ロキはマブダチと娘を連れてくる
ナイトメアモードだし、
旧大天使の雷使いもいっちょ噛みしてくるし、
叛英雄の呂布までやってくるし
そんな予知を見たらオーディン様もビビるわあ!
「成程成程。
で、お前さんはそこの
嬢ちゃんの騎士として
レーティング・ゲームに
参加するハメになったと……」
ことの顛末を聞いて
アザゼルのおっさんは
顎を擦りながらルイーナさんを
見やりつつ言う。
「仕方ねえだろ、話の流れで
そうなっちまったんだ……」
俺はガシガシ頭を掻いて
溜息をつく。
「あうう……ご、ごめんなさい。
私が迂闊な事を口走らせたばかりに……」
ルイーナさんが申し訳なさそうに
俺達へ頭を下げた。
「ルイーナさんが謝る事はないさ。
俺がプッツンして、
あのゼファードルとかいう野郎を
ぶん殴ったのがそもそもの発端なんだから」
俺の言葉に、アザゼルのおっさんも
同意する様に頷いたがそこは
フォローしてくれないのな。
「まあ、事情は概ね理解したぜ。
しかしそうなるとメンバー集めを
どうするかになるな……」
おっさんは腕組みして
考える素振りを見せる。
え? カテレア、レイナーレ、
ミッテルトは駄目なのか?
俺の疑問を先読みしたらしく
おっさんはタバコに火を点けて
話を続けた。
ルイーナさんが煙たそうに
しているから止めてほしい。
「おいおい、無茶言うな。
堕天使と旧魔王家の幹部だぞ?
嬢ちゃんの眷属って事にするには
限界があるだろ」
そ、それはまあ……確かに。
でも、じゃあ他に誰が居るんだよ?
キュクロやアヴェンジャーは
嫌だって言うし。薄情な奴等だ。
するとおっさんはフッと笑って
意外な名前を口に出した。
「シュタークと
ボールクはどうだ?」
「ええっ!?」
シュタークさんはフリーの
悪魔祓いだし、
ボールクの大将は
デビルハンター
みたいなモンだろ!?
悪魔の下につくなんて有りなのか?
目が点になっている俺をよそに
アザゼルは二人に電話を始めた。
……そして数分後。
「やってもいいってよ。
シュタークの奴は
イッセーと試してみたいコトが
あるとかでノリ気だった。
ま、ボールクは報酬次第だとさ」
……マジか。
いやまあ助かるけどさ。
何考えてるのかよくわかんない人だよなぁ……。
「ありがとうございます!
これで
レーティング・ゲームに
出られますね安里さん!」
ルイーナさんは
嬉しさ満面といった様子で
俺達に礼を言う。
嬉しくはあるが
浮かれてもいられん。
せめてあと一人か二人は
力を貸して欲しい。
だが、これ以上の人材となると
なかなか難しいだろう。
「出切ればもう一人か二人は
欲しい所ですね。
安里様とボールク氏が前衛、
シュタークが後衛としても
中衛か後衛が欲しい所です」
俺は『騎士』扱いなら
ボールクの大将は『戦車』か?
シュタークさんは実力的に
『女王』だろうから
『兵士』か『僧正』になるだろう。
しかし『兵士』になってください
なんて無礼なスカウトも出来ない。
するとドアがコンコンと
ノックされる。
一体誰だ? と首をかしげている
俺より先にルイーナさんが
応対に出向いた。
「はい、どちらさまですか?」
そう言って扉を開けると
そこには二人の女性を連れ立つ
爺さんが立っていた……!
「何じゃお前さん。
アザゼルの新しいイロか?」
い、イロって……!?
いきなり現れて何言いやがるんだ
このジジイ!
おっさんの知り合いは
こんなのばかりかよ!?
「イロ……?」
ルイーナさんは箱入り娘だけ
あってイロ、つまり情婦の意味を
知らずに首を傾げていた。
よかった、まだ知らないようだ。
「知らんのか?
イロというのはな、愛人の事じゃ」
「ふええええっ!?」
ジジイの言葉に 顔を真っ赤にして
慌てるルイーナさん。
なんてことを言いやがるんだ
このジジイは……!
「ち、違います!
私は安里さんのモノです!」
ってルイーナさんも
とんでもねえ事を口走ってる!
そういう誤解を招く発言は
勘弁してくれませんかね!?
「ほっほ、
若いとはいいものよのう。
全く羨ましいわい」
爺さんはかっかっ、と笑いながら
俺達を見回すと長い髭を擦って
ご満悦の様子だった。
「しかし、爺さん。
若い女二人も侍らせてどうした?
若い女をそばに置くのは
歳を取った証拠らしいぜ?」
おっさんがからかい半分に言うと
爺さんは「ふん」と鼻を鳴らした。
「ワシに言わせりゃ
そんなものはただの偏見と僻みじゃよ。
人生は楽しまねば損というもの。
ならば若く美しい女子と
戯れるのもまた一興。そう思わぬか? アザゼルよ」
「ま、否定はしないさ」
アザゼルのおっさんと爺さんは
互いにニヤリ、と笑うと
握手を交わした。
……この二人、
意外と気が合うんじゃないのか?
「全く嘆かわしい……。
主神オーディンとしての
節ある態度をお忘れなき様に!」
エロオヤジとエロジジイの
親交にたまりかねた様子の
レディスーツを着た女の人が
オーディンと呼ばれたジジイを
注意していた。
……ん? オーディン?
このスケベジジイが!?
「あっはは! 信じられないって
顔してるねぇキミ!」
俺の顔を見て、もう一人の
カジュアルな感じに肩の空いた上着と
黒のミニスカートを履いた
ピンク色のツインテールの子が
愉快そうな声で笑った。
声もデカいが、背も含めて
色んな所もデカい……!
「あの、あなた達は……?」
ルイーナさんが尋ねると その女の人は
「あはは」と笑って 自己紹介を始めた。
「初めまして!
アタシはヴァルキリーのスコグルってんだ!
よろしくボーイ! フーセンガム食べる?」
何だかテンションが高いな……。
苦手とは言わんが、ちょっと疲れるぞ。
そしてもう一人はというと……。
「私はロスヴァイゼと申します。
以後お見知りおきを……」
落ち着いた雰囲気の女性だった。
クールビューティーというか
スコグルさんとは正反対って感じだな。
「あーダメダメ、ロスヴァイゼ。
硬い硬い! 硬くていいのは
身持ちだけにしときなってば!」
スコグルさんが茶化すと
ロスヴァイゼさんは何と急に泣き出した!
な、何でだ!?
「どーせ……! どーせ私は
彼氏いない歴イコール年齢の
行き遅れですよぉ~!!
私は私で頑張っているのにー!!」
「そういう所じゃない?」
「そういう所じゃろうなあ」
「うわああああん!!」
ロスヴァイゼさんは
遂に床に突っ伏して、
ドンドン床を
叩いて号泣し始めた……。
え、えっと……何これ?
「……ええと、
とりあえずミントティーでも
飲んで落ち着いてください。
心が安まりますよ」
困惑する俺達に気を使ったのか
ルイーナさんがそう言って
皆にハーブティーを差し出してくれた。
本来なら令嬢で主なのに使い走りをさせて
いいのかな……?
「ありがとうございます……ぐすっ」
まだ泣いているけど
何とか落ち着く事は出来たようだ。
よかったよかった……。
「アタシは
オレンジジュースがいいなー」
しかしスコグルさんと来たら
ガサゴソと冷蔵庫を勝手に
開けて漁りだしたぞ!
なんなのこの人!
自由過ぎる!
「は、はい……どうぞ」
ルイーナさんが恐る恐る
オレンジジュースを渡すと
スコグルさんは
それをグビグビ飲み干した。
「ぷはぁ! 生き返るぅ!」
「そ、それはよかったです」
いや、よくねえ……。
態度がデカすぎるだろ!
「で、爺さん。
何をしにきたんだ?」
「何をしにとはなかろう。
ゼウスの奴は
赤龍帝に会いに行くというから
ワシはお前たちの方にな」
「いきなり寝業かよ」
アザゼルのおっさんが
呆れたように 言うが
寝業って何だ? 食えるのか?
「あははっ!
安里クンって強いだけじゃなくて
面白い所もあるんだねー!
ますます惚れちゃったよ!」
スコグルさんは 何故か上機嫌に笑いながら
俺に抱きついてきた!
胸の感触が気持ち良い……!
そ、それに惚れたって何だ!?
「私の旦那様から離れなさい!」
「私の騎士様から離れてくださぁい!」
しかしそんなスコグルさんを
引き剥がそうとするかのように
ルイーナさんとカテレアが
両側から引っ張ってきた。
流石に二人には勝てなかったのか
スコグルさんは俺から離れた。
「もう、二人とも嫉妬深いなあ。
こんなのスキンシップだってば!
カリカリしないのー」
「どこの世界のスキンシップですか!?
もっと慎みを持って下さい!」
「そうですよぉ!」
「はーいはい、
分かりましたよーだ!」
ロスヴァイゼさんと
ルイーナさんが怒るとスコグルさんは
子供みたいに拗ねてしまった。
本当にこの人は掴めないな……。
「あ、因みに寝業っていうのは
裏工作とか密談って意味だよ♪」
「……心を読まないでくれませんかね」
俺がジト目で言うと
スコグルさんは ケラケラ笑った。
「あはは! ごめんごめーん!
アタシは思った事を
すぐ口に出しちゃうんだよねー!
でもそれがアタシの
チャームポイントだから
許してクレーター☆ この通り!」
てへぺろのポーズと両手を
合わせながら詫びられても……。
何だかロスヴァイゼさんとは
違うベクトルで
残念な感じだな……。
だが、嫌いになれない魅力がある。
不思議な人だ。
「まあ、スコグルの事は置いておいて
早速本題に入らせて貰おうかのう。
実はワシの未来視によると
ロキが不穏な動きをしておる」
「何だよジジイ。
身内の揉め事をわざわざ報告しに来たのか?」
アザゼルのおっさんが
面倒くさそうに言うと スコグルさんが
目を細めた。
「だよねー!」
「いや、違うわい!
ワシはロキを止めようとして
逆に返り討ちに遭うという予知を見たんじゃ!」
「何だジジイ。
アンタ口で言うほど
強くねえのなあ……」
おっさん少し言い過ぎじゃねえか?
しかしオーディンの爺さんは
怒るどころかどこか寂しげに微笑んでいた。
「ワシも年を取りすぎた。
全盛期の力は既に無い。
老いぼれのワシでは 奴らを止める事など出来ぬ。
数多の雷神が集い、
乱を起さんとしておる……」
奴等と数多の雷神……?
ヤバそうな話だが
俺はまずルイーナさんと
レーティング・ゲームで
ゼファードルの野郎を
ぶっ潰す事が肝心だ。
すると俺達の作戦を書いた
紙を見たスコグルさんの顔が
華やいだ。
「なになにー! 面白そうじゃん!
アタシも参加させてよー!」
「な、何を言ってるんですか!
これは遊びじゃないんですよ!」
「そうですよぉ! 危なすぎますぅ!」
ルイーナさんとロスヴァイゼが
慌ててスコグルさんを引き留めるが
笑顔で首を横に振っている。
「大丈夫だって!
アタシはこれでも結構強いんだよ!
それに、こんなに楽しそうな イベントを
見逃せる訳ないでしょー!」
「おいスコグル……お前まさか」
おっさんが何かに気付いたのか
眉間にしわを寄せた。
「うん、 アタシはこれから
このコと一緒に行動するよ!
いいでしょ? オーディン?」
俺に肩を組んでスコグルさんは
野放図に言い放った。
いや、勝手に決めないで欲しいんだが……。
しかし、オーディンの爺さんは
小さく溜息をつくと 静かに言った。
まるで仕方がないと言わんばかりに。
そして俺の方を見ると 真剣な眼差しを向けた。
まるで俺の覚悟を問うように……。
しかし今は勝率を少しでも上げるためにも
この提案に乗るしかないだろう。
「解りました。お願いします」
「だーかーらー! 硬い硬い!」
スコグルさんは俺に抱きつくと 頬ずりした。
柔らかい感触と甘い匂いが
俺の身体を刺激する。
「ず……ずるいですう!」
今度はルイーナさんが反対側から
抱きついて真っ赤になりながら
抗議してきた。
な、何だよこの状態は!?
嬉しくないと言ったら
ウソになるけどさあ!
「あはは!
安里クンってばモテるねー!
でもライバルは多い方が
楽しいモンね!」
「そ、そういう問題じゃありません!」
ルイーナさんが顔を赤くしながら
叫ぶがスコグルさんは 悪戯っぽく笑っていた。
しかし、シュタークさんに
ボールクの大将、スコグルさんが
いれば何とかなるよな……。な?
ー
どうも、兵藤一誠です!
今、絶賛死にかけています!
タンニーンさんから
ドラゴンのブレスをかわしたり、しのいだり、
逃げまどいと、もう大忙しです!
『相棒、流石に逃げてばかりでは 勝てないぜ』
ドライグが呆れた様に言うが そんな事は分かってる。
『パインサージェント』(乳独創)
による分身もあっという間に消されてしまった。
「ふむ、なかなかやるではないか。
ならば、次はこれでいくぞ」
「え、ちょっ……!」
タンニーンは背中の翼を広げると
そのまま飛び上がった。
空中に滞空した状態で 魔力を高めていく。
ヤバイ!
「むうぅん!」
ズゴオオオォン!
タンニーンさんが魔力を込めつつ
竜の巨体を活かした踏み荒らしで地面を踏み抜くと、 大地が隆起し、巨大な土の壁が出現した。
その壁は俺の目の前まで迫ってくる。
「うおぉ!」
俺は咄嵯にドラゴン・ショットで
土の壁を破壊したが……!
「ぬるい!」
タンニーンさんの尾撃が俺を襲う。
強烈な一撃を受け
ハエたたきを食らったかの様に
地面に叩きつけられた。
くそ、やっぱり強い!
「ふん、まだだ」
「げぇっ! またかよ!」
再びタンニーンさんが
口を開くと 口から火球を吐きだす。
どわああああ!!
俺は慌てて転がりながら回避するが
今度は背後にあった 岩山が爆発し、崩れ落ちた。
マジでヤバすぎるだろコレ……!
「ほれ、次行くぞ」
「ひぃ! 勘弁してくれ!!」
それから数時間後。
「う〜む……。やはり厳しくするだけでは
禁手化に至らぬのだろうか」
タンニーンさんが地面に転がる俺を見ながら呟いた。
俺の全身はボロ雑巾の様になっていて、
立ち上がる気力すら残っていなかった。
「…………」
「ドライグ、何かアドバイスは無いか?」
『そうだな……。今や相棒の漲る欲望は
俺の心臓の侵食にも動じぬレベルのものだからな……。
このままではダメだ。
何かしら強い動機が必要だと思うのだが……』
強い動機……?
確かに俺はエロい事には貪欲だが
それだけで禁手に成れるとは到底思えない。
もっと別の何かが
必要なんだろうけど……
ああ、エロい事と聞いて
思い浮かぶのはおっぱい……。
リアスさん、アーシア、
イザイヤさん、朱乃さん、
ゼノヴィア……小猫ちゃん。
そしてもう一人のリアスさん。
……いかんいかん!
これ以上考えると
ムラムラして しまう……。
幻覚か? まるでたわわに稔った
おっぱいが目の前に……!?
「ふふ、キミは本当に
おっぱいが好きだねェ」
こ、このおっぱい……!
もとい声は……!
「うわああああん!
シュタークさあん! 俺! 俺ッ!!」
「はいはーい。泣かないノ。
でも、キミはハーレム王を
目指すんだロ?」
「……ぐすん、がんばります」
俺が泣きつくと
優しく頭を撫でてくれた。
何だか、子供扱いされてるけど
凄く安心できる。
「ご無事ですかイッセー様!」
むぎゅ!?
今度はメイドのリアスさんが抱きついてきた。
「あぁ、もう最高です!」
俺がそう叫ぶと
タンニーンさんの視線が
冷たいモノになった。
仕方ないだろ!
おっぱいが嫌いな男なんて
いないんだから!
「ま、まあいい。
どうやら兵藤一誠は女に囲まれると
強くなるようだな……。
ならば、女性陣に相手をしてもらうのも
悪くはないかもしれん……」
タンニーンさんが
苦笑しながら言うと
シュタークさんも賛同する様な
笑みを浮かべた。
で、でも二人を傷つける真似なんて
できませんよ!
と、俺が戸惑う様子を見せると
シュタークさんは俺の顔に
キョンシーみたいに御札を張った。
「心配しなくていいヨ。
キミが戦うのは
ある意味キミ自身だからネ」
それは……どういう?
『相棒、これは……!』
ドライグの驚いたような声で 我に帰る。
すると、いつの間にか
俺の身体から分身が現れた!
『パインサージェント』は
使っていない筈だけど……!?
「…………」
すると分身は赤龍帝の鎧を
纏うと俺へと殴りかかってくる!
「うおぉ!」
俺は咄嵯に避けたが
地面が割れてクレーターが出来ていた。
うっそぉ……!
「生憎現実サ。
その分身は
キミから恋人を奪った相手と
戦っている場合をシミュレート
してみたけど想像以上だネ」
「な、なんすかソレ!」
「まあまア。
これも一種の試練だと思えば良いじゃないカ」
「そんな無茶な!」
すると分身は
俺の得意技の『ドラゴン・メガフレア』を
同時に二つ放ってきた!
ヴァーリと戦った時に
編み出した必殺技なのに……!
「うわああああ!」
俺は必死で回避したが爆発に巻き込まれた!
「大丈夫、
あくまでシミュレーション。
実際にダメージは無いヨ。
キミの精神は別だけどネ」
「だとしても熱いんですよおおお!!」
俺は半泣きになりながら叫んだ。
しかし、よく見ると服は焼けていない。
あれ? じゃあ 熱く感じたのは精神の方なのか?
「う〜む……。
やはり、 もっと厳しい修行が必要の様だ」
タンニーンさんが呟いた。
「ハァ……。ハァ……」
『相棒、しっかりしろ。
気を強く持てば あの程度は耐えられるだろう?』
「お、おう……」
ドライグに励まされ 何とか気を取り直すと、
「仕方ないなァ。
ねえ、イッセー君……♡」
色っぽい流し目で シュタークさんが俺を見る。
「え? な、何ですか?」
「キミがその分身に勝てたら
何でもしてあげようじゃないカ」
……!!
な、何でも……!
してあげようじゃないカ!?
「ほ、本当ですね!?」
「勿論サ♪」
うおおおおお! やるぞ!
やってやるぞ……!!
そして一時間後……。
「オラァ! 次はどいつだあ!」
現れる俺の分身をちぎっては投げ、
ちぎっては投げる様にひたすら
蹴散らし続ける!
『ま、待て相棒!
一度に力を使い過ぎだ!
人格だけでなくお前の身体にも
異常が出る可能性がある!』
「うるせぇ! ここでやらなきゃ
男が廃るんだよォ!!」
『おい! やめろ!
それ以上は危険だぞ!』
丁度その辺りで最後の分身が
消滅した。
「ふぅ……。ふふふ……。
どうだい? 俺だって結構強いんだぜ?」
俺は勝ち誇った笑みを浮かべた。
『相棒……!』
「イッセー様……!」
ヘロヘロな俺に
二人が駆け寄ってくる。
「流石だネ。
これでキミは更に強くなったヨ」
強くなったのも大事だが
それよりも……それよりも!!
「約束ですよね!
シュタークさん!」
「うんうン。
ボクに出来る事なら何なりト」
ま、マジか……!
いや、シュタークさんを
疑っていたわけじゃないけど!
な、涙が止まらない!
「さあ、ご褒美の時間だよ、
イッセー君♡」
真面目な話短いけど投稿頻度は早い方がいい?
-
早い方がいい
-
遅いけど長いほうがいい