これはシキの過去の話...
俺の両親は小さい頃に事故で亡くなったらしい。
ここは世界で最も治安の悪い街カルデアシティ
金もない、親も居ない、施設で育てられている俺達、孤児の運命なんて悲惨なものだ。
企業や裏社会の連中に安値で買われ、捨て駒にされるか、身体を弄ばれる玩具にされるか
決して明るい未来じゃない。
俺が5つの時だった。
「シキ~、迎えに来たよ~、お姉ちゃんだよ~!」
施設に来た元気な声の主は、長い赤い髪の女の子だった。
年齢は俺より8つ上の13、自分と同じダークレッドの瞳
どうやら、この子が俺の姉ちゃんらしい...
俺の襟が伸びたボロボロのTシャツと違い、華やかなワンピース
土や垢で汚れた俺の肌と違い、白い肌に整った美貌
貧困小僧の俺と正反対な、お嬢様という身形に相応しい印象だった。
俺は風呂なんて3日に1回しか入れない。
でも、姉ちゃんが近付くと、お花の様な良い香りがした。
姉ちゃんが続けた。
「大きくなったなシキ~、3歳の時以来だっけ?
あたし、ムラマサ社に引き取られたの10歳の時だったからな~!
会えてうれしいじょ~!」
綺麗な姉ちゃんが、汚い俺を抱きしめてくれた。
流石にこれには、同席していた黒いスーツ姿の大人の人が止めたのを覚えている。
「いけませんお嬢!」
そりゃ、こんな綺麗な服を着たお嬢様が、俺みたいな臭くて汚いガキを抱きしめたら止めるわな。
だが、姉ちゃんの言動もまた、強烈だった。
「触んじゃねーよジジイッ!
あたしの弟だ!文句あんのか、あッ!?」
怖すぎる...黒服も20代くらいでジジイ呼ばわりは気の毒だ。
これが、俺の...姉ちゃんなのか?
どういう身分なんだ、俺の姉ちゃん...
聞けば俺の姉ちゃんは
刀剣製造企業 大手
ムラマサ社 所属
ナイトランカー12位
ブレア・ヴァレンタイン
俺が5つの時、姉ちゃんは13歳でナイトランカーになっていた。
ランク12位と言えど、歴代最年少のナイトだと話題になっていたらしい。
「今日から姉ちゃんが育ててやるから♪
もう何も心配いらないよ!
でも確かにクッセーなぁ、よし、帰ったらお風呂で洗ったげる!」
何ともテンションが高い姉ちゃんだった。
施設を出た俺は、姉ちゃんとムラマサ社が提供してくれた豪華なタワーマンションに住めることになった。
13歳の女の子が、戦場で人を殺して5歳の弟を育てる。
今にして思えばぶっ飛んでる環境だよな?
「ここはもう、シキのおうちだよ?」
かび臭い施設から一転した50階で夜景を見下ろせるタワマン生活
夢みたいだった。
入居初日、姉ちゃんが風呂で身体を洗ってくれた。
「何照れてんだよ、おめーは!
姉弟だろ、あたし達。」
13歳にしてはグラマーと言うか、何というか、おっぱいが大きい!
初めて見る女の子の裸、姉ちゃんと言えど俺も男の子だ。
「おぉッ!シキッ!
・・・・が大きくなってるぞッ!
初めての経験は姉ちゃんか?
遠慮すんな、シコれシコれッ!」
「し、シコ?」
「そんな事も教えてくんねーのか、あの施設はよ!
まぁ、職員ジジイとババアばっかりだもんな。
このままじゃ、少子化問題がいつまでも解決しねぇッ!
あたしが教えたげるッ!」
「あッ...!」
間抜けな声が出た。
ローション代わりにリンスでやってもらったが
こんなに気持ち良いことが、この世に存在するのかと初めて知った。
この時の記憶が強烈すぎたのか、17になった今も一人でやる時はリンスがないと出せなくなった。
言葉遣いに良い印象はないが...
美人で、かっこよくて、優しくて、汚い俺を受け入れてくれた。
この人が俺の姉ちゃんで、本当に嬉しかった
孤児が悲惨な運命を辿るのは、ガキながら悟っていた。
でも、この時ばかりは神に感謝した!
13歳でも姉ちゃんはナイトだ。
大人の人達と命を懸けて闘っている。
俺を育てる為に...
姉ちゃんは全身ボロボロになって帰ってくる事もあった。
2~3日帰ってこないだけで不安で一晩中泣いた...
泣き疲れて、寝て、朝になると...
姉ちゃんが膝枕をしていてくれた。
「大丈夫だよ、姉ちゃん、シキとずっと一緒だから。」
その一言が、すごく嬉しかった。
歌うのが好きで、よく歌を聞かせてくれた。
姉ちゃんが作ってくれた卵焼きが大好きだった。
フカフカの毛布で寝られて幸せだった。
風邪を引いた時、咳をする俺の背中を摩ってくれて楽になれた。
同級生にシスコンって馬鹿にされたりもしたが
姉ちゃんは俺の誇りだ。
シスコン上等だった。
俺が10歳で物心を付いた時、姉ちゃんはナイトランク1位にまで上り詰めていた。
姉ちゃん当時18歳
「シキー、姉ちゃん最強のナイトになったぞ!
何かメルテクのよくわかんねー金髪があたしんこと殺しに来たんだけどキモイんだよ!
蜘蛛みてぇな武器出したり、黒猫出したと思ったら爆発してその辺腐るし
最後はでっけぇカエル出して、あたしの事吞み込もうとしやがったからな!」
帰ってきた姉ちゃんの武勇伝を聞くのが楽しみだった。
蜘蛛に猫にカエル、何とも強烈な相手だったらしい。
「まぁ、逆にボコボコにしてやったわ!
言ってやったよ、引退してハンバーガー屋でもやってろってな。」
相手が時々気の毒にはなるが...
そういえば、姉ちゃんハンバーガー好きだもんな。
やっぱり姉ちゃんが最強だ!
この人の弟で本当に良かった!
俺もいつか、姉ちゃんみたいに強くてかっこいいナイトに...
ブレア・ヴァレンタイン
死亡 享年18歳
え?
意味が分からないんだけど...
死体は丸焦げだったらしい。
歯型やDNAから姉ちゃんだと発覚した。
一晩中、泣いたと思っただろ?
不思議だよ、何故か涙が出なかった。
遺産の相続について、なんか黒服にごちゃごちゃ説明されたが
とりあえず、俺が一人でも大学まで卒業して、自立するくらいの金を残してくれたみたいだ。
俺の姉ちゃんは、ある人は立派だったという
また、ある人は怪物だったという
今自分が現実なのか悪夢の中なのか、その判断さえ出来なかった。
何を食べても美味しいと感じなくなった
何を見ても面白いと思えなくなった
何か世界が真っ暗になった。
「気の毒やね~、キミみたいなちまな弟を残して
ブレア...世間では色々言われとるけど、ええ子やったよ?」
深夜2時
見向きもしないテレビだけが部屋の明かり。
ゴミで散らかった部屋、2ヵ月以上シーツを代えてない汗臭いベッドの上で
いつもみたいに惚けていたら、窓からその女は入ってきた。
入ってきたのは甲高い関西弁の少女
身長145センチと小柄で黒のローブ、ボサボサの茶髪を後ろで二つに縛り、場違いにも程があるグルグルの瓶底メガネ
「誰アンタ?
ここ、タワマンの50階なんだけど?」
「うちはリリス、魔法使いやッ!
キミ、そんなやさぐれとってええんか?
最強のナイト、ブレアの弟が。
姉ちゃん見たら泣くでぇ。」
「姉ちゃんが泣いてるところ、そういえば見たことないな。
いつも、笑ってたし。
リリスは姉ちゃんの知り合いなの?」
「昔闘った...でも惨敗やった!
これはちょっとした自慢やが、キミの姉ちゃんとウチはライバルだったんやで?
ウチはナイトランカーちゃうけどな。」
嘘くせぇな...
リリスが続けた
「キミ、姉ちゃんの仇、討ちたくないんか?」
「そりゃ、俺が思いつく限りの一番ひでぇやり方でぶっ殺してやりてぇよ。
頭の中で何度も殺してる。
でも...ガキの俺がそんなこと出来るわけないって分かってる。
姉ちゃんが死んで...わかったんだ。
俺は姉ちゃんに生かされていただけで、俺には何の力もない。」
「なら、ウチがキミに力をあげよか?
ブレアの遺産にこんな物があるんや!」
リリスが差し出したのは漆黒の刀
黒い柄巻きの下は、血の様な赤い鮫肌
「闇の妖刀月読、ブレアは最悪の失敗作だって言っとったが
ブレアが死んだ後、何処にあるのか思っとったら、スキンヘッドの筋肉マッチョが持っとって。
『俺はブレアの後継者だ』言ってキモくてなぁ!」
「ゴッサム、とかいう俺の姉ちゃんの後釜でナイトになったおっさんだろ。
俺もアイツ嫌い、俺の姉ちゃんの後継者だとか言ってココにも来たよ。
『キミの姉さんの意思は俺が継ぐ』とか言ってて、マジでぶっ殺してやりたかった。
あんな奴に姉ちゃんを語られたくねぇ!」
「同感や、だから殺して奪い取ってやったんや!
あんなカスにブレアの刀は相応しくない。」
ムラマサ社所属
ナイトランカー 8位
自称 ブレアの後継者
ゴッサム・ロドリゲス
死亡 享年37歳
「強盗じゃねーか、何してくれてんだお前!」
「この刀、今までの持ち主 49人全員死んどるんや。
失血死、圧死、行方不明、最後の49人目はウチが殺してもうたんやけど。
シキエルくん、キミにこの刀返すで
元々はブレアの物、ブレアが死んだから相続する権利はキミにある!」
「ちょッ...何そんな物騒なモン、俺に押し付けてるんだよッ!」
「何や?死ぬのが怖いんか?」
「...!?」
俺、死ぬのが怖くて、復讐を諦めてるのか?
命懸けで俺を育ててくれた、姉ちゃんの弟なのに...
「死ぬのが怖くて当然や、誰だってブレアみたいな戦闘狂やあらへん。
でもな、闘うもんは皆、信念を持って闘っとる!
家族に良い暮らしをさせたい、復讐したい、女に注目されたい、人を思うように動かしたい
善悪はさておきな?
シキエルくん、今のキミは何を信念に生きとる?
斬り合うだけが闘いやないで?
勉強に仕事、生きてる限り競争はある、闘いはあるんや!
厳しいことを言うかも知れへん、キミ、何のために生きとるんやッ?
ブレアが生きとった時、何を追いかけてきたんや?」
「俺は...いつか姉ちゃんみたいな、かっこいいナイトになって...」
「だったら、こんな刀にビビんなやッ!
支配せぇッ! この月読の力を!
誰にも渡すなやッ!キミの姉ちゃんの刀やぞッ!?」
声を荒げながら、リリスが月読を俺に放り投げた
初めて手にする、人を殺せる力...
「リリス、この力で、いつか俺は姉ちゃんの仇を取れるかな?」
「取れるかな?やない、絶対取るんや!
失敗しても死ぬだけやん、大したことないやろ?
キミに失うモノなんて何があるん?」
正直、死ぬのは恐い。
だが、リリスが続けてくれた。
「人はいつか死ぬ。
大事なのは生き死やない、どう生きたかや!
ブレアの死に様はむごかったかも知れへん。
けどな、キミを迎えに行くためにナイトになった!
キミを立派に育てる為に傷付きながらランク1位まで上り詰めた!
ウチはブレアの敵やったよ?
でも、キミの姉ちゃんに負けて悔いはない、最高の姉ちゃんやないか!
ダメだった時は、キミも最高の弟として死んだらええ。」
姉ちゃんが死んでから、初めて泣いた。
大声で泣いた!
力がないのが悔しかった。
立ち向かう勇気がなくて情けなかった。
この日、初めて自分の弱さと姉ちゃんの死という現実を受け入れた。
・・・
どのくらい泣いただろう。
このリリスってやつは、姉ちゃんの敵だったらしいけど
悪いやつには思えなかった。
「泣きたいときは泣いたらええ!
ブレアとはライバルだったし情けや、よしよし。」
抱きしめて、頭を撫でてくれたが...
「胸がねぇ...」
「失礼なやつやなキミはッ!
"大人の時"はウチ、ボインやぞ?
キミの姉ちゃんに負けないくらいボイン、ボイン!」
大人の時、がよく分からないが
俺が落ち着くのを待ってくれたリリスは再び窓へ。
「まぁ、言うこと言ってスッキリしたわ!
ほな、いつか生きて会うことがあったら、ウチとも闘ってな?
ウチ悪モンやから、優しいのは今日までや。」
「俺は、まだガキだけど、いつか最強のナイトになるよ。
リリスも悪者なら超悪者になって世界を震撼させてくれよ?
倒した時に、ヒーローになりてぇからさ。」
「敵言うたけど、ウチもブレア大好きやった。
最強のナイトと、最恐の魔女、どっちが高みに行けるか競争やな!
ブレアには負けたけど、キミには負けへんで?」
「早く行けって、不法侵入!
ありがとう...」
姉ちゃんが死んで初めて笑った。
復讐なんて望んでない?
姉ちゃん...いや"姉貴"がどう思ってるか分からない。
ただ、最高の弟になる為に、復讐できるくらい強くなりてぇんだ!
手始めに学校で生意気な奴を半殺しにしてやった。
復讐心っていうのは、とてつもない原動力になるらしい。
喧嘩では一度も負けなかった。
いよいよ実戦、命のやり取りだ!
14歳で半グレやチンピラを月読でぶっ殺していたら、すぐにムラマサ社から声が掛かった。
16歳でナイトになり、17歳でランク7位まで駆け上がった!
姉貴を殺したやつが誰なのかもわかった。
7年前、姉貴が死んでから2位から1位にランクアップした奴はこいつしか居ねぇ!
どんな手段を使ったのか、こいつに俺の姉貴は黒焦げに燃やされたらしい。
なら俺は、死体も残らねぇようバラバラにしてやる!
お前の死は、誰にも気付かれない。
誰にも弔われることのない闇に落としてやるよ!
その異名は魔弾!
世界最強の魔銃使い(ガンナー)
銃器製造 大手
スレイプニル・インターナショナル 所属
ナイトランク1位
スターク・アルバーン
そういえば俺...ドロシーを何であんなに必死になって助けてたんだろ。
姉貴の面影を重ねていたのかな?
彼氏とか...居るのかな。
シャワーから出たら聞いてみるか。
トウキョウエリア
バーガーショップ「Trick or treat!」
AM.9:10
着替えの白いワイシャツに腕を通し
シャワーから上がると肉の香ばしい匂い。
「ご飯出来てるよ、シキ!」
「姉ちゃんッ!?」
いや、ドロシーだ...
ガラにもなく昔の事を思い出していたから、つい幻覚を見てしまったのだろう。
実は初めて会った時から、ドロシーの顔と姉貴の顔が重なっていた。
いつまでも、甘えたくないから「姉ちゃん」って言葉は封印してたんだけど...
「誰がシキの姉ちゃんよ!
まだ寝ぼけてるの?」
「すまん、ちょっと昔を思い出してて...
さっきも、本当に悪かった、勝手なことを言って。」
そうえば、ドロシーも自分の姉ちゃん殺してるんだっけ?
どんな人か分からないし、そうしなきゃいけない理由もあったんだろう。
俺も姉貴の悪評は聞いている、ナイトになって自分も汚れ仕事はしてきたから正当化はしない。
でも、ドロシーをさっき泣かせてしまったのも、俺が無責任に姉の事を触れたからかもしれない。
「お姉さん居たんだシキ。」
「姉貴を殺したやつを、ぶっ殺すためにナイトになった。
昨日スクリーチに負けて格好悪いとこ見せたけど
うちの姉貴、最強のナイトだったんだぜ。
俺を育てる為に悪い事も、沢山してたみたいだけど。」
「そっか...さっきの事は気にしないで。
私も姉さんの事、思い出して混乱しちゃって...
でも、その事で後悔はないし、シキが受け入れてくれて嬉しかったよ。
お姉さんが居た事知らなくて、私も勝手な事言ってゴメンネ。」
何かお互い気不味い雰囲気になったが...
よく見たらドロシー、ポニテにエプロン姿と、なんか家庭的にアップグレードしてるぞ!?
ドロシーの手料理が食べられるのか!?
厨房に目を見張ると、ヨハンが親指を立ててサインしてくれた。
この男、信用していいかもしれない。
だが一つ確認したい。
ヨハンが厨房から料理を運んできた。
ハンバーガー...やはり間違いない。
「積もる話は、食事でもしながらだ。
シキ、ドロシー、これからの話もしておきたい。」
「その前にヨハン、聞きてぇ事があるんだけど。」
「答えよう、私達は運命共同体だ。」
「姉貴、ブレアと闘った事あるんだよな?
俺がブレアの弟と知って、仲間に引き入れたのか?」
「あぁ...キミの姉さんは間違いなく最強のナイトだった。
私も全力で戦ったが、勝てなかったよ。
シキを責める気はないが、私が夜にしか魔力を持てないのも、その闘いの後遺症のせいだ。」
「強かったんだな姉貴...」
「強かったよ、今でも死を信じられない。
そして最も残酷で、苦痛と快楽を熟知した恐ろしい存在だった。」
「苦痛と...快楽!?」
変なワードにドロシーが顔を引きつった。
ヨハンが続ける。
「敗北した後、私はこの世の物とは思えない辱めを受けた。
何をされたかも、話さなくてはダメか?
食事どころじゃなくなると思うが...」
「いや、いい聞きたくねぇッ!」
「ちょっとシキ、アンタの姉さんどんな人だったのッ!?」
姉貴、コイツに何してんだ!?
そして、シキ達の知らない間に物語の歯車は大きく動き出していた。
これは、ドロシーがこの世界にやってくる前日の午後だ。
カルデアシティ
トウキョウエリア とあるショッピングモール
この日、あるアーティストのリリース記念イベントが行われた。
ライブは観覧無料、CD購入者を対象にサイン会も行われると聞きファンが広場に集まり
ネットに投稿された天使の様な歌声は注目を浴び
デビューが待ち望まれていた
その彼女が、初めて公の場に姿を現した!
「みんなー!集まってくれてありがとー!」
ファンの歓声が鳴り響く!
赤いロングヘアに白い肌、ダークレットの瞳を持つ美貌、抜群のプロポーション
ベージュのトレンチコートの下は、豊満な胸元を大胆に開けた白のカットシャツ、黒のタイトスカートから見えるヒップラインとストッキングで引き締まった脚線美!
「それじゃあ、皆ぁ!
盛り上がって、いきましょーッ!」
赤髪の彼女が煽り、歓声はヒートアップ!
歌声から美女と期待していたが、それ以上の美女!
彼女の名はブレア・ガーネット!
驚愕したのはファンだけではない。
彼女は7年前...死亡した最強のナイトを彷彿させた!
当然、ナイトを抱えている各企業にも激震が走る!
ブレア・ヴァレンタイン
7年前、12位から2位までのナイトに突如宣戦布告
「私以外のナイトは要らない」
その意図は不明だが当時の3位、6位、7位、9位、10位、12位のナイトランカー6人を惨殺
12月、カルデアシティを震撼させたこの事件は"惨劇のクリスマス"として裏社会の歴史に刻まれていた。
来たる12月24日
ランク2位スターク・アルバーンとの決闘の末 死亡
時は経ち現代
もし、ブレア・ヴァレンタインが死んでいなかったのなら...
何かしらの力で蘇ったとしたのなら...
ナイトランカーは全員殺される...