次回はエロいきます!
「あ゛~~っ!
舌をだらりと垂らしながら、広大な砂漠をダルそう歩くレオナ。そんな彼女を苦笑しながらも見守るハクア。
「レオナさん、水「サンキュー!!!」あっ、ちょっ……。」
「んぐ、んぐ……!ぷはぁ〜!生き返る〜!」
「……。」
手渡された水を思いきり飲み干すレオナに、頭を抱えてため息を吐くハクアは目的地である砂漠の大国“エルドニア”へと向かっていた。
◆◆◆
ハクアとレオナはサングレア王国にて、サングレア王の妻である王妃ソフィアとその娘の出産に偶然にも立ち会ったその夜、ハクアとレオナはサングレア王からお礼がしたいとサングレア城へと訪れ、そこで2人はサングレア王とソフィアは歓迎した。
「お2人ともよくぞ来てくれた。」
「この度は御招待いただき、誠にありがとうございます。そして、ご息女と奥方様も無事で良かったです。」
「本当にありがとうございます。ハクア様、レオナ様。」
「うむ。本当にありがとう、2人とも。2人のおかげで娘も無事に産まれて良かった。……心より感謝する。」
「い、いえ……。」
「まぁ、あたしらは偶々近くにいたからね。無事で良かったよ。」
サングレア王とソフィアから礼を言われて顔を赤くするハクアと、素直に照れるレオナ。
「ハクア殿とレオナ殿、今回のお礼も兼ねての祝宴だ。楽しんでくれ。」
サングレア王の提案に、戸惑うハクアとレオナは互いに目を合わせて頷くと、娘の出産祝いのパーティーに参加することになり、楽しむのであった……。
◆◆◆
祝宴を楽しんでいたハクアとレオナの2人、その側にサングレア国王が歩み寄る。
「ハクア殿、レオナ殿。少し良いか?」
「?はい、なんでしょうか?」
「今日は娘と妻の出産祝いのパーティーに参加してくれて、感謝する。」
「あ、いえいえ。こちらこそとても楽しませてもらってます。」
「そうか……。」
2人はその後、今回の娘の出産祝いのパーティーについてなど話が弾んでいたが……ふと、国王は真剣な表情でハクアを見つめる。
「……ハクア殿、レオナ殿。そなたたちに頼みがある。」
「頼み……ですか?」
「うむ、エルドニアは知っているか?」
「エルドニア?あの砂漠のど真ん中にあるっていう?」
「ああ、そうだ。」
レオナの問いに頷く国王は言葉を続ける。
「エルドニアは古くから【学びの国】とも呼ばれていてな、かの地に住まう者の中には学者も多いとされておるのだ。」
「学者!それはすごいですね!」
「あたしには理解できない国だな……。それで?頼みってなんだい?」
驚きを隠せないハクアとレオナにサングレア王は深く頷くと、レオナが訪ねる。
「……うむ。この祝いの場を借りて頼むのも心苦しいのだが……。2人にエルドニアに行き、使者の護衛をして欲しいのだ。」
「「え?!?」」
「つ、つまり……俺らに依頼してエルドニアに行けってことですか?」
「うむ。護衛には兵士を数人つけようと思っているが、途中の砂漠にはモンスターも出る。……頼めるか?」
国王の言葉に、ハクアとレオナは顔を見合わせて頷くと……ハクアが答える。
「お受けします。任せてください!」
「そうか……すまない、重ねて感謝する!」
頭を下げるサングレア王に用意して貰った部屋で休むのであった……。
◆◆◆
「は~~……っ!
「もうすぐだよ。……ほら、見えてきた。」
ハクアが指差した先には、巨大な特徴的な造形をした城が目立つ国、エルドニア王国が見えてきた。
エルドニアは広大な砂漠と、そこに点在するオアシスを結ぶ交易路を有する大国であり、国土の大半は不毛な砂漠であるが、南方との交易が盛んであり、さらに学問の盛んな国として有名である。
そのためか、かなりの発展を遂げているエルドニアだったが、国の中心地から離れた他のオアシス寄りには未だに未開の地が多くあるという。
砂漠越えに苦労していたハクアとレオナが数刻ほど歩くと……目の前に巨大な門があり、兵士は門番に話し掛け、証明をみせると扉を開けた。
「へぇ、賑わってるなぁ!」
「確かにねぇ。」
馬車を降りたハクアとレオナは城下町を歩きながら、感嘆の声をあげる。城下には多くの屋台が並んでいる。
見たことの無い果物や食べ物に目移りしながらも、城下町を通り抜けると、ついに王宮の前へとやってきた。そして、広大な王宮に入ると恰幅のいい豪勢な身形の男が現れた。
「ほう?お前達がサングレアからの使者か。」
「(あれがエルドニア王?)」
「(そ、態度はデカイな。)」
「(確かに……。)」
「ふんっ。どうせまた同盟の件であろうに……答えは変わらん。結んでおいてやる、あの優男にそう伝えよ。」
それだけ言うとエルドニア王は興味無さげに背を向け、謁見の間を出ていく。その様子にポカンとするレオナだったが、気を取り直してハクアが言う。
「あの、失礼ながらエルドニア王。一応同盟の申し出をそんな態度で返すのは、如何なものかと。」
「黙れ。とっとと失せろ。……つまらぬ同盟をただで受けてやるのだ。多少の態度は目を瞑れ。」
「なっ!あんたさっきからなんなのさ!?こっちは感謝してお礼をしに来たってのに!」
エルドニア王の言葉に激昂したレオナはハクアを押し退けると前に出る。更に、これでもかと詰め寄ろうとするが……それをハクアが止める。
「……分かりました。失礼します。」
ハクアが引いてくれたのを理解したレオナは、自分より前に出てくれる彼の姿を見てバツが悪くなり肩を竦める。そしてエルドニア王は2人に背中を見せながら嘲笑するように言う。
「ふんっ……。所詮なにも知らぬ蛮族であったか……。」
その日、ハクアとレオナはエルドニアの宿に泊まる事にしたが、レオナは若干苛立ちが収まりそうに無かった。
「何なんだいアレ、ったく……。プライドが無駄に高そうで嫌なおっさん。」
ベッドに腰掛けながらレオナはそう呟くと、じっくり焼かれた骨付き肉にかぶり付くと、容易く引きちぎって貪る。
「こっちが下手に出てれば偉そうに……!ったく、ムカつくったら無いっての!」
「気持ちは分かるけど、イライラしても仕方ないって。」
ハクアにそう言われて、ムスッとしながらも食事を平らげるレオナ。その様子に苦笑しながらも、ハクアも食事を終わらせる。
「はぁ、早く寝よっ」
「……うん、お休み。」
そう言うとレオナは大の字になって寝転がるが、ハクアは何かの気配を感じて、エルドニア王の下へと向かうのであった……。
◆◆◆
静まり返った王宮内、その中を数人のローブを身に纏った人物達が抜き足差し足で歩いている……暗殺者である。
彼らはエルドニア王を疎ましく思う者達からの依頼を受けて、王の暗殺を決行しに来たのである。
「……。」
エルドニア王の寝室の前に辿り着いた暗殺者達は扉のドアノブに手を掛け、中に入ろうとした。
しかしその瞬間に、全身が凍り付いたのであった。
「「っ!!!!?」」
「こんな夜更けに得物の持ちとは、穏やかじゃないな?お前ら、何処の手の者だ?」
彼らの背後にはハクアが立っており、その手には雪嶺が握られており、逃げ出そうにも身体が動かなかった。
「まぁいいか。……体に聞いた方が早そうだ。」
そう言うとハクアは彼らを即座に倒すと、全員をエルドニア王の前に引っ張り出した。
「暗殺者か、まさか他国の使者に助けられるとはな。何か褒美を獲らせねばな。何が良い?」
「褒美?褒美……かぁ。なら、一度サングレア王と話してください。それから貿易とかも繋がりが出来る筈です。」
「ほう?このエルドニア王に物申すか、面白い!気に入った!そなたの言葉、覚えておくとしよう!!」
がははっ!と笑うエルドニア王を他所にハクアは宿に戻り、翌日には新たな目的地を目指して旅立つのであった……。
遅くなってすみません!
オリキャラ出して良いか?
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出す
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出さない