身体が女になったからって、オレは男だから!ホモじゃねーから!男とヤるとかありえねーから!ち、ちが……♡ やめ……♡ 作:ゲルパンマン♥山崎
ふよん♡
「ひあんっ♡」
「えっ?」
「……あぁん?」
その声を出させたサイラスも、その声の主であるクリス自身もが、信じられない顔をする。
ただ、シャツの上からちょっと胸を触っただけ。
愛撫と言うよりも、じゃれ合いの部類。
にも関わらず、クリスは卑猥な声を上げてしまった。
困惑するクリスに対して、サイラスの判断と行動はとても素早かった。
ぷっくりとシャツに浮き上がった乳首を、きゅっとつまむ。
「んくぁっ♡」
慌ててクリスは自分の口を両手で押さえる。
「クリス……」
「な、なんでもねぇ。なんでもねぇよ。もういいだろ?」
「クリス」
「なんだよ……もうどけよ……」
「クリス!!」
サイラスがこわれた。
力任せにクリスのシャツをつかみ、その中へと両腕を潜り込ませ、直接乳房を揉みしだく。
「んっ! ちょっ、やめっ、直はっ! んんっ♡」
簡単に手で覆われてしまう小ぶりな胸。
クリスは身をよじって抵抗するが、サイラスは意に介さずに揉み続ける。
「んっ♡ やめっ♡ ちょっ♡ はあっ♡」
襲いかかる未知の快楽に、クリスは身をよじらせて抵抗する。
あくまでも、身をよじらせるだけ。
そう、ただ、身をよじらせるだけだ。本気の抵抗ではない。
もしクリスが少しでも本気で抵抗すれば、サイラスも察してすぐにやめただろう。
だが、クリスはそうしない。
「んっ♡ んはぁっ♡ ん……」
「なんだ、結構敏感なんだな」
「いや、んっ♡ んなこと、んふっ♡ ねえよ……」
否定の言葉を口にしても、サイラスの愛撫に合わせて漏れる声で、無理をしていることはバレバレだった。
揉まれるほどに、次第に敏感になっていく。
強い酒を飲み干したかのように頭がふらふらして、身体が熱くなってくる。
次第に抵抗が弱くなっていく。
下腹部がきゅうっと切なくなる。
クリスは、酒と快感に溶ける頭で考える。
おかしい。何かがおかしい。何かがおかしいが、それが何かはよくわからない。
「ちょ、ちょっ、待っ、ひうっ♡ なんか、んっ♡ おかし、んんっ♡」
「なんだ? もうギブアップか?」
「はあっ♡ はう♡ んん♡」
サイラスの挑発的なセリフ。
いつもなら全力で反発するであろう言葉に、クリスはろくな返事が出来ない。
何故か反抗する意思が湧かず、むしろこのまま身を任せたいとすら思えてくる。
や、やば……こいつ、上手い……
自分でやるのと、ぜんぜん、ちがう……
う……♡ あ……♡
だめ……このままじゃ……
でも、もうちょっと……もうちょっとだけ……
うぅ……♡ やば……♡
ついにクリスは無抵抗になってしまった。
これを好機とみたサイラスが、更に過激な行動に移る。
胸をまさぐっていたサイラスの手が、そのまま下へと降りていく。
そして、ぶかぶかのハーフパンツの中へと入っていき……
「んあぅっ♡!?」
クリスは、またもや自分自身が出した声に戸惑う。
自分でも今まで聞いたことのない声。
指先が、敏感なところにほんの少し触れただけなのに。
オナニーの時よりも、ずっとずっと淫らな声が出てしまった。
クリスの困惑などお構いなしに、サイラスの指先がクリトリスを捏ねる。
「ひうっ♡ んあ……♡ や、やめぇ♡ んくぅ……♡」
甘い刺激がクリスを襲う。
口では抵抗するかのような言葉を吐いても、実際には全く抵抗していない。
自分で弄っていた時よりも、何倍も気持ちがいい。
やめて欲しくない。もっとやって欲しい。
クリスの奥底から願望が湧き出てくる。
だがそんな事、口に出せるわけがない。
頭の片隅で、クリスの理性、プライド、照れくささ、恥ずかしさなどの感情が猛抗議をする。だが、それらはすべて期待感に押し流されてしまった。
サイラスの指が、更に攻勢をかける。
クリトリスをゆっくりと捏ねながら、他の指が密壺の周りを優しく撫でていく。
そして……
「ひあ……♡」
そこは既に十分なほど濡れそぼっていた。
何かを待ちわびているかのように。
指先がほんの少しだけ、穴の入り口につぷ♡と沈みこむ。
「ひゃっ♡ やめっ、そこはぁっ♡」
クリスの声を無視し、サイラスの長い中指が、股間から体内へと潜り込んでいく。
つぷぷ……♡
「ひうああぁ……♡」
サイラスの指が沈んでいく。
クリスの身体が弓なりに反り返る。
処女膜を撫で、優しく破らないようにかき分けて、サイラスの指はその奥へと侵入していく。
「はあああぁぁぁ……♡」
クリスが怖くてそれ以上指を入れることができなかった深さを無遠慮に超えて進んでいく。
そして、一番奥にツン♡と触れた。
「ひあ♡」
クリスから淫らな声が漏れる。
もう今のクリスには、自分の声を気にする余裕はなかった。
「はっ♡ はっ♡ はうあっ♡ はっ♡」
ゆびっ♡ ゆびがっ♡
深いっ♡ こんなっ♡ 奥までっ♡
やばいっ♡ こんなのっ♡
長くてっ♡ 太くてっ♡
オレのゆびとっ♡ ぜんぜん♡ ちがうっ♡
「ひあっ♡ やめっ♡ ひううっ♡ うごっ♡ うごかすなあっ♡」
中でほんの少し指を曲げても、クリスはそれを敏感に感じ取って悶える。
初めて経験する深さで、今のクリスの指よりも倍は太いサイラスの指が、膣内でくにくにと動く。
「ひあっ♡ あっ♡ まっ♡ ちょっ♡ やめっ♡」
クリスの中でサイラスの指が踊る。
サイラスの指が動く度にクリスが身体をよじり、快楽の声を上げる。
「あっ♡ ひあぁ♡ やめっ♡ んっ♡ んっ♡ んっ♡」
クリスの口から次々と卑猥な声が発せられ、頭の中から理性が追いやられていく。
次第に声は小刻みに激しくなっていき、とろとろにとろけた膣が、サイラスの指をきゅ~っと締めつける。
「んっ♡ んん~~~っ♡」
イッた。絶頂した。
オナニーで迎えた絶頂よりも、遙かに刺激的で甘美な快感が頭の奥に流れ込み、全身を痺れさせる。
「は~っ♡ は~っ♡ は~っ♡ んくっ♡」
クリスは息も絶え絶えに、後ろのサイラスにくたりともたれかかる。
もう顔も、秘所も、頭の中までもが女の快楽でとろとろだ。
クリスの身体を触り、今身体を預けられ、サイラスは改めてその華奢さを実感する。
あまりにも細く、小さく、儚い。
こんな少女に劣情を催してしまうのは、いくらなんでもヤバすぎるのではないか。サイラスは罪の意識を覚える。
しかし、しかしそれでも、滾る情熱を止めることは出来なかった。
サイラスの我慢が限界を迎える。
クリスを抱き上げ、すぐそばに敷いてあるサイラスの布団へ仰向けで寝そべらせる。
愛液のシミが出来たハーフパンツと、未練たらしく履き続けているトランクスを一緒にずりおろし、クリスの下半身を裸にすると同時に、サイラス自身のズボンも下ろした。
サイラスの勃起チンポが弾けるように飛び出し、クリス下腹部にぴたりと当てられる。
太い。長い。大きい。
それはクリス自身の小柄さも相まって、ますます大きく見える。
いろんな意味で危うさを感じてしまうサイズ差だ。
「……いいか?」
サイラスが声を掛ける。
それはまさしく、そう言う意味の問いかけだ。
それに対して、クリスは中々言葉が紡げない。
入り組んだ感情が湧き上がり、どうするべきなのかわからない。
───理性が警鐘を鳴らす。
止めないと。やめさせないと。オレたちは、そういう関係ではないだろう?
そんな関係じゃないからこそ、お互いにそんな対象じゃないからこそ、今までずっと上手く付き合えてきたんじゃないのか?
オレは、これからもお前と組んでいきたい。お前と二人で、馬鹿やって、冒険して、たまに喧嘩して、笑い合っていきたい。お前は、そう思ってくれていないのか?
昔のオレより、今のオレのほうがいいのか?
昔のオレを否定して、今のオレを肯定するのか?
よりによって、
───そんな感情に相反する欲望が募る。
胸の高鳴りが止まらない。
やってみたい。女の快楽の更に先を体験してみたい。
初めてがこいつなのは癪だけど、しょうがないから我慢してやる。
こいつの指が奥深くまでかき回すもんだから、さっきから疼いて、疼いて……
オレの女の部分が、男を求めて、欲しがってる。
繋がりたい、交わりたいって訴えてる。
もう指ではダメなんだ。本来ここに入るべき、その器官でないと。
この、女の穴に対応する、男のそれでないと……
全部全部、こいつのせい。だから、こいつに責任取って貰わないと。
こいつなら、しょうがないから許してやる。しょうがないから。
だから……だから……
考えがまとまらない。
視線がサイラスの顔と股間のペニスを往復する。
う……アレが……当てられてる……
す、すごく、硬くて、熱くなってる……
そんなに、したいのか……?
こんな、オレと……
う……こいつ、筋肉すごいな……
腹筋バキバキだし、腕も太くて……
む、胸板も厚いし……
強いんだな……サイラス……今のオレでは相手にならないくらい……
こいつがその気になれば、今のオレなんて……
身体がぞわぞわする。肌がぴりぴりする。
ヘソの下辺りから、どうしようもない“衝動”が湧き上がってくる。
心臓の音がうるさい。
オレは……オレは……
「……すきに、しろよ」
顔を真っ赤に染めて、クリスはそう絞り出した。
この場において、拒否以外の言葉はすべて肯定を意味すると、理解しながら。
サイラスは優しく微笑み、クリスの頭を撫でる。
そして、いきり立ったペニスを、蜜壺の入り口にぬちゅっ♡と添えた。
「んっ♡」
まだ男を知らないクリスの秘所は、サイラスのペニスが触れるとヒクヒクと物欲しそうに震え、内側へ誘い込もうとする。
サイラスはクリスの頭を撫でながら、決意を固める。
「行くぞ」
「お、おう……」
そして、腰に力を込め始める。