身体が女になったからって、オレは男だから!ホモじゃねーから!男とヤるとかありえねーから!ち、ちが……♡ やめ……♡ 作:ゲルパンマン♥山崎
◇ ◆ ◇
「なぁ、いい加減機嫌直せよー」
「うっせぇこのレイプ魔。近づくんじゃねえ」
「悪かったって。次からはムード考えるから」
「そういうことじゃねえ! そういう目でオレを見んなっつってんだよ!」
「まーまー、お互い酒が入ってたんだし? 一夜の間違いだって」
「てんめー、しっかり中出しまでしやがったやつがよく言うわ。責任取れんのかてめーコラ」
「えっ、責任取る気満々だけど」
「えっ」
「それよりクリス、まさかもう生理きてんの?」
「うぇっ!? い、いや、それは……き、きてねえけど……」
「じゃあいいじゃん」
「なんもよくねえわ! されるほうの身にもなってみろやドアホ!」
「あ~、お前中出しでめちゃめちゃイキまくってて、最後にはおねだ」
「だああああ! しね! 消えろ! カス!」
「いて! いっち! やっめ! 地味に痛い! シュシュン!」
「てめ! 避けんな! 素直に殴られろや!」
「あのさぁ、一方的にキレてっけど、クリスにも責任あんだからね?」
「ああん!?」
「そんなに嫌だったらさ、ぶん殴るなりなんなりして、逃げる方法はあったろ? なんでそうしなかった?」
「うっ、そ、そりゃ、なぁ」
「まぁ確かに俺もちょっと強引だったのは認めるけどさ。でも、俺は別に暴力振るった訳でもないし、力尽くで無理矢理犯した訳でもねえじゃん」
「ううっ」
「お互い酔っ払ってたんだ。俺の責任がゼロとは言わねえけど、お前の責任もゼロではねえよ」
「う……わ、悪かったよ……」
サイラスは思った。
こいつチョロ。またやれそう。と。
「こいつチョロ。またやれそう」
「てんめ!」
「しまった、口にでてたか。でもいいじゃん。同じ家に住んでるんだし、身体の相性も最高だったじゃん」
「なんも良くねぇわ! てめぇのオナホ代わりなんぞ死んでもゴメンだね!」
「俺はお前のこと愛してるよ? 絶対幸せにする」
「んなっ!? バババカ! バーカ! バーカ!」
「クリスは俺のこと愛してねえの?」
「んんんんな訳ねえだろ!? 何言ってんだバカ! オレが! お前を! あああぁぃぃぃ……んんん! バカ! バーカ! バーカバーカ! うんこたれ! ハゲ! インポヤロー!」
「は、ハゲてねーし! てかインポじゃないのは昨日証明したろ」
「ぬがあああああああ言うんじゃねえええええええ!!!」
顔を真っ赤に染め、語彙力がガキになったクリスが、サイラスをバシバシと叩く。
そんなことを、二人は街の往来でやっていた。
完全に痴話喧嘩である。
街の顔見知り達は思った。
あ、こいつらヤったんだ。と。
次回は今日の夜22時ごろ投稿予定