに強い。
イッセーが殺された時と
同じ様な悪寒が走りやがる。
「キュクロ!
ミッテルトとあの小僧を
始末しなさい!」
「いやだ。わたしはととさまの
たのみしかきかない」
「……ッ! どいつもこいつも!」
……何だァ? レイナーレ、
自分の部下も御しきれてねえぞ。
そんなモンで大幹部目指してます
とか笑っちまうぜ。
「止めてください!
私……私は戻りますから!」
アーシアちゃんが
涙ながらに訴える。
クソ……情けねえ……情けねえが……!
今の俺じゃあコイツらに太刀打ち出来ん。
ここはアーシアちゃんを連れて
逃げるしか無いだろう。
俺はアーシアちゃんを抱えて
走り去ろうとしたが……。
「無駄だ」
「きゃあっ!」
アーシアちゃんが俺の片腕と
一緒に地面に投げ出された。
振り返ればボールクが手刀で
俺の片腕を切り飛ばしたのが
はっきり見えた。
「……!? うっ……おおお……!?」
切り飛ばされた俺の片腕と傷口は
完全に凍結していた。
想像を絶する痛みと吐き気に
襲われて俺は片膝をどさりとつく。
「安里さん!」
「俺の事はいい……!
アーシアちゃんは自分の幸せを
考えて逃げるんだ!」
「できません!
イッセーさん、リッテルト……
いいえ、多分ミッテルトさん。
安里さんを見捨てて私一人だけが
幸せになったって
嬉しくなんてありません!」
アーシアちゃんはキッパリと言い切った。
この子は……本当に優しい子なんだな。
だからこそこんなにも残酷な運命に晒されてしまっているというのに。
「くそったれ……!」
だらしねえ……!
元々あの時死んだ命だろうが!
死んでかかれ! 九頭竜安里!!
片腕と切り口から
『燃える三眼』を発動させ、
糸の触手でまずは無理やり
傷を縫合する。
痛覚は俺の脳に糸を纏わせる
イメージで遮断。
よし、少しぶらつくが動く。
「感動的な姿だな。
だが無価値だ」
「うっ……ぐう……!?」
しかしボールクはミッテルトの
首を掴むと印籠の様にこちらへ
見せつける。
みしみし、とミッテルトの首筋に
ボールクの爪先が刺さり
血が滲み出す。
「アーシア・アルジェント。
次はこの女の首を圧し折る。
恐らくは数秒もしない内に死ぬ。
そしてその間にその小僧の
脚をちぎり飛ばす。
癒やしたい方を勝手に治せ。
次にあの兵藤一誠の心臓を
握りつぶす。
癒やしたい方を勝手に治せ」
「……ッ!! や、止めてください」
「それは命令か、依頼か。
お前に何の報酬が用意できる?」
「依頼です……!
報酬は……私の……です!」
「了解した。ならば
依頼を履行する」
ボールクはそう言って
ミッテルトから手を離した。
「ッ!? アーシアッ!!」
「ごめんなさい……」
アーシアちゃんが俺に向かって
呟き、手を翳す。
その直後、俺の腕の断面が
溶接したように塞がっていく。
更には傷跡もない。
「ありがとうございます。
私、幸せでした」
ありがとうございますって何だよ。
幸せでしたって何だよ。
そんな諦めた顔で自分の人生を
終わった様な顔で語るなよ!!
畜生……! 畜生!!
そして奴等はアーシアちゃんを
連れ去り、消えていった……。
ー
「クソッ……情けねえ!」
「ホントに情けねえ話ですねー。
恥ずかしくて恥ずかしくて
顔から火と笑いが止まりませんよ
それよりもうすぐ
バイトの時間でしょ」
場所は戻って俺の自宅。
テーブルを叩く俺に
ナイアは服を縫い合わせ
皮肉たっぷりの口調で言う。
「ナイア。貴方少しいい加減に
しなさいよ」
「いや、いいんスよ。
コイツ、誰かに貶されて怒られて
スッキリしたいって俺の腹を
読んだんでしょうよ」
わずかに表情の険しくなった
ニグラさんを俺は制する様に
説明した。
「安里ちゃん……」
「そうでしょうそうでしょう。
いいじゃないですか。
今日知りあった奴が生きようと
死のうとそれが何なんです?
どんなに惨めで情けなくても
生きていた方がさァ?
明日のことは明日の貴方に
まかせて面白おかしく、
自分のためだけに
幸せになりましょうよ? ね?
決ーめたっと♪」
……俺は幸せになりたかった。
だが、自分だけ
ただ生き残る事だけが
幸福なのかよ。本当に?
「都合の悪い事は忘れるのが
人間の特権なんだよな……」
「ですよねー。だからさっさと
バイトに行って
夜食でも買ってきてくださいよー。
ついでにゴムも」
「ああ、ボールクや
レイナーレが俺よりも強いって
都合の悪い事は完全に忘れる」
俺は教会に行く。
多分犬死にするだろうが……。
アーシアちゃんへの詫び代に
目ン玉の一つ位は持っていく。
それ位はしねえと生き返った意味も
甲斐もねえ。
「安里ちゃん。
誰かの力を借りるのだって
人間の特権よ?」
「私は調子が悪いのでパス、
え? ダメ? 仕方ねえなあ……。
ミッテルトは留守番でいいでしょ」
「安里ちゃん。
貴方が本当に人間として
生きていきたいなら
今のままじゃいけないわ」
「……頼みますナイアさん。
ニグラさん。俺を助けて下さい!」
俺はアーシアが捕われた
教会へと二人を連れて向かう。
死ぬためではなく、生きるために。
ストレスフリー? 俺が楽しめればストレスフリーだ。
真面目な話短いけど投稿頻度は早い方がいい?
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早い方がいい
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遅いけど長いほうがいい