両方やらなきゃいかんでしょ。
ネフレン領に入るには魔列車に乗らなければならない。しかし全席指定席な上にチケットは完売しているという。
「困ったわねぇ……」
ニグラは麦わら帽に白いワンピース姿という出で立ちで呟いた。避暑地に向かう様な清涼な出で立ちではあるがいかんせん地母神の様な豊満な肉体が隠しきれていない。事実、すれ違う男性達が振り返るし駅員も明らかに見惚れている。その有様に安里もニトクリスも呆れるしかない。
「何とか魔列車に乗せてもらわないと潜入が出来ないものねぇ、どうしたものかしら安里ちゃん?」
わざとらしく安里を誘惑でもするかの様にニグラは囁く。以前の安里ならば骨抜きにされるか、或いは慌てふためいて逃げ出すところだが……
「うーん……ダフ屋辺りから買えばいいんじゃないスかね」
「……あら? お姉さんの誘いに乗ってくれないなんてちょっと寂しいかも」
予想外に冷めた反応だった事にニグラは少しだけ驚いた様だ。やはりルイーナの存在が安里の中で大分大きくなっているのだろう。
「私も同意見です。ダフ屋なるものに心当たりはありませんが」
ニトクリスは安里に同調する様に言った。出で立ちは砂漠用の外套を羽織り普段の露出の激しいものではない。
「あれは私の秘術を高めるための正装なのです。誤解なきように」
安里の心の中を読んだのか、あるいは男女の仲になった事での以心伝心なのか、ニトクリスは安里の疑問を口に出す前に返答していた。
(流石はファラオ、察しが良い)
安里としては感心せざるを得ない。
それはそれとして……。
「では、私が交渉して参りましょう」
眼鏡をクイ、と上げながらカテレアが申し出た。旧魔王派の元幹部である彼女は顔が広く、そういったコネも多いらしい。実際、カテレアはその美貌も相まってかなりモテていたらしい。
「えぇ、お願いねカテレアちゃん」
「カテレアちゃん……」
今や安里の敏腕秘書を地でゆくカテレア・レヴィアタンもニグラにかかればこの通り形無しである。そんな様子に苦笑しつつ、安里はカテレアが交渉するのに平行してダフ屋を探すことにした。
……およそ一時間後、カテレアとの交渉を終えたニグラと合流した安里達は魔列車に乗り込むことに成功した。ちなみにダフ屋の方は空振りに終わった。
ー
「申し訳ありません、安里様。
この様な席しか用意出来ませんでした」
カテレアが入手したのは二人用の
特殊寝台、他のメンバーは貨物室という何とも天地の違いのあるものだった。
「い、いや……割りと広いし、他のメンバーも連れてきても良かったんじゃあ……?」
「いけません」
安里の提案をカテレアはキリリ、と眼鏡を光らせて却下した。
「ここはVIP用個室です。
本来なら貴族階級の方々が使用するものなのですが、今回は私に譲って頂きました。当然、他のお客様との相部屋などもっての他です。
万が一にも何かあっては大変ですから」
「そ、そうですか……ハイ」
有無を言わさぬ迫力に押され、安里は思わず敬語で返事をした。確かに今の自分はただでさえ目立つのだ。もしカテレアの言う通りにしなければ余計なトラブルを招くかもしれない。
(それにしても……ホントに列車の中なのか?)
安里が感心したのは窓の外に広がる光景だ。レールは無く、まさにどこかの銀河鉄道の様な様相を呈している。更に室内も列車とは思えない程に豪華かつ広々としている。しているのはいいのだが……。
(しかしこれじゃまるでラブホテルじゃねーか!VIPってそういう接待も兼ねているのか!?)
心の中で叫びつつ、安里は頭を抱える。しかしすぐに気を取り直し、今回の作戦を整理する。
(ルイーナを取り戻すにはまず、リゼさんの信頼を得なきゃいかん。で、フェニックスの涙の偽物を製造している所を突き止めて告発すると共に破壊する)
これが今回、安里達に与えられた任務だ。そしてその為には……。
「乗車券を拝見しま〜す♥」
と、その時禄にノックもなく車掌、あるいは車娼というべきだろうか? とにかく乗務員が部屋に入ってきた。その姿を見て安里はぎょっとした。バニースーツ、もといキャットスーツに身を包んだ女性だったからだ。
「あ、ああ……」
「こちらはVIP専用席ですから確認の必要はないはずですが?」
たじろぐ安里に対してカテレアは流石旧魔王派の幹部と言うべきか? 平然と対応していた。
「いえ、規則ですので♪お嬢様方、こちらに手を触れて下さいね〜」
しかし、そんなカテレアの態度を意に介さず、彼女はにこやかな笑顔を浮かべながら二人の手に触れた。すると……。
「はい、結構で〜す♥それはそれとして子宮の……もとい至急の御用はございましたかぁ?」
胸を強調する様に乗務員は安里達に問いかける。その時カーブにでも入ったのか車体が大きく揺れた。その際バランスを崩した乗務員が安里の顔を胸で挟み込む形になった。
「うぉっ!」
「あらら、大丈夫ですかぁ?私ったらついうっかり〜♥」
薔薇と蜂蜜を煮詰めたかの様な
甘い香りに包まれ、安里は赤面するが、当の本人は特に気にした様子もない。
「だ、大丈夫です!!」
「あら、それなら良かったわ〜ん♥」
安里の言葉を受け、彼女はパッと身を引き、改めて姿勢を正した。
(くそ……油断してたぜ)
危うく手を出してしまうところだった。そう思いながら安里は心の中で自戒する。
(俺がこんな調子じゃ駄目なんだ)
そう思いながら安里はカテレアを見る。彼女は冷静そのもので特に動揺している風でもない。やはり旧魔王派の幹部というのは伊達ではないのだろう。
「な、なんというか……スマン」
「いいえ、安里様も殿方ですし、仕方ないですよ」
安里の謝罪に対し、カテレアは微笑んで応じる。内心はともかく、外面では余裕を見せようとするその姿はやはり大人びていて、それでいて美しい。
(クソ……まただ。俺はルイーナを愛しているのに、仲間を……カテレアを意識しちまう。最低だ……!!)
そんな安里の内心を察してか否か、カテレアは優しく微笑みかけた。
「あまり気負ってはなりません。安里様は安里様らしく振る舞えば良いのです。……それに私は安里様のもの、ですから……」
頬を染めつつ、カテレアは安里の手を握った。
「なあカテレア……。何でそんなに都合の良い事を俺に言ってくれるんだ? ミッテルトもレイナーレもカテレアもさ……」
「私達は貴方に救われ、同時に貴方を愛する事を決めたのです。貴方がどんな鬼畜外道であっても……。
飽くまでこれは喩えですから、どうか誤解なきように」
「あ、あぁ……そうだよな」
カテレアの言葉に安里はホッとする。だが、その一方で疑問が浮かぶ。
(いや、本当にそうなのか?)
確かに自分とカテレア達は愛人関係になっている。それは事実だ。しかし、それだけだろうか? 自分はこの世界にゲイトの力で復活し、そして神器やら力を得て、ハーレムを築いている。罪悪感や呵責は報いを受けて当然だという気持ちは拭いきれぬものではないのだ。増して洗脳や催眠によって得た愛情ならば。
(だから、この好意も、愛情も、全ては俺の身勝手がもたらしたものだ。だからいつか俺は報いを受ける事になるだろう。そうでなければカテレア達があまりにも不公平だ……)
安里はそんな不安に駆られていた。
しかし人間とは誰も彼もが英雄になれる訳ではない。まして、彼は最近までただの学生に過ぎなかったのだ。故にその懊悩は無理のないものだろう。
「……どうされましたか、安里様?」
「い、いや……何でも無い。それより、今は……」
安里は慌てて取り繕い、窓の外を見た。そこには砂漠にて怪物と戦う貧民達の姿があった。
「あの人達は……?」
「恐らくは避難民でしょう。
私達の様に魔列車に乗り込めなかった者達ですね。……嘆かわしい事ですが」
カテレアは憂いを帯びた表情で呟いた。以前の優生思想に凝り固まった旧魔王派では考えられない発言だ。だからといって安里の苦悶が消える訳でもないのだが。
「カテレア、窓を開けるぞ」
カテレアは当然止めない。いや、それどころか嬉々として窓を開いた。
「カテレア!?俺のワガママに付き合う必要は無い!」
「いいえ、構いません。
針のゆく所には糸がついていくものなのです。それが世界の有り様というもの……」
カテレアは慈母の様な笑みを浮かべると安里の腰に抱きついた。カテレアの温もりを感じながらも安里はバッ、と窓から砂漠の大地へと飛び降りていく。
そして両手をパラシュートの様に変化させると、風圧を利用して落下速度を緩め、砂煙を上げながら着地した。
そして貧民を襲っていた低位の一頭竜(ナーガ)達をまるで引きちぎる様に『冥獄長の辣腕』で倒していく。
「グォオオオオッ!!」
「うぉおおおっ!」
「ギャアァッ!」
安里の攻撃で次々と断末魔を上げるナーガ。その光景を見て貧民達は歓声を上げた。
「ありがとうございます!これで助かりました!」
「前に出るのではありません!
安里様の迷惑でしょう!」
などと叱咤しつつもカテレアは結界を張り、貧民たちを守る。
「……お、おい。アンタ、一体何者だ?何で俺達の味方をするんだ……?」
「……助けてくれて感謝する」
貧民達は戸惑いつつも安里に礼を述べる。するとカテレアは誇らしげに胸を張って宣言した。
「この御方の顔をよく覚えておきなさい……! この方こそ貴方を圧政から解放する救世主となるべき御方です……!!」
(いや、カテレア……流石にそれは盛り過ぎじゃ……そもそも潜入に来たんだぞ俺達!)
(いいえ、私は嘘偽りなど申しません。戦いというものは高度な柔軟性を維持しつつ臨機応変に対処すべきです)
(いやいや、お前のそれは行き当たりばったりというんじゃ……)
カテレアの発言に戸惑う安里。しかしカテレアの勢いは止まらない。
このアジ能力は流石に想定外だった。
「……け、けどネフレン様はあまりにも強すぎる……」
「俺達なんかじゃとても相手にならないよな……?」
やはり一度や二度の功績ではネフレンの苛政に虐げられ、牙も爪も折れてしまった者達の心に希望を与える事は出来ないようだ。
「ま、まあ……。恩に着せるつもりはないからさ。マンモンの野郎には俺達の事は内緒にしてくれよな?」
「あ、あぁ……。分かった……」
そう言い残し、安里はその場を去ろうとするが……。
「ま、待ってくれよ!」
ターバンを巻いた少年が安里を呼び止める。
「ん?どうしたんだ?」
「あ、あんたがどんな奴かは知らないが……この国を変えてくれるって言うなら……頼む!!オイラも仲間に入れてくれよ!!」
「はぁ?いや、それは……」
突然の申し出に困惑する安里だが、カテレアは微笑んで言った。
「良いではないですか。この者達は私達の仲間です。この国の行く末に心を痛め戦う決意を示したのですから」
「そ、そうか……そうだな」
カテレアの言葉に安里は納得して、そして改めて自己紹介をした。
「俺は安里だ。よろしくな」
「へへ、オイラアフメドってんだ
宜しくな! 強いあんちゃんと、
デッカいねえちゃん!」
アフメドと名乗ったターバンの少年は人懐こい笑顔を浮かべた。他の貧民達は遠巻きに見ているだけだ。
「お前、親はいないのか?」
「いねーよ!父ちゃんも母ちゃんも死んじまった! オイラを捨てて逃げようとした所をナーガに頭から喰われちまった!」
安里は思わず顔を歪める。何と酷い話だろうか。地獄というものは罪人を裁くためのものであるのに、この少年は生きながらに地獄に落とされたのだ。
「それで今は独りで生きてるんだ」
「そうか。……辛い事を聞いて悪かったな」
「気にすんなって!オイラはもう慣れっこだよ」
アフメドはカラカラ笑う。安里はアフメドの健気さに心を打たれた。
「ごめんなあ……」
「何であんちゃんが謝るんだよ?わっかんねえなあ」
涙で顔をくしゃくしゃにしながら
詫びる安里に対し、きょとんとした顔でアフメドは首を傾げる。
「いいや、何でもない。それより、俺達と一緒に来るか?」
「うん!行こうぜ!!」
こうして安里一行は新たな仲間を加えることと相まった。
カテレアの用意した魔法の絨毯で三人は一路、アフメドの案内によって街へと向かっていく。
ついた頃には既に夜となっていた。
情報を集めるにしても、ニグラ達が合流してくるまではこれ以上独断行動を取る訳にもいかないだろう。
「ひえー、オイラベットで寝るなんて初めてだ!」
「そんなに喜ぶもんでもないと思うけどな……」
安里は苦笑しつつアフメドを眺めている。両親は死に、貧民窟でも過酷な環境にあったのは割れた爪とささくれ立つ指を見れば明らかだ。それが今や柔らかなベッドで眠る事が許されているのだ。嬉しく思う気持ちも分かるというものだ。
「今日は色々あったし、ゆっくり休めよ」
「へへへ、解ってるよあんちゃん。それよりさ、あのデッかいねーちゃんとイチャイチャして来なくっていいのかい? あんちゃんのコレなんだろ? デシシ」
小指を立てて見せるアフメドは誂う様に尋ねた。
「こ、これって……!お前な、ガキのくせにそういう下品なのは止めておけよ!」
安里は慌てて弁明するが、アフメドはニヤニヤ笑いを止めようとしない。
「へぇ~、ふぅ~ん。そっかー。
あー、たいへんだな〜。オイラのイビキは冥界一だからなあ〜。あんちゃんは眠れなくて困っちゃうだろうな〜」
「……」
完全に調子に乗っている様子のアフメドに安里はため息を吐いた。
(……ったく。まあいいか)
しかし安里は怒る事もなく、ただ黙ってアフメドの頭を撫でた。
「……解った解った」
と、いうと安里はアフメドとの相部屋からカテレアのシングルルームへと移っていった。
「安里様? よろしいのですか?」
「アフメドの事か? 悪いなあ、
汽車からは飛び出すわ人攫い同然にアフメドは連れ出すわ……あいつの面倒まで見させてしまって」
安里はそう言ってベッドに腰掛けた。これほど無軌道かつ無鉄砲な主ではカテレアも苦労するだろうと安里は内心申し訳なさそうにしている。一方、カテレアは安里の言葉に微笑んで答えた。
「私と安里様の間に子供が授かるならばああした快活な子がいいですね」
その言葉に安里は思わず赤面する。
カテレアの容姿が絶世の美女である事も相まって、カテレアの言葉は冗談ではなく本音に聞こえてしまうからだ。
カテレアは安里の隣に座ると、安里の手を握る。心が安らぐような温もりが伝わってくる。
「……カテレア」
「安里様……」
(許されると思っているのか?
貴様の様な人でなしが。ミッテルトやレイナーレを操り、カテレアを拐かし、ルイーナに災厄を齎す……この外道が!)
「安里様、どうかなさいましたか?」
カテレアは血を抜いた様な顔色に変わり、汗を噴き出している安里に心配そうな視線を向け、寄り添う。
だが、今の安里にはカテレアの温もりが逆に辛かった。
「止めろよ。俺に都合よく吹き込まれただけの言葉を繰り返すのは……!?」
自分の意志とは関係なく、口から飛び出していく言葉に安里は戦慄する。まるで自分が得体のしれぬ何かに飲み込まれて水に溶けてゆくかの様な恐怖を抱いた。
「俺はそんな奴じゃない!!俺はお前達の主人なんかじゃ……!」
「大丈夫です、安里様。貴方は私の大切な御方……!この身に代えても私は安里様を守ります……!」
「黙れ! 黙れよ!! 俺はそんなんじゃ……! そんなんじゃないんだ! 酷いことをしたんだ! 許されない事をしたんだ! だから……だから……」
「……落ち着いてください。さあ、深呼吸をして……」
錯乱して取り乱す安里を優しく抱き締め、背中をさするカテレア。
(そうだ。お前は鍵などではない。増しては誰かを救うなどと出来よう筈もないのだ。お前は罪人。お前が救われる日は決して訪れない。
お前は永遠に咎人のまま彷徨い、無為に死んでゆくのだ。
お前の歩む道行きは地獄よりも辛いものになるだろう。お前に救いはない。あるとすればそれは俺からの祝福だけだ、DOMINATE)
安里の脳裏に響く声。
その声は何処かで聞いた事があるように思えた。父の怒りのように、母の嘆きの様に安里の精神を引き裂き、蝕み、破壊しようとする。
「安里様……! ご無礼を……!」
「……えっ?」
安里は気がつくと、カテレアに唇を奪われていた。カテレアは肉体操作にも長けているのか、安里の身体を自分の思うままに動かす事が出来るようだ。
「んっ……ちゅ……」
カテレアの舌が安里の口内に侵入して来る。そして、カテレアの唾液が流れ込んでくると、安里はそれを嚥下してしまった。
「あ、ああ……」
ズボンを突き破らんばかりに安里のペニスは勃起していく。逞しいという月並みな形容詞では言い表せない程に怒張した安里の剛直は、アフメドの拳ばりの太さに膨張していた。
「……凄い。こんなに大きくなっていますよ。安里様」
カテレアは安里の股間に手を伸ばし、彼のペニスを露出させてその手でしごきたてる。乾いた音から忽ち湿った音が響き始める。赤黒く染まった亀頭からはカウパー液が滲み出し、カテレアの手を汚していった。
「ふふふ、もう我慢できませんね。安里様」
「あっ……うう……」
カテレアは安里の巨根から手を離すと、そのまま自身の秘所へと導いた。既にそこは濡れそぼっており、カテレアの指先が触れるとピチャリと淫猥な音を響かせた。
「安里様のが欲しいのです。どうぞ私を犯してくださいませ……♥」
カテレアの言葉に安里の中の何かが
舞い降りた生贄に歓喜するかの如く、脈動する。
「ううっ……!」
「おご……おっ、おおっ♥」
理知的で凛々しい才女の顔が一瞬にして崩れ、快楽に染まっていく。カテレアは安里に組み付されることを悦び、刺し貫かれる事に至上の喜びを感じているかのように、激しく腰を振り立てた。
「安里様ぁ、もっとぉ、もっともっと突いてぇ!!」
カテレアの媚肉は安里の男根によって蹂躙され、子宮口をこじ開けられる度にカテレアは喜悦の声を上げる。麻薬の様な快感に溺れながら、カテレアは必死に腰を振る。
「安里様、愛していますぅ! 私の中へ出してくださぃ! 貴方の子種を下さいましぃいいいっ!!!」
「なんだ、随分と浅ましいおねだりをするものだな。旧魔王、純血の誇りはどうした?」
「だって、だって気持ち良いんです! 安里様のおチンポ凄く硬くって大きくって! ああん、素敵ぃ♥旧魔王なんてこのオチンポの前じゃ何の価値もないゴミですわ! このおちんぽ様が大好き! 好き! 好きなの! 愛してます! だからお願い! 早く貴方の赤ちゃんを産ませて!」
カテレアはそう叫ぶと一際強く膣を締め付けた。
「憐れな女だ、純血の誇りを忘れ、旧魔王派を忘れ、クルゼレイを忘れ、俺の女となる事を選んだか。だが安心しろ。お前は我等のモノになるのだ。我等がお前の望みを全て叶えてやろう」
「はい……嬉しい……!」
涙を流し、幸福そうな笑みを浮かべてカテレアは安里のようなもののピストンに身を委ねた。
(くるぜ……れい? 何それ……?)
嘗ての恋人の名を呼ばれ、僅かにカテレアは眉を寄せたが、すぐにその表情は淫らで卑しいものに変わっていく。
「あああ♥イグッ♥イキながら
チンポでオマンコ擦られてイグッ♥子宮口も♥Gスポットも♥クリトリスも♥全部犯されてるのにまだイグゥウウッ!!! ♥」
白目を剥き、泡を吹き、涙と鼻水を垂れ流しながらカテレアは絶頂し続ける。しかし、そんな状態になってもなお、カテレアの尻も膣もまるで磁石の様に安里のペニスに吸い付いて離れない。
「ああ、イク、またイッちゃううっ!! 安里様にイカされるの幸せすぎますぅうう♥♥♥いらないっ♥安里さましか私にはいらないっ♥だからっ♥安里様だけの雌にっ♥なりたいっ♥だから孕ませてくださいっ! この哀れで惨めな女にっ! どうか安里様の子をっ! お願いしますっ! 孕ませてっ!」
「さあな……」
身も心も従属し、女としての最後の砦も明け渡そうとしているカテレアに対し、安里は冷たく言い放った。
「ああっ♥ひどいっ♥私をここまで犯して♥屈服させて♥なのにっ♥こんなにもっ♥酷いことを仰るなんてっ♥ああっ♥でもっ♥そんな安里様もっ♥ああ、私は好きですっ♥愛していますっ♥ああ、安里様、安里様、安里様ぁあああっ!!!」
カテレアは絶叫すると、メガネを飛ばし纏めた筈の髪を振り乱し、狂ったように腰を振って精を貪ろうとする。
「もう許して、許してくださいっ♥これ以上されたらおかしくなるぅううううううううううっ!!!」
「いいぞ、許してやる」
「ふえ……? えっ♥
えへぇぇぇっ♥♥♥」
高圧洗浄機のような勢いで安里のペニスから白濁した粘液が発射され、カテレアの子宮を満たしていく。その瞬間、カテレアの全身を衝撃と甘美な快楽が駆け巡った。
「おおおっ、おほぉおぉぉぉぉぉぉ!!!!」
獣じみた声を上げ、カテレアは背筋を大きく反らせる。そして、安里が射精を終えると、彼女はその場に崩れ落ちた。
「あ、ああっ……♥」
「ふふふ、どうした? 何を惚けている」
「はい……申し訳ありません……」
安里に促され、カテレアは立ち上がる。その顔はすっかり蕩けきり、瞳の奥ではハートマークが浮かんでいた。
「安里様の……おちん……おチンポ様が凄すぎて、私、呆けてしまって……」
「ほう、まだ物足りないのか?」
「はい、もっと欲しいです……安里様のザーメン、もっとください」
カテレアはまるで雌犬が降参と屈服を示す様に腹を見せるポーズを取る。下腹部には怪しく輝く淫紋があった。つん、と亀頭が淫紋に触れると、カテレアはビクンと身体を震わせる。クリトリスや尻穴などの性感帯を一斉に刺激されたかの様な劇的な快楽にカテレアは打ちのめされ、一瞬意識を失いかける。
「ひゃうんっ! あうっ!」
「どうした、そんなに嬉しいのか?」
「はいぃ、嬉しい、嬉しいんですぅう!」
「お前は俺の女だ。そうだな?」
「はいっ、そうです! 貴方だけの牝奴隷です! だから、だから早く! 早く入れてくださぃぃ!」
カテレアの懇願を聞き届けると、安里は再び彼女の中に挿入する。先程とは打って変わって優しく引き伸ばす様な動きだ。
「あ、ああっ♥これしゅごぃぃぃぃっ! さっきより凄いのきちゃううううっ♥」
「そうか、ならば好きなだけイくが良い」
「はい、ありがとうございます♥」
安里の言葉に嬉々として答えたカテレアはまるで痴女でもしないような卑猥極まりない格好で激しく腰を振る。
「はぁ、はあ……安里様のチンポ凄い……私の中をいっぱいにしてる……ああ、幸せ……♥」
「くく……どうした? 随分幸せそうな顔をしているじゃないか」
「だって……安里様のオチンポ素敵すぎるんだもん……♥」
カテレアは淫らな笑み、普段とはまるで別人の様な口調で言った。安里の男根に媚びるような視線を向けながら、カテレアは安里のペニスを膣全体で慰撫するように締め付ける。
「ああんっ♥オマンコ気持ち良いよぉ……♥」
「ふん、お前のここはもうすっかり俺の形を覚えてしまったようだな。お前のオマンコは今どんな感じだ?」
「はい、安里様に犯されて悦んでますぅ♥」
「なら、これはどうだ?」
安里はゆっくりと腰を引くと、一気に突き上げる。
「おっ♥」
突然の強烈な一撃にカテレアは目を白黒させる。だが、すぐにその表情は喜色に染まった。
「ああ♥それも好きぃ♥どれも好きぃ♥選べない♥どれが一番なんて選べませんっ♥」
「そうか、それじゃあ全部味わえばいい」
夜が明けるまで言葉通りに全てを味わい尽くしたカテレアは、ベッドの上で幸せそうに微笑むと、そのまま気を失った。
時同じ頃。魔列車の貨物室から天井へと移ったニグラは月を見つめていた。暗雲の切れ端が纏われた月はまるで口元を大きく歪めて嗤う怪物の様にも見えた。
嗤っているのは何に対してなのかは誰にもわからない。
わかる筈もない。怪物とは理解の外に在るものだから。
powが抜かれてるじゃねーか!!
真面目な話短いけど投稿頻度は早い方がいい?
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早い方がいい
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遅いけど長いほうがいい