「しかし、一瞬で姫島神社を
復元させちゃうなんてなー……」
「まさか一瞬で神社を複製しちゃうなんてなあ」
イッセーは姫島神社の客間に敷かれた布団の上で寝転がりながらそう呟いた。ゲイトの力で一瞬にして姫島神社は復元し、更には朱乃の母親である朱璃さんも限定的な条件つきで生き返らせてくれた。
取り敢えずはめでたしめでたし、と言った所だろうか……。
(と言いたい所だけどさ……)
イッセーはどうにも気が昂るのか眠れずにいたし、股座の息子が元気になりすぎていて困っていた。
(朱乃さん、いや朱乃の家に泊まってるんだもんなぁ……)
しかも、朱乃はイッセーに告白してきた上に、両親の前でキスまでしてきていたのだ。更には「これからは自分の気持ちに素直になる」とまで言ってくれている。正直期待するなと言う方が無理だった。
(あの部長よりもスタイルが良くて、おっぱいが大きい女の子に迫られて興奮しない男なんていないよな!)
そんな事を考えながら下半身の熱を持て余していた時だ──。
スッ、と襖が開く音が聞こえたと思ったら、そこには浴衣を着崩す姿の朱乃がいた。
(来た!)
朱乃の姿を見た瞬間、イッセーの中で何かが弾けた。
朱乃はしゅるり、と帯を解くと、そのまま浴衣を脱いでいく。そして現れたのは下着を着けない全裸の状態であり、その身体からは湯気が立ち上っていた。
「お待たせ、イッセー……♥」
口調も声色も学園の
時のものとは違い、艶のある女のものになっている。それはまるで別人のようだ。
「どうしたの?」
朱乃は小首を傾げながら微笑みかける。その姿はとても美しく、同時に淫靡な雰囲気を放っているように感じられた。
「あ、朱乃……」
「ふふっ♪」
朱乃は妖しい笑みを浮かべると、そのままイッセーの上に覆い被さってきた。
むにい、と柔らかい感触と共に甘い香りが漂ってくる。
「イッセーったら、凄く苦しそうな顔をしているわね? 私が楽にしてあげるわ……」
朱乃はそのまま唇を重ねてきた。互いの舌が絡み合い、唾液を交換し合うような激しい口付けを交わしていく。
(ん……!? こ、これは……?)
僅かに違和感を覚えたイッセーは
そっと朱乃の下乳に手を当ててみる。
「は……あ……♥」
すると朱乃はビクンッと反応し、甘美な吐息を漏らした。まるで弦楽器のような美しい音色だ。
だが、それ以上に気になったのは……。
(何だこの感覚は……!? 下から母乳みたいなものが吹き出しているぞ……!!)
そう、朱乃の胸の先端から白い液体が流れ出ており、それがイッセーの手に付着していたのだ。更にこの感度の良さというより、男がどう反応すれば喜ぶかを知っているかのような巧みなテクニック……。
(も、もしかして朱乃じゃなくて
夜這いに来たのは朱璃さん!?)
汗ばむ肌が湿り気を帯び、しっとりとした柔らかさと心地好さが伝わってくる。
朱乃はその豊満な乳房でイッセーの顔を挟み込むと、ゆっくりと腰を動かし始めた。
「あぁん……!」
朱乃の口から漏れ出た喘ぎ声を聞いて、思わず股間が疼く。
(ああ、朱乃のおっぱいで顔をパイズリされてるぅ……!)
顔に触れる柔肉の感触だけでも堪らないのに、そこに温かく湿った谷間が加わればどうなるのかなど言うまでもない。しかもただ挟んでいるだけではない。時折上下運動を加えながら擦るように刺激してくるのだから、快感も倍増だ。むせ返る様な雌の匂いが鼻腔を満たし、脳髄を蕩けさせていく。
「うふふ……気持ちいいかしら? 私のおっぱいはどうかしら? 好きよね? こうやってされるのが好きなんでしょう?」
朱乃、いや朱璃は妖しく微笑むと、更に強く挟み込んできた。それだけに留まらず、両手を使い左右のおっぱいを交互に動かし始めたではないか!
「うおっ! す、凄いっ!!」
左右から圧迫されながらも揉まれているおっぱいの柔らかさに感動すら覚えた。そして、朱璃の胸の動きに合わせて形を変えている様が実に扇情的だ。
朱璃のおっぱいは大きいだけでなく、張りもあり形も良い。まさに極上のおっぱいと言って差し支えないだろう。その素晴らしいおっぱいによって顔面を蹂躙されているのだ。
更に朱璃は自らの胸に手を添えて絞り出す様にしながらも太腿に力を込めて前後に揺すり始める。それによって与えられる快楽は先程の比ではなかった。
「あぁ……! こんな、凄すぎるよぉ……! おっぱいも太腿も気持ち良すぎてもうダメだ……」
あまりの悦楽に意識が飛びそうになるのを必死に堪えるが、それも限界に近い。
「ふふっ♪ 我慢なんてしなくても良いのよ? ほら、イッちゃいなさい。お義母さんのおっぱいと太腿でいっぱいイってね?」
朱璃は妖艶な笑みを浮かべると、イッセーの耳元に口を近づけた。そして──
「愛してるわ、イッセー君……♥」
甘く囁かれた瞬間、イッセーの中で何かが弾けた。
「あっ、出る……!」
ドピュッ、ビュルルル──!! 勢いよく放たれた精液は朱璃の身体に降りかかり、彼女の綺麗な太腿と豊かな胸を汚していく。
「ああんっ♥」
朱璃は艶めいた声を上げながら、更に激しくイッセーのペニスを刺激してきた。
「フフ、出しながら勃起させるなんて元気ね。もっと出したい?」
朱璃は妖しい笑みを浮かべると、イッセーの股間に手を伸ばした。
朱乃やリアスは当然として、エルシャやシュタークにも劣らないテクニックの持ち主である朱璃に責められたい気持ちはあったが、イッセーは首を横に振った。
「や、やっぱりダメです!」
「あら? 不思議な事を言うのね。
貴方はハーレム神を目指すんでしょ?」
そう言って微笑む朱璃さんだが、やはりこの人は朱乃の母親なのだ。俺がどれだけ拒絶しても諦めるつもりはないらしい。
それどころか朱璃は妖しい色気を躊躇いなく放ちながらカエルの様に脚を開いてくる。
リアス達との経験がある筈なのに
、朱璃さんの姿を見ただけで心臓が激しく高鳴ってしまう。
「私なら大丈夫だから遠慮しないで」
「で、でも……」
「それに私は朱乃と違って経験豊富だし、胸だって朱乃よりも大きいわ。
そんな私が好きなんでしょう? だったら気にする必要ないじゃない」
「うっ……!?」
確かにそうだ。この人は間違いなく朱乃以上の美人であり、スタイルもいい。おまけに胸のサイズでは朱乃を上回るほどだ。
しかし、それでも俺は──。
「ごめんなさい! やっぱり朱璃さんとはできません! 朱乃さんを悲しませる事はハーレム神云々より男、兵藤一誠として許されることじゃないんです!!」
イッセーはキッパリと言いきると、
朱璃はキョトンとしたが直ぐにクスクスと笑い始めた。
とはいえ、馬鹿にしている感じではなく、むしろ嬉しそうに見える。
「ふふ、女なら誰でもいいというわけじゃないのね。安心したわ」
「はい。朱乃が大切だからこそ、朱璃さんとはできないんです。恥をかかせるみたいですみません」
申し訳なさそうに頭を下げると、朱璃はニッコリと微笑んだ。
「もう大丈夫よ、朱乃、貴方」
朱璃の言葉にイッセーは心臓が口から飛び出しそうになった。
(ま、まさか今の聞かれてたのか……?)
恐る恐る振り返ると、そこには朱乃とバラキエルの姿がある。
「私達はつまらない肝試しは
止してと言ったのだけれど」
「う……うむ」
バツが悪そうに鎮座していた二人であったが朱璃はまるで蛇の様にバラキエルへと夫婦らしくしなだれかかった。
「うふふ、いいんですよ? 私は別に怒っているわけではないのですから。ただ、少しだけ意地悪をしてしまいました。ごめんなさいね?」
朱璃は妖艶な笑みを浮かべ、バラキエルの頬を撫でる。
「うぅ、朱璃よ……。お前の言う通りだな。私は夫失格だ」
バラキエルは妻から顔を背けるが、朱璃はその唇を奪った。
「んっ……」
朱璃から舌を差し込むと、バラキエルもそれに応えていく。
(お、置いてけぼりな気分だ……)
何やらバラキエルと朱璃の夫婦生活のスパイスになってしまった感があるが、背中に朱乃のふくよかなお胸の感触が伝わってくるのは悪くない。
「あ、あの、朱乃──ぐえっ!?」
イッセーが振り向くと同時に唇を塞がれた。熱烈かつ濃厚なキスだ。
しかもそれだけに留まらず、朱乃はイッセーの股間に手を伸ばし、優しく愛撫してきたのだ。お預けを受けて敏感になっていたイッセーのペニスは否応なしに反応してしまう。
雷光の巫女の異名はこちらでも健在で、朱乃はイッセーの弱点を知り尽くしている。
朱乃はイッセーの弱いところを的確に刺激しながらも赤みが増した乳首をイッセーの胸に擦り付けてきた。
突起が彼の胸板に引っかかる度に甘い痺れが朱乃の全身を駆け巡る。
(あぁ……! 気持ち良い……! おっぱいとクリトリスが擦れて凄い快感ですわ!!)
イッセーの胸の感触を楽しみながらも、朱乃は絶頂を迎えようとしていた。
だが──。
イッセーは朱乃の腰を抱き寄せると、彼女の秘所へ躊躇いなく挿入した。
「あっ……待っ……ああああっ!」
朱乃はイッセーの突然の行動に驚きの声を上げるも、既に身体は準備万端だった。処女膜は破れ肉体は雷鳴の如き衝撃を受け、朱乃の意識は真っ白に染め上げられてしまう。
昇天する様に浮き上がる軟尻を両手で押さえつけながら、イッセーは更に奥まで突き入れた。
子宮口を突き上げられるような感覚に朱乃は目を見開き、身体を大きく仰け反らせる。
「んああああっ!? い、いきなりなんてぇ……♥♥♥」
甲高い声で喘ぎながら身を捩る朱乃だが、イッセーが離すはずもない。更に激しくピストンを繰り返すと、朱乃は髪を乱しながら乱れまくった。
「あひぃ♥そ、そんなに突かれたら壊れちゃいますわぁああ!!」
朱乃はあまりにも激しい責めに涙を流して悶えるが、イッセーは一切容赦しなかった。
(頭がクラクラするぅ……! これが、セックス……!?)
自慰による快楽とは比べ物にならない程の強烈な性悦に朱乃はすっかり打ちのめされ、なすがままであるがイッセーの責めはそれのみに留まらない。
「絶頂雷撃(クリムゾン・ショック)!」
帯電したイッセーの指と亀頭が朱乃の乳首とGスポットを直撃し、朱乃は一瞬にして二度目のアクメを迎えた。
「あ、イクッ! イッてしまいますぅううううううう!!」
後輩であるはずのイッセーに犯される形でイカされた朱乃は、その背徳的な状況も相まって、今までで一番のオーガズムに達した。この快楽の前では今までの自慰による絶頂など
津波を前にした砂城に過ぎない。
全てを押し流された朱乃は放心状態ながら本能的に自らも腰を振って更なる快楽を貪ろうとする。
「おっ♥おおぉっ♥しゅごいっ、こんなの初めて……!」
目を剥き、美しい顔を無惨なアヘ顔に変えて、朱乃はイッセーとの性交に没頭した。
「ふふふ、朱乃ちゃんたらあんなにはしたない声を出して。イッセー君とのお楽しみが待ち遠しかったみたいね」
「う……うう、そうだな……」
朱璃は二人のセックスを見やりつつ最愛の夫に跨り、互いの局部を結合させていた。
朱璃は騎乗位が大好きで、夫と交わる時は決まって自ら上になるのだ。
(ふふ、可愛いわね。私も早く孫の顔を見たいわ)
しかし今日のバラキエルのペニスは生前の時より一回り以上大きくなっている。熱く脈打つ肉棒は朱璃の奥深くまで侵入し、膣壁をゴリゴリと削っていく。
「あん、凄い……! バラキエルのが私の中に入ってる……! んんっ、おっきくて気持ちいい……っ!」
朱璃は夫の剛直を受け入れ、愛する人と繋がる幸せを噛み締めていた。
(ああ、朱璃よ……。お前と一つになれたことに感謝しよう)
バラキエルもまた妻の温もりを感じ取り、かつて失った家族が今再び蘇ったことを実感していた。
二人はそのまま舌を絡ませ、互いの愛を確かめ合う。
「んっ、ちゅっ、んんっ……」
朱璃は情熱的なキスをしながら、腰を動かして夫を刺激していく。
バラキエルは朱璃の柔らかな臀部を掴みながら、下から妻を突き上げていった。奇しくもイッセーと朱乃、
バラキエルと朱璃は同じ体位を取り、互いを高め合っていった。
「ああっ、貴方ぁ♥父親としてイッセー君に手本を示してぇ♥」
「はああっ♥イッセー♥父様の前で情けない姿を晒さないでくださいましぃ♥」
二人は髪留めのリボンを外しながら、同時にそれぞれの番を競わせるかの様に淫らなダンスを披露し始めた。
「はあ、はあ、二人とも……なんて綺麗なんだ……!」
イッセーは目の前で繰り広げられる光景に興奮を隠しきれずにいた。
朱乃と朱璃は普段の清楚な雰囲気からは想像もつかない程、妖艶に乱れている。
「ああ……! 朱璃、朱乃……!」
「あっ、貴方……っ! もっと、奥まで突いて……!」
「父様……っ! 朱乃はもう……限界ですわ……っ!」
四人とも汗だくになりながらも激しいセックスに興じ、絶頂へと昇りつめる。
そして────。
「「ああああああっ!!」」
絶頂と同時に、四人は達した。
子宮口まで突き上げられた朱乃はイッセーにしがみつき、朱璃は身体を仰け反らせながら絶頂を迎える。
「あ、ああっ、ああっ、ああっ……!!」
「ああっ、ああっ、ああっ……!!!」
二人共恋人、夫からの腟内射精を受け、全身を痙攣させながら歓喜の声を上げた。
「あ、あひぃ……♥」
「お、おおぉ……♥」
朱乃と朱璃は快楽に表情を蕩けさせて余韻に浸る。
「あ、あああぁ……♥朱乃さんと朱璃さんのおっぱい……すげえ柔らかい……! それに朱乃さんのお尻、最高だよ……!」
イッセーは朱乃の乳房と尻を揉みほぐしながら、腹筋を恥丘に擦り付ける。熱く粘ついた精液が馴染む様に塗りつけられ、朱乃は甘い吐息を漏らした。
「あ、ああんっ♥イッセー君の熱いのが私の中に染みてますわぁ……!」
朱乃は膣内に注がれる熱さにうっとりと酔い痴れ、その感触に身を委ねる。
そして朱璃もまた射精しても未だ萎えないバラキエルのペニスに身震いしていた。
「あひいぃっ♥凄いぃ♥マゾ堕天使の貴方のデカマラ最高ぅ♥」
母ではなく一人の女としての悦びに打ち震えながら、朱璃はバラキエルの剛直を貪っていた。
まるで歴戦の騎馬兵ばりに堂に入った騎乗位はバラキエルを抑えつつも
興奮させるという見事な手綱捌きを見せている。更には言葉責めやボディタッチなどあらゆるテクニックを駆使し、バラキエルを翻弄していく。
「ふふ、どう? 気持ち良いでしょう? 義息子と私が抱き合う様を見て興奮しちゃったマゾ豚さん?」
「う……うう……!」
朱璃の言葉攻めにバラキエルは顔を赤らめ、歯噛みする。
バラキエルのペニスは朱璃の中でさらに一回り大きくなり、彼女の秘所を押し広げた。
「ああっ、おっきくなってるぅ♥貴方の極太チンポで私をメチャクチャにしてぇ♥」
バラキエルのペニスが大きくなったのを察した朱璃はより激しく腰を振り始め、バラキエルのペニスを締め上げる。
「くっ……! お前の膣内は相変わらず凄いな……!」
バラキエルは思わず声を漏らすが、朱璃の膣壁の圧迫は衰えない。むしろ締め付けは強くなっていき、バラキエルの剛直を搾り取ろうとしてくる。
「まだよおっ♥もっと、もっと出してっ! 貴方の子種を私の中にぶちまけてちょうだいぃっ!」
朱璃は舌を出しながら喘ぎ散らかし、腰の動きをさらに加速させた。
「ああ、朱璃よ……。そんなに動いたらもう出てしまうぞ……」
「いいのよっ、出しなさいよっ! さっきから我慢してるのバレてるんだからねっ! 本当は出したくて仕方がないんでしょう!? いいわよ、好きなだけ私の中を満たしてぇ♥孫より先に朱乃に妹を作ってあげるといいわぁ♥」
そう言って朱璃は腰を上下に動かし、まるで頭が3つあるかのように双乳と頭を振り乱し、肉棒に刺激を与えていく。
この絶技の前にバラキエルも限界に達し、ついにその時が訪れた。
どぴゅ、ぶしゃああああああああああ!!
「ああっ♥イクッ! イッくううううう!!」
子宮口に亀頭を密着させられた状態で大量の子種を流し込まれた朱璃は、同時に絶頂を迎えていた。
結合部から愛液と精液の混合液が吹き出し、辺り一面に飛び散っていく。
朱乃と朱璃は互いの身体を抱きしめ合いながら、絶頂の余韻に浸っていた。
「ああ……! ああ……! 貴方のがいっぱい出てますわ……! 熱い……! んっ……ちゅっ♥」
「はあ……はあ……はあ……、イッセー……見てぇ♥私達が中出し
されてるところぉ……♥」
二人は絶頂を迎えたばかりで息を荒げながらも、幸せそうな笑みを浮かべている。
イッセーは二人の美女の痴態を目に焼きつけつつ、己の分身から性の奔流を吐き出した。
ー
一方その頃。
冥界はムールムール領。
領主であるハマーマの邸宅。
彼女は水晶玉にてイッセー達の乱痴気騒ぎを覗き見ていた。
まるでガラスの様に蒼い瞳にマネキンの様に整っているが生気を感じさせない顔立ち。銀色のホーステイルに喪服の様な黒いドレスという出で立ちは貴婦人と呼ぶに相応しい優雅さを醸し出している。
「何をしていらっしゃるの?
お母様?」
血の様に赤いドレスと長い髪を揺らしながら現れた少女は愉快げに微笑みかける。ハマーマは実の娘が相手故か、表情一つ変えずにいた。
「兵藤一誠を暫く観察していたのですが、そろそろ頃合です。色欲に溺れるだけの戯けなら捨て置いても良いと思っていましたが、彼の力は少々目に余ります」
母の言葉にベラナディアは怪訝な表情を一瞬見せたがすぐに笑みを浮かべた。
「それは考え過ぎですわお母様。二天龍だの赤龍帝だのと言ってもお母様の御力ならば一捻りでしょう?」
酷薄、非情、冷徹。その言葉こそが相応しいと思わせる程に冷酷で、美しい笑顔だった。
「それ程気を煩わせるなら私が直接手を下してあげましょうか?」
自分が敗れることなど微塵も想像していない、絶対強者の余裕を漂わせながら、ベラナディアは母に提案する。
「それもいいでしょう」
意外にも、ハマーマは娘の進言を受け入れた。
「しかし、万一という事もあります。あの男を連れていきなさい」「……分かりましたわ。では早速行って参ります。ごきげんよう、お母様♪」
ベラナちはそう言うと、転移魔法陣を展開して何処かに去っていった。
「…………」
一人残されたハマーマはただ無言のまま、虚空を見つめるだけだった。
真面目な話短いけど投稿頻度は早い方がいい?
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早い方がいい
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遅いけど長いほうがいい