どうも、兵藤一誠です!
俺は今人生(悪魔生かな?)で
最大のピンチを迎えています!
俺、シュタークさん、リースの
3人は特設コテージの外で
リアスさんの前で
正座の構えと相成りました!
「どうして貴方の修行先に
リースはともかく、この女が
いるのかしら……?」
あぁ……部長の声に怒りが含まれてる……。
滅びの魔力のオーラを纏っている
リアスさんも美しいが
そんな現実逃避
をしている場合じゃない。
なんとかしないと!でもどうやって!?
「いや、あのですね?
これには深い訳がありまして……」
「どんな理由よ?」
うわっ! リアスさんの視線が痛い!
なんか滅茶苦茶怒ってるよ!
こりゃ下手な言い訳はできないぞ……。
考えろ! 考えるんだ兵藤一誠!
お前ならできる!
この状況を打破する策を考えるんだ!
そして思いつけぇえええ!!
……。
あっそうだ!
これだ! この手しかない!
「実はですね……俺が
禁手化に至るには俺の欲望を
極限まで高める必要が……
あるとか……ないとか……」
だ、駄目だ!
リアスさんのド迫力を前にしては
最後まで言えなかった……。
「じゃあ私に不満があると
言うことでいいのね?」
藪蛇どころじゃあない!
完全に大噴火だよ!
「ち、違います!
そういうことではなくて!」
「どういうことなの?」
うぅ……。
これはもう誤魔化しきれない。
「別にいいじゃあないカ。
一夫多妻は魔族でも
よくあることだヨ。
それとも自信がないのかなァ?」
フッ、とシュタークさんが
リアスさんを鼻で笑って挑発した。
やめてくださいよぉ!!
これ以上事態を悪化させるのは!!
ほら見なさい!
リアスさんの額に青筋が浮かんできたじゃあないか!
「リースはともかく、
貴方を認めるわけにはいかないわ」
「何でキミの認可がいるんだイ?
男と女の事に口出しは無用ダ」
そう言ってシュタークさんは
俺の顔をおっぱいに埋めるように
抱き込んできた! ちょ、ちょっと!
やめて下さいってば!
柔らかい感触と鼓動がダイレクトに伝わるし!
「イッセー! 離れなさい!
すぐにその女から離れるのよ!」
「むゥ~! むぐぅ~!!」
くそっ! 喋れない! 息ができない!
何とか抜け出そうとするが
力が強すぎてびくともしない!
「ふン、嫉妬かい?まったく醜いネェ」
「黙りなさい! それ以上
ふざけた真似をするなら消し飛ばすわよ!」
「やってみるがいいサ。
ボクはこの程度の事で
揺らぐようなヤワな鍛え方はしていないからネ」
ああぁぁ! どんどん状況が悪化していく!
誰か助けてくれぇ!
「まあまあ、リアス嬢。
締め付けるだけでは男は逆に
逃げていくもんじゃぞ?
ソースは儂」
ん?この間会ったマッシブな
お爺さんじゃないか?
またなんでこんな所に?
「うっさいジジィ!
余計なお世話よ!
私はただイッセーを
助けようとして……」
「ならもう少し
優しくしてやるといい。
ほれ、こうやって……ムニュっとな♪」
「ひゃん!?」
な、何しやがるんだ!
俺のリアスさんとリアスさんのおっぱいを!
許せん!
瞬時に俺はドライグの力を
解放して爺さんに掴みかかろうとしたが!
バシッ!
俺の拳は容易くキャッチ
されてしまった!
この爺さん……強いぞ!?
「ほほう、なかなか
良い殺気を放つのう?
やはり若い者はいいわい。
どれ、ここは一つ年寄りの
アドバイスを聞かせてやろうかの?」
「アドバイスだと?」
「うむ、そうじゃ。
まあ聞け。お主、
リアス嬢の胸ばかりに着目して
本当に大切なものを見失っておるぞ!」
くわっと目を見開いて
力説する爺さん。
な、何だって……!?
俺が大切なものを見失っている……!?
「そ、そんな事はない!
俺はハーレム王の夢は夢として
真剣にリアスさんを愛して……!」
「愛しておるなら態度で示さんか
若造が!」
ビシャアアアアン!!
雷オヤジの怒声とはよく言うが
マジの落雷が3本同時に俺に直撃した!
「うわぁあああ!!」
「イッセー!!
なんて事をするの!
殺すなら私を殺しなさい!
イッセーには手を出さないで!」
ああ、リアスさん……。
俺なんかのために……!
雷の熱で制服が焦げて火傷するのも
構わず庇うなんて……。
「安心せい。殺してどうなる?
儂はそこの若造に無償の愛の
なんたるかを解らせるために
した事じゃい。
まあ7割はやっかみじゃがなあ
ワッハッハ!」
……何なのこの爺さん。
でも今ので解った……!
俺はまるでなっちゃいなかった!
「ありがとうございます!
おかげで目が覚めました!」
雷だけじゃなく威に
打たれることでようやく気づくことができたぜ……。
「ふん、やっと気づいたか。
これで少しはまともな顔つきになったわ。
だが忘れるでないぞ?
愛する者の心を掴むには
まず己の心を
磨くことから始まるのじゃ。
それを忘れればたちまち
お前の心は暴に
呑まれてしまうじゃろう」
「はい! 肝に命じます!
そして必ずや皆を幸せにして見せます!
だからご教授お願いします!」
「ふむ、良い返事だ。
では早速教えようかの。
早速下山じゃ! ついてまいれ!」
「ちょ、ちょっと!
ゼウス様!
私のイッセーを勝手に……!」
ゼウス様は天馬を呼び出すなり
俺を乗せて駆けてゆく。
リアスさんの声が遠ざかり聞こえなくなった頃、
俺はようやく冷静になって考える。
ゼウス様って……あのゼウス様!?
ギリシャ神話の最高神、
主神である全知全能の神が
どうしてここにいるんだ!?
しかも俺に愛の何たるかを
教えるためだけに!
一体どういうことだ!?
俺の湧き出る疑問はともかく
ゼウス様が向かった先はというと……。
ー
安里Side
ゼファードルは
ニグラさんの顔を
見た途端
もの凄い顔をして
ショックを受けていた。
一体何をしたんだ……?
いや、想像はつくけどさ……。
「……チッ、まあいい!
俺様は最強だからな!
テメェら三下なんかに負けるかよ」
「え?何?キャインキャイン?」
ゼファなんとかの
月並みなセリフが
気に入らなかったのか
スコグルさんは耳に手を当てて
聞き返す煽りをかました。
「……舐めてんのか、
テメエ……」
流石にカチンときた様子だが
黒歌がさらに煽っていく。
「ワンちゃん、
キャンキャン吠えてるにゃ。
可愛いにゃ~」
「て……テメェ等……!」
「まあ言わせてやれよ
ゼファードル」
ブチ切れ寸前のゼファードルに
ポンと肩を叩いてサブリーダーらしきヤツが
クールダウンさせるべく声がけする。
「ああ!?まずはテメェから
やってやろうかあ!?」
コワ〜……。
凶児じゃなくて狂犬じゃん……。
しかしサブリーダーらしきそいつは
ビビるでもなくむしろ
余裕たっぷりな態度で
話を続ける。
「まあ落ち着けって。
ここでお前らが暴れてみろ。
せっかくの祭りが台無しになる。
それに、今俺達が争っても仕方がないだろ?
俺達の作戦はただ勝つこと。
こいつはゲームさ。
バトルじゃあなくてな……」
明らかに場馴れしてやがる。
多分このレーティング・ゲーム
対策に雇ったヤツだろう。
出で立ちは迷彩服なのに、
金髪にサングラス、更には
左手薬指以外にも金の指輪を
嵌めている。
目立ちたいのか目立ちたくないのか
どっちなんだ……!?
「チッ……」
ゼファードルも納得したようで
渋々引き下がった。
あのサブリーダーは男だから
『女王』枠って事はないだろうが
要注意だな……!
「そろそろ宜しいですか?」
その辺りでグレイフィアさんが
確認の合図を告げる。
「ああ、いいぜ。
始めようか。
じゃあルールを説明するぜ。
今回のレーティング・ゲームの
フィールドは戦場をイメージして
作られている。
基本的には平地だが塹壕や
奥の方には司令塔がある。
司令塔を本陣にしてもいいし、
狙撃ポイントや
大魔術を使うための
起点にしても構わねえ。
ま……主の指揮官としての
センスが問われる訳だな」
グレイフィアさんではなく
なぜかサブリーダーが
得意げに説明する。
しかもゼファードルの方を
見ながらだ。
「では、開始の時刻になりましたので、
これよりゼファードル様率いる
グラシャラボラス家チームと、
ルイーナお嬢様の眷属悪魔チームによる、
非公式のレーティング・ゲームを開始いたします」
そう言うなりグレイフィアさんは
空中に巨大なモニターを出した。
そこには、俺たちと相手の陣地、
そして中央に設置された互いの
陣地の割合が表示されている。
「へっ、俺達にはもう勝算は見えてるぜ!
行くぞ野郎共!俺様について来い!」
ゼファードルが兵を引き連れて
敵陣に向かっていく。
「あらら、行っちゃったね」
「……そうだな」
スコグルさんとボールクさんは
落ち着き払った様子で
それぞれ前衛につく。
俺は最初前衛でいくつもりだったが
ルイーナさんが、
「あ、安里様は機動力に優れる
『騎士』ですから……。
中衛の方が……」
と言ってきたのでそれに従う。
今はルイーナさんが『王』だからな。
「……さて、私達はどうするにゃ?
私は一応後衛だけど……。
ゼファードルは馬鹿だから
勝手に突っ込んでくると思うにゃん?
そこを囲んでボコボコにすれば
お茶の子さいさいにゃ〜」
黒歌は名前通りに黒い笑みを浮かべて
とんでもない事を言っている。
「いや、それは駄目だ」
インカムからボールクの大将が
黒歌のアイデアを制した。
「えー?なんでなんで?」
スコグルさんが尋ねると、
「あのゼファードルとか
いう奴はおそらく単独で動く。
しかしその位のことは
あのサブリーダーも想定済だ。
奴の言ったことを思い返してみろ」
え〜と……。確か……。
『司令塔を本陣にしてもいいし、
狙撃ポイントや
大魔術を使うための
起点にしても構わねえ。
ま……主の指揮官としての
センスが問われる訳だな』
『俺達の作戦はただ勝つこと。
こいつはゲームさ。
バトルじゃあなくてな……』
ん……?
つまりサブリーダーは
ゼファードルが単騎で
攻めていくと初めから読んでいるのか!?
それにあの迷彩服からして……
スナイパータイプか!?
つまり奴はゼファードルを囮にして
俺達を狙い撃つつもりなのか?
「可能性はあるな」
「うん、ありえるね」
「うにゃ〜、面倒臭いにゃ〜。
じゃあどうするのかにゃ?」
黒歌が呆れたようにため息をつくと、
「ふむ、ならここは俺が出よう。
ヤツらの作戦を見極める。
安里、支援を頼む」
そう言って大将がゼファードルの
陣地へと向かっていく。
「じゃあアタシもー!」
スコグルさんも
それに続いていった。
そして前線では……。
「へっ!雑魚どもが!
まとめてかかってきやがれ!
テメェらに本当の戦いってもんを教えてやるよ!
オラァッ!」
ゼファードルが叫びながら
ラム付のバイクに乗っている。
そしてその後ろには
屈強な兵士達が続く。
兵士の一人一人が、
皆何らかの武器を持っている。
「成程……。
前衛は総出で
一気に陣地を拡げるつもりか」
大将が敵の陣形を見て呟く。
まぁ、そうだろうな。
だが、俺達がそれを
許すわけがない。
「それでどうする?
ルイーナ・ムールムール」
「え……!?」
ルイーナさんは
今ニグラさんと共に
司令塔を本陣として守りの構えだ。
てっきりこのまま俺達が
勝手気ままに動く事で
勝敗が決まるとばかり思っていたが……
まさか、この人が指揮をとるのか……?
「わ……私がですか!?でも私なんかが……」
「何を言っている。
貴様はムールムール家の跡取りだ。
単に俺達があの凶児を公衆の
面前で痛めつける事が勝利ではない。
貴様が真に貴族たる姿をここで
示さなければ『蒼色の虜囚姫』、
つまり生涯お飾りのままだ。
それでいいのか?
貴様は何のために生まれてきた?」
大将の叱咤激励にルイーナさんは
少しの間黙っていたが、
「……分かりました。
私やってみます!」
そう力強く宣言した。
「よし、ならば行くぞ!
貴様の器量を見せつけろ!」
「はい!」
「「「「「おおっ!!」」」」」
ルイーナさんと大将の掛け声で
俺達は士気を高める。
「先ずはボールクさん、
スコグルさんが前に出てくれますか?」
「あー、ダメダメ」
「ふえぇっ!?」
いきなりスコグルさんが
命令を無視するつもりか!?
俺達の言うことを聞くって
約束で参加しただろうアンタ!
しかしスコグルさんの真意は
別にある事がすぐに解った。
「さん、とかくれますか?
なんてよわよわ指揮官じゃ
ダメダメ!
呼び付けで命令口調でいかないとさ!
今はいいけどアタシら以外の眷属さんや
部下には
ナメられちゃうだけだよ?
リアスちゃんや
サイラオーグ君なら
こんな時どうしただろうね?」
あ、そういう事だったのか。
確かに、今のルイーナさんは
他の貴族の眷属や観客達にとって、
『おい、あれって
ムールムール家の娘じゃねえの?』
『ああ、そうだな。
てことは、あの女が新しい『王』なのか』
みたいな感じで
評価の真っ只中なんだ。
なのに俺はゼファードルを
ぶっ飛ばす事しか
考えていなかった……。
騎士としては全然ダメだな俺は……。
「えっと……その……
ボールク! スコグル!
先ずはゼファードルさ……
ゼファードルの兵達を相手にして!
ゼファードルは無視してね!」
「了承した!」
「は〜い! あとゼファードルじゃなくて
『バカ』でいいんだよ」
ゼファードルを無視して……?
奴を倒せば戦いは終わるんじゃ?
いや、ルイーナさんの言うことを
信じないで何がルイーナさんの
騎士だよ俺は!
「へ〜、いい武器じゃん。
ちょっと貸してね?」
「ギャアアー!」
ベキイッ!
「せーのっと!
ありゃ、壊れちゃったよ?
結構強そうな投擲槍だったのに」
ドグオォォォォン!!
「ぎゃああっ!?」
「ぐわあぁぁ!」
「な、なにぃ!?
俺の兵士3人を一瞬で!?」
「ひ、ヒイッ!
こ、凍る……! 俺の馬と
身体が凍っていくうぅぅ!?」
「逃げるな。お前は『兵士』では
なく『騎士』だろう……。
『騎士』ならば『王』のために
戦って、死ね」
ピキイイィィン!
バギッ!ゴシャアッ!
ゼファードルの兵は大将と
スコグルさんによって
次々と撃破されていく……。
まるで、ゼファードルなど
眼中にないと言わんばかりだ。
しかもゼファードルの攻撃は
回避に専念。
サブリーダーの射撃も防御でしのぐ。
「クソが……! クソが
クソがクソがあァァ!!
使えねえ! 使えねえ奴等ばかりだなあ!!
レーティング・ゲームだの
仕来りだのもう関係ねぇ!!
ぶっ殺す! あの日陰女は
犯して殺して!
野晒にしてやるぜェェェ!!」
ブゥウウウン!!
ゼファードルは激昂しながらラム付のバイクで
塹壕を跳躍して飛び越え、
本陣に攻め込んでくる。
だが……。そうはさせねえよ!
俺の能力の『武態』で
触手から網を作成。
そしてそれを
海のゴミをせき止めるネットのように展開する。
「な……なにぃっ!?」
これは俺のアドリブじゃなくて
ルイーナさんの指示によるものだ。
思い通りにならないと
キレて暴れだすだろうから
捕縛の準備をしてくれってさ!
「ぬおぉぉ……!
抜け出せねえ……!
この……! この……!」
野郎を縛り付けるのは
いい気分はしないが
完全な勝利のためには我慢我慢。
「ニグラさんはゼファードルの
魔力を奪う間に
前衛の二人は敵陣に切り込んで!
多分罠が張ってあるだろうから
気をつけてくださ……気をつけて!」
「うふふ、解ったわ」
「承知した」
「ほ〜い」
3人は文句なく従うが
しかし敵の罠をどうやって凌ぐ?
が、それは俺の余計な心配だった。
「ん〜、左に魔法陣の罠があるにゃ」
「ほい、じゃ、地形ごと吹っ飛ばせばいいね!」
「感知式の地雷か……。
しかし、俺の結界で
信管が起動できねば
無用の長物に過ぎん」
黒歌の仙術による探知や
大将の氷の結界、あと
スコグルさんの強引な解除(物理)
により奴等の罠は忽ち無力化。
しかも……。
「参った。俺の負けだ」
「私も、降参しまーす」
苦渋どころか余裕の態度で
『戦車』の一人と『女王』らしき
バトルスーツを着た女が諸手を
上げて降参した。
い、幾ら裏切るにしても
迷いとか躊躇いとかないのか!?
まるで前々からそう決めていたみたいに……!
「な、何でだ!?
何でお前らが裏切る!
昔から一緒だっただろ!?」
「はぁ? あんたバカ?
だから、前からゼファードル様より
ルイーナちゃんの方が
断然魅力的だって言ってるじゃない?」
「そ〜だよ?
ゼファードルなんか顔がカッコイイだけで
中身は子供だしバカだし?
正直うんざりしてたんだよ」
ゼファードルはもう
見ていられない位泣き笑いの様な顔に
変じていく……。
「そんな……!俺は、
俺は……!うわああああ!!」
「ああ……何て可哀想な
ゼファードルちゃん。
でもそんな貴方もとても素敵よ♡
あの時よりもずっと……♡」
「うああ……あ……はは……
ははは……ニグラ……。
ニグラさま……ははは……」
ゼファードルを母親か恋人の様に
抱きしめつつ、奴の死角にて
悪どい笑みをニグラさんは
浮かべる。
多分ゼファードルだけじゃなく
あの二人にも『寝業』を
仕掛けたんだろう……。
憐れになってきた……。
ボコボコにされるだけの方が
アイツにすりゃ幸せだったん
じゃねえかな……。
とにかく勝負はこれで
決したろう……。
陣地はルイーナさんの青で真っ青。
残っているのはサブリーダー一人。
肝心のゼファードルは
精神崩壊寸前と来たもんだ……。
これ以上は見ていられない。
と、力を緩めたその時!
シュッ、とゼファードルが
消えたと思ったらあの
サブリーダーと入れ替わった!
さては『キャスリング』か!?
「ま、チェスってのは
王を取るゲームだからよぉ。
コイツで逆転の一手って奴だ」
そうか!
スナイパーだからコイツには
機動力は必要なかったんだ……!
迂闊だった……!
隙間からライフルの照準を
司令塔の窓に向けてサブリーダーは
サングラスを額にずらす。
「アンタに恨みはねえがよ。
アンタに死んで欲しいヤツが
いるんだとよ。
だから……死んでくれないかな?
ルイーナ・ムールムール」
死んでくれないかな……?
止めろ……!
俺の前でその台詞を吐くな……!
「じゃあな……」
そう静かに呟き、男は
引き金を引いた。
一体、どうなってしまうのか!?
(ガ○ンコファイトバトル)
ヒント・今の安里は機動力に優れる騎士。
真面目な話短いけど投稿頻度は早い方がいい?
-
早い方がいい
-
遅いけど長いほうがいい