早め投稿です。
白い女神の生まれ変わり
ラドミラ達と別れ、旅を再開したハクアはセレヌス大陸の南東の方にある“白の都”と呼ばれているセレヌス最大の国、“アルバス”へと向かっている。
白の都、アルバス……そこには女神ラーレンティアの生まれ変わりと呼ばれている“ハイエルフ”がおり、そこから大陸のすべてを見ているらしいのだ。
そしてその女神を守るのは、鬼神の如き強さを持つ近衛騎士と槍の勇者と呼ばれた少女らしく、ハクアは白の女神に一目会おうとアルバスを目指していた。
「白の女神かぁ……どんな人なんだろうなぁ。まぁでも行ってみれば分かるか……」
ハクアは白の女神と呼ばれた女性がどんな人物なのか、今から会うのが楽しみになっていた。すると、近隣の森から嫌な気配を察知したハクアはそこへ向かうと、そこではガラの悪い男達が眼鏡をかけた妙年の男性に多人数で暴行をしていた。
「ちっ。最悪だな、おい。」
ハクアはガラの悪い男達の身体を凍らせると、暴行を受けていた男性に駆け寄る。
「大丈夫ですか?」
「き、キミは?」
「それは後で。今はここから離れましょう。」
ハクアは凍りついた男達を放置して、男性を抱えてその場を離れると、森の近くの泉がある場所で彼の手当てをしていた。
「痛っ……すまない。助けてくれたこと、感謝するよ。」
「好きでやったことだから気にしないで。んで、アイツラなんなんです?」
「傭兵さ……しつこく女性に言い寄っていたから止めたら、このざまだ。……情けないよ。」
「そうですかね。良いと思いますけど…あ、俺ハクアって言います。」
「わたしはクラウス、クラウス・カーティスという者だ。ハクアくんは旅の者かい?」
「はい。実はこの先にある国、アルバスに向かっていたんです。そこで宿を取ろうかと思って向かってたんです。」
「そうか。わたしもアルバスの出身なんだ、良ければお礼をさせてくれ。アルバスは良い国だ、キミも気に入ると思うよ。」
微笑みながらそういうクラウスに誘われ、ハクアは頷くと彼を連れてアルバスへと向かうのであった。
そして、森から一刻ほど歩いて2人が辿り着いた都、アルバスに入ると、国の中は民たちが自由に行き交っており、商いの店も多く点在する。
「すごい賑やか……こりゃあ凄いな。」
「白の都アルバスは女神の住む地なのさ。ここでは皆が穏やかに暮らせている。」
「へぇ、凄いですね。」
ハクアはクラウスに宿を教えてもらい、そこで早めに休むのであった……。
◆◆◆
同時刻、アルバス内“白の城”の城下の見えるテラスがある軍議室。
そこでは美しくて長い金髪をしたハイエルフ、女神の生まれ変わりと呼ばれている女性、セレスティン・ルクルスと美しい長く青い髪をしている少女、“槍の勇者”エミリア・ソルヴァ、そしてセレスティンの友人であり、セレヌス最強の騎士団“黎明騎士団”団長であるクラウディア・レーヴァンタインが軍議を行っていた。
「では、本日の議題ですが……最近、セレヌス各地の北の地から魔物が溢れているという報せが民から挙がっていて、我々もその討伐に出ていますが、その数に驚いています。」
「はい。中には伝説とされた魔物“
「そうですね。民を護るためにも何か手を打たなければ。巨人族の数は?」
「今のところは詳しい数は分かっていませんので、なるべく早く分かるようにします。」
「クラウディア、苦労を掛けますが宜しくお願いします。エミリアさんも宜しくお願いします。」
「「はっ!!」」
白の女神の言葉に両名は強く頷くのであった……。
オリキャラ出して良いか?
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出さない