東方が生まれ変わります。
※オリジナルです。ワンピ関係ないです。
旅を再開したハクアは、久々にカグヤの顔を見に東方へと向かっていた。
しかし、東方の領域に入ったハクアが見たのは、巨大な鳥居であった。
「なんだこの鳥居?こんなのあったか?」
「キョロキョロと見るものではないぞ、ハクア殿。」
「あ、コハクさん!」
鳥居を眺めていたハクアに声をかけてきたのは、フクスヴァルト公国の公主である、狐人族の長であり、くノ一の長でもあるコハクであった。
「お久しぶりです、コハクさん。」
「うむっ。そなたも息災のようだな。元気そうで何よりだ。」
「はい。というか、ここってフクスヴァルトの入口?」
「お主は知らなかったのか?今や東方はフクスヴァルトと一体となり、新たな国…“
「“
「それで?そなたは何用で倭国に?」
「久々に東方……違った。倭國に来たのでカグヤに会いに来たんです。カグヤは元気ですか?」
「あぁ、カグヤか。カグヤなら息災だぞ。ついて参れ。」
「ありがとうございます!」
ハクアはコハクに連れられて、倭國への入り口である鳥居を潜って中に入っていく。
すると、そこには以前の東方には無い賑わいが広がっており、民達が思い思いに過ごしながら楽しそうに暮らしていた。
倭國の町並みは情緒溢れる造りであり、町には狐人族と人間達が楽しげに笑っており、遠くには桜の咲く丘とそこには巨大な社が建っている。
「賑わってますね。」
「ここまで来るのにかなり時と手間が掛かったがな。
オロチを討ち、さらに我らフクスヴァルトの民達と東方の者達、そしてカグヤの尽力があって、今や倭國はなくてはならない國となった。」
「カグヤは何を?」
「カグヤはこの國の巫女長であり、国長となっている。」
「まだ巫女をやってるのか。大変だろうに。」
「こうなるまでにカグヤは沢山骨を折った。だが、我らくノ一は今やカグヤがいなくては成り立たん。」
「カグヤ……凄いな。俺も頑張らないとな。」
そんな事を話していると、カグヤのいる社に到着し、ハクアは外で待つように言われて待つことにした。
そしてしばらくすると、コハクから中に入るように言われて襖を開けて部屋に入ると、そこには巫女服を整えて正座して、自分を見ている大人びた雰囲気のカグヤがいた。
「カグヤ、久しぶり。」
「ハクアさん、お久しぶりです。お元気そうで安心しました。」
物静かな口調ではあるが、カグヤの温かで優しげな笑みにハクアは驚いた。
以前よりも顔色が良くなっているからである。
「来てくださって、嬉しいです。息災なようですね。」
「まぁな。あちこち旅してるから元気でないと。」
「ふふっ、ハクアさんは変わりませんね。ですが、私としてはハクアさんが元気なのが嬉しいです。」
「そう言ってくれて嬉しいよ、カグヤ。そういえば、国長になったって?凄いじゃないか。」
他愛ない雑談に花を咲かせるカグヤとハクア、しかし、互いに楽しげであり笑みが溢れる。
その中でハクアは以前よりも、少し成長したカグヤに何となくだが、安心感を抱いていた。
「オトナになってんなぁ、カグヤ。あの周りにいた人達は?」
「他の者は皆、別の所にいます。今の私が信を置いているのは、コハク殿だけですよ。」
「コハクさんを?それは安心できるだろうけど、ずいぶん思い切ったな。」
「反発はありましたが、これくらいしなければ國は変えられません。それに、私も大人にならなければ。」
お茶を静かに飲むカグヤに釣られて、ハクアもお茶を飲んでいく。そのお茶の温かさにホッと息を漏らす。
「此度はどれくらいいらっしゃるのですか?」
「ん?少し長くいようかなって思う。」
「それでしたら、社に泊まっていってください。
私も、ハクアさんに御用がありましたので。」
「(用事?用事ってなんだろ?)分かった、ならお言葉に甘えるよ。」
その夜、ハクアはカグヤの客人として迎えられ、社の客間に泊まったのであった……。
コメントなど待ってます。
次回、カグヤ、コハクのエロ行きます。
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