申し訳ありません。
今回はソフィアさん、エレオノーラさんが関わるストーリーです。
「セレスティン様、ケアンの救援及び民達の護送、滞りなく終えました。」
「皆さん、ご苦労さまでした。警備に当たりつつも休める時は休んで下さいね。」
国境の町であるケアン救援を完了したイリス、レオナ、ルー・ルー、ハクアはセレスティンへと報告に来ていた。
ケアンを救った事で、国境の警備を敷くことが出来るようになり、黒犬の動きを探りやすくなったという面もある。
そんな時、マリアンヌからセレスティンへと報告が入っており、今はセレスティン、クラウディア、マリアンヌのみが会合を開いていた。
「黒犬が国境外の領地を襲っている、ですか。」
「はい。黒犬兵団は国境外の領地を我が物顔で侵略しています。中には黒犬に自ら賛同する者達がいると……。」
「マリアンヌさん、その情報はどなたからの物なのですか?」
「……現在、ケアンから少し離れているサングレア王国の王の下に身を寄せているエレオノーラ・ベルン様からの物です。しかしエレオノーラ様が言うには黒犬兵団はあらゆる所に、連合軍にも内通者を潜ませていると。」
「!!?それは、本当なのですか……。」
「はい。」
マリアンヌの言葉に、セレスティンは悲壮に満ちた様子で頭を抑える。
黒犬の内通者の情報はハクアから上がっていて、その話を聞いた時にもセレスティンは悲壮感に襲われたが、誘拐されかけたプリム達の無事を聞いて安堵した。
しかし、黒犬が未だに人々に不安と恐怖を与えている事に俯くセレスティンは、どうするべきかを悩んでいた。
「セレスティン様、皆を一度集めて話をしましょう。国境外の事となると人を動かす必要があります。」
「クラウディア……分かりました。一度皆を集めましょう。それから方針を「セレスティン様。」?ハクアくん?」
「無礼を承知で言います……あんた馬鹿か?」
「!?」
広間に入ってきたハクアの言葉にセレスティンは、言葉を失い、マリアンヌもクラウディアも驚く。
「ハクアくん!セレスティン様になんて事を言うの!?謝りなさい!!」
「お叱りは後で受けます、クラウディア様。けど、セレスティン様……あんたは連合軍の大将だ。そしてこの大陸の女神だろ?だったら、救えるものは救っていけよ!」
「救えるものは、救う……。」
「あんたはドンと構えて、俺らにしてほしい事を命令してくれ。……すみません、偉そうに言って。」
「……いいえ、ハクアくんのおかげで目が覚めました。クラウディア、ハクアくん。各砦に指令を!黒犬兵団を倒し、この戦争にて苦しんでいるセレヌスの民全てを救います!そのためにも、まずはサングレア王国とその周辺の領地を救います!」
「セレスティン様……!はっ!承知しました!」
「おっしゃやるか!!」
クラウディアとハクアはセレスティンの指示を受けて、各砦に指令を伝える中で内通者にも注意するように伝えに向かった……。
◆◆◆
その頃、サングレア王国領地では亡命してきたエレオノーラ・ベルンがサングレア王の王妃である、ソフィアと娘と共に、城の隠し通路から外へと避難していた。
黒犬がサングレア王国領地に侵攻して来ており、さらに黒犬の侵略を手引きした大臣の手によって、サングレア王は3人を逃がすために剣を取ったが、ソフィアと娘のアイリス、そしてエレオノーラを逃がすために命を落とした。
「エレオノーラさん、娘を連れて逃げて下さい。私が身代わりになって時間を!」
「いけません!国境の町、ケアンまで逃げればまだ希望はあります!サングレア王の為にも、諦めてはならないのです!」
「……分かりました。私も最後まで諦めません!この娘と最後まで生きます!」
エレオノーラは馬小屋から馬車を用意し、ソフィアを乗せると手綱を握ってケアンまで駆けたのであったが、それが黒犬に知られ、黒犬から追っ手が迫っていたのである。
「(もしここで捕まれば、犯される……!何としても逃げ切らなくては!?)」
エレオノーラは馬を必死に走らせる。
しかし、馬よりも速い餓狼族のオス、リュカオンが馬に取り付く。
「さぁ、教祖様。大人しく馬止めな。そうすりゃあ怪我はしねぇぞ?」
「ひっ!?」
胸を鷲掴みにされ、恐怖を覚えたエレオノーラは馬車を止めてしまう。
それを見た餓狼族の狼人達が馬車を包囲すると、エレオノーラとソフィアを拘束し、エレオノーラを裸に剥く。
「良い乳してんじゃねぇか?美味そうだぜ!」
「ボス、この女2人ここで犯っちゃいましょうぜ!後でになったら順番が来るか分かんねぇ!」
「それもそうだな……!味見するくらいなら悪くねぇだろ。」
「くっ!?」
「おい、睨むのは結構だが抵抗するなよ?ガキをぶっ殺すぞ?お優しい教祖様には出来ねぇよな?」
「!?卑劣な事を……!」
エレオノーラの尻を高々と上げさせると、屹立した犬肉棒を挿入しようとするリュカオン。他の餓狼族の狼人達も目を血走らせて見ている。
挿入されそうになった時、リュカオンは鋭い殺気を感じ取り、エレオノーラから離れると、殺気の主の方を見るとそこには……。
「お前ら、死にたいのか?」
怒気と殺気を漏らしている白狼……ハクアがそこにはいた。
遅くなり、申し訳ありません。
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