ある意味ヤバイですね。
けど、書きたいから仕方ないっ!!
ストーリー0
ーー……満月が輝き、星が光る真っ暗な夜の山道を、1人の明るい茶色のウルフカットに、軽装の青年が歩いていた。彼の首には“翼が生えた剣”が彫られた団章が下げられており、腰には短刀と長剣が鞘にしまわれている。
彼は後ろを振り返ると、その遥か遠くには灯りに照された町があり、茶髪の青年……“タイガ”はそんな町を見たタイガは前を振り返ると、そこには顔見知りの青年が仁王立ちをしていた。
「ガッツ……。こんな時間にどうしたんだ?」
「それはこっちのセリフだ、タイガ。てめぇ、何してやがる?てめぇの隊の連中から、お前が抜けたって聞いたが……どういうつもりなんだ?
答えによっては……分かってるよな?」
「……口止めしとくんだったな。」
タイガを睨むように見る幼なじみの青年、“ガッツ”は背中にある“
それを察したのか、タイガも腰に差している長剣と短刀を抜き取り、両手で構えた。
「……タイガ、 鷹の団を抜けるんなら分かってるだろうな?俺が勝ったら、城に戻れよ。」
「……悪いけど、俺はもう戻る気はないんだよ。」
2人は駆け出しお互いに距離を取ると同時に攻撃を始めた。
タイガの大振りな一撃に対し、ガッツは最小の動きで躱すと、だんびらからの攻撃と思わせて、懐に入り込んで拳を叩き込む。
その攻撃をもろに食らったタイガは後ろに吹き飛ばされるが、地面に足をつけるなりすぐに体勢を立て直すと長剣を振りかざす。
それを躱し、今度はガッツの反撃を受ける前に懐に入ると、そのまま拳を放つが、またもや回避されてしまいガッツは蹴りをお見舞いし、タイガを吹き飛ばす。
「ってぇ……。この野郎。」
しかし負けじと立ち上がりながらタイガは短剣を投げ放つが、それも難なく弾かれてしまう。
タイガは地面を強く踏みしめ砂埃を起こすと目くらましをする。そしてすぐさま距離を詰めようとするが、ガッツはそれを読んでいたのか待ち構えていた。
「うおぉっ!!」
だんびらを横に薙ぎ払うがギリギリのところで避けられるとカウンターを食らいそうになるものの、何とか受け流すことに成功するとタイガはそのまま流れるようにして、回し蹴りを繰り出し、直撃させた。
ガッツは蹴りに押されながらも、なんとか踏ん張り持ち堪えると、今度はこちらから攻撃を仕掛けようと前に出る。
けれどもタイガもただでは倒れないのか、長剣を盾のように使い、大剣と激突させると、鍔迫り合いが始まる。2人とも譲らず、一歩も動かない状態で睨み合う形になっていたが、突然、タイガの方からニヤリとした笑みを浮かべた。
「何笑ってやがる、タイガ。」
「いや、こうやって喧嘩するのは楽しいなって思ってよ。」
「ふっ、そうかよ! だがな、お前とはこれで終わりにするんだ!」
ガッツが思いっきり力を込めるとその力に耐えられなかったタイガの手から長剣が弾かれる。
その隙を逃すことなくガッツはだんびらで切りつけようとした時、タイガは自分の手に持っていた短剣を放り投げると長剣を拾わずそのままだんびらに掴みかかる。
そしてガッツを押し倒しマウントポジションを奪う。
まさかの展開に一瞬戸惑ったが、ガッツはすぐに冷静になると、殴りかかってくるのを見計らうと逆に腕を掴み取り投げ飛ばし、タイガは背中を強打して息が一瞬止まる。
「……ぐあっ!?」
地面に叩きつけられたタイガは痛みを我慢しながらもすぐ立ち上がると、ガッツは大剣を構えて向かってきた。
「うおおぉぉぉーー!!!」
その声と共に渾身の一撃を放つが、それを避けたタイガはガッツの喉元にナイフを突き付けていた。
「くそ、負けだ負け……。テメェの勝ちだ、タイガ。」
「にししっ!ガッツ!いやマジで楽しかったよ!」
「言ってろ、こっちはヒヤヒヤしたぜ……どこ行くのか知らねぇが、達者でやれよ。」
そう言ってガッツは去っていきタイガは夜空を見ながら、ガッツに一礼して彼らの下を離れていったのであった……。
◆◆◆
タイガが鷹の団を抜けてから、彼は旅をしながら一人で様々戦場を駆け抜けてきた。
仲間はいたけれど、背中を預けられるほどの信頼関係は築けていなかった。
だから彼は、常に自分の足で敵を探し。時には自分よりも格上の敵と戦い、何度も敗走しかけた。しかし彼は諦めず、その度に立ち上がり、歯を食いしばって前に進んだのだ。
そしてついに。この戦場まで辿り着いたのだ――。
「(……あの時とは、違う)」
大男を見据えながら、タイガは思う。自分は強くなった。今ならあの男にも勝てるだろう。
しかし、そんな事ではこの“戦い”に勝つことはできない。
「久しいな、小僧。会いたかったぞ。」
「あぁ、俺も会いたかったぜ――ゾッド。」
タイガの口からその名前が出た瞬間。周囲の空気がざわつき始める。
それはそうだ。ゾッドといえばこの世界では人知を越えた存在“使徒”の一人なのだから。彼はグリフィスに世界を見て、そして、最強になると言って鷹の団を抜けたのである。
そして、彼の夢は叶ったのだ。ゾッドのいる居場所――初めてゾッドと出会ったあの城にゾッドはいた。
少なくともゾッドとタイガは互いに戦いと思い、互いがどういう気持ちだったかも理解していたのだ。
「……お前、まさかずっとここに?」
「ふん、俺はお前の後を己の居城にいただけだ。だが……。」
「だが?なんだ?」
「……お前がいない間、暇だったのでな。俺に襲いかかってきた奴等を殺してまわったが、退屈で仕方なかったぞ。」
「そうか……。じゃあお前の実力を見せてくれよ!」
「くっ!!?」
タイガはそう言うと一気に加速して、ゾッドへと斬りかかる。ゾッドはそれを受け止めるが、あまりの力強さに思わず苦悶の声を上げる。
しかしタイガの攻撃はまだ終わらない。タイガは刀身で攻撃を防いだまま、柄の部分を使って蹴りを放つ。
ゾッドはその攻撃を両腕でガードするが、勢いまでは殺せず後方へ仰け反る。するとゾッドはニヤリと笑う。
それから二人は再び激突する。激しい攻防が続き、2人の剣撃によって周囲の壁が崩れていく。
「やるな小僧!!」
「まだまだっ!!いくぞぉおお!!!」
2人の剣劇は昼夜を徹して続き、城からは金属がぶつかり合う音が響き、互いに多くの傷を作りながら、しかし、どちらも決着を付けることができずにいた……。
「ふふふっ!!楽しいっ!!楽しいぞっ!!これほどに沸いたのは旧き友以来だ!!
この血と肉が沸き立つ感覚……もっともっと味合わせろ!!!」
ゾッドは雄叫びを挙げると、肉体を変貌させて巨大な黒い牛へと姿を変えた。
それを見たタイガは笑みを浮かべ 、楽しそうな笑い方で、嬉々として、そしてどこか嬉しそうに応える……。
「行くぞ!!ゾッド!!」
タイガはゾッドに向かっていくと、振るわれたその拳を、角を、避けながらゾッドに肉薄していくのだったが、体力の差で押され、ついには太いゾッドの腕に長剣と短剣は砕かれ、タイガは石壁に叩きつけられてしまった。
「はぁ……っ、はぁ……っ。」
「小僧、中々楽しめたぞ。本当に旧き友以来だ……ここまで滾ったのはなぁ。
だが、悲しいことにお前の方が先に終わりそうだ。」
「やか、ましい。お前と戦うなんて、マジで終わってるわ……まぁいいか、俺も少しは楽しかったよ。ほら、トドメ刺しな。」
「ほぉ、潔いな。本来なら怯えて逃げ惑うと思ったが、その心意気や善し!
せめて、苦しまないように殺してやろう!!」
ゾッドはそう言うと、拳を高々と振り上げてタイガに振り下ろすと同時に彼も目を閉じると、ゾッドの拳はタイガを潰したのであった……。
◆◆◆
タイガside
ゾッドに負け、そして殺された俺は真っ暗な闇の中にいる。
この世界に来て、ガッツと共に暮らし、鷹の団と共に戦場を駆け巡り、何とかグリフィスのフェムト化を防げたが……俺は再び死ぬことになった。
色々な場所を見ては色々な戦をして来たが、ボスコーンやゾッドみたいな力の強い強敵やクシャーンみたいな軽業専門の連中などとも少し戦ったが、それ以外ではあまり強い敵はいなかったが、それでも戦いの経験は積めた。
けれども、やっぱりゾッドには届かなかった。
「(はぁ、出来ることなら来世ではもっと強くなりたいなぁ……来世があれば、な。)ん……?背中が柔らかい……?」
そんな事を考えていると、何か柔らかい感触を背中に感じ目を覚ます。すると、そこは花畑のような場所になっていた。
「なんだここ?何で俺、こんな所にいるんだ?俺、確かに死んだよな?」
なぜこんな場所にいるのかと混乱していると、人の足音が聞こえてきたので、その方向を向くとそこには1人の同い年くらいの男がおり、こちらを見ていた。
「良かった。見つけられた……えぇっと、黒瀬 大雅くん……だよね?」
「え?あ、ああ、そうだけど……どちら様?」
「ああ、こいつは失敬。俺は村雲 飛鳥、世界の管理者をしている者でね。神様から……“ベルセルクの世界を変えた転生者がいるから、飛鳥お前が彼に着け”って言われてきたんだ。」
「は、はぁ……?えっと、“管理者”とか“着け”とか良くわからないから説明してくれない?」
俺が説明を求めると、飛鳥は管理者等について説明をしてくれた。
管理者とは名の通り、世界を管理する者の事であり、転生者を視て良ければ担当を着けてサポートし、悪ければ記憶などを消し、スキルを奪ってから別の生命に変えるという権限を持っている者であるが、物語や異世界には干渉できないらしい。
端的に言えばこんな感じらしい……。
「なるほどねぇ……?そんで、その管理者さんが俺に何の用なんだ?始末しに来たのか?」
「いや。えっと、君はベルセルクの世界で物語を改変をしたが、それ以外は特に目立ったことはしてないし、何より主人公とは仲も良かったし……今回は改めての転生が出来る。あと、スキル……特典についてだけど。」
「……あぁ、特典?とかは任せるよ。けど、あまり変なのは入らない。」
「え?あ、そうなの。なら、特典は任せて!では、幸せなセカンドライフを!!」
「いやせめてどこ送るか言えよ~~~!!!」
そうこうしていると俺の意識は光に飲まれてしまった……が、目を覚ますと赤ん坊になっており、しかも何故か森の中に揺りかごと共に放置されていた。
「(いやどういうことだよーーーーーーーーー!!!?)」
現状が分からずに混乱していると、飛鳥からのメッセージらしきものが頭に流れてきた。
◆タイガへ◆
このメッセージが届いてたら、落ち着いて聞いてほしい。
君はとある村で生まれた(転生した)のだが、その村が魔物と悪辣な傭兵団に襲われて壊滅したが、君だけは何とか助かったんだ。君のお母さんとお父さんは既に殺されている。
助けられなくてすまない!!
お詫びとしてなのだが、種族は狼の獣人“餓狼族”の亜種、“
最初のスキルはナルトのペイン天道の能力と同じ力の“神羅冥征(斥力)”と“万象冥迎(引力)”で、インターバルは2秒になっている。
2つは
3つ目は闇と雷の二属性を操る
属性や物理攻撃無効の“闇”と、攻撃力が高く、ありとあらゆる“雷”を操れるようにしておいた。
4つ目は氷や雪、凍結などが使える
それと、最後に……頑張って生きてくれ!!
◆飛鳥より◆
メッセージが終わり、スキルなどの説明が終わったが俺としては内心ショックで仕方なかった。俺の生まれた“村”という場所は、亜人狩りに遭って、その悪辣な人間に襲われて壊滅しているらしい。
まさか、家族の顔を見る事も無いなんて……。
ヤバイ、何か辛くなってきたなぁ……。もうこのまま寝るかな。
そんな中、足音が聞こえて来て幼いの赤毛の女の子がおり、俺の事を見下ろしていた。顔立ちも整っていて、なんだか不安そうであったが、なぜか俺を見て安堵していた。
「……!赤ちゃんだ……獣人の……!」
「(やべ、喋れないから、手振りで挨拶しないと。)あうあう……。」
「可愛い、一緒に行きたいの?」
「(連れてってくれるなら。)きゃっきゃ!」
「うん!一緒に行こっ!」
自己紹介をした後に俺はこの女の子……マイアに抱えられて、その場所から連れ出されたのだった……。
お手柔らかに……お願いします。
オリキャラ出して良いか?
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出す
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出さない